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アメリカ人の家計は火の車だった のしかかる住宅、医療、教育費
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/964.html
投稿者 中川隆 日時 2020 年 7 月 18 日 19:00:25: 3bF/xW6Ehzs4I koaQ7Jey
 

(回答先: アメリカの闇 政治を金で買う超富裕層 投稿者 中川隆 日時 2020 年 3 月 23 日 17:37:11)


2020年07月18日
アメリカ人の家計は火の車だった のしかかる住宅、医療、教育費

平均的なアメリカ人が一戸建てを買えたのは50年も前の話

引用:http://blog-imgs-54.fc2.com/g/l/o/globalproperty/MP900442184.jpg

アメリカ白人の苦悩

アメリカでは最近低学歴層や低所得層(ほとんど同じ意味だが)の寿命が短くなっている。

他の先進国や新興国ですらこうした数字は改善方向に向かっているが、アメリカでは逆に悪化している。

特に深刻なのが白人の低学歴化、低収入層の短寿命化で、この20年ほどで急激に悪化していた。


NT紙によると高卒白人中年が年間になくなる確率は1999年から2014年までに、約3倍に上昇している。

では白人以外の人種はどうかというと、黒人の場合は最初からかなり高く、白人との比較では現在も高い。

ヒスパニック系中年が年間になくなる確率は白人や黒人よりもかなり低く、白人中年だけが悪化し続けていた。


白人の生存条件が急激に悪化するような変化が、この20年間でアメリカに起きているのを意味している。

高卒白人中年とわざわざ書いたのはアメリカでは高卒と大卒で社会が断絶しているからで、生涯収入で2倍から3倍の差がある。

アメリカの大卒は日本の大卒より高収入だが、アメリカの高卒は日本の高卒の半分以下の生涯収入だとされている。


高卒だと日本で言う「正社員」のような安定職業に就くのは不可能で、一生涯日雇い労働者から抜け出せない。

そして1990年代以降のアメリカでは競争や市場原理、IT化などで高卒の安定職業はますます減少し、ハンバーガーショップの店員すら液晶モニターに替わられてしまった。

高卒が自動車工場で働くとか、企業の社員になるなど、もはや親の世代の話になってしまった。


そして苦しんでいるのは白人だけではなかった。

プール付き一戸建ては幻になった

90年代以降のアメリカ経済は日本よりかなり良く、リーマンショック以降もいち早く立ち直り、羨ましいほど好調だった。

だが現実のアメリカ人は、生活がどんどん苦しくなり、「こんな馬鹿な」と思っているようです。

リーマンショックは2007年に「サブプライム住宅ローン」が破綻した住宅ローン問題から飛び火したのは、今は忘れ去られています。


アメリカ人の理想はプール付きの広い一戸建てを所有することで、政府や政治家もこれを実現すべく努めてきました。


その結果2007年には、ホームレスや無一文の移民にも高額の住宅ローンを貸付け、投資家には「絶対安心で高利回り」と言って出資させていました。

実態としてはもうアメリカの平均的夫婦がプール付き一戸建てを買うことなど不可能で、それどころか家賃すら払えなくなっている。


リーマンショックの乗り切るためにFRB(中央銀行)は空前の金融緩和を行って世界中にお金をばら撒きました。

日本の金融緩和はさっぱり効果が見えないが、アメリカでは不動産ブームが起きて住宅価格が高騰しました。

サンフランシスコ、ロサンゼルス、ニューヨークのような街では住宅を買うどころか、家賃も払えないほど高騰してしまった。


これらの都市では平均的な1LDKの1ヶ月の家賃が30万円以上であり、労働者の1ヶ月の賃金に等しい。

ハワイでも同様に家賃は高騰し、都市の外側に出なければ住居を借りれなくなった。

年収10万ドル(1100万円)以上あっても日本で言うワンルームを借りる事ができずに、ホームレス状態になったという笑えない話もある。

のしかかる教育費と医療費

アメリカでは大学に行かないと年収が2倍か3倍違うと書いたが、大学に行くための学費はますます高騰し、社会に出る前に1000万円以上の借金を背負う。

仮に親が払うとしたら、子供が2人居れば4年間の費用は数千万円+人数分なので、やはり重く圧し掛かっている。

加えてアメリカでは医療費が飛び切り高く、医療費負担を減らすための医療保険も高い。


救急車(有料)は1キロ走るごとに1万円以上請求されるのが普通で、国土が広いのでヘリで搬送すると1回数百万円が掛かる。

ガーゼ1枚数千円、消毒も数千円、簡単な治療で数万円、手術なら確実に100万円単位が請求される。

それではと医療保険に加入するが、民間医療保険は結局保険会社が儲けるので、加入するとトータルの支払い金額が増えてしまう。


日本の国保、社保は健康な人が病気の人の医療費を払う制度なのだが、アメリカ人はそういう制度を嫌います。

アメリカで破産する人の最も多い原因が医療費で、しかも破産した人の多くは医療保険に加入していました。


こうしてアメリカ人の家計の借金は増え続け、2019年末の家計債務残高は過去最高の14兆1500億ドルになりました。

リーマンショックの最悪期2008年9月に約12.6兆ドルだったが、これを上回りました。

最も急激に増えたのが学生ローンで、2000年ごろにはほぼゼロだったのが、2017年には1.4兆ドルに成っています。


アメリカでは自動車販売が好調だったが、自動車ローンも学生ローンに近い水準に増えていて、これは自動車販売が持続しないのを意味している。

つまりアメリカの平均家庭では収入以上に借金が増えてしまい、家計は火の車であり、羨ましいどころではありませんでした。

むろんこれも低学歴で低収入な人ほど、恩恵が少なく負担だけが重かったのです。

http://www.thutmosev.com/archives/71143793.html  

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コメント
1. 2020年7月20日 17:09:32 : ES84LdNrMS : SlBKRjMyRlBKaVk=[4] 報告

2020年07月20日
高卒の4割が生活苦 アメリカンドリームの現状


アメリカの実力主義は大卒者だけの話、高卒以下は競争に参加できない

引用:https://gaishishukatsu.com/wp-content/uploads/2013/03/3566373909_a5d8350af6_z.jpg

アメリカは実力主義ではない

日本は学歴社会だが外国(例に挙がるのは大抵アメリカ)は実力社会などと良く言われている。

あるいは最近は、学歴は無意味だという意見が支持を得て、大学に行かずに起業する人も居るようです。

果たしてアメリカは本当に「学歴より実力」なのか、そうでは無いというデータがアメリカの調査から出てきている。

米連邦準備制度理事会(FRB)が数年前に公表した資料によると、高卒の40%が生活が苦しいと回答しました。

大卒で同じ質問に苦しいと回答したのは17%だったので、学歴による格差が現われたと分析している。

反対に生活に余裕があると回答したのは大卒が80%、高卒以下では60%と格差が存在した。(これはコロナ以前)


この他に人種間や地域間の格差も調査したが10%未満であり、学歴による格差の方が大きかった。

アメリカでは高卒と大卒の収入にはどのくらいの差があるのか、Fusionというネットサービスの資料では、生涯で1.4倍の差が出ている。

MBA、法学部、医学部の有資格者の場合だと、平均で高卒の2倍以上の生涯賃金になり、確かに学歴による収入格差は存在しています。


因みに高卒以下の収入は約100万ドルで、高卒の収入は約140万ドルと言われています。

高卒以下というのは中学以下しか行かなかったり、そもそも学校に行った事が無い人(移民など)も多いからのようです。

日本で高卒の生涯収入は2億6千万円だそうなので、アメリカの高卒は日本の高卒の半分しか、一生涯の収入が貰えません。

アメリカの学歴差別は日本より厳しい

アメリカは自由で学歴差別が無い、という都市伝説は早くも崩壊したような気がしますが、アメリカに留学した人は揃って「学歴差別は無い」のような感想を言います。

学歴不要論については、主張しているホリエモンなどの知識人(?)は必ず大卒者なのが疑問です。

ホリエモンは東大を中退しましたが、もし彼が中卒だったら、失礼な言い方だがホリエモンなんか誰が相手にするだろうか?


かなり非常識な事を言ったりやったりしても「東大だから」許されている訳で、本人が気づいていないだけだと思います。

ホリエモンに限らず学歴不要論を主張しているのは大卒の人が多く、高卒や中卒の人はあまり言いません。

学歴が無い人は、自分が受けた差別や区別を身にしみて感じたから、あまり言わないのだと思います。


たとえば実力社会と言ったって、どんな国家資格でも必ず、学歴によって試験項目が違います。

医師や弁護士のように大卒しか受験できない資格があり、自動車整備や大工でも学歴によって受験できない資格があります。

(高卒だと実務経験が数年間必要だが、大卒だと一部試験免除等)世の中には色々な差別や区別がある。


高卒の人と大卒の人が同じ企業に入社したとして、大卒者は最初から管理する人、高卒者は管理される人に分かれます。

この区別は一生つきまとい、高卒者がどれだけ頑張って世間に評価されたとしても、やっぱり自分より能力が劣る大卒者より、会社の扱いは下なのです。

まあ人間国宝のような技術があれば関係ないですが、学歴はあるに越した事は無く、色々な面で優遇されます。


それでも数字で見ると日本は良い方で、アメリカでは高卒の収入は大卒よりもっと低いのです。
http://www.thutmosev.com/archives/71031234.html

2. 中川隆[-10138] koaQ7Jey 2020年11月05日 21:30:08 : QCRIRvqEQ6 : RGU1TWNOaTZGclE=[61] 報告
 興味深い記事を見つけた…… アメリカの正体 2020年11月05日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1301.html

  日本人妻が思わず逃げ帰った…「今のアメリカ」の凄まじい生きづらさ
 https://news.yahoo.co.jp/articles/00badaf380ee2a636b7b7568a1247258b8139604

 以下全文引用

先日、サンフランシスコ郊外から女友だちが息子を連れて日本に戻ってきた。彼女の夫は日本に長年駐在していたアメリカ人なのだが、サンフランシスコの本社に戻るために、アメリカの永住権のない妻と息子(日本・アメリカの二重国籍)より一足早く、4年半前にアメリカに帰国。
 その友だちは、1年半かけてやっとグリーンカードを取得し、息子とともに夫の待つサンフランシスコの郊外へ移住したのだった。
 
ところが、息子にはアメリカの教育を受けさせたいと常々語っていた彼女が、せっかくグリーンカードも取得したというのに、3年も経たぬうちに息子を連れて帰ってきたというのだ。
 聞けば、今回の新型コロナがきっかけで露見した、“アメリカの本当の姿”に心が折れてしまったという。アメリカで思春期と青年期を過ごした私にとって、彼女が帰国した理由は現代のアメリカを映し出すもののように思えた。その内容を具体的に記していきたいと思う。

 友人の景子(仮名)は生まれも育ちも東京都の港区で、アメリカ人の夫と結婚するまでアメリカには全く縁がなかった。3年前にやっとビザが下りて夫の住むサンフランシスコ郊外に当時10歳の息子とともに引っ越したときは、初めてのカリフォルニア生活にワクワクしていたという。

 アウトドアが大好きな彼女は、全米の国立公園をキャンプカーで回りたいと夢見ており、息子の学校が落ち着いてから、近所のコミュニティ・カレッジに通い英語力を上げ、現地で就職しようとも考えていた。

 そんな彼女の心に最初に衝撃を与えたのは、子供の公立小学校で行われる「銃乱射対応訓練」だった。

 その小学校はサンフランシスコ近辺ではトップクラスの学校で、市内ほどではないにしろ、比較的裕福な人々が住む安全なエリアにある。例えば、そこでの家賃は75平米ほどのマンションで月38万円ほどだ。もちろん治安もよく、銃撃事件や殺人事件など近場では起きず、近所の人たちも感じのよい家族ばかりだった。

 もともとカリフォルニア州ではほかの州よりも銃規制が厳しく、銃乱射事件も少ないと言われていた。しかし、1999年のコロバイン高校での銃撃事件以来、全米の多くの学校が銃乱射対応訓練を取り入れるようになった。「ロックダウンドリル」と呼ばれるこの訓練は、火災訓練と同じ頻度で行われる。

 景子がこのロックダウンドリルのことを初めて聞いたときは、日本人として大きな違和感を覚えたが、それでもまだ当事者意識はなかった。しかし、息子の通う小学校である日、クラスメートが本物の銃を学校へ持って来たのだ。

 アメリカで毎日のように起こる銃乱射事件

 その10歳の生徒は元軍人である父親の銃を友達に見せびらかしたかったと言い、幸いなことに弾は込められていなかった。父親は管理責任を問われ即刻逮捕されたというが、学校からこの事件のお知らせが来て以来、景子は銃乱射事件のニュースが非常に気になるようになってしまったという。

 「毎日テレビをつけるたびに、どこかで銃乱射事件が起こっているんですよ。銃乱射事件とその訓練が日常だなんて、日本で生まれ育った私には信じられない、異質の世界です」(景子、以下同)

 アメリカで起こる銃乱射事件はいま増加傾向にある。一般的に、犯人も含めて4人以上が撃たれる事件が銃乱射事件と呼ばれるが、2019年は417件も起こり、これは2014年以来最多だ(※1)。景子が毎日のように銃乱射事件が起こると思ってもおかしくない数字である。

 そして、息子が中学に上がった年、学校の壁に「銃を乱射してやる」というスプレーの走り書きが発見される。この走り書きを見つけた学校は直ちに学校全体をロックダウン。ロックダウンは不審者が校内に侵入したら即時、ドアや窓がロックされ、何者も教室に入ることができないようにする方法だ。生徒たちは窓やドアから離れ、教室内で一番安全な場所へ避難し、学校中の電気が消される。

 学校から「銃乱射事件の疑いがあることから、只今、学校をロックダウンしました。保護者はそのまま待機してください」という知らせが来たとき、景子はショックで息が止まりそうになった。息子とチャットアプリで連絡を取り合いながら、警察が学校にやってくるまで心配で気が狂いそうだったという。

 「結局、誰かのイタズラで銃乱射事件ではなかったのですが、その後も乱射事件はカリフォルニアで起こり続けて、昨年は30件以上あったんですよ!  銃規制が厳しいと言われているカリフォルニアなのに……」

 トランプ再選でアジア人差別が進むかもしれない

 11月3日の大統領選でトランプ大統領が再選されたら、アジア人差別が進み、場合によってはアジア人が銃乱射事件のターゲットになるかもしれない、と景子は恐れている。トランプ大統領が新型コロナを「チャイナ・ウィルス」と呼び、アメリカでアジア人が暴力を受けた事件が多発したことは、皆さんもニュースで知っているだろう。

 景子は新型コロナに関連した差別を実際に受けたことはないが、次のように言う。

 「中流階級のアメリカ人は皆アンチトランプかのように言っていますが、実際のところ彼らが誰に投票するかなんて分かりません。だって、トランプが大統領に再選されて困る白人はいないから。お金持ちから貧乏な人まで、白人にとってトランプは“損な大統領”ではないんです」

 コロナ前、トランプ政権下において失業率は低下し、株価は上昇し続けていたと言われる。株価の上昇は401k(確定拠出個人年金制度)を将来の年金として拠り所にしているアメリカの多くの会社員にとって、非常に重要だ。株価が上がると、うまく運用していれば401kの資産価値も上がる。

 アメリカ人としてのプライドを感じさせてくれるトランプ大統領は、白人の人種差別主義者や白人貧困層に人気があるとよく言われるが、実は、株の投資ができる中流以上の層にとってもありがたい存在だという側面もあるのだ。

 「もしまたトランプが大統領になったら、アジア人差別がもっとひどくなるような気がするんですよね。カリフォルニアではアジア系とヒスパニック系は住んでいるエリアが近いことが多いんです。ヒスパニック嫌いだと言われるトランプの影響を受けた人種差別主義者が、マイノリティの多い学校を銃乱射事件のターゲットにしても不思議じゃないでしょう?」

 アメリカの私大は学費だけで年間500万円以上…

 「それに」と景子は続ける。

 「アメリカの大学は学費がバカ高い。州立のカリフォルニア大学なら安いと思っていましたが、州民でも寮費や生活費を入れると年間350万円、州外の大学へ行ったら優に500万円は超えます。レベルの高い私立大学なら学費だけで年間500万円以上。でも、そこまでかける価値がアメリカの大学にあるのかなって……」

 なんでも景子の夫の甥っ子は中高オール5の成績で、SATという英数の共通試験もほぼ満点。テニスチームでも活躍し、アイビー・リーグのコーネル大学を目指してボランティア活動も欠かさなかった。それなのに、大学受験のときにはスクールカウンセラーにアイビーリーグどころか、UCLAやUCBといったカリフォルニア大学の名門もお呼びじゃないと言われたらしい。

 結局、甥っ子はUC系列の大学へ行ったのだが、実は筆者の親戚にも同じことが15年ほど前に起こっていた。筆者の親戚のLA出身の女の子は今は医師として活躍しているが、オール5でオーケストラに入っていた、ハーバードが目標の優等生。しかし結局、UCの系列大学へ行ったのだった。

 アメリカの大学は、共通試験や学校の成績のほかにも、スポーツ、芸術、音楽、ボランティアなど多岐にわたる分野で生徒を総合的に評価する。そこに人種枠やレガシー枠(卒業生の親族・子孫が優先的に入学できる)なども加わるから、受験生にとっては非常に不透明な選抜方式なのだ。

 興味深いことに、景子の周りでは、カリフォルニアの某名門私立大学へは6000万円以上の寄付金が必要だとまことしやかに囁かれていたそうだ。名門私立大学の入学には寄付金やレガシーが関係ないという説もあるが、実際、トランプの娘婿のクシュナーの父親が、息子が受験する少し前にハーバード大学に約2億5千万円の寄付をしていたことがアメリカのメディアで報じられ、大きく批判されるということがあった。

 とにかく、現在、アメリカの一流校へは世界中の優秀な生徒や富裕層の生徒が志願するわけで、その競争率は想像を絶するほど高い上に、合格基準が不透明であることは事実だ。

オレンジ色の空に「この世の終わりかと思った」

 銃乱射事件や息子の大学費用を考えるうちに、アメリカに住む気持ちがどんどん萎えていった景子。そこに、パンデミックが起こった。アメリカで一向に収束する気配の見えないコロナ、マスクに反対する人々、BLMに便乗して起こる暴動などのニュースに景子はさらに疲弊していった。

 そんな景子の心を決定的に折ったのは、8月半ばに多発したカリフォルニア州の山火事だった。カリフォルニアだけで600件の山火事が発生し、東京都の面積の6倍近くが焼失した。サンフランシスコ周辺には8月から煙が流れ込んでいたが、9月9日には空が火星のようなオレンジ色に染まった。
 景子によると9月上旬から太陽が朝から真っ赤で、ついに9日にはオレンジ色の空から灰が一日中降り注ぎ、マスクをしていても咳が止まらなかったという。

 「山火事は通常、毎年10月に起きるのに、今年はいつもより1カ月早く、史上最悪の規模で起こりました。これは地球の温暖化がますます進んだサインだと思います。テレビをつけるとコロナや銃乱射事件で死ぬ人々のニュースが流れ、空はオレンジ。この世の終わりだと思いましたね。アメリカを本当に嫌いになる前に、とりあえず子供と一緒に日本に帰国しようと……」と振り返る景子。

 夫も彼女の気持ちを理解してくれて、とりあえず数年間は日本に戻ることに賛成してくれた。でも彼女は語る。

 「もう息子が大学を卒業するまで日本にいようかと考えています。彼はアメリカ国籍をもっているので、大人になったら自分で決めたらいい。たとえコロナが収束したとしても、銃、ドラッグ、高い大学費用にはウンザリ。アメリカでは家族3人の医療保険に月16万円ぐらい払っていたんですよ。夫はカリフォルニア出身だから、そういったことも受け入れられるかもしれないけど、日本の常識から考えると、異常すぎます」

 アメリカの学校を卒業して現地で働いていた筆者が聞いても、昨今のアメリカをとりまく銃乱射事件、そして、人種や富の分断が進んだ世相には驚くばかりだ。来る大統領選は、アメリカが生まれ変わる契機となるのだろうか。

**************************************************************:

 引用以上

 私は、アメリカという国が、日本人が思い込んでるようなレベルの高い文明国家ではない、国を支配するユダヤ人特権階級と、ゴイムと呼ばれる一般の「家畜人」に、はっきり分かれた奴隷制度にも等しい、極めて遅れた国であると何度も書いてきた。

 それは、上の引用先にもあるが、一般の中流市民は、日本程度の健康保険サービスに、毎月、10〜20万円もの負担を強いられている。
 下流市民は、手取りが20万円もないので、当然支払えないから、ほとんど無保険である。これで病気になって医療を利用すれば、目の玉が永久に飛び去ってゆくほどの凄まじい金額を請求される。

 だから、掛け捨て健康保険(民間金融資本のものしかない)を支払える階層は、月収50万円以上でないと無理だ。
 それでも、手厚い保護はなく、心臓移植など求めようものなら、億の単位の費用が飛んで行く。

 日本人が旅行保険に入らず、現地で骨折治療を受けたら2000万円請求されたという記事もあった。盲腸だと600万円だという。
 だから、一般の低所得層アメリカ市民は、病気になっても医療を利用する者などほとんどいない。薬局で強力な医薬品を購入して自家治療し、少しくらいの苦痛は我慢する。
 「ガッツを見せろ!」が、アメリカ流、病気治療なのだ。

 アメリカの、凄まじい医療マフィアの実態 2020年01月08日
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-990.html?all

 アメリカは、現在、新型コロナ感染者が、ざっと1000万人、総人口が、ざっと3.3億人だから、ざっと3%の罹患率であり、死者はざっと24万人、感染者の2.4%が死亡している。総人口からの死亡率は、0.07%。
 ちなみに、日本のコロナ感染者数は、ざっと10万人、死者は、ざっと1800人だから、総人口からの罹患率は、0.077%、総人口からの死亡率は、0.0013%、感染者の死亡率は1.8%

 つまり、アメリカの感染率は、日本の39倍、感染した場合の死亡率は日本の1.3倍である。
 この差は、どこから来るのか?
 もう一目瞭然で、アメリカの健康保険制度が、金持ち最優先で、低所得者層を相手にせず、治療救済の手段もろくに提供せず、病気や怪我で死ぬに任せている実情が浮かび上がってくる。
 アメリカの医療は世界一進んでいるといわれるが、それは金持ち相手だけの話なのだ。

 アメリカの新型コロナウイルス、パンデミックの真相 2020年03月16日
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1062.html

 「貧乏人は自力で這い上がってこい」
 これがアメリカンドリームの正体であり、アメリカの正体といってもいい。
 だが、メディアに取り上げられるアメリカンドリームの成功者は、たぶん百万人に一人もいないだろう。大半の貧しい人々は、奴隷状態に置かれ、死ぬまで虐げられたままである。

 この価値観こそが、フリードマンが提唱した「新自由主義」なのだ。
 これを中曽根康弘が日本に持ち込み、竹中平蔵が日本社会に移植した。まさに、アメリカと同じように、国民を「特権階級」と「低所得者層」の真っ二つに分断し、金持ちだけが自由と権利、幸福を謳歌できる国にしているのが自民党政治である。

 竹中平蔵は、現在のアメリカを、そっくり日本に持ち込もうとしている。
 世界でも格段に優れているといわれる、健康保険制度をはじめとする公共サービスをすべて廃止して、自由競争に委ねると言っている。
 国民健保が廃止されれば、替わって日本に参入してくるのが、アメリカの保険サービス業界で、すでにアフラックが郵貯に食い込んでいることが知られている。

 全国民から、労働者の基本的権利を剥奪し、企業が自由に首を切れる社会を作り出すことに成功している。

 次は、健康保険医療サービスや、生活保護など社会福祉を廃止し、すべて外資(ユダヤ金融資本)の産業に肩代わりさせようとしている。同じ値段、同じサービスならばよいが、そんなことはありえない。
 健保掛け金はアメリカと同じ、毎月10〜20万円になるだろう。当然、給与総額が20万円程度しかない派遣労働者は支払えず、永久に医療サービスから切り離され「ガッツを見せろ!」という価値観が強要されることになる。

 また、あらゆる公共サービスをすべて民営化(外資委託)するのも竹中平蔵流、新自由主義のやり口である。今、浜松市と大阪市が、すでに上下水道民営化に前のめりになっているが、もし実現すれば、上下水道料金が数倍に値上がりするのが100%確実である。
 
 せっかく日本に戻ってきた冒頭の母親には申し訳ないが、竹中平蔵と自民党・維新・公明党がいる限り、必ず日本社会もアメリカと同じような、「金持ち最優先、貧乏人は勝手に死ね」国家になるだろう。
 今の若者たちが、自民党や竹中を支持する以上、この流れを止めることはできない。
 だから、私は、「過疎の田舎で共同体を作れ」 山岳地帯で井戸を掘れ、イモを作れ、
 と繰り返し書き続けているのだ。

 もしも、日本で竹中平蔵の思惑どおり、健保制度が廃止され、アメリカ流民間保険制度に移行するなら、日本の新型コロナ患者数も、アメリカなみに激増するのは絶対に避けられない。
 医療が高すぎて受けられない人が激増する。街中には感染しても医者に行けないスーパースプレダーが至る所に徘徊し、感染を拡大してゆく。
 ろくな治療が受けられないから、死亡率も激増するだろう。

 若者たちよ、それでも竹中平蔵の新自由主義を受け入れるのか?

http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1301.html

3. 中川隆[-6898] koaQ7Jey 2021年3月05日 21:50:31 : ERMXrJ34fI : blFVOGd3LjJ2Ym8=[35] 報告
2021年02月23日
アメリカは借金で経済成長を買い、一般家庭に押し付けた
http://www.thutmosev.com/archives/72982065.html

借金や毎月の支払い、増えない賃金、上がる物価がアメリカの一般家庭を圧迫している

引用:カリフォルニアの住宅http://img-cdn.jg.jugem.jp/252/475963/20100416_622236.jpg

アメリカは借金で経済成長を買っている

アメリカはリーマンショック以来、10年にも渡って経済成長を続けてきました。

成長の枝葉を見ればIT産業の隆盛だが、もっと根元の部分に注目すると、債務と成長率の交換だと言える。

リーマンショックの時、ブッシュ政権時代に米国の公的債務は約30兆ドルと言われていました。

それが今では50兆ドル以上と言われていて、日本政府が言っている1050兆円の4倍以上に相当する。

アメリカは連邦制なので公式発表している「国の借金」は連邦債務だけであり、国全体の公的債務は通常は公開されない。

米ソ冷戦時代には国の借金は国家機密として守られていて、現在も公表されていません。


シリコンバレーという米IT企業の総本山は、米国防省が核ミサイルなどの研究を外部委託して始まった軍需城下町です。

アメリカは年間数十兆円もの軍事予算を投入するので研究費も莫大であり、膨大な軍事研究費は米IT企業を作りました。

初期の研究はマンハッタン計画すなわち日本に原子爆弾を投下することで、アポロ計画でも莫大な投資が行われました。


こうした『公共事業』がシリコンバレーやマイクロソフトを形成したので、おめでたい有識者が言うような創造性とは何の関係もありません。

アメリカがリーマンショック後に行ったのも、要するに公共事業を行って景気を良くするという事でした。

10年間で2000兆円以上も、アメリカの借金が増えている事実からは、「借金を成長率に交換した」と言えます。

経済成長したのに貧しくなった

借金と成長率の交換は中国も行っていて、中国のGDPはアメリカの7割なのに、既に3,000兆円以上の借金があると言われています。

こうした数字を掲げているのは世界的な経済メディア、格付け会社、大手投資機関などで、事実だと考えられます。

経済の基礎として「資産=負債」で両者は必ず釣り合うので、経済成長して資産が増加すれば、同じ金額の借金がどこかで増加した筈です。


アメリカと中国に関しては、借金で成長を買ったのだが、この間日本の借金はあまり増えませんでした。

アメリカは成長によって富裕層は莫大な富を増やしたが、富裕層でないほとんどの人は、1980年代より相対的に貧しくなりました。

豊かさは相対的なものなので、自分の給料が増えても平均所得より低いなら、貧しくなった事になります。


借金で成長を買うとこのように、見えない借金によって平均的庶民はどんどん貧しくなって行きます。

例えばアメリカではインターネットが通じない地域に住む人が2000万人居て、金にならないのでずっと放置されています。

こうした地域は大きな医療施設もなく、教育施設も限られていて、近代的な就職先も存在しません。


アメリカは10年間経済成長したのだが、最近は賃金上昇率が年3%未満に留まっています。

アメリカのインフレ率が年2%以上なのを考慮すると、実質的な賃金上昇は限りなくゼロに接近しています。

米IT企業たちはますます繁栄しているが、ITと無関係な労働者たちはどんどん貧しくなっています。

成長で置き去りになった低所得者

成長しても賃金が上がらないのは世界的な傾向で、ITやAIのせいとも言われるが、理由は良く分かっていません。

一般的労働者の収入は増えないのに、経済成長によって家賃や公共料金は値上げされています。

最近では大学進学率が上がった結果、大学に行かなくては「まともな職」につけなくなり、大学ローンの負担も増加しました。


家賃や自動車リースなど借金以外の毎月の支払いは平均5.5%で、最悪だった1980年代と同水準になりました。

アメリカで持ち家世帯の年収は6万3400ドルなのに、借家世帯の年収は2万7800ドルに過ぎません。

アメリカで自動車は不可欠だが、買うよりリースする人が増えています。


だが自動車リースは、当たり前だが購入するより支払い金額が多くなり、さらに支出を増やしています。

自動車リースを利用するのは現金を用意できない低所得者だが、リースを利用すると支出が増えてしまいます。

携帯電話やインターネット料金も1980年代の過去にはなかった物で、一般労働者の生活を苦しめています。


これらの始末が悪いのは、必ず必要で、永続的に支払いが続き、逃れる事が出来ない点です。

さらにアメリカの医療費の高さは有名で、オバマケアで改善されたが、高い事に変わりはありません。

アメリカでは国全体のホームレス集計をしていないが、各地を合計すると推定で10万人程度ではないかと言われています。


さらに貧困家庭が4500万人以上、貧困予備軍が1億人とも言われています。

一度貧困予備になってしまうと毎月の支払いで圧迫されて、そこから這い上がるのが難しいです。

結局成長の豊かさはビルゲイツのような富裕層が甘受し、成長のための借金は貧困層に押し付けられるのです。

http://www.thutmosev.com/archives/72982065.html

4. 中川隆[-6854] koaQ7Jey 2021年3月07日 19:41:43 : DXEy2Mr6T6 : QmJaNVc2U0tTbWs=[36] 報告

2021年02月07日
アメリカの家賃高騰、”ドヤ”レベルで家賃17万円も
http://www.thutmosev.com/archives/85059250.html

トレーラーハウスは日本では美化されているが貧困者住宅

画像引用:https://bloximages.chicago2.vip.townnews.com/missoulian.com/content/tncms/assets/v3/editorial/6/34/634b5378-1ccd-50f6-bf78-ffda7f9457b9/59f27e0dec2cc.image.jpg

ニューヨークのアパートの家賃が話題

アメリカの家賃高騰については何度か書きましたが、最近AFPが「NY市史上最悪のアパート」というニュースを配信していました。

不動産仲介業のキャメロン氏が投稿した動画によると、推定3畳程度のワンルーム家賃が月1650ドル(約17万3000円)と紹介されている。

洗面台付きだが風呂、トイレ、コンロなしでベランダもなし、冷蔵庫とクローゼットはある。

シャワーとトイレは共同でアパート住人で共用されていて、結構きれいだと説明している。

物件はウエストビレッジにあり、「NYで人気地区だと約17万円で住めるのがこの程度」だと結んだ。

これは結構ショッキングだったらしく2000万回以上再生されたが、きっと特殊な例だけが紹介されていると思うでしょう。


だがNYに限らずシカゴやSF、LA、シアトルなど全米主要都市はどこでも家賃が高騰し、ハワイはもはや富裕層しか住めなくなった。

アメリカで人口数百万人の主要都市ではワンルームの平均家賃が約30万円、アメリカでは2ベッド置けるのが普通です。

1人で30万円は払えないので独身者の多くは1つの部屋をシェアしているが、ドラマなどでものすごく美化して伝えられている。


ルームシェアリングは新しい生き方などと紹介されているが、要は家賃が高くて払えないので他人と同居を余儀なくされている。

面白く生きている人達もいるでしょうが、親友でもない赤の他人と1つの部屋を共有するのは普通は楽しくないでしょう。

アメリカでは都市で家族が住むのは困難

NY州マンハッタンのの平均家賃は月3790ドル(約40万円)で平均65平方メートル、広さは日本の倍はある。

家族4人でアメリカ大都市の市内に部屋を借りると平均家賃は月50万円、払える人はもはや富裕層でしょう。

年600万円の家賃と子供2人の教育費が平均200万円、アメリカは保険が高いので医療費込みで年100万円は払う。


すると家族4人で都市部に住むには最低でも年間1000万円必要で、夫婦共働きで2人とも高収入でなくてはならない。

むろん普通の人はこんなの払えないので、もっと郊外の古いアパートに住んだり、車に住んだりしている。

生活費を抑える手段として車上生活者が増えていて、車は乗用車からトレーラーハウスまで様々です。


最もお金がない人は古い乗用車に家族で住み、少しお金がある人はキャンピングカーを買います。

もっとお金がある人はトレーラーハウスで暮らし、電気や水道やガスを備えた専用スペースを借ります。

最初からトレーラーハウスを据え付けてあるトレーラーハウス村もあり、家賃は月10万から20万円です。


高い気がするが家族用の市内アパートは50万円なので、15万円くらいで家族が住めるならアメリカの都市近郊では割安なのです。

これほど家賃が値上がりしたのは不動産価格が上昇したからで、もはやアメリカの都市部で個人が住宅を買うのは不可能になった。

NYマンハッタンではマンションの平均販売価格が200万ドル(2億円)を突破したが、驚くことにこれは中古物件も含んでいます。


日本人に人気のハワイもリゾート地として富裕層が購入したため、地元住民が中心地域に家やマンションを買うのは不可能です。

狭い部屋で家賃17万円は特別な例外ではなく、アメリカの多くの都市でそうなりつつある
http://www.thutmosev.com/archives/85059250.html

5. 中川隆[-5026] koaQ7Jey 2021年7月13日 10:10:20 : TXygMoa43s : WmtBVXNOYUZVemc=[21] 報告

2021年07月13日
全てのマンションや家は腐る法則
http://www.thutmosev.com/archives/86262286.html


例外なく言えるのは一戸建てもマンションも30年後には資産価値ゼロで、どちらも大規模な修繕費用がかかります。

では賃貸が絶対良いかというと、欧米の大都市ではワンルーム(2人用)マンションが月30万円以上します

家族用マンションは月50万円以上なので、アメリカには年収700万円のホームレス一家とかが実在します


アメリカはモーターホームとかに住んでいてもホームレスに数えているのだが、日本も今後「家賃50万」になる可能性はあります。

その国の景気が良くなると地価が値上がりし家賃も上がるので、日本経済が復活すれば家賃は高騰します。

その時になって「あの時家を買っておけば値上がりした」と思うかも知れません。


日本経済の先は読めないので、ずっとデフレ不況なら賃貸が良く、どこかで復活するなら家を買うほうが得でしょう。

http://www.thutmosev.com/archives/86262286.html

6. 中川隆[-16127] koaQ7Jey 2021年7月20日 16:42:28 : PyEbk2yR7o : cU1ic1FSWXJYZU0=[23] 報告
2021年07月20日
消えたアメリカンドリーム、努力しても路上で車中泊
http://www.thutmosev.com/archives/86330276.html

シリコンバレーの”RVホームレス”

画像引用:https://sanfrancisco.cbslocal.com/2018/10/09/rv-landlords-homeless-low-income-silicon-valley/ RV ‘Landlords’ Renting To Silicon Valley Homeless, Low-Income Workers – CBS San Francisco

日米で親より貧しい世代

アメリカンドリームという言葉があり、貧しい家庭に生まれても金持ちになれるという意味だった。

初期のアメリカは欧州で食いっぱぐれた移民が押し寄せ、多くの人は極貧からスタートした。

アメリカは毛皮、鉱物、石炭や石油、自動車など欧州が欲しがるものを何でも産出できた。


無一文だった移民たちはあっという間に欧州の貴族より豊かになり、大富豪になった人も多い。

潮目が変わったのは1960年代からで、終戦後の50年代は超好景気だったが一巡して不況になった。

ベトナム戦争が始まりアメリカは10年戦った末に何も得ず敗戦し、70年代から80年代にかけて「失われた時間」を過ごした。


ヒッピーなど退廃的な文化が流行し無政府主義者が増え、貧困者やホームレスが増えた。

90年代は日本と攻守入れ替わるようにアメリカは好景気になったが、以前とは根本的に違っていた。

アメリカの大学などの研究によると1980年代から最近まで、中間層が減少しつづけている。


中間層以下の収入も物価を考えると相対的に減少し、多くのアメリカ人は80年代より貧しくなった。

中間層以下でもスマホやパソコンを持っているが、豊かさや貧しさは相対的に変化する。

毎日ファーストフードを食べている『貧困層』は昔の貴族より良いものを食べているが、社会全体での地位が低下した。

親の成功経験はまったく通用しない

アメリカの奇妙な現実が年収700万円以上のホームレスで、地価が高騰し給料も多いシリコンバレー周辺などで多い。

NYやLAのような大都市では都市部のワンルームで30万円、家族向けだと50万円以上もする。

これは高いほうではなく「平均的な家賃」なので、年収700万円の家族が年600万円の部屋を借りたら年100万円で生活しなくてはならない。


そこで彼らは中古のモーターホームを買って公園や空き地(多い)に設置して生活している。

独身者が年収500万円から700万円だったとしてもワンルーム家賃が30万円台なので家賃だけで年400万円以上になる。

そこで単身者はルームシェアで一部屋を何人かで分割し、それをドラマではカッコいい若者として描いている。


彼らにとって家を買うなど夢の夢で、親の世代が買ったような家は1億円もする。

先日たまたまアメリカの過疎の村の物件情報を見たが、商店も無い人口100人程度の村の空家が平均5000万円以上していた。

土地は広大だが結局空家であり、日本だったらその10分の1の価値でしょう。


こうしてアメリカではIT製品に囲まれながら狭い部屋を間借りしたり、公園で車中泊する人が数百万人は存在する。

日本でも今の若者の親の世代がピークで、昔は言っちゃ悪いが「努力さえすればいい暮らしができる」時代だった。

今は努力しても生活は悪くなり、他人より努力しなければ貧困に落とされる時代になっている。

http://www.thutmosev.com/archives/86330276.html  

7. 2022年11月21日 11:14:45 : dXDEJGFTiJ : OUJTSkpFUEF5a1E=[1] 報告

2022年11月20日
先進国で増える車上生活、日本では2年で車検の壁

バンライフのアメリカ人は放浪生活を求めている

画像引用:https://www.amespubliclibrary.org/node/35910

先進国で増える車上生活

アメリカではホームレスが数十万人いるが近年急増しているのが車上生活者で、車は移動する特性ゆえに正確な統計が存在しない

アパートなどを借りるまで短期間車上生活する人もいるので、不定期の人を含めると数十万人いるとも言われています

日本でも最近道の駅などの車中で暮らす車上生活者が居て、これとは別に車の中で泊まって旅をする車中泊旅行者も居ます

車中泊と車上生活の見分けはわりと簡単で、車上生活は詰めるだけ荷物を積んでいて車種は10年くらい前の中古の軽などが多い

車中泊旅行は車自体が新しくて小綺麗で、荷物は旅行に必要な程度で旅行者なので身なりはさっぱりして多少おしゃれしている

というより道の駅の隅に汚れた古い軽があってカーテンなどで見えなくしてあったら、それは恐らく車の中を住所にしている


アメリカでも車上生活者の多くは貧困者だが家賃の高騰が酷いので年収700万とか1000万円の人も車上生活している場合がある

シリコンバレーやニューヨークでは少し前まで1ルーム(2ベッド)が30万円台、22年はインフレで家賃50万円台に高騰している

家族向けだと家賃70万円にもなるので独身や夫婦でも年600万円、家族向けマンションは家賃が年900万円にもなっています


年収1000万円の人が大都市でマンションを借りると1人用でも家賃600万円なので、公園で車上生活する人が多い

さらにアメリカでは駅馬車時代の伝統からバンライフというライフスタイルがあり、固定した家ではなくバン(日本のバスのように大きい)で生活する

バンライフは日本では「憧れのバンライフ」みたいに紹介されていて、家賃が払えない車上生活とはかなりイメージが違う

日本で車上生活を2年以上できない

日本に話を戻すとある事情によって日本では車の中でずっと暮らす事は出来ず、短期間で終える人が大半になっています

それは車検制度で保険、車検、免許証のどれかが期限切れだと摘発されるが、住所がない人はこのうち車検を受けることができない

車検を受けるには納税する必要があり納税通知は住所に郵送されてきて、自分からネットで納税などはできない仕組みになっています


自動車税のネット納税には自動車税納付書の「納付番号」「確認番号」「納付区分」が必要なので結局納税通知を郵送で受け取れない人は納税できません

実家があったりどこかに住所登録していれば納税通知書が送られてきて納税できるが、車以外に住所が無いと自動車税を納税できません

車検は2年ごとに義務付けられているので日本で車上生活できるのは最長2年、新たに購入するにも住所が必要なので住所無しでは不可能です


ほとんどの地域では警察で車庫証明や届出が必要で、購入や登録にも住民票など住所を確認する書類が必要です

どうしても車上生活を長く続けたいという人は実家や知人の家を住所として登録するか、安いアパートを借りて郵便物を受け取れるようにします

車庫証明や車庫の届け出が必要なので、田舎で駐車スペースがあるような非常に安い賃貸アパートが良いでしょう


アメリカは州によって異なるが固定した住所がなくても自動車の登録や車検は可能だと思います

https://www.thutmosev.com/archives/89408409.html

8. 2023年1月26日 19:59:14 : 4J3GE03fbY : VWh5cjdJLmJDb28=[3] 報告

2023年01月26日
アメリカで再びホームレスが増加、家賃高騰で追い出し

カリフォルニア州ソノマ郡の公園にある自転車道

画像引用:https://www.the-sun.com/news/281387/california-homeless-camp-sonoma-county-cleared-health-emergency/

家賃を払えずホームレスになる人が増えている

アメリカで再びホームレスが増加しているがアメリカの貧しさではなくむしろアメリカの豊かさ、住宅コストの上昇が住む家を奪っている

アメリカではコロナ以前に州都の都市でのマンション賃貸価格がワンルーム(2ベッド)で約1500ドル(当時18万円)、ファミリー向けは2500ドル(30万円)以上だった

それが新型コロナ後のインフレでワンルームは2500ドル(30万円以上)、ファミリー向けは4000ドル(52万円)以上する

もっとも高いNYは4000ドルだがこれは市全体の数字で中心部はワンルーム家賃が5000ドル(65万)になっているという

シリコンバレー周辺もワンルーム3000ドルなので年間家賃は390万円、自動車は必須で光熱費がかかり税金も取られ食費も必要になります

かなりの貧乏生活をしてもシリコンバレーでは年収600万円必要で、マンハッタンではそれが年収800万円に上がる


シリコンバレーで年収500万円の人やマンハッタンで年収700万円の人は赤字なので、他人と共同生活するかホームレスになる

家賃3000ドルは中心部の日本でいうマンションの相場で、郊外のトレーラーハウスなら月額2000ドル(30万円)程度で借りれる

もっと安い部屋もあるが家賃が下がるほど民度も下がるので治安が悪化し、いわゆるスラム街のようになります


アメリカではホームレスが60万人くらいいるが、車上生活者や低価格ホテルや支援シェルター生活者も含まれている

日本ではネカフェ難民や車上生活者をホームレスに数えておらず、純粋に路上生活やテント生活者だけをホームレスとしています

車社会アメリカでは日本と違って自動車を保有吸う事に税金はかからないので、多くの人が車上生活をしている


月4000ドル(52万円)の収入でもテント生活

路肩や大きなスーパーや公園などに車を止めて、朝になるとスーツを着て会社に通う人も多い

収入がある人はキャンピングカーや高級バンを買うが、低収入や無職で車を買えない人は路上生活になります

路上でもテントがある人とない人がいて、最近アメリカではテント生活をする人が増加しています


アメリカ全土で地価上昇にともなって家賃を値上げし、一方的に入居者に支払いを迫る大家が非常に多い

日本では家賃不払いで強制退できるのは半年程度経ってからですが、アメリカでは州によって一日でも滞納したら退去させることができる

多くの州では一か月滞納したら退去する事になっていて、家賃を払えないと翌月にはホームレスになります


アメリカの給料が日本より高いのがニュースになるが、フルタイムで時給20ドル(2600円)稼いでも家賃が払えずホームレスになっている

時給20ドルで一日8時間働いて25日勤務だと4000ドル(52万円)にもなるが、家賃が3000ドルだとしたら生活できない

ある調査では新たにホームレスになる人の70%はフルタイムで働き、悪くない収入を得ていました
https://www.thutmosev.com/archives/89889890.html

9. 中川隆[-12622] koaQ7Jey 2023年4月27日 18:25:23 : nCGmVMfiwE : M01YcXFCcDdyenM=[7] 報告
アメリカで夫より稼ぐ女性が増加、悪影響も多い
2023.04.27
男性の収入で家族を養えなくなった結果、シングルマザーがどんどん増えて貧困になった


都合が良い数字の裏側

米調査会社のピュー・リサーチ・センターが23年4月に発表した結果によるとアメリカでは”男と女の夫婦”のほぼ半数でが夫と同等かそれ以上の収入を得ているのが分かった

妻と夫の収入がほぼ同額の世帯は約3分の1で、10%以上の家庭では妻のほうが収入が多く、夫のほうが収入が多い家庭は約50%だった

なので違う言い方をすると妻のほうが収入が多いのは10%で夫の収入が多い世帯は50%なのだが、CNNなどでは女性の地位の向上と報じています

およそ40年前の1972年の同じ調査では夫の収入が多い世帯は80%超で、妻の方が多い世帯は10%に満たなかったようです

こうして女性の収入が増えたことは他方で問題も引き起こしていて、離婚やシングルマザーが当たり前になりました

アメリカでは結婚した2組に1組が離婚し片親しかいない子供が約27%でその8割はシングルマザー、つまり子供の1割以上はシングルマザーの子供です

離婚が非常に多いので結婚生活を続けている夫婦(成功した夫婦)だけの調査をしても、信ぴょう性はあまり高くありません


男女の収入が近い夫婦が半数に及ぶのは、裏を返すと「夫の収入だけに依存する結婚生活はほぼ破綻している」事になります

男女の賃金が同じになると男性の収入は下がるので、「男が一家を養う」みたいな事はイーロンマスクやビルゲイツにしかできなくなります

妻の収入が少ない夫婦は生活苦などで離婚しシングルマザーが誕生し、彼女たちの大半は低所得なので貧困世帯になっています

アメリカのシングルマザー平均年収は2.6万ドル(2017年)で、夫婦世帯(8万ドル)の31%に過ぎず現在も変わらないと考えられる

シングルマザー世帯の13%は食糧配布を利用、46%はフードスタンプを利用、11%はTANFを利用している(2017年)

TANF(困窮世帯一時支援金)の給付額は貧困水準収入の30%に過ぎないので、これでは家賃すら払うのが難しい


社会構造が変わり不幸になった人もいる
しかもシングルマザー世帯の50%は条件を満たさないなどで公的扶助や給付を何も利用していない、22%が健康保険の無保険状態となっています

こうした貧困世帯が存在したとしてもアメリカの1人当たりGDPや国民平均所得は、ゲイツやマスクの年収に平均化されて高くなってしまう

女性の社会進出や”平均”所得向上に伴って激増しているのが女性の鬱や精神疾患で、生涯では2人に1人が何らかの精神疾患の自覚症状で診察を受けている

最近10年ほどで米国女性の鬱やADHD(注意欠陥・多動性症)が2倍から3倍に増加していて、家庭で家事をする役割から外で働くようになった変化が大きいと見られます

また『自らの意思で命を絶つ』女性が1999年と比較して25%も増加したが、これは男性よりもかなり増加率が高い

男女平等の結果勝者になった女性は当然いるわけですが、競争の敗者になった女性たちは貧困シングルマザーとして社会の底辺に落ちています

ホームレス問題については世界的に女性ホームレスは少ないが、女性は男性から守ってもらう機会が多いのと保護されることへの抵抗感が少ない

男性がホームレスになる理由は「世話になりたくないから」というのが多く、プライドの問題が大きく関わっています

女性の収入が増えるとどうしても男性の収入は減るのだが、家族を養えなくなった男性は自暴自棄になってホームレスになるという流れです

アメリカのホームレス人口は約50万人だったが新型コロナとインフレによる家賃高騰、男性の収入減少などで今後100万人に増えると予想されています
https://www.thutmosev.com/archives/263766h.html

10. 中川隆[-12490] koaQ7Jey 2023年6月21日 19:46:04 : cHwnzJYQYs : QW1rZHZjVWl3QWs=[4] 報告
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アメリカ人の1割は家がないかネット環境が無い場所に住んでいる
2023.06.21
https://www.thutmosev.com/archives/281007ga.html

家をなくしたりネットもない田舎に住むアメリカ人が1割はいる


画像引用:https://www.vox.com/first-person/2020/4/9/21214105/coronavirus-internet-rural-america
アメリカの田舎は仕事がなく治安が悪い

米国のテキサス州エスコバルは数年前に英BBCがアメリカで最も貧しい町として取り上げた街で、人口1000人超の62%が貧困レベル収入で暮らしています

アメリカの貧富の冨の方は良く知られていてNYやLAのような大都市ではコロナ前に30万円台だったワンルーム(2人用)家賃が50万円に値上がりしていました

年600万円が家賃だけで消えるので奇妙な事にカリフォルニア州の公園などには「年収1000万円のホームレス」が車上生活をしている

エスコバルはメキシコと数十メートルの川で隣接していて住民の98%がヒスパニック、英語を喋れない人も多くメキシコから米国に”持ち込めない物”を持ち込んで収入を得ている人も多い

アメリカとメキシコの国境は3000キロ以上あり、国境を接して両方の地域には貧しい地域や貧困地区や砂漠などが広がっています

メキシコ側にとってはアメリカ側に通じるルートであり、アメリカ側にとってはメキシコから望まない人や物が移動する入口になっています


アメリカの北側のカナダも国境が9000キロ続いているが、こちらは壁も検問所もなくて道路に線すら引いていない場合があり貧富の差は少ない

アメリカはコロナ前に国民の1割がインターネットやケーブルテレビなどが無い環境で暮らしていて、街から離れると急に何もない世界になる

アメリカは市場原理なので、企業は利益が見込めない地域にはインターネットも電話も電気もガスも水道も引きません

水道があったとしてもどこかの農場が水道会社に住民より高い金額で水を買いたいと申し出ると、水道会社は平気で住民の水を止めて農場に水を売ってしまいます

日本ではアマゾンは即日か翌日配達をするがアメリカの田舎では1週間かかり、田舎には仕事も収入も娯楽もあまりありません

ネットがないとネットで商品を買えないしネットで仕事を探す事もできないので、その地域の人はより一層貧しくなるという仕組みです

貧しい田舎は急速に治安が悪化し健全な人たちが出て行ってしまい、犯罪上等な人たちが移住してきてより一層貧しくなります


都会は放浪者やゾンビが多い
大都会は多くの人種が混ざっているが田舎は人種ごとに別れる傾向があり白人が多い街やヒスパニックの町やアフリカ系の町などがある

大統領選では東部のニューヨークやワシントンなどインテリが住んで居そうな地域はバイデンやヒラリーが圧勝し、テキサスなど人より牛が多い地域はトランプが圧勝していました

テキサスのような田舎は西部劇に出てくるような保守的な白人が多く、彼らは白人だけのグループを作ってカウボーイのような価値観で生きています

そうした場所をグーグルマップで見ると砂漠や荒野に小さな町があったり、以前は町だった場所がゴーストタウンになって荒野に還ったりしています

ソフトバンクが買収した電話会社Tモバイルの記事を書いていて知ったのは、ほとんどの電話は都市から10キロも離れたら電話が通じなくなる


日本のバブル期もそうでしたが当時経済成長していたのは東京など大都市だけで、田舎はただ騒いで都会からお金を貰っているだけでした

アメリカは2010年から好景気だったのですが稼げる産業は実はシリコンバレーのIT企業だけで、他の9割の人はそのおこぼれを貰っているだけです

アメリカのほとんどの産業や会社は効率的でも生産的でもなく、金を稼いでいる巨大企業にぶらさがって騒いでお金を受け取っています

アメリカの都会で最近増えているのが『ゾンビ』で、映画やゲームのゾンビそっくりの人たちが汚れた街の中をふらふら歩いています

彼らは何らかの依存症や中毒になってしまった人達で、「規制や罰を緩くすれば犯罪がなくなる」という考えでどんどん依存症の人を増やしてしまいました

日本にも規制緩和して自由化するべきだという人が居ますが、緩くしたことでゾンビ化した人々が昼間の町を徘徊するようになりました

動画:普通の生活をしていたアメリカ人が家の無い貧困者になる仕組み
https://www.youtube.com/watch?v=nt-AaSWdLOo

https://www.thutmosev.com/archives/281007ga.html

11. 2023年7月21日 09:43:48 : 0in075jOFM : d2NsdzdBQWMwekU=[1] 報告
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アメリカでは年収1000万円はホームレス予備軍
2023.07.21
https://www.thutmosev.com/archives/286705yj.html

アメリカには借主保護制度はなく家賃を払えなければ不法占拠で警察が追い出す


画像引用:https://www.nbcnews.com/politics/politics-news/evictions-are-piling-us-covid-era-protections-end-rents-climb-rcna54798
ホームレスが激増する原因

アメリカでは60万人のホームレスが居て、インフレによって数年のうちに100万人に増えると予想されています

ペンシルバニア州フィラデルフィアの ケンジントン通りは通称ゾンビ通りと呼ばれていて、アメリカのあらゆる社会問題を象徴する場所になっています

ケンジントン地区の線路沿い約0.8キロに渡って依存症の人達がホラーのように彷徨う様子がユーチューブに数多く投稿されています

依存症とホームレスには関連性があり、合法非合法を問わずなんらかの依存症になった人の多くが最後にホームレスになっています

全米の多くの州ではかつては違法だったものが合法になり、推進派の主張ではこれで犯罪が減るのだが実際には依存症やホームレスや犯罪が増えています

例えばある州では違法であってもグラム数が一定以下なら所持していても逮捕できず、ドキュメント動画では「10グラムなら合法だろ」と警官に毒づいて堂々と去っていきました

これで警察官のモチベーションが上がる筈がなく、空港検査で発見してもある州で合法だと逮捕できずせいぜい所持品を没収するだけです

一度何かの依存症になると効き目が薄くなるので刺激が強いものが欲しくなり、遅かれ早かれ仕事に支障がでて無収入になります

しばらくの間は蓄えたお金で暮らすが家賃が払えなくなると追い出され、まず1年以内に家と家庭を失う確率が高いでしょう

家を失うもう一つの原因はインフレによる地価高騰がもたらした家賃上昇で、大都市ではワンルームで月50万円、家族向けだと70万円くらいします

郊外のトレーラーハウスで40万円くらいで30万円以下に落とすと貧困地区になり20万円だといわゆるスラムに近い地区になります

アメリカの制度では支払日に家賃を払わなければ即日追い出しても良く待っても1週間程度、一部の州では警察が家賃不払いの「不法占拠者」を追い出します

部屋を追い出された人はシェアハウスなどに転がり込むがそこも月15万円以上(1人分)するので、追い出されると次にトレーラーパークに車を止めて車中生活をします

年収1000万円はホームレス予備軍
トレーラーハウスはトレーラーで運べる10mから20m程度の平屋住宅で、トレーラーパークは自分の車を止めて置けるスペースです

トレーラーパークには電気ガス水道トイレが設置してあり500ドル程度(コロナ前)、設備が良いパークは月1000ドル以上に値上がりしたパークが多いと言われている

車を止めるのに月1000ドル(14万円)を払えなくなると大型スーパーや公園や路上に駐車するが、車上生活者の増加に伴って取り締まりが厳しくなっている

停めっぱなしの車はやがて動かなくなるので警察などの取り締まりが来ると路上生活者同士で協力してけん引して移動したりし、動かせない車は没収されます

アメリカにも車検があるが売買しなければ検査が無く車の保有には税金がなく、駐車違反以外は別に違法ではありません

日本では車検切れの車を運転するのが違法で車検を受けるのに納税が必要だが、住所がない人は車の納税ができないようになっています

車が没収されたりしてなくなるとテント生活になるが、多くの人が車にこだわるのは「ドア、窓、屋根」がある車中生活のほうがテントよりは良いからでしょう

アメリカの怖さは先週まで企業の正社員で普通の生活をしていたのに、翌週は住む家を追い出される可能性が誰にでもある事です

そうなる原因の1位は高額医療費でちょっとした怪我や病気で医療費がかかると、家賃を払えなくなってある日ホームレスになる

アメリカはオバマケアによって低所得者は無料で医療を受けるが、500万円から1000万円程度の中所得者は医療支援がなく保険に加入していても一泊300万円くらいかかる事がある

中産階級のアメリカ人は年収1000万円くらいだが半分は家賃で消えて保険も高額で子供がいると養育費もかなり高額です

都市部で年収1000万円ではいつホームレスになってもおかしくない状況で、ましてその収入で子供がいたらギリギリ生活もいいところです

動画:ロサンゼルス郊外のホームレスの車が並ぶストリート。ちなみに全米でも綺麗な方
https://www.youtube.com/watch?v=eaECUKasl3A


https://www.thutmosev.com/archives/286705yj.html

12. 中川隆[-12412] koaQ7Jey 2023年8月02日 04:01:30 : fcN6JztXr6 : WWJ4OHZIODNCbnM=[2] 報告
<■66行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
アメリカの病院は銀座の寿司屋に近い仕組み
2023.08.01
https://www.thutmosev.com/archives/288694gy.html

アメリカの病院では注文は「おまかせ」のみで食べる前に料金は分からず、後日請求書が郵送されてくる


関連動画が記事下にあります

アメリカの病院は銀座の寿司屋のつけ払い

アメリカの医療制度は様々な点が日本や他の国とは異なりますが、一番違うなと思ったのは医療費をその場で払わずつけ払いにする点でした

病院に行って診察が終わると日本では薬(や処方箋)を貰ってその日の料金を払うが、アメリカではその日は料金がわからず後日請求書が郵送されます

診察前にID番号を伝えると病院は患者の住所や氏名や資産状況まで把握できる(と言われている)を見れるので、相手に合わせて料金をふっかけます

そこで盲腸の手術で数百万円とか日帰りの手術で100万円などが請求されるが、弁護士を立ててクレームをつけると病院は値引に応じる”お約束”になっています

それはまるでアメ横で魚を買う時に「おっちゃん高いわ」というと半額になるようなもので、半額程度には下げる事が多いと言われています

患者は毎回弁護士費用も払うので結局ボッタくられるが、こうしたやり取りによってアメリカの病院や弁護士産業は維持されています

アメリカ人の多くは医療保険に入っていて低所得者はオバマケアで無料か低料金で医療を受けれるが、年収500万から1000万円台のファミリー中間層は月に数十万円の保険料を支払っています

それでいて医療保険で保障される範囲が非常に小さいので、子どもが入院したりすれば1日300万円×日数分のような請求をされる場合があります

この場合も後で請求書が郵送されるので治療を受けている間はいくらかかるか分からず、1か月後に請求書を見て卒倒する事になります

救急車も1キロ1万円あるいは1マイル100ドル程度かかるので、年収数百万のミドル層がある日破綻して一家ホームレスになる例が多いのです

子どもはどこかに保護されるかも知れないが昨日まで良い会社の正社員だったお父さんが、翌日ホームレスに転落した話はアメリカでは多いです

アメリカ人は全国民で1950億ドル(約28兆円)の医療負債があり、医療負債を持つ1億人は困窮している

医療債務買取の仕組み
1人当たり平均28万円で多くは1000ドル以下ですがもっと多くの負債を抱える人も居るし、低所得者や無職には100ドルですら重い

そこでアメリカでは医療債務者の債務を帳消しにする慈善団体が存在し、数十万円や数百万円の負債が帳消しになる場合があります

ある人は2600ドルの医療債務を返せなくて苦しんでいたが、ある日慈善団体から連絡が来て借金が消えたという

慈善団体は病院から債務を買い取るのだが、では慈善団体はその金をどこから調達するのか、非常に怪しい話にも思えます

アメリカの医療費は高額であるため請求した医療費を払わない人が多く、医療債権を売りに出して買い取る債券市場が存在しています

例えばある病院が患者に医療費1万ドルを請求して支払われず、長期間たつと病院は「100ドル」などでその債権を売りに出します

病院はその医療費の回収を諦めたが手続きとして100分の1などで売りに出し、慈善団体が買い取るとその医療債務は消滅するという仕組みです

慈善団体は寄付金を株式投資などで運用して得られた余剰資金の一部を慈善事業に使うが、医療費買取なら100分の1の資金で大きな成果を得られる

たとえばビルゲイツが医療債権買取団体に寄付すると、団体は寄付金を運用して得られた利益(寄付金の1%程度)で医療費買取をします

するとゲイツが100億円を寄付したとしたら結果的に100億円の医療債務が帳消しになり、寄付した人も大満足という結果になります

通常の慈善団体への寄付では寄付した金額のごく一部が弱者に渡るだけで、効果が疑問視される事もあります

これは寄付金を営利事業に投資して運用益を寄付する場合で、寄付金を丸ごと慈善事業に使う団体も存在しています

こうした救いの手は差し伸べられているものの、根本的な高額医療費の問題は解消されておらず、全員の医療債務が救済されるわけではない

もし全員の医療債務が帳消しになるとアメリカ中の病院が倒産して医療危機になります

動画:カンザス州では医療費未払いの人を逮捕して刑務所に入れた(2020年2月)
https://www.youtube.com/watch?v=u3JXPv1BTvo

https://www.thutmosev.com/archives/288694gy.html

13. 中川隆[-12403] koaQ7Jey 2023年8月03日 15:03:14 : awbqu1JH26 : SDYyLmxBN2FkekU=[3] 報告
<■62行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
2023.08.02XML
学資ローンで債務奴隷化した医師や弁護士に社会正義を求めることは困難
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202308020000/

 アメリカでは出世の道が開かれている大学は「アイビー・リーグ」と呼ばれている。そうした大学へ入るためには多額の授業料を支払う資産とコネが必要だ。資産とコネがあれば相当愚かな人物でも入学が認められる。

 そうした大学へ入学させるためには私立の進学校へ子どもを通わせる必要があるが、そこでも膨大な学費を支払わねばならない。そうした支出は中産階級にとって困難。公立の学校は荒廃が進んでいるため、少しでもマシな学校へ子どもを通わせるためには不動産価格の高い地域に住む必要がある。その結果、不動産で家計が破綻する人もいる。

 トルーマン・カポーティは『叶えられた祈り』の中でウォール街で働いているディック・アンダーソンなる人物に次のようなことを言わせている。

 「二人の息子を金のかかるエクセター校に入れたらなんだってやらなきゃならん!」(トルーマン・カポーティ著、川本三郎訳、『叶えられた祈り』、新潮文庫)「ペニスを売り歩く」ようなことをしなければならないというのだ。アメリカの中では高い給料を得ているはずのウォール街で働く人でも教育の負担は重い。

 大学へは入れても授業料を支払うことが困難な学生は少なくない。少し前から話題になっているのは「シュガー・ベイビー」なるシステム。女子大学生(シュガー・ベイビー)と富裕な男性(シュガー・ダディー)を引き合わせ、「デート」のお膳立てをするというビジネス。売春の斡旋と見られても仕方がないだろう。現代版のクルチザンヌだと言う人もいる。

 登録している大学のリストを見ると、有力校と考えられている南カリフォルニア大学(583名)、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(614名)、コロンビア大学(1008名)、ニューヨーク大学(1676名)も含まれている。

 体を売らなければ大学へ通えないという状況はアメリカ以外の国でも問題になっている。例えば、2012年11月にイギリスのインディペンデント紙が行った覆面取材の結果、学費を稼ぐための「思慮深い交際」を紹介する、いわゆる「援助交際」を仲介するビジネスの存在が明らかになった​のである。

 アングロ・サクソンの後を追いかけている日本でも学費の負担が庶民に重くのし掛かっている。低所得層の子どもは教育を受ける権利を奪われているのが実態だ。教育課程審議会の会長を務めた作家の三浦朱門に言わせると、「できん者はできんままで結構。・・・限りなくできない非才、無才には、せめて実直な精神だけを養っておいてもらえばいいんです。」(斎藤貴男著『機会不平等』)

 こうした状況を改善するためには法律面からの働きかけも必要になるが、そうした問題に取り組むような弁護士が出てきにくいシステムに変えられている。司法試験を受けるまでに多額の資金が必要になり、試験に受かっても司法修習生に対する給付制が廃止になって新人弁護士の多くは借金まみれ。カネになる仕事、カネを出せる人物や組織の仕事を弁護士になって稼がざるを得ない。

 アメリカでは体を売るような手段で学費を稼がずに済んでも、富豪の子供でない限り、学資ローンで卒業時に多額の借金を抱えることになる。その借金を返済するためには高収入の仕事に就かねばならない。その仕事を失えば破産だ。医師や弁護士が権力者の不正に沈黙する理由のひとつはここにある。彼らは一種の債務奴隷なのだ。日本もそうしたシステムに近づいている。

 最近、アメリカの下院議員19名がジョー・バイデン大統領に書簡を送ったが、その冒頭、学生ローンの返済免除は有能な学生を軍人に雇う上でマイナス要因になると批判している。

 かつてアメリカには徴兵制があった。建前上、全ての男子は軍隊に入る義務があったのだが、支配的な立場にある人びとは自分たちの子どもを戦場へ送り出さずに済む仕組みがあった。そのひとつが「シャンパン部隊」である。この部隊は戦場へ派遣されない。CCR(クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル)の「フォーチュネート・サン」はこうした部隊のことを歌っている曲だ。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202308020000/

14. 2023年8月10日 20:22:55 : eyus6nJeNw : RkhGUGtPQVpKQ2s=[2] 報告
<▽35行くらい>
アメリカの地価上昇は限度を超えていて都市部の一戸建てや新築マンションは1億円では買えず2億、3億ださないと購入できなくなっている

それではと賃貸マンションを借りると都市部で家賃が月50万円、ファミリー向けは月80万円などし、郊外の『格安トレーラーハウス』でも月40万円するので車中ホームレスが増加しています

RVパークやトレーラーハウスは電源やトイレやシャワーがあるが駐車場代が月20万円もするので、その辺の路肩やウォルマートの駐車場で生活する人が多い

この前夜中のテレビでハワイの中古物件情報をやっていましたが、「この部屋は1億円で格安。向こうに見える建物は3億円です」とやっていました

ハワイはレジャーには良いがあまり住みたい場所と思えないのだが、1億円以下の物件は存在せず家賃は米本土の大都市並みになっています

こうした地価上昇の原因は日本のバブル期と同じ投機マネーが引き起こしたもので、この10年ほどのアメリカの超好景気は実はバブルだった可能性が高い

地価のような資産価格が極限まで値上がりしたらもう上昇の余地がなく、「一体誰が3億円のマンションを買うんだ?」という話になります

アメリカの景気がもし今後も良いと仮定すると、例えばNYやLAのワンルーム家賃は数年後に「月100万円」になるが、それがあり得ないのは誰にでも分かると思います

今後10年から20年のアメリカは上昇し過ぎた資産価値を抑え込む必要があり、日本の失われた10年(30年になったが)と同じになります

2010年以降の全世界資産バブルに乗っって好景気を謳歌した中国、韓国、台湾、シンガポールや中東諸国なども同じ問題を抱えています

台北やソウルや北京はマンション価格が平均1億円になり東京の5000万円(中古含む)を大きく超えたが、住居としてそんな価値はありません

オーストラリアやニューヨークは「バイト時給4000円」などを誇っていますが、同じ仕事をするのに日本の4倍のコストがかかるので国際競争に負けます

資産バブルというキーワードで考えるとバブルで成功した国々の現在の状況は、まったく笑えないものだと判明するでしょう

NYやSFでおしゃれなマンションに住むと家賃年1000万円です
https://www.youtube.com/watch?v=7W5kj7PZ5I8

https://www.thutmosev.com/archives/290562dgt.html

15. 2023年8月18日 16:29:31 : yHDnsPMSek : Z3drSTI3azY3eXM=[9] 報告
<■74行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
アメリカで車や住宅の差し押さえや、家賃滞納で追い出される人が数十万人
2023.08.18
https://www.thutmosev.com/archives/29194t7u.html

車が動くうちは車上生活者、動かなければホームレス


https://www.sfchronicle.com/bayarea/article/Sebastopol-s-ban-on-living-in-RVs-is-more-17534465.php

関連動画が記事下にあります

ばらまき政策のツケで金利と家賃上昇

アメリカはインフレを抑えるためFRBが政策金利を0,25%から5%超まで利上げし、住宅ローンも5%から7%前後まで上昇しました

サブプライム自動車ローン延滞率は2.5%でしたが23年3月は5.6%に上昇、サブプライムは低信用者向けローンで15〜20%の利息がかかる

アメリカはNYなど除いて仕事をするには自動車が必須で中古でボロボロでも構わないが動く車が無いと事実上就職ができません

日本のガソリンスタンドで月額1万円とかカーリースのポスターが貼ってありますが、アメリカでも購入よりリースを選ぶ人が増えています

購入だと最初にまとまった費用が必要だがリースは月額200ドルとかで済むからだが、それはリース品なので払えなければ車を差し押さえられる

リースにしろ購入にしろアメリカでは車の借金が払えず差し押さえられるケースが増えて社会問題になっています

滞納日数が60日から90日になるとローン会社が派遣したレッカー車が車両を回収して差し押さえ、その後競売にかけられます

長期間滞納している差し押さえ予備軍は全体の1.8%ですが、アメリカの新車販売は年間1400万台で中古車は4000万台なので延滞者の合計は年間300万台に相当します

リース車の場合アメリカでは支払いが行われないとその瞬間からキーを回してもエンジンがかからなくなり、それどころかドアを開ける事もできなくなりGPSによってスタッフとレッカー車が回収に来ます

住宅ローンの場合FRB利上げ前の30年ローン固定金利は3%台だったが23年半ばに7%台になり、最近はまた6%台に戻っているようです

変動金利は5%台だったのが7%台になったので少し穏やかですが、ぎりぎりの返済計画だったら返済不能に陥るかも知れません

住宅ローン金利上昇以上に影響を与えているのが地価上昇で、家賃を払えず立ち退き要求される人が数十万人も出ると推測されています

家と稼働車を失うと完全なホームレス
驚くことにアメリカでは賃貸住宅の借り手の保護制度はなにもなく、原則として月末に家賃を払わなければその日の0時で追い出して良い

これは州によって1週間や2週間猶予があったりするが、大家が電話すると警察官が「不法占拠」で銃を構えて突入する場合もある(多くの場合は立ち退き命令に従って出ていく)

こうなったのはトランプ、バイデン両大統領が600兆円もコロナ支援をしたせいで、資産バブルになり地価が高騰したせいでした

一般的に賃貸アパートは地価の1%程度を支払うが、今どき大都市中心部の家族向けマンションは1億円、少々狭くても数千万円なので家賃70万円から100万円はします

NYはワンルームでも50万円以上で地方のしょぼい都市でも30万円以上、それ以下はかなり田舎かスラム街になっています

アメリカの立ち退きは非常にドライで役所が相談にのってくれたりせず追い出され、シェアハウス(複数人だと安くない)かトレーラーハウスに転がり込みます

シェアハウスもNYのような大都市では家賃12万円以上、トレーラーハウスも設置済みの良い施設だと40万円以上はします

自分の車を持ち込んでトイレやシャワー、電気つきだと10万円から20万円、まともな暮らしが保障されるのはこのレベルまでになります

自分の車をその辺に止めると違法駐車だし水もトイレも電気もなく、管理人も居ないのでゴミだらけで周囲に注射針が落ちているような環境になります

アメリカで家がなくなると安全が保障されなくなり、ほぼ自動的に治安の悪い環境になり何をするか分からない連中の近くに住むことになる

車は動いて通勤できれば良いが動かなくなると通勤できない、それはアメリカでは就職できないのを意味するので無収入になります

ですから月10万円のRVパークやトレーラーパークで動く車を所有しているのがアメリカで人間らしく生きる最低ラインです

有料パークを利用できない人は車を道端に止めるが、収入がないので車の整備ができずすぐに不動車になってただのホームレスになる

屋根と壁がある家、そして動く車を失うと再び取り返す収入を得るのは困難で、ホームレスから抜け出せなくなります

車だけは維持して車上生活を続けている人も多いが、車上生活は疲労が蓄積されるので病気になって働けなくなることが多い


車が動くか動かないかが境目で、不動車では通勤できないし不法占拠になるのでいずれ撤去されます
https://www.youtube.com/watch?v=u9Vay6uof0I

https://www.thutmosev.com/archives/29194t7u.html

16. 2023年10月16日 15:12:51 : iAzz8XuUjk : dEZtSC83Vy52NFU=[7] 報告
<■69行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
アメリカは医療費に加えて救急車や弁護士費用、保険料も高額
2023.10.16
https://www.thutmosev.com/archives/302863br.html

アメリカの高額医療費

アメリカの高額医療費はよく知られていますが単に病院の医療費が高いだけではなく付随する様々なコストが高いので「倍々ゲーム」のように請求額が膨らみます

アメリカの一般的な病院で治療を受けた場合入院すると「一泊300万円以上」が相場で10日間も入院するのは大富豪だけ、かなりの手術後でもアメリカ人は自分で車を運転して帰宅するか近所のホテルに泊まります

都市部の病院に近いホテルも1泊数万円するが病院の1/100の料金と考えたら非常に安いため皆何があっても入院だけは避けようとします

病気で倒れた人は救急車で運ばれてくるが救急車は有料でおおまかに言って40万円から100万円程度だが最低料金やオプションなどがあってキャバクラ並みに分かり難い

救急車利用基本料 2,700.95ドル、マイル加算料 1マイルごとに65.29ドル、酸素処置料 226.40ドル、搬送拒否、処置料のみ 579.15ドル、先端ライフサポート処置料 506.63ドル

例えば近所の人が救急車を呼んだが料金を払えないので拒否しても、薬とガーゼを置いて行って勝手に”治療”して約9万円を請求します

基本料金2700ドルなので搬送距離が100mでも40万円、プラス1.6キロ走る毎に約1万円加算、先端ライフサポート処置が分からないが心臓マッサージや人工呼吸といった事かもしれない

救急車は最低40万円必要なのでウーバーイーツやタクシーや自分で運転して病院に行く人が多く、運転手に数万円払って介助してもらっても救急車よりずっと安い

無事に病院についたら治療してもらう前に社会保障番号を提示して病院は支払う能力があるのを確認し、ブラックだと治療を拒否されて追い出されます

アメリカでは治療前に見積もりを出してくれる場合があるが、救急搬送ではそうした余裕はなく「銀座の高級寿司屋」で「おまかせ」で注文したのと同じ状況に陥ります

アメリカにはオバマケアがあり低所得者向けの有利な保険があるが、中間所得者以上はオバマケアに加入できず高額医療費と高額保険が必要になります

アメリカ人の破産理由のほとんどが医療費で2番目が保険が高額だからで、高額保険に入っていても医療費全額を保証したりはしません

アメリカでは病院が少なく人口千人あたり病床数はアメリカ2.8に対して日本は13で先進国では世界一、これを見てもアメリカでは病院や医者が患者に対して圧倒的優位に立っている

救急搬送は1件40万円のビジネスでもある
https://www.youtube.com/watch?v=C2Nq7Q_SOsk


歯医者やペットの治療費も高額
アメリカでの平均的な出産費用は150万円から300万円でしかもこれは自治体が補助金を出して安くしてこの料金だそうです

だがアメリカ人には病院からの請求をそのまま払う人はおらず、弁護士に電話して半額以下にしてもらうのが恒例になっています

半額になるのは良いが弁護士にも高額な報酬を支払う必要があり、総額では言い値を払うよりかなり少なくなるが、要は病院と弁護士がつるんでボッタくりしています

アメリカでは事前に医療見積もりを貰う事ができる場合もあるが、全ての病院ではないし出された見積もりに「予想外の加算」があるのは恒例になっています

ガーゼ1枚1万円とかを平気で請求するのでいくらでも予想外の出費は増えていき、アメリカでは治療して数週間後に本当の請求書が郵送されてきます

入院したらまず数百万円で高度な医療をしたら数千万円、そこから保険で割引するが破産に追い込むのに十分な金額が書いてある筈です

アメリカの医療保険の平均金額は独身者で月10万円、家族プランで27万円というふざけたもので、それでいてカバーされる範囲が狭くあまり頼りにならない

加えてどういう訳か欧米先進国全般で「歯医者」は通常の医療保険適用外で全額自己負担、なので虫歯を治療して100万円請求される事があります

アメリカなど欧米先進国ではペットの治療費も高額でチワワの体重を測っただけで数十ドル、基本的に100ドル以下で帰れることは無い

犬の病気で一定期間治療すると数十万円や100万円以上、避妊手術とか風邪程度でも日本の数倍請求されるとの事です

ペットの医療保険に入っている人は少ないので全額が自己負担になり、結果としてアメリカではペットが病気や怪我をしても高額治療費を恐れて動物病院に行かない人が多い

アメリカでは犬を放し飼いする人が非常に多く交通事故が多い他、動物を撃つ人もたまに居て動物病院に搬送されるがそこでも高額医療費を請求されます
https://www.thutmosev.com/archives/302863br.html

17. 中川隆[-12217] koaQ7Jey 2023年10月25日 16:54:16 : cTDVQ55Jrs : TXhXcmNWL0gwTVU=[3] 報告
<■82行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
アメリカのインフレで打撃を受ける貧困層と痛みを感じない富裕層
2023.10.25
https://www.thutmosev.com/archives/304767ge.html

日本では民事不介入だがアメリカでは家賃を滞納すると保安官や警察が入居者を追い出す


https://www.nytimes.com/2021/07/31/us/politics/eviction-moratorium-biden-housing-aid.html
アメリカのインフレ格差

アメリカの23年成長はOECDの9月予想で2.2%、4月から6月は2.4%だったのでこの水準なら先進国では最高の成長率なのでそう悪くない

だが中央銀行FRBのパウエル議長はそう思っておらず、もっとアメリカを不況にして成長率を下げる必要があると考えている

FRBが気にしているのはインフレ率が期待ほど下がっていない点で、23年9月のCPI(物価指数)は前年比3.7%上昇だった

一時の8%以上に較べると十分に低い水準だがかねてパウエル議長は「インフレ率と金利が同じになるまで利上げする」と言っていました

米政策金利は5.50%なのですでにインフレ率より高く利下げ期待があるが、関係者はCPIが2.5%になるまで利下げしないと言っています

アメリカ人は以前は年3%から5%のインフレ率を受け入れて「もっと経済成長すれば良い」と考えていたが今ではインフレ率を低下させる方向に転換している

報道によるとNYやSFやLAなど米主要都市のワンルーム家賃は50万円でファミリータイプは80万円以上、円安の影響もあるがドルで計算しても相当値上がりしている

年収500万円の人がマンハッタンに1人で部屋を借りると家賃だけで年600万円、冗談ではなくこれが現実なのであそこでは年収1000万円未満が貧困層です

東京のワンルーム平均家賃は9万円程度だが区によっては7万円なので、安い部屋を探せば5万円台とかでも1人で1部屋に住めるでしょう

東京で年収300万円の人は家賃9万円を払っても190万円残るが、NYで年収600万円の人がワンルーム家賃を払うとちょうどゼロになる計算です

アメリカは医療費と保険料も高く保険料は1人暮らしで毎月10万円、ファミリーで20万円なので、収入が東京の2倍だとしても生活が楽だとは言えません

アメリカの方が安いのは自動車の維持費でデカいアメリカ車が日本のリッターカー程度、車検はあるがゆるゆるで住所がなくても車を所有使用できる(日本は住所で納税書類を受け取れないと車検を受けれない)

アメリカの方が食料品や衣類も高いが2倍も高い訳ではなく、肉やお菓子など安い物も多いので、実質食費は安く済むでしょう

アメリカで苦労しているのはまず低所得者だが、いわゆるオバマ保険の対象外になる中間所得者も生活が苦しく破産する人が多い


アメリカの家賃7万円台の家は、田舎の荒れ地に大きな物置を置いた感じ
https://www.youtube.com/watch?v=PE82tT22eIk


インフレは全ての人に平等ではない
低所得者層の間で家賃を滞納し、食料品の購入に苦労している人が増えていて、インフレは金持ちにも低所得者にも平等だが収入の増え方は平等ではない

どんな国のどの時代でも高所得者の収入は急上昇するが、低所得者の収入はゆっくりとしか増えないのでインフレは低所得者に厳しい

アメリカでは大都市中心部でワンルーム50万円だが周辺部で40万円、郊外や低所得地区で30万円、思い切って田舎なら安いが都会への通勤が困難です

トレーラーハウスやRVハウスでも40万円前後(かわりに家族で住める)、駐車場に自分の車を置いて水、電気、トイレ、シャワーを使えると月20万円から30万円取られるでしょう

それを払えない人は車を路上やウォルマート駐車場や公園などに勝手に止めるが、治安が良くないのと定期的に撤去されます

車の中で寝ても水、電気、トイレ、シャワーが無いのは生活に困り、短期間でホームレス化してしまうのが車上生活者の常になっています

福祉関連企業による8月の調査報告書では新型コロナウイルスの補助的栄養支援プログラム(SNAP)を利用する家庭(つまり貧困家庭)では、半数が食費が足りず食事を減らしていた

クレジットカードの滞納率は7%で自動車ローンや住宅ローンや家賃滞納も増加し、個人事業主のかなりが高騰した家賃を滞納している

コロナバブルでアメリカの家賃は50%から2倍も上昇したが借主保護制度がなく、「来月から家賃をいくらに値上げします。払えない場合は告訴します」という通告を受ける

払えない場合1週間程度の猶予期間がある州もあるが、多くの州では期限の翌日に追い出しても良く、一部の州では警察に通報すると「不法占拠」で警官が追い出してくれます

100%大家の権利だけが尊重され借りる側の人権はなし、なのでコロナによる猶予措置が切れて多くの人が強制退去になっています

水道、電気、ガスも滞納すると猶予措置はなくすぐに停止になり、そういう人はアジアショップで1ドルのカセットガスを買って調理している

アメリカには食糧を無料でもらえるフードバンクがあるが、希望者が多く需給バランスが崩れて食糧が行き渡らなくなっている

一方で中間層はオバマ保険の対象外なので保険料と医療費が驚くほど高く、医療破産する人が多く健康な人も「明日は我が身」と震えている

富裕層と呼ばれる人にインフレは無関係で、ベンツやグッチの値段が去年より10%上がっても気にする人はいません

富裕層は土地などの資産から収入を得ていて、インフレ率が10%なら家賃を10%増やすだけなので関係ないのです
https://www.thutmosev.com/archives/304767ge.html

18. 2023年11月05日 18:28:48 : Ta4RP4gWlc : c3ZOTzIyZ3RjVHM=[4] 報告
<■75行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
平均的アメリカ人の生活の質が急降下
2023.11.05
https://www.thutmosev.com/archives/307094fr.html

これはおそらく全米一高い、カリフォルニアではビッグマックセット10ドルだが1500円以上する


https://westfaironline.com/food-restaurants/darien-mcdonalds-grilled-on-social-media-for-super-pricey-meals/
平均的アメリカ人の生活の質が急降下

ビッグマック指数は経済実態をわかりやすく表す指標で知られているが、そのビッグマックのセット価格がアメリカで約2700円(18ドル)になったとニューヨークポストが報じていました

18ドルはコネチカット州ダリエン店の値段でマンハッタンのタイムズスクエア店は13ドル、同じころ(23年10月)カリフォルニア州スタンフォード店では約10ドルだった

今1ドル150円なので全米平均ビッグマックセットを10ドルとすると1500円、日本マクドナルドのHPでは750円以上だが、クーポンやタイム割引でもっと安い事も多い

ビッグマック単品では日本450円以上でアメリカ831円(比較サイトから)、これも実際には両国ともクーポンで安いものを注文するので定価で買う人は少ないでしょう

アメリカのマクドナルドで食事するとほぼ同じものを食べて1.8倍から2倍、しかもアメリカ人は大食いなので日本750円としてもアメリカ人は2000円近く出費します

良く言われるのがアメリカの給与は日本の2倍だから値段が2倍でも実質同じという説明ですが、全てのアメリカ人が平均給与を貰っている訳ではないです

アメリカは上位数パーセントの富豪が全国民の資産の5割も占める国で格差が大きく「平均的な収入」の人が少ない

どんな統計を取っても平均以下の人数が平均以上の2倍以上は居て、例えば日本でも「日本の平均収入」を上回っている都道府県は東京だけです

7割以上と思われる平均以下のアメリカ人に1食2000円は重く、さらに他の外食店では最近「チップ」の過剰な要求が高まっている

チップの始まりは”どれい”解放運動と関係があり、彼らは解放されたが超低賃金で働かされていて、支援の意味で始められたのがチップ文化でした

ところが労働者や会社はチップを「最低限の義務」にすり替えて、客がチップを払わないと追いかけて請求したり問い詰めたりネットで晒して糾弾したりしています

アメリカの最低賃金は時給15ドルくらいですが抜け道があり、チップ制度を採用すれば最低時給2.13ドルになり15ドル払わなくても良い


この店はお姉さんが見張っている前でチップ選択画面を押さなくてはならない
https://www.thutmosev.com/archives/307094fr.html


万引きと列車強盗が多発
例えばあるハンバーガー店で移民を時給3ドル(450円)で働かせてもチップ制なら合法、後は客と店員との問題なので店は関係ない

平均収入以下のアメリカ人を悩ませているのがキャッシュレス化と無人レジで、多くの無人決済期の画面には「チップ」を選ぶ画面とチップ無しを選択する画面がある

選択はチップ10%、15%、20%の事が多いが高級店では20%以上しか選択がなく、「チップ無し」は画面をスクロールさせると赤い文字で出てきたりする

選択画面は店員が監視していて、なしを選ぶと「チッ」と舌打ちしたりスラングや「ヒュー」のような声を発するのでほとんどの客はチップを支払う

チップは給料を貰えない貧しい労働者に善意で支払うものなのに、スマホのおばけみたいな無人決済機がチップを要求し、払わないと客を侮辱したり恥をかかせる

知られているようにアメリカは医療費と保険料が高額で、中間層は医療補助を受けれないので病気になると自動的に破産するシステムになっている

これらをまともに払ったら生活できないので市民の解決策は一つがフードバンク利用だが、利用者が増えて数量に制限が設けられたりしている

もう一つは万引きでアメリカのほとんどの州では1000ドル未満の万引きは軽犯罪のような法改正があり、事実上つかまらないようになった

あまりにも万引きが増えて毎日万引きしてネット販売する者もあらわれて、都市部のショッピングモールが閉鎖されると警察や店もやっと”一部で”取り締まるようになった

有名チェーン店は店員に「万引きを防止してはならない」と教育し、警察に通報したり追いかけた店員を規約違反で解雇している

万引きを通報したら業務が一時中断するし犯人が抵抗して店を壊されたり、かえって被害が拡大するので「徹底して放置せよ」という方針です

さらに事態は悪化してアメリカで増加しているのが「列車強盗」で西部劇の世界ではなくロサンゼルスでは毎日数十から100以上のコンテナが襲われ数千個の段ボールが奪われています

ロサンゼルスには列車の襲われスポットがあり犯人集団はコンテナの商品を持ち出して段ボールはその場で捨てるので、周辺はゴミだらけになっている
https://www.thutmosev.com/archives/307094fr.html

19. 中川隆[-12113] koaQ7Jey 2023年11月29日 14:40:57 : CQ5QivuZ7Q : UWYycTBwQy4ycHc=[3] 報告
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平均的アメリカ人の生活がどんどん苦しくなり活力を奪っている
2023.11.29
https://www.thutmosev.com/archives/311764fr.html

アメリカの中間層は厳しい、家族向け保険料だけで年300万超、大都市の家賃は年1000万円かかる


https://news.yahoo.co.jp/articles/9b2ae0878f4f7822223239e7c8879c749a5c89c6 「中流階級」が50%以下になったアメリカ…縮小する中間層だが、その「最低世帯所得」にもビックリ!(ニューズウィーク日本版) – Yahoo!ニュース
アメリカは今後低成長時代になる

アメリカの1人当たりGDPは2023年に8万ドル(予測値)で日本は同じく3万3000ドル、超円安になる前の2020年は4万ドルだったがそれでも日本はアメリカの半額に過ぎません

比較するとドイツは5万2000ドル、イギリス4万8000ドル、フランス4万6000ドル、オーストラリア6万3000ドルでした(全て23年予測)

このようになったのは2000年以降アメリカIT産業が強かったのと日本の低成長に加えて超円安、欧州の成長率が日本よりも高かったからでした

この状況がもう数十年続くとアメリカの1人当たりGDPは他国の2倍にもなるが、そうならないのは過去の歴史が証明しています

アメリカのIT産業をイギリスの産業革命に置き換えると、イギリスだけが無限に成長すればやがてイギリスは他の全世界を上回る筈でした

実際にはドイツやフランスやアメリカなどでも次々と産業革命が起こったので、イギリスの優位は一時的であり第一次大戦ではアメリカに助けてもらってかろうじて勝利しました

成功して一時的に優位に立ってもやがて他の国が追い付いてくるのは、戦後日本の急成長とその後の中韓などの追い上げを見ても分かると思います

長い間アジアでは日本だけが経済成長し日本だけが先進国だったが、今は1人あたりGDPではシンガポール、香港、ブルネイの方が高くなっています

アメリカのIT企業群は圧倒的な力を持っていたがかつての自動車ビッグ3のように、やがて他国のIT企業に押されて苦戦する時代がやってきます

アメリカはITを武器に成長を続けたが人件費など様々なコストが高騰し過ぎ、これはインフレと物価高としてアメリカ人自身に打撃を与えています

アメリカ人の収入は日本の2倍超なので物価が2倍超でも「同じだ」という事にはならず、ホームレスが100万人を超えるいきおいで増加しています

平均すれば年収8万ドルかもしれないがそんな国で年収4万ドルの人は貧困層に落ちてしまい、車上生活や路上生活になっています

収入2倍で物価2倍でもアメリカ人の生活が苦しい訳
日本のサラリーマン正社員の平均年収をGDPと同じ3万3000ドル(約490万円)と仮定すると、その半分の240万円以下の生活はかなり厳しいと思います

アメリカのやや豊かな中間層上位の年収が8万ドル(約1200万円)だったら、その半額の年収4万ドル(600万円)の人の生活は日本の240万円と同じ程度に厳しいでしょう

アメリカでは買い物すべてウォルマートの特売品で済ませると日本より安かったりしますが、住宅、医療費、保険がとんでもなく高い

NYやLAやSFのような大都市で”平均的なワンルーム”を借りると家賃40から50万円、ファミリー向け賃貸は80万円程度になっています

それらの町でマンションや一戸建てを購入するには1億円以下では不可能で、数億円が相場になっているようです

最近東京の新築マンション価格が上昇していますが一部の高級マンションは2億円以上ですが普及品は5000万円から7000万円以下で高望みしなければ7000万円以下で購入できます

医療費の高さは度々報じられていますが「一日入院あたり300万円から500万円」が平均的な医療費で、それをカバーする保険料も同じ程度に高額です

2022年の医療保険の平均保険料は単身者で月659ドル、家族プランで月1872ドル なので、何もしなくても単身者月10万円、子どもがいると月28万円も取られます

家族持ちだと保険料だけで年330万円なので、医療費を1ドルも使っていないのに医療保険で破産してホームレスになる人が居ます

加えて救急車を呼ぶと40万円かかり走行距離1キロにつき1万円加算、搬送を拒否しても「消毒してもらう」などの治療費で最低40万円取られます

加えてアメリカは歯医者の医療保険はないので100%自己負担、ペットを飼っているアメリカ人が多いがペット治療費も高額でペット保険も高額です

加えて今問題になっているのは奨学金と自動車ローン滞納で、平均的なアメリカ人は大学卒業までに数百万円の借金を背負い数十年かけて返済しています

これらにお金がかかるので自動車ローンや住宅ローン滞納者が増えていて、特に中間層以下の収入の生活が非常に厳しくなっています

「物価が2倍で収入も2倍」の国では富裕層は良いのだが平均以下の人(実は国民の大半)の生活が苦しくなります

こうした事でアメリカ経済の活力は徐々に低下し、今後数十年のアメリカはあまり明るくないでしょう
https://www.thutmosev.com/archives/311764fr.html

20. 中川隆[-12044] koaQ7Jey 2023年12月07日 18:40:22 : 6t0zxHSnB2 : dHFHaVVOdzg2aEE=[1] 報告
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アメリカ人の生活は意外に苦しかった。平均的な家庭のほとんどは赤字
2023.12.07
https://www.thutmosev.com/archives/313426yt.html

フードバングは1人当たりの配給に制限がある


https://www.cbc.ca/news/canada/ottawa/food-bank-donation-canada-reserves-pandemic-covid-1.6965882

平均的な家庭が赤字
https://www.thutmosev.com/archives/313426yt.html


年収4万ドルで家賃2000ドル

米社会保障庁によると2022年のアメリカの賃金中央値は4万ドル(40847ドル)でこれは税引き前に月3400ドルの収入を意味しています

カリフォルニア州やNY州では税金として22%引かれるので手取りは月2652ドル(約39万円)で一見すると多いように見えます

住宅賃貸料の全国中央値は月2000ドル(1978ドル)約30万円弱なので、給料から家賃を引くと月に9万円しか残りません

2022年の医療保険の平均保険料は単身者で月659ドル、家族プランで月1872ドル なので、何もしなくても単身者月10万円、子どもがいると月28万円も取られます

家族持ちだと保険料だけで年330万円なので、医療費を1ドルも使っていないのに医療保険で破産してホームレスになる人が居ます

仮に父親1人が働いて家族数人を養うと想定すると、すべて全米平均だとすると家賃と医療保険でマイナス19万円の赤字になります

因みに日本政府が公表している年収中央値は366万円ですがこれは「正社員のみ」というまやかしの数字で、非正規との合計では200万円台後半に過ぎません

日本全国の平均家賃は約5万5,000円で医療保険は国民皆保険で充分なら年20万円程度、国民年金は年約20万円となっています

家賃、国保、国民年金の3つを合計すると年約110万円で、年収手取り270万円で1人暮らしとすると月13万円を光熱費や生活費に使える事になります

アメリカで販売されている「平均的な住宅」購入に必要な支払額は、平均的な年収の41%に相当するが他の支払いがあるので1人分の年収で家を購入できません

夫婦で2人分の収入なら年収8万ドルげ月収手取り5000ドル(約75万円)になるが、平均家賃と平均保険料を払うと残り12万円しかありません

12万円から自動車2台分(夫婦それぞれ)の費用と光熱費を支払うと5万円程度しか残らない筈で、多くの子供がいる家族は赤字なのです

無限にお金が出ていく仕組み
アメリカの冷暖房はセントラルヒーティングで家一軒を丸ごと冷やしたり温めるが、その為に光熱費は月に5万円から8万円もかかります

なので最近は日本式の一部屋だけの冷暖房にしたり、節約のために暖房などをなるべく使わない家庭も多いと言われている

アメリカでは自動車の税金などが安いが最近はガソリン代が日本と同等なので節約しても車両を含めて1台に月2万円はかかり、夫婦共働きだと2台なのでかなりのコストになる

子どもにもお金がかかり平均すると18歳(つまり高校まで)に26万ドル(約4000万円)かかるとされ大学費を親が払えば4000万円を超える

子ども1人につき毎年200万円かかっているわけで毎月17万円、子どもが2人なら「平均的な家庭」で毎月34万円がかかっている筈です

子どもが1人でもいたらアメリカ人共働き夫婦の中央値年収8万ドルでも毎月10万円以上の赤字になっています

赤字の分は借金で埋め合わせているわけで平均的なアメリカ人は10万ドル(1500万円)以上の借金を抱えて生きています

借金の多くは住宅ローン、自動車ローン、学費ローンが3大ローンで、米家計債務は17兆ドル(22年末)約2500兆円です

日本の家計債務は約390兆円なので人口が2倍超違うと言ってもアメリカ人の生活は収入ではなく借金によって維持されている

アメリカ人のもうひとつの収入源はフードバンクで現金を得られるわけでは無いが食糧を無料でもらえるので食料にお金を使わずに済みます

フードバンクの食料はスーパーなどで売られている正規品でもちろん消費期限内で腐っていたり品質の悪い商品は配布されていません

フードバンクは慈善事業なので寄付をした企業や個人は納税で優遇される事から税金対策として積極的に寄付をする企業もあるようです

そうした制度があるにせよアメリカの「平均的な家庭」の収支は苦しくなるばかりです
https://www.thutmosev.com/archives/313426yt.html

21. 中川隆[-11956] koaQ7Jey 2023年12月20日 12:50:03 : ggb5ghe6dg : M29xdVdwRVVMQTI=[1] 報告
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アメリカのホームレス人口が史上最多65万人、100万人予想も
2023.12.20
https://www.thutmosev.com/archives/31841.html

23年も過去最多を更新する勢い


https://www.forbes.com/sites/anafaguy/2023/12/15/homelessness-hits-record-high-after-12-jump-this-year-us-officials-say/?sh=1a61212a463a
アメリカのホームレス人口が急増

アメリカのホームレス人口が22年の1年間で12%増加し、米国住宅都市開発省(HUD)によれば23年1月時点で約65万3000人がホームレス状態で、前年から7万650人増加した

65万人は住宅都市開発省が2007年に実態調査を開始して以来最も多い人数で、23年も難民急増や家賃高騰などでホームレスが増えたと予想されています

HUDによると、2023年には人口1万人あたりのホームレスの数は約20人で人種間の偏りがあり、アジア系ホームレスが1年で40%急増し、ヒスパニック系やラテン系も3万9000人以上増加した

報告書は米国のホームレス数が減少から増加に転じ。その原因として家賃滞納者への立ち退き猶予措置など、新型コロナウイルス対策の支援プログラムが2021年に終了したことが影響したと書かれている

アメリカでは各州で若干の猶予期間があったりするものの、月末が家賃の起源だとすると夜中0時をもって立ち退きを要求する事が出来、居住者はただちに退去しないと不法占拠になる

実際州によっては大家の通報によって警察官が駆け付けて居住者を立ち退かせる場合があり、家や部屋を借りる人の権利は事実上なにもない

州によって立ち退きまで1週間とか2週間の猶予が認められているが1か月も猶予がある事はなく、大半は家賃を払えないとすぐに追い出されてしまう

追い出された人がとりあえず住むのはシェアハウスやシェアルームで1人月額10万円もするので、家族数人だったら家賃を払えない人が住める場所ではない

すると自動車で車上生活になるが正規のRVパークでは水とトイレと電気がある「駐車場所」を借りるだけで10万円から20万円以上もし、家付きのトレーラーハウスは郊外や田舎でも20万円から40万円もします

都市部では家賃30万円以下は少なくあってもいわゆるスラム地区、相当な田舎で不便な場所の「小屋」のような家なら10万円台であるかも知れないというレベルです

それではホームレスや貧困者のための公的なシェルターはどうかというと、そこも希望者が多く競争になっているし一時収容所なのでずっと住むことはできません

こうしてトコロテン式に拒否されては追い出されていった結果、公園や路上で車上生活をするかテントを張って路上生活をする事になります

あまりにも高額な家賃が問題
アメリカは路上駐車に寛容だがやはり年に1回ぐらい一斉取り締まりがあって、車上生活者の車を撤去するがその時不動車は撤去されてしまいます

なので車が動かない人はボランティアやホームレス仲間の車にけん引して貰って移動するが、タイヤがパンクしていたり盗まれたりするので簡単でもない

道端のテント生活より車の方が楽ですが、電気やシャワーや水やトイレが出ないので不便だし、車の中は思ったほど温度が一定せず治安も良くありません

冬の外気温が0度なら車中でも明け方にはほぼ0度になるし、夏は気温35度だったらエアコンがない車中は40度以上になるでしょう

一度テント生活や車上生活になると低賃金の職でしか働けなくなり、その後「建物の住居」に移るのはとても難しくなります

アメリカには日本のマイナカードのようなIDカードがあり、番号を打ち込むとその人の信用度が分かるので大家はホームレスで低賃金の人に部屋を貸さないからです

アメリカではIDカードとクレジットカードがないとレンタカーも部屋も借りれないが、「住所」というものがないとほとんどの社会制度から抜け落ちてしまいます

バイデン大統領は22年12月に全米のホームレス人口を2025年1月までに25%減らす方針を立てたが、1年目は大幅増加で2年目の23年もかなり増加しているでしょう

ホームレス予備軍の貧困ライン以下の人口は3720万人で、貧困ラインとは4人家族で年収5万2150ドル(約720万円)以下で低所得者住宅に入居できます

また家族4人で世帯年収が3万1000ドル(約430万円)以下の家庭は超低所得層で、ホームレス予備軍と考えられています

日本の家賃相場では全然貧困層ではないが、アメリカの平均的な家賃は日本の数倍(ニューヨーク市は東京23区の3倍以上)になっています

https://www.thutmosev.com/archives/31841.html

22. 中川隆[-11747] koaQ7Jey 2024年1月27日 19:21:18 : IFyu7J9Mew : SUdsLjBKVWtHMnc=[1] 報告
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半数のアメリカ人は車が買えない貧困状態だった
https://www.thutmosev.com/archives/32834.html

2024.01.25
平均的なアメリカ人は平均以下の中古車も買えない


https://aamotors.net/buy-car-online
平均的な中古車価格が450万円

ニューズウィーク誌によるとアメリカ人の8割は車を買う余裕がなく、消費や物価の上昇を引き起こしたのは生活の心配がない富裕層だった

新型コロナウイルスの影響で生活費は高騰し車にかかる諸費用や自動車保険、修理費用なども上がり、2020年から新車価格は30%、中古車価格は38%高騰した

2023年には新車価格は1%の上昇で平均5万364ドル(743万円)、中古車価格は2%下落して平均3万1030ドル(458万円)だったが平均的アメリカ人が買える値段ではないという

カムリハイブリッド(現行)の中間グレードは3万ドル(約533万円)、プリウスXLEは3万895ドル(456万円)だが、新車価格が3万ドルを下回るのは全体の10%。中古車でも2万ドルを下回るものは28%にすぎない

従って最安2万5000ドルからのプリウスはアメリカでは「格安の経済車」という位置づけになり、ライバル車は500万円や700万円以上もします(テスラモデル3など)

金融関連ニュースサイト「MarketWatch」によればアメリカ人が車を買うのに必要な最低年収は10万ドルで、家計が非常に苦しいと分析した

自動車情報サイト「エドマンズ」記者によると2019年11月に新車平均価格は3万8500ドルだったが、2023年11月には4万7939ドルになった

新型コロナは物流混乱や工場停止を引き起こし、コロナ期間中は多くの自動車メーカーが生産縮小したので、メーカーは高級車の生産を優先し値上げした

アメリカではコンパクトなハッチバックやセダンが減少し、EVや少量生産や高級車を除く多くの車種が大型のSUVに移行してしまった

理由はセダンよりSUVが高く売れるからで消費者も大型で高級な車を欲しがったので、自分で自分の首を絞める事になった

消費者はカメラやセンサー、レーダーや大型画面、ドラレコやカーナビや自動運転や自動ブレーキなどを求めるようになりそれぞれに10万円以上のコストがかかっている

2023年のアメリカの平均年収は5万9,428ドル(約886万円)、世帯年収の中央値は約7万5,000ドル(約1,125万円)だが、一方で労働者の半数以上は年収4万ドル以下で働いている

家賃や保険を払うと生活費が残らない
およそどんな統計でも一部の人が「平均」を吊り上げるので平均に満たない人が2/3くらいを占め、例えば日本の平均年収を上回っている都市は東京だけだったりします

2022年のアメリカ全労働者の平均賃金は4万848ドルだったが、例えば日本でも非正規労働者を含む「中央値」を取ったら年収300万円程度になるでしょう

アメリカ人の半数は年収600万円以下なのだが都市部の平均的なマンション購入価格は1億円以上、平均的なワンルームマンション家賃は30万円以上なので税引き前の月給50万円でも余裕はまったくないでしょう

平均的なアメリカ人は家賃や住居費に毎月30万円以上を払いもしセントラルヒーティングだったら冷暖房で月5万円、保険料だけでファミリー向け28万円で個人でも月10万円、いったいどうやって生活しているのか分からないほど計算が合わない

現代のアメリカでは30代以下の若者の半数は親と同居して住居費を減らしていて、結婚しても親と同居して親がなくなると家を相続する事で自分の家になる

都市部で1人で部屋を借りるのは富裕層だけで、良くて1人1部屋だが1部屋を4分割して間借りするような若者が多い

所得が平均以下の貧困層にはオバマケアという皆保険があり、冷暖房はセントラルではなくポータブル機器で節約している

低所得者はフードバンクで食料品を無料でもらったり、古い車を家代わりにして住居費を節約している人も多い

そうして生きているがとても新車を買う余裕はなくて、中古車でも数百万するとしたら10年以上落ちがやっと買える程度でしょう

年収4万ドル以下の事実上貧困層と、年収10万ドル以上で余裕がある層に完全に分かれてしまっていてこれが「アメリカの分断」と呼ばれている

アメリカのインフレは平均以上の層には何でもない事なので活発に消費していて、それがインフレ率を引き上げて平均以下の生活を圧迫した

日本には平均以下の人が買う軽自動車があり小型車の半額以下で購入できるが、アメリカにはそういう物がなく富裕層と貧困層が同じ車を買う

アメリカではカローラセダンが21,550ドル(日本円約320万円)からだがこの辺が車の最安モデルで、150万円以下の新車は無い

https://www.thutmosev.com/archives/32834.html

23. 中川隆[-11723] koaQ7Jey 2024年1月30日 20:47:41 : yXNsJDiSNM : ZGJnUVZGQWJQckU=[8] 報告
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トランプを支持する白人層の困窮、過半数割れは目前に近づく
2024.01.30
https://www.thutmosev.com/archives/32917.html

白人の立場はどんどんまずいものになっている(フードバンクで無料の食糧を貰う人たち)


https://www.today.com/food/50-million-people-may-experience-hunger-year-these-organizations-are-t203672
誰がトランプ候補を支持しているか

米共和党の候補者選び初戦でトランプ前大統領が圧勝し、有力な対立候補がいないのでこのまま共和党はトランプが大統領選に出馬する可能性が高い

トランプが議会襲撃など複数の容疑で訴えられているが、今までに実施された共和党の地方予備選ではいずれも5割以上の得票で圧勝した

アメリカのメディアは全て反トランプに偏った報道をしているが、メディアに左右されない人が多数いてトランプに投票している事に成ります

バイデンが勝った2020年11月の大統領選では白人が多数を占める南部と内陸部ではトランプが多数、有色人種が多い西部と東部の沿岸州はバイデンが多数だった

アメリカの白人は今衰退する過程にあり、もう1世代後には過半数を下回り2世代後に少数人種、3世代後には消滅している可能性が高い

第二次大戦前にアメリカの人種は白人が9割だったが現在は62%、新生児はかなり前に白人の子供は50%を割り込んでいて2060年には総人口の42%まで減少する

その頃はヒスパニックの人口が28%に増加していて、2080年までにはヒスパニックと白人の人口割合は30%台で交差することになる

アメリカ全体の出生率は2021年に1.66だったが白人は1.4以下でヒスパニックは1.9とかなりの差があり、西海岸と東海岸ではヒスパニックが白人より多い街も少なくない

ヒスパニックとはラテンアメリカ出身のスペイン語を話す人で、肌の色はやや褐色で平均身長は170CMで白人の176CMよりかなり低い

ヒスパニックも白人ではあるがブラジル人やメキシコ人で連想するような人達で、アメリカ社会では多数派の白人とは区別されている

白人の減少と衰えは2008年に黒人のオバマ大統領当選として表れていて、オバマにはリベラルな白人の多数も投票したが有色人種の圧倒的支持を受けた

オバマが残した負の遺産が「ポリコレ」として知られている人種優遇政策で、社会のあらゆる場所で白人より有色人種を優遇しなければ差別だと規定する恐るべき制度でした

白人の高収入貧困層
ポリコレは例えば大学で白人と有色人種を同じ基準で採点すると差別であり、有色人種を加点し白人は減点しないといけない

その割合は「アフリカ出身の貧しい黒人女性」だと最大2倍も加点されるので、例えばその人が51点なら白人男性は100点満点を取っても絶対に勝てない

この制度は入学試験だけではなく期末テストや卒業試験や企業の採用試験や昇進試験、公務員の採用や昇進に至るまで一生ついて回ります

同じように努力しても白人は絶対に有色人種に勝てない制度で、特に白人男性は白人女性よりさらに減点され社会の底辺に追いやられようとしている

100点を取ったのに51点のアフリカ女性に負けたような層がトランプを熱狂的に支持していて、分かりやすく言えば白人復活を望んでいる

だがアメリカではもう黒人もヒスパニックもアジア人もアメリカ国籍を持つ「アメリカ人」なので、白人だけを優遇する政策はできっこない

これは第二次世界大戦の時から予想できたことではあったが、移民を規制せず目の前の豊かさを追いかけたため取り返しがつかない事になった

日本に置き換えると「日本人」の新生児が50%を下回り総人口でももうすぐ過半数を割り込みそうになっているのに等しく、白人層は今になって危機に気づいてトランプに投票している

困窮する白人に追い打ちをかけているのは格差問題で、アメリカ全体を平均すれば1人あたりGDPは7万ドルだが、最近の調査では労働者年収の中央値は4万ドル(約600万円)だった

日本で600万円なら高収入だがアメリカの都市部家賃はワンルーム30万円で大都市は40万円以上、つまり家賃だけで年500万円かかり、ファミリー向け大都市物件は年間家賃800万円以上になっています

アメリカの医療費の高さは有名ですが独身者向け民間保険料でも月10万円、ファミリー向けだと月20万円超なので年250万円ほど、セントラルヒーティングの冷暖房代は年60万円だし、新車価格の平均は600万円に達している

これだとアメリカの大都市で年収1000万円世帯は「貧困層」になってしまい、夫婦で年収1800万円はないと「普通の生活」が送れない

だがアメリカ労働者の賃金中央値は4万ドル(600万円)なので、これだと単身者なら田舎町、夫婦で1200万なら郊外に住める程度です

この結果ホームレス人口が急増し65万人になったが全員を把握している訳ではなく年10%以上増加しているので、100万人に達すると予想されています

豊かな筈のアメリカには「高収入の貧困層」が大勢いて不満が爆発しそうであり、こうした白人層の希望がトランプに寄せられている
https://www.thutmosev.com/archives/32917.html

24. 中川隆[-11664] koaQ7Jey 2024年2月09日 12:04:49 : rNsyQ65TTg : QkpKYlR3dDVSQ2M=[4] 報告
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ニューヨークでは低家賃住宅が20万円以上
2024.02.07
https://www.thutmosev.com/archives/33122.html

NYの低家賃アパート


https://www.businessinsider.com/nyc-rent-laws-are-insanely-confusing–we-cleared-them-up-2015-6
ニューヨークの低家賃住宅の家賃

ニューヨークの家賃は1ルーム平均50万円でファミリー向け物件は80万円、これは本当でもあり間違ってもいてマンハッタンではそのくらい必要でもっと高い物件が多い

だがニューヨーク州のマンハッタン以外の田舎では600ドル(10万円程度)くらいの部屋もあり、家賃安定型アパートという規制アパートには家賃の上限規制がある

1969年に始まった家賃安定化の制度は、およそ100万戸のアパートをカバーし、ニューヨーク市の人口の4分の1が対象となっている

約100万人の家賃安定型住宅の入居者のほとんどが、2022年に収入のおよそ3分の1以上を家賃に支払っていた

家賃安定型アパートの世帯年収の最近の中央値はおよそ47,000ドル(約690万円)で、家賃の中央値は月々およそ1,400ドル(20万円)となっています

ちなみに東京都都営住宅の平均家賃は約23,000 円で民間住宅の平均家賃は約89,600円(東京都の説明による)の月額20万円は低家賃住宅にしては高い

東京23区の家賃は上を見ればきりが無いが10万円以下の賃貸住宅も豊富にあり、収入が平均より低い人でも収入に合わせた物件を探すことができる

家賃安定型アパートを所有する家主が建物に使った費用と家賃収入を計算し、費用をかけた分だけ値上げできるようになるという抜け道が存在した

家主は改修を繰り返して家賃を値上げするため結局安定型住宅の家賃は値上げされ平均20万円、30万円以上になると安定化物件から外れる

投資家は家賃安定プログラム対象の老朽化物件を購入し家賃収入を得て改修と家賃値上げを繰り返し、十分な利益を得たら転売する手堅い投資だった

2019年にニューヨーク州は家賃の上限を大幅に引き下げたうえで、その物件が安定化プログラムから外す事ができないように変更した

これで20万円以上だった家賃は10万円程度になり、さらにプログラムから外せなくなったのでどうやっても10万円以上をとれなくなった

増え続けるニューヨークのホームレス
これは賃貸入居者から歓迎されたが住宅問題専門家からは「新規の住宅供給が減るので長期的には供給不足が解消されない」と批判がでている

投資家はアパート投資で利益が出ないなら投資しなくなり、それは結局住宅の供給不足を加速させかえってホームレスを増やすだろうという指摘です

ニューヨーク州では州政府ですら手ごろな家賃の住宅を確保できなくなっており、「土地が足りない」と言っているのだが北海道と九州を併せた面積に人口2000万人なので土地が無いわけではない

マンハッタンの面積は山手線内側とほぼ同じで人口は162万人、山手線内側の人口は明確ではないが120万人前後といわれています

マンハッタンには確かに土地が不足していてマンハッタン近郊には既に住宅地が開拓されていて、その外側は都市から遠く60キロ以上内陸側に離れると森林が目立つようになる

マンハッタンやその近くに通勤するには離れた場所には住めないので、月額40万円以上の家賃を負担しないと丸ごと一部屋を借りる事はできない

多くの人は単身者ならシェアルームで一部屋を2つや4つに分割して住み、あるいはスラム地区の安い部屋に住むか、郊外のトレーラーハウスなどに住む

まともなトレーラーハウスは家賃40万円以上するが家族で住むことができ、20万円以下だと治安が悪かったり低所得者層が住む地域になる

都市部だとベッド1つ分のルームシェアでも月10万円以上かかり、それ以下だと車上生活やホームレス生活になってしまいます

アメリカにはホームレスが避難するシェルターがあるが希望者が多く治安も悪いので、毎日全員がそこで寝れるわけではない

マンハッタン辺りでは車を止めておく空き地がないので車上生活が困難で、テントを張ったり道端で寝ている人も見かける

悪い事に最近またメキシコなどから数十万人の難民希望者が入国し彼らの大半は無一文なので、州や市の財政を圧迫し毎月ホームレスが増え続けている
https://www.thutmosev.com/archives/33122.html

25. 中川隆[-11486] koaQ7Jey 2024年2月24日 19:30:34 : EECi8Kn8ri : Uk5DSWttRDdKeEE=[1] 報告
<△29行くらい>
【これが現実】アメリカ生活が辛い!!移住した日本人の多くが帰国する理由10選!!
Far West Life /マサのアメリカ生活
2024/02/16
https://www.youtube.com/watch?v=8NMCxQF-G80

@ビザや永住権が取りにくい
A物価高/給料が物価に追いついてない
B家が買えない、家賃が高い
C治安の悪化
D日本食が恋しい
Eアジア人が就職に不利
F友達ができない
G結婚相手がいない(男)
Hポリコレが酷い
I医療費、保険が高い


【これが現実】アジア人男性はアメリカ人女性から全くモテません!!モテない理由を徹底解説!!!
Far West Life /マサのアメリカ生活
2021/07/24
https://www.youtube.com/watch?v=wt48GWMyLsQ&t=0s

アジア人男性がアメリカ人女性にモテない理由を今までの自分の経験とアメリカ人の女の子の友達に聞いたことなどを感情を別にして自分なりに分析してまとめてみました。

0:00 オープニング
2:08 アジア人男性はアメリカではモテません!
4:07 アメリカ人女性は男らしさを求める!?
6:04 英語ができないと相手にされにくい
7:19 アメリカ人女性の美的感覚は違う?
8:30 アジア人男性はレディーファースト文化に馴染みがない!?
10:11 アジア人男性はアメリカ人男性に比べて積極的ではない!?
11:36 アジア人男性は理想が高すぎる!?
12:50 もちろん例外はある!
14:33 もう1つの例外
15:42 アジア人男性とアメリカ人女性は合わない…だけど…!?
16:54 エンディング


Far West Life /マサのアメリカ生活 - YouTube
https://www.youtube.com/@farwestlife7875/playlists
https://www.youtube.com/@farwestlife7875/videos

26. 中川隆[-11339] koaQ7Jey 2024年3月09日 14:02:14 : FzROkOFlVo : dUZ5TzV2U2tRM1k=[10] 報告
<■70行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
アメリカで賃貸居住者の半数が家計破綻、支払いが収入を大幅に超えている
2024.03.09
https://www.thutmosev.com/archives/33782.html

家計破綻の実態

アメリカでは賃貸住宅利用者の約半数が家賃の支払いが困難になっていて、そうした家庭では収入の30%以上を家賃に支払っている

例えば日本で最も家賃が高いとされる東京の世帯収入最頻値と中央値はどちらも1000万円少々で、家賃平均はワンルーム9万円で2ルーム(2DKなど)15万円前後です

仮に東京で平均年収の家族が平均的な2DKで暮らすと収入に占める家賃の割合は18%、3ルーム(3DKなど)は家賃22万円として26%になるが子供がいる世帯は家賃が安い公営住宅に優先的に入れて都営住宅の平均家賃は3万円以下とされている

アメリカの特殊事情としては家賃が高い上保険料も高く医療費も高額で車が1人1台必須なので、合計ではとんでも無い金額になります

2023年のアメリカの平均年収は5万9,428ドル(約886万円)、世帯年収の中央値は約7万5,000ドル(約1,125万円)だが、一方で労働者の半数以上は年収4万ドル以下で働いている

2022年のアメリカ全労働者の平均賃金は4万848ドルで世帯年収の中央値は約7万5,000ドル(約1,125万円)、この中から気の遠くなるような支出をしています

都市部の平均的なマンション購入価格は1億円以上、平均的なワンルームマンション家賃は30万円以上でファミリー向け住宅は50万円以上、NYなどの巨大都市でファミリー向けは80万円以上します

もしセントラルヒーティングだったら冷暖房で月5万円、保険料だけでファミリー向け28万円で個人でも月10万円、ここまでで地方都市の家族向けマンションだと月80万円の支出になります

アメリカにも公的住宅があり、ニューヨークで家賃の中央値は月々およそ2,000ドル(30万円)、そこに住む人の世帯年収中央値はおよそ50,000ドル(約750万円)になっています

ニューヨークで公的住宅に住む平均的な人は年収の約40%近くを家賃に支払っていて、東京都営住宅の10%以下とは比較にもなりません

アメリカには一時滞在のシェルターはあるが州や市が公営住宅を建設したり所有する制度がないらしく、公的住宅も民間の賃貸住宅で優遇制度を適用しているだけです

住宅建設は計画的に行うのではなく市場原理に任されているので、多くの場合住宅は供給不足で価格や家賃が高騰しやすい仕組みになっています

平均的な世帯は自動的に赤字になる
多くの人は都会で単身者ならシェアルームで一部屋を2つや4つに分割して住んで家賃10万円以上を払い、郊外や田舎ならトレーラーハウスを月20万円から40万円以上払って家族で住んでいます

いずれにしてもアメリカでは住宅を借りれば平均収入の30%以上がかかり、残りの70%も様々な支払いによって消えてしまいます

なので若者世代の半数は独立せず親と同居していて、親がなくなったら家を相続するパターンが増え「アメリカ人は独立志向」など過去の話になっています

NYマンハッタン以外で働くには自動車が必需品ですが、2023年の新車価格は平均5万364ドル(743万円)、中古車価格は平均3万1030ドル(458万円)だった

日本の中古車価格平均は業界調査で約155万円、日本の場合軽自動車ならまず100万円以下で購入可能で50万円程度でも数年間使用できるでしょう

アメリカではカローラセダンが21,550ドル(日本円約320万円)からだがこの辺が車の最安モデルで、150万円以下の新車は無い

カローラHVやプリウスは2万ドル台後半だがテスラなどの人気車はほぼ4万ドル以上、新車が高額なので中古車も高額になっています

アメリカ人は日本より走行距離が長くガソリン価格は少し安い程度なので、車の維持費全体では中古車でも年間70万円から100万円はかかるでしょう

子供がいる家庭を圧迫しているのは教育費で平均すると18歳(つまり高校まで)に26万ドル(約4000万円)かかるとされ大学費を親が払えば4000万円を超える

子ども1人につき毎年200万円かかっているわけで毎月17万円、子どもが2人なら「平均的な家庭」で毎月34万円がかかっている筈です

ここまでの合計で家賃、保険、車、子ども1人として毎月100万円、節約して車は相場より安い中古車で公営住宅を利用しても月80万円かかります

もっと節約するには子供の教育費(安い高校から大学は自費で行かせる)、保険に入らない、車上生活などの手段があり低所得者には優遇措置もあります

アメリカで「平均的な収入」で家族3人が平均的な支出をすると毎月100万円必要なのに、平均的な世帯年収は7万5,000ドル(約1,125万円)なのでやっと生活できるか数十万円赤字です

これは1年で1回も病気にならず病院にいかなかった場合の生活費で、病院に1日入院すると平均100万円かかるとされています(出産だけは補助金で半額程度)
https://www.thutmosev.com/archives/33782.html

27. 中川隆[-11195] koaQ7Jey 2024年3月22日 14:03:20 : oilRQF5uTM : SFNKdWRQNEN0S0E=[10] 報告
<■79行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
アメリカ移住失敗者が続出、収入以上に支出が多いから
2024.03.22
https://www.thutmosev.com/archives/34082.html

アメリカの収入は確かに日本の2倍だが支出は3倍になる


https://www.youtube.com/watch?v=Inw5MpBJvw0&ab_channel=CBSPhiladelphia
海外で働いてお金持ちになる?

23年は円安が進み日本と外国の見かけ上の収入差が拡大したので、ほとんどの”マスゴミ”が「日本を脱出して海外で稼ごう」という報道キャンペーンをしていました

全マスコミが一斉に同じ内容の(間違った)報道をするときがあり、数年前は「韓国人の年収が日本を超えた」という間違った報道を全社が繰り返していました

マスコミによると欧米の給料は日本の2倍から3倍以上なのでアルバイトでも年収1000万円が可能であり、「日本で働いているのはばかだけ」なのだと言っていました

そうしたマスコミが働き先として好んで取り上げるのはカナダ、アメリカ、オーストラリアで欧州諸国も円安によって見た目の収入が多くなりスイスなどは非常に高い

スイスのチューリッヒ市は最低賃金が時給3800円でマックセットが2500円でワンルームアパート家賃は35万円程度になっています

スイスの1人当たりGDPは約10万ドル(約1500万円)で夫婦でかなり良い会社に勤務していると世帯収入3000万円になります

こういう人達は非常に裕福な生活をしていますが、どんな統計でも「平均」以下の人が2/3を占めているので多くの人はそれほど豊かではありません

スイスの人は豊かだとしても他の欧州諸国や北米は「物価はスイス並みで収入はスイスの半分程度」の場合が多いのです

アメリカの1人当たりGDPは約8万ドル(約1200万円)だが全米調査では正社員年収中央値は約6万ドル(900万円)でした

米社会保障庁によると2022年のアメリカの賃金中央値は4万ドル(40847ドル、約600万円)でこれは税引き前に月3400ドルの収入を意味しています

アメリカの1人当たりGDPは約8万ドルだが正社員の年収中央値は6万ドル、非正規を含む全労働者の平均は4万ドルまで下がりました(さらに税金を引かれる)

これが統計のマジックで1人あたりGDPの値は「全労働者」平均の2倍にもなり、実態として多くの人は半分の収入で生きています

都市では日給2万円月50万円でも赤字
全労働者平均の中には年収100億円のような人が含まれている可能性があるので、中央値にすると3万ドル台になると予想できます

さらに日本から働きに行った人は最初は非正規労働者の筈なので、最低時給は2000円程度で月収としては50万円くらいになるでしょう

確かに日本でアルバイト生活するより2倍程度高収入ですが、アメリカの主要都市ではそれでは生きていけないのです

まずアメリカの州都のような都市ではワンルームマンションを借りると30万円、かなりランクを下げて25万円、20万円以下だと治安が悪いスラム地区や不便な場所になります

なので多くの低所得者(月収50万円以下)は1部屋をルームシェアして1人分の家賃10万円程度を払ってベッド1枚分のスペースを借りています

日本から働きに行く場合飛行機代や現地で収入を得るまでの期間は自己負担なので、少なくとも数十万円の借金を背負って出稼ぎに行く状態になります

最初の月給を得るまでに100万円単位のマイナス収支で、良いアルバイトを見つけられたとしても月収50万円程度でしょう

就労ビザを申請して認められるまで3か月から半年かかるので、この間も家賃を払うと200万円から300万円もの赤字になります

もちろん就労許可を得ないまま働くことも可能ですがバレたら国外追放で今後5年以上アメリカに再入国はできなくなるでしょう

日本から出稼ぎした人は最低でも100万円の借金を背負って働き始め、家賃を最低金額に抑えても月10万円かかり物価も高いです

例えウォルマートで安い商品だけを購入してもチップの強制で最低でも15%とられ、人気のニューヨークは消費税8.875%でカリフォルニア州も9%前後です

食品に消費税はかからないがチップと消費税で商品価格の他に24%以上も要求され、外食では消費税が高額なので表示価格より25%から30%多く取られます

良く日本人ユーチューバーがアメリカのスーパーで価格を紹介していますが、「価格以外に30%近く取られる」のです

これらは一般的なアメリカの社会人が加入している医療保険に入らず車を所有せず病気もしない前提ですが、無保険で一度でも病院に行けば100%破産します

そして保険に入っていると単身者でも最低毎月10万円の保険料支払いで赤字になってしまいます

都市部で車を所有するには路上駐車でも月数万円かかるし、自動車保険が毎月3万円はかかり路上駐車だと罰金やレッカー移動されるかも知れません

こんな風に渡米して数か月で月給50万円程度のアルバイトにありついたとしても、月々の支払いが多いので儲かっていない人が多いのです

単身者なら支出を切りつめて保険も入らず医者にいかない生活も可能(?)だが家族3人だと生活費が80万円から100万円が平均的な支出になります

さらにアメリカには日本のような公的な「保育園」がなく、チャイルドケアは純粋にビジネスとしてやっていて年間保育料は1万ドル以上かかります

なおニューヨークマンハッタンとかの保育料は年間600万円以上が「普通だ」との事です
https://www.thutmosev.com/archives/34082.html

28. 中川隆[-11134] koaQ7Jey 2024年3月25日 18:30:32 : gWK0nrs8nk : QWo2VDFzdVNwcHc=[13] 報告
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アメリカで残業がない理由は、複数の仕事をするため
2024.03.25
https://www.thutmosev.com/archives/34136.html

アメリカ人は定時で退社し、別な会社に出勤する


アメリカ労働者の半数は大企業勤務

アメリカ人は基本残業をしないし会社も要求せず、ましてサービス残業はありえないと言われているがそれは大手の有名企業ではそうだという話です

アメリカでは500人以上を大企業としているが大企業が約1億2000万人、日本の総人口に匹敵しアメリカ全労働者の50%を雇用している

日本は従業員1000人以上を大企業としているので少し違うが全労働者の30%を雇用していて、もし500人以上を含めると40%くらいを雇用しているのかも知れません

大企業の雇用が50%も占めているアメリカでは「一部の大企業」が全労働者の半数を占めているので、大企業で働いている人の労働条件は比較的良い

アメリカ企業の生産効率や1人当たり売上高が多いのも大企業の話であって、中小零細や自営業者はもちろんそうでは無いです

大企業従業員でも正規と非正規があってアメリカではフルタイムが正社員に相当し、パートタイムは非正規労働者に相当しています

フルタイムは週に40時間就労する労働者で来年の補償は無く、今日解雇されて明日は無職になっている可能性もありリストラ報道などを良く聞きます

メーカーの自動車工場労働者はリストラされても補償金を貰えたり次の仕事を紹介されたりするが、いわゆる社員でも明日の補償はない

役職がついたり管理職になると会社と契約を交わして年俸制になったりし、野球選手のような複数年契約ならやっと来年の保証があります

アメリカでも自社で雇う人を減らして派遣会社に人材を依頼する会社が増えていて、社員になるより仕事を得やすいなどの理由で派遣を選ぶ人が多い

アメリカでは採用され雇用されても仕事を貰えないことがあり、貰える仕事が少なければ報酬も貰えないので「社員」だから保証されるわけででもない

派遣会社と契約すると必ず仕事があり報酬も悪くないので、特に技術を持っている人に人材派遣は人気があると言われています

複数の仕事をしないと生活できない
アメリカの時給や年収の高さは良く知られているが労働時間はあまり知られておらず、1つの仕事だけで生活できないので2つや3つを掛け持ちする人が多い

マンハッタンのような大都市では平均年収が10万ドルだったりするが全米の全労働者中央値の年収は4万ドル(600万円)に過ぎません

600万円は日本では高収入ですが大都市の家賃は30万円から80万円(ファミリー向け)以上で、保険や医療費や自動車保険料が高いのでみんな赤字なのです

アメリカの様々な料金体系は年収1000万円以上の人向けだが年収600万円の人にとっては高額なのでとても払えません

そこでアメリカの労働者の半数が2つ以上の仕事を掛け持ちしていて、昼は会社員だが夜はピザの配達とかをしています

複数仕事をする人の副業収入は平均18万円とかなり多く、内容はネット販売やネットビジネス、ベビーシッターなどサービス、宅配などが多い

月に10数万円の副収入を得るにはかなり長時間働いている訳で、本業と言っても「残業している暇なんかない」のです

アメリカは80年代に大不況があり2つ以上の仕事をしないと生きて行けなかったので、その頃から多くの人が複数の仕事おを掛け持ちしていました

すると労働者を安く雇いたい企業は仕事を掛け持ちする低賃金労働者を雇いたいので、残業があったら次の仕事をできないので残業はありません

もし残業が当たり前で副業禁止にしたら企業はその労働者が生活できる賃金を保証しなくてはならず、かえって割高になるからです

このようにアメリカで残業がなく副業が自由なのは労働者を低賃金で雇用するためで、人権意識が高いとかの理由ではありません

一方日本企業の多くは副業を禁止してなるべく多く残業させて、なるべく長くサービス残業をさせる事で人材を使い倒そうとしています

日本の時給は1000円でアメリカは3000円だったりしますが時給3000円では追いつかないくらい物価が上昇し、しかも上昇するのは固定支出なので節約ができません

日本一物価が高い東京では10万円出せば手ごろなアパートを借りれるがアメリカの都市では基本30万円以上、国民健康保険は数千円だがアメリカの単身者向け保険は月10万円などです

通勤するには車が必要で日本は軽自動車で良ければ自賠責保険は「年間」1万2000円ほど、アメリカの多くの州は民間保険が強制で平均は「月額」3万円以上になっています

たまに「アメリカではセントラルエアコンが主流」と自慢する人が居ますが、エネルギー高騰で月に数万円かかります(家の広さと気温による)

医療費については書くのも無駄なほど高額で、そのうえ救急車は1キロ100ドルかかり救急隊員に絆創膏を貼ってもらっただけで数十万円を請求します

アメリカの救急車はビジネスでやっているので1回出動すると50万円ほど請求され、搬送を拒否しても「薬をもらう」など治療をすると数十万円請求されます

こうした支出は低所得者にも「平等に」請求されるので平均以下の所得の人は2つ以上の仕事をやらざるを得ないのです
https://www.thutmosev.com/archives/34136.html

29. 中川隆[-11084] koaQ7Jey 2024年3月28日 20:08:29 : 8S14nzMoLM : aXNZRXJid0ZXZi4=[10] 報告
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欧米と比べて日本の家賃は激安なのでホームレスが少ない
2024.03.28
https://www.thutmosev.com/archives/77069161.html

東京の家賃は欧米よりかなり安い


https://www.s-housing.jp/archives/310279 2022年の東京のワンルーム25平米の平均家賃は? _ 新建ハウジング
欧米と比べて日本の家賃は激安

欧米先進国では2010年代から主要都市の家賃が高騰し始めて、新型コロナの3年間を経て事態は深刻化し多くのホームレスを生み出している

アメリカの主要都市では中心部の家賃がワンルーム2000ドル(30万円)以上でファミリー向け物件は4000ドル(60万円)以上になっている

NYマンハッタンではワンルーム50万円ファミリー向け80万円以上にもなっていて、欧州の一部の国でも同じようになっていてカナダやオーストラリアも家賃上昇が社会問題になっている

ちゃんとした仕事をしていて収入もあるのに家賃を払えない人が続出し、どの国も数万人や数十万人単位のホームレスが発生している

一方日本ではホームレスは非常に少なく、ネットカフェなどに宿泊する住宅難民が居るとしても他の国よりはかなり少ない

これには日本の家賃の安さが貢献しているのは間違いなく、もし東京でワンルーム20万円以上だったら多くのホームレスが出ていた

東京23区の平均家賃はワンルーム5万円台(葛飾・江戸川区)から10万円台(千代田・港区)で中央値は8万円台だった(「SUUMO」より)

同じくファミリー向け2LDKの平均家賃は10万円台(足立・葛飾区)から港区の31万円までで、中央値は17万円程度でした

これは欧米主要都市と比べて1/3以下で、もっと安い東京都営住宅は平均的な家賃が2万1000円と説明されています

公営住宅では高齢者などが家賃無料で住んでいる事もあるので、家賃という面で東京の人は欧米諸国よりもかなり恵まれています

しかもこれら東京の家賃は「平均」なのでもっと安い物件もあり、多少の事を我慢するなら相場よりかなり安い物件も存在しています

訳アリ物件では「事故物件」が話題になったが他にも築古物件や狭小物件、風呂トイレなし(共用)物件などが存在します

激安家賃の物件多し
多くの賃貸マンション・アパートには風呂がついているが風呂なし物件も存在し、古い木造アパートが多いが現代でも一定の需要があります

風呂があるメリットは書かなくても分かりますが、風呂が存在するデメリットには普通は気づきにくいでしょう

風呂のデメリットはまずバスルームとして狭い部屋に相当する面積を取られ、同じ家賃なら確実に狭くなり同じ広さなら居住スペースは狭い

風呂を設置するには水回りの設備も必要になり狭いうえに高額家賃を支払い、掃除も面倒だし掃除をサボるとカビだらけになる

風呂をなくす事でこれらの面倒から解放され広い部屋に住めるので、風呂が要らない人には無くても良い(欧米人のようにシャワーだけ浴びるなど)

風呂がなくても毎日身体を洗う必要があるのでシャワーがついているタイプがあり、トイレと一体化した風呂なしのユニットバスのようなものです

低家賃で風呂がない部屋はトイレが各部屋になくて共同という場合があり、昭和前半のアパートはだいたいこのパターンだったが現在では珍しくなった

風呂なし、トイレ付き物件なら東京都内で5万円以下、風呂トイレなしなら4万円以下で借りることができるとされています

こうした格安賃貸物件の多くは昭和40年代から50年代築で新しくはないが、築年数でいえばUR賃貸も昭和50年前後の物件が多いので、そう変わらない

新築物件でもあえて風呂なしにすることで部屋を広くしたり家賃を低く設定している場合もあり、話題になったシェハウスのような形式では各自の部屋に風呂トイレが無い

欧米諸国でホームレスが非常に多い都市にはこうした格安物件がないか既に移民で満室になっていて、高い家賃を払うかホームレスになるかの両極端になっている

東京大阪愛知などにはドヤと呼ばれる簡易宿所がありだいたい4万円台で生活保護の家賃に合うようになっていて、保護を受けなくてもこうした宿にアパートとして住むこともできる
https://www.thutmosev.com/archives/77069161.html

30. 中川隆[-10971] koaQ7Jey 2024年4月08日 19:03:03 : r5eTwsXTlA : aEpaZXg1cS8yUTY=[2] 報告
<■75行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
アメリカへの移住出稼ぎ者のほとんどは失敗して帰国している
2024.04.07
https://www.thutmosev.com/archives/34413.html

自分が移民になると先住者がいる場所まで急な坂を上らなくてはならず、日本に居るより苦労が多い


アメリカは給料2倍だが生活費は3倍

オーストラリア、アメリカ、カナダなどで時給3000円か4000円になっていて、「海外で出稼ぎすれば儲かる」とマスコミが煽り立て実際にそうした国に出稼ぎに出た人もいた

以前オーストラリア移住出稼ぎの記事を書いたときに以前はともかく最近出稼ぎに出た人のほとんどが失敗し、成功者はほとんど居ないという結論に至りました

その理由は時給は確かに3000円以上だが良い仕事はオーストラリア人や先に移住した経験者が就いているので、新たに移住した人は求められていない

日本でも良い職業は日本人が独占しているがオーストラリアも同じであり、移民や外国人は移民に割り当てられた「敬遠される職業」の枠を競争で勝ち取らなくてはならない

そうやって獲得した職業は販売員とか飲食店スタッフなのだが、そこまで時給が高額な国ではフルタイムで雇わず、例えばランチタイムが忙しければ12時から1時まで雇うなどしています

そんな仕事でも英語能力や経験が重視されるので片言の英語しか喋れない日本人は就くことができず、数か月間収入ゼロで帰国する日本人のほうが多いそうです

オーストラリアと並んで「簡単に高収入が得られる夢の国」とマスコミが言っているのはアメリカで、この国は何しろ好景気だし毎年100万人くらい移民を受け入れています

移民以外の一般のアメリカ人の生活ですが全労働者の平均的な収入は約4万ドル(600万円台)で、正社員は6万ドル(900万円)の収入がある人が多い

日本では全労働者の平均は300万円くらいでいわゆる正社員は400万円台なので1.5倍は多く、そこだけ見れば金持ちですがアメリカは支出が非常に多い

まず家賃ですが東京は10万円以内なのにニューヨークは30万円でマンハッタンなら40万円以上、健康保険は日本は年10万円ですがアメリカは独身が毎月10万円、ファミリー保険なら毎月数十万円かかります

日本では自動車保険は軽なら年1万2千円ですがアメリカは月額3万円以上、アメリカでも都市部では駐車場契約が必要で平均2万円だがマンハッタンは7万円もかかる

子どもがいると養育費が非常に高く日本で言う保育園は平均年1万ドル、これもマンハッタンだと年間4万ドルもかかります

日本人移民がアメリカから撤退する理由
インフレに加えて消費税とチップ強制によって、値札+20%以上を余計に取られるので多くの価格が日本の2倍程度になっています

アメリカの医療費は非常に高額で保険加入していても一日入院で500万円程度、救急車は1回運ばれると50万円以上は取られます

なので労働者の年収が4万ドルや6万ドルでも子供が2人居たら確実に赤字で、夫婦共働きで世帯年収10万ドル(1500万円)ないと都市部で子供2人居てマイカーを所有するのは不可能です

日本人がアメリカの都市部に出かけて(田舎に仕事は無い)時給3000円で25日働いたとしたら月収60万円だが、そう調子良くはいきません

金銭面の苦労だけではなくアメリカは競争社会なので足の引っ張り合いが酷く、特にアルバイトのような底辺職業では酷いいじめを受ける事が少なくない

アメリカには残業がないがそれは仕事一つで生活できないから皆複数の仕事を持っているからで、「日本のほうがブラックでアメリカがホワイト」というのは全くのでっち上げだそうです(実際にアメリカで働いている人の声)

日本とアメリカの1人当たりGDPは約2.5倍だが物価や様々な社会費用は3倍以上違うので、同じように生活したらアメリカでは生活できません

親がアメリカ人で良い教育と良い仕事に就けるならまだいいですが、コネもない日本人が航空券や滞在費を負担して出稼ぎに行ってもまず失敗しています

と言っても世の中には成功している人が必ずいるのですが、それは甲子園出場者の中から必ずプロ野球で成功する人が居るようなものだと思います

中南米とかアフリカとかからアメリカには大量の移民がやってきているので、低賃金労働市場があって最低賃金以下で働く人もいるのでそこそこ高賃金の日本人の出番はありません

日本はアメリカの半分の賃金だが社会負担費用は半額以下なので、日本国籍とか日本の学校卒業という「武器」があれはアメリカで移民になるより遥かに良い人生を送れます

アメリカでも移民による問題が大きくなってビザや永住権の取得が難しくなり、移住に成功したとしても永住権や市民権を取れない場合もある

アメリカの給料が日本の2倍3倍だったとしても日本人が移住してアメリカ人と同じ収入を得られるわけではなく、自分が「外人」になった時はハードルが高いのです

治安の悪さはかなりのもので日本でアイドルをしていた女性がアメリカに移住したら「何度も部屋に押し入られて乱暴された」と言っていました

人種差別というか後進国出身者優遇や人種調整によって日本人は同じ成績、同じ能力でも就職などで落とされる事が多いのも事実です
https://www.thutmosev.com/archives/34413.html

31. 中川隆[-10967] koaQ7Jey 2024年4月09日 18:50:40 : lAO2iNWRg2 : LklIbThIR0V6ZWs=[3] 報告
<▽35行くらい>
アメリカでは1970年代に金融化が推進され、生産力が落ちて富の一極集中が進んだ。貧富の差が拡大したのだが、その結果、社会の荒廃が進み、公教育のシステムが崩壊し、国民の知的レベルが低下してしまう。

 アップルのスティーブ・ジョブスは2010年の秋、バラク・オバマ大統領から工場をアメリカで建設してほしいと頼まれたのだが、それを拒否している。ジョブスによると、アップルは中国の工場で70万人の労働者を雇っているが、その工場を機能させるためには3万人のエンジニア必要。アメリカでそれだけのエンジニアを集めることはできないというのだ。アメリカで工場を作って欲しいなら、それだけのエンジニアを育てる教育システムが必要だというのだ。

 ジョブスに指摘された状況は改善されていない。COVID-19騒動の後にアメリカでは社会の荒廃がさらに進み、教育体制も悪化しているはずである。

 アメリカのエリート校は私立であり、高額の授業料を要求される。トルーマン・カポーティが書いた『叶えられた祈り』の中でウォール街で働いているディック・アンダーソンなる人物は「二人の息子を金のかかるエクセター校に入れたらなんだってやらなきゃならん!」と言っている。(トルーマン・カポーティ著、川本三郎訳、『叶えられた祈り』、新潮文庫)

 エクセター校とは「一流大学」を狙う子どもが通う有名な進学校で、授業料も高い。そうしたカネを捻出するため、「ペニスを売り歩く」ようなことをしなければならないとカポーティは書いているのだ。アメリカの中では高い給料を得ているはずのウォール街で働く人でも教育の負担は重いということだ。

 ハーバード大学教授から上院議員になったエリザベス・ウォーレンによると、教育費の負担が親の肩に重くのしかかり、破産する人が少なくないという。公立の学校へ通わせようとしても、少しでもまともな学校を選ぼうとするなら、家賃の高い地域へ引っ越さなければならない。

 アメリカ人が破産する理由は医療費と不動産だとされているが、不動産で破産する背景には教育の問題がある。アメリカでは経済的に豊かな愚か者が高学歴になり、優秀でも貧しい子どもは排除されていくことになるのだ。それで国力が上がるはずはない。イエレンの主張は経済力に劣る国の泣き言だとも言える。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202404090000/

32. 中川隆[-10907] koaQ7Jey 2024年4月13日 19:42:20 : zTx5EuLQw2 : YnNHSk5RYk1hMnM=[21] 報告
<■64行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
アメリカの若者、車を買えず食事抜きでローンと家賃払う
2024.04.13
https://www.thutmosev.com/archives/34530.html

アメリカでは車の値段がとても高い

日本の報道ではアメリカの若者は適当にバイトして月収60万円以上でみんな裕福なのだが、現実はそうではないとアメリカに住んでいる人達が否定している

アメリカ人の1人当たりGDPは約8万ドルで日本の3万4000ドルの2.35倍、従って平均的な労働者の収入の2倍ちょっと多いがそれでは追いつかないくらい物価や公的費用が上昇しています

日米で同じくらいと思われている自動車の販売価格も2023年に新車価格は平均5万364ドル(743万円)、中古車価格は平均3万1030ドル(458万円)で日本では高級車に分類される値段です

日本で軽を含む新車平均価格は約170万円で軽を除くと300万円、中古車はカーセンサー調査で「総支払額」が157万円(22年)なので車両価格は130万円台だったでしょう

日米では同じ車種でも価格差があって人気のプリウスはプリウスXLEは3万895ドル(456万円)でカムリハイブリッド(23年型)の中間グレードは3万ドル(約533万円)でした

日本でプリウスXLEは297万円で値引ありだが、アメリカでは予約が溜まっていてすぐに乗れる中古車の方が高い場合すらある

カムリの中間グレードは日本では約380万円なので日米では値引きも考慮すると1.5倍アメリカのほうが高く売られているようです

これはアメリカの富裕層にはなんでもないが中間層以下のファミリーや若者には相当な高額で、中古車も300万円以上するので買えない人が多い

そういう人達に人気なのが20年落ちのカローラとかで、30万キロ走っていてももう20万キロぐらいは走れるので購入する人もいます

アメリカでは自動車ローンの延滞率が増えていて費用を抑えるために自動車を購入せず「毎月何ドル」とかのリースを利用する人も増えている

多くのアメリカの中間以下の人は毎月の支出が多くギリギリの生活をしているので、そこに車の故障などで支出が増えるとホームレスになりかねません

アメリカの賃貸制度は審査が緩い代わりに借りる側の権利はなにもなく、支払日の午前0時を過ぎると契約上は追い出して良い事になっています

日本の賃貸はおそらく世界一入居審査が厳しいが代わりに家賃を滞納しても強制退去させるには手続きが複雑なのでほとんど不可能になっています

金欠で食事を減らす人が多い
アメリカの自動車の維持費は昔は日本よりずっと安かったが「ガソリン代、駐車場代、保険料」の値上がりによって今は日本より高額になりました

ガソリン代は2000年以前は日本の半額以下だったが現在はほぼ同額でアメリカの方が高い事もあり、だからEVが売れました

昔アメリカは国土が広いので都会でも路上駐車が多かったが今は厳しくなり月数万円を払って月極契約するか、レッカー移動されて多額の罰金(数万円)を払うかどちらかになった

アメリカには車検がなかったが現在は多くの州で義務付けられていて、車検は自動車保険契約がないと受けれず月3万円からもっと多い

日本の自動車保険は自賠責だけなら普通車でも「年1万2千円」なので年間で30分の1程度しかかからない(多くの人は任意保険にも加入するので差は1/5程度に縮まる)

アメリカの交通事故死者は4万人なので人口比で約6倍多く、アメリカの保険料が約6倍なのは事故が6倍程度多いからだと分かります

家賃など住居費が収入に対して高額で大都市で年収700万円だったとしてもNYでワンルーム1部屋の家賃は年350万円と50%を占めています

多くの世帯で働き手が1人の場合収入の40%から50%以上も家賃の支払いだけに消え、車は高額なので車を持てない人が増えている

全米(おそらく都市部)の平均家賃は2000ドル(30万円)で労働者の平均年収は4万ドル台なので平均的な部屋を借りると年収の50%以上が家賃になります

多くの人は家賃を払うために借金をし、身の回りの物を売ったり複数の職を掛け持ちしたり、食事を減らすなどしている

アメリカは外食費が高騰しチップ20%と消費税10%を取られるので1回外食で3000円や5000円もかかり、食料品に消費税はないが代わりにチップ20%前後がほぼ強制になっている

食料品はウォルマートなどで安い商品だけを買えば日本よりも安いが、良い店で質の良い物を買えば高いので節約すると食事の質が低下する
https://www.thutmosev.com/archives/34530.html

33. 中川隆[-10846] koaQ7Jey 2024年4月20日 17:53:20 : ujst5CflPF : MGRDQU91ZVliNzY=[8] 報告
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アメリカの住宅事情 広い土地に一戸建ては幻想?
2024.04.20
https://www.thutmosev.com/archives/79250987mmm.html

NYなどでは収入の半分が家賃で消える人が多い

ny5
画像引用:https://www.sekai1.co.jp/media/7/ny5.jpg
人気都市では年収の半分が家賃

アメリカの住宅と言えばアメリカドラマや映画に登場する広大な敷地に数百坪の庭がある風景を想像するが、地方でも一戸建てに住むのが難しくなっている

日本人に人気のハワイは全米有数で不動産価格が高く、ホノルル市の平均家賃はワンルーム約25万円でファミリー向けは50万円以上になっています

1ベッドルーム約25万円、2ベッドルーム約50万円のようになっていて1ベッドルームはワンルームにリビングがついた程度の広さです

日本でいう1DKか1LDKに相当するものが25万円なので、東京23区の人気物件ならあり得なくもない

ホノルル市内で家族数人で子供部屋を持つには家賃50万円以上が必要になっています

もっとずっと安い(とは思わないが)家賃約20万円(1300ドル)以下はホノルル市内の賃貸情報では存在しないそうです。(ドヤ的なものはあるかも知れない)

ホノルル市内で一戸建てを買おうとすると単位は億(円)になるので、ホノルルは富裕層だけの都市になっています

独身者は一人で部屋を借りるのは不可能なので、アメリカの都市部では数人でシェアするのが当たり前になっています

でも1ベッドに2人で住んでも月1000ドル(15万円)、2ベッドに4人で住んで月10万でタコ部屋生活になります

ハワイの賃貸価格は全米11位くらいなので、もっと高い都市が全米で他にも10くらい存在しています

親と同居して家を貰うのがアメリカンドリーム
カリフォルニア州西海岸の都市は日本では理想郷のように語られていたが、家賃は年々上昇する一方です

サンフランシスコでは平均住宅価格が約120万ドル(1億8000万円)で中心部の平均価格は2億円以上だが、ゴーストタウン化が進んでいる

サンフランシスコやニューヨークの家賃中央値は50万円台で、これは平均的な世帯が家賃だけで年間700万円払っているのを意味しています

ちなみに日本の賃貸情報サイトによると、東京都の1K/1DK平均家賃は10万円前後万円なのでアメリカは3倍程度です

これら高家賃都市では収入の50%を家賃に払っている人も多く、1Rに一人で住んだら収入の大半が家賃に消えています

なのでアメリカで多いのは夫婦共働きで年収1500万円くらいだが、1人分の年収は家賃だけに消えて、もう1人の年収でなんとか生活している

理想的な住居費支出は年収の3割以内とされるが、アメリカ主要都市では望むべくもない

こんなアメリカで増えているのは親と同居する若者で、アメリカ人は自立して親と別居するのは昔話で、今や20代の半数は親と同居している

同居するメリットはずばり家賃が無料か低額だからで、そのうえ親と同居すれば確実に親の家を遺産として相続できる

アメリカで立地の良い一軒家を新たに建てたり買うと1億円2億円になるので夢物語、独身では親と同居した方が圧倒的に家計が楽になり、結婚しても親の家や親の敷地に住む方が経済的に楽です

アメリカの一戸建ての敷地面積は平均250平方mで日本は130平方mなので2倍近く、子供世帯が親世帯と同居しても余裕があります

(第二次)戦前から1960年代までは家を出て働けば親より大きな家を買って、親より裕福になるのが当たり前だったから皆家を出て行きました

ところが今はプール付き住宅など富裕層だけの物になり、普通程度の賃貸アパートに住むのに年収の半額が必要になっています

子どもが家を出たら99%の確率で前より貧しくなり生活水準が下がるので、親と同居するアメリカ人が増えました
https://www.thutmosev.com/archives/79250987mmm.html

34. 中川隆[-10814] koaQ7Jey 2024年4月25日 19:43:07 : ENGsrwC9lP : RmZlSVkvbkRWbDI=[7] 報告
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借金漬けになるアメリカの平均以下の2億人、住宅費と通勤自動車で収入の大半消える
2024.04.23
https://www.thutmosev.com/archives/34727.html

サブ・プライム層は底辺層のような意味


https://torideken.com/news/thebigshort/ 映画マネー・ショートからリーマンショックの原因を知る [コラム]
アメリカは個人負債で倒れるかもしれない

アメリカで2007年に世界経済危機への引き金を引いた”サブプライムローン”が再び増加して、人々の借金が増えているのを伺わせる

サブ・プライムは信用度が高いプライムより低い人向けのローンで、ざっくばらんに言うと日本語では「消費者金融」に近いが悪徳業者がやっているわけでは無いです

2007年に破綻したのはサブプライム住宅ローンで2000年代前半のアメリカは好景気の波に乗ってホームレスや難民や移民に担保なしで数千万円の住宅融資をしていました

しかもビルクリントンという大統領は債務の証券化という理屈を言い出してホームレスの借金を「金融商品」として投資商品にして販売しました

これを新しい経済だと言って経済専門家は賞賛していたのだが、当然ながら無職のホームレスだった人は住宅ローンを返済できなくなり焦げ付きました

するとサブプライムローンを証券化した金融商品も次々に破綻して金融危機になり、ついにリーマンブラザースが倒産したのがリーマンショックでした

米国のサブプライム債務者が去年より120万人増えて約5000万人がサブプライム、つまり消費者金融レベルからお金を借りている

アメリカでは富裕層はどこまでも豊かになる一方で中間層がいなくなり、ごっそりと中間以下に下がる二極化現象が起きています

かつて郊外のプールつき一軒家を買って父親が家族数人を養っていたが、今は男性1人の収入では家賃を払うと生活費が不足しています

なので多くの家庭では父親の収入で家賃などを払い母親の収入で生活費を工面しているが毎月赤字で借金を増やしています

低信用ローンの顧客が約5000万人ですがこれは子供を除く人口の20%、就労労働の約30%に相当しています

アメリカは社会信用スコアという中国のような制度を採用していて全国民にID番号を振り分けで、番号で検索すれば他人の信用スコアも分かるようになっている

信用スコアが低いと高級ホテルの宿泊やクラブの会員、就職やローンや賃貸アパート契約などを拒否され、就職に影響がある

住宅、自動車、医療、保健、教育ローン
アメリカ人全体の信用スコアは701でサブプライム層は300-600なので、日本で考えたら「まともな銀行ではお金を借りれない人」だと分かります

分かりやすく言うとサブプライム層はローン返済が遅れたことがある人達で、後れを繰り返すと劇的に信用スコアは低下していきます

アメリカの信用スコアは主に資産や支払いで変動し、カードローンや住宅ローンの返済が期日から一日遅れただけでスコアは下がります

サブプライム層が増えている原因は自動車や住宅ローン延滞者が増えているからですが、アメリカ全体の資産は増えていてアメリカは金持ちになっています

それは『平均』が上昇しているのですがイーロンマスクやビルゲイツの資産はどんどん増えて平均を吊り上げ、平均以下の人の人数が増えています

アメリカは富裕層の消費でインフレになっているが平均以下の人達(大部分)は実質賃金が減少して物価だけが上昇するという太平洋の向こうの国みたいになっています

2007年サブプライム住宅ローン破綻によって低信用の人は多額のローンを組めなくなったので、家を買えなくなり賃貸住宅に住んでいる

すると毎月家賃を支払う事になるが多くの家庭では収入の40%から50%も「家賃だけ」に支払って残りで生きるようになってしまっている

一方で富裕層は不動産を買いまくって賃貸経営をし、平均以下の人の収入の半分を家賃として奪い取るのでますます裕福になっている

アメリカでは自動車が必需品ですが新車は夢物語で中古車も日本の新車より高いので、多くの人は自動車リースを選択するようになっている

これは500万円の自動車ローンを組めない人でも毎月5万円なら支払えるので、補償やサービスがセットになった自動車リース契約を組んでいます

もう一つ莫大な金がかかるのは医療費と保険、そして子供の養育費で平均以下の層が十分な医療を受けて子供を2人育てるのは絶対に不可能です

今多くの人は借金を増やして生活のやりくりをしているが問題の先送りでしかないので、やがてアメリカも子供を育てられなくなって劇的に出生率が下がると予想します
https://www.thutmosev.com/archives/34727.html

35. 中川隆[-10791] koaQ7Jey 2024年4月28日 14:00:47 : VOjnsXbvrU : bldoSXQ1Wm1TdFE=[4] 報告
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アメリカで公園でホームレスが暮す権利が最高裁で争われる、高裁では合法判決
2024.04.28
https://www.thutmosev.com/archives/34800.html

こうしたテントが無数に並ぶ


https://www.thestar.com/news/gta/homeless-encampments-are-growing-again-in-toronto-as-the-city-faces-a-surging-crisis/article_83795fa0-e8bd-5001-93e7-6cccdb6b4190.html
公園から追い出されるホームレス達

アメリカではホームレスが数十万人存在するが彼らの居場所は安定しておらず、同じ場所にずっと留まることができないので生活の基盤をつくれない

各地には一時宿泊所のシェルターがあり、一部の都市では冬にホテルなどを借りてくれるがずっと住める訳では無いのでやがて追い出されてしまう

定住する場所がないと労働をすることができないので収入を得られず、ホームレスから抜け出せないという悪循環に陥っている人が多い

シリコンバレーではあまりにも家賃が高額なので年収500万から700万でワンルームを借りれず、モーターホームを公園や空き地や契約地などに駐車してIT企業に出勤する人が居る

この場合もエニータイム(シャワーを浴びれるスポーツクラブ)などで清潔さを保ったりして初めて仕事をできるので、ただ路上の廃車に住んでいるホームレスが働くのは難しい

アメリカにも駐車違反の取り締まりがあってLAなどでは数か月に一度ホームレスの車を強制撤去するので、その時に移動できない車は没収されてしまう

公園にも多くのホームレスが住んでいるが自治体は「市民」のための公園にホームレスが暮すのを好ましく思っておらず、あの手この手で追い出そうとする

北西部のオレゴン州では公園にテントを張ると逮捕し罰金を徴収する制度を初め、彼らの”財産”であるテントや私物なども没収したうえで追い出している

そこで数百人のホームレス達は毎週住む公園を移動することで逮捕を逃れようとし、ホームレス達には安住の地がなくなり生活が困難になっている

グランツパスという田舎町は人口3万9000人だが公園のホームレスは数百人というから人口の1%以上、公園を移動する人だけで数百人を目撃するという

公園などで寝泊まりするのを政府が禁止できるかが連邦最高裁で審理されていて、合法なら公園で暮らすホームレスは激増し違法なら一掃されるでしょう

ホームレス弁護団は「ホームレスを逮捕して前科者にすれば働くのが不可能になり、もっとホームレスが増えるだけだ」と主張している

政府も州も住宅建設はしない
アメリカは全居住者をID番号で管理していて他人の犯罪歴は分からない気がするが、IDの点数が低い人は雇用されないし部屋を借りる事もできない

ホームレスは恐らく過去に借金を踏み倒した事があり家賃を滞納して追い出された人達なので、そのうえ逮捕歴が加算されると点数は絶望的に低くなる

高等裁判所では違法判決がでたがグランスパス市は取り締まりを続けていて、通告して72時間以内に撤去すれば逮捕や没収しないことにしている

公園のホームレスには市民から強い苦情が出ていて子供を遊ばせることはできず、違法な物の取引の場所になったり犯罪の温床になっている

ホームレスが増えたりホームレスになるには段階があり、ほとんどの人はちゃんとした家に住んでいたがある時点で維持できなくなって追い出される

アメリカは全米規模の入居者保護法はなく州ごとで違うが、家賃を月末までに払う契約だった場合多くの週では翌1日から数日で追い出して良い事になっている

厳しい州では月末の0時をもって「不法侵入者」になり警察に連絡するとスワットがやってきて「入居者」に警告し、即時退去しなければ逮捕している

家賃を払わない理由は値上げで、これも多くの州では家主が一方的に家賃を値上げし払わなければ追い出せる法律になっている

アメリカは2020年以降高インフレになり物価が上昇したので家主は家賃を値上げし、払えなくなった入居者が数十万人も追い出された

最初市街に住んでいたのが郊外に、貧困地区やスラム街へと移動していきそこも家賃を払えなくなるとホームレスになっています

アメリカには県営や市営住宅はなくあっても民間物件の税制を優遇して公的住宅にしていて、そこの家賃はNY州だと20万円台だそうです

NYでも田舎の物件はもともとそのレベルなので公的住宅の家賃は少し安い程度、アメリカは資本主義の理念なので「政府が住宅を提供するのはおかしい」と主張する人が半分くらいいます

なのでシェルターや一時収容所やフードバンクは熱心に作っているものの、都営住宅やURのような公共の低家賃団地は建設していません

一方でメキシコ国境からだけで年間250万人もの不法移民が流入し、正式な移民だけで100万人もやってくるので住宅は常に不足し家賃が高騰し続けています

アメリカにはなぜか移民や低所得者の住宅を政府や州が建設するという発想がありません
https://www.thutmosev.com/archives/34800.html

36. 中川隆[-10758] koaQ7Jey 2024年5月01日 10:58:50 : LjyKKtK9ds : MXpyRGlvcDAxalk=[9] 報告
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アメリカでは中間層がどんどん貧しくなり、貧困層への支援が手厚くなっている
2024.05.01
https://www.thutmosev.com/archives/34841.html

こういう生活を中間層がしたら破産します


https://www.dailymail.co.uk/news/article-3911250/Are-middle-class-s-earn-considered-middle-class-U-S.html
アメリカの中間層貧困

10年くらい前からアメリカの中間層が貧困に陥っていて貧困層は逆に裕福で良い暮らしをしていると、アメリカ在住の日本人などが指摘していました

この話が分かり難いのは中間層はその国の中間の人なので貧しい筈がないし、貧困層は貧困なので豊かな筈が無いからです

日本でもそうですが貧困(低所得者)層は基本的に非課税で納税しなくても良く、日本では年金や国保支払いが免除されたり家賃1万円で立派な都営住宅に住めたりします

東京都の説明では都営住宅の家賃は平均2万3000円でバルコニー付の鉄筋コンクリート2LDKを提供していて、民間マンションだと平均20万円以上はします

都営住宅に家賃2万円以下で住めるのは母子家庭とか高齢者で、想像では彼らの多くは無職あるいは低収入で生活保護対象なのかと思います

地方の古い公営団地では平均家賃が数千円台という地域もあって、高齢者の終の棲家として市町村や県が最小限の生活費や住居を提供しています

日本では企業や納税者が働かない高齢者や母子家庭の費用を負担しているのですがアメリカはこういう事を「共産主義だ」「憲法に反する」と言ってやっていません

母子家庭の子供だけシェルターで保護するとか子供のために母子に住協を提供しているみたいですが、そは母子がセットだからで大人を支援しない制度になっています

NYなどでは冬になると路上生活者をシェルターに収容し、収容しきれない人を一泊数万円のホテルを借りて収容しますが恒久的な公営団地を建設したりはしません

だからアメリカにはホームレスが60万人以上いるのですが、様々な支援や免除をうまく利用すると低所得者は医療が無料だったり学校も無料だったりします

アメリカに生活保護は無いが貧困者フードクーポンを月数万円貰えてフードバンクというもののあるので、ちょっとした収入があれば貧困者として生きて行けます

だが中間層の年収1000万円前後の人達は、NYに住んでいる小室さんと眞子さまでマスコミが散々報じていたように、出ていく金が非常に多い

貧困を受け入れると費用負担ゼロになる
小室さんが働いているようなマンハッタンの市街地で夫婦+犬と子供みたいな「平均的なマンション」を借りると家賃が80万から100万円もします

計算しただけで年間家賃が1000万円に達するのでそれなりの生活をするにはもう1000万、夫婦で平均的な生活をNYでするには2000万円でも最低限になります

弁護士とか医者の多くは中の上くらいの中間層に位置していて、入って来る金より出ていく金の方が多く借金まみれになっていると言われている

中の上くらいの人が払う必要があるものが各種税金、医療保険、自動車保険、医療費、住宅費、教育費、保育費などがあり何も免除されません

例えば小室さんが住むニューヨーク市では「1年間の保育費用」は平均4万5000ドル(約700万円)なのでもし子供が生まれたら眞子さんが仕事やめて家で保育したほうが安いです

実際アメリカ人の多くはイメージと違って出産したら子育てのために仕事をやめる人が多く、理由は保育費を払うより自分で保育したほうが安いからです

例えば弁護士とか医者などが自分の子供も中間層以上にするため高学歴にしようと思うと、学校の授業料の他に家庭教師や塾などで年100万から200万円はかかります

もちろん子供が優秀で授業を聞いただけで覚えられるなら必要ないですが、平均的な頭脳だとそれだけの私教育が必要になります

一方の低所得者は保育園が無料(中間層と同じ保育園ではないと思われる)で学費も無料、高学歴を求めないので家庭教師などは必要ない

オバマケアと呼ばれていた低所得者向け保険は低所得者は無料(または低料金)だがその金は中間層が負担しているのです

ファミリーでは毎月数十万円の医療保険に加入しないと子供が風邪を引いただけで破産して一家全員がホームレスになります

アメリカ人の多くはシングルマザーでそのほとんどは子供を保育園に預けて働いているが、それができるのはシングルマザーが低所得者なので、あらゆる公的負担が免除されて支援を受けているからです

https://www.thutmosev.com/archives/34841.html

37. 中川隆[-10718] koaQ7Jey 2024年5月06日 10:32:11 : 38EqdiTINY : VEx0L1cvaUNlcnc=[8] 報告
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アメリカを衰退させる債務膨張とインフレバブル
2024.05.06
https://www.thutmosev.com/archives/34917.html

これは連邦債務だけで他にも膨大な隠し債務がある


https://www.nikkei.com/topics/22A00404 アメリカ政府の債務上限問題とは 最新ニュースと解説 – 日本経済新聞
持続不可能なアメリカの好景気

アメリカは2010年頃から長期的に見て好景気だが永遠に好景気が続いた例はないので、いつかアメリカも不況に陥り不況に入るのは決まっています

ではアメリカの景気後退や不況はどんな形でいつやって来るのかですが、どうやら「債務」「インフレ」の2点で破綻が近づいている

日本は30年間デフレ不況だったがその反対はインフレ景気、つまり好景気とは物価が上昇し経済が拡大することでアメリカはインフレ状態にあります

インフレを持続させると見せかけの好景気を演出することもでき、例えば東京の地価を年数パーセント政府が意図的に上昇させたら、表向き好景気を演出する事もできる

こんな事をやったのがバブル期の日本、つい最近の韓国や中国の不動産バブル景気でアメリカも不動産価格の上昇による偽の好景気を演出している

スイスやベルリンや北欧なども同様で、この手の不動産バブル景気には賞味期限があって不動産価格が限度いっぱいまで上昇したら弾けることになっている

アメリカやスイスの大都市のワンルーム平均家賃は40万円以上になっているが東京は10万円未満、代わりに年収も多いがさすがに4倍ではない

彼らの家賃が東京の2倍で年収も2倍なら計算が合う気がするが、家賃が4倍で年収は2倍なのでこれはもう「不動産バブル経済」です

いずれNYやサンフランシスコの地価や家賃は上限に達して下がり始めるが、資産価値が下がると債務負担が重くなり破産する者が増えるでしょう

限界まで資産バブルをやって資産価値が下がると、膨らみ切った債務は金利でさらに膨らんで返済不能になります

2月のアメリカ消費者物価指数は前年比3.2%上昇、3月は+3.5%に加速していてインフレ率が下がらず好景気が持続している

このように「好景気」とは消費が強いのでインフレ率を上昇させ、インフレは見せかけのGDPを増やすのでアメリカは非常に景気が良い事になっている

アメリカの好景気は借金で演出したものだった
ではインフレ率を上げて地価を上げれば好景気になる訳ですが、数字を操作する為に意図的にやっているとしたら最悪の結果を引き起こします

インフレ率も地価もビットコインも株価も無限に上昇させることは出来ないのでいつかは成長が止まり、操作して数字を上げた分は反動で下がる筈です

インフレは本来消費が活発で経済成長しており、生産を上回る需要によって物価が上昇するものですがアメリカは政府が借金をしてインフレ率を上げた

トランプとバイデンだけで600兆円以上のコロナ支援をやり、給料より多くの給付金を受け取る人が続出し空前のコロナ景気になった

トランプやバイデン、オバマ、ブッシュが使ったのは連邦予算だけで公開されているアメリカの債務も連邦債務だけだが、それですら多くの研究者は返済不可能と結論づけている

著書「ブラック・スワン」で2008年の金融危機を予言したナシーム・ニコラス・タレブは、奇跡が起きない限り破滅的な事態を回避できないと述べている

日本の政府債務はGDP比200%でアメリカは110%だが2つの数字の意味は違い、日本は「全部込み」なのに対しアメリカは「連邦債務の一部」だけで政府債務全体は今までに公開したことはない

連邦債務の他に地方債務があるが、そのほかにビルクリントンがやらかした「政府の民営化」によって民間債務にも付け替えられて偽装されている

ブルームバーグは100万通りのシミュレーションを行い88%の確率で持続不可能という結論を得たが、破綻しない12%は予想を超えるような高度成長を継続した場合に10年程度破綻が先送りされるものだった

悪いケースとしては今後の成長率が今までより低い3%未満で、政府が増税をせず減税した場合連邦債務だけでGDP比200%を超えてしまう

すると地方債務や民間債務付け替え分を含めたらGDP比300%を超えてしまい、その場合は唯一の超大国の地位を失うかもしれない

こんなにも政府債務が増えた理由は借金で強引に成長率を上げていたからで、基本的にバブル経済時の日本と似たような事をしていました
https://www.thutmosev.com/archives/34917.html

38. 中川隆[-10663] koaQ7Jey 2024年5月12日 09:54:59 : cxnzcYWicQ : UXVoOFpMRXhLTjY=[1] 報告
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アメリカの好景気の中身 実態はどんどん縮小している
2024.05.12
https://www.thutmosev.com/archives/35008.html

アメリカでこういう家族は年収2500万円は必要です


アメリカの好景気の中身

アメリカ24年1から3月の成長率は年率換算で+1.6%、OECDやIMFの年間予想は2.1%なのでそれよりは低いが悪くない数字と言えます

アメリカは2010年に世界経済危機が終わってから14年も好景気が続いているが、数字に表れる好景気とは違って人々の生活は厳しさを増している

数字と実態の乖離を引き起こしているのはインフレで、GDPは基本的にインフレ率が高いほど上昇しやすくデフレだと下落する性質を持っています

という事はデフレ国の経済は実態より過小評価されインフレ国のGDPは実態より高く表示されるので、アメリカの今のGDPや成長率を額面通りには受け取れないのです

それを象徴しているのが中間層の大半の生活が赤字で、カードなどで借金をして生活をしていて高収入でも生活できない

ニューヨーク州やカリフォルニア州の都市部で暮らす”平均的な家庭”は4人家族で夫婦共働きという場合を想定して計算してみます

夫婦殿働きで平均10万ドル(1500万円)の収入があり、平均的なファミリーは賃貸だとすると家賃で月70万円、持ち家だと1億円から2億円分の住宅ローンを支払っています

共働きだと車は2台必要で自賠責に相当する義務保険は月3万円なので2台で年70万円、車両やガソリン代込みで年200万円必要になります

子供2人込みの医療保険は年300万円くらいで子供を大学まで出す費用は1人年平均200万円以上、電気代は全米平均135ドルだがカリフォルニアやNYはもっと高いしガス、水道、インターネット、通信費用なども日本より安くは無いです

食費もかかるので合計するとアメリカの都市で家族4人で必要なお金は食費抜きで最低1800万円くらい、服を買ったり小遣いに使える金は1ドルも残らない筈です

でもアメリカ人が良い暮らしをしている風に見えるのは借金してお金を使っているからで、アメリカの個人も州も政府も急速に借金を増やしています

この仕組みが永遠に続くといいのだがそうはならず、借金による好景気は今まですべてどんな国でも破綻してきました

保険料でボッタくりするアメリカ
アメリカではサブプライムローンというのがあり、名前はかっこいいが日本語にあえて訳すと「不良債務者」やサラ金利用者になり信用度が低い人向けの高金利ローンになっています

サブプライム利用者が5000万人居て多くは家賃やローンを滞納しがちで、アメリカではもっとも厳しい州は当日の0時でオーナーが通報すると警察が部屋に突入して「不法侵入者」として排除する場合がある(普通は数日待ってくれる)

つまりサブプライム利用者や家賃滞納者でいつホームレスになってもおかしくない、ホームレス予備層が5000万人居る意味になります

さきほどの都市部平均ファミリーは年収1500万円で支出が2000万円だったが、この平均層の多くが赤字なのでサブプライム層に落っこちています

これを東京の平均的な4人家族と比較すると夫婦共働きで年収1000万円で2LDKだと家賃は16万円、子ども2人の養育費は300万円ほど、車は無しで医療保険は家族で40万円くらいです

もし手取り1000万円家族だと支出は光熱費60万円としても540万円ほどで、食費や衣類や趣味や小遣いに400万円も使えます

NYやカリフォルニアで年収1500万円の家族は東京で年収1000万円の家族より生活が苦しく、ほんとんどが赤字だと言って良いでしょう

この中間層に追い打ちをかけているのが保険料の値上げでさっきのモデルでは4人家族で月25万円年300万円の医療保険が必要でした

アメリカは昔は車検がなくて保険も無くて良かったが現在はほとんどの州は車検が義務で自動車保険も義務になっています

日本は軽や小型車なら自賠責が年1万2千円くらいで月1000円くらいですが、アメリカでは自賠責に相当する義務保険が月3万円年36万円になりました

日本が安いのは日本政府が規制で値上げしないよう抑えているからで国保などの義務保険も同じ、この点では日本のほうが成功している

ガソリンは日本が150円くらいの頃アメリカは50円くらいでしたが、今は「かろうじて少し安い」程度でリッター150円はすると思います

アメリカ人の平均走行距離は年2万キロで日本は6000キロなので3倍も長く、アメリカ人のほうがずっと多くのガソリン代を払っています

自働車保険料は2023年ごろ、1年で「5割」近くも値上がりしたそうで、アメリカは自由の国なので保険が義務になったので一斉に値上げしました

日本では自賠責+任意保険で年5万円以下の人が多いと思いますが、アメリカで「毎月」3万円で年40万円くらい払う人が多いです
https://www.thutmosev.com/archives/35008.html

39. 中川隆[-10557] koaQ7Jey 2024年5月19日 13:32:30 : Jph8KZqLro : d0RON2Fyc2czaVU=[26] 報告
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アマゾンや米IT企業で働いても家に住めない人が増加
2024.05.19
https://www.thutmosev.com/archives/26965rfnht.html

遊びなら車上生活は楽しいが、家を借りれない人が多い


働いても家がない

最近の調査でアメリカのアマゾン・ドット・コムは時給で15ドル(約2300円)で給与中央値は4万5613ドル(約700万円)だった

また米国の倉庫業労働者の約29%がアマゾンで働いているが、回答者の3分の1が、過去3カ月にフードスタンプやメディケイド(低所得者向け医療保険)などの政府助成プログラムを利用した

4万5000ドル前後はアメリカの全労働者の平均収入と同じで中間層といえるが、今のアメリカでは中間層の生活がもっとも苦しいと言われている

もっと貧困層なら貧困者向けの無料保険やフードスタンプや低家賃住宅などの助成があるが、中間層には何もなく支出が非常に多いので最も苦しくなる

支出でもっとも多く逃れられないのは家賃で全米主要都市における22年の家賃中央値約1,486ドルとなり、過去最高を記録した

この調査から2年が経ちもっと物価が上昇したので平均1600ドル(24万円)になっている筈で、ニューヨークやサンフランシスコ中心地ではワンルームが40万円とか50万円にもなっている

アメリカにも公的な低家賃住宅があるが「共産主義だ」という批判もあり、民間住宅の税率とかを下げただけなので家賃20万円から30万円もする

翻って日本の全国平均家賃は約5万円で東京23区は10万円程度、しかも都営住宅の家賃平均は2万円程度で、某県の古い県営住宅家賃は平均4千円でそれも払わない人が多いという記事を目にしました

アメリカの貧困層は治安の悪い貧困地区で20万円程度ですむとしても「中間層」はもっといい場所に住むと家賃が30万とか40万円になってしまう

するとアマゾン労働者が年収700万円だったとしても家賃だけで400万円以上、車の保険が高いので車で年100万円、医療保険は独身で年120万円で家族だと300万円かかる

ここまでの費用で独身者でも600万円、家族だと医療保険と家賃が高いので1000万円、水道光熱費も50万円から100万円くらいかかる

アメリカの中間層は空気を吸うだけでとてつもないお金がかかるので、もう『中間』である事をやめて車上生活やテント生活をする人も数十万人存在している

スーツを着たホームレス社員
彼らがホームレスと違うのは毎日シャワーを浴びて着替えて通勤して年収500万円以上もあることで、もし「家」で生活すると給料の全額が家だけで消えるので家を持たない

そうした人が多いのはあのシリコンバレーの周辺で、IT企業が多いせいで家賃や地価や生活費が高いので維持できず車の中で生きている

車上生活といっても電気ガス水道完備で治安が良いRVパークは車を止めるだけで1か月20万円以上取られるので、路上や公園に適当に停めている

ホームレスの車は動かない不動車だが彼らの車は走行可能なので、シャワーを浴びたければそうした施設がある場所に移動すれば良い

カリフォルニア州シリコンバレーのシングルファミリー向け住宅価格中央値は136万ドル(1億8,552万円)だったが、これは今より安かった2022年5月の相場でした

しかもFRB利上げによって住宅ローン金利は6%前後なので中間層にとって住宅購入は不可能、手ごろな賃貸住宅は消滅した

住宅費の高騰によってシェアルームとかカプセルホテル的な住居あるいは宿を提供するビジネスが増えたが、都市部では家賃1000ドル以上はする

カプセルホテルといっても2段ベッドの上か下のどちらかだけでも月1000ドル、なかなかのボッタくりだがもっと安いと治安が非常に悪くなったりする

州によって違うがアメリカでは固定した住所が無くても車を所有や走行できるが(日本では登録できない)、住所がなく車上生活の人は社会保障の対象外になる

車上生活者は賃貸信用履歴がないので通常の賃貸契約を拒否されることが多いが、政府からは車という住居があるとみなされて救済対象にならない事が多い

道端の不動車に住んでいる純粋なホームレスの場合は住居が無いとみなされて自治体から救済されるのだが、不平等だといわれている

会社で働いて車上生活している人は移動を繰り返すので政府は人数を把握しておらず、本格的な対策はされていない
https://www.thutmosev.com/archives/26965rfnht.html

40. 中川隆[-10475] koaQ7Jey 2024年5月26日 15:28:54 : 6oIs20yaA6 : Z2ljUEt4dXdzd3c=[16] 報告
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アメリカはバブル経済で富裕層以外すべて貧困化している
2024.05.24
https://www.thutmosev.com/archives/35205.html

苦労世代が国を発展させた次は、苦労知らず世代が衰退させると決まっている


GDPが大きくても国民の多くは赤字?

アメリカは好景気で今も景気が良すぎてインフレが止まらないのですが、そうした公式統計は矛盾する「多くの米国民が家計赤字」という現実も存在します

日本の個人資産は約2,115兆円で米国の個人資産は約116.9兆米ドル(1京8300兆円)というとんでも無い額ですが、庶民には無関係な数字です

アメリカの金融資産は上位1%が3割を保有していて上位10%が7割を保有、日本では上位1%が24.5%を保有し上位10%が57.8%を保有しているという数字があります

日本も大概ですがアメリカは社会の上位10%に入らないと普通の生活を送るのが困難で、中間層と呼ばれる平均的な家庭では毎月赤字です

同じ事をなんども書いたがアメリカ人労働者の平均年収は4万ドル台なのに平均家賃1100ドル(約16万円)で都市部では2000ドル30万円以上になっています

家賃だけで年収の30%だが大都市部ではワンルーム家賃や40万円以上なので年600万円、ファミリー向け物件だと年間家賃は1000万円になります

保険、医療費、自動車保険、医療費などがすべて日本の数倍なので中間層はいくら稼いでも毎月の支出の方が収入より多い

ところが「GDP」の問題点は物価が高いほどGDPが高くなり、実際には東京で年収500万円のほうが生活が良くても、GDPはニューヨークの年収10万ドルのほうが3倍多いという数字に成ります

家賃などを高騰させた犯人は日本が80年代にやった不動産バブルによる経済成長で、欧米や韓国中国は日本の失敗から何も学ばず同じようにバブル経済をやりました

バブルの本質は「寝ていてもお金が入る」「お金を使うほどお金が増える」ことで、寝転んでどこかの土地を買えばお金が儲かるので最終的に誰も真面目に働かない国になります

勤勉だったドイツ人は今では週36時間しか働かなくなり、それでいて年収800万円とか1000万円を貰えるので、それが当たり前だと思っています

評論家は「ドイツは日本より生産性が高い」というのですが、実際には金転がしでお金が自動的に増えるバブル経済をやっているだけです

アメリカ経済は今がピーク
アメリカの富裕層とハイクラス以外は毎月の家計が赤字なわけですが、特に若年層のクレジットカート負債な記録的なペースで増加している

90年代後半以降に生まれたZ世代の負債が急速に膨らんでローンの延滞率も上昇しているに、消費だけは増やしている

各国で高度成長期の担い手になる世代は例外なく質素倹約で長時間苦労をいとわず働いた人達で、残念ながら成功後の彼らの息子はバカ世代になります

中国で文化大革命後から90年代後半までは質素倹約働き者世代だったのが、2000年頃を境にしてダメ世代に交代し衰退への道を進んでいるのが好例です

アメリカは第二次大戦で日独に勝利したが朝鮮戦争ベトナム戦争で2連敗し、国内は反戦運動や人権デモなどで混乱し80年代後半までが「失われた30年」になりました

90年代から日本と入れ替わりにIT産業などで高成長期に入りまた30年くらい好景気を謳歌し、最近あやしくなってききている

原因は色々あるが前の世代が苦労して築いたものは成功後に生まれた世代には「当たり前」に過ぎず、苦労や努力を敬遠するようになります

アメリカのZ世代にとって働かなくても浪費するのは当たり前の事で、アメリカは無敵で永遠に繁栄を続けると彼らは考えている

昔アメリカの若者は一戸建てを買うために倹約していたが、今アメリカの住宅平均価格は2億円なので富裕層しか購入できなくなっている

自働車の平均価格も新車4万7000ドル(700万円)で中古車も3万ドル(450万円)、日本で軽を含む新車平均価格は約170万円で軽を除くと300万円で中古車はもっと安い

平均的労働者の年収は4万5000ドルなので新車は年収のほぼ1年分、アメリカで新車に乗っている若者は家賃もあるので非常に無理をしています

アメリカではクレジットカードなどの信用スコアが低い人をサブプライム層と言いますがZ世代はそれが33%、これは収入に対して残高が多く延滞を繰り返しているような人達だと考えられます
https://www.thutmosev.com/archives/35205.html

41. 中川隆[-10466] koaQ7Jey 2024年5月26日 18:53:46 : 6oIs20yaA6 : Z2ljUEt4dXdzd3c=[25] 報告
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アメリカの有名大学では金で合格を買える
2024.05.26
https://www.thutmosev.com/archives/78373072.html

太子党子弟は無試験でアメリカ名門校に入学し、4年間遊びまわって卒業した

RTY
富裕層の子供は受験せず入学できる

欧米の「一流大学」とされる大学はコネ入学や裏口入学が横行していて最高峰はハーバード、イギリスはケンブリッジ大だがどちらも試験より人物本位で入学者を選考している

人物本位というと聞こえは良いが教授や学長の推薦や、有力者のコネが効くのです

特に悪質なのがアメリカのハーバード大学で、一般の受験生とは別に「金を払えば入学できる」枠が存在している

10年ほど前中国で太子党事件というのがあり、共産党幹部の子弟たちが無試験でアメリカの超名門校に入学しました

彼らは入学してからも勉強せず毎日パーティや豪遊に明け暮れて高級車を乗り回し、その様子をSNSで自慢しました

中国からは欧米のSNSを見れないが、さすがに本国でも話題になり批判が強まった

太子党は江沢民や毛沢東や習近平など有力者の子弟や縁者で、帰国すれば共産党幹部になるのが決まっている

噂では大学に莫大な寄付をしていて、アメリカの名門校は金で入学枠を販売している

金のない一般の受験者は彼らの枠の分だけ合格者が減るので、なおさら狭き門となっている

同じハーバード大学卒と言っても、掛け算すらできない人間も居れば本当の天才もいる

大富豪が大学に寄付する金額は数億円から数百億円にも達し、高額寄付者の縁者は推薦入学できる

ナイキの創業者はオレゴン大学に5億ドル(約560億円)を寄付したが、もし彼の息子や孫が受験したら大学は不合格にできるだろうか?

驚くのはアメリカではこれが合法なことで、みんな知っているし堂々とやっている

英誌「エコノミスト」米経済紙「フォーブス」などでもコネで入学できると指摘されているが、悪びれもせず続けている

ハーバード大学は約4兆円もの資産を持っているが、こうした入学枠の販売は美味しいビジネスになっている

さらに美味しいのは大学への寄付金が非課税になる点で、寄付した金額の最大50%が富裕層の所得から控除される

例えばハーバードに10億円を寄付するとバカ息子をエリート大学に入学できるうえに、所得から5億円を控除され節税になる

アメリカにはこうした裏口(合法なので表口だが)仲介業者もあり、巨大ビジネスになっている

有名な例では映画監督のスティーブン・スピルバーグの娘を入学させたデューク大で、願書の締め切りを過ぎていたのに入学させた

もちろん無試験のうえに大学理事がスピルバーグの自宅まで出向いて「面接」をしている

アメリカで「中間層」より下だとまともな子育ては難しい
日本は子育てに費用が掛かり国は無理解だとされ、比較対象として欧米先進国が理想的に語られることが多い

先進国の中もアメリカはそうでもないという話があり、誕生した子供が18歳になるまでに3600万円以上かかる

米国では中間層の水準がかなり高く年収7万ドル、日本円で年収1000万円が中央値でこれより下が中間層の下の方になる

年収700万円以下の”低所得者”世帯でも子育て費用はあまり安くならず、18歳までに24万ドル以上(約3600万円)もかかる

これは高校までの費用だが、かなり良い大学に通わせるなら18歳までと同額程度の費用がかかる

アメリカの計算では住居費、食費、交通費、洋服費、医療費まですべて合計している

純粋な育児や教育費だけだともっと少ないが、半分以上は住居・食費・洋服などでかかっている

アメリカでは大学卒業まで6000万円以上、子供でもアルバイトでお金を稼ぐのが普通だが、日本は大学でも費用をすべて親に払ってもらう人が多い

しかもアメリカでは大学費用は奨学金(という名の高利貸し)で自分で支払うが、日本では親が払っている

アメリカで「低所得者」として切り捨てられる年収700万円以下世帯では、大学進学は困難だろうと思われます

それどころかニューヨークの小学生の1割がホームレスで、充分な食事がなく支援を受けている子供が多い

ちなみにアメリカでは親戚に預けられたり施設に保護されていてもホームレスで、日本とは基準が違う

アメリカでは高校まで義務教育で、公立だと授業料が無料で自宅学習でも卒業できる

従って高校までの進学率は高く大学への進学率も高いのだが、低所得者や貧困層は相当ひどいことになっている
https://www.thutmosev.com/archives/78373072.html

42. 中川隆[-10403] koaQ7Jey 2024年5月29日 16:58:54 : gyOucZ4HFg : VVYwNnU3Y0FqM1k=[35] 報告
<■207行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
ファストフードも高くて食べられないアメリカの庶民は何を食べているのか
増田 悦佐 2024.05.29
https://agora-web.jp/archives/240528040058.html

アメリカ消滅 Kindle版
増田悦佐 (著)
https://www.amazon.co.jp/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E6%B6%88%E6%BB%85-%E5%A2%97%E7%94%B0%E6%82%A6%E4%BD%90-ebook/dp/B0CZXL562X?&linkCode=sl1&tag=asyuracom-22&linkId=921373ba203e15f291155e6f6589feed&language=ja_JP&ref_=as_li_ss_tl


増田悦佐「アメリカ消滅(ビジネス社)」「生成AIは電気羊の夢を見るか?(ビジネス社)」
アメリカの庶民生活は本当にきつい。健康上ではなく「経済的理由で #ファストフード は食べられない」との回答が年収3万ドル未満の世帯で71%。1ドルは精々80円の価値で年収240万円未満なら仕方ないが、3〜5万ドル(240〜400万円)世帯でも同じ回答が60%。週に1〜2回、あるいは0回の世帯が全体の79%!
https://x.com/etsusukemasuda2/status/1794812838252535992


ごく最近Xに投稿した、現在アメリカ国民の多くが「ファストフードでさえ高すぎて食べられない」と考えていることについて、それではいったい何をどうやって食べているのだろうという趣旨のご質問をいくつかいただきました。


そこで今日は、アメリカの庶民は今どうやって食事を賄っているのか、そしてなぜそこまで困窮しているのか、なぜアメリカでは日本以上に世代間格差が広がっているのか、そして常に債務不履行ぎりぎりの綱渡りのような暮らしをしている人たちがアメリカ経済をどう変えそうかといったことを考えてみようと思います。

ファストフードチェーンの値上げが凄まじい
やはり、まず問題とすべきは昔は庶民が気楽に食事をできる場だったファストフードチェーンが軒並みどんどん値上げをして、庶民の手の届かないような価格設定になってしまったことでしょう。

次のグラフをご覧ください。

等間隔で刻んだ目盛りに欺されそうになりますが、2014〜19年、つまり過去10年間のうち前半の5年間はジミージョンズというチェーンだけがかなり突出した値上げをしていて、その他はだいたい5〜15%、5年累計のインフレ率としては物価一般とほぼ同じペースでした。

それが、世間的にはあまり大きな話題のなかった2019年頃から急激に大幅値上げをするチェーンが多くなり、10年間の累計をとるとチポトル、タコベル、ポパイ、マクドナルドの4チェーンが75〜100%という大きな値上げ率を押し通していたのです。


blackwaterimages/iStock

こうした値上げの結果、ファストフードチェーンはアメリカ国民にとって気軽に行ける外食あるいはテークアウトの店ではなくなりつつあります。


上段を見ると、25%が「まったくファーストフードを食べない」と答え、過半数の54%が「週に1〜2度しかファストフードを食べない」と答えています。つまり、アメリカ国民の約8割がファストフードは週に2回以下しか食べていないということになります。

もちろん、この中には「あまり健康に良くないから食べない」とか、「あまりおいしくないから食べない」というどちらかと言えば贅沢な理由でファストフードを食べる回数を減らしている人もいるでしょう。

でも、多くの人が経済的な理由、つまり「ファストフードは高すぎてちょいちょい食べに行くわけにはいかない」と考えていることは、下段の「ファストフードは贅沢品になったか」という質問への所得階層別の回答にはっきり出ています。

年収が3万ドル未満世帯の人たちの71%が、この質問に「はい」と答えています。現在の為替レート1ドル=150〜160円で考えると、3万ドルでも450万円〜480万円になりますからそれほど貧しいという印象はありません。

ですが、私は実際にアメリカで生活する人にとって1ドルは日本円で言えばたかだか80円程度の価値しかないと思っています。ですから年収3万ドル未満というと約240万円未満、月に20万円の収入ではたしかにファストフード店での食事はハードルが高いでしょう。

私がちょっとビックリしたのは年収3万ドル〜5万ドル未満の世帯でも、60%が「ファストフードは高すぎてひんぱんには食べられない」と感じていることです。年収400万円近い人たちでも、やはりファストフードは高すぎると考える人が多数派のようです。

世代別や家族構成別の答えも、なかなか示唆に富んでいると思います。


世代別で見ると、ミレニアルとZ世代はライフスタイルや考え方などではかなり差があるようですが、経済的にかなりきつい生活をしているという点では、ほとんど違わないようです。

また、ぎりぎり過半数にはなっていませんがX世代(日本流に言えば、段階と段階ジュニアのあいだにはさまれた谷間の世代)の48%というのもかなりきびしい数字で、ベビーブーマーとその後の全世代には歴然とした経済的格差があることがわかります。

家族構成別で見ると、18歳未満の子どもがいる世帯がいちばんきついのはわかりやすいですが、子どもがいない世帯より18歳以上の子どもがいる世帯のほうが「ファストフードはぜいたく品」との答えが少なくなっています。18歳以上の子どもはなんらかのかたちで世帯所得を増やすことに貢献しているのかもしれません。

で、今回のご質問の核心に迫ってみましょう。

ファストフードが贅沢品なら、どんな食事をしているのか
簡単な答えは、あまりにも月並みですが、スーパーなどで食材を買ってきて自宅で炊事をするということになります。それで節約になるのかというと、そうとう大きな節約ができる家庭もあります。

何年かアメリカで生活して、たまには食事にご招待されたりすると、ご馳走になっていてこんなことを言うのは失礼ですが、アメリカ人一般が食べものに対する要求水準が非常に低い人たちだということがわかります。

野菜などは長期間冷蔵庫に入れっぱなしで、シャキシャキ歯ごたえのあるはずのものがくたくたになっていても、みずみずしいはずのものがパサパサになっていても、ほとんど気にしません。

漁師町にでも行けば違うかもしれませんが、魚は缶詰や瓶詰め以外のものを料理しているのを見たことがありません。それでも魚を食材に使うということ自体が、非常にエスニックで特別な料理をしているという感じです。

なるべく安上がりにハイカロリーのものを詰め込めればそれでOKという感じだからこそ、マカロニアンドチーズとか、スパムサンドイッチとかが定番になっているのでしょう。

私がアメリカで暮らしていたのは1977〜84年でしたが、その頃からアメリカの平均的な家庭での料理のバラエティの乏しさ、とくに男性はハイカロリーできつめの味付けなら満足という印象はあって、それが未だに続いている感じです。

1970年代後半にはアメリカ文明がくたびれ始めていたことは歴然としていましたが、アメリカ国民の食に対する無頓着さは、アメリカがもっとはるかに若くて健康だった頃から変わっていないようです。

この女性、専業主婦という生き方をプロとして追求している感じがあります。

でも、いくら節約は美徳と言っても、親子4人と猫1匹で(まあ猫は野菜にはあまり興味がないでしょうが)1週間に食べる生鮮野菜がセロリ2束、カリフラワーかキャベツ、枝に付いたままの豆1山だけというのは、淋しすぎると思いますが。

アメリカがまだ若く健康だった時代からこうだったのですから、年老いて不健康な生活習慣もいろいろ身につけてしまった現代アメリカ社会で「ファストフードさえ高すぎて食べられなくなった」人たちがどんな日常生活をしているのか、非常に気がかりです。

「借金で消費」が美徳になってしまった社会
まず驚くのは、アメリカ国民の消費水準が1990年代後半のGDPの65%で横ばいになっていた状態を脱してから、まるでタガが外れたように消費が拡大していることです。


そもそもGDPの65%という水準が、1952年以降約40年間到達したことのなかった高さなのです。

ところが、2000〜02年のハイテクバブル崩壊、そして2007〜09年のサブプライムローンバブル崩壊にもかかわらず、21世紀のアメリカ経済はほとんどの年でGDPの67.5%以上を消費に遣っています。

もちろん、しっかり稼いだ分を消費に回しているなら大いに結構なのですが、どうもそうではなく、どんどん貯蓄を下ろして消費し、それでも足りなければクレジットカードローンのような高金利でカネを借りてまで消費を増やしている気配が濃厚なのです。

純貯蓄がマイナスとは、その年に新規に貯蓄した金額を上回る預金の取り崩しがあったということです。そして今、2007年のようにバブル崩壊があったわけでも、2020年のようにコロナショックで経済封鎖があったわけでもないのに、純貯蓄がマイナスになっています。

いちばん危険な借金を増やしている米国民
で、貯蓄を取り崩すだけでは手に入らないモノやサービスを購入するために借金をするわけですが、さまざまな消費者向けローンの中でもっとも金利の高いクレジットカードローンの利用が急激に増えています。

上段には、アメリカの個人世帯が年率21.5%という高利を取られるクレジットカードローン借入を2021年以降急激に増やし、遂に総残高が1兆1000億ドルに達したと書いてあります。

そして、下段を見ると2010年頃までは住宅ローン金利の約半分にとどまっていた住宅以外の個人向けローンの金利負担が急激に住宅ローンに近づいていることがわかります。次のグラフが明らかにしているように、消費者が借りているローン全体の70%は住宅ローンです。

それでも金利負担では、住宅ローン以外の消費者向けローンはクレジットカードローンと同じように高金利の融資が多いので、支払金利は住宅ローンと非住宅ローンが6000億ドル目前でほぼ同額となっています。

つまり、非住宅ローン全体の平均金利は住宅ローンの約2.3倍にあたるのです。

もちろんアメリカの住宅ローンは30年固定金利のものが多く、つい最近まで2%台だったローンを借りてまだ支払中の人が多いのに対し、非住宅ローンは支払期限も短く金利が激しく変動するからです。

それにしても、GDPの5%近い金額を毎年金利として支払っていかなければならないのですから、アメリカの個人世帯にとっては大変な重荷です。

連邦準備制度(Fed)が2022年春に連続利上げに踏み切ってから、消費者向け融資の延滞が急ピッチで増えています。

水準としては、2022年以前にアメリカとしては異例の低金利時代が10年以上続いたことの恩恵を受けて比較的低めなのですが、増え方のスピードが問題です。

次のグラフでおわかりいただけるように、どちらも金利が高めのクレジットカードローンと自動車ローンでは、延滞中の金額が総融資残高の8%を超えました。


今のところクレジットカードローンも自動車ローンも、延滞から債務不履行に転じた金額の個人世帯可処分所得に対する比率はかなり低めにとどまっています。

現状では、クレジットカードローンと自動車ローンを合わせて、個人世帯の可処分所得の1%に届くかどうかという水準ですから、サブプライムローンバブル崩壊期に住宅ローンが大量に焦げ付いたときのような大きな打撃を個人消費部門が受ける可能性は非常に低いです。

でも、黄信号が赤信号に変わってもまだまだクレジットカードローンや自動車ローンの利用が拡大し続ければ、延滞から債務不履行に移行する金額もどんどん増えていくでしょう。

アメリカの消費者もHEローンには懲りたようだが・・・・・・
残念ながらこの2種類のローンが激増し続ける可能性は高そうです。次のグラフをご覧ください。

HE(ホームエクイティ)ローンとは、持ち家が買ったときの価格に比べて今売りに出せばもっと高く売れると評価された場合、評価額と支払価格との差額(評価益)分をその家を担保に貸してくれる制度のことです。

評価額が上がったままとか、もっと上がれば問題はないのですが、下がってしまうとこのローンに手を出さなければ持ちつづけていられた家を手放してローンを精算しなければならないこともあります。

そんなわけで、このHEローンはサブプライムローンバブルが弾けてからと言うもの、低迷続きです。

ですが、自動車ローンとクレジットカードローンは急上昇を維持しています。とくにクレジットカードローンの8000億ドルから1兆1000億ドルまでの伸びは垂直に近い急上昇でした。

しかもアメリカ国民の多くが、我々日本人から見ると驚くほど少額でも突然の出費に対応するだけの預金がないと言うのです。

アメリカ国民の32%、約3分の1が500ドル(約4万円)未満の突然の出費に対応できないと言っています。そして2000ドル(約16万円)未満の突然の出費に対応できない人が52%、過半数です。

この人たちは、ちょっと高めの治療費を必要とする病気や怪我でも、他のいろいろな不時の出費でも簡単にローンの支払いが滞ることになるでしょう。

延滞続出が懸念されるミレニアル、Z世代
中でも怖いのは、Z世代とミレニアルの人たちのあいだでは現状ですでに2ケタのクレジットカードの限度額一杯の借入をしているという事実です。

「他には借入のできるところがないから、急場はクレジットカードローンでしのごう」という手が使えず、むしろ急の出費でなんとか払い続けてきたクレジットカードローンの支払いができなくなってしまう可能性が高いと思います。

個人世帯債務のうち、クレジットカードローンはまだ5%台半ばですが、その中でもう8.9%が30日以上の延滞になっています。そして、懸念していたとおり、中でも18〜29歳、30〜39歳という年齢層でクレジットカードローンの延滞が多くなっています。

次のグラフは30日以上延滞ではなく、もうそろそろ債権回収会社に売ってしまおうかという90日以上延滞の年齢層別総融資残高に対する比率ですが、18〜29歳、30〜39歳のグループは、この段階まで延滞の進んでいるローンが9%以上を占めているのです。

アメリカの借り入れに依存した「好調な消費」は、ほぼ確実に多くの差し押さえなどを伴いながら失速していくでしょう。

その際、これからのアメリカ経済を担う18〜29歳と30〜39歳グループに最も大きな痛手を残してアメリカ型消費主導経済は崩壊していくことになるのです。

https://agora-web.jp/archives/240528040058.html

43. 中川隆[-10391] koaQ7Jey 2024年5月30日 15:13:24 : mJGD1HcMnQ : VGhETmpHY0tQemc=[10] 報告
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衰退するアメリカ、カリフォルニア州ではSF・LAがゴーストタウン化している
2024.05.30
https://www.thutmosev.com/archives/35298.html

店舗がネットに置き換わっているというが、実際に出現しているのはゴーストタウン


https://www.watch.impress.co.jp/docs/series/suzukij/1484851.html 盗難で店舗の閉鎖も。小売業における「損失防止」最前線【鈴木淳也のPay Attention】-Impress Watch
数字だけ発展し現実は衰退している

アメリカはGDPという数字では経済好調で株価は過去最高の4万ドルを更新しているのだが、街角のリアル経済は悪い報告しか聞かれない

特に悪いのは西海岸のカリフォルニア州で日本に匹敵するGDPがあるのにビジネス街や商店の撤退ですっかり寂れている

おそらく新型コロナの3年間でそうなったと思うが政府や経済統計は「景気が良い」というが、町にはホームレスや中毒者が溢れていて人々が実感する景気が非常に悪い

3年間でアメリカ政府は数百兆円ものコロナ支援金を配り一般人はすぐに浪費したが、浪費したお金は富裕層に渡り超富裕層を産んだ

富裕層はインフレ率が上昇しても所有する家賃を上げるだけなので痛くも痒くも無いが、平均以下の市民は収入が同じで物価だけが上がる

スーパーマーケットで買い物をする値段が上昇し続けていてコロナ前に48缶5ドルだったコーラの値段が最近は60缶20ドルになっているという

コロナ前と比較して多くの食料品が2倍くらいになっているが富裕層はコーラが4倍になっても痛みを感じないが、一般人はまもとに打撃を受ける

卵とか野菜とかガソリンなど節約しにくい物価が上昇していて、例えばガソリンは昔日本150円くらいでアメリカ50円だったが、今は日本170円でアメリカ150円くらいになっている

ガソリンが値上がりしたので電気で動くEVに移行したが、今度は電気料金が値上げされて急速充電料金はプリウスのガソリン代と変わらなくなってしまった

そのうえEVはバッテリー交換費用や部品代や修理代が高いので、10年ぐらい乗るとプリウスの2倍くらい費用が掛かってしまう

人々はやっぽり小型ガソリン車とHV車に回帰しているが、アメリカは車そのものの価格が日本とけた違いに高い

アメリカの平均新車価格は4万8763ドル(約650万円)で日本は軽を含めて170万円、中古車も日本は軽が安いのでアメリカの1/3で買えてしまう

アメリカの繁栄した町がゴーストタウンになっている
それでいて日米の車の平均使用年数(寿命)は同じくらいで軽が短いとか死亡率が高いと言う事実はないのでアメリカ人がいかに高額費用を負担しているかが分かる

加えて日本では軽の自賠責が年1万2000円ですがアメリカの義務保険は年40万円くらい、アメリカは車検費用と駐車場代が安いが駐車違反は普通に取り締まっている

医療保険は日本は義務保険が年収の1割くらい天引きされていると思うが、アメリカは単身者で「毎月」10万円、ファミリーで30万円くらいかかる

アメリカのドラマではベビーシッターというおしゃれなものがあるが、保育園費用は全米平均150万円でニューヨークは約700万円かかる

この他にも冗談としか思えないような費用が多くあり(大学の裏口入学費用など)、アメリカ人の年収が日本人の2倍程度ではまったく追いつかない

日本のマクドナルドでビッグマックセットは750円だがアメリカでは平均10ドル(1500円)以上で2倍、だがマクドナルドはまだ『良心的』なほうです

最近LAやSFやNYなどの大都市で店舗の閉店や撤退が相次いでいて、原因は万引きとネット消費への移行と言われている

アメリカの大半の州では一回10万円程度の万引きは軽犯罪になり、起訴しても無罪か微罪なので警察は逮捕せず店も通報しなくなっている

この法律は貧困者の保護目的らしいが多くの街で商店が消えてしまい、ホームレスと中毒者が増えてゴーストタウン化している

実店舗が消えてもネット消費があれば計算上の帳尻はあうのだが、現実のサンフランシスコやロサンゼルスの動画を見ると町の機能が崩壊している

かつて道を歩いていたのは着飾った女性や家族で買い物する人達だったが、今そんな人はどこにもおらず歩いているのは中毒者だけです

街の機能は現実の店舗によって維持されていて、ネット消費があるからと言っても「町の機能」をネットで代替する事はできない

幸いにも日本は世界で唯一実店舗のショッピングモールが増えているらしいが過疎化によって地方では商店が無い地域が増えている
https://www.thutmosev.com/archives/35298.html

44. 中川隆[-10349] koaQ7Jey 2024年6月02日 18:35:08 : pd6waTzt6s : aUJjYTBxNUtiRGM=[18] 報告
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アメリカで再び住宅バブル崩壊懸念、サブプライムショック再来か
2024.06.02
https://www.thutmosev.com/archives/35360.html

NYの平均家賃、1部屋で55万円、2部屋82万円、3部屋137万円(1部屋には2つのベッドを置ける)


https://www.castle-avenue.com/average-manhattan-new-york-apartment-rents.html
終わりのないマネーばら撒きをしたアメリカ

アメリカの住宅といえば摩天楼のビルのイメージかも知れないが実体は違い人々が住んでいた家の9割は郊外の一戸建てでしかも木造の中古住宅だった

戦前から80年代までの人々は郊外のプール付き一軒家を買っていて轟音を出す芝刈り機で庭の手入れをしていたが、今やそんな家は2億円以上はします

なので子供世代は親と同居して親の家を相続するか、日本でいうマンションの賃貸住宅を複数人でシェアして住む場合が多い

大きな都市ではワンルームの家賃が30万円、安い都市でも20万円以上はするので1人で借りるのではなく4人とかで借りて自分のスペースだけを使っている

アメリカ人は住みたい場所に家がない場合だけ新築住宅を建てるがほとんどは中古住宅を購入し、売買額では中古住宅が8割にも達している

リーマンショック以降のIT景気に加えて新型コロナで史上最大の経済支援が行われ、そのお金は社会を循環し最終的に富裕層のものになった

富裕層のほとんどは土地を所有する投資家なので地価は天井知らずに上昇し、名前も知らないような都市の地価がマンハッタンと同等になってしまった

リーマンショックを引き起こした直接の原因は不動産バブルと崩壊で、ホームレスや難民に無担保で住宅ローンを貸し付けるのをサブプライムローンとカッコよく名付けていた

彼らは住宅ローンを借りたが最初から返済能力は無かったので膨大な焦げ付きが発生し、連鎖的に不動産や金融機関が経営破綻していきました

FRBのベン・バーナンキ議長はこれを「空から金をばら撒けば景気は良くなる」と言って既に倒産した会社の社債(ゴミ)を額面で買い取るような事までやって景気を良くした

バーナンキは「ヘリコプター・ベン」というあだ名だったが「ばらまき過ぎてインフレになる」と金融引き締めをを主張し、ばらまきを続けたいオバマ大統領をバカ呼ばわりして解任された

それから10年もアメリカという国全体でマネーのばらまきを続けバブルは拡大し続けて、2022年ごろにバーナンキが予言したインフレが現実になった

バーナンキが予言したアメリカのバブル崩壊
バーナンキは2008年から2010年にかけて最大規模のマネー散布をやったがそれはあくまで「戦時体制」で、2010年にはもうばらまき経済を辞めるべきだと主張した

だがオバマ、トランプ、バイデンのような大統領にとって好景気を演出できるマネー散布経済は望ましい事だったので、3代の大統領は合計15年間も空前のばらまき経済を続けた

アメリカ経済は成長し続けて株価は天井を突き破って上がり続け、22年頃ついにバーナンキが恐れていたインフレが顕在化した

バーナンキ議長のアシスタントをしていたイエレンという女は調子よく「ばらまき経済に賛成です」と言ってFRB議長に出世し今は米財務長官にまでなっている

バーナンキの前のFRB議長だったグリーンスパンはアメリカが30年不況から立ち直った頃の人だが、1996年の株価高騰を「根拠なき熱狂」と批判した

その頃の米株価はダウ平均が6000ドル台、バーナンキの2007年は1万4000ドルが最高値で現在は4万ドル前後になっています

6000ドルが根拠なき熱狂なら4万ドルは「ふざけた妄想」と呼ぶべき水準で、アメリカの実態は1996年に比べ7倍に成長した訳でも土地の面積や人口が7倍になった訳でもない

オバマがバーナンキを首にした事でFRBはバブル経済のチェック機能を果たさなくなり、イエスマンの議長が「はいそうですね」と賛成するだけの役所になった

話は不動産バブルに戻るが現在のアメリカは建設中の住宅の6割がマンションでローン残高は2兆ドルを超え、マンション価格は2022年4〜6月期をピークに下落している

FRBによると全米マンション価格はピークから2割下落したが「まだ十分に反映していない」、つまりもっと下がると予告している

ブログで何度か取り上げたが米中間層が支払っている住宅費や保険料などの固定費は絶対に払えないほど高額で、NYで年収1500万円より東京で年収500万円のほうが人間らしい生活ができる

アメリカの大都市で『平均的な』家賃と保険を払っただけで600万円、しかもそれは単身者の場合で家族4人分だと「家、保険、車」で1200万円以上は絶対にかかる

日本では低家賃住宅で良いなら家と保険は年100万円以下にするのも可能で、車は欲しくなければ絶対に必要ではない
https://www.thutmosev.com/archives/35360.html

45. 中川隆[-10289] koaQ7Jey 2024年6月08日 17:22:39 : icaNeampdc : eWZDSzlxcG1xUW8=[8] 報告
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アメリカの路上生活者の1/3が元兵士だった
2024.06.08
https://www.thutmosev.com/archives/35458.html

こうした路上生活者の3人に1人が元米兵


https://www.chosyu-journal.jp/kokusai/6755/attachment/dsgw9cyvqaawmfr DSGW9cYVQAAwmFR _ 長周新聞
カリフォルニア都市の中心部

カリフォルニア州は昔日本車の陸揚げ港があって日本車の現地工場があったりしたが、今ではシリコンバレーなどがあって世界のITの中心になっている

にも拘わらずロサンゼルスやサンフランシスコの街中は寂れ切っていて中心地でも若い女性がおしゃれして歩いて居たりはしない

外を歩いているのはホームレスと中毒者とどこか怪しい人ばかりで、20年ほど前に賑わっていた場所はゴーストタウンになっている

全米のホームレスは過去最高の60万人に達したが車上生活など所在不明の人は除外してあるので実際はもっと多いと言われている

ホームレスになったきっかけは家賃の高騰で払えなくなった、失業、薬物などだがホームレスの3人または4人に1人は元米軍兵士だと言われている

元兵士はベトナム戦争や湾岸戦争、対イラク戦争などの従軍兵士で、退役後も精神疾患が続いて薬物に依存し働けず失業して家賃が払えないというように連動している

アメリカ退役軍人省によると、2013年1月のある1晩だけで、57,849人のホームレスの退役軍人が路上に寝ていた

2013年にも60万人のホームレスが居たがこのうち路上生活者は20万人前後、約5万8000人の元米兵は全路上生活者の1/3.5に相当している

2017年にホームレス支援のNGO団体は、「政府が把握している数値は住宅がなくモーテルなどで共同生活を送っている数百万人規模の米国人を除外している」と不正確さを指摘していた

2017年にシカゴ大学が発表した報告書では、ホームレス状態にある学生が全米で少なくとも420万人にのぼり、そのうち13〜17歳は70万人、18〜25歳が350万人という衝撃的な数値を発表した

約46万人(全米最大)の学生を擁するカリフォルニア州立大学では10人に1人にあたる約5万人の学生が特定の住所を持たないホームレス状態にあった

さらに5〜4人に1人にあたる10万人が食べ物の確保ができず、路上や施設で暮らしたり、定住先を持たないため友人や知人などの家を渡り歩いたりしていた

現実世界のランボー達
路上や車上やシェルターで寝起きしている人だけだと60万人だが、より広い範囲にすると数百万人のホームレスがいるのが分かります

ホームレスと「貧困、犯罪、薬物」などは一体のもので、子どもの貧困率は20%以上に達しその子供たちの親が貧困なのを意味している

ロサンゼルスは、家がなく公共のシェルター(避難所)にも入り切れない人の数が全米で最も多く、2017年にホームレス状態にある人の数は3万4189人だった

アマゾンやマイクロソフトが本拠地を置くワシントン州シアトル(人口70万人)では、ホームレスが1万人を超え、豊かな人が家賃を高騰させてしまったために働いても家賃を払えない人が増えた

2016年の調査でホームレスの人種比率は白人が26万5660人(48%)と最多、アフリカ系の21万5177人(39%)、ヒスパニック系は12万1299人(22%)、多人種は3万9525人(約7%)、インディアンは1万5299人(3%)、太平洋諸島系は8734人(2%)、アジア系は5603人(1%)となっている

この中でアフリカ系は人口の15%しか居ないのにホームレスの39%を占めているので、相対的に貧しい状況なのが分かる

退役軍人がホームレスの1/4以上を占めている話に戻るが、こうなる理由として国防省は貧困家庭の子どもを軍に勧誘していることが挙げられる

富裕層や中間層の子供はIT企業に就職するが貧困層の子供は大学に行かなかったり、まともな就職先がなかったりします

貧困家庭の子供が軍に志願すると大学入学資格を得られたりし、そこからステップアップする意図もいるが除隊後も貧困のままという人が多い

大学卒業までの奨学金や生活費・ボーナスが保証され、学費が年間数万ドルかかる大学に行けるという見返りから多くの若者が志願する

軍隊での苦労や経験は除隊後にはなんの役にも立たず数年間を無駄に過ごしたことになり、死の恐怖や民間人に銃を向けた罪悪感は一生消えない

映画「ランボー」は社会に適応できないベトナム帰還兵が社会を相手に戦う話だったが、実際には路上に寝転がって希望もなく日々を過ごす退役軍人が多い
https://www.thutmosev.com/archives/35458.html

46. 中川隆[-10236] koaQ7Jey 2024年6月13日 18:15:31 : I5jLDLgL5Q : Yi9zUzkzMS90dk0=[3] 報告
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アメリカ大卒者の半数が、店員など高卒と同じ職業に就いている
2024.06.13
https://www.thutmosev.com/archives/79958540.html

学生ローンの負担を含めると生涯収入が高卒を下回る人が増えている

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画像引用:https://finance-gfp.com/wp-content/uploads/2018/01/student_loan_entai201801.png
大卒の生涯収入が高卒を下回る

生涯収入を増やすのに最も有効なのは学歴を増やすことで、過去100年以上に渡って大卒者の収入は高卒者より多かった

だがこれはもうアメリカでは過去の話になりつつあり、最近では高卒の生涯収入が大卒を上回る事態になっている

原因その一は大学卒業に4年かかり、生涯の就労年数も高卒者より4年間短くなるが、従来は大卒者の年収の多さでカバーしていた

原因その2は大学卒業までに必要とする費用で、良い大学に入るには小学校から高校まで良い学校に通う必要がある

めでたく大学受験に合格してもアメリカの学費は非常に高額なので、多くの人は政府の学生ローンを借りる事になる

大学を卒業した時点で多額の教育費を親が負担しているうえに、子供は500万円以上の学生ローンを背負って社会に出る

加えて大卒者は高卒者より4年遅く最初の給料をもらい、奨学金ローンのマイナス500万円から社会人生活をスタートします

もっとも大学卒業までの教育費や学生ローンを負債として差し引かないなら、大卒者の生涯収入は高卒者より多い

アメリカの学費ローンの残高総額は1.5兆ドル(約164兆円)、平均的なアメリカの大学生は卒業時に500万円の借金がある

アイビーリーグと呼ばれる有名大学だと、年間費用(学費、寮、その他)は6万ドルなので4年間で24万ドル(約3000万円)にもなります。

親が金持ちなら自分で払わなくて良いが、そうでなければ学生がバイトと学生ローンで学費や生活費を払わなくてはならない

この金額は日本の都内有名大学の4倍以上に達している。(学費は2010年代時点なので、現在はもっと高くなっている)

大卒の半数は運転手や店員をやっている
日本でも学生ローンが卒業後に重い負担になる奨学金問題が指摘されていて、学生ローンのせいで破産する人もいるようです

日本とアメリカの学生ローンには決定的な違いがあり、アメリカのは国が学生にお金を貸しているので自己破産できません

どれだけ貧困で返済困難であっても破産できないので、破産できるだけ日本の奨学金はアメリカよりも良心的と言えます

アメリカの大学進学率は88%に達していて、もはや高収入を得られる学歴ではなく、最低限必要な学歴になっている。

昔は大学を出れば必ず高収入を得られたが、今は皆が大卒なので大学を出ても他の人と同じ学歴でしかなくなっている

普通の大学卒では皆と同じにしかならないので学歴で高収入を得ようとする人は、アイビーリーグのようなよりお金がかかる大学を目指している

こうした高学歴競争がアメリカの「学歴インフレ」を加速させてしまい、際限のない学費上昇と学生ローンの負担になっている

調査によると大学卒業者の半数は大卒資格が必要ない職業に就いていて、事実上大学に掛けた時間とお金は無駄になった

大学で学んだ内容が就職して役立っているなどはあるが、今は大卒だからよいって高収入職業には結びついていない

大卒で運転手、消防士、店員、サービス業などについている人が半数で、これは社会のメカニズムから考えて止むを得ない

例え大学進学率が100%になっても運転手やウエイターや店員は必要なので、全員が高収入管理職になることはない

日本の大学進学率は57%でアメリカより30%も低いので、まだ日本では大卒のメリットが残っている

だが日本でも大学進学率が8割になったら、半数が高卒と同じ職に就くようになり、大卒だから高収入という事はなくなるでしょう
https://www.thutmosev.com/archives/79958540.html

47. 中川隆[-9968] koaQ7Jey 2024年7月02日 02:28:58 : 7NyDCrb9fQ : S0g3UnhlU2wvRGM=[3] 報告
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全米の都市で路上生活者、中毒者、万引きや強盗が急増している
2024.06.30
https://www.thutmosev.com/archives/35815.html

ロサンゼルスのスキッドロウ


https://www.latimes.com/local/lanow/la-me-ln-los-angeles-skid-row-health-fines-trash-removal-20190613-story.html
ビバリーヒルズのゾンビタウン

アメリカ特にカリフォルニア州のGDPは日本やイギリスに匹敵するほど発展しているが、最近伝わってくるのは治安が崩壊し貧困者やホームレスが激増している話です

ロサンゼルスだけで7万5000人が路上生活をしているが、子どもホームレスは保護されていて車中泊やドヤ暮らしは除外されているので実際にはこの2倍以上いる

全米のホームレスは約60万人だがこれも子供、車上泊、ドヤ住みを除いているので実際は100万人から200万人いる

カリフォルニア州の都市は急速に市民生活が崩壊していて、そのきっかけは2010年以降のバブル経済と新型コロナ給付金による給付金バブルだった

トランプとバイデンは給付金だけで300兆円以上をばら撒いたのでアメリカは超好景気になったが地価が高騰し家賃も高騰した

LAやSFの家賃は安いワンルームでも30万円台、ちょっといい部屋は50万円、ファミリー向けは80万円から100万円になっている

アメリカの医療保険は単身者でも月10万円でファミリー向けは30万円、月3万円の自動車保険、4000万円以上に達する大学までの養育費など必ず支払う費用が高い

そしてアメリカには県営や市営住宅がなく、日本の公団は貧困家庭家賃5000円で住めたりするがアメリカでは公的補助がある住宅も標準的な家賃の半額くらい(つまり15万円くらい)かかります

なぜ国や自治体が公団住宅を建てないかというと「資本主義に反する」「共産主義だ」と言って反対する人が大勢いるからです

でもホームレス対策は必要なので子供は保護施設に保護して大人はシェルターという仮眠施設にいれて、ニューヨークなどはホテルを借り切って収容しているが全然足りない

あふれ出た路上生活者がロサンゼルスだけで7万5000人もいてスキッドロウと呼ばれる場所がいわゆる『ゾンビタウン』になっている

skid roadは材木街が起源とされ季節労働者などがたむろするドヤ街が形成され、その後「skid row」は路上生活者や彼らが集まる場所を指すようになった

次々に合法化される犯罪
調査によると全米路上生活者で最も多いのは退役軍人で、ベトナム、湾岸、対テロ戦争など大きな戦争の後には大量のホームレスが出現した

退役軍人の軍でのキャリアや実績は社会で何の役にも立たず評価もされず、就職が困難で大家は元軍人に部屋を貸したがらない

退役軍人の多くは、社会や家庭からの孤立、アルコール中毒や麻薬中毒、失業、精神障害、刑務所入り,ホームレスといった運命をたどる

スキッドロウは今では全米のすべての都市のどこかに存在し、どこにでも数百人の路上生活者が暮していて彼らの多くが何らかの中毒者である

アメリカは薬物生産国の中南米に近く東南アジアのような大生産地からも大量に密輸されて、いまは全米のどこででも簡単に買える(といわれている)

都市や街の機能が急速に損なわれていて始まりは2000年代から増えたインターネットショッピングで実店舗が閉店したことだった

あっと言う間に全米ショッピングモールの半数が閉店したが2010年代から万引きの合法化によってあらゆる実店舗の経営が成り立たなくなった

2010年代から20年代にかけて全米のあらゆる州で1000ドル(15万円)以下程度の万引きや強盗は「貧困が原因であり本人に責任はない」のように軽犯罪に引き下げられた

軽犯罪でも逮捕できるが起訴しても実刑にはならないので誤認逮捕のような事になり、逮捕した警官が罰せられる事すらある

1回1000ドル(15万円)の万引きや強盗が合法になったので、それを365日繰り返すと1年で36万5000ドル(5800万円)を合法的に万引きや強盗できる

実際これに近い事をビジネスにしているマフィアも存在し、盗んだものをネットで転売して「合法的に」儲けている人たちもいる

さらにアメリカでは個人で使用する”ある種の薬物”を合法化した州が多いので、各地にゾンビタウンが出現し万引きで生活する中毒者が徘徊している
https://www.thutmosev.com/archives/35815.html

48. 中川隆[-9919] koaQ7Jey 2024年7月07日 04:04:11 : WQukmLbAJI : a28weXIvbFZlSDI=[2] 報告
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アメリカで車上生活をする人が増加 家賃より安い
2024.07.06
https://www.thutmosev.com/archives/79498399.html

家賃高騰と車上生活の関係

アメリカでは車に住む人が多いので、それに憧れる日本人も多いのだが、車中生活を余儀なくされているケースが多い

ワシントン州シアトル・キング郡は人口193万人ほどだが、当局によると野外生活者の50%に相当する数千人が車両に住んでいる

シリコンバレーではアパートを解約してトラック生活をしたところ、約6万ドル(800万円以上)を節約できたという

NYやロスやサンフランシスコのような大都市では、1人で部屋を借りると年収の半分が家賃に消えてしまう

まして家族がそれぞれ個室を使う場合では、家賃が80万円にもなり都市中心部に住むのは不可能になっている

都市部を諦めて郊外の不便な場所に引っ込むと、20万円程度の安アパートを借りる事もできる

最近増えているのは車の中で生活し、家賃を節約しながら勤務先近くに「住んでいる」ような人です

アメリカで車の維持費は車両価格が高い事や保険の高さなどで日本より高額だが、車を走らせず「住む」のなら安い

アメリカでは大型スーパーに車を止めっぱなしでも怒られないし(店による)、安い駐車場を借りることもできる

車を動かさなければガソリン代もかからないので、車の維持費は月1万円から数万円程度で済みます。

これらはアパート家賃が高騰したため、やむを得ず車上生活をする人でしたが、アメリカでは自ら望んで車上生活する人たちもいます

アメリカは移民の国で西部劇のように幌馬車で移動生活するスタイルが珍しくなく、今もバスやキャンピングカーで旅をしながら生活している人は多い

旅や放浪が職業になる国
アメリカではどんな施設にも大型車を止めるスペースがあり、車上生活者のためのキャンプ場のような施設が多い

車上生活で困る水やトイレなどの設備があり、数か月間もそこで停車して生活することが出来、費用は月20万円から40万円以上もする

設備がととのったRVパークは料金が高額なので、設備のない駐車場が車上生活者のたまり場になっている

家賃などが理由ではなく、旅をするのを目的に家を売り払うかアパートを解約し、数年間放浪生活をする人もいる

旅の道中で収入が無い人は貯金が尽きたら旅が終わりになり、ネットや技能など収入源がある人は一生旅を続けることもある

アメリカでは各地で季節労働者を募集していて、お金が無くなったら働いて、ある程度溜まったらまた旅に出る人もいる

車上生活者には色々な車や人がいるためホームレスに集計されない事が多く、車が移動する為に統計をとるのが困難です

一番上のランクではシリコンバレーの有名IT企業で働いて年収1000万円以上があり、アパートより安いなどの理由で車上生活をする

一番下のランクは車は不動車で置いてあるだけの状態で、家代わりにしていて定職がないので収入もなくただのホームレスに過ぎない

多いのは中間の人達で不動産バブルで住んでいたアパートの家賃が値上がりし、ほとんどの州では一方的な値上げでも家賃を払えなければ退去になる

しかも週末(週払いが多い)の午前0時に家賃を払えなければ即警察が突入して来る場合があり、遅くても1週間後には退去になる

そうした人たちが毎週のようにホームレスになっていて、全米では広義のホームレスが100万人もいるとされる
https://www.thutmosev.com/archives/79498399.html

49. 中川隆[-9600] koaQ7Jey 2024年8月05日 18:58:51 : DbOIAtchfM : SXVZcGE0bHhsSVU=[25] 報告
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上位1%が富の半分を所有するアメリカの仕組み
2024.08.05
https://www.thutmosev.com/archives/80434166.html

貧しい人は高金利で借金し、支払った金利は富裕層の資産になる

富裕層向けの金利は驚くほど低く、税金も払わなくて良い

120124.poor-america
画像引用:http://blog.hix05.com/blog/Photo2012a/120124.poor-america.jpg
中流以下の借金が資産家の資産になっている

ある統計によるとアメリカでは数千人の資産家が富の半分を所有しています

別の言い方では10人ほどの資産家がアメリカの全資産の1割を所有し、アメリカの数十人が全世界の半分を所有しています

世界全体でみると人類の1%が下位80%以上の富を独占し、99%の人が18%を奪い合っています

日本は違うよというのも間違いで、人口の2%が約17%の個人資産を所有しています

アメリカや欧米の報道は偏っていて、「10人の資産家が人類の半分を所有している」のような言い方をします

この時の人類の半分は貧しい人から数えて人類の半分で、貧しい人は最初から資産を持っていません

「上位26人が下位38億人分の富を保有」も同じ論法で、下から数えるのでとんでもない人数に増えます

例えば平均的な日本人の年収250万円は、世界では上位2%の高収入であり、普通の日本人はアフリカ人100人分くらいを所有している事になる

所得で計算するとアメリカでは上位1%の所得が、1980年に国民総所得11%だったが現在は20%を占めている

一方アメリカの下から50%の低所得層は、以前は国民総所得の20%だったが現在は12%に減少した

貧しい人は所得があっても支払いで消え、豊かな人は所得のほとんどが資産になるので、資産格差は所得より遥かに大きいでしょう

こうした富の独占が起きる理由は、貧しい人の借金が資産家の資産になるという、資本主義のメカニズムによるものです

私たちは銀行やカード会社などから借金をしますが、そのお金はどこから来るのでしょうか?

銀行は預金した人の預金や、投資家の投資、日銀から調達などを元手にしてお金を貸しています

知っての通り現在は銀行預金は10年金利が‎0.02%という超低金利で、銀行はタダでお金を調達しています

皆さんがカードで買い物した時の金利は年16%、銀行が運営するカード会社はタダで調達したお金を貸して16%も儲けています

資産家は働かずに貧困者からお金を受け取る
実際には住宅ローンなどの貸し出し金利も低金利下が進んで、多くの銀行の貸出金の平均金利は1%を下回っています

ともあれ貧しい人ほど高金利でお金を借り、豊かな人はその配当を受け取るという仕組みが存在します

貧しければ貧しいほど金融機関は高金利で貸し、支払いで得たお金を配当として富裕層に配っています

富裕層はまったく労働しなくても毎日お金が増えていき、貧しい人は汗水たらして働いて高金利を払っています

この仕組みがあるから貧しい人はどんどん貧しく、お金持ちはどんどん資産が増えていくのです。

日本の個人資産は約2,000兆円超で米国の個人資産は約120兆米ドル(1京8000兆円)というとんでも無い額ですが、庶民には無関係な数字です

アメリカの金融資産は上位1%が3割を保有していて上位10%が7割を保有、日本では上位1%が24%を保有し上位10%が57%を保有しているという数字があります

資産10兆円のwバフェットは以前、「私より使用人のほうが納税額が多い」と言っていました

それだけアメリカの富裕層は納税しておらず、富裕層に増税するべきだという趣旨でした

その後も富裕層増税は行われずバフェットだけが自主的に納税した話も聞かないので、相変わらず特権を甘受している

バフェットの2015年の総所得は1156万ドルで547万ドルの税控除を受け、184万ドル(約1.9億円)の連邦所得税を支払った

バフェットは真面目に払っているようだがおかしな点があり、年収11億円で資産10兆円になるには1000年もかかる

バフェットの資産の多くは株や土地や権利に化けていて、それらの増加にはおそらく所得税がかかっていない

アメリカの富裕層は相続税も払っておらず、資産数兆円ともなると相続税を払わなくてもいい仕組みがある

ビルゲイツは資産13兆円で、2017年頃に「資産全額を寄付する。もうお金に興味が無い」と言って世界を驚かせた

これには裏がありビルゲイツはゲイツ財団をつくり資産を寄付したが、財団は営利事業をして出資者に配当金を出す

ゲイツが100%出した財団が年1000億円の利益を上げたとすると、数百億円が配当としてゲイツに支払われる

娘や息子を財団役員にすると配当は子供に支払われ、事実上相続税なしで13兆円を子供に渡すことが出来る

つまりアメリカの富裕層は年収の1%も税金を払っておらず、相続税は1ドルも払っていない
https://www.thutmosev.com/archives/80434166.html

50. 中川隆[-9158] koaQ7Jey 2024年9月09日 23:39:17 : ntcmrfURIU : bm5vZVdZMWF1ai4=[3] 報告
<■69行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
アメリカの医療ビジネス 世界に押し売りされる高額医薬品
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16868763

【公式】吉野敏明の政経医チャンネル〜日本の病を治す〜 - YouTube
https://www.youtube.com/@yoshinoseikeii/streams
https://www.youtube.com/@yoshinoseikeii/videos

吉野敏明
武田邦彦 地上波NGチャンネル
https://www.youtube.com/playlist?list=PL0RmlGSK_1IBaffDF2xAQsDBhS489Qpwx

吉野敏明 - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E5%90%89%E9%87%8E%E6%95%8F%E6%98%8E

吉野敏明チャンネル〜日本の病を治す〜 - YouTube
https://www.youtube.com/@yoshinodo/streams
https://www.youtube.com/@yoshinodo/videos

よしりんとチョーさんの人生健康サロンch - YouTube
https://www.youtube.com/@ch-vu6yk/videos

アメリカの医療費は何故常識では考えられない程高額なのか?
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/254.html

アメリカ人の家計は火の車だった のしかかる住宅、医療、教育費
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/964.html

アメリカに「寝たきり老人」が居ない理由_ 寝たきりになる人を助けないので、寝たきりにならない
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1180.html

日本の労働者の方がアメリカの労働者より裕福だった
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14027380

大手メディアが報道しないレプリコンワクチンの真実
【公式】吉野敏明の政経医チャンネル〜日本の病を治す〜
https://www.youtube.com/watch?v=4igSjSaA_bI

▼YouTubeでは言えない政治の裏話をニコニコチャンネル+にて配信中!
詳細は以下のURLから
https://nicochannel.jp/seikeii/

【日本の危機】お注射強制でボロ儲けWHOと製薬会社! 闇のパンデミック条約は間もなく決まる
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16849337

コロナ・コロナワクチン関係投稿集
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14038585

コロナワクチンを打つと癌や 心筋梗塞で死ぬ
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14038414

9割の日本人が理解していないWHOとは何か?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16861390

【今、世界はどうなっている?】林千勝×水島総 第35回「テロとバッド・メディシンな新世界秩序、グローバリストとの戦いは文字通り命懸けの段階に!」[桜R6/7/20]
https://www.youtube.com/watch?v=V8rmozJhW5Q

接種者を死亡させ、人類の存続を危うくする薬を世界規模で接種させるのは誰か
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14112398

現在でも米政府やWHOは劣等な民族を「淘汰」すべきだと考えている
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14056012

51. 中川隆[-9155] koaQ7Jey 2024年9月10日 00:13:20 : ntcmrfURIU : bm5vZVdZMWF1ai4=[6] 報告
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アメリカの医療ビジネス 世界に押し売りされる高額医薬品
2024.09.09
https://www.thutmosev.com/archives/80381566.html

カナダで医薬品を買うアメリカ人、国内で買う1割で入手できる

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https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/07/post-12512.php
オバマケアで9割の人の医療費が高くなった
アメリカは医療費の高さで知られていて、民間保険に加入していないと1日入院で平均100万円を請求されます

救急車の多くの有料で走行1キロ当たり平均1万円、救急ヘリも同じくらいなので飛行距離100キロで100万円です

日本の有識者はアメリカの医療ドラマを見て「さすが医療先進国だ」「日本は遅れている」などと言うがピントがずれている

一日入院で100万円も取れるなら進んでいて当たり前で、それが高額請求の理由作りなのです

アメリカの医療ドラマでは患者が搬送されると大勢のスタッフで取り囲み、治療チームを結成します

1人の人件費が一日5万円だったら10人で50万円、機材も高額で医薬品も最高のものを使うので、一日100万円になります

例え絆創膏を貼っておけば治るとしても、資本主義の原則に基づいて、医師と病院は利益を最大化できる治療法を選択します

病院も医師も医薬品メーカーも、利益を最大化するために行動するので、アメリカの医療費は高いのです

誠実な医療と金儲けの原理に忠実な資本主義は相いれないものだというのが分かります

オバマ大統領は国民皆保険オバマケアを創設しましたが、一部の人を除いてかえって医療費を高騰させました

オバマケアは民間保険なので条件が細かく、所得やコースによって病院が分かれています

市内のA病院では保険が適用されるが他の病院では適用されず、かえって割高になります

資本主義の正義

加入者に選択の自由を与えた結果、富裕層は富裕層向け病院、中間層は中間層向け病院、貧困層は貧困層向け病院に分かれました

オバマケアは選択肢が非常に広く、保険料が高額で医療費が安いプランや、保険料が安いが医療費が高いプランなどがあります

オバマケア実施時に病院や医薬品メーカーは一斉に値上げしたので、保険適用しても以前より高額になった人が多い

オバマケアは1割くらいの貧困層は改善されたが、他の9割の人は「前より自己負担が増えた」のです

国民皆保険になったのをビジネスチャンスと捉えた病院とメーカーは、ここぞとばかりに治療費を2倍に値上げしてしまいました

資本主義なんだから価格設定は自由であり、利益を最大化するのが資本主義の正義です

では日本の医薬品や治療費がなぜ安いかというと、国が価格統制して自由競争を禁止しているからです

日本政府はもっと安い薬があっても他のメーカーを圧迫するので認めないし、もっと高い薬も認めません

日本政府が認めなくても医薬品を販売できるが、高額なので誰も使用せず売れません

アメリカの医薬品価格

アメリカで大問題になっているのが医薬品、特に糖尿病に使用するインスリンの値上げです

日本では1回5千円から1万円ですが、ご存じのように収入によって自己負担の上限があり、無料の人も存在します

アメリカでは1回5万円から10万円で、保険が適用されてもあまり安くなりません

アメリカの医療保険は民間保険なので、医療費が安くても高額な保険料を支払う事になります

日本並みの医療費に抑えるには月数十万円やもっと高額の保険に加入する必要があり、どうやっても支払い額は減らせないのです

アメリカ以外の国で治療を受けたり買ってきた方が安いが、アメリカ国外から医薬品を持ち込むのを禁止している

こうなっているのも資本主義に忠実だからで、医薬品メーカーは民主党と共和党に巨額献金をし、町議会レベルまでお金を配っている

どんなに国民が不満を訴えても、当選するためには医薬品メーカーの資金が必要だから、議員は医薬品値下げに賛成しません

アメリカはこの仕組みをアメリカ国外にも持ち込もうとし、日本にも健康保険の自由化を迫ったりしました

数年前に子宮頸がんのワクチンが副作用を起こして問題になったが、あの薬は販売時点で効果が不明で副作用の確認もしていませんでした

アメリカと医薬品メーカーが国連を動かして、全世界に「子宮頸がんワクチンが必要」だと言って世界中に押し売りしたものです

こうして世界は医薬品メーカーや医療業界の「資本主義」によって高額医療費を押し付けられているのです
https://www.thutmosev.com/archives/80381566.html

52. 中川隆[-9117] koaQ7Jey 2024年9月16日 09:02:08 : EdnS86hFfk : VkNFZlNmdUZ3dm8=[12] 報告
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値引と「押し車」で維持する中国の新車販売、ディーラー過半数が赤字
2024.09.16
https://www.thutmosev.com/archives/36791.html

平均家賃が30万円以上、ちなみに東京は10万円以下


https://frontier-eyes.online/realestate_usa/米国の住宅価格の上昇は減速へ _ Frontier Eyes Online by フロンティア・マネジメント
アメリカ経済の実力は公称より低い

日本がバブル経済だった1980年代に三重野日銀総裁がインフレ退治だといって急激な金融引き締めを行い、短期間にバブル崩壊させて日本経済も崩壊させた

その時日本国民は上がり続ける物価と地価に怒り心頭に発していたので大歓迎し、三重野を平成の鬼平とヒーロー扱いした

物価が下がるのは物が売れなくなって企業が倒産することなので拍手していた人は失業するが、マスコミや有識者はこの点には触れず「物価が下がる」と良い所だけを報道した

地価が下がった日本は数百兆円というお金が世の中から消えたので社会にお金が循環しなくなり、家庭を支える父親の給料が払えなくなり多くの一家が離散しホームレスになった

正義感からバブル退治をした結果がこの有様だったが当時は日本人のほとんどが支持したしマスコミや評論家や専門家も支持していた

結局日本はバブル退治に成功した訳ですが副作用として日本経済は崩壊してしまい、再生までいなんと30年以上の無駄な時間を過ごしている

アメリカは2007年から2010年にかけて世界経済危機リーマンショックを引き起こしたが、FRBバーナンキ議長が卓越した手腕で収束させた

だがヘリコプターベンと呼ばれたバーナンキは空から札束を撒くようなことをしたので、副作用として新たなバブル経済を引き起こした

バーナンキ自身がこの欠点を良く知っていたので早期利上げによってバブル経済を終息させようとしたが、バブルを経済政策に利用したいオバマ大統領はバーナンキを解雇した

バーナンキの助手をしていたイエレンがFRB議長になりオバマやトランプが望む通りにバブル経済を続け、現在は米財務長官に収まっている

現在のアメリカ経済がバブルなのは地価と家賃を見れば分かり、「平均的な人」は平均的な家を買えないし平均的なアパートにも住めない

円安の影響もあるが米大都市の平均家賃はワンルームで30から50万円、ファミリー向けは80から100万円超で一部屋借りるのに年500万円以上払わないといけない

崩壊無しに地価を下げれない
日本人でも分かるような大都市で家族向けマンションに住むには年間家賃1000万円が必要で、買うとなると中古物件でも3億円は必要です

日本では保育園に月2万円必要で主婦から「日本しね」といわれているが、アメリカで保育園に通わせるには月20万円必要とされている

医療費や医療保険の高さは広く知られている通りで最近は自動車保険も月額平均3万円なので、自動車保険だけで年40万円かかる

日米の1人当たりGDPは約2.5倍差があるが、こうした費用の差は2.5倍を遥かに超えているので、東京で年収500万のほうがアメリカで年収1250万円の人より生活水準は高い

医療や保険はアメリカの社会制度が影響しているが、不動産や地価や家賃はバブル経済の結果で、昔はアメリカの地価は東京よりずっと安かった

東京の地価はアメリカ全体より高いとバブルの頃は言われていたが、今は日本全体の地価はおそらくカリフォルニア州より安いでしょう

アメリカ人は地価を下げたいと考えているが急激に下げれば日本と同じバブル崩壊になり、アメリカのGDPは半分になるでしょう

緩やかに下げただけでもアメリカ全体の資産価値が減少するので影響は甚大で、家賃や地価を半額にしただけで大不況になります

この14年のハイパーバブルがあまりにも酷いものだったので、もう無傷でバブル経済を終わらせることが不可能になりました

バーナンキが解任された2014年にバブル経済を続けようとするオバマ大統領を公然と「バカ」と呼んだらしいが、現在の状況を見るとバーナンキが正しかった

あの時に金融引き締めと利上げをしていれば成長率は下がったがアメリカは健全なままで、平均的な家賃が1000万円になっていなかった

バブル経済で美味しい思いをした国はバブルを終わらせるのに『痛み』を味わう必要があり、アメリカも例外ではない
https://www.thutmosev.com/archives/36791.html

53. 中川隆[-9063] koaQ7Jey 2024年9月19日 15:38:00 : DaNoNRsyhk : SHQwWGlUL056M0k=[6] 報告
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アメリカの住宅難が生んだトレーラーパークというスラム
2024.09.19
https://www.thutmosev.com/archives/81012637.html

住む「家」は様々でこの人は小型キャンピングカーを持ち込んでいる

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画像引用:https://static.seattletimes.com/wp-content/uploads/2018/04/99274810-3c20-11e8-bfdc-24dda820d7a2-780×525.jpg
想像を絶するアメリカの住宅難
アメリカは長引く住宅難と家賃高騰によって車の中やトレーラーハウスに住む人が急増し、広義の意味のホームレスにカウントする人もいます

日本は人口減少で空き家が増えて田舎から都会への人口移動が起き、マンションやアパートの家賃は抑えられています

しかも長く続いたデフレ不況で給与水準や物価が下がり古い物件の家賃は低下傾向で、都心では臆ションが増えているが周辺部の中古マンションなら安い

アメリカは丁度逆の事が起きていて人口増加で都市が拡大し一種のバブル経済が起き、都市部の家賃は物件に関わらず上昇している

サンフランシスコ、ロサンゼルス、ニューヨークのような都市ではワンルーム(2人用)家賃平均が50万円以上もしている

サンフランシスコでは2人分のベッドが置ける1ベッドルームの家賃は平均4,000ドル(60万円)、2ベッドルームだと6,000ドル(90万円)程度もする

借りずに買った方が得に思えるが、アメリカ大都市でドラマに出てくるような一戸建ての不動産平均価格は200万ドル(約3億円)もする

東京23区の新築マンション平均価格は臆ションを除けば6000万円程度、中古は約4500万円なのでアメリカがいかに高いか分かる

アメリカの不動産業者が家賃をぼったくっているのではなく、アメリカの土地価格がバブル的に上昇したのが住宅難の原因のようです

日本人に人気のハワイでもホノルル市のワンルーム(2人用)平均家賃は約50万円、2ルーム(4人用)は80万円以上です

大都市郊外に出れば家賃相場は下がるが、そこはスラムのような地域なのに家賃が半額ということは無いので割高な印象です

そこでアメリカでは車の中で生活する人が多く、シリコンバレー郊外ではキャンピングカーの「団地」までできている。
これはおそらく設置済みのトレーラーパークで家賃が高いでしょう

金がない事でより多くお金を取られる理不尽

アメリカでは大型のキャンピングカーやトレーラーハウスが中古で出回っていて、それらを設置する専用の場所もあり住んでいる人も多い

車上生活の車は公有地や企業所有の土地に勝手に設置する場合も在るし、料金を取って設置場所を提供するビジネスもある

最近増えているのがトレーラーパークというもので、空き地にトレーラーハウスを設置して電気やガスを提供して家賃を取っている

トレーラーパークはアメリカの人気ドラマでカッコよく描かれているが、殆どが要するにスラムであってそれ以上のものではありません

低所得者にはトレーラーを買う金が無い人の為に、大家が古いトレーラーハウスを設置してすぐに使えるという親切構造になっている

ハウス持ち込みの場合は場所代が5万円程度からだが、すぐ使える設置済みだとその数倍は取られるし立地や設備が良ければ月40万円以上になる

低所得者はローンを組めず一括でハウスを購入する資金もないので、不利だと思っても大家に言われた金額を払うしかない

アメリカは州ごとに法律が違うが、日本と違って居住者の同意なしに勝手に家賃を上げていい地域が多く、しかも週払いで週末払わないと強制退去になる

もう想像がつくようにトレーラーパークは貧困者から有り金すべてを巻き上げる「貧困ビジネス」の舞台になっていて、月給20万円くらいだと収入の大半がボロイトレーラーの家賃になる

日本では住宅に払う家賃は収入の3分の1程度だが、アメリカでは年収500万円から1000万円以上でも労働収入の半分が家賃に消える人が多い

しかも日米給与水準が2倍近く違うので日米の家賃は2倍以上違い、アメリカは収入が多い以上に支払う金額が多いのです

バブルなのに貧困者が増えるアメリカ

アメリカでは一度貧困になると、貧しいことでより多くのお金を巻き上げられ、より貧困に落とされてしまう

たとえば安いカップ麺やコーラは箱買いすると30円くらいから買えるが、お金がないと一つ100円で買わされるような事です

アメリカでは自動車がないと就職できないが、お金がないので古い中古車を買うと故障してより多くのお金を取られる

レンカカーなどを借りるともっとお金を取られ、結局お金持ちが一括で新車を買うのがもっとも支払総額が少ない

トレーラーパークに住むのは低所得者が多いが、彼らの多くはちゃんとした一戸建てで生まれて自分も両親のようになると考えていました

だがアメリカのGDPは増えているのに中間層はどんどん貧しくなり、移動式住宅に住む人が2000万人存在し、そうした家もないホームレスは100万人近くに達している

ホームレスの多くはシェルターや保護施設に入っているが、10年も好景気が続いたのに貧困者はへるどころが増え続けている
https://www.thutmosev.com/archives/81012637.html

54. 中川隆[-8940] koaQ7Jey 2024年10月03日 17:39:13 : Xb2yCXlNvg : YTZBYVl5eExsa1U=[5] 報告
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アメリカの自動車保険は日本の10倍高額だった
2024.10.03
https://www.thutmosev.com/archives/37010.html

コロナ以降特に自動車保険料が爆上げした


Xユーザーのお侍さんさん_ 「【悲報】アメリカ、自動車保険の価格が爆上がりして、2倍以上に EVの普及で修理代が値上がりして、保険料が爆上がりしているらしい。EVマジでひとつもいいことないな。 https___t.co_ZJRrNb6hMK」 _ X
高収入だが貧しいアメリカ

アメリカは自由の国なので自動車保険なんかなくても良いし車検もないし、ボロボロのドアが無い車で走ってもOK、なんていうのは数十年前の話でした

アメリカは州によって自動車関連の規制が違うが今でもほとんどの州で自動車保険が強制で、車検も強制になっていて無保険や無車検は逮捕されます

アメリカは広大だから駐車違反もなしというのも数十年前の話で、今では多くの都市で厳しく取り締まっていてしかもかなり高額です

しかもアメリカでは新車も中古車も日本よりかなり高額で新車は6万ドル以上なので平均900万円以上、中古車でも3万1000ドル超(450万円)となっています

一方日本の軽を含む新車平均価格は約170万円で軽を除くと300万円、中古車はカーセンサー調査で「総支払額」が157万円(22年)なので車両価格は130万円台だったでしょう

日米では同じ車種でも価格差があって人気のプリウスはXLEは3万895ドル(456万円)でカムリハイブリッド(23年型)の中間グレードは3万ドル(約533万円)でした

日本でプリウスXLEは297万円で値引ありだが、アメリカでは予約が溜まっていてすぐに乗れる中古車の方が高い場合すらある

カムリの中間グレードは日本では約380万円なので日米では値引きも考慮すると1.5倍アメリカのほうが高く売られている

ガソリン価格は昔はアメリカ50円で日本130円だったりしたが、今は日本170円でアメリカ150円なのでそう変わらず、EVの充電価格もテスラの急速充電だと年間でプリウスと同じくらいか高い支出になります

アメリカでは自動車を購入・維持する費用が日本より高くなってしまい、特に自動車保険はばかげているとアメリカ在住者が一斉に不満を訴えるほど高い

中でも高額とされているのは日本人も多いカリフォルニア州で、「平均的な強制保険」が年間70万円もすると言われている

アメリカは無保険でも走れるというのは無くなって「任意保険」がないと逮捕されたり罰金を払う事になるので、任意の強制保険という奇怪な物になった

日米の自動車保険は10倍違う
同じような話がオバマ政権で作った別名「オバマ保険」と言われる強制保険で、これも民間の任意保険なのに強制という奇妙な保険になっている

オバマ保険では貧困層は保険料を払わずに一定の医療を無料で受けれるという素晴らしい制度だが、働いて平均的な収入がある人は『毎月』の保険料が独身で10万円、ファミリーだと25万円以上に値上げされた

強制保険ということは全国民が加入し、任意ということは保険会社が勝手に料金を設定しても良いので、保険会社は一斉に保険料を値上げしてぼろもうけしました

自動車保険の強制化も『任意の』『強制加入』なので保険会社はこの機会に一斉に値上げして、強制加入なので面白いようにボロ儲けをしました

もう悪の資本主義全開で思わず共産主義を信じそうになりますが、日本では強制の自動車保険(自賠責)と強制の健康保険(国保)は安く抑えられています

なおアメリカには100万人のホームレスが居ますが、ホームレスになった理由で最も多いのは医療費による破産で、破産した人のほとんどは高額な医療保険を払っていたのに破産しました

アメリカの医療保険は毎月の支払いだけが高額なのに、補償される医療の範囲がとてもせまく自費負担が多いので、医療保険に入っていても破産するのです

自働車保険に話を戻すとアメリカの交通事故死者数は4万人超で日本は3000人以下なので人口比で見ると5.6倍事故率が高い事になる

アメリカは車両価格や修理費用や賠償金も高額なので、自動車保険の保険会社補償額が多くなり、毎月の保険料も多くなる仕組みです

どのくらい多いかと言うとカリフォルニア州では新規に保険契約をすると年間70万から100万円の保険料がかかり、全米平均の保険料でも年間40万円以上になっています

日本では強制加入として自賠責だけだと年1万2000円、任意保険の30代平均は3万円なので合計しても年間4万2000円です(60代の任意保険は約6万円に上がる)

アメリカでは事故だけではなく犯罪や盗難での保険支払いが多いので、日米で自動車保険の保険料が10倍も違ってくるのです

アメリカの賃金は日本の2倍以上なのだが医療費や自動車保険料は軽く10倍違うので、アメリカ人のほうが豊かだとは限らないのです
https://www.thutmosev.com/archives/37010.html

55. 中川隆[-8923] koaQ7Jey 2024年10月06日 09:32:45 : vdIApbkosc : Z2lSNk4zdVlFVGM=[1] 報告
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豊かになるアメリカと貧しくなる”アメリカ人”
2024.10.06
https://www.thutmosev.com/archives/37045.html

アメリカ人の半数以上がこの状態


豊かな国の貧しい国民

アメリカは主要国の中でもぶっちぎりの豊かさを誇り1人当たりGDPは8万1000ドル、為替レートを150円と計算すると約1100万円以上、日本は3万3000ドルだったので460万円程度に過ぎませんでした

日米の1人あたりGDPは約2.5倍アメリカが多く、多くの場合1人当たりGDPはその国のサラリーマンの年収に近いと言われている

実際の調査でアメリカ人の平均年収は700万円程度で世帯年収は1200万円程度、日本の平均年収は400万円以上で世帯年収は545万円だったそうです

このての『平均年収』はどの層を調査しどの層を除外するかで簡単に2倍くらい増えてしまうので意味がなく、例えば韓国政府の調査では韓国人の平均年収は日本人より多くなっている

実際にはこれは「サムスンの平均給与が日本の上場企業より多い」というだけで、生涯年収では日本の上場企業のほうがサムスンよりもずっと多い

それはともかく「平均年収」は貧困層を除外すると簡単に上げる事ができ、富裕層を除外すると簡単に半分にすることも可能です

アメリカの1人当たりGDPは日本の2.5倍なのに、アメリカ人の平均年収や世帯年収は日本人の2倍以内に縮小しているのに気付いたかも知れません

アメリカは豊かなのに”アメリカ人”はそれほど豊かではなく、原因の一つは米国人の2/3は平均以下の収入で貧困層もかなり多い

原因の2つめはアメリカの物価が日本よりかなり高い事で、3番目は物価以上に保険や医療費や住居費など制度上搾取される金が多いことです

アメリカでは給料をpaycheck(給与小切手)と言いますが、給料がすぐ支払いに消えるのをpaycheck-to-paycheckと言います

あまりにも支払いが多いので給料を貰うとすぐに別の支払いに消える状況で、日本語では自転車操業に当てはまるでしょう

例えばニューヨークやカリフォルニアの大都市で年収1200万円の人を想定すると、マンションの家賃で毎月50万円なので年600万円、家賃で給料の半分が消えます

8割がその日ぐらし
夫婦で年収2400万円のパワーカップルを想定しても家族向けマンションは家賃80万円から100万円なので年1000万円から1200万円になります

どう転んでも年収の半分程度が家賃に消えるのは避けられず、これは田舎でも家賃が安い分給料も安くなるので同じです

アメリカの出生率は比較的高いがアメリカには公的な保育園はなく、全米平均の保育料は150万円でNYは年700万円かかります

なのでアメリカでは多くの母親は働いて保育園に預けると損をするので、仕事をやめて家で育児をして、短時間のパートなどをしています

夫婦で2400万円の収入があっても年間保育料は大都市では300万円から600万円以上もかかるうえ、保険費用は非常に高額です

ファミリー向け医療保険は平均月額30万円なので年360万円、高収入なので保証を手厚くするとたぶんその2倍は取られるでしょう

アメリカで子供を18歳まで育てるのに平均4000万円、良い大学に入れるとさらに数千万円かかるので、まあ有名企業に入れるには6000万円は必要でしょう

車については何度も書いたが日本には軽自動車という魔法ツールがあり、日米の自動車価格は新車でも中古でも軽く2倍以上違います

さらにカムリやプリウスなど同じ車種であってもアメリカは日本より1.5倍は高く売られていて、保険料はさらに高い

アメリカの自動車強制保険は年40万円近くだが日本は自賠責なら年間1万円程度、違い過ぎてアメリカ人が可哀そうになるほどです

これらを計算するとアメリカでは独身で年収1200万円でも夫婦で2400万円でも、支払いをすべてしたら赤字の筈で何かを切り詰めないと生きていけません

日本で世帯年収500万円前後の家庭は富裕層ではないが赤字でも無いはずで、公団住宅や軽自動車や医療制度を地活用すれば足りなくはならない

このように考えると「アメリカ人は日本人の2.5倍豊か」どころか平均的なアメリカ人は赤字で借金をしてその日暮らしをしている

これを裏付けるようにpaycheck-to-paycheckのその日暮らしがアメリカ人の8割に達していて、実に8割の世帯が赤字なのです

全米で収入の3割以上を住居費にかけている世帯が50%あり、保険料や自動車にも2割程度かかっていたら良くてギリギリだし多くの世帯が赤字です

大半の家庭が赤字という事はアメリカの豊かさが続かないということです
https://www.thutmosev.com/archives/37045.html

56. 中川隆[-8701] koaQ7Jey 2024年10月30日 14:40:35 : OcZysigyQY : WFBhSXFiRzRoZGc=[10] 報告
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アメリカの繁栄は絶対に続かない理由、国民生活が破綻に向かっている
2024.10.30
https://www.thutmosev.com/archives/37296.html

こんな「平均的な家庭」を持つには年収3000万円は必要


アメリカ人の生活費は借金で賄っている

アメリカの生活費の高さは度々取り上げているが、仮にアメリカの収入が日本の2倍であっても生活費が3倍レベルなのでむしろ日本より貧しいという酷いことになっている

例えばロスやニューヨークなどアメリカの大都市では単身や子なし夫婦向けワンルームは月の家賃50万なので年600万円、ファミリー向けは月80万円なので年1000万円近い

なので年収1000万円の人でもワンルームを1人の収入で借りる事はできず、夫婦とも年収1000万円だと年収の半額が家賃だけで消えます

保育園は政府の補助がないので1人当たり300万円から600万円、医療保険は独身で月10万円でファミリーは30万円もする

それでいて医療保険があっても治療費は高額で簡単に言うと入院は「1泊500万円くらい」、これは保険に加入していた場合の請求額です

アメリカでは病院は2倍の料金をふっかけてくるが弁護士を通して抗議すると半分になるのがお約束で、その代わり弁護士にお金を払うので総額はあまり変わらない

車は多くの場所で必需品だが新車の平均価格は600万円ほどで中古車でも400万円ほど、アメリカでも車検や保険が必須になった

その自動車保険は最低でも月3万円ほどなので年40万円、ガソリン代は昔は日本の半額だったが今は1割安い程度になった

子供の養育費も高額でおおまかに言って18歳まで育てるのに4000万円ほどかかり、それなりの大学を卒業させるにはもう2000万円ほどかかる

昔はフォードなどの工場労働者が働けば家を買って自分の車を所有できたのだが、たとえ年収1200万円(月給100万円!)でもこれらは不可能です

都市部の平均的なマイホームは1億円から3億円で、毎月の住宅ローンは数十万円から100万円以上にもなり労働者が買える値段ではない

問題はこれらの費用は固定費のようなものなので節約しにくく、例えば平均より極端に安い中古車は壊れやすい車なので節約にならない

過酷なアメリカの生活
さらに事態を悪化させているのは毎年やってくる100万人以上の移民や難民や密航者で、だいたい無一文で国境を越えてやってきて、どこかの路上に座り込んで保護を要求する

ニューヨークでは一か月ほどに10万人の難民が押し寄せたことがあって、NY市は高級ホテルを借り切って宿舎にしたが不足して多くが路上生活をしていた

勝手に押し寄せた難民のためにNY市は毎年数百億円も支出しているのだが、当然ながら市民は怒り心頭で治安は最大限まで悪化している

だがアメリカは元々移民の国で、先住民が住んでいた土地に白人が押し寄せて銃で撃って5000万人も死なせ(推定)、労働者が足りないといってアフリカから多くの奴隷を連れて来て住まわせた

アメリカの白人は「移民はアメリカに来るな」と言える立場ではなく、移民による人口増加が成長の原動力でもあるので移民が経済システムになっている

トランプ大統領は移民を防止すると言っていたが実際には完全な防止はできず、もし2度目の大統領になったとしても経済を破綻させてまで移民を完全防止はできない

年収2000万円以上で夫婦で3000万円以上ならこのようなハイパーインフレでも生活できるのだが、300万円から1000万円くらいだと収入より支払いが多くなる

どうやっているかというと多くのアメリカ人はローンやクレジットで借金を増やして生活費にあてていて、そんな生活は永遠には続けられない

多くのアメリカ人世帯が毎月ぎりぎりの生活をしていて、1カ月でも収入が途絶えたらホームレスになるという家庭が多い

アメリカのシステムはドライで電気やガスや水道などは支払いできなければすぐストップ、家賃も支払えなければ午前0時で強制退去になる州が多い

病院も支払い能力がなければ受け入れないし、救急車を呼ぶと何もしてもらわなくても最低料金40万円、1キロ搬送ごとに100ドルかかります

アメリカで年収1000万円(6万ドル程度)未満の人はほぼ生活が苦しいと見てよく、500万円(3万ドル程度)未満だと都市部ではホームレスになる

1人でベッド1枚分のスペースを借りるシェアルームでも月15万円ほどかかるので年200万円、こういうシェアルームは週払いなのである週に払えなければ追い出されてブラックリストに入れられる
https://www.thutmosev.com/archives/37296.html

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