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相次ぐ偽旗作戦、プーチン大統領「禁断兵器」使用もあるぞ…バイデン大統領“軍事的圧力”踏み切るか
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/302952
2022/03/24 日刊ゲンダイ
どうする(バイデン米大統領)/(C)ロイター
「サリンなどの化学兵器を使った攻撃をロシアが準備しているとの報告も受けている」──。23日の国会演説でウクライナのゼレンスキー大統領は警戒感を示した。ロシアが禁断の「生物・化学兵器」を使用する可能性が高まっている。
“偽旗作戦”の一環…化学工場のアンモニア漏れを「ウクライナの挑発行為」
ウクライナのせいにしてロシア軍が生物・化学兵器を使用する“偽旗作戦”の一環とみられる事件が起きた。ゼレンスキー大統領が23日の演説でも言及した「化学工場のアンモニア漏れ」である。
ウクライナ北東部スムイで21日、ロシア軍の攻撃を受けた化学工場から有害物質のアンモニアが漏れ出した。国連の安全保障理事会は22日、「ウクライナで化学物質を使った挑発行為があった」と主張するロシアの要請で非公開会合を開催。ロシアのポリャンスキー国連次席大使は会合後「ウクライナのナショナリストによる計画的な挑発行為が行われた。地域住民を毒殺するためだ」と強調。これに対し、英国のウッドワード国連大使は「化学兵器攻撃の前触れだろう」とし、米国のグリーンフィールド国連大使も「化学兵器使用計画の前兆ではないかと懸念している」と語った。
世界大戦の恐れも
ロシアのウクライナ侵攻で、軍事演習「冷たい反応2022」を展開するNATO加盟国からの兵士たち。3万人が集結している(C)ロイター
軍事ジャーナリストの世良光弘氏が言う。
「アンモニアの漏れをウクライナの挑発行為と主張するのは、偽旗作戦の一環とみていいでしょう。ロシアが本気で生物・化学兵器の使用を考えていると確信を持ちました。戦争が長期化し、ロシア軍は追い詰められており、近く、戦局打開のため生物・化学兵器を使用する恐れがあります」
シリア内戦では2017年にアサド政権による化学兵器の使用疑惑が浮上し、米トランプ政権はシリアに空爆を行った。ロシアが生物・化学兵器を使用し、大きな犠牲が発生したら、バイデン大統領はどうするのか。
「経済制裁の強化では済まず、何らかの軍事的圧力を行うはずです。ただ、シリアと異なり、相手は核を持つロシアで世界大戦にも発展しかねない。ただちにNATO軍をウクライナへ派兵することはないでしょう。ポーランドが保有するミグ29戦闘機を米国からという形でウクライナへ供与し、さらに、ウクライナ上空を飛行禁止区域に設定し、NATO主導で上空監視を行うことなどが考えられます」(世良光弘氏)
ますますキナ臭くなってきた。
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