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2020年 10月 22日
【ショックだ〜。テニスの錦織圭が右肩痛のため、今週の大会の欠場を発表した。(ノ_-。)全仏の時から痛そうにしてたのだけど。フォームをちょっと変えたし。やっぱ本番の試合に出ると、負担がかかっちゃうのかな。早期回復を願うばかり!(-人-)<西岡良仁が、もう一つの250の大会で1回戦勝ちしたけどね。(^^)>
もう一つ、残念だったのが、宇野や紀平などが出る予定だったフィギュアのフランスGPが中止になっちゃったこと。(ノ_-。)・・・mewのエネルギー源が、どんどん失われて行く。_(。。)_】
* * * * *
菅政権が始まって、1ヶ月余り。今月の各社の世論調査の結果が出て来たのだけど。ご祝儀相場だった先月に比べて、内閣支持率がさほど減っていなくて、ちょっとガッカリだった。_(。。)_
今月にはいって、例の日本学術会議の任命問題もあったし。Go To キャンペーンの不備によるトラブルや不正っぽい利用法の問題なども出てたのにな〜。
<たとえば、朝日が65→53、読売新聞が74→67、共同は66.4→50.5、NHKが62→57(%)>
* * * * *
mewは、特にこの数字を見て、「やっぱ、当分、日本はダメかもな〜」と思った。
菅首相が学術会議の推薦者を任命しなかったをした件に関して・・・。
NNN・読売新聞・・・「納得できる32%、納得できない47%、答えない 21%」
朝日新聞・・・「妥当だ 31%、妥当ではない」は36%。その他・答えない33%」
たぶん、日本の一般国民は、今回の任命拒否の件が、民主主義の根幹、学問や表現の自由の侵害に当たるような重大な問題であると、とらえてはいないのだ。(-_-;)
<他社の結果も含め、菅首相の説明が不十分だという人は、5〜7割ぐらいいるんだけどね。^^;それは、モリカケ桜などでも同じことで。よくわからないけど何かありそう&逃げてる感じがるので、ちゃんと説明せよってことだもんね。>
ちなみに、Go To 政策に関しては、たとえば、NNN読売が『GoToトラベル事業の実施については「適切だ」が48%、「適切ではない」が44%』だったように、どこも賛否が拮抗している感じだった。
、
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そして、菅首相は、たぶんこの数字を見て「さほどの心配はいらない」と思ったに違いない。^^;
菅氏は2012年に出版した本にこんなことを書いていたという。
「いくらマスコミに叩かれても、国民は認めてくれる」
メディアや識者、野党がいくらまっとうな理論や感覚で批判したとしても、一般国民が(よくわからなずに?)強く反発をしなければ、「国民は認めてくれた」ということになってしまうのだ。(・・)
06〜7年の安倍一次政権の頃、菅義偉氏は総務大臣を任されていた。(・・)
この頃、「憲法改正&教育再生による美しい国づくり」「戦後レジームからの脱却」を目指していた安倍首相&仲間たちは、メディアを支配したいと考えていた。
チョット日本学術会議と共通する部分があるのだが・・・。
一般論として、公共放送は不偏不党、公正中立であるべきだと。国は放送内容に干渉、介入すべきではないと考えられている。
ところが、安倍首相らは、NHKには国のお金も支払われているのだから、必要な時には、国の要望に沿うべきだという発想をするのである。^^;<ちなみに安倍首相(当時)は、07年に超保守派の安倍応援団・古森重隆氏(富士フィルムHD会長)をNHKの経営委員長に任命して、NHKへの影響力を強めようとした。>
そして、06年11月、菅総務大臣(当時)は総務省にNHKの橋本元一会長(当時)を呼んで、北朝鮮による日本人拉致問題をNHKの短波ラジオの国際放送で「特に留意」して放送するよう命じたのである。(詳しくは*1に)
この菅大臣の行為には、マスコミからはもちろん、識者や野党からはかなりの批判が出たのであるが。
菅義偉氏は、2012年に出版した「政治家の覚悟」に関する記事に、このように書いていたとう。(Kota Hatachi / BuzzFeed20.9.14)より。
『マスコミに対する言及も多い。
総務相時代、NHKに対し、海外向けの短波ラジオ放送で拉致問題に留意するよう命じた「命令放送」をめぐっては、官僚がマスコミ批判を恐れて反対した、と当時のやりとりを回顧している。
《官僚は極端にマスコミの反応を気にするものです。マスコミを刺激して反発をよび、世論が形成されていくのを怖れるのです。(57ページ)》
この命令放送は放送法に基づいたものだったが、具体的な事項の指定は初めてだった。そのため、「放送の自由への介入」との批判も大きかった。
菅氏は「マスコミは猛反発キャンペーンを組みました」「変わらず大騒ぎ」「一斉に批判」したとして、ある新聞社には「命令大臣という烙印」を押され、「徹底してたたかれました」などと述べている。
《政治家が考慮すべきは国民の声であってマスコミの評価ではありません。いくらマスコミに叩かれても、国民は認めてくれるという確信が私にはありました。(61ページ)》
一方で、マスコミからたびたび「叩かれている」ことへの苛立ちも垣間見える。先述の更迭人事を巡り、このように振り返っている。
《彼ら(*官僚ら)が懸念していたように、マスコミからたたかれました。ある雑誌などには、ナチスドイツでプロパガンダを一手に担った人物を引き合いに出して「安倍政権のゲッペルス」などと書き立てられました。(…)マスコミはこの種の話題を面白おかしく書き立てますが、それを恐れては必要な改革は実行できません。(135〜136ページ)》』
mewの記憶では、国民はこの件を決して認めていなかったと思うのだが。<あまり関心がなかった&よく問題点がわからなかった、という感じだったかも。>たぶん、内閣支持率があまり落ちなかったのだろう。^^;
菅大臣は、問題のある行為をしてマスコミに叩かれても、国民が強く反発しなければ、その行為は「認められた」と。また、(改革にかこつけて)自分のやりたいことを進めるためには、マスコミからの批判は軽視するのである。(-"-)
少し前の記事にも書いたのだが。菅義偉氏は、以前から電波法や電波料金の話をよく持ち出している。(・・)
そして、首相になる前から、電波料金の値上げを暗にほのめかして(脅しをかけるような感じで?)、携帯電話の会社に電話料金の値下げを迫っているのだけど。
菅首相らは、TV放送にも圧力をかけて、メディア支配を強めようとしているのではないかと警戒している人たちが少なからずいる。(-_-;)
著書に関する記事には、こんな記載もあった。
『「マスコミの聖域にメス」という項目もある。ここでは、フジテレビ系列のバラエティ番組「あるある大辞典」で「やらせ」が明らかになったことをきっかけに、放送法改正の議論に乗り出した際のことを振り返っている。
この放送法改正案の要旨は「虚偽の説明により事実でない事項を事実であると誤解させるような放送」をした場合は、総務大臣が再発防止計画の提出を求めることができるようにする、というものだった。
国による放送局への介入につながると、当時は大きな批判を招いた。菅氏はこの点についても、以下のように弁明している。
《マスコミの反応は予想していた通りでした(…)私は言論の統制とか、検閲をする意思などまったくは持っていませんでしたし、報道、編集など放送内容に政治や役所が関与すべきでないことは先刻承知していました。(115ページ)》
そのうえで、さらに放送事業者の電波利用料の値上げや、NHKの受信料の値下げと義務化、さらにNHK会長の外部起用など、多岐にわたる議論に踏み込んだとも言及している。
なお、電波利用料をめぐっては、民放各社の社員の給与が高いといった実情を調べ「理論武装」していたという。そのうえで、こうも指摘している。
《マスコミは世論に大きな影響力を持っているため、政治家や官僚は、マスコミを監督するときに及び腰になりがちです。しかし、私は国民のために必要な改革であるという信念がありましたので、反対のキャンペーンや批判にも立ち向かうことができました。(121ページ)》』
* * * * *
・・・と、菅氏は、まるで自分が巨悪に立ち向かって戦ったヒーローであるかのごとく書いているのだけど。
安倍二次政権では、彼らはさらにメディアに強い影響力を及ぼしたため、逆に、マスコミが政治家や官僚を監督するときに及び腰になって。安倍政権の諸問題に対しても、まともに批判さえできなくなってしまったのだ。(-"-)
菅首相が、今、日本学術会議に対してやっていることも、同じようなことだ。まともな人が見れば、どうしたって「独立性のある機関への干渉」「学問の自由への介入」なのだが。菅氏は、それを「改革」という大義名分(口実)を用いて、自分の支配下におこうとしているわけで。
どうか国民が1日も早くそのことに気づいて、メディアと共に「おまえのやることは認められない!」と否定して欲しいと願っているmewなのである。(@_@。
THANKS
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