さすがジャック・ボーの見解は秀逸! 当然と言えば、当然だけど。 そんな彼の見解を報道しないメディアは、悪魔の洗脳機関、市民の敵だ! ______________________________________________▼ 国連・NATOの元軍事顧問「戦争はロシアではなくウクライナが始めた」 公的資料で反論(11) https://ameblo.jp/cargoofficial/entry-12741340851.html ・2月17日、バイデン大統領は、「ロシアが今後数日のうちにウクライナを攻撃する」と発表。彼はどうやってこのことを知ったのだろうか。それは謎だ。(*筆者注:おそらく2月15日の間違い https://www.tokyo-np.co.jp/article/160537) ・2月21日、プーチンは下院の要請に同意し、2つのドンバス共和国の独立を認めると同時に、彼らと友好・援助条約に署名。ドンバス住民に対するウクライナ軍の砲撃は続き、2月23日、両共和国はロシアからの軍事援助を求めた。 ・2月24日、プーチン大統領は、防衛同盟の枠組みにおける相互軍事援助を規定する国連憲章第51条(集団的自衛権)を発動した。 ・ロシアの介入を人々の目から見て完全に違法にするために、西側は戦争が実際に2月16日に始まったという事実を意図的に隠した。 ・2月24日の演説でプーチンは、作戦の二つの目的、ウクライナを"非武装化"し"非ナチ化"すると述べた。だから、この軍事作戦はウクライナを乗っ取り占領することはないだろう。 ・ロシアがゼレンスキーを排除するために首都キエフを乗っ取ろうとしているという考えは、西側が今までやってきたことだ。それは、アフガニスタン、イラク、リビアで行ったことであり、イスラム国の助けを借りてシリアでやりたかったことだ。しかし、プーチンはゼレンスキーを撃ったり倒したりするつもりはなかった。代わりに、ロシアは、キエフを包囲することで、彼に交渉を促すことによって、彼の権力を維持しようとしている。これまで、ゼレンスキーはミンスク協定の履行を拒否していたが、ロシアはウクライナの中立化を実現したいと思っている。 (*筆者注: ボーの投稿を前後して、ゼレンスキーは停戦交渉において「中立化」合意は可能と表明 https://www.tokyo-np.co.jp/article/168214 ) ・メディアは、ウクライナの抵抗行動をロマンチックなイメージとして広めている。このイメージによって欧州連合が民間人への武器の分配に資金を提供するように導いた。これは犯罪行為だ。国連の平和維持ドクトリンの責任者として、私は文民保護の問題に取り組んだ。民間人に対する暴力は、特に、武器が豊富で指揮構造がないような場合に、非常に特殊な状況で発生したことがわかっている。 ・西側の政治家は、ウクライナ政府に対して制裁措置を課すことなく、ドンバスでの民間人に対する爆撃を8年間黙認してきた。私たちは長い間、西側の政治家がロシアを弱体化させるという彼らの目標に向けて国際法を犠牲にする力学を目撃してきた。 ・元インテリジェンスの専門家として、私が最初に驚いたのは、過去1年間の状況を表すために西洋のインテリジェンス・サービスがまったくなかったことだ。意思決定者が耳を貸さなければ、世界最高の諜報機関は役に立たない。 ・一部のヨーロッパ諸国では、政治家は状況にイデオロギー的に対応するために彼らの国の軍の情報を意図的に無視しているようだ。そのため、この危機は当初から不合理だった。この危機の間に一般に提示されたすべての文書は、メディア等の商業的情報源に基づいて政治家によって提示されたことに注意する必要がある。 ・一部の西側の政治家は明らかに紛争を望んでいた。米国では、アントニー・ブリンケンが安全保障理事会に提示した攻撃シナリオは、彼のために働いているタイガーチームの想像力の産物にすぎなかった。彼は2002年にドナルド・ラムズフェルドが行ったように、CIAや、イラクによる大量破壊兵器所有について消極的だった他の諜報機関の報告を「スルー」した。 ・西側が無視してきたことは、 @戦略レベルではNATOの拡大 A政治レベルでは、ミンスク協定の実施を西側が拒否した B運用上、過去数年間のドンバスの民間人に対する継続的かつ反復的な攻撃と、 2022年2月下旬の劇的な砲撃の増加。 ・私たち(米国、フランス、欧州連合が主導権を握っている)は、紛争が勃発するための条件を作り出した。私たちはウクライナの人々と200万人の難民に思いやりを示した。それは結構なことだ。しかし、自国政府によって虐殺され、ロシアに8年間助けを求めたドンバスからの同数の難民に対して、私たちが少しでも思いやりを持っていたとしたら、この戦争は起こらなかったかもしれない。 ・ご覧のとおり、ドンバスの犠牲者の80%以上は、ウクライナ軍の砲撃の結果だった。何年もの間、西側はキエフに圧力をかけようとせずに、キエフ政府によるロシア語話者の虐殺について沈黙を守っていた。ロシア側に行動を強いたのはこの沈黙である。[出典:「紛争関連の民間人死傷者」「ウクライナの国連人権監視ミッション」 ・欧州連合はミンスク協定の実施を確立することができなかった。それどころか、ウクライナがドンバスで自国の人々を爆撃したとき、反応もしなかった。もしそうしていたら、プーチンは反応する必要もなかっただろう。外交段階を欠いたEUは、紛争を煽ってさえいた。 ・3月5日、ウクライナでは西側諸国の祝福を受けて停戦交渉に賛成する人々が排除された。ウクライナの交渉担当者の1人であるデニス・キレーエフが秘密警察(SBU)によって暗殺されたのだ。同じ運命は、ロシアとの合意に好意的だったために3月10日に暗殺された、キエフとその地域のSBUのの元副長官であるドミトリー・デミアネンコを襲った。彼は民兵(「ピースメイカー」)に撃たれたのだ。 ・メディアはコビッド危機の間に中国人への憎悪を広めることに成功し、彼らのメッセージはロシア人に対して同じ影響をもたらすだろう。ジャーナリズムはますます非専門的で過激になっている。 ・ゲーテは「光が大きければ大きいほど、影は濃くくなる」と言った。ロシアに対する制裁が不均衡であるほど、私たちの人種差別を浮き彫りにする。なぜ西側の政治家は8年間ドンバスの民間人に対する爆撃に反応しなかったのか? ・ロシアの侵攻がイラク、アフガニスタン、リビアでの戦争よりも非難に値する理由を聞きたい。不当で残虐な戦争を行うために国際社会に故意に嘘をついた人々に対して、私たちは制裁を行っただろうか?イラク戦争前夜に嘘をついたことに対して、我々は「アメリカ人を苦しめるための制裁」をしいただろうか? ______________________________________________
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