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銃撃犯につかみかかり、追いかけ……大勢の勇気 ニュージーランド銃撃
2019/03/18
BBC News
ニュージーランド・クライストチャーチで15日に発生したモスク(イスラム教礼拝所)銃撃事件で、参拝者や地元警察官によるか図化すの勇敢な行動が明らかになった。この事件では50人が死亡し、数十人が負傷した。
襲撃されたモスクにいた男性信者は犯人に立ち向かい、クレジットカードの読み取り機を投げて応戦したという。
また、主犯のブレントン・タラント容疑者(28)を追いかけて逮捕した警察官2人のうち、1人は拳銃しか持ち合わせていなかった。
ニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相によると、タラント容疑者は車に爆発物を乗せており、さらに襲撃を行う予定だったという。
アーダーン首相はこの事件を「テロ攻撃」と呼んでいる。18日には、内閣が銃規制の強化について協議する見通しだ。
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捜査当局は犠牲者の検視を進めており、遺体は20日までに遺族の元に戻される予定。
犠牲者への追悼が続く一方、現在も34人が病院で治療を受けている。うち1人は4歳の少女で、重体だという。
2カ所目の襲撃現場となったリンウッド・モスクにいたアフガニスタン生まれのアブドゥル・アジズさん(48)は、誰かが発砲したという叫び声を聞いた。
モスクが襲撃されたと気付いたアジズさんはクレジットカードの読み取り機を取り、襲撃犯の方へ走り、武器を補充しに車に戻っていた犯人に向かって投げつけた。犯人が自分に向けて発砲すると、車の間に隠れたという。
アジズさんは事件当時、4人の子どもと共にモスクを訪れていた。犯人が落とした銃を取って引き金を引いたが、弾は空だった。アジズさんは空の銃を手にしたままモスク内に戻り、再び犯人と向き合った。
ロイター通信に対してアジズさんは、「私がショットガンを持っているのを見て、犯人は銃を落として車へと逃げました。追いかけると相手は車内に座っていたので、持っていた銃を窓に向かって矢のように投げつけた。犯人は私をののしって逃げていった」と説明した。
リンウッドでイマーム(イスラム指導者)代行を務めるラテフ・アラビ師はAP通信に、アジズさんが銃撃犯を怖れずに立ち向かわなければ、同モスクでの死者は増えていただろうと語った。
その後、この近辺にいた地元の警察官2人が犯人を追跡し、車を制止させてタラント容疑者を逮捕した。この様子は目撃者が撮影し、ソーシャルメディアで拡散された。
アーダーン首相は16日、「(警察官は)何よりニュージーランドを最優先した」と称え、警官2人を表彰する方針を明らかにしている。
銃撃は15日午後1時40分(日本時間午前9時40分)ごろ、リンウッドから5キロほど離れたクライストチャーチ中心部のアルヌール・モスクで、金曜の礼拝中に起きた。
白人至上主義を掲げるタラント容疑者は、フェイスブックで銃撃の様子を生中継した。
ビデオでは、パキスタン出身のナイーム・ラシドさん(50)が、撃たれる前に犯人につかみかかる様子が映っていた。ラシドさんは病院に運ばれたが亡くなった。
ラシドさんの兄弟のクルシド・アラムさんはBBCに、「犯人を止めようとして何人かの命を救ったという目撃証言があります。誇りに思うが、それでも喪失は大きい。腕を切り落としたみたいです」と話した。
ラシドさんの息子のタルハさん(21)も亡くなった。タルハさんは最近新しく就職し、近く結婚する予定だったという。ラシドさん一家は2010年からニュージーランドに住んでいた。
パキスタンのイムラン・カーン首相はツイッターで、ラシドさんを表彰することを明らかにした。
アルヌール・モスクの女性礼拝室にいたとされるホスネ・アラさん(42)は、車椅子に乗っていた夫を探している最中に亡くなった。夫のファリド・ウッディンさんは助かった。
ウッディンさんによると、アラさんは事件当時、女性や子どもたちをモスクから逃がそうとしていたという。
「妻のしたことを誇りに思います。妻は善行のために亡くなった。正に自分が愛する通りに、私が愛する通りに行動したのです」とウッディンさんはBBCの取材に答えた。
「私は妻を亡くしたが、犯人を憎んではいません。人として犯人を愛しています。彼を許し(中略)彼のために祈ります」
マイク・ブッシュ警察総監は、警察は通報から6分後にアルヌール・モスクに到着し、36分以内にタラント容疑者を逮捕したと説明した。アルヌール・モスクでは41人が亡くなっている。
ニュージーランド議会は19日に、犠牲者を追悼する。
タラント容疑者は16日にクライストチャーチ地裁に出廷。留置所の白いシャツに手錠のまま、報道陣に向かって微笑んだ。今のところ殺人容疑1件で訴追されているが、今後さらに容疑は増える見通し。
ブッシュ総監によると、タラント容疑者は単独犯だったとみられており、この事件に絡んで訴追されたのも同容疑者1人のみ。
(英語記事 Stories of heroism emerge from NZ attacks)
提供元:https://www.bbc.com/japanese/47607156
Facebook、ニュージーランド乱射動画を150万本削除したと説明
2019年03月18日 08時48分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]
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米Facebookは3月17日(現地時間)、ニュージーランドのクライストチャーチで起きたモスクでの乱射事件関連の動画を、事件発生後24時間で150万本削除したと、公式Twitterアカウントでツイートした。
Facebook Newsroom
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@fbnewsroom
· 2019年3月17日
返信先: @fbnewsroomさん
Update from Mia Garlick, Facebook New Zealand: "We continue to work around the clock to remove violating content using a combination of technology and people...
Facebook Newsroom
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@fbnewsroom
In the first 24 hours we removed 1.5 million videos of the attack globally, of which over 1.2 million were blocked at upload...
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12:14 - 2019年3月17日
Twitter広告の情報とプライバシー
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「150万本のうち、120万本以上はアップロードの段階で削除した」という。また、「この悲劇の影響を受けた人々の気持ちを尊重し、残酷な画像は含まれないように編集されたバージョンの動画もすべて削除した」としている。
この事件は15日、単独犯がクライストチャーチのモスクで銃を乱射し、50人を射殺、多数の負傷者も出た。犯人はあらかじめネットで“マニフェスト”を公開し、そこで告知したFacebookライブ動画のリンクで犯行をライブ配信した。この動画は多数の視聴者が保存し、それがFacebookだけでなく、TwitterやYouTube、Redditなどに拡散していった。
Facebookは15日、警察からの報告でオリジナルの動画とその動画を配信したユーザーのFacebookおよびInstagramのアカウントを削除したとツイートしていた。
Facebookの元CSO(最高セキュリティ責任者)で現在はスタンフォード大学の非常勤教授であるアレックス・スタモス氏は自身のTwitterアカウントで、拡散してしまったコンテンツを100%削除するのがいかに難しいかを説明した。
ニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相は17日に開いた記者会見で、「(FacebookのCOOである)シェリル・サンドバーグ氏から連絡を受けた。同氏と直接話してはいないが、連絡を取ってきたのはニュージーランドで起きたことを認識しているということだ」と語り、「この問題について、Facebookと直接話し合うつもりだ」とした。
fb
Facebookとこの問題について直接会談すると語るニュージーランドのアーダーン首相
アーダーン首相はこの会見を、自身のFacebookページで公開している。
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