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(回答先: 第19回 帝国の暗い影 ●われわれは半世紀を越えてなんとか“非戦”を貫き通した・・ 投稿者 星川淳の「屋久島インナーネット・ワーク 日時 2002 年 5 月 24 日 16:43:24)
●明るみに出されたアメリカの暗部
9.11以来、あらためてアメリカを知らなければいけないと思った。いままで慣れ親しんでいるような表層
ではない。私自身、知識も体験も人脈も、エコでピースでニューエイジな西海岸的USAに偏ってきたから、ク
リントン=ゴア政権程度なら良きにつけ悪しきにつけ実態は察しがついたけれど、子ブッシュ=チェイニー政権
となるとまったく異人種。しかし帝国中枢を彼らが牛耳る以上、真相=深層を探るしかない。
9.11後にいろいろ出てきた“事件の真相”の中から、トンデモ陰謀説をふるい落としても、まだ残る疑問
や事実がある。一部は田中宇の『仕組まれた9・11』(PHP研究所)などにも紹介されているが、調査報道
の闘士たちが命がけで明るみに出すアメリカの暗部は想像を絶するものだ。赤丸上昇中の3人について簡単に触
れておこう。
マイケル・ルパート(Michael Ruppert)。もとロサンジェルス市警の麻薬取締刑事。諜報系のエリートコ
ースを歩んでいたが、CIAによる麻薬取引の実態を告発しようとして職を追われ、徹底的な迫害を受けながら
武器・麻薬・石油・裏金融に支えられた“影のアメリカ”を暴く。CIA王国の内情に通じた立場から、民主的
な政府を人民の手に取り戻す必要性を力説。< http://www.fromthewilderness.com/ >
グレッグ・パラスト(Greg Palast)。労働運動上がりの硬派ジャーナリストとして、政治・経済・人権・環
境・社会的公正などの分野で風刺諧謔に満ちたグローバリズム批判を続ける。主流政財界の御用機関と化したア
メリカのマスコミでは場がなく、主にイギリスのBBCテレビとガーディアン紙を中心に活躍。フィナンシャル
タイムズのデヴィッド・トマス賞受賞。近著The Best Democracy Money Can Buy。<
http://www.gregpalast.com/ >
マイケル・ムーア(Michael Moore)。米国緑の党を支援する人気ドキュメンタリー映像作家。書き手とし
てもアメリカの虚飾を突く痛快ベストセラーを手がけ、9.11直前にブッシュ政権の不適格性を笑いのめした
新著Stupid White Menは、最近NYタイムズとアマゾン書店で売上げ一位を記録。体制批判が封じられたかに
見えるアメリカ国民の不信・不満の鬱積をうかがわせる。< http://www.michaelmoore.com/ >
http://www.hotwired.co.jp/ecowire/hoshikawa/020521/02.html