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北朝鮮の金正恩委員長と握手するロシアのプーチン大統領(25日、ウラジオストク)=AP
正恩氏、プーチン氏と初会談 「核問題正常化に努力」/日経デジ
北朝鮮 朝鮮半島 ヨーロッパ
2019/4/25 9:54 (2019/4/25 13:29更新)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO44171570V20C19A4MM0000/?nf=1
【ウラジオストク=石川陽平】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)委員長は25日午後、訪問先の極東ウラジオストクでロシアのプーチン大統領と初めて会談した。米朝協議が難航している朝鮮半島の非核化が最大のテーマで、両首脳は対話による解決をめざすことで一致する見通しだ。北朝鮮はロシアの支持を改めて取り付け、米国に譲歩を求めていく考えだ。
会談の冒頭、プーチン大統領は「今回の訪問は関係の発展、核問題の正常化に向けた肯定的プロセスの促進に役立つ」と述べた。これに対して金委員長は「朝鮮半島情勢は注目されている」と指摘し、「共同で正常化に努力したい」と強調した。
北朝鮮の最高指導者の訪ロは故金正日総書記による2011年8月以来、約8年ぶり。25日の首脳会談はウラジオストクのルースキー島にある極東連邦大学で行われ、1対1で話した後、両国の代表団が加わる拡大会合に移る。ロシア大統領府によると、共同声明の発表や文書への署名は予定されていない。
朝鮮半島の非核化問題をめぐっては、2月末にハノイで開いた2回目の米朝首脳会談が物別れに終わり、協議は暗礁に乗り上げている。金委員長には、プーチン氏との会談で伝統的な友好国であるロシアと段階的な非核化や対北朝鮮制裁の早期緩和で一致し、トランプ米大統領に譲歩を促す狙いがある。
2国間協力の拡大も話し合う。対北朝鮮制裁によりロ朝間の貿易額は13年の1億1300万ドル(約126億円)から18年には3400万ドルと約7割減った。北朝鮮はロシアに3万人以上の労働者を派遣し、貴重な外貨収入源としてきたが、ロシアは19年末までに全員を送還する義務がある。ロシアは制裁緩和が朝鮮半島の安定につながると主張している。
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