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あまりにも早過ぎる新紙幣の公表
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2019-04-10 天木直人のブログ
突如として新紙幣の発行が発表された。 しかし、実際に新紙幣が発行されるのは5年先だという。 いくら何でも発表は早すぎるだろう。 だからすかさず批判的意見が出て来る。 これは「令和」への改元との相乗効果を狙って、安倍首相が麻生財務相に命じた政治利用だと。 すべての新聞が同様の指摘をしているぐらいだから、おそらくそうなのだろう。 しかし、私が早すぎると思う理由は他にある。 「令和」の時もそうだが、議論する時間を世論に与えたら必ず異論が出るからだ。 そのリスクをあえて犯して5年も先の事を、今、早々と公表したからだ。 案の定、異論が出た。 その異論の中でも、一番深刻なのがきょう4月10日の東京新聞「こちら特報部」が書いた批判だ。 日本軍のアジアにおける行為を批判させたらこの人の右に出る者はいないと思われる明治大学の山田朗教授(日本近現代史)が、渋沢栄一氏についてこう指摘している。 「経済の発展や近代化をもたらした一方で、国家主導の資本主義という形が取られた。具体的には国策会社や軍需産業によって経済が牽引された。安倍政権が思い描く経済政策や国家と経済界の関係と通じるようにも思える」と。 この批評に呼応するかのように、韓国メディアが報じた。 すなわち、きのう9日の聯合ニュースは、渋沢栄一氏を「朝鮮半島を経済侵略した象徴的人物」と報じたのだ。 その評価が正しいかどうかは、今ここでは問わない。 新紙幣が実際に発行されるのは5年も先であるというのに、いま発表した。 しかも、その理由が、政権浮揚のためだと見透かされている。 今後5年のうちに、候補人物に深刻な欠点が出て来たらどうするのだろう。 すべてを自分に都合のいいように考える安倍首相には、そのような懸念は毛頭ないに違いないが(了) 新紙幣も明治の先駆者 渋沢栄一は首相「本命」 https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019040901002389.html 2019年4月9日 19時20分 東京新聞 財務省は9日、1万円、5千円、千円の紙幣(日本銀行券)を約20年ぶりに刷新して2024年度上期から発行すると発表した。肖像画には明治期の先駆者を引き続き採用。1万円札の顔になる実業家の渋沢栄一は、功績をたたえてきた安倍晋三首相の「本命」とみられる。重要政策である女性活躍の道をかつて開いた津田梅子を5千円札に用い、政権のカラーが強く表れた。 偽造を防ぐ最先端技術を導入するとして、準備は約5年間という異例の長さだ。改元時期に公表を早めて祝賀ムードや経済効果を高めたい思惑もありそうだ。 図柄は日銀法に基づき、財務相が決めて公示する。 (共同) (上から)1万円、5千円、千円の新紙幣の表側の見本。それぞれ渋沢栄一、津田梅子、北里柴三郎が採用された
紙幣一新、正式発表 新元号とは「たまたま重なった」 https://digital.asahi.com/articles/ASM4936FCM49ULFA008.html 2019年4月9日10時16分 朝日新聞 新しい日本銀行券のイメージ=2019年4月9日午前9時17分、東京・霞が関、鬼室黎撮影 新しい500円硬貨のデザイン=東京・霞が関、鬼室黎撮影 新しい日本銀行券について説明する麻生太郎財務相=2019年4月9日午前9時27分、東京・霞が関、鬼室黎撮影 麻生太郎財務相は9日午前、2024年度上期をめどに1万円札と5千円札、千円札の紙幣を刷新すると発表した。新しいお札の顔は1万円札が渋沢栄一、5千円札が津田梅子、千円札が北里柴三郎となり、明治維新以降の日本の実業や女子教育、医学研究を切り開いた人物が選ばれた。 紙幣を一新するのは2004年以来、約20年ぶりとなる。麻生氏は理由について、偽造防止の観点からこれまでも約20年ごとに変えてきたと説明。今月1日の新元号発表と続いたことについては「たまたま重なった」と説明した。 人物の肖像が刷られる表面に対して、裏面も一新される。1万円札は東京駅の丸の内駅舎、5千円札は藤の花、千円札は富嶽(ふがく)三十六景の「神奈川沖浪裏(かながわおきなみうら)」が採用される。 1万円札に選ばれた渋沢栄一について、麻生氏は「日本資本主義の父」と表現、「この方の功績は大きかった」と語った。一方、2千円札の刷新を見送ったことについては、「流通枚数が少ない」ためとした。 また、500円硬貨についても素材などを変えた新硬貨が21年上期をめどに発行されることが発表された。これまでのニッケル黄銅に、白銅と銅も混ぜて2色3層にするなどの変更を加えている。 財務省は、新紙幣・硬貨が発行された後も現行のお金は引き続き使えるとして、「現行の日本銀行券が使えなくなる」などとかたる詐欺に注意するよう呼びかけている。
紙幣刷新の電撃発表で忖度問題そらし「早すぎ」の声 https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201904090000573.html 2019年4月9日18時7分 日刊スポーツ 安倍晋三首相(2019年2月10日撮影) 政府が、24年度上期にも紙幣のデザインを一新することに関し、実施の5年前に発表されたことに、「早すぎるのではないか」との声が出ている。 前回04年11月の刷新の際に発表されたのは02年8月で、約2年前。ある野党関係者は「忖度(そんたく)問題が拡大する中、電撃発表で、忖度の話題をそらしたいのではないか」と、いぶかった。安倍首相の自民党総裁の任期は21年9月。4選されない限り、新紙幣が流通し始める時期はポスト安倍政権の時代。「新元号に続き、20年に1度の紙幣デザイン刷新を安倍政権で発表したかったのでは」との推測も聞かれた。万全な準備はもちろん必要だが…。
渋沢栄一の新紙幣、韓国紙が批判「経済侵奪の張本人」 https://digital.asahi.com/articles/ASM4B2Q7FM4BUHBI00N.html 2019年4月10日11時05分 朝日新聞 日本政府が9日に発表した新しい紙幣のデザインを写真入りで紹介する10日付の韓国の新聞=ソウル、武田肇撮影 政府が9日に発表した新しい1万円札の肖像画に実業家出身の渋沢栄一が採用されたことについて、10日付の韓国の新聞各紙は「日本の新紙幣の人物は経済侵奪の張本人」(ハンギョレ新聞)などと批判的に報じた。日本が朝鮮半島への影響力を強めていた時代に、現在の韓国電力の前身である電力会社の社長を渋沢が務めたことなどが、韓国の国民感情を刺激すると問題視している。 主要紙「東亜日報」は、日韓併合直前に日本の民間銀行が現地で流通させた紙幣の肖像に渋沢が採用されたことを紹介。韓国の歴史観に照らして波紋が起きかねないとした上で「愛国心を強調する安倍晋三首相の政治哲学と合致する」との解釈を伝えた。 主要紙「中央日報」は渋沢が「日本資本主義の父」と呼ばれていると伝えたうえで、初代韓国統監だった伊藤博文と「親友」だったと強調した。韓国では、かつて日本が千円札の肖像画に伊藤を採用していたことにも批判があった。(ソウル=武田肇)
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