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ロクでなしの左翼に大金を流して操るのは闇組織や外国勢力の常套手段
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/536.html
投稿者 中川隆 日時 2021 年 3 月 22 日 06:09:38: 3bF/xW6Ehzs4I koaQ7Jey
 

(回答先: ネオコンの世界 投稿者 中川隆 日時 2021 年 1 月 26 日 14:47:16)

ロクでなしの左翼に大金を流して操るのは、闇組織や外国勢力の常套手段

ジョージ・フロイドの「圧殺死」は全米各地に木霊(こだま)し、彼の不幸な死を悼む黒人は後を絶たなかった。米国の根深い人種対立を知らない日本人だと、「たかが不逞黒人のフロイドが警官に抵抗して自業自得の発作を起こしただけなのに、どうして見ず知らずの他人があれほど騒ぐのか?」と訝しむ。
だが、人種問題で大統領選挙を操作したかった闇組織は、「全体主義反対」を掲げる極左グループの「アンティファ」を利用しようと考えた。

ロクでなしの左翼に大金を流して操るのは、闇組織や外国勢力の常套手段である。日本の60年安保闘争や70年代の新左翼運動には、ソ連工作員の資金が流れていたじゃないか。

もちろん、機動隊とぶつかっていた左翼学生は、酒を飲みながらインターナショナルを唄うくらいで、裏金については何も知らなかった。彼らは汚く伸ばした長髪とゲバ棒を片手に、「反戦平和」の闘士を気取ったり、「社会正義」の雄叫びを上げるだけ。東工大出身の菅直人や信州大出身の猪瀬直樹に訊いてみればいい。ちなみに、猪瀬は「白ヘル」で、同志社大の佐藤優(さとう・まさる)は「黒ヘル」だった。佐藤を「保守派言論人」と勘違いした新潮社や『諸君!』の元編集員は反省しろ。まぁ、KGBの工作員からすれば、「馬鹿と左翼は使いよう」という訳だ。
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68850782.html



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【超重要】ジェームズ斉藤が語るトランプ後の「認知戦争」の真実! GAFAとロスチャイルド、そしてQアノンの正しい捉え方とは?
2021.02.23
https://tocana.jp/2021/02/post_200447_entry.html

【連載:某国諜報機関関係者で一切の情報が国家機密扱いのジェームズ斉藤(@JamesSaito33)が斬る! 国際ニュース裏情報】


──ジェームズさん、しばらくどこに行かれていたんですか! 全然捕まらなくて困っていました!

ジェームズ いやいや、すいません(笑)。米国の政権がああいう形で変わったので、いろいろなところを調整する必要が出てしまったんで、ずっと動いていました。

──やっぱり、かなり変わるんですよね。

ジェームズ 変わるところもあれば変わらないところもあります。変わらないところから言えば、国防総省はトランプ政権からバイデン政権になっても一貫性は維持されます。変わる部分は対ロ政策と対中東政策です。また、バイデン政権の特徴であるLGBT関連も調整しなければ、政権内の極左が騒ぐので、そこは変わらざるを得ないでしょう。ただし、宇宙軍、サイバー軍はトランプ政権の時から軍産複合体が稼ぐ場所だったので、バイデン政権でも維持されますし、トランプ政権と違ってバイデン政権は軍産複合体とは一体ですから加速するでしょう。さらに、現政権にはもともと国防意識の高い人間が入っているので、トランプ政権の道筋を本質的には変えないようです。

──対日政策や対中政策はどうなりそうですか?

ジェームズ 対日政策は基本的にトランプ政権の撤退路線を継続です。実は、トランプ政権の撤退路線は極左のオバマ政権が始めました。オバマ時代は「アジア回帰」を打ち出し、オバマ大統領自身が東京で演説を行うなど、日本も騒ぎましたが、実は「アジアのことはアジアに任せる」という、責任放棄の戦略でした。その典型が対北の「戦略的忍耐」という「非戦略的」な戦略でした。その結果、北朝鮮のICBM能力保有を許し、日本を含む地域諸国はパニクることになりましたが、米国は北朝鮮のショボいICBMなど簡単に撃ち落とすことができるので、痛いことも痒いこともありませんでした。しかし、日本等の近隣諸国はパニくり、安倍政権の安保改正や日豪印準同盟に繋がるのでした。ここで北朝鮮のことばかり注目されて、中国の台頭を許してしまいます。オバマ政権の戦略は日本にとって「百害あって一利なし」でしたが、なんとトランプ政権にも事実上継承されます。米中対立で米中がバトっているように見えましたが、結局は「濡れ仕事」は日本等に任せ、中国の台頭を更に許してしました。バイデン政権は対中戦略でオバマ時代の対北戦略であった、「戦略的忍耐」を適応しようとしています。これで米国の「撤退」が加速します。先月の日米首脳電話会談における尖閣諸島に対する日米安保条約の適応の確認など完全に目眩しで、本質は「日本人に血を流してもらう」ことがバイデンの目的です。

──やっぱり日本にとってバイデン政権はあまりいいことないようですね。

ジェームズ そうでしょうね。しかし、トランプが素晴らしかったかといえば、そうでもないので、バイデンだけが取り立てて悪いわけでもないです。問題は日本のあり方だとは思います。日本がいまのまま、自国を省みない政策を続けていることがなにより、「いいことない」と思います。いい機会なので、お話しておきますが、いま日本の国民は新しい戦争について理解しておかなければいけないでしょう。

──新しい戦争ですか?

ジェームズ そうです。この前の大統領選挙同様、いま世界中で新しい情報戦である認知戦争が始まっています。

──認知戦争? なんですか、それは?

ジェームズ 簡単に言ってしまえば情報戦であり、情報操作なのですが、敵国国民の認知を根底からひっくり返すものです。例えば、2016年の大統領選でトランプが勝利した時、「ロシアが介入した。フェイクニュースを流した」とアメリカの諜報機関は言ってるんですが、私から言わせるとアメリカの諜報機関はロシアの意図が全然わかっていません。ロシアがアメリカに仕掛けていたのは認知戦争であってフェイクを流して混乱させたとか、そんなレベルのものではありません。だからこそ、アメリカはロシアに完全に入り込まれてしまったんですから。

──超高度な情報戦みたいなものなんですね?

ジェームズ 人間の認知、つまり目の前の情報をどのように捉えるのか、その捉え方を変えるだけです。情報戦の場合は目の前の情報を変えます。しかし、認知戦は捉え方のほうを変えてしまうので、どのような情報が目の前に来ても正しい判断ができなくなってしまうんです。

──洗脳みたいなものですか?

ジェームズ 洗脳と言っていいでしょう。しかし、それはCIAが昔やったようなMKウルトラのような薬物を使ったり、拷問したりといったことではありません。ソーシャルメディアなどを使って標的の客観現実を操作することで可能となります。例えば、2016年の大統領選ではロシアはアメリカ国民全体を標的とするため、陰謀論やフェイクニュースを、ソーシャルメディアを主に使って撒き散らしました。この時、ロシアはトランプ支持者になりすましたり、民主党支持者になりすましたり、それこそ、いろんな勢力になりすまして情報を発信していったのです。それをされたアメリカ国民は客観的現実が完全に汚染されて、何が本当なのかわからなくなってしまったんです。実際、当時、「ポスト真実」という言葉が流行りましたが、まさに情報空間がカオスになったことの証明でしょう。


──情報空間がカオスになるとどうなるんですか?

ジェームズ 具体的にはどの候補者を信頼していいのかわからない状態になってしまうので、アメリカ国民は直感を信じるようになってしまったんです。直感といえば聞こえがいいかもしれませんが、要は論理的思考ができなくなってしまったんで、感情的に候補者を決めてしまったということです。


──それで選ばれたのがトランプだったと。


ジェームズ 結果的にはそうですね。ただし、ロシア側が仕掛けていたのはアメリカの分断です。アメリカ国民の脳を情動優位にして、物事の判断を白か、黒か、どちらかにしようとしたんです。それを2016年のアメリカ大統領選挙で仕掛けることによって近年のアメリカの分断が始まっているのです。もちろん、アメリカは南北戦争の時代から分断の歴史はありました。しかし、2016年からのそれは情報空間のレベルでの分断にまでなっています。


──情報空間というのは人間の思考という意味でいいんですか?

ジェームズ そうですね。2016年からロシアが仕掛けたのは情報空間の二極化を加速させたということです。ロシアの認知戦には「反射的コントロール(reflexive control)」というものがあって、簡単に言いますと、人間の認知を徹底的に分析し、相手の意思決定サイクルに入り込むものです。このサイクルはウーダループ(OODAループ)と呼ばれるものが代表的で、少し説明すると人間には「観察(Observe)、方向付け(Orient)、決心(Decide)、実行(Act)」の流れを繰り返すループがあって、客観現実=目で見たもので意思決定をするということがわかっています。逆に言えば、目の前にあるものを操作してしまうと人間の意思決定サイクルは狂っていくんです。ロシアはこのウーダループに介入して、自分たちが意図した方向に意思決定サイクルを狂わせたんです。


──それは情報操作と何が違うんですか?

ジェームズ 情報操作を深化させて洗脳の域にまで達しているということです。昔から行われている情報操作は敵国内のプロパガンダだったんですが、いまは世界がソーシャルメディアでつながっていますよね。つながっているということはいつでもあなたの目の前にロシア、中国が介入できるということになります。


──う〜ん、でも、そんな簡単に洗脳される気がしないんですけど。

ジェームズ と思いますよね。しかし、ソーシャルメディアを見ている時、ほとんどの人が一人ですよね。決して世界とはつながっていません。それはソーシャルメディアがそう言っているだけですし、ソーシャルメディアとつながることで現実的には世界は狭まっています。実際、トランプ支持者はトランプ支持者で集まるだけです。BMLはBMLで集まるだけです。そのコミュニティの中での人間関係は広まるかもしれませんが、本当の意味での多様性はどんどん収縮しています。認知戦争はそのコミュニティを操作するんです。また、そういうコミュニティを作って誘い込んだりもします。しかも、これはロシアだけでなく、アメリカも中国も仕掛けています。もちろん、日本の国家権力もやっていますが、いま一番の問題は国家権力よりもさらに上、超国家権力が最も巧妙に仕掛けているということです。


──超国家権力?

ジェームズ GoogleやFacebookなどGAFAと呼ばれる勢力がいま代表的ですけれども、彼らがメインプレイヤーかというとそうではありません。その後ろにいる金融家たちです。具体的にはジョージ・ソロスやロックフェラー家、ロスチャイルド家といった連中です。彼らが仕掛けています。私の以前の記事で何度も紹介している、「ディープステート」もその一つの勢力です。


──確かにそんな感じは凄くしますが、彼らの目的は何なんですか? 世界を牛耳りたいんですか?

ジェームズ 彼らが考える理想の世界を作りたいんです。
──世界政府?

ジェームズ もそうでしょうけど、もっと実は単純で金儲けです。金儲けで最もいいのは世界がカオスになることです。カオスになれば、株価などが大きく変動します。これをボラティリティというのですが、資本主義はボラティリティが生まれないと儲からないのです。ですから、彼ら超国家権力はカオスさえ生み出せればいいんです。

画像は「Getty Images」より引用
──それが分断であり、パンデミックでありだと。

ジェームズ その通りです。ロシアやアメリカ、中国などの国家が仕掛ける認知戦争はまだ自国のためという大義名分があります。しかし、超国家権力はボラティリティのためだけにカオスを生み出していますから、混乱さえ起こせばいいわけです。よって、彼らが仕掛ける認知戦争はグロテスクなのです。具体的には人々の煩悩を刺激します。金とセックスを刺激されると人間は容易く堕落します。それはバイデン親子を見ればわかるでしょう。

 また、米国の極左が支配したGHQによる日本占領政策である3S政策(Screen, Sports, Sex)も、日本人「一億総白痴化」のために遂行されたもので、その結果、日本はいまや世界ナンバーワンのAV国家になってしまいました。あれは、エンターテイメントを通じた愚民化政策で、ユダヤが長年非ユダヤ(ゴイ)に対して行ってきた統治論理なのです。それがいまは世界中で行われていて、それを拡散しているのがFacebookのザッカーバーグユダヤ系が牛耳るスマホ(Smart phone)とソーシャルメディア(Social media)で、これは先の3S政策と合わせて5S政策と呼ぶほうが妥当かもしれません。これら5S政策によって全人類が「スマホ脳」に犯されていき、次はバイオテックの進化でマイクロチップを人体に埋め込まれて神経中枢を完全にコントロールする段階へと移行するでしょう。しかも、このディストピアはコロナ・パンデミックによって、かなり現実味が増しています。

──確かにそうですね。

ジェームズ 実際、いまのアメリカ大統領を見てください。金とセックスしかありません。副大統領時代から中共の傀儡になって年間10億もの金をもらい、息子のハンターも中国企業やウクライナー企業の株をいまだに手放しません。しかも、二人とも性行動が異常で、スマホで赤裸々な記録まできちんと残していましたよ(苦笑)。

──まさに、あの親子こそ「スマホ脳」に犯されていたと。

ジェームズ ですから、バイデン政権のLGBT政策は完全な認知戦争だと私はいうわけです。それによってアメリカ社会はさらに細かな分断が発生します。なにしろ、彼らはいまゲイの中でも細分化をはかっていますし、ペドも性行動のひとつだと主張する可能性まであります。(※あくまでもLGBT“政策”についての指摘です)


──最悪ですね。

ジェームズ 本当にそうです。なにしろ、ボラティリティが生み出されればいいのですから。そして、これはすでに日本にも来ています。アンティファ、BLMの日本支部ができていることはすでにご存知でしょうが、私が心配しているのはQアノンです。日本でもQアノンのデモがありましたが、あれはかなりヤバいものなのです。


──えっ、Qアノンはトランプ派だからいいんじゃないんですか?

ジェームズ いえ、その考え方がすでに認知を操作されています。だから、認知戦争は怖いのです。次回はこの話を中心に、認知戦争の恐ろしさをお伝えしたいと思います。


──えっ、いやいや、ちょっと待ってください! いきなり終わらないください! Qアノンはダメなんですか!?

ジェームズ はい。かなりヤバい組織であることが最近判明しました。というのも私、Qアノンの内部に少し入ってきたんです。ただし、いまもう時間がないので次回詳しくお話します!


──えーッ!! 一番気になるところで!

ジェームズ ごめんなさい、また連絡します!

文=ジェームズ斉藤


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トランプ好きでもQアノンを信じるな! ジェームズ斉藤が解説する「ディープステートの思惑とCIAの裏工作」
2021.02.24
https://tocana.jp/2021/02/post_200441_entry.html

【連載:某国諜報機関関係者で一切の情報が国家機密扱いのジェームズ斉藤(@JamesSaito33)が斬る! 国際ニュース裏情報】
──前回は、Qアノンは問題だと言ったところでタイムアップになりました! 一体、何が問題なんですか!? 彼らはトランプ派だったじゃないですか!? また裏切りとかがあったんですか!!

ジェームズ まあまあ落ち着いてください(笑)。何がQアノンの問題なのか? これを説明するにはまず、1月6日、議会に突入したあのデモの再検証からしたいと思います。そもそもあのデモは平和的なものだったんですよ。私も参加していましたからわかりますが、主要メディアが伝えるようなトランプ大統領が暴力を訴えたなんてことはありませんでした。また、議会に行進するまでの間も極めて穏やかなものでした。ところが、デモ隊の先頭が議会に着いた途端に例の議会突入騒動が始まってしまったんですよ。

──誰かが煽ったんですよね?

ジェームズ そうです。問題は誰が煽ったのかで、4つのグループに分けることができます。1つは極左、2つ目は極右、3つ目はエスタブリッシュメントのエージェント、そして最後は、煽られたトランプ支持者です。極左というのはアンティファやBLMですね。これらは金融家などの超国家勢力にコントロールされた反対勢力です。トカナではいま新CIA左派と呼んでいますが、ジョージ・ソロスとか左派の富豪の支援を受けています。実は私のところにも一時期アンティファに入らないかというリクルートがきました。

──えっ、そうだったんですか!? 

ジェームズ はい。その時は週給2000ドルのオファーでした。なにをするのかというと鉄パイプや金属バットを持って道に停まっている車や店の窓ガラスを破壊するんです。それで一ヶ月8000ドル。1ドル100円で換算する80万円ですよ。ですから、超国家勢力のソロスたちはそのぐらい金をばら撒まいています。そうやってアンティファたちが活発に暴れまわり、現実がカオスになると、ボラティリティ(株価の値動きの幅)が高まるんです。それでソロスたちは儲けているんです。

──その超国家勢力に操られている極左たちが、あのデモ隊の中にいたんですよね?

ジェームズ はい。彼らが最初に議会に突入しました。それがきっかけであんな騒動になったのですが、ここで考えなければいけないのは、そもそも彼らはどこの段階で極左になったのか?なんです。

──どこなんですか?

ジェームズ 実はアメリカの高校とか大学には極左の学生サークルがいっぱいあるんですよ。もちろん、それは極左と名乗ってはいません。平和や反差別といったことを前面に押し出して人々を勧誘します。しかし、その中身はドラッグに耽る素行の悪い連中で、そんな輩を洗脳するなど簡単です。こういったサークルに何年もいると、次第に快楽に耽ることばかりを考える、自分でモノを考えないゾンビのような人間になっていきます。生活のすべてをデモのために尽くすとか、そういうふうになってしまうんですよ。そういう人たちを私は何度も見てきました。普通の生活が彼らはできないんです。ですから、極左はゾンビなんですよ。デモの時も「ペンスを殺せ」と叫んだりしていたのはほとんどが極左でした。

──つまり、アンティファやBLMは何年も前から時間をかけて洗脳されてきた人たちなんですね。

ジェームズ そうです。たぶん、15年ぐらい前からの東側の工作が進んでいます。彼らは徹底的に煩悩を刺激されてゾンビ化した輩で、堕落しきった人間です。なにしろ、デモを画策したり、街の破壊をするだけで金が貰える生活をずっとしてきたのですから。沖縄なんかで活動している極左も大抵この類です。彼らは実働部隊として動かしやすい人間たちなんです。一方、極右も実働部隊になります。典型的なのがミリシャで、武装した市民、愛国者ですね。彼らも議会に突っ込んでいきましたが、彼らの場合はゾンビではありません。自国民が自国を大切にするのは当たり前ですから。ただし、彼らは、思想が極端なので、議会に突っ込んでいくんですよ。なので犯罪者なんですが、認知戦争的にはあまり問題ではありません。

──愛国的犯罪はOKと(笑)。

ジェームズ この場合はですが(笑)。そして、3番目がエスタブリッシュメントのエージェント。これは認知戦争を仕掛ける側です。彼らもゾンビではありません。明確なミッションをもって、トランプ支持者になりすまして、デモ隊を議会に誘導して突っ込ませるんですよ。事実、警察やFBIのアンダーカバーなどがデモ隊にまぎれてたくさんいました。知り合いなので、すぐにわかりました。


──この3つがデモを破壊活動に変えてしまったんですね。ということは、4つ目の煽られたトランプ支持者はいわば犠牲者ですよね。

ジェームズ まあ、犠牲者といえば犠牲者かもしれませんが、私は一番の問題だったのが彼らだと思っています。煽られたトランプ支持者つまりQアノンたちこそが今回の認知戦によってゾンビ化されてしまったんです。例えば、角がついた兜を被って議会に突っ込んで有名になったQシャーマンなんかは認知戦で思考がメチャクチャになってゾンビ化してしまったんですよ。それで議会に突っ込んでいったんです。

──えっ!? でも、彼らはアンティファやBLMに煽られて議会まで入っていってしまったわけですよね。うかつだったとはいえ、それが一番の問題とは思えないんですが。

ジェームズ いえ、彼らこそ、典型的なコントロールされた反対勢力なんです。Qアノン支持者っていま世界中にいますよね、アメリカだけでなく、日本にも。彼らは陰謀論を主体にしたQアノンの匿名掲示板Qポストにアクセスすることでのめり込んでいくんですが、いまはトランプの再選を待つということになっています。

──おとなしく待っていますよ。

ジェームズ いえ、その思考はそもそもイスラム国やアルカイダがイスラム教徒に仕掛けるような認知戦争と同じ構図です。救世主の到来を待ち、到来とともに再び過激な活動を始めてしまうでしょう。つまり、Qアノン・ムーブメントは過激主義者を養成しているんです。人間の思考を揺さぶってゾンビ化し、特定の勢力のコントロール下に置くんですね。

──う〜ん、それはそうかもしれませんが、Qアノンってマイケル・フリン中将がトップだとか、バックだとか言われていたじゃないですか。それはどうなんですか?

ジェームズ Qアノンをコントロールしているのは軍事インテリジェンスだとずっと言われてきました。しかし、今回、私はQアノン・ムーブメントに少し入って調査してきていろいろわかったんですよ。

──あっ、そうです! それが聞きたかったんですよ、実際、どうだったんですか!

ジェームズ そこで明らかになったのはディープステート側のオペレーションの可能性が十分にあるということです。Qアノンの最大の問題点は匿名性にあり、ディープステートが簡単に乗っ取ることができます。軍事インテリジェンスや特殊部隊OBの有志がQアノンにある程度関わったことは事実のようですが、実際の運用は終末論を基礎としたカルト組織でCIA左派に乗っ取られていたんです。

──そうだったんですか!

ジェームズ 実際、カルト組織の結成や運営はCIAの裏工作での十八番で、ヒッピー運動や朝鮮系カルト宗教の統一教会もCIAが作り出したものです。中でも特筆すべきが、CIA左派は2011年にソーシャルメディアを利用して中東に認知戦争を仕掛け、「アラブの春」を起こしました。Qアノンの運営手法を見てみると、完全にアラブの春の焼き直しです。

 アラブの春はCIA左派とGAFAが結託して実現しました。QアノンもGAFAが「看過」していたからこそ人気が出たわけですよ。インテリジェンス的には、この「看過」するという行為は、ただ気づいていないだけでなく、「防諜(カウンターインテリジェンス)的な意味を持ちます。つまり、「泳がせていた」ということです。

 あの1月6日の議会突入デモを境に、Qアノン弾圧が始まりましたが、これが完全な自作自演であった証拠です。つまり、Qアノンが用済みとなり、ディープステートに「ポイ捨て」されたということです。そして、Qアノン弾圧は「防諜(カウンターインテリジェンス)」から「対テロ(カウンターテロリズム)」に焦点が変わったことを意味し、テロを口実に憲法上の権利を停止できることになります。もちろん、バイデン政権にQアノンの主謀者と見做されている、トランプ大統領を「国内テロリスト」と断罪し、2024年の大統領選出馬阻止のため、公民権剥奪を狙ったものです。ですから、Qアノンは完全なフェイクだったんです。

 断言しますが、Qアノン・ムーブメントは本当に気をつけないといけません。日本の人々もトランプが好きだからと言って軽はずみにQアノン・ムーブメントには乗っからないでください。これは完全な超国家勢力による認知戦争ですから、その犠牲者にはなってほしくないんです。

 そもそもデモというのは自発的なものなどひとつもありません。なんらかの勢力、特に超国家勢力が裏で動かしている場合が多いんです。ですから、日本でもデモに参加する時は凄く気をつけないといけません。といっても、日本のQアノンのデモは前述の統一教会や同じく朝鮮系のカルト宗教の幸福の科学がバックに存在し、普通の日本人なら関わらないと思いますが(笑)。いずれにせよ、簡単にその場の雰囲気に煽られてとんでもない行動をしてしまうことがあるんです。実際アメリカではその場で煽られて議会に突っ込んでいった素朴なトランプ支持者たちが出現したわけですから。彼らは本気で、その行動が正しいと思ってしまったんです。しかし、議会に突入して無事に済むわけがありません。通常であれば、そのぐらいの判断は誰でもつきます。しかし、あの熱狂が正常の判断をなくさせるんです。

 トランプ好きだからといってQアノンを信じてしまうとこれもゾンビ化なんです。日本でQアノンのデモが行われているということは日本人もすでにゾンビ化している人がいっぱいいるということです。なので、皆さんは認知戦争が毎日毎秒行われていることを常に認識し、慎重に動いてください。

文=ジェームズ斉藤  

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コメント
1. 2021年3月22日 06:15:38 : X81eBtetkw : cmZoNHAzcUppeHc=[4] 報告
右翼・左翼の対立を使った分割統治政策 _ 左翼運動・マルクス主義運動は国際金融資本が資金提供していた
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/296.html

欧米人が植民地経営の方法として洗練させていった分割統治政策とは
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/297.html

左翼の本質は思想ではなく「タカリ」という生き方
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/671.html

若松孝二 実録・連合赤軍 あさま山荘への道程 (2007年) _ 1970年代はこういう時代だった
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/287.html

重信房子、北朝鮮、オウム真理教の深い関係
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/300.html

2. 2021年3月22日 19:47:43 : 4D3OjxhHhg : TEswdkdERG1YZ0E=[454] 報告
ちょっと弱いね、
Q、Qアノンの本質を理解していないね
トロツキスト学生暴力集団は共産党を叩く、ポリティカル コレクトネス運動だという事を米国にいたなら、論じないといけないね。
つまり、学園の官僚支配とレベルて低下だね。
米国革命、第二独立戦争最中だが、ベースは1871年の米国株式会社化だよ、この年にパリ―コミューンの虐殺があったね。フランス革命(ブルジョアの封建制打破)、イルミナテイ創設、米国独立、人権の米英の発見はほぼ同時期だね、
フランスは1830年、48年革命それからルイボナパルトのクーデタ、それから内乱、1871年のパリコミューンの失敗、
マルクス、フランスの階級闘争、ルイボナパルトブリュメールの18日(初版は米国)フランスの内乱(原文英語)の三部作を書き、1848年共産党宣言初版でこの年パリを追放されたね。
米国革命の本質はこれをらをよく読まないと分からないね。
米エリートと軍幹部はよく勉強しているよ。
盆暗日本人がんばれ。
3. 2021年4月21日 19:35:14 : ylEBUtUi6E : cUlhL2NwQ0FoSG8=[33] 報告
 Qアノン、極右妄想主義について
2021年04月21日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1470.html

 「Qアノン」という言葉を初めて聞いたのは、たぶん一昨年末あたりだと思うが、トランプ支持層の共和党リバタリアンの間に拡散していったようだ。
 それが、なぜだが、回り回って日本でも支持者を拡げている。
 https://www.at-s.com/news/article/topics/national/846048.html

 私個人は、妄想(空想)小説の域を出ない、この種の議論に関心はなかったのだが、私のブログを掲載してくれていた「大摩邇」http://blog.livedoor.jp/genkimaru1/ に紹介されている主要ブログ、Ghost Riponの屋形・indeep・桜の木になろう・さいはてメモ帳・donなんてあたりで、ほぼQアノンに強い影響を受けたと思われる主張がなされ、さらに私の古い友人からも、Qアノンによる陰謀論を真剣に私に伝える人が出てきて、いつか、ブログに取り上げる必要を感じていた。

 Qアノンとは何か? とりあえずウィキの説明を見てみよう。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/Q%E3%82%A2%E3%83%8E%E3%83%B3

 【Qアノンは、信用されていないアメリカの極右の陰謀論である。
 世界規模の児童売春組織を運営している悪魔崇拝者・小児性愛者・人肉嗜食者の秘密結社が存在し、ドナルド・トランプはその秘密結社と戦っている英雄であるとされており、神に遣わされた救世主として信奉者に崇拝されている。】

 あんまり馬鹿馬鹿しいので、これ以上の引用は避けるが、日本では、Qアノンの正体を、米国海軍情報局(NCIS)であると信じている人が多いようだ。
 先の、スエズ運河座礁封鎖事件で、「エバーギブン号」が積載しているコンテナには、数百人にのぼる誘拐人身売買された子供たちが乗っていて、これをNCISが救出したとの情報がまことしやかに流されている。
http://blog.livedoor.jp/genkimaru1/archives/2173995.html#more

 http://ab5730.blog.fc2.com/blog-entry-3967.html

 これについては、私は、ネット上の取材内容に目をこらし、エバーギブン関連の情報を集めてみたが、子供たちの誘拐を示す、いかなる情報も得られなかった。これは、あまりにも漫画チックなガセネタである。

 Qアノンとドナルド・トランプ支持者は完全に一致している。つまり、その正体は、共和党リバタリアンの情報操作(攪乱)機関であり、それはCIAとモサドである。
 結局、トランプの再選を狙って、CIAとモサドが、共和党の白人優位主義者を扇動するために妄想ドラマであり、政治的な意味は、「グレーターイスラエル計画」における、イスラム国の残虐な大暴れや、ベイルート大爆発が、モサド・CIAの計画であったことを隠蔽する目的だったのではないかと推測した。

 「グレーターイスラエル」とは、神に選ばれたユダヤ人に与えられた土地=旧約聖書における「約束の地」を実現するための、シオニストによる信じられないような陰謀である。
 それは、911テロ自作自演・イスラム国によるシリアの壊滅・ベイルート大爆発によるレバノンの崩壊など、まるでハリウッドの壮大なアクション映画を地で行くような恐ろしい事件を次々に起こしている世界史的陰謀工作である。

 この巨大で恐ろしすぎる企みを理解する人々がネット上に増えてきたことをシオニストが警戒し、Qアノンのような「子供だましの軽薄な陰謀論」にすり替えて、人々の疑念を掃き出そうとしているように思える。
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1211.html

 大摩邇が取り上げている Ghost Riponの屋形・indeep・桜の木になろう・さいはてメモ帳・donなんてブログに共通する主張は、心底からびっくりするものだ。(これらのサイトは幸福の科学がやってるかもしれない)
 10年くらい前までは、これらのサイトは、なかなか見応えのある内容で、私もファンだったのだが、いつのまにか、我々の感覚から遠く離れた非現実的な妄想ばかり取り上げるようになった。
 特にIndeepは、フクイチ事故の被曝被害は存在しないと書いたことで、その瞬間、永久に読まないと決意したものだ。

 コロナ禍は陰謀である。新型コロナウイルスは架空の存在であり、現実には存在しない。ワクチンは人々を殺すための人体実験であり、マスクや都市封鎖にも何の効果もない。
 PCR検査はインチキ、やっても無意味。新型コロナによる被害も架空の情報にすぎない、なんて書かれていて、これを見て、私は、こんな連中と一緒に掲載されたくないと大摩邇に自分のブログの掲載拒否を伝えた。

 そもそも、「コロナ禍は存在しない、それは、タダの風邪にすぎない」と、昨年の今頃、トランプや ボルソナールが力説して、対策を拒否し、おかげでアメリカやブラジルに世界最大級の犠牲者が出ているわけだが、現在は、二人とも自分が罹患してから、対策を容認するようになった。
 おそらく、この二人の大統領も、Qアノンの主張を真に受けていたのだろう。

 確かにワクチンについては、たくさんの疑念が払拭されておらず、私も接種を断るつもりだが、新型コロナウイルスに関しては、ゲノム解析や電子写真など、もしこれを虚構と決めつけたなら、現在の科学的到達点のほぼすべてを虚構と決めつけることになり、残るのは宗教的妄想だけだ。
 トランプもボルソナールも「地球平板協会」を否定していないので、そのレベルの知的水準ということだ。

 アメリカには、地球平板協会はじめ、18世紀の迷信や魔女狩り、人種的優位思想などを妄信している超保守グループがたくさんいて、ほとんどは共和党リバタリアンだ。
 ちょうど日本の戦後「勝ち組」と同じで、絶対に他人の言葉に耳を貸さず、真実を伝える情報も「すべてウソ」と決めつけ、自分の信奉する妄想に邁進する人々だ。
 共和党リバタリアンの思想は、キリスト教プロテスタントの「福音派」に重なっている。彼らこそ「シオニズム」の最大級の支持団体なのだ。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%82%AA%E3%83%8B%E3%82%BA%E3%83%A0

 イスラエルという国、ユダヤ人の暴虐は福音派の支援によっていて、アメリカがイスラエルを異常に持ち上げる理由も、同じシオニストだからだ。
 911テロも、イスラム国も、背後にはイスラエルだけでなくアメリカもいる。アメリカなくしてイスラエルは存在できず、グレーターイスラエル計画もまた同じなのだ。
 こんなシオニズムの思想から、Qアノンが登場していると私は思う。それは、Qアノンの最終目的が、トランプ政権の存続であったことからもよく分かる。

 法輪功の大紀元時報 https://www.epochtimes.jp/p/index.html や新唐人テレビ https://www.ntdtv.jp/ もまた、トランプ政権を宗教的に崇めてきた。
 これは、このメディアがCIAによってコントロールされていることを示すものだった。
 だから、基本的にQアノンの主張を否定していない。

 トランプ敗北後、Qアノンの予言は次々に破綻し、離れる人々が相次いでいるとの情報がある。
 https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/02/q34.php

 最初から、まともな科学的判断力を持っていた人には相手にされなかったが、予言が外れ続けることで、宗教的妄想に洗脳されていた人々にも離反が相次いでいる。
 だが、日本国内で、トランプ支持デモを行った人々は、今何を考えているのだろう。彼らは、新型コロナも虚構にすぎないと、今でも信じているのだろうか?
 以下に、藤倉氏による、とても興味深い記事があるので転載する。

 日本で繰り返されるトランプ応援デモの主催者・参加者はどんな人々なのか 2020/12/30
 https://news.yahoo.co.jp/articles/d845e148b43c21094217523edb6fae3bb5088f35

 バイデン氏当確以降も日本で繰り返されるトランプ応援デモ
「トランプ米大統領支援集会・デモ実行委員会」によるデモ(11月29日)

 アメリカ大統領選挙では、12月14日にバイデン氏が正式に過半数の選挙人を獲得し、事実上、当選確実となった。1月6日に連邦議会で投票結果の承認が行われ、バイデン氏が大統領に就任することになる。

 しかしそれでもなお、トランプ大統領を支持するデモが繰り返されている。しかも日本で。いったい、どのような人々なのだろう。 

 統一教会分派が関わる団体の官邸前集会

 以前本サイトでリポートした首相官邸前でのトランプ支持集会があったのは、11月15日。主催団体の中には、統一教会(現正式名称は世界平和統一家庭連合だが、便宜上「統一教会」と呼ぶ)の分派であるサンクチュアリ協会の関係者が関わっていた。うち一人は、日本統一教会の会長を歴任した江利川安栄氏(現・サンクチュアリ協会会長)だ。

 この集会では、「JAPAN LOVES TRUMP」「不正開票を許さない! STOP STEAL」などのプラカードを掲げた12人の集団が、「中国共産党を終焉させることができるリーダーはトランプ大統領しかいません」などと演説した。

 同様の集会は12月24日にも首相官邸前で行われている。実質的にサンクチュアリ協会による集会だったのか、他の宗教勢力や保守団体との混成なのかはわからなかった。中国系・韓国系とおぼしきアジア系の参加者が目立ったが、それが法輪功等の関係者なのか、サンクチュアリ協会(韓国日本部を置く統一教会からの分派なので、韓国系の人がいても何ら不思議はない)関係者なのかはわからない。 

 幸福の科学信者によるデモ行進

 11月25日には、日比谷公園から銀座まで、幸福の科学信者たちによるトランプ支持のデモ行進と、数寄屋橋交差点付近での演説が行われた。見たところ300人ほどだろうか、幸福の科学信者が中心と思われる参加者たちがシュプレヒコールを上げた。

「トランプ大統領再選を応援しよう!」
「アメリカ大統領線の不正選挙は民主主義の崩壊だ!」
「トランプ大統領は立派な大統領だ!」
「日本もトランプ大統領とともに世界の繁栄を目指そう!」

 主催団体である「チェンジジャパン日本を変えよう」の連絡窓口として氏名を公表している古山貴朗氏は、幸福の科学信者であることを公言している。「チェンジジャパン」の公式ツイッターアカウントは、幸福の科学の「経典セミナー」の宣伝も行っており、幸福の科学との関係を隠さない。

 デモ隊の先頭には、幸福実現党外務局長・及川幸久氏と幸福の科学職員である与国秀行氏も立ち、デモ後の街頭演説でもマイクを握った。

 「私達日本人、あるいはアメリカの人々が戦っているのは、まさに最後の聖戦であることを知っていただきたいんです。コロナの問題もあります。この闘いから逃げることはもう誰にもできない。マスクをしてコロナと闘うか、違った角度からコロナと闘うか。様々な闘いはあれども、コロナとの闘いからもはや人類は逃げることはできない。そしてそういった中で、アメリカでトランプが今ディープステートと闘っている。私達日本人もまた闘わなければならないときに来ています」(与国氏の演説)

 12月23日にも再び行われたデモ

 この後、前述の通り12月14日にバイデン氏の当選が事実上確実となった。それでもなお12月23日に、同じ団体が同じルートで同趣旨のデモ行進を行い、数寄屋橋で演説をした。この時は、目算で400〜500人はいようかという参加者が集まった。今回も及川氏・与国氏が参加した。

 法輪功がデモ隊の周りでトランプを支援する記事を掲載した新聞を配り、デモ参加者もそれを受け取って掲げながら行進した。デモ隊の中にはレイシストによるヘイトスピーチ街宣などにも参加している活動家氏の姿もあった。
 11月25日のデモに比べて、信者以外の人々も加わったり便乗したりしていたように見える。

 このデモは幸福の科学や幸福実現党の公式活動ではない。あくまでも、信者たちによる「チェンジジャパン」の主催だ。なぜそのような形態を取るのか、デモ現場で与国氏に尋ねたが、明確な答えは得られなかった。

 しかし偽装デモかというと、そうでもない。デモ前の挨拶では、「チェンジジャパン」の古山氏も含めて、幸福の科学の信者であることをその場で明かしていた。12月23日のデモの出発前には、トランプ大統領のために祈りを捧げる時間まで作っていた。

 国際色豊かな大規模デモ

 11月25日の幸福の科学信者によるデモの際、主催者に「29日にこののぼりを持ってきてよ」と声をかけている人物がいた。29日にデモを予定している別団体の関係者のようだ。
 そのデモは、同じく日比谷公園からスタートし、幸福の科学信者たちのデモより長距離を歩き丸の内まで続いた。

「アメリカ大統領選挙は善と悪の闘いだ!」
「闘いはこれからだ!」
「米国大統領選挙、勝者はトランプだ! バイデンではない!」
「メディアは偏向報道をやめろ!」
「不正選挙は民主主義を破壊する重大犯罪だ」
「中国の驚異から日本とアジアを守ろう!」
「Take down CCP (中国共産党を倒せ)」
「We Love Trump!」
「Make America great again!」
「Make Japan great again!」

 幸福の科学信者によるデモよりはるかに多い。1000人はいそうだ。
 25日のデモにいた幸福の科学信者らしき人々もいた。そのうちの1人は、幸福の科学信者によるデモのときと同じトランプ大統領の顔をしたマスクを被ったコスプレ姿。ラジカセでヴィレッジ・ピープルの『Y.M.C.A.』をかけながら踊っていた。

 トランプ大統領はLGBTの権利の実現には逆行する立場で、幸福の科学もLGBTに寛容とは言い難い。それが、ゲイをテーマにした音楽で踊っているのである。
 沿道では法輪功が複数種類の新聞を配り、大紀元など法輪功系のメディアも複数種類が取材に来ていた。何割程度かはっきりわからないが、中国系とおぼしき参加者も多かった。参加者たちが交わす私語の中に中国語が目立った。韓国旗を背負ってカメラを回す人もいた。南ベトナムの旗を掲げるベトナム人もいた。

 とにかく参加者が多様で賑やかな雰囲気だ。そしてここにも、前出のヘイトスピーチ活動家氏の姿があった。

 聖書の中の「Trump」の文字が登場する一節を引いた横断幕

 新約聖書の言葉を印刷した横断幕を持つ一群もいた。なぜ聖書の言葉を掲げているのか尋ねた。
「聖書にトランプという言葉が登場している。トランプの登場が聖書で予言されていたので、その部分を引用しています」
 横断幕にはこう書かれていた。

〈主ご自身が天使のかしらの声と神のラッパの鳴り響くうちに、合図の声で、天から下ってこられる。その時、キリストにあって死んだ人々が、まず最初によみがえり… 「テサロニケ4章16節」〉

 ここに登場する「神のラッパ(the Trump of God)」が、トランプ大統領のことなのだそうだ。神のラッパって、人類滅亡(天変地異)の合図じゃないですか?とツッコミを入れると、こんな返事。

「それは黙示録ですね。ここで引用しているのは聖書の別の部分です」
 だとしても、聖書の言葉を掲げるとは、宗教団体なのだろうか。
「主催者から渡されたのを持っているだけなので、私達にはわからない」(参加者)

新中国連邦という新勢力

 デモ隊の中に、青地に金の星をたくさんあしらった見慣れない旗を持つ一群があった。「新中国連邦」という団体の旗だという。

 新中国連邦は中国からアメリカに亡命した実業家・郭文貴氏とトランプ大統領の元側近(元首席戦略官)のスティーブ・バノン氏が呼びかけて設立された団体。中国共産党による専制支配を打倒し新たな国家を建設することを目指しているようだ。公式サイトには、日本にも下部組織があることが書かれている。
 このデモのシュプレヒコールが「反中国共産党」を全面に押し出していることや、中国系の参加者が多かったのは、もしかしたら新中国連邦の関係かもしれない。

 デモが終着点の丸の内に着くと、参加者たちがアメリカ国旗やプラカードなどを主催者に返却して解散。この光景から、大規模なデモ隊が掲げていた旗、プラカード、のぼり、横断幕の多くは、主催者が用意して参加者に貸し出していたものだとわかる。

 主催団体は、「トランプ米大統領支援集会・デモ実行委員会」。新中国連邦との関係はわからないが、新中国連邦の旗は主催者による回収場所から少し離れた一角で回収されていた。しかしデモ中、先導車の運転手は新中国連邦の旗を片手に運転をしていた。主催団体とそれなりに近いところに、新中国連邦が関わっていることは間違いなさそうだ。

 「トランプ米大統領支援集会・デモ実行委員会」も幸福の科学信者たちと同様に、バイデン氏の当選が事実上確実となった後の12月20日にも大阪でデモ行進を行っている。こちらは残念ながら取材に行くことができなかったが、YouTubeなどで見る限り、新中国連邦の旗は見当たらなかった。代わりに、東京でのデモに比べて韓国旗や内モンゴル旗が多かった。

 シュプレヒコールは東京でのデモと同じ。トランプ氏支持と同時に、反中国共産党を前面に出したものだった。

QアノンならぬJアノン?

 アメリカでは、アメリカ政府が悪魔崇拝者や小児性愛者の秘密結社によって支配されており、その勢力と戦っているのがトランプ大統領であるとする陰謀論者たちがおり、その陰謀論は「Qアノン」と呼ばれる。

 日本では最近、Twitter上などで、日本でアメリカ大統領戦の不正などを主張するトランプ支持者などを「Jアノン」と呼ぶ人々もいる。本記事の幸福の科学の部分で触れた街頭演説の内容にも「ディープステート(影の政府)と戦うトランプ大統領」というたぐいの主張が見られた。アメリカ大統領選挙の結果を不正によるものとする主張も陰謀論的に思える。

 ただ、Jアノンと評される日本のトランプ応援デモでは、アメリカ国内の情勢にまつわる陰謀論より「反中国共産党」という共通点の方が強い印象だ。幸福の科学信者のトランプ応援デモは直接中国共産党批判をする内容ではなかったが、幸福の科学や幸福実現党はもともと中国や北朝鮮の脅威を理由に日本の国防強化を謳い核武装も主張してきた。

 そしてJアノンはやたらと顔ぶれが多様だ。幸福の科学信者もいれば統一教会分派がらみの団体もいる。日本のヘイトスピーチ活動家もいた。外国人とおぼしき参加者の割合が高いデモや集会もある。

 Qアノンはアメリカの極右勢力の一つとして扱われるが、Jアノンは必ずしも「日本のナショナリズム」とは限らない。「反中国共産党」という一致点に、様々な立場の人々が集っている(もしかしたら本家アメリカのQアノンも実態は似たようなものだったりするのかもしれないが)。

 加えて、幸福の科学信者のデモに関して言えば、バイデン氏の当選が事実上確定した後の方が参加者数が多かった。「トランプ米大統領支援集会・デモ実行委員会」によるデモについても同様だったかのようなTwitter投稿が、参加者によってなされていた。様々な団体・勢力間の交流や便乗が進んでいるのではないか。

 幸福の科学信者のデモは、米連邦議会で選挙人による投票結果の承認が行われる1月6日にも都内で開催されるという。新中国連邦も、今年できたばかりの団体だけに、様々な活動や連携を模索していくだろう。

 Jアノン的な運動が、バイデン氏が大統領に就任した後にも尾を引くか、あるいは混沌とした顔ぶれのまま「反中国共産党運動」として継続しそうな気配も感じる。幸福の科学信者の演説では、日本の選挙でも不正が行われているとする「ムサシ陰謀論」にも言及されていた。Jアノンが日本版陰謀論と合体してしまう可能性も頭をよぎる。

 むしろバイデン氏が大統領に就任し大統領選が決着した後の方が、Jアノンはややこしい「発展」を見せるのかもしれない。
**********************************************************
 引用以上

 さすが、日刊カルト新聞の藤倉善郎氏だ。ほぼ完璧に語り尽くされている。
 要するに、日本のトランプ支持者、Qアノン支持者の正体は、統一教会と幸福の科学だったのだ。

 Qアノンが、CIAによって作り出された虚構であるとすれば、統一教会も幸福の科学も、噂通りCIAの下部機関であることが、よく分かる。
 冒頭に掲げた、大摩邇が転載しているブログも、実は、CIAによってコントロールされていると考えるべきだろう。
 だから私は、大摩邇に転載を外してもらったのだ。

 統一教会と幸福の科学が存続しているかぎり、Qアノン軽薄陰謀論も生き残ってゆくだろう。我々は、ますます真実を見抜く目を鍛えなければならない。
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1470.html

4. 2021年6月05日 08:57:12 : G3Hqt2fLQw : RTV5dkcvQ2NLV2s=[12] 報告
【ゆっくり解説】世界一わかりやすい右翼・左翼の分類特徴解説講座
2021/06/04



5. 中川隆[-17302] koaQ7Jey 2021年8月11日 07:26:17 : Byxbbc4XKU : WE51OVA5THEuZlU=[6] 報告
僕は今の日本社会を見ていて、正直「怖い」と思うのは、人々がしだいに「不寛容」になっているような気がすることです。
 言葉が尖っているのです。うかつに触れるとすぐに皮膚が切り裂かれて、傷が残るような「尖った言葉」が行き交っている。だから、傷つけられることを警戒して、みんな身を固くしている。あるいは、自分の言葉の切れ味がどれくらいよいか知ろうとして、「刃」に指を当てて、嗜虐的な気分になっている。

 そういう「尖った言葉」が行き交っている。外から見ると、あるいはスマートで知的なやりとりが行われているように見えるのかも知れません。でも、僕はそういう言葉がいくら大量に行き交い、蓄積しても、それが日本人全体の集団としてのパフォーマンスが向上することには結びつかないと思います。

 僕はものごとの適否を「それをすることによって、集団として生きる知恵を力が高まるか?」ということを基準にして判断しています。もちろん、その言明が「正しいか正しくないか」ということを知るのもたいせつですけれど、僕はそれ以上に「それを言うことによって、あなたはどのような『よきもの』をもたらしたいのか?」ということが気になるのです。言っている言葉の内容は非の打ち所がないけれど、その言葉が口にされ、耳にされ、皮膚の中に浸み込むことによって、周りの人たちの生きる意欲が失せ、知恵が回らなくなるのだとしたら、その言葉を発する人にはそれについての「加害責任」を感じて欲しい。

 よく考えてみたら、それは僕がずいぶん昔からずっと言ってきたことでした。
 若い頃は左翼の言葉づかいに対して、そのような不満を感じていました。「革命をめざす」といっている人たちがお互いに相手について「はしなくも階級意識の欠如を露呈し」とか「嗤うべきプチブル性」とかいう非難を投げ合っていたからです。正直言って、そんなことをいくらやっても得るところはほとんどないんじゃないかと思っていました。というのは、そうやって「革命闘争を担う資格を持つ人」の条件を厳しくすればするほど「革命の主体」の頭数は減るだけだからです。「世の中をよりよいものにしよう」と願う資格のある人間の条件を厳密化することによって、この人たちはどうやって世の中をよくする気なんだろうと思っていました。

 同じことは、そのあとフェミニズムやポストモダニズムにも感じたことです。今度は「はしなくも性差別意識を露呈し」とか「はしなくも植民地主義者の加害者意識に気づくこともなく」というふうに表現は変わりましたけれども、それでも「真に差別され、徹底的に疎外された人間だけがシステムを批判する権利を持つ(それ以外の人間はすべて無意識のうちに差別し、疎外する側に加担している)」ということになると、すてきに切れ味はいいテーゼではあるのですけれども、これもやっぱり、徹底すればするほど「世の中を少しでも住みやすくする」事業の仲間の頭数を減らす結果になる。
http://blog.tatsuru.com/2021/08/02_0935.html

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