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2019年03月04日 「ジャーナリスト同盟」通信
<人気低落の台湾総統が晋三に助っ人要請>
半島の南北和解にブレーキ役の安倍外交に、新たな注目が集まっている。安倍の身内のような台湾総統の蔡英文がボールを投げてきたのだ。彼女の親分は、台湾独立派の李登輝である。この李登輝を「先生」と慕っているのが、わが日本国の首相である。いうなれば、蔡英文も安倍晋三も、共に李登輝の弟子・子分という関係にある。
そんな二人が、何やら安全保障という際どい分野で連携しようというのだから、北京の驚きは尋常ではないだろう。3月3日の政協で「台湾独立は容認できない」と釘をさした。北京は内心、穏やかではないだろう。
ちなみに、彼女の台湾総統としての手腕は、期待したほどではなかった。人気急落と言っていい。ワシントンに駆け込めばいいのだろうが、トランプはいま台湾問題にかまっていられる状況にない。
先の米朝首脳会談がとん挫したことの責任を金正恩におっかぶせようとして、想定外の条件を突き付けたことを棚に上げて、相手のミスで押し切ろうとしている。
想定外の条件を持ち出して、会談をとん挫させたのはトランプの方である。内政に火がついて、段階的処理を放棄して、一挙に決着をつけようとしたものだ。金正恩の非であれば、トランプのことだから、居丈高になって、相手をなじるところだが、それはない。日本の通信社原稿は、ワシントンの嘘に乗せられたものだ。
そんなわけで、蔡英文としては「私の支援者は安倍よ。安倍が私を守ってくれている」と台湾の人々に叫び始めたのだ。「台湾と日本は、同じ脅威に直面している」「そこで日本政府と対話したい」と仰天するようなボールを投げたのだ。
<御用新聞を使ってインタビュー>
驚いて、一体どんな新聞とのインタビューなのか。確認してみると、これが安倍の御用新聞である。蔡英文が依頼したのか、それとも安倍の方から要請したものか。
さすがに、これにはNHKも手を出さなかったらしい。
そもそも日台関係は、政治のつながりは切れてない。72年の日中国交正常化の時点で、中国を代表するのは、北京の中華人民共和国と決定、以来、政治レベルの関係は切れている。
確か総統に就任する前に蔡英文は、秘密裏に安倍と会談しているようだが、これを公表出来ない日本政府である。それを百も承知で、公然と安倍にボールを投げたことになる。しかも、中国は日台の共通の敵と言わぬばかりである。
<「日台共同で軍事攻勢?」>
彼女は、日台共同して、中国の共通の脅威に対抗しよう、という意味のことを語っていると御用新聞は報道している。
安倍内閣6年のうち5年は、中国を敵視する安保政策を強行してきたが、1年前から急変させている。これは2019年危機そのものから来ているのだが、それは改憲軍拡強行の場面で、安倍内閣が一番恐れている点が、中国の反撃である。安保理常任理事国の中国と、さらにロシアが連携して、軍国日本への改憲強行に抵抗すると、それこそとん挫しかねない。
これを和らげる高等戦術が、安倍の対中懐柔策であって、事態は蔡英文の認識と日本政府のそれは異なる。
だが、じっとしていられない。それが御用新聞を使っての北京攻勢策なのであろう。
幸い、台湾野党は次期総統選に向けた、候補者の背比べで乱立している。
<署名先送りで安堵した安倍の策略>
一方、ベトナム・ハノイでの米朝首脳会談での合意署名が先送りしたことで、大いに喜んだ安倍晋三について、韓国の野党が「安倍の陰謀」と決めつけた。これを時事通信が流した。
安倍の戦果と判断して、韓国内の事情を公表したものだろうが、ありえない話ではない。なにしろ日本政府は、莫大な借金大国にもかかわらず、安倍は二つ返事で途方もない高額な武器を購入してくれるポチなのだから。武器の買い手の立場を利用しての、ワシントンへの突き上げの成果と言える。
多少、時期を遅らせることなど簡単なことだ。トランプがしきりと金正恩をかばっていることが、その裏付けでもある。
東アジア外交で、負の役割を演じて暗躍する心臓か。
2019年3月4日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)
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【ソウル時事】韓国野党「民主平和党」の鄭東泳代表は2日、フェイスブックに投稿し、ハノイでの2回目の米朝首脳会談について「決裂の背後に日本の影がちらつく。世界の指導者の中で、失敗に歓呼したのは安倍(晋三)首相一人だ」と主張した。日本の陰謀で物別れに終わったという見方を示した形だ。
鄭氏は「安倍首相は昨年の初の米朝首脳会談以降、一貫して『三つのノー』、つまり、終戦宣言、制裁緩和、経済支援にノーを叫んでいた」と指摘。「こうした主張は(韓国)国内の保守勢力の主張でもあり、ハノイ会談の『撃沈』を狙っていたワシントンの強硬派勢力の考えとも軌を一にしている」と批判した。
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