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豊洲騒然 “戦慄エレベーター”死亡事故には予兆があった
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/251498
2019/04/09 日刊ゲンダイ なぜ防げなかったのか(市場関係者提供) 「エレベーター付近に人が集まり、騒然としていたので何事かと近づいてみると、人が倒れて血を流していました」 8日未明に豊洲市場で起きたエレベーターでの死亡事故について、現場を目撃した市場関係者はこう振り返った。 事故が発生したのは、午前0時すぎ。運搬車「ターレ」を運転していた運送業の男性(50)が商業運搬用エレベーター(幅3.75メートル、高さ3・15メートル)の扉に挟まれ、搬送先の病院で亡くなった。上から下へと閉まりかけていた扉に挟まれ、頚椎や下あごが折れていたという。 「近くにいた人が男性の脈を確認していましたが、脈はなく、声をかけても反応はなかった。別の人が人工呼吸を試みましたが、男性の口の中は歯が折れ、グチャグチャでとても人工呼吸できるような状態ではありませんでした。鼻の中も血でふさがれ、後頭部からも大量に出血していました」(前出の市場関係者) 取り返しのつかない悲惨な事故だが、日刊ゲンダイが“戦慄エレベーター”と既報(3月7日号)した通り、予兆はあった。豊洲市場では、これまでもエレベーターがらみの重大事故が多発していたからだ。昨秋の開場からわずか2カ月強だけでも82件に上っていた。 実際、東京都は市場内のエレベーター付近に注意喚起として、<エレベーターのシャッターによる重大事故が発生しております。エレベーターの乗り降りは慎重に。>と貼り出しているほどだ。 「今回の死亡事故は、起こるべくして起こったように思います。開場してから半年の間にエレベーターによる事故で脳挫傷になったり、失明したりした人がいるという話もありますから。都に『(事故への)対応がおかしい』と伝えても、改善するそぶりはありませんでした」(東京中央市場労組の中澤誠執行委員長) 都と豊洲市場協会は連名で、「昨年10月の開場以来、豊洲市場協会交通委員会などを通じまして、場内の交通ルールを守るように努めてまいりましたが、今回のような重大事故が発生しましたことにつきましては、重く受け止めております」とのコメントを発表。あたかも「ターレの操縦者が悪い」と言わんばかりだが、建築エコノミストの森山高至氏は「都は、業者の市場での忙しさを想定した上で、不測の事態に備えていなかったのか」と疑義を呈した。 都にエレベーターの安全性について問い合わせると、「事故当時、安全装置はちゃんと作動していました。人や物が扉に接触したり、扉の間に入ったりすると、扉が上がるようになっています」(中央卸売市場広報担当)と回答。 ではなぜ死亡事故となったのか。これでは安全装置の意味がない。
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