(回答先: 韓国・釜山近郊で中国機墜落、乗客乗員166人(読売新聞) 投稿者 えーてる 日時 2002 年 4 月 15 日 12:39:11)
【台北・近藤伸二】台北近郊の中正国際空港で00年10月、シンガポール航空機が離陸に失敗して炎上、日本人1人を含む83人が死亡した事故を調査していた台湾当局の飛行安全委員会は26日、報告書を発表した。機長が誤って工事中の滑走路に進入させたのが原因と断定、機長らが確認を怠った人為的ミスと結論付けている。
同機は本来、左滑走路に入るはずだったが、補修工事で閉鎖中の右滑走路に進入。離陸しようとした瞬間、滑走路上にあった工事用車両などに激突した。
シンガポール航空側は右滑走路の誘導灯が点灯するなど空港側にも問題があったと主張していたが、報告書は「誘導灯は点灯していなかった可能性が強い」と指摘。「台風による豪雨と飛行時間が迫るプレッシャーなどが機長らの判断力を低下させた」と述べた。
この事故では、那覇市の住商リース沖縄営業所主任、飯室浩泰さん(当時31歳)が犠牲となった。(毎日新聞)
[4月26日21時22分更新]