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政権を礼賛しデマを量産 三流ライターのズバぬけた“見識” それでもバカとは戦え
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/249665
2019/03/16 日刊ゲンダイ
屋山太郎氏(C)日刊ゲンダイ
静岡新聞が政治評論家の屋山太郎が書いた「ギクシャクし続ける日韓関係」なるコラムを掲載。「徴用工に賠償金を払えということになっているが、この訴訟を日本で取り上げさせたのは福島瑞穂議員」「実妹が北朝鮮に生存している」などとデマを連ねていたが、そもそも福島に妹はいないし、生まれも育ちも国籍も日本。元徴用工訴訟にも関与していない。静岡新聞は「事実ではありませんでした」と訂正のうえ謝罪。福島は虚偽を書かれ、名誉を傷つけられたとして、屋山に330万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴した(今月6日)。
屋山といえばその時々の政権を礼賛し、デマを流しながら小銭を稼いでいる三流の乞食ライターだが、30年前からボケている人間にコラムを書かせるメディアもどうしようもない。誰でも気づきそうなデマが新聞社の校閲を通るのだから、日本は相当傾いてきている。
現在、屋山は86歳。運転免許証だって返納したほうがいい年齢だ。身寄りがあるのか知らないが、親族や周辺がストップをかけてあげるべきだろう。
なお、屋山の見識のなさはあの界隈の中でもずばぬけている。
小泉純一郎の構造改革を大絶賛し、規制緩和と大声を上げ、官僚を悪玉にして大衆受けを狙う。芸はこれだけ。自民党が劣勢になると、民主党を大絶賛。
「民主党が勝てば、明治以来の官僚内閣制は崩れる。その後に初めて政権交代がこれからできてくる」「私は今、これまでみてきた選挙の中で一番わくわくしている」
民主党が落ち目になれば、橋下徹を大絶賛し、「次の総理」と持ち上げる。「本物の政治家が誕生したと私はみる」「言葉を的確に繰り出して討論し、説得する突破力を独自に持っている政治家を、日本で見るのは初めてだ」
で、今はご飯をおごってくれる安倍晋三の幇間に。「それでも日本を救うのは安倍政権しかない」というヨイショ本も書いていたが、それなら安倍政権が終わったら日本も終わりかよ。ネット上の紹介記事には「屋山は保守主義の理論的支柱とも言えるエドマンド・バークの信奉者」とあったが、ヘソで茶が沸くね。バークが否定したのは屋山みたいな幼稚で卑劣な「改革バカ」である。
適菜収 作家
1975年生まれ。早大で西洋文学を学び、ニーチェを専攻。ニーチェの「アンチクリスト」を現代語訳した「キリスト教は邪教です!」、「ゲーテの警告 日本を滅ぼす『B層』の正体」など著書多数。近著に「もう、きみには頼まない 安倍晋三への退場勧告」。
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— 適菜収。bot。(新刊『小林秀雄の警告』講談社+α新書) (@tekina_osamu) 2019年3月15日
「改革バカ」は単なるポピュリストであって、彼らには本当の改革など出来ないのである。
— あんどろ〜淀屋橋 (@omeganebula) 2019年3月16日
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書かせるメディアもどうかしている
— KK (@Trapelus) 2019年3月15日
デマ量産、礼賛ライターのズバぬけた見識
屋山といえばその時々の政権を礼賛しデマを流しながら小銭を稼いでいる三流の乞食ライターだが30年前からボケている人間にコラムを書かせるメディアもどうしようもない
それでもバカとは戦え 適菜収(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/MCnmFtlUID
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