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ウクライナ各地で戦況激化! 記者射殺、市長拉致、西部砲撃…日本人が見た凄惨な現場
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/302562
2022/03/15 日刊ゲンダイ
【緊急現地リポート 第5弾】 |
キエフ近郊イルピンの橋は崩落している(田中龍作ジャーナルから)
ロシアとウクライナは、本当に停戦に向かうのか。14日、両国代表団による4回目の停戦協議がオンライン形式で開かれた。協議進展に期待が高まっているが、現地に「停戦」ムードは流れていない。
13日、首都キエフ近郊の街・イルピンでは、米国人ジャーナリストの男性が射殺される最悪の事態が起きてしまった。現地で取材するジャーナリストの田中龍作氏も同じ日、イルピンを訪問。凄惨な現場の様子をこう語った。
「私も13日、イルピンで取材したのですが、2日前に行った時と状況がガラッと変わっていました。『ドン』という砲撃音はかなり近くなっていましたし、細かい銃撃音も鳴り続けていた。目の前で戦闘が起きているような状況だったので、しばらくの間、崩落した橋の陰で身を潜めていました。騒然とした状況が続き、ふと目を向けると、グッタリとした男性が横たわる担架が地面の上に置かれていた。男性はピクリとも動かない。既に亡くなっているのだと思いました。軍関係者に聞くと『彼はジャーナリストだ』と一言。後の報道で、亡くなったのは米国人ジャーナリストと知り、非常にショックでした」
ウクライナ全土から安全な地域は消えつつある |
ロシア軍はポーランドとの国境近くのヤボリウ軍事基地を巡航ミサイルで攻撃(C)ロイター/@BackAndAlive
さらに、市長がロシア軍に相次いで拘束される異常事態も発生。11日に南部メリトポリの市長がロシア軍とみられる集団に街中で拉致され、13日には南部ドニプロルドネの市長もロシア軍に拘束された。ゼレンスキー大統領は、「ロシアが“疑似共和国”をつくろうとしている」と非難している。
比較的安全とみられていた西部もロシア軍の空爆を受けている。13日早朝、ポーランド国境から25キロに位置する軍事施設が約30発のミサイル爆撃を受け、少なくとも35人が死亡、134人が負傷した。ウクライナ全土から安全な地域はなくなりつつある状況だ。
首都キエフにも不穏な空気が流れている。前出の田中龍作氏はこう言う。
「キエフ郊外のアパートでロシア軍による砲撃があったと聞いたので、14日に現場に行くと、建物全体が焼け焦げ、悲惨な状況でした。緊迫感が高まっており、『停戦』という雰囲気は全く感じられません。市民の間では不安が広がっています」
一刻も早く停戦すべきだ。
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