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シリア南部から傭兵はバスでイドリブへ移動、司令官や白ヘルはイスラエルが救出
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201807220000/
2018.07.23 櫻井ジャーナル
イスラルの戦闘機がレバノン上空からシリアのハマにあるマスヤーフの軍事施設を攻撃したという。その一方、ロシア軍の使用しているフメイミム空軍基地へ向かって飛行していたUAV(無人機)が撃墜された。
シリアの南部、レバノン、イスラエル、ヨルダンと接している地域をシリア政府軍が制圧しつつある中、侵略勢力、つまりアメリカ、イスラエル、サウジアラビア、イギリス、フランスなどの支援を受けたジハード傭兵は武装解除された上、家族とともにバスでイドリブへ移動している。この南部地域での作戦が終了した後、シリア政府軍はイドリブで奪還作戦を始めると見られている。
侵略部隊の司令官4名はイスラエルへ逃れ、アル・カイダ系武装集団の医療部隊として機能してきた「シリア市民防衛(白いヘルメット)」のメンバー800名がヨルダンへ逃げたと伝えられている。「白いヘルメット」のメンバー救出はアメリカ、カナダ、イギリスを含むヨーロッパ諸国の要請でイスラエルが実施したという。アメリカのネットワーク局CBSによると、カナダへの移住が考えられている。
北部ではトルコ軍の軍事侵攻が続き、クルドと戦闘になっているが、アメリカ軍はトルコ軍との直接的な衝突は避けた。トルコはNATOの一員であり、戦略的に重要な国であることから修復不能な対立へ入ることを嫌ったのだろう。必然的にこうした行為はクルドに不信感を抱かせる。
そのクルドは現在、バシャール・アル・アサド政権と接触、話し合いでの解決を目論んでいると伝えられている。石油施設を政府側へ明け渡したともいう。アメリカ、イギリス、フランスはすでに軍事基地を20カ所以上に建設していると言われているが、その大きな目的は油田の支配だと推測されている。クルドがアメリカ支配層の利権のために血を流すかどうかは不明。この石油利権を西側は手放したくないだろうが、クルドを傭兵として使えないとなると苦しい。
ヘルシンキで行われたドナルド・トランプ米大統領とウラジミル・プーチン米大統領の会談でもシリア情勢について話し合われたと言われているが、詳細はわからない。アメリカ支配層も内容を把握できていないようで、通訳を召喚するという話がある。
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