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老親を支えるための保険 火災保険・生命保険等をどう整理するか
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190428-00000001-moneypost-bus_all
マネーポストWEB 4/28(日) 7:00配信 女性セブン2019年5月2日号
老親を支えるためにどう備えるか
高齢者がいる世帯の保険はどう見直すべきか。保険には“自分自身のため”のものと“他人のため”のものがある。保険を見直すときには、そのように分けて考え、保険で補うことが不可欠なものと、そうでないものを整理することが大切だ。
“他人のため”の保険は、たとえば人にけがをさせるなどの損害を与えたとき、その賠償をカバーするもの。
自分や高齢の親が、思いがけず加害者になることがあるかもしれない。他人を傷つけたり、物を壊したり、さらに親が認知症で責任無能者とされれば、監督義務者として配偶者や子供に賠償責任が及ぶこともあるのだ。そんなときには『個人賠償責任保険』が役立つ。これは自動車保険や火災保険の特約として昔からあり、すでに加入している場合もあるだろうが、“老親のリスクをカバーする”という視点で、加入もれや補償内容を再チェックしておきたい。
では、“自分自身のため”の保険はどう見直せばよいだろう。生活設計塾クルー取締役でファイナンシャルプランナーの清水香さんが語る。
「大きな自然災害が起きたとき、自分が被る損害額はおおよそ予測ができます。たとえば火事や地震、水害などで家を失った場合、再建できるだけの金額を保険で備えておくというのが基本。災害で家が全半壊すると公的支援ではとても間に合わず、保険がなければ再建できないのが現実です」
ほとんどの世帯で火災保険に加入していると思うが、内容をしっかり把握している人は少ない。というのも火災保険はとても複雑なのだという。
「選ぶべき保険や補償は家のある場所や建物によってすべて違うわけですから、まず自分や親の住まい周辺の環境を客観的に把握することです」(清水さん・以下同)
国土交通省『ハザードマップ ポータルサイト』では、洪水、高潮、津波、土砂、火山、地震などの危険度が市区町村ごとに検索できる。
「火災、水害、地震などに強いか弱いかを知り、補償内容が適切かを確認する。そして、加入もれや不備があったら、保険会社や代理店に連絡して、相談ではなく、リスクをカバーできる適切な保険・補償を探す姿勢が大切です」
医療保険をはじめ、子が契約者の保険を整理
それでは、生命保険や医療保険はどうだろうか。
「生命保険や医療保険は、家族を支えながら働く現役世代にとっては生活保障になりますが、高齢者は、誰かを支える必要がないので、基本的に生命保険は不要。公的な医療保険や介護保険があり、一定額以上の医療費の自己負担額が戻ってくる高額医療費制度もあります。医療保険でカバーしなければならないほど必要かどうか、よく考える必要があります」
生命保険文化センターの調査では、60代後半の世帯年間払込み保険料は約34万円。家計調査と比べると、年間60万円近い赤字。生命保険、医療保険を整理すれば、ずっと楽になると清水さんは言う。
「今の高齢者の若いころは、生命保険が貯蓄になった時代。保険に入ることが豊かで幸せという思いは今も根強い。でも時代は変わり、子世代がリードして、保障される金額と月々の保険料のバランスを考える必要があります。そして認知症になると、保険の請求・解約などが原則としてできなくなります。親が契約者になっている保険はすぐにでも見直すべきです」
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