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ゴーン前会長を再逮捕 日産の資金を私的流用の疑い https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190404/k10011872431000.html 2019年4月4日 7時25分 NHK 動画→https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190404/k10011872431000.html 日産自動車のカルロス・ゴーン前会長が、中東のオマーンの販売代理店に日産から支出させた資金の一部を私的に流用し、合わせて5億6000万円余りの損害を与えたとして、東京地検特捜部は特別背任の疑いでゴーン前会長を再逮捕しました。ゴーン前会長の逮捕は4回目で、特捜部が一度保釈された被告を再逮捕するのは異例です。 再逮捕されたのは、日産自動車の前会長カルロス・ゴーン容疑者(65)です。 東京地検特捜部によりますと、ゴーン前会長は平成27年から去年にかけて、知人が経営するオマーンの販売代理店に日産から支出させた資金の一部を私的に流用し、合わせて5億6000万円余りの損害を与えたとして、特別背任の疑いが持たれています。 関係者によりますと、オマーンの代理店に支出された資金の一部は代理店のインド人の幹部の個人口座を通じてレバノンのペーパーカンパニーに送金され、前会長が使っていたクルーザーの購入資金に充てられたり、前会長の息子が経営するアメリカの投資関連会社側に流れたりしていた疑いがあるということです。 ゴーン前会長はみずからの報酬を有価証券報告書に少なく記載した金融商品取引法違反の罪や、サウジアラビア人の知人側に日産の資金12億円余りを不正に支出させた特別背任の罪で逮捕・起訴され、108日間にわたって身柄を拘束された後、先月6日に保釈されていました。 ゴーン前会長の逮捕は4回目で、特捜部が一度保釈された被告を再逮捕するのは異例です。 特捜部は中東を舞台にした不透明な資金の流れの全容解明を進めるものとみられます。 これまでの取材に対しゴーン前会長側は、オマーンの代理店に支払われた資金について「日産の部下の要請を受けて長年支払ってきた正当な報奨金で、クルーザーの購入も日産とは関係がない」と説明していました。 前会長弁護士「身柄取るのは行きすぎ」 ゴーン前会長の弁護を担当する弘中惇一郎弁護士は前会長が再逮捕される可能性があると報じられたことについて3日夜、「身柄を取るのは行きすぎで人質司法は問題だ」などと批判していました。 この中で弘中弁護士は「以前から検察は、追起訴はあり得るとして3月31日までに返事をすると言っていたのに、4月1日になって問い合わせたら『今は何も言えないし、いつ言えるかもわからない』という回答だった。報道されているように再逮捕される可能性はあると思っている」と述べたうえで「裁判所が逃亡や証拠隠滅のおそれがないと判断しているのに、あえて身柄を取る相当性や合理性があるかは疑問だ。身柄を取るのは行きすぎで人質司法的なことをするのは問題だ」と捜査の方針を批判していました。 日産 西川社長「ショックを受けています」 日産自動車の西川廣人社長は4日朝、報道陣に対して「聞いたばかりなので、なんとも言えません。いろいろな不正があるなと思います。ある意味ショックを受けています」と述べました。 またゴーン前会長の不正を受けて見直しを進めている経営体制への影響について問われたのに対して「直接は関係ないと思う」と述べました。 海外メディアも速報 捜査が新たな展開を見せる中、海外の一部のメディアも任意同行の様子や検察の対応について速報で伝えています。 このうちフランスのAFP通信は、ゴーン前会長の自宅周辺にはスーツ姿の男性が警備にあたり、大勢の報道陣が集まってものものしい様子だったことを伝えています。 またゴーン前会長がみずからのツイッターを開設し、今月11日に記者会見を行う予定だったことに触れて「検察官たちは明らかにゴーン氏を拘束する用意を進めていた。記者会見が開かれるかは不透明になった」として、特捜部が入念に準備を進めていたとの見方を伝えています。 一方、アメリカのAP通信も「日本の検察官はゴーン氏を保釈からわずか1か月足らずで再び取り調べることになった」としていて、特捜部の異例の対応を伝えています。
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