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トドメは北のXmasミサイルか 年の瀬に政権末期の大混乱
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/266637
2019/12/23 日刊ゲンダイ
「報道写真展」では昭恵夫人のパネルの前で撮影ごっこ(C)日刊ゲンダイ
“外交のアベ”のメッキはすっかり剥がれ落ちた安倍首相だが、口だけは意気軒高だ。
中国・成都で開催される日中韓首脳会議に出席するため、23日から訪中。北朝鮮の非核化をめぐって膠着する米朝交渉を念頭に、「日中、日中韓首脳会談で地域の平和と安定に向けて議論し、お互いに連携することを確認したい」などと東アジアのリーダー気取りだが、足元はグラグラだ。安倍が疑惑のド真ん中にいる「桜を見る会」への世論の風当たりは強まる一方で、マスコミ各社の世論調査で内閣支持率は軒並み下落。もうシッチャカメッチャカである。
政治ジャーナリストの角谷浩一氏は言う。
「第2次政権発足以降、こんなにショボくれた年の瀬を迎えるのは初めてではないでしょうか。デタラメの積み重ねがこうした状況を招いたわけですが、安倍首相と菅官房長官の間に吹く隙間風がさらに事態を悪化させている。モリカケ疑惑では見られなかった現象です。桜疑惑では安倍首相の不正が問われているのに、国会閉会中も定例会見に立つ菅官房長官が矢面に立たされ、いつの間にか長官の答弁能力の問題にすり替わりつつある。官邸内ですり合わせができず、菅官房長官は答弁する術がないのでしょう」
反社をめぐる質問に「お困りなら警察に」
桜疑惑では連日、菅官房長官が火ダルマの迷走を続けている。会見では「ご指摘はあたらない」「何の問題もない」の決めゼリフで政権の守護神然としていたのが一変。マルチ商法の「ジャパンライフ」の元会長や反社会的勢力の招待経緯について矢のような質問を浴びせられ、シドロモドロだ。第1次政権の2007年に反社を「暴力、威力と詐欺的手法を駆使して経済的利益を追求する集団または個人」と指針で定めているのに、「その時々の社会情勢に応じて変化し得るものであり、限定的・統一的な定義は困難」と言い出し、その後は「まったく変わっていない」と釈明。定義を繰り返し求められても明快に答えられず、「お困りであれば警察にご相談いただければ」と投げ出す始末だ。
米朝は破局へまっしぐら(金正恩朝鮮労働党委員長とトランプ米大統領)/(C)聯合=共同
憶測を呼ぶ特捜部の自民党議員IR捜査 |
“政権の要”がガタついているからなのか、それに呼応して次から次へと醜聞が炸裂している。ジャーナリストの伊藤詩織さんが元TBSワシントン支局長の山口敬之氏から性暴力を受けたとして損害賠償を求めた民事訴訟で、東京地裁は被害を認定。山口氏に330万円の支払いを命じた。山口氏は安倍ヨイショ本「総理」などの著書がある“アベ友”だ。この事件はあまりにも不可解な点が多い。山口氏に対して準強姦容疑で逮捕状が発布されていたが、中村格警視庁刑事部長(現・警察庁官房長)はなぜ逮捕直前に執行停止を命じたのか。中村氏は秘書官として菅に仕えた経験がある。逮捕中止は官邸の指示だったのではないか。「不起訴相当」の判断をした検察審査会はフェアに審査できたのか。安倍に近い“上級国民”だから立件を免れたとの疑念は高まるばかりだ。
政権が成長戦略に掲げるIR(カジノを含む統合型リゾート施設)の絡みでは、参入を計画していた中国企業による外為法違反事件をめぐり、東京地検特捜部の捜査の手が自民党の秋元司衆院議員にまで及んでいる。
「現職の国会議員が絡む事案について、検察が官邸に捜査情報を上げていないとは考えられない。それも自民党議員です。総理はなぜ特捜部にGOサインを出したのか。中国企業サイドから流れたカネが菅官房長官や二階幹事長にも回っているからではないのか。政権内のゴタゴタが特捜部の動きを後押ししているようです」(捜査関係者)
日本郵政のメチャクチャが表沙汰になったのも、“菅潰し”の流れだといわれる。かんぽ生命保険の不正販売をめぐり、総務省の鈴木茂樹事務次官が日本郵政の鈴木康雄副社長に行政処分案を漏洩していた事実が判明し、辞職した。鈴木副社長は元次官で、先輩・後輩関係を利用して情報を吸い上げていたという。かんぽ不正を追及したNHKに経歴をチラつかせて圧力をかけ、「まるで暴力団と一緒」とコキ下ろした人物でもある。
「第1次政権で菅官房長官が総務大臣を務めて以降、総務省は長官の牙城です。前代未聞の不祥事を公にしたのは、高市総務相が総理の意を受けたからだともっぱら。桜疑惑も何もかも菅官房長官の不始末のせいにし、長官を辞任に追い込んでリセットするつもりなのかとの見方が広がっています」(与党関係者)
世論にそんなお家事情は関係ない。政権にとって追い打ちのレイプ男裁判、議員会館への家宅捜索、日本郵政のデタラメ。内ゲバが激化した揚げ句、年の瀬に右往左往する政権末期の大混乱である。とどめは北朝鮮のクリスマスミサイルか。
北朝鮮緊迫に打つ手なく、米中の板挟み |
“ハノイ・ノーディール”にキレた金正恩朝鮮労働党委員長が「米国の勇気ある決断を待つ」と一方的に期限を区切った年末が迫っている。2月の米朝首脳会談で金正恩が要求したのは、核施設廃棄と引き換えの経済制裁解除だった。会談に急きょ参加したボルトン前大統領補佐官(国家安全保障担当)が断固反対したことなどから、トランプ大統領が拒否。以降、米朝協議は行き詰まっている。今月上旬には北朝鮮高官が「クリスマスプレゼントに何を選ぶかは米国の決心次第だ」と警告を発し、今月中旬には軍ナンバー2が「最近の実験の資料と新たな技術は米国の核脅威を制圧する戦略兵器の開発に適用される」と牽制。弾道ミサイル発射や関連実験を強行する不穏な動きを続けている。
22日の朝鮮中央通信によると、金正恩が出席した党中央軍事委員会拡大会議が開かれ、「全般的武力」を強化するための対策を討議し、決定。金正恩は「今後の軍建設と軍事政治活動で基本とすべき方向と方法を具体的に明らかにした」という。今月下旬に党中央委員会総会を開催し、対米方針について「重大な問題を討議、決定する」とも表明している。米CNNは入手した衛星写真の分析をもとに、平壌近郊のミサイル関連工場で新たな作業や増築工事が進められていると報じた。
不測の事態が起きた時、“外交のアベ”に何ができるのか。意味不明な「異次元の圧力」を叫び、拳を振り上げていたのが、史上初の米朝首脳会談実施で手のひら返し。「条件を付けずに金氏と直接向き合う」とスリ寄って日朝首脳会談を呼びかけるも、6カ国協議の当事国でただひとり、実現しないまま。対話のチャンネルはないに等しい。手ぐすね引く北朝鮮が暴発すれば、今度こそ無定見政権への批判が噴出するだろう。
高千穂大教授の五野井郁夫氏(国際政治学)はこう言う。
「モリカケ疑惑で立ち往生した安倍首相は北朝鮮の脅威をあおり、国難と断じて解散・総選挙に突っ込んでいきましたが、一度切ったカードは二度と切れません。長期政権の宿命です。北朝鮮情勢が緊迫すれば、安全保障で依存する米国には無論のこと、中国にもへりくだるしかなくなるでしょう。香港を含めた中国はいまや最大の貿易相手国の上、北朝鮮に影響力がある。米中対立の板挟みで外交面ではますます苦しくなります」
安倍は週末に「2019年報道写真展」を訪れ、大阪G20首脳会議でトランプ大統領らとの会合を収めた写真パネルにサイン。「日本が世界の真ん中で輝いた年になった」と自画自賛していたが、よくもそんなノンキなことを言えたものだ。
日刊ゲンダイ
— 但馬問屋 (@wanpakuten) 2019年12月23日
【レイプ男 アベ高飛び支援疑惑】
【年の瀬に右往左往 政権末期の大混乱】
『とどめは北のXmasミサイルか』
「桜疑惑では連日、菅官房長官が火だるまの迷走を続けているが、それに呼応して、次から次へと醜聞炸裂、追い打ちのレイプ男裁判、議員会館への家宅捜索…」
#買って応援 pic.twitter.com/j7Mhw2PcZt
政権末期!
— ナメック星人 (@okeikonojikann) 2019年12月23日
詰んだな、晋三!?
— cornelius (@y_cornelius) 2019年12月23日
いいね😊
— ピー (@cUe243QniGcUh0S) 2019年12月23日
どんどん暴いて👌#バルス安部辞めろ
トドメは北のXmasミサイルか 年の瀬に政権末期の大混乱 https://t.co/XrlqjAfdnw #日刊ゲンダイDIGITAL
— kmos@#国会を見よう!#選挙に行こう!被災地の復旧を最優先に!怒りの声を上げよう!#アベやめろ! (@kmokmos_) 2019年12月23日
【年の瀬に右往左往 政権末期の大混乱】とどめは北のXmasミサイルか 桜疑惑では連日、菅官房長官が火ダルマの迷走を続けているが、それに呼応して、次から次へと醜聞炸裂、追い打ちのレイプ男裁判、議員会館への家宅捜索、日本郵政をめぐる大混乱(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/O8rbSuF9oR
— KK (@Trapelus) 2019年12月23日
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