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(回答先: 収まらぬ与党の政府批判、対照的に大使かばう橋本派 [読売新聞] 投稿者 あっしら 日時 2002 年 5 月 17 日 14:55:26)
中国・瀋陽の亡命者連行事件をめぐる日中協議で、中国側が、北朝鮮住民5人の第三国出国の即時実行の見返りとして、「日本の同意なしに中国武装警察が5人を連行した」との日本側の主張を棚上げするよう求めていることが16日、分かった。日本側は難色を示しており、身柄問題の最終調整の焦点に浮上している。
関係者によると、武大偉・駐日中国大使は15日の竹内行夫外務次官との会談で、「同意はなかった」とする日本側の主張に強い不快感を表明したという。
この問題で日本側は、同事件が日本の主権が及ぶ総領事館で起きたことから、〈1〉5人の事情聴取による人定と亡命意思の確認〈2〉第三国出国の際の事前連絡――などの「関与」を最低条件として要求している。そのうえで、出国問題が決着しても、中国武装警察の取った行為を「領事関係に関するウィーン条約」が定める「不可侵権の侵害」として、協議を継続させたい考えだ。
これに対し、中国側は、第三国出国の決着によって、条約違反問題を含め、連行事件全体の幕引きを図りたい意向とされ、日本側による5人の事情聴取は認めない考えを主張している。
このため、日本側には、最終決着が週明け以降にずれ込むとの見方も出始めている。
(5月17日03:04)