http://www.asyura2.com/19/genpatu52/msg/823.html
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「伊達被ばく論文 英学術誌が撤回」 (NHK 2020/7/31)
https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20200731/6050011196.html
福島県立医科大学などの研究グループが、原発事故にともなう伊達市の住民の被ばく線量を推定した論文に、住民の同意を得ていないデータを使っていた問題で、この論文を掲載したイギリスの学術誌は、倫理的に不適切なデータが使われたことを確認したとして、論文が撤回されたことを公表しました。
福島県立医科大学の宮崎真講師と東京大学の早野龍五名誉教授は、2016年と2017年の2回にわけて、福島第一原発事故のあとの、伊達市の住民の被ばく線量を推定した2本の論文を共同で発表しました。
これらの論文では、全体の半分以上にあたる3万4000人余りの被ばく線量のデータが、本人の同意を得ないまま、使われていたことがわかっています。
この論文を掲載したイギリスの学術誌は、7月28日、ホームページで、「調査の結果、倫理的に不適切なデータが使用されたことを確認した。著者も撤回に同意している」とする文章を掲載し、2つの論文が撤回されたことを公表しました。
論文の撤回について、宮崎講師は、「適切なデータの再提供を受け、論文の修正や再投稿を行うことが責務と考えていたが、伊達市から再提供が不可能であると通知を受け、撤回せざるを得ないとの意向を学術誌に伝えた。今後、本研究に関わることができなくなったことを極めて遺憾に思っている」とコメントしています。
これに伴い、県立医科大学は、論文をもとに授与した宮崎講師の博士号の学位を取り消したということです。
一方、早野名誉教授は、「論文を撤回するという宮崎講師の判断に同意した。共著者として、論文の撤回を大変残念に思っている」とコメントしています。
------(引用ここまで)-----------------------------------------
この記事では、倫理的に不適切なデータを使用したことが撤回の理由であるかのように
書いてありますが、被ばく線量を少なく見積もった論文自体が完全に誤りであったことが
本当の理由です。
早野龍五教授の信用もこれで地に堕ちたと言ってよいでしょう。
早野教授の専門は核物理であって、政府の要請で御用学者になり、専門外の被ばくを
論じたことがそもそもの間違いでした。
彼の言う「安全だ。心配ない」を信じる人は、一部の放射能安全教信者を除いて
もはやいないでしょう。
こんな御用学者の言うことを信じていたら、いくつ命があっても足りません。
(関連情報)
「福島の主婦が追及!「政府の被曝基準論文」の不正疑惑 (女性自身)」
(拙稿 2019/2/23)
http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/115.html
「『被曝に関するウソあり』東大名誉教授論文を先輩学者が指摘 (女性自身)」
(拙稿 2019/2/19)
http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/902.html
「データ不正提供疑惑・計算ミス発覚の個人被曝線量論文。
早野教授は研究者として真摯な対応を (牧野淳一郎 ハーバーB)」
(拙稿 2019/1/15)
http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/772.html
「原子力ムラ御用学者・早野龍五教授が被ばく線量を少なく見積もったのは
意図的ではないと言っても誰も信じるか」 (拙稿 2019/1/10)
http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/750.html
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- 実測数より多いデータ解析〜宮崎早野論文に新疑惑(2020/2/28) 戦争とはこういう物 2020/8/02 19:41:14
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