(回答先: 韓国・釜山近郊で中国機墜落、乗客乗員166人(読売新聞) 投稿者 えーてる 日時 2002 年 4 月 15 日 12:39:11)
中国機墜落 旋回地点錯覚か
機長 金海への飛行、5回目
韓国釜山市近郊で起きた中国国際航空機の墜落事故で、事故機は着陸のために旋回中、正常な航路を約二キロ行き過ぎ、山中に激突していたことが十六日までに分かった。事故当時、現場は強い風雨や濃霧のため、視界が悪い状態になっており、操縦士が旋回地点を錯覚したという見方が強まっている。韓国と中国の事故調査団などは、生存が確認された呉新禄機長(三一)の回復を待って事情を聴く方針。呉機長は十五日夜、地元メディアの取材に対し、機長としての経長としての経験が一年しかなく、金海国際空港への飛行も五回目だったことを明らかにした。事故原因などについては「分からない」と答えたという。韓国メディアの報道などによると、事故機は金海国際空港への着陸体勢に入った際、風向きの関係で計器による飛行が不可能になったため、操縦士が直接、目視で操縦する有視界飛行を行っていた。管制塔との交信記録によると、悪天候のため、管制官が同機に空港周辺での旋回を指示、操縦士は「最終旋回地点にいる」という交信を最後に、山に激突した。(夕刊より)