【ソウル15日=浅野好春】韓国南部・釜山近郊の金海市で15日午前11時45分ごろ、北京発釜山・金海空港行き中国国際航空機CA129便が墜落した。同便は、ボーイング767型旅客機で、韓国航空当局筋によると、乗客155人、乗員11人が搭乗していた。
この中に日本人が含まれているかどうかは不明。地元警察・消防当局などが救出作業にあたっている。
KBS放送によると、十数人の生存者がいるとの情報もある。
韓国マスコミの報道によると、墜落地点は集合住宅の近く。事故当時、金海空港付近一帯は雨天で、視界が悪かったため、金海空港では離着陸を一時、中断していたという。
同機は、同日午前11時過ぎ、管制レーダーから消えたため、当局が捜索に乗り出した。
AP通信によると、乗客の多くは、中国から帰る韓国人観光客だったと見られる。(読売新聞)
[4月15日12時41分更新]