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(回答先: 「2島先行」、首相周辺で検討本格化 ロシア世論は反発/朝日新聞デジタル 投稿者 仁王像 日時 2018 年 11 月 15 日 20:03:50)
「日ロ首脳会談 領土交渉の行方は?」(ここに注目!)/石川一洋・nhk
2018年11月14日 (水)
石川 一洋 解説委員
ASEAN=東南アジア諸国連合関連の首脳会議に合わせて14日、安倍プーチン両首脳による日ロ首脳会談が開かれます。石川解説委員に聞きます。
Q 両首脳、気合が入っていますね?
A 剣道場で上段の構えのプーチン大統領、そして中段の安倍総理。上段で相手を誘うのがプーチン大統領です。
9月のウラジオストクの経済フォーラムでプーチン大統領はいきなり「年末までにあらゆる前提条件を抜きに平和条約を結ぼう、それを基礎に70年間解決できなかった問題を解決しよう」と先手を取って提案してきました。
正攻法の中段に構えた安倍総理は「4島の帰属の問題を解決して平和条約を結ぶ」という日本の原則的立場を伝えたものの、プーチン大統領の発言について「平和条約に対する熱意の表れ」と評価する姿勢も変えていません。安倍総理としてはプーチン大統領の真意を見極めつつ、正面から領土交渉に打ち込む会談にしたいところです。
Q プーチン大統領はどう出てきますか?
A 安倍総理が56年日ソ共同宣言にどこまで踏み込んでくるのか、日本の出方を見定めてくるでしょう。56年日ソ共同宣言では「ロシアは歯舞、色丹の二島を引き渡す、ただし実際の引き渡しは平和条約締結後とする」としていて、プーチン大統領はこの宣言を重視しています。日本が領土問題で実際に妥協する意思があるのかどうか見極めようとするでしょう。
Q 双方とも相手の出方を見極めようとしている?
A 交渉は相手があり、妥協とは双方が踏み出す意思がない限り成り立ちません。それを見極める真剣勝負です。安倍総理とプーチン大統領は、一対一の会談で56年共同宣言を軸にかなり突っ込んだやり取りを行うでしょう。日本はこれまで4島の帰属確認が平和条約の前提で日ソ共同宣言では不十分だとしていました。ただ戦後73年がたち、このまま百年交渉を続けてもお互いの立場は変わらないのではないか、それが果たして日本の国益に沿うのか、そうした思いも安倍総理の中には交錯しているでしょう。
Q 今後の交渉の焦点は?
A 来年6月G20に合わせてプーチン大統領が訪日しますが、そこが交渉の山場となります。妥協はお互いに国内的にはリスクを伴うだけに、首脳間の信頼が試されます。会談では着実に交渉を進めるチャンネルの形成で合意できるかどうかも重要です。
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