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芯では信用ならん、共産と立憲
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さて、私は野党共闘する立場にある。
それでも政策については、是々非々の立場で判断している。
2月21日18時〜は和泉府中駅頭で、泉州市民連合の野党共闘スピーチが予定され、私も話させて貰う予定だ。
選挙も近く、野党共闘を呼びかけたいところではあるが、選挙前だからこそ言っておかねばならんことがある。
それは、「野党であっても、心底信用はできん」との事例だ。
野党として象徴的な共産と立憲の例で示す。
地方選挙は政党で判断するものではない。
この批判事例をもって、政党支持者は政党を立て直して、夏の参議院選挙に向かうよう、根っこを糺してほしい。
共産
1.「中小企業が労働者・経営者共に産業別で共闘して、大企業から利益と賃上げを勝ち取る」闘いを一貫して行ってきた連帯ユニオンは、何度も大企業の番犬である警察から弾圧されてきた。
1980年代初頭、大槻文平(三菱鉱業セメント会長、日経連会長)が「工業組合と労働組合が提携をして独占への闘いを挑んでいる。これは資本主義の根幹を揺るがせる、人民公社的な運動だ。この闘いを放置してはならないし、『箱根の山を越す』ようなことをさせてはならない」と宣言し、
82年、東淀川警察が50人を逮捕する組合に対する大弾圧を行った。
この時、同時に弾圧を受けたのが共産党系の運輸一般(今の建交労)だ。
支部長は逮捕され、支部員らは嘆願書などの署名活動を始めるも、共産党中央本部はそれをやめさせたばかりか、シャバに出てきた支部長を除名する。
このような弱り目に祟り目な追い打ちの姿勢は、後に企業番犬の御用組合となるばかりか、警察の犬ともなる姿勢にも見られる。
岸和田でも、下水道普及で汲み取り業者が不要になり、ゴミ回収へと仕事内容がシフトする時に、バキュームカーや労働者のリストラのために保証金が、合特法(下水道の整備等に伴う一般廃棄物処理業等の合理化に関する特別措置法)を根拠に税から出る。
この保証金、今でも岸和田市から独占となっている9社に対して、垂れ流され続けるはずだが、どの議員も「清掃業者はヤクザだから怖い」として、議会追求していない(私の議会質問まで待たれよ)。
この保証金、本来は労働者に出るはずなのに、経営者がネコババしている。
私の知る例では、運輸一般が介入して1300万円が労働者に支払われている。
よかった、よかったで済む話ではない。
未確認ながら、3千万円ほどが企業から支払われたとも聞くのに、労働者の手元に渡らなかった金額を労組は示すことなく「仕事料だ」としてテラを切ったのである。
2.2017年10月22日投開票 衆議院選挙 大阪第8区(豊中市)
野党共闘が成功した選挙区もあるこの選挙で、ここは違った。
全国の選挙結果を見れば、共産党は立憲民主党に遠慮し過ぎだとも思えた、この選挙。
それでも立候補をするか降りるかを決めるのは誰かが問われたのが、この選挙区だった。
自民党:大塚高司 3万1197票
日本維新の会:木下智彦 5万7187票
民進党:松井博史 3万1197票
共産党:新居真 1万5197票
この時、共産候補の新居氏本人は降りて、告示日(10月10日)直前の8日に行われた市民連合・豊中の集会では、松井氏が野党統一候補として紹介されるはずでした。
しかし、新居氏の野党共闘の思いは、共産党本部に押し切られ、共産・民進ともが立候補し、両者が討ち死にます。
合計票だけを見れば、「足しても当選票に届かない」と見られるかも知れませんが、統一候補となれば勝ち馬の機運も出て、+αの票も見込めたはずです。
3.党に異を唱えると「議員もヤメレ」と脅される地方議員
地域も異なる複数の地方議員から聞く話。
共産党に「方針が異なる」と異を唱えると、任期途中でも「辞職せよ」と言われる。
支持者は「党ではなく、あなたを応援している、だから党を出ても議員でいて、次は無所属で出馬しても応援する」との応援をもらって、党を出て、無所属議員として活動している話。
離党でなく、除名となるとも聞いた。
議員があって党があるのではなく、党があるから議員でいられると、共産党としては考えているようだ。
立憲民主党
1.社民党大阪 2019年新春の集いにて
立憲、共産、自由、国民、新社会と議員らが揃う中、現在弾圧を受けている連帯ユニオン役員も挨拶に立った。
「この弾圧の中、共闘しているのは、福島瑞穂だけだ!」
福島氏がその場にいたかどうかは未確認だが、これが仮にリップサービスだとしても、辻元清美氏や森山浩行氏ら、大阪立憲の代表はどんな思いで聞いたのか?
そもそも社民を割って出た辻元氏が、「よくもその場に来れたな」と言っていた人もいたが・・・
このように、権力からの弾圧に腰が引けるのであれば、野党ではなく、維新と同じく、ゆ党と名乗ればよい。
2.秘書を見殺し?
住吉区で立候補をしようと思っていた人がいた。
過去形なのは、出られなくなったからだ。
議員としての資質に疑問がある、この人は森山氏の元秘書だ。
「立候補をする」と、秘書を辞めた。
そして、選挙前になって当然ながら立憲に公認願いを出す。
資質に問題があるのだから、公認されるはずがなく、そのまま出馬を取りやめることとなった。
勉強不足なのは、森山氏の目から見てもわかっていたはずだ。
ならば、なぜ「まだ早い!」と、秘書を辞める前に止めなかったのか?
止めないのであれば、当選後の勉強を条件に公認してやるべきだろう。
森山氏は大阪の党代表だったのであるから、見極めと、バックアップの責任があったはずだ。
それなのに、元秘書は見殺された。
彼の末路というか未来を想像してみよう。
次の選挙まで4年間待てるか?
答えはNOだろう。
生活があるからね。
ならばどうなるか?
どこかバッチを付けさせてくれる勢力にすり寄る。
維新とか。
そして、統一選後の選挙区に落下傘として滑り込む。
かくして立憲議員は増えず、維新は増えることとなる。
バカげた国取り合戦だ。
これが党に主軸をおいた判断であったならば、もう一つ矛盾例を挙げる。
西哲史(堺市西区)堺市議だ。
立憲大阪府連合 2019年統一自治体選挙・予定候補者
https://cdp-osaka.jp/candidate.php
では、彼だけが「※推薦」となっていて、FB、FBページ、ツイッター、HPのどこを見ても「立憲」の字は見当たらない。
政党とは距離をおいているスタンスかと思えば、さにあらず。
立憲HPでは、
自治体議員ネットワークおおさか代表 ※副代表兼務
となっているのだ。
立憲地方議員の代表、しかも森山氏にとっては同じ三国ヶ丘高校の後輩である西氏に何か遠慮しなくてはならない理由でもあるのか?
もちろん、自民、公明、維新など信用できるはずもないとしても、「まっとうな政治」だとか「確かな野党」を掲げ、有権者としても期待するしかない野党2枚看板の国政政党がこんなダブルスタンダードでは、政治不信になり、投票に行かなかったり、「誰に入れても同じ」と言うのもわかるわ・・・・
本体がこんなので、まともな地方議員が出てくるはずもないしね。
私は「しっかりせぇ!」との意味で、野党系議員には自民や維新議員に対するよりも、対面で厳しく当たっているが、その様子を書かずにいる場合が多い。
酷い議員が何人もいるのも知っているが、選挙近くに書かない“忖度”もしてあげている部分もある。
個々には書かないが、“トンズラ”は、自民や維新だけの専売特許ではなく、野党系議員も同様に酷いとだけは書いておく。
前述したような、最後には逃げる、切り捨ててくるような集団は、信用ならんのである。
政治は情が必要なのだと学んでから議員になるよう、勉強し直しなさい。
与党系議員には、そのもっと前の「議員の資質や基礎知識を学んでから表に出てこい」とも言っておく。
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