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法衣を着た「権力の番人」と化した裁判官!
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2018/04/01 00:41 半歩前へ
現在、明大法科大学院教授の瀬木比呂志氏(C)日刊ゲンダイ
▼法衣を着た「権力の番人」と化した裁判官!
森友学園への国有地の激安払い下げ事件の主役は「安倍昭惠だ」と世間に知れ渡っている。
公文書の改ざんも暴露された。公務員が自殺した。だが、検察は動かない。
籠池泰典を別件逮捕しただけで、本丸の「払い下げ」については全く動かない。裁判もしかり。市民が原発中止を訴えても最後は却下。
どうしてなのかについてエリート裁判官の瀬木比呂志・明大教授が驚くべき事実を明らかにした。
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日刊ゲンダイがインタビューした。
驚愕の真相を著書「ニッポンの裁判」(講談社)でえぐり出した元最高裁勤務のエリート裁判官、明治大法科大学院教授の瀬木比呂志氏に聞く。
▼裁判所は「権力の番人」
――日本は三権分立だから、司法は行政の暴走をチェックするものだと?
今は「権力の番人」といってもいい。 裁判官は独立しているというのは誤解で、上や多数派は、法衣を着た役人。だから、支配と統治の根幹に関わる部分では、権力側の意向を忖度する。
――行政側がいつも勝つ。最近は名誉毀損による損害額が高騰し、メディア側が丁寧な取材をしても大体、負けている。その裏に政治介入があったと?
2001年くらいから状況が一変。それまでは損害賠償請求の認容額は100万円以下だったのに一気に高額化し、また裁判所も被告(メディア側)に対して、非常に厳しくなり、その抗弁を容易に認めなくなった。
▼最高裁が自公と結託
背景に自公の議員や大臣が「賠償額が低すぎる」「マスコミの名誉毀損で泣き寝入りしている人がいる」などと言い、最高裁民事局長が「そういう意見は承知しており、司法研修所で適切な算定も検討します」と回答している。
これに呼応するように、裁判官が読む法律判例雑誌「判例タイムズ」に「損害賠償は500万円程度が相当」という論文が出て、その後の「判例タイムズ」には、慰謝料額の定型化のための算定基準表がついている。これはおかしいなと思った。
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右翼が最高裁長官なって裁判が変わった!
http://85280384.at.webry.info/201804/article_4.html
右翼が最高裁長官なって裁判が変わった!
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2018/04/01 00:47 半歩前へ
▼社会的地位で算定差別
――その損害賠償額の算定基準表にも驚かされた。被害者の職業によって、社会的地位がランク分けされていて、タレントが10、国会議員が8、その他が5と書いてある。
なぜ、一般の人がタレントの半分で、国会議員より低いのか。どう考えても異常ですが、理由を考えて思い当たった。タレントを高くしたのは、週刊誌を萎縮させるためだろう。
国会議員が8なのは、タレントの下に潜り込ませて目立たないようにするためだと思う。本来、国会議員は公人中の公人。常に正当な批判にさらされて当然なのに、おかしなことだ。
▼メディアの抗弁認めず
もっと問題なのは、これをきっかけにメディア側が立証すべき真実性、あるいは真実だと信じるに足る根拠、真実相当性ですね。このメディア側の抗弁が容易に認められなくなった。上から統制すべきことじゃない。
――これがボディーブローになって、今の安倍政権への遠慮、萎縮があるように感じる。
メディアは報道責任を果たせなくなった。権力側の規制・メディアコントロールと、メディア側の自粛だ。04年に市民運動家が自衛隊の官舎に反戦のビラをまいて、住居侵入で捕まった。
▼欧米なら不当逮捕で大騒ぎ
表現の自由に重きを置く欧米だったら、不当逮捕だということで、大騒ぎになったと思う。ところが、1審は無罪だったのに高裁、最高裁は「表現の自由も重要だが公共の福祉によって制限を受ける。従って、本件ポスティングは住居侵入罪」として、まともな憲法論議をほとんど行わずに決着させた。
こうした大きな問題をマスコミもほとんど取り上げない。だから、既成事実として積み上がっていってしまう。社会がどんどん窮屈になる。日本は大丈夫なのかね。
――そもそも、権力と司法は、昔から癒着していた?
▼裁判のがんは石田和外
1960年代は最高裁も比較的リベラルな時代だった。それに危機感を抱いた自民党が、右翼的な考え方の持ち主である石田和外氏を5代目最高裁長官に据えて、いわゆる左翼系裁判官を一掃するブルーパージ人事をやった。
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権力追随の裁判!司令部は最高裁事務総局!
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編注
日本の裁判を大きく右に方向転換させた張本人、石田和外は、極右の総本山「日本会議」の前身と言える「元号法制化国民会議」を1978年に設立した中軸である。極右の重鎮として彼らの間では神様扱いされている。
権力追随の裁判!司令部は最高裁事務総局!
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2018/04/01 00:55 半歩前へ
▼権力追随の事なかれ主義
戦後の裁判所の自由主義の潮流は、ここで事実上、息の根を止められた。以後、裁判所、裁判官全体に「権力追随の事なかれ主義」が蔓延するようになった。2000年代以降に裁判所は、精神的「収容所群島」化してしまった。
――裁判官の独立よりも上からの統制。そうした圧力に屈しないというか、まともな裁判官はいない?
5%、多くて10%くらいかなあ。勇気があるのは。でも、そういう人は間違いなく出世しない、あるいは辞めていく。
――行政訴訟の原告側の勝訴率が8・4%(2012年)ということにも驚かされる。
▼司令部は最高裁事務総局
裁判所は実は「株式会社ジャスティス」だ。軸になるのは最高裁事務総局で、ここが権力の意向を見る。裁判所は独立が確保された特別な場所ではない。元判事補で今、学者になった人は在籍当時、最高裁秘書課等から論文の削除訂正を求められた経験をネットで書いていた。
これは検閲で憲法21条に反する。他にも裁判員制度の広報活動で、契約書を交わさないまま事業を行わせていたことなど、たくさんある。裁判所が法を犯しているのですから信頼されるわけがない。
――そんな司法と政治が結託すれば、何でもできてしまう。
▼「たしなみ」失せた安倍政権
以前の自民党は、それでも権力者としての「たしなみ」があった。これだけはやっちゃいけないみたいな。それが今はなくなっている。
――とりわけ安倍首相には、たしなみのなさを感じる。
自由主義、民主主義を掲げているわけだから、根幹を崩すようなことだけは、やめていただきたい。大きな権力を持っている人こそ、自制してほしいと思う。
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元最高裁の瀬木比呂志氏が暴露「裁判所はいまや権力の番人だ」
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/157670/1
元最高裁判事の瀬木比呂志氏「裁判所はいまや権力の番人だ」(日刊ゲンダイ)
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