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麻薬取引よりたちが悪い水ビジネス
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2019.03.18 櫻井ジャーナル
現在、世界の麻薬取引を支配している元締め的な存在はアメリカの情報機関CIAだろうが、商品である麻薬を売りさばく役割を負っているのは犯罪組織である。情報機関と犯罪組織が連携している一因だ。 麻薬の売り上げを伸ばし、儲けを増やすため、犯罪組織は麻薬中毒患者を増やそうとする。麻薬なしには生きていけないようにしてしまうわけだが、食糧や水も人間が生きていく上で絶対に必要だ。食糧と水を支配できれば、麻薬より儲かる。 かつて、日本でも食糧や水が巨大企業、つまり私的権力の手に握られることがないような仕組みにされていた。その仕組みを破壊しようとしてきたのがネオコンとかネオリベラルと言われる狂信的な資本主義者だ。 1970年代にアメリカ議会では情報機関の秘密プロジェクトが問題になったが、同時に国境を越えて活動する巨大資本、いわゆる多国籍企業のビジネスにもメスが入れられつつあった。そうした中でも問題になっていたのが穀物メジャーだ。 現在、穀物取引を支配しているのはアーチャー・ダニエルズ・ミッドランド、ブンゲ、カーギル、ルイ・ドレフュスだと言われている。それぞれのイニシャルをとってABCDと呼ばれているようだが、中でも大きい存在がカーギル。種子法を廃止した日本に対する支配力をこうした企業は強めることになる。 こうした動きは遺伝子組換え(GM)種子の問題と密接に関係している。GMは農業を支配する道具になるが、それ以上に問題なのは安全性。安全であることが確認されていない作物を市場に出す危険性が当初から指摘されていたが、杞憂で終わりそうにはない。GMで名前が出てくるモンサントは戦争ビジネスで儲けてきた会社だ。 そして水の支配権を欧米の巨大資本へ渡そうとしているのが日本政府。麻生太郎は2013年にCSISで日本の「水道は全て国営もしくは市営・町営でできていて、こういったものをすべて、民営化します」と宣言したというが、それは水に関する権利を私的権力へ贈呈すると言っているに等しい。勿論、それが麻生やその仲間たちの利益につながっているのだろう。 最近はネオコンの拠点と言われているCSISだが、1962年に設立された当時はジョージタウン大学の付属機関。後にこのシンクタンクとCIAとの緊密な関係が知られるようになり、1987年に研究所と大学との公的な関係は解消された。日本のマスコミも「解説」を頼むCSISとはそうした機関なのであり、そうした機関の人間を登場させるだけで信頼度は低下する。 アメリカ権力層は食糧/水のほかエネルギー資源と金融を支配の柱にしている。軍事力や情報機関はその柱を守るためにある。例えば、ドル体制を揺るがしかねない方向へ動き出したイラクやリビアは破壊された。 |
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