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https://mewrun7.exblog.jp/28054016/
2019-03-04 04:35
以前から読んでいる方はご存知だろうが。実は、mewが国政政党の中で、一番衰退させたいと思っているところは「日本維新の会」だ。(**)
大阪維新の会が地域政党として活動している分には、大阪府民ではないmewがあまり文句を言える立場ではないのだが。
でも、維新は12年に国政政党になって、妙な形で安倍官邸と結びついたり、野党のふりをした「ゆ党」や「よ党」として、国民にわかりにくい、まぎわらしい国会活動をしているのを見ると、これはアブナイと。この政党は、少なくとも国政の場からは)早くいなくなった方がいいという思いが日々強くなっているのである(-"-)
<言いたいことは山ほどあるのだが・・・。そもそも、橋下徹氏の新鮮な見かけや革新っぽさにだまされた府民、国民が多いかも知れないのだけど。もうその橋下氏もいないしね。
松井一郎代表をはじめ維新の議員の中には、バリバリの日本会議系超保守派&安倍シンパが多くて、何とか安倍首相の改憲実現をサポートせんと懸命になっている感じが。しかも、近時はほとんどの法案に自公と共に賛成に回り、バーターでカジノ法案や大阪万博誘致をアシストしてもらったりして、まさに安倍自民のコバンザメみたいな政党になっているし。足立氏のような暴言野郎がいると、正直なところ、尚更にうざくて、ジャマっけに思う。(-"-)>
ただ、もはや大阪維新の会と日本維新の会がほぼ一体化していることを考えると、日本維新の会を潰すには、党創立の立役者だった松井代表が率いる大阪維新の会に衰退してもらうのが一番早道だろう。(@@)
そして、mewは、今回、珍しく大阪自民党と意見が合ってしまったのだ。(・o・)
大阪都構想を巡って、松井府知事と吉村大阪市長が出直し選を敢行しようとしているのを受けて、自民党の大阪府連の幹部がこう言ったというのである。(・・)
「維新政治を終わらせるチャンス」(府連幹部)<朝日2.28>
是非、このチャンスをものにして欲しいものだ!o(^-^)o
* * * * *
松井知事や吉村市長は、大阪維新の会の党員として、大阪都構想を公約に掲げて選挙を戦い、当選している。
それゆえ彼らは、1日も早く都構想を実行に移したいところなのだが。自民党の大阪府連も国政野党も都構想に反対であるため、15年春に行なった住民投票では賛成多数をとれずに敗北。しかも、大阪維新は府議選、市議選で多数をとれず、議会でも少数与党に転落しており、思うように動けないのが実情だ。(~_~;)
ただ、実は維新は、12年以来、公明党とちょこっと手を組んで来たのである。
衆院選で公明党の現職議員がいる大阪の4つの選挙区、兵庫の2つの選挙区では、維新の候補は立てないで欲しいと。その代わり、自公と競合しない選挙区や国会、地方議会などでは、公明党が多少の協力をするというものだ。(・・)
そう。前回の住民投票の実施に関しても、公明党は「都構想には賛成しないけど、投票はOK」とか言って協力をしたし。府議会に都構想の「法定協議会」を設置することにも協力していたのだ。<何と安倍官邸も、少し前までは水面下で都構想を応援していたのよね。^^;>
でも、統一地方選を控えていることもあってか、維新が今年にはいってから、かなり強引に都構想を進めようとして公明党をせっついたため、公明党との溝が広がることに。
しかも、先日書いたように、維新が公明党との「秘密の合意」を公表してしまったことから、公明党との関係がさらに悪化。ついに公明党が、都構想に協力しないと宣言するに至ったのである。(゚Д゚)
松井知事らがこの窮地を脱するには、ここで松井知事と吉村市長が出直し選をして当選し、府民、市民の支持を得ていることを示すしかない。<と彼らは思っている。>
ただ彼らの任期が今秋までなので、4月に同じ立場で(残りの任期をやるためだけの)出直し選を行なうと、秋に任期を迎え、また選挙を行なわなければならなくなって、多額の選挙費用が必要になってしまう。
そこで、彼らは14年に橋下府知事が大阪市長選、松井大阪市長が府知事選に出て当選したのと同じパターンで、松井氏が大阪市長選、吉村氏が府知事選に出馬するというクロス選挙を行なう意向を示しているのである。(@@)
<そもそもmewは、各都道府県の知事、市町村の長は(それにふさわしいと思う人も含めて)チョット違うものだと思うのだけど。維新が、平気で知事と市長を「とっかえこ」して、クロスで出馬させること自体、何か不思議。(住民をナメてる感じさえする。)それでも、前は橋下くんがいたから、うまく行ったけど、今度はそう行くかな?^^;>
維新とてW選に自信があるわけではないので、公明党に水面下で「都構想に協力しないと、出直し選をしちゃうぞ〜」とか、「密約を暴露するぞ〜」とか。あと、おそらく「次の衆院選ではもう選挙協力しないぞ〜」とか脅しをかけていたのではないかと思うのだけど。<ただ、もう維新は前ほど衆院選でも力がない気が。(・・)>
でも、公明党が維新の都構想に協力しないと決めた以上、維新は本当に出直し選をするしかなくなった(そのような状況に追い込まれた?)と見ていいだろう。^^;
* * * * *
そして、ここで張り切っているのが、自民党府連なのである。(**)
自民党府連は、10年に大阪維新の会が結成されて以来、ずっと同党を敵視している。というのも、もともと松井一郎代表は自民党の府議だった人だし。松井氏が自民の府議や市議などを何人も引っ張っていった上、地方選でも自民議員に対立候補を立てる形で、維新の議員を増やしたという経緯があるからだ。(-"-)
ただ橋下徹氏がいた頃は、大阪維新は根強い人気があったし。安倍官邸も橋下氏と懇意にしていたり、公明党も維新と部分協力したりしていて、思いっ切り戦いにくいところがあったのだが。今なら正面から戦いを挑むことができる!(・・)
そこで、維新が出直し選を敢行した場合、自民党は府知事選、市長選とも対立候補を擁立して、公明党に協力を要請することに決めたとのこと。
そして、もし維新が両方負けることになれば、もう同党は潰れたも同然になってしまうし。片方だけが負けたとしても、日本維新の会も含め、その衰退はかなり早まるに違いない。_(。。)_
* * * * *
『出直し選「維新終わらせるチャンス」 包囲網狙う自民
「維新包囲網」はできるのか――。4月の統一地方選にあわせて大阪維新の会が大阪府知事・市長を入れ替える「出直しクロス選」の最終調整に入る中、自民党が対立候補の擁立作業を本格化させている。狙うのは、公明党や立憲民主党などとの共闘も視野に入れた「反維新」勢力の結集だ。
「知事、市長ともに任期途中で投げ出し、クロスして立候補する意向を示している」。27日の府議会代表質問。自民府議団の花谷充愉(みつよし)幹事長はこう指摘し、松井一郎知事(維新代表)の政治姿勢を疑問視した。
これに対し、松井氏は「辞めるとは一言も言っていない」としつつ、「ありとあらゆる手段で公約を実現したい」。出直し選に打ってでも、大阪都構想の是非を問う住民投票の実施に道筋をつけたいという考えを改めてにじませた。
住民投票の実施には、府・大阪市両議会の議決が必要だが、維新は過半数に届かず、公明の協力が必要だ。しかし、実施を確約するよう求める維新に対し、公明は一貫して否定的。交渉が決裂すれば、松井氏は吉村洋文市長(維新政調会長)とともに辞職し、出直し選に踏み切る考えだ。
出直し選が現実味を帯びる中、自民は「維新政治を終わらせるチャンス」(府連幹部)として、対立候補の擁立に向けた準備に着手。府連幹部によると、候補者の選定作業も詰めの段階だという。(朝日新聞19年2月28日)』
『大阪、知事・市長ダブル選の公算=維新、公明協議決裂へ
「大阪都構想」をめぐる地域政党「大阪維新の会」と公明党の協議が2日、決裂する見通しになった。
公明府本部が同日の幹部会議で、維新代表の松井一郎大阪府知事の要請に応じない方針を改めて確認した。これにより、松井氏と吉村洋文大阪市長が任期途中で辞職し、4月の統一地方選に知事選と市長選のダブル選が行われる公算が大きくなった。
公明の八重樫善幸府議は記者団に「方針は変わっていない」と述べ、松井氏が求める都構想の是非を問う住民投票の時期についての確約に応じない考えを強調した。関係者によると、府本部の幹部は1日に支持団体の創価学会幹部に維新と妥協しない方針を伝え、異論は出なかったという。
都構想の住民投票について、松井氏は今秋の任期満了に伴う知事選、市長選と同日の実施を確約するよう要請。松井氏は7日の都構想に関する法定協議会で公明の対応を見極め最終判断する。(時事通信19年3月2日)』
『大阪知事、出直しクロス選の意向表明 公明と決裂なら
大阪府の松井一郎知事(大阪維新の会代表)は3日夜、大阪都構想の是非を問う住民投票の実施時期を巡る公明党との交渉が決裂した場合、大阪市の吉村洋文市長(同政調会長)とともに任期途中で辞職し、4月の統一地方選と同日で知事・市長を入れ替える「出直しクロス選」に臨む考えを表明した。松井氏が自身の辞職とクロス選について明言するのは初めて。
大阪府吹田市であった維新主催のタウンミーティングで語った。松井氏はこれまで、公明との交渉について「ありとあらゆる手段をとる」と述べるにとどめていた。交渉決裂の方向になる中、自身の進退とその後の戦略について初めて具体的に説明した格好だ。
松井氏は「出直すならクロス(選)」と明言。出直し選の場合、当選しても今秋までの知事、市長の任期満了時に再び首長選が実施されることから、「知事のまま出直したら、もう一度11月に選挙をしなければならない。税金を預かる僕としては、これほど効率の悪いことはない」と説明した。(朝日新聞19年3月4日)』
* * * * *
維新は、安倍首相やその周辺の超保守仲間、改憲派からは、改憲の議論促進や国会発議などに協力してもらえるという点で期待されているのだけど。ただ、発信力や注目度のあった橋下氏が党を離れ、議員数も減った分、以前ほどは大きな期待はされていないし。大阪府連をはじめ、自民党の中には、維新を好ましく思っていない議員も少なくない。<公明党もしかり。>
また立憲民主党をはじめ野党の中にも、野党のふりして与党に加担し、改憲タカ派の多い維新を好んでいない議員も多いことから、今度の大阪W選では、自民党が公明だけでなく他の野党とも「反維新」での連携を呼びかけて戦う計画も立てているとのこと。(@@)
先週、また維新の足立氏が本会議で「共産党が破防法適用されてどうの」とほざいていたと言うし。馬場幹事長も「事実だ」ととがめなかったという記事(*1)を読んで、ますますこれは早く潰さなければと。<mew的には、足立にこそ国会議員の破防法を適用したいぐらい。>
こうなったら、この際、大阪W選に限っては、野党は自公と手を組んででも、維新を倒しに行ってもいいかも知れないと思うmewなのだった。(@@)
THANKS
維新・足立氏が野党共闘巡り「破防法」言及 議場は騒然
日本維新の会の足立康史氏が2日未明の衆院本会議で「破防法(破壊活動防止法)の監視対象と連携する政党がまっとうな政党を標榜(ひょうぼう)するのはおかしいと考えているし、そう思う国民は少なくない」と発言した。共産党と立憲民主党など野党の共闘を批判する文脈の中での発言で、一時、場内が騒然となった。
足立氏は政府提出の地方税法改正案などに対する討論の中で破防法に言及した。安倍内閣は2016年3月22日、国会議員の質問主意書に対し、共産党を「現在においても、破防法に基づく調査対象団体である」と指摘する答弁書を閣議決定し、共産党が猛反発した経緯がある。
維新の馬場伸幸幹事長は2日、足立氏の発言について「事実であり何ら間違ったことは言っていない」と記者団に述べた。一方、共産党の小池晃書記局長は2日、朝日新聞の取材に、「(政府が)破防法に基づいて(共産党を)調査してきたことは事実だが、暴力破壊活動の恐れは一度も認めることはできなかった。時代錯誤の攻撃だ」と反論。さらに「国会の場を利用して公党に対し事実無根の攻撃、野党共闘に対する誹謗(ひぼう)中傷を行うのは政党としての立場が問われる」と述べた。(朝日新聞19年3月2日)
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