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キエフで相次ぐロシア軍の新兵器“試し撃ち” 凄まじい威力にウクライナ軍も衝撃
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/302897
2022/03/23 日刊ゲンダイ
【緊急現地リポート 第7弾】
21日、キエフ市内のショッピングセンターの爆撃。300〜400メートル四方にわたって建物が崩壊(田中龍作ジャーナルから)
いよいよ“禁じ手”を使う気か。バイデン米大統領が21日、ロシアのプーチン大統領がウクライナで生物・化学兵器の使用を検討している確かな兆しがあると警告。英情報筋も22日、ロシア軍が化学兵器を扱う部隊をウクライナ領内に投入したと明かした。
◇ ◇ ◇
部隊は既に親ロ派が支配する東部地域に入り、化学兵器を搭載した弾道ミサイルか砲弾が実戦配備された可能性があるという。
毒ガスなど化学物質を搭載したミサイルをひとたび着弾させれば、被害は広範囲に及ぶ。膠着する戦局の打開に、プーチン氏は禁断兵器に手をかけるつもりなのか。実際、ここへきて、ロシア軍は続々と“新兵器”を使い始めている。19、20日には極超音速ミサイルでウクライナの軍事施設を攻撃した。
「ロシア軍は新たな兵器を“試し撃ち”しているのではないか」と言うのは、首都キエフで取材するジャーナリストの田中龍作氏だ。こう続ける。
「爆風」だけで壁崩落
爆撃はたったの一発。近くのすべてが瓦礫と化した…(C)ロイター
「18日、中心地から7キロほど離れた住宅街がロシア軍に砲撃されたのですが、6棟あるアパートの全世帯の窓ガラスが粉々に砕け、一部の壁は崩落していました。着弾点は建物でなく地面で、直径3〜4メートル、深さ2メートル程度の穴ができていた。建物に直接当たることなく『爆風』だけでこれだけの被害を及ぼすとは驚きです。強力な新型爆弾を使ったのではないか。現場を見たウクライナ軍も衝撃を受けている様子でした」
さらに、21日に8人の死者を出したキエフ市内のショッピングセンターでの爆撃は、「これまでとは比較にならないほどの威力だった」(田中氏)という。
「現場は300〜400メートル四方にわたって建物が崩壊していました。付近のスポーツセンターはペシャンコ、アパートは柱だけ残して壁が吹き飛んでいた。300メートル離れたアパートの住民は『建物が地震のように揺れた』と言っていました。ロシア側が公開した映像によると、爆撃はたった1発だけですから、凄まじい威力です。新たな兵器を使用したとしか思えません」
“試し撃ち”を繰り返すのは、化学兵器使用への地ならしか。国際人道法が使用を禁じているが、もはやプーチン氏に“常識”は通用しない。
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