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http://www.rfi.fr/asie-pacifique/20181218-armee-japon-muscle-marine-guerre-nouveaux-porte-avions-izumo
日本|産業|外交|防衛
軍事:日本は2隻の新しい空母により海軍を強化する
記者 RFI
発表 2018年12月18日・更新 2018年12月18日15:40
空母いずも、日本海軍の新しい顔。
AFP PHOTO / TOSHIFUMI KITAMURA
12月18日火曜日、日本政府は防衛5カ年計画を承認した。計画では、日本海軍にとって第2次世界大戦終結以来初めてとなる2隻の空母就役が予定されている。これらの艦艇は当初ヘリコプター作戦のために設計されたが、日本が購入を決めている米国のステルス航空機を運べるように改修される。日本政府は地域における中国の軍事的プレゼンス増大を根拠にこの手段を正当化しているが、日本の野党によれば、この決定は1947年以降国内で効力を持つ平和憲法に違反するようだ。
正式には、行動時における排水量27,000トンの軍艦であるいずも級の艦艇(投稿者による和訳)について日本海軍が言及する際は、これらをヘリコプター搭載駆逐艦と呼んでいる。これらの艦艇は一時期ロシアの興味を引いたフランスのミストラル級よりも大きい。今日、日本の自衛隊はこの型の船を2隻保有している。新たな軍艦の建造はあり得るが、それに先立ちこれらの船が初めて「空母」に改造されるかも知れない。
中国の脅威に立ち向かう
現在、248mの飛行甲板を備えたこれらの船はヘリコプターだけを運んでおり、その任務も海上巡回・海上支援・対潜水艦戦闘など防衛的なものてして提示されている。しかし、米国製の短距離離陸垂直着陸機(STOL)であるF-35ステルス戦闘機により、日本海軍に現実的な攻撃能力が加わることになる。この航空機は最初から攻撃用航空機として設計されたからだ(統合打撃戦闘機計画)。
諸推測によればこれらの軍艦には改修が施されることになっており、その作業が予定されている。これらの空母は2024年に準備を終えることが可能なようだが、地上の基地が被災した場合には海上の基地を使えるようにするために、これらの軍艦にはF-35程度の規模の戦闘機を運ぶことが想定されていると、いずもが設計された当初にその時の日本の防衛当局者が説明していたのだった。
さらに、日本空軍は米国から機体を購入するものと日本の防衛産業が機体の一部を生産するものの合わせて100機程のF-35を使うことになっている。また、海軍は中国の脅威に立ち向かうために運用可能な20〜25隻の潜水艦を配備する予定だ。今週表明されたこの5カ年計画には、サイバー安全保障や宇宙監視の分野における諸措置が最終的に盛り込まれ、総額約2150億ユーロの予算規模となっている。
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(投稿者より)
フランスRFIの記事です。「日本に軍隊は存在しない」との批判は想定していますが、先様はそれが存在すると思っているから、"la marine japonaise"「日本海軍」という言葉を使っているわけです。翻訳記事をそのまま御紹介することで、内外の認識の違いが分かると思います。
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