<■93行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可> 雪日記 苗場1ゴンで行く筍山、ネマガリダケ狩り。 http://golgo13zilch.jp/blog-entry-4607.html【22-23シーズン 山菜採り】 天候:晴れ 6/20(火) 苗場スキー場で筍狩り。 再び苗場スキー場へやって来ました。 しかし、今回はドラゴンドラの観光ではありません。 苗場スキー場、筍山でネマガリダケ狩り。 ご存知の通り、スキー場の山頂は苗場山ではなく筍山です。 筍山山頂から観える山が苗場山。 苗場山にはかぐらスキー場の方が近いよね。 スキー場が開設される順番が逆だったら、 かぐらが苗場スキー場、苗場は筍山スキー場になっていたかもしれない(笑) そんな筍山、 冬はパウダーを狙いちょこちょこ訪れますが、 無積雪期に訪れるのは初めてです。 その名の通り、筍(ネマガリダケ)の群生地らしく、 以前から気になっておりましたが、 山頂エリアに立ち入れるのは、 地元の方と、山麓の浅貝地区に宿泊された観光客のみ。 ありがたい事に、今回は、地元の方にお誘いをいただき、 初めての筍山ネマガリダケ狩りが実現したのでした。 パウダー狙いの日とはまた違ったドキドキ感です(笑) 1ゴン山麓駅前に集合。 早い時期は2ゴン、この時期は1ゴンを稼働させてくれるようです。 今回は観光客は無し、地元の方のみで出発です。 地元の方は物々しい装備の山のプロって方ばかり! 筍狩りは山菜採りの中でもちょっと上級者向け。 ですが、 ゴンドラを使って狩場まで行けるので、ちょっとだけハードルは下がります。 山菜採りだけの為にゴンドラを稼働させてくれるなんて。 とても贅沢な気分です(笑) 雪が無い苗場の景色を堪能いたします。 雪が無いと全然変わってしまう本来なら見慣れた風景。 ここはチャレンジコースの入口。 大斜面ロマンスリフトの乗り場付近です。 みんな大好き苗場パウダーエリアも鬱蒼とした森です(笑) 1ゴン山頂駅に到着。 目の前は筍山。 一面の笹薮です。 パウダーから笹薮へ(笑) スキー場のコースは草刈りがされており道になっております。 こんな所まで重機が入れて、夏場も作業をされているのですね!? コース内は歩きやすい道ですが、 コースの外はほぼ笹薮。 つまり、 コース外に出れば筍天国って事です。 さぁ、筍ハンティングの始まりです。 道なき道を行くのでそれなりの装備が必要です。 身長より高い笹薮、 油断するとあっという間に迷ってしまいます。 春から初夏にかけて、 山菜採りで遭難のニュースをたまに聞きますが、 あれってほとんど筍(ネマガリダケ)狩りなのです。 視界の無い藪漕ぎ、 夢中になりすぎると、方向感覚マジで無くなります…。 そして、 道迷いと同じくらい怖いのが…熊です!! 美味しい筍、野生動物ももちろん好物なのです。 鬱蒼とした竹藪の中で偶然出会ってしまったら…諦めるしかないかな(笑) 本日もいくつかの食べ散らかしと、デッカイ排泄物がありました…。 まぁ、ここはスキー場であり、人の出入りが結構ありますので、 普通の山より偶然のバッティングのリスクは少ないと思われ。 遭難や熊のリスクに怯えながらも、 ついつい夢中になってしまうのです。 だって…、足元には無数の筍!! 嗚呼…さいこ〜!! 本名:チシマザサ、通称:根曲がり竹、姫竹、細竹など。 筍と呼びますが、ネマガリダケは竹ではなく笹です。 一般的な筍は、孟宗竹などの竹の総称かもしれませんが、 雪国の筍といえば、このチシマザサ、通称ネマガリダケなのです。 雪融け後、他の山菜が一段落した6月くらいが旬。 冬季はパウダーの下で芽吹きを待っております(笑) 上の写真は今年の2月のモノ。 4ヵ月後、ほぼ同じ場所で筍採りをしているなんて…嗚呼(笑) 午前中だけで20kgくらい採れました。 本日、一番大変だったのは、 1ゴン山麓駅から南ゲートの駐車場まで。 重かった…(笑) ゴンドラを使った筍狩りでしたのでどうにかなりましたが、 全行程徒歩だったらとても持ち帰れませんでした。 スキー&スノーボード以外でも索道に感謝する事になるとは(笑) 大漁です!! とても食べきれないので、半分以上お裾分けしてしまいました。 筍山さいこ〜!! 村のおやじ後夜祭から…、 地下での二次会。 久々にキルケラン。 早起きしてヘロヘロクタクタなのに、 閉店までアーライッ!となりました(笑) 夢の苗場筍狩り、 誘っていただきありがとう!! http://golgo13zilch.jp/blog-entry-4607.html 苗場筍山産ネマガリダケ、下処理編。 http://golgo13zilch.jp/blog-entry-4608.html 大漁であった先日の苗場筍狩りツアー、 とても食べきれないし処理もしきれないので、 ほとんどをお裾分けしてしまいました。 それでも、 まだ自分用がこれだけあります!? さて、 どうしましょ(笑) 筍は鮮度が大切。 食べる部位は先っちょだけなのに、硬い部位も含め長めに採取するのは、 切り口から鮮度が落ちるので、少しでも(食べる部位の)鮮度を保つ為だそうです。 生のままだと賞味期限(美味しく食べられる期限)はほぼ1日程度。 ですので、 帰宅後の下処理が重要です。 茹でて適切に保存すれば、しばらく保ちます。 皮剥きがとても疲れました(笑) 長期保存はやはり瓶詰め。 上手くヤレば、1年ほど常温でも保存可能です。 すぐ食べる分は、そのまま焼いて食べてしまいます。 孟宗竹と違い、根曲がり竹はアクが少ないので調理は楽です。 1週間程度でしたら、 茹でたモノを、水に漬けておけば様々な料理に使えます。 特製のタレに漬け込んでみたり、 ぬか漬けにしてみたり、 これはちょっと未知な世界なのでどうかな? まぁ、ぬか漬けにすればだいたい美味しい、はず(笑) サラダや、 納豆、 豆腐など、 毎日食べる食材にちょこっとトッピングするだけで、 簡単に筍料理。 筍狩りの翌日から、 毎日が筍づくし、贅沢な筍御膳。 様々な料理に使えそうなので毎日楽しみです。 http://golgo13zilch.jp/blog-entry-4608.html
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