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東京五輪開幕まで2年 “酷暑マラソン”に不参加続出の懸念
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/233927
2018年7月25日 日刊ゲンダイ
1984年ロス五輪女子マラソンのアンデルセンはフラフラでゴール(C)共同通信社
日本列島はこの夏、「命に危険が及ぶ暑さ」が続いている。東京都心で5年ぶりに38度を超えた昨23日は青梅で40.8度。都内で40度以上を観測したのは初である。埼玉・熊谷ではついに、国内観測史上最高の41.1度に達した。各地で熱中症による死亡者が相次ぐ異常な事態である。
BBCやワシントンポスト、ロイター通信などが、この殺人的な暑さを海外に伝え、きょうでちょうど2年後に迫った東京五輪(7月24日〜8月9日)を目指すアスリートたちが恐怖心を抱き始めている。想像を絶する暑さに関する情報をインターネットなどで収集しているそうだが、それも当然だろう。
例えば、マラソンや競歩、トライアスロンなどの屋外競技の選手にとって、気温30度以上、湿度80%前後でのレースは命懸けといっても過言ではない。日本陸連強化委員長や専務理事、副会長を歴任した澤木啓祐氏(順大大学院スポーツ健康科学研究科特任教授)は、本紙にこう語っていた。
「リオ五輪を見ていて、8月の東京でマラソンや50キロ競歩をやったらどうなるのかということを考えました。死者は出なくても体へのダメージが大きく、競技生活に支障を来すことはあるかもしれない。例えば1995年8月の福岡ユニバーシアード大会のマラソンは気温29度、湿度90%、無風という条件で行われ、完走率は男子55%、女子70%でした。この結果、次のユニバーシアード大会から、ハーフマラソンに種目変更がなされた。95年の大会で病院に担ぎ込まれた選手は2リットルの点滴を受けて1日入院。退院後に聞いたのですが、レース中は湿度が非常に高く、体表の水分がまったく蒸発しないと言ってました」
18日にスイスのローザンヌで開催された国際オリンピック委員会理事会で承認された五輪の競技日程は、男女マラソンのスタート時間を午前7時30分から7時に、競歩の男子50キロも午前7時30分から6時に変更された。
が、男女マラソンがスタートする午前7時の東京都心の気温は30度を超える日がザラ。昨23日も6時40分の時点で30.6度あった。猛暑の現状を知った海外選手が、「メダルよりも命が大事」と不参加を表明することは十分に考えられる。
■「競技生活に支障をきたす」
04年東京国際女子マラソン2位などの実績を持ち、07年世界陸上大阪大会6位の嶋原清子氏(現SWACスペシャルアドバイザー)も昨年、本紙のインタビューでこんな意見を述べていた。
「東京五輪ですから、世界の人に東京を知ってもらう良い機会です。でも、一番大事なことは選手の体です。秋以降の賞金レースが頭にある外国選手は厳しい夏の東京で健康を害することを懸念し、来てくれない可能性もある。そうなるとレースのレベルは下がります」
嶋原氏が言うように、海外選手の最大の狙いは賞金だ。例えば、夏季五輪直後の9月に開催されるベルリンマラソンの優勝賞金は7万ユーロ(約910万円)。世界記録更新なら5万ユーロ(約650万円)のボーナスが出る。1月に行われるドバイマラソンの優勝者は20万ドル(約2220万円)、世界記録で25万ドル(約2775万円)。世界最高峰シリーズ「ワールド・マラソン・メジャーズ」(東京、ボストン、ロンドン、ベルリン、シカゴ、ニューヨークシティー、五輪および世界陸上)の総合優勝者は50万ドル(約5550万円)を手にする。
東京五輪でメダルを取れば一流ランナーなら契約スポンサーからボーナスも出るが、それで体を壊してしまえば競技人生はおしまいだ。「危険な東京五輪は回避して、秋からのレースに備える」という選手が続出しても不思議ではないのだ。
■「死人が出るかもしれない」
酷暑の中でレースをする危険性に加えて、日本のマラソン界の今後を危惧するのはスポーツライターの武田薫氏だ。
「陸連関係者の間でも死人が出るかもしれないという声があるほど。例えばケニアの選手は具合が悪くなれば、その時点でレースを棄権するでしょう。けれども、日本の選手はそうはいかない。沿道は日の丸だらけ。頑張れ、頑張れという大声援の中、走るのをやめるわけにはおそらくいかないでしょう。91年9月に行われた世界陸上東京大会のマラソンは6時スタートでしたが、それでもレース後の選手たちはゲッソリしていた。レース自体が危険を伴ううえに、そもそもマラソンは夏の競技ではない。東京五輪の優勝タイムは2時間15分前後と予想されていますが、現在、2時間切りが注目されている競技です。陸連もマラソンが本来、夏の競技でないことは百も承知している。実際、世界陸上の83年ヘルシンキ大会、87年ローマ大会には当時、脂の乗っていた瀬古利彦も中山竹通も派遣していませんから。夏場のマラソンでは本来の力を出せるはずがないと分かっていたからです。なのに東京だからといって、目標を五輪に置くことはマラソン界の動きに逆行している。東京五輪が終わった後の日本のマラソンが心配です。場所も時間も決まった以上、その危険性やマラソン界の今後の問題点をいまから議論しておくべきだと思いますね」
いずれにしても、東京五輪のマラソンは別の意味でかつてない注目を浴びるレースになる。
【東京五輪】開幕まで2年 “酷暑マラソン”に不参加続出の懸念 https://t.co/7Dff5EXc1s #日刊ゲンダイDIGITAL
— 日刊ゲンダイ (@nikkan_gendai) 2018年7月24日
東京五輪開幕まで2年 “酷暑マラソン”に不参加続出の懸念|日刊ゲンダイ
— 但馬問屋 (@wanpakutenshi) 2018年7月25日
日本の選手は棄権するわけにはいかない。沿道は日の丸だらけ。頑張れ、頑張れという大声援の中、走るのをやめるわけにはおそらくいかないだろう。
死亡→そして英雄へ…
#Tokyoインパール2020 https://t.co/s3X2y5HJfw
海外選手が棄権するから、日本選手はラッキー☆
— あぷりこ (@ApricotOrder) 2018年7月25日
なんてトンでもコメントがTVから流れたようで
…卑怯・陰湿・自己犠牲の強制から美化
初志貫徹と自滅の区別がつかない・融通が利かない
等々、
オリンピックを前に、期せずして日本の問題点が顕になっています。
酷暑マラソンに参加するのは決死隊とばれる日本選手だけでしょう。海外勢は今年の災害的酷暑で参加取りやめですね。
— fancylala (@fancylala1115) 2018年7月25日
死ぬでマジで。
— 城崎裕一/Yuichi Kinosaki (@yu_raku_an) 2018年7月25日
事故が起こっても誰も責任を取らず、選手の体調管理で済まされるんでしょうかね?
— タマオ (@VCjrCW2Yci6ACC4) 2018年7月25日
......何の問題もなくやれたかを試すには、こんな機会はない.....災害レベルの暑さ命懸けの証明
— baron.n これからは心穏やかに過ごしたい (@baronn35419412) 2018年7月25日
第二の円谷なんてねぇ。つか、森のじいさん、小池のばあさん、マラソンコース、100メートルでいいから、走ってみればいい。
— 亮 (@yuiponji) 2018年7月25日
それじゃあ、まるで”特攻隊”じゃないですか…(ノ_-;)
— T_Hammer. (@Hyperion_bs144M) 2018年7月25日
ある意味「公開処刑」的で、”インパール作戦”よりも酷い。
お笑いにもならない末路ですな…だが、五輪は返上させねば
— ♕ミントン♕ (@crimermint3324) 2018年7月25日
外国の報道でも東京オリンピックを危険とされてる
— 道産子 (@f8hCNY5twN6SNbm) 2018年7月25日
東京五輪開幕まで2年 “酷暑マラソン”に不参加続出の懸念 https://t.co/1WQYv2PbD2 #日刊ゲンダイDIGITAL
— いたにのりお (@je3gnu) 2018年7月24日
この時期に五輪開催は何かの陰謀だ、TV局の意向か森爺さんの一存か知らぬが、いずれも競技者の意見などまるで聞いていない愚かな計画、五輪そのものに反対する
コースの40箇所くらいに霧ミストのトンネルを設置して体を冷やせる工夫をしなくては死人も出る可能性大だね!>東京五輪開幕まで2年 “酷暑マラソン”に不参加続出の懸念 https://t.co/Ptkjm94pv9 #日刊ゲンダイDIGITAL
— 中原ゆめ吉・・原発ゼロの地球を!! (@robonocondor) 2018年7月25日
「最初から判り切っていた事‼️」🔥💢🔥💢🔥💢
— ピリ辛 (@mdu492) 2018年7月25日
気持ち、冷ややか。
東京五輪開幕まで2年 “酷暑マラソン”に不参加続出の懸念 https://t.co/7BVdJannzJ #日刊ゲンダイDIGITAL
東京五輪開幕まで2年 “酷暑マラソン”に不参加続出の懸念 https://t.co/8A85fq7Trc #日刊ゲンダイDIGITAL 商業イベントでしかないオリンピックで人が死んでもかまわない主催者が強引に進める。多くのアスリートは不参加を!
— siesta (@dahhunnda318) 2018年7月25日
「命の危険に及ぶ暑さ」と外紙は日本の今の状態を書いてる。この報道で選手はさらに詳細な情報を集めている。マラソン、トライアスロン、競歩などの選手に辞退者続出の可能性もある。
— 永野勝美 (@naganokatumi) 2018年7月25日
東京五輪開幕まで2年 “酷暑マラソン”に不参加続出の懸念 https://t.co/Bl4jREclNs #日刊ゲンダイDIGITAL
もし本当に命にかかわる危険とが予想されるのなら、辞退していただいたほうが良い。
— piyo (@piyopikopichi) 2018年7月25日
「危険な東京五輪は回避して、秋からのレースに備える」という選手が続出しても不思議ではない」
東京五輪開幕まで2年 “酷暑マラソン”に不参加続出の懸念 https://t.co/Sm2KtLad4C #日刊ゲンダイDIGITAL
そもそも真夏にオリンピック持ってきている時点でおかしいし、完全に開催国の意向なんか無視じゃないですか。時間は相当あったはずなのに何故陸連は対応できない!<`ヘ´>
— つちやちゃん@仔豚 (@tsutchy7) 2018年7月25日
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— 齋藤一弥<穏やかなレジスタンス&里山資本 (@rainasu) 2018年7月25日
BBCやワシントンポスト、ロイター通信などが、この殺人的な暑さを海外に伝え、今日で丁度2年後に迫った東京五輪(7月24日〜8月9日)を目指すアスリート達が恐怖心を抱き始めている。…イン
東京五輪開幕まで2年 “酷暑マラソン”に早くも不参加続出の懸念|ニフティニュース https://t.co/wqRqPsLRWn選手だけじゃない、観客も命懸け。出来ることなら開催月を変更するべきだろうけどね。
— てっちゃん (@techan_daisuki) 2018年7月25日
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