http://www.asyura2.com/19/hasan131/msg/644.html
Tweet |
米国:2月の財政赤字、過去最大の2340億ドル−19年度の赤字膨らむ
Katia Dmitrieva、Laura Davison、Saleha Mohsin
2019年3月23日 10:15 JST
• これまでの単月ベースで最大の赤字額は7年前の2317億ドル
• 2月までの5カ月間では財政赤字が5442億ドルに増えた
米財務省が22日発表した2月の財政収支で赤字額が過去最大となった。法人税収の落ち込みや支出増加が響いた。
単月ベースでの財政赤字は2340億ドル(約25兆7200億円)。前年同月は2152億ドルだった。ブルームバーグがまとめたデータによれば、これまでの記録は7年前の2317億ドル。
https://assets.bwbx.io/images/users/iqjWHBFdfxIU/ib9dGZkX7J60/v4/576x-1.png
財務省の月次予算報告によれば、2019会計年度(18年10月−19年9月)の2月までの5カ月間では財政赤字が5442億ドルと、前年度同期からほぼ40%増えた。同報告の発表は政府機関が閉鎖されていた影響で1週間遅れた。
5カ月間の歳入は1兆3000億ドルに減った。減少率は1%未満。歳出は9%増の1兆8000億ドル。
原題:U.S. Posts Largest-Ever Monthly Budget Deficit in February (2)(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-03-23/POSIVF6JIJUO01
ト派の「リベンジ」−米連銀総裁2人の見解、主流派も受容
Steve Matthews
2019年3月22日 16:57 JST
ブラード、カシュカリ両総裁はかねて追加利上げに反対表明
最新の金利予測では当局者17人中11人が今年の据え置きを予想
かねて米政策金利が間違った方向に向かっていると主張して、そのことによって冷たい視線を浴びることもあったハト派の連銀総裁2人の意見が、今や米金融当局の主流派となりつつある。
この数年、連邦公開市場委員会(FOMC)参加者(現行は2人欠員の計17人)それぞれの金利予測を点の分布図で表示するドット・プロットで、追加利上げゼロを見込んできたのはセントルイス連銀のブラード総裁とミネアポリス連銀のカシュカリ総裁の2人だけだった。だが20日公表の最新のドット・プロットでは、今年について両総裁を含む11人が金利据え置きを予想していることが示された。
The Fed's March Dot Plot
https://assets.bwbx.io/images/users/iqjWHBFdfxIU/ioz0pe5iPsWA/v1/-1x-1.png
ドット・プロットの各点がどの当局者のものかは明示されていないが、ブラード、カシュカリ両総裁はかつて、金利据え置きを望む立場を公言してきた。
2008年から総裁を務めるブラード氏(58)はこの2年間、持続的な低成長を背景とした低インフレの下で、追加利上げは不要だと訴えてきた。また、ブッシュ(子)政権の財務省で金融危機を受けた金融機関救済のための重要ポストに就いた経歴を持ち、16年に就任したカシュカリ総裁(45)は、賃金の伸び悩みについて、一般に理解されているよりも労働市場に一段と多くのスラック(たるみ)が存在することの反映だと唱えてきた。
Federal Reserve Bank of Minneapolis President Neel Kashkari Speaks At NABE Conference
ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁写真家:Andrew Harrer / Bloomberg
グラント・ソーントンのチーフエコノミスト、ダイアン・スウォンク氏は「こうした見解を多くの人々がからかってきた」と述べた上で、「金融当局内部には競争があり、あなたが連銀総裁だったら、連邦準備制度理事会(FRB)やそのリサーチに勝りたいと望むだろう。そして両総裁は勝利した」と指摘。「多様な見解に加え、誰もが自由に意見を表明できるようにすることで、金融当局は恩恵を得ている」と語った。
この2人を他のFOMC参加者から隔てたのは、低失業率だけではインフレ高進にはつながらないというコントラリアン(逆張り)の見解であり、今ではその正しさが証明された。
Bank of Japan Governor Haruhiko Kuroda and Former Reserve Bank of India Governor Raghuram Rajan Speak At BOJ Event
セントルイス連銀のブラード総裁写真家:大隅智宏/ブルームバーグ
カシュカリ総裁の前任者であるナラヤナ・コチャラコタ氏は、自身の見解も非主流派として「よくからかわれた」と述懐。「私やブラード、カシュカリ両総裁のようなアウトサイダーが、ニューヨークとワシントンの中核的な集団思考に対抗する意見を表明するのを、連邦準備制度の組織構造が可能にしている」と説明した。
原題:Revenge of the Doves: How the Fed Mainstream Joined Two Outliers(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-03-22/PORBS26JIJUO01?srnd=cojp-v2
▲上へ ★阿修羅♪ > 経世済民131掲示板 次へ 前へ
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 経世済民131掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。