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憲法改悪もたらす巨大広告費のメディア支配(植草一秀の『知られざる真実』)
http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/390.html
投稿者 赤かぶ 日時 2018 年 4 月 01 日 02:23:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

憲法改悪もたらす巨大広告費のメディア支配
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2018/04/post-0197.html
2018年4月 1日 植草一秀の『知られざる真実』


3月30日(金)の午後4時から午後7時半過ぎまでの3時間半以上にわたり「オール
ジャパン学習会」が開催された。

衆議院第一議員会館多目的ホールを埋め尽くす市民が参集し、密度の濃い、有意義な学習会が開催された。

オールジャパン平和と共生最高顧問で前日本医師会会長の原中勝征氏が開会挨拶をされた。

すべての人に安心した暮らしを与え、平和を追求するべき日本が、この理想とかけ離れた状況に陥っている現状を踏まえて、この現状を打破するための市民の行動の重要性を指摘された。

第一部では「「もりかけに幕引き」でなく「もりかけで安倍政権に幕引きだ」」のテーマの下で貴重な問題提起が数多く示された。

加計学園の補助金不正受給問題を追及し、この問題を全国問題に発展させることに貢献されてきた黒川敦彦氏から、加計学園疑惑の核心についての講義、ならびに、そのなかで実践している市民運動について報告があった。

この国の主権者は私たち市民である。

主権者である市民が行動を起こさずして、政治の現状を変えることはできない。

黒川敦彦氏は昨年10月22日の衆議院総選挙に際して山口4区から立候補した。

安倍晋三氏の選挙区でもりかけ問題に対する追及、アベノミクスの根本的な欠陥を厳しく追及した。

そして、現在、連日連夜、官邸前で展開している安倍内閣に総辞職を求める運動について説明があった。

黒川氏のスピーチに続いて、元運輸大臣でオールジャパン平和と共生の顧問を引き受けて下さっている二見伸明氏より、野党の行動のあり方についてメッセージが発せられた。

共産党の奮闘について大いなるエールも送られた。

同じくオールジャパン平和と共生の顧問を務められている平野貞夫元参議院議員が、衆議院事務局で長年にわたり国会対応を司ってきた立場から、公文書改ざん問題に対する野党の対応、および佐川宣寿氏に対する証人喚問に対する野党の対応に対する、厳しい評価が示された。

野党の対応が稚拙であれば、せっかくの敵失を生かすこともできなくなる。

多くの主権者の気持ちを平野貞夫議員が代弁された。

国会議員では予算委員会で森友問題を厳しく追及されてきた日本共産党の宮本岳志衆議院議員が登壇されて、森友問題の本質を厳しく糾弾した。

さらに、社会民主党の福島みずほ参議院議員も駆けつけて、森友問題での安倍昭恵氏、迫田英典元理財局長、谷査恵子氏、今井尚哉氏などの証人喚問実施の必要性を訴えられた・

そして、第1部の締め括りとして、森友問題を地道な活動によって発掘して、政権を揺さぶる問題に発展させてきた最大の功労者である木村真豊中市会議員がスピーチをされた。

もはや問題は明らかになっており、これまでに明らかになった事実によって、内閣は3度も4度も総辞職していなければならないのが本来の姿であることを強調した。

決裁済の公文書と別に公文書が作成されたわけであるが、本当の公文書は元の公文書ただ一つである。

虚偽の公文書が作成され、これが国会に提示されてきたという事実は重大であり、このことひとつだけを取り上げても、直ちに内閣が総辞職しなければならない事案であることを強調された。

安倍首相や麻生財務相は、刑事事件の被疑者として検察の取り調べを受けるべき対象であって、この人々が事件の真相を調査するなどと述べていることが本末転倒だと指摘した。

第2部の「壊憲問題と国民投票制度」では、やはりオールジャパン平和と共生の顧問であり、伊藤塾塾長、弁護士の伊藤真弁護士より、憲法改正問題の論点整理として、安倍政権が提示しようとしている憲法改定案を中心に、その問題点を分かり易く解説された。

9条改定、教育無償化、参院合区解消、緊急事態条項の4つの改憲提案について、そのすべてが重大な問題をはらんでいることを論理的に解説された。

緊急事態条項が制定されれば、権力の独裁、暴走はさらに強まることになる。

そして、憲法改定が国民投票によって主権者の最終判断を受けるものの、有効投票総数の過半数の賛成で憲法改定が成立してしまうことの不合理性も指摘された。

博報堂に勤務をされた経験を有する本間龍氏は、日本の広告業界が電通と博報堂の2社、とりわけ電通によって支配されている現状と、広告規制のない国民投票制度の欠陥を鋭く抉り出された。

改憲発議から国民投票までの期間が長く、この期間の広告規制がない状況では、資金力で圧倒する改憲勢力が圧倒的に有利な状況を作り出すことを分かり易く解説された。

現行制度では、改憲勢力が圧倒的に有利になってしまうこと。

これを豊富なエビデンスを提示したうえで説得力をもって明示された。

衝撃的な内容であったと言える。

学習会はオールジャパン平和と共生顧問で運営委員の佐久間敬子弁護士のコーディネートによるパネルディスカッション、オールジャパン平和と共生顧問で運営委員の山田正彦元農水相と私からの総括および今後の活動計画紹介で幕を閉じたが、極めて密度の濃い、意義深い学習会が開催された。

市民が行動して意思を示すという示威行動=デモンストレーションはもちろん大事だが、諸問題についての正確な情報を入手し、問題の本質と核心を学ぶことは、より重要であるとも言える。

オールジャパン平和と共生では、4月19日(木)の午後5時半から7時半の日程で、アベノミクスの正体とアベノミクスに代わる経済政策について学ぶ学習会を計画している。

会場は衆議院第二議員会館多目的会議室である。

こちらの学習会にも多くの市民の参加を強く求めたい。



第1部「モリカケで安倍政権に幕引き」黒川敦彦氏・木村真 豊中市議〜オールジャパン平和と共生 学習会〜2018.03.30



第2部-1【伊藤真弁護士】 改憲発議と国民投票制度の欠陥〜憲法改正問題の論点整理(オールジャパン平和と共生 学習会)2018.03.30



第2部-2【本間龍氏】巨大広告代理店と憲法改正国民投票(オールジャパン平和と共生 学習会)2018.03.30




 

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コメント
 
1. 日高見連邦共和国[7788] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2018年4月01日 07:21:03 : 37AwnzZoqU : AFIaWxOE8ns[2]

おお、平野貞っちも健在ですか!諸々ガンバロ〜!!

2. 2018年4月01日 08:59:03 : MY8MjRTOVs : U1z0zH6OPO0[1]
宣伝屋マンサックスと私物化バカップルと朝鮮会議の悪徳トライアングルを破壊することこそ、民主主義を大切にする日本の進むべき道である!
このトライアングルに、真っ黒政治家も、真っ黒財界も、真っ黒行政も、真っ黒司法も、真っ黒メディアも、真っ黒学者も、真っ黒政治評論家も、真っ黒文化人も、真っ黒芸能人も、囲われてしまい、日本のまともな上部構造は破壊しつくされている現状を、国民は認識することである。
具体的には、官邸の動きを見れば、火を見るよりも明らかだ。

3. 斜め中道[4305] js6C35KGk7k 2018年4月01日 10:25:30 : u12DNOjV8I : DpNsSI7B2fY[2726]
  ↑↑
「朝鮮会議」⇒「フン(糞)族会議」にならねぇか??

4. あおしろとらの友[1297] gqCCqIK1guuCxoLngsyXRg 2018年4月01日 10:34:20 : cwagNcjn7s : qZ4eM13pzRc[3]
憲法改悪の宣伝を電通さんがやるんですか。倒産を覚悟してやるこったね。

5. 2018年4月01日 12:22:46 : MziR0hwqoE : @xj1SPZzdaY[13]
最近は、うるさい、しつこい、音量が大きいコマーシャルを見ると嫌悪感を覚えるようになった。

昔はまだ健全だった。商品をあまり褒めると「あなた、いくらもらっているの」と返されたものだ。


6. 新共産主義クラブ[5984] kFaLpI5ZjuWLYINOg4mDdQ 2018年4月01日 14:55:45 : 4OVBzAKRCM : iEJO106Ip1c[14]
 
 政府が憲法改正の国民投票を可決させるために、マスメディアによる宣伝広告の他に考えている、もうひとつ道具は、スマーフぉフォンなどによる「インターネット投票」です。
 
 「インターネット投票」では、「投票サーバの管理者」に選挙人の投票の秘密を漏らさずに、選挙人が投票をおこなえる方法が、原理的に存在しません。
 
 「インターネット投票」では、政府や選挙管理委員会が、投票期間中に、各個人の投票内容を個別に確認するすることが技術的に可能であり、インターネット投票で政府の意思に反する投票をおこなった者に対して投票者の知人の工作員を派遣して説得し、政府の意思に沿う投票内容になるように再投票させることが技術的にできます。
 
 総務省は、今年7月に、国民投票で「インターネット投票」を導入する方針を決定するつもりです。
 

7. 2018年4月01日 17:36:42 : hUkJW5PNLO : vS5oQ06@H3c[840]
広告費 ゾンビのために ばらまかれ

8. 2018年4月01日 21:41:44 : IJjjrLkBu1 : Tp0IihGPIW0[2862]
  6さんの指摘するインターネット投票は、とにかくスパコンの存在にもかかわらず、官僚が公文書を一年で廃棄する規定を勝手気ままにつくっているようでは、100年早いというべきである。
  今回の公文書改竄騒動でようやく電子決裁文書保管などと内閣が言い始めたくらい、遅れに遅れているのが日本政府の行政事務管理実態である。
  ということは、政府にとって都合の悪い政策は二の次三の次であり、何事かを目論んでいる時は、例えば国政選挙の事業者への丸投げによる電子機器を使用した開票検数作業であり、今回の国民投票のインターネット化であり、とにかく議会も通過させずに拙速に決定を企てる時が、最も危険なのである。
   各省に於いて一人一台自分のアカウントを持ったパソコンが支給されているかと言えばそんなことは無いようであり、一つのアカウントを10人の職員が使っているような実態ではないのか。
   公務現場ですらインターネットが完全に普及しておらず、末端公務員に至るまで業務上の意見反映や違法な上司による命令への警告がネットで可能かと言えばそんなことは無く、相変わらず警告者の摘発に幹部は血眼となっているのだろう。
   こうした行政現場であるとすると、世間的にも到底、インターネットの普及があらゆる層に為されているかと言えばそんなことは無く、未だに新聞でしか情報を得ていない層が多い状況であり、一体インターネット投票をどこで実施するのかということだ。
  ネット投票は各家にパソコンが有るからこそ自分の思うところを反映できるのであり、どこかの集会場に集めたり、特定の関係者の家で入力するなど、高齢者を掻き集めて期日前投票をさせる今よりももっと、良く訳の分からない高齢者を都合良く誘導することも可能だろう。
  先ずはインターネット投票に関する国会発議と審議、そしてインターネット投票に関する国民投票が必要であり、国政選挙の選挙請負事業者への丸投げの二の舞としてはならないのである。
  

9. 唐行きさん[888] k4KNc4KrgrOC8Q 2018年4月01日 22:43:01 : EYKbHePVeg : JMlsRz_7US4[10]

わたしたちは、高度の自立性をとりもどして、精神的倫理的な思想を生みだすという、個人だけがはたすことのできる任務を、ふたたび引きうけるようにしなければならない。
多くの人びとがこうする以外に、わたしたちの救われる道はない。


シュヴァイツアー『文化の頽廃と再建』国松孝二訳より


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