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日本人、絶滅危惧5人種のトップ?農薬大量使用による昆虫減少が人類に与える甚大な被害(Business Journal)
http://www.asyura2.com/19/hasan132/msg/259.html
投稿者 赤かぶ 日時 2019 年 4 月 24 日 00:25:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

日本人、絶滅危惧5人種のトップ?農薬大量使用による昆虫減少が人類に与える甚大な被害
https://biz-journal.jp/2019/04/post_27602.html
2019.04.23 文=南清貴/フードプロデューサー、一般社団法人日本オーガニックレストラン協会代表理事 Business Journal


「Getty Images」より


 本連載のなかで以前、「絶滅危惧人種が世界中に5人種あり、その絶滅を危惧されているトップの人種が日本人だ」という話を書きました。その状況が改善されているとは、到底思えませんが、さらに心配な事態が深く静かに進行しています。

 このような記事を書くと、「いたずらに危機感を煽るのをやめろ」「エビデンスを出せ」と言われがちですが、筆者に特別な意図はなく、ただ読者の皆さんに、さまざまな情報を基にして、何が起こっているのかという現状を把握してもらい、その上で、ご自分が取るべき行動を決めていただきたいと願っているだけです。

 今回書くのは、昆虫のことです。別段、お子様の夏休みの自由研究にお役立ていただきたいわけではありません。

 世界の全昆虫種の半数近くが急速な減少傾向にある、ということをご存じでしょうか。ネオニコチノイド系農薬の影響でミツバチが急激に減少してしまったことは、ご存じの方も多かろうと思います。ある研究からわかってきたことは、そのミツバチをはじめとする昆虫の3分の1ほどが地球上から姿を消す恐れがあり、何も手立てを加えない場合、数十年後にはすべての昆虫が絶滅の道を辿るかもしれないというのです。

 モグラ、ハリネズミ、トカゲなどの小動物や、カエルなどの両生類、鳥類や魚類の多くは昆虫を常食して生きていますし、多くの植物もまた、昆虫が受粉媒介者となって生存しています。世界中の食用作物の上位115種のうちの75%は、ほかの生物による花粉の媒介があってはじめて生存できているのです。そのなかで昆虫が果たしている役割は、非常に大きいのです。その昆虫がいなくなったら、ほかの生物たちの生命も脅かされてしまいます。

 昆虫は約4億年前に出現したといわれていますが、それ以来、地球上の多くの生物種、つまりは生態系全体を支える基盤となってきたのです。時には食料となり、また時には受粉媒介者として、ほかの生命がつながっていくことに貢献してきたのです。実に見上げたものだと、昆虫たちに今さらながらに感謝しています。

■昆虫絶滅危機の原因

 昆虫の減少と絶滅危機の原因は、森林破壊、都市化、生息域の変化などが要因として挙げられていますが、農薬や化学肥料を多用する近代的農業もそのひとつです。昆虫の絶滅の危機を回避する方法として、私たちにできないこともありますが、もちろん、できることもあります。その最たるものは、農薬と化学肥料の大幅な使用量削減でしょう。

 人類が食料生産の具体的方法を変えなければ、昆虫はやがて絶滅し、その後に人類も絶滅するのだということを、実感を伴って受け止めなければならないのです。

 これまでの人類史を振り返れば明らかですが、私たちはずっと飢餓と戦ってきました。それがここ数十年で、飢餓を克服することができるかもしれない、という希望を持ちました。それは、農薬と化学肥料によってもたらされた食料の増産でした。しかし、同時に、究極的に飢餓を克服できるものではなく、違うかたちで人類に、さらには地球上の全生物種に飢餓をもたらすことになるという皮肉な結果を招く方法だったのです。

 今、私たちに突き付けられている昆虫の絶滅という危機は、これまでの私たち自身の食料生産の方法が間違っていた、ということの証左でもあります。昆虫の減少、絶滅は私たち人類のみならず、地球に棲息する生物全体にとっての大問題で、これを食い止めることができなければ、生態系全体が飢餓により崩壊するということになります。

 60年以上も前に、米生物学者のレイチェル・カーソンが指摘したように、除草剤や殺虫剤などの化学物質が私たちの体を蝕んでいることも事実ですが、それらの化学物質は標的である害虫だけではなく、生物界にとって有益な昆虫まで殺しているという事実に、目を向けなければならない時がきたのです。言うまでもないことですが、殺虫剤(農薬)は、昆虫も殺しています。

 気候変動や異常気象など、私たちの力の及ぶ範囲を超えることも、昆虫の生息に影響を与えていることは確かですが、農薬や化学肥料を使用することで、私たちは結果的に自分の首を絞めている、ということに気づかなければなりません。

 先日、筆者は近くの公園に散歩に行った折、孫に「じぃじちゃん(こう呼ばれております)は、虫は好き?」と聞かれ、「好きだよ」と即答いたしました。続けて「どんな虫が好きなの?」と聞かれ、しばし黙考の後、「カブトムシ」と答えました。すみません、告白しますと、カブトムシが特別好きなわけではありません。ただ、ほかの虫が思いつかなかったのです。

 もう、おわかりのことと思いますが、筆者もこれまでそれほど昆虫に深く興味を持っていたわけではありません。そのことを、この原稿を書きながら、恥じ入っています。私たち一人ひとりが、もっと真剣に昆虫に目を向け、関心を持たないと、昆虫の絶滅を阻止することはできないばかりか、それは即、人類の絶滅につながるのだということを理解しましょう。

 そんなことを考えるひとつのきっかけとしていただきたいのが、4月29日、30日に博多で開催する「JORA anniversary4.5 〜オーガニックへのみちしるべ〜」です。筆者が主宰する一般社団法人 日本オーガニックレストラン協会(略称:JORA)が主体となって開催するイベントです。ここでは、これからの農業のあり方、食のあり方などを共に考えていきたいと思っております。どうぞ奮ってご参加くださいますよう、お願いいたします。

(文=南清貴/フードプロデューサー、一般社団法人日本オーガニックレストラン協会代表理事)

●南清貴(みなみ・きよたか)
フードプロデューサー、一般社団法人日本オーガニックレストラン協会代表理事。舞台演出の勉強の一環として整体を学んだことをきっかけに、体と食の関係の重要さに気づき、栄養学を徹底的に学ぶ。1995年、渋谷区代々木上原にオーガニックレストランの草分け「キヨズキッチン」を開業。2005年より「ナチュラルエイジング」というキーワードを打ち立て、全国のレストラン、カフェ、デリカテッセンなどの業態開発、企業内社員食堂や、クリニック、ホテル、スパなどのフードメニュー開発、講演活動などに力を注ぐ。最新の栄養学を料理の中心に据え、自然食やマクロビオティックとは一線を画した新しいタイプの創作料理を考案・提供し、業界やマスコミからも注目を浴びる。親しみある人柄に、著名人やモデル、医師、経営者などのファンも多い。


 

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コメント
1. 2019年4月24日 07:41:52 : BpzhY7qFk6 : WW9HMHFYNXdVOW8=[115] 報告
 
 オーガニックの食べ物は 「美味しい」よね〜〜

 

2. 2019年4月24日 07:56:53 : eQHpkW1P7s : Li5jYUI0RzNET2c=[82] 報告
 家庭菜園程度で野菜を作っていますが、オーガニック栽培の重要性はわかっていても、無農薬栽培は可なり困難です。

 例えばアブラムシやハダニ類、これはなかなか手ごわくてたちどころに大増殖。手でつぶして退治できるレベルではありません。また、植物のウイルス病を媒介してしまいます。このウイルスにやられると悲惨な結果になります。

 それから果樹類の葉などを食害する毛虫類。これもとてもとても手作業での防除は不可能。

 また、なす・トマト類などは細菌・カビなどによる病気が多発します。まあ、これは全滅するという事はないのである程度受け入れています。

 これらに対する忌避剤や防御法もあるようですがなかなか効果は上がらないようです。

 仕方なしに何種類かの合成化学農薬に頼ってしまいます。ただ、肥料類は油粕や鶏糞(鶏糞は残留抗菌剤などの心配がありますが・・・)などを用いれば、化学肥料は可なり減らせますね。

3. 未来は…[9] lqKXiILNgWM 2019年4月24日 09:02:49 : uke3mB1PFQ : SjBCcFBDVGlLNE0=[9] 報告
>>2
例えばアブラムシやハダニ類、これはなかなか手ごわくてたちどころに大増殖。手でつぶして退治できるレベルではありません。また、植物のウイルス病を媒介してしまいます。このウイルスにやられると悲惨な結果になります。

 それから果樹類の葉などを食害する毛虫類。これもとてもとても手作業での防除は不可能。


農薬により既に害虫の天敵を失ってるので、悲惨な結果という状態になってるのでは?


>>これらに対する忌避剤や防御法もあるようですがなかなか効果は上がらないようです。

 仕方なしに何種類かの合成化学農薬に頼ってしまいます。ただ、肥料類は油粕や鶏糞(鶏糞は残留抗菌剤などの心配がありますが・・・)などを用いれば、化学肥料は可なり減らせますね。


〜ようですって、他人事な人が農薬を助長している証拠。
農業に従事してなさそうなのに、農薬販売エージェントの受け売りを謳ってるようじゃダメですね。
仕方なしに頼るってのは、既に降参状態を意味していますしね。
自分は農業にも携わってますが、負けずにやり続けてますよ。
まぁ、食べ物によって病気になるのも、放射能に侵されるのも人それぞれですが、自分はそうならないように、心身共に健康・健全である為に色んな事に気をつけて生きてます。

心のバランス、体のバランス、人生の全てがここにあるかと。

4. 2019年4月24日 10:33:57 : LDLtqjLEdE : QjdlQWRIRDJkRWM=[1] 報告
オーガニックが安心・安全に直結するわけではないですし
肥料や農薬のおかげで安定的に食料を供給できるようになったことは
否定するべきではないと思います

問題は、それ以外の意図で農薬の使用を助長することではないでしょうか
農薬を売るためであったり、アレを削減するためだったり・・・
そういうのは人類の食糧確保のためとはいいがたいです

未来の話をするならば、自然を壊すことなく安定的な食糧確保に努めることは
重要だと考えます

5. 2019年4月24日 10:39:03 : eQHpkW1P7s : Li5jYUI0RzNET2c=[83] 報告
>>3

 >>2です。

 少々言い過ぎでは?

 小生は現在、野菜・果物・米・果物類、ほぼすべて自給生活です。購入するのは季節外れの玉ねぎ(これは関東産の保存期間を過ぎてしまったとき主に秋から春まで)、バナナ程度です。果物も栽培が困難なもの=梨・スモモ・サクランボ・リンゴなどは何年か栽培してみましたが、やはり農薬漬けでないと収穫できないようなので諦めました。ブドウは屋根をかけると無農薬で食べきれないほど収穫できますので、多くの人におすそ分けもします。その他、数種のかんきつ・柿・琵琶など。
 また、山菜:ウド・三つ葉・フキ・明日葉・ギボウシ・雪の下・ミョウガ・ツワブキ・タラの芽・タケノコ(放射能汚染の可能性もあり、ほどほどに食べる)などは完全無農薬です。

 土中にはカブトムシの幼虫が多く、根ねや地下茎を食害されますが、まあ、我慢しています。

 我が家の畑にはたくさんのテントウムシもいますが、アブラムシはテントウムシが食べきれる程度に生易しい発生量ではありません。道路端のカラスのエンドウなどについた鳥肌が立つほどの莫大な量のアブラムシを見れば理解できるでしょうね。仕方ないので野菜のある所だけ(畑は広いので(5000平米程度ある)殺虫剤(現在アグロスリンという薬剤)を使います。たまにアーリーセーフという食品添加物を用いた窒息作用を持つ成分を含む薬剤も用いますが、効果は高くはないようです。

 また、防虫ネットも多用しています。

 細菌・カビ対策はイデクリーン水和剤(銅及び硫黄配合:ボルドー液と石灰硫黄を混合したようなものか?)を使用。

 ヨトウムシ大発生時は「ヤクルトの500倍液が有効」と聞いていますが、幸いここ数年は大発生がなく、手でつぶせる程度で対処できていますので、試してみていません。冷蔵庫に2本保管していますがね。

 貴殿も農業に従事しているようですので外注別・病気別の具体的対処法をぜひともお教えくださいませ。大いに期待します。小生も是非に見習いたいと思いますので・・・。

 まあ、言いたいことはたくさんありますが際限がなくなりますのでこの程度にしておきますが、「農薬企業のエージェントではない」ことだけは強調しておきます。

6. 2019年4月24日 19:01:37 : ETdbtmk0KA : cmkxbHh5YVM0a0U=[176] 報告
農薬も 滅び手伝う 搦め手で
7. 2019年4月24日 21:07:49 : kDBcSMfM0s : ODZNUzFKNjFVcDI=[1] 報告
「農家が教える自然栽培」この本おすすめ。
無農薬無肥料で病気をなくし収穫するノウハウがたくさん書いてある。
本買わないとこういうノウハウも世界から消えてくから買って。
8. 2019年4月25日 17:53:56 : eQHpkW1P7s : Li5jYUI0RzNET2c=[89] 報告
>>3

 言いたい放題で後は「なしのつぶて」というところか?無責任なお人だ。

 本当に農業に携わっていると豪語しているが、ホントのところは怪しいところだな。

 まるで安倍デンデンがいちてきセイゴドン程度に口先だけか?

9. 未来は…[17] lqKXiILNgWM 2019年6月25日 13:54:38 : uke3mB1PFQ : SjBCcFBDVGlLNE0=[17] 報告
>>5さん
コメント返信が遅くなり失礼しました。
またエージェントじゃないとの事で安心致しました。
そして、変な目で疑ってしまい申し訳ございませんでした。

私の作付面積は、出荷農家ではないので大して大きくはありません。
自給自足に毛が生えた程度です。
大量のアブラムシ…大変嫌な感じですね〜!
しかし、そこで殺虫剤に頼るのではなく、その経過を観察した事はありますでしょうか?
作付面積が大きいようですが、一部を放棄したと思って収穫までそのまま我慢して見てみてはいかがでしょう?
私も農業を始めた頃、竹酢液やカプサイシン等、スプレーしてみたりしていましたが、大した効果は感じれませんでした。
天敵のテントウムシが頑張って対応してくれていましたが、山盛り真っ黒のアブラムシには流石に対応しきれませんでした。
しかし、農業仲間から「そのままにしとけば自然消滅するよ」とのアドバイスをもらい、実験してみた所、いつのまにか何処かに消え去っているという結果に結びつきました。
私の畑では現在、そこまでのアブラムシの大量発生はありませんので気にはなりませんが、もし再度大量発生しても無視します。
これが私の実験結果です。

田畑も諸行無常なので、雑草や害虫等も変化して、その年に生えてくる草や発生してくる虫も違ってきます。
山間部や平野部でも条件が違うので、今まで話した内容にも互換性の違いも出てくるでしょうが、行き過ぎれば収束も早いというのがこの世の法則でもあると思うので、行き過ぎ(大量発生)も経過を観察して、新たなる結果を手に入れてみてはいかがでしょうか?

相場をみれば判りますが、トレンドよりも乖離し過ぎれば返しも大きいです。
その場所に殺虫剤をかけるという事は、その場の環境を変えてしまうので、自然の威力を感じてみて頂きたいと思います。
農作業お互いに頑張りましょう。
長文、変文失礼しました。

10. 未来は…[18] lqKXiILNgWM 2019年6月25日 13:58:41 : uke3mB1PFQ : SjBCcFBDVGlLNE0=[18] 報告
>>5さん
ご存知だとは思いますが、コンパニオンでも大きく収量や害虫の変化が見られますので、色々実験してみて下さい!
11. 2020年1月23日 09:04:19 : LY52bYZiZQ : aXZHNXJYTVV4YVE=[4217] 報告
「国産が一番安全だ」と妄信する日本人の大誤解 日本は世界トップレベルの農役大国
.
新国際政経
2020/01/22 に公開
https://www.youtube.com/watch?v=8yWW7rIc1aw

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