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ベートーヴェン 『交響曲第6番 田園』
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/846.html
投稿者 中川隆 日時 2020 年 1 月 27 日 00:50:20: 3bF/xW6Ehzs4I koaQ7Jey
 

(回答先: ベートーヴェン 『交響曲第5番』 投稿者 中川隆 日時 2020 年 1 月 24 日 16:00:48)

ベートーヴェン 『交響曲第6番 田園』


Beethoven - Symphony n°6 - Vienna / Walter




________





Wiener Philharmoniker
Bruno Walter
Studio recording, Vienna, 17 & 18.XII.1936


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Beethoven: Symphony No. 6, Walter & PhiladelphiaO (1946)


Bruno Walter (1876-1962), Conductor
Philadelphia Orchestra


Rec. 10 & 12 January 1946


▲△▽▼


Beethoven: Symphony No. 6, Walter & ColumbiaSO (1958)




Bruno Walter (1876-1962), Conductor
Columbia Symphony Orchestra


Rec. 13, 15, 17 January 1958


▲△▽▼
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交響曲第6番 ヘ長調 作品68は、ドイツ古典派の作曲家ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770年 - 1827年)が1808年に完成させた6番目の交響曲。
作曲者によって『田園(ドイツ語: Pastorale)』の標題が付されている。


古典派交響曲としては異例の5楽章で構成されており、第3楽章から第5楽章は連続して演奏され、全曲及び各楽章に描写的な標題が付けられるなど、ベートーヴェンが完成させた9つの交響曲の中では合唱を導入した交響曲第9番と並んで独特の外形的特徴を持つ[2]。 また、徹底した動機展開による統一的な楽曲構成法という点で、前作交響曲第5番(作品67)とともにベートーヴェン作品のひとつの究極をなす[3]。


標題について


第6交響曲は、ベートーヴェンの交響曲の中で標題が記された唯一の作品である。ベートーヴェンが自作に標題を付した例は、他に「告別」ピアノソナタ(作品81a)などがあるが、きわめて珍しい。とくにこの第6交響曲は、ベルリオーズやリストの標題音楽の先駆をなすものと見られている[4]。


標題は、初演時に使用されたヴァイオリンのパート譜にベートーヴェン自身の手によって「シンフォニア・パストレッラあるいは田舎での生活の思い出。絵画描写というよりも感情の表出」と記されている[2][5][4]。


また、各楽章についても次のような標題が付されている[6]。


「田舎に到着したときの愉快な感情の目覚め」
「小川のほとりの情景」
「田舎の人々の楽しい集い」
「雷雨、嵐」
「牧歌 嵐の後の喜ばしい感謝の気持ち」


これらの標題は楽譜以外にも認められ、1808年12月17日付『ウィーン新聞』に掲載された初演演奏会の予告には「田舎の生活の思い出」という副題が見られる。ベートーヴェンが使用していたスケッチ帳にも同様の記述があり、「性格交響曲(Sinfonia caracteristica) あるいは田舎の生活の思い出」とされ、「シンフォニア・パストレッラ」は音による絵画的描写ではなく感情の表現であることが強調されている[5]。


ベートーヴェンが「絵画的描写ではなく感情の表出」と強調したことについては、以下の理由が挙げられている。
ひとつには、ベートーヴェン自身の理想主義的な作曲理念からのものであり、模倣のための模倣である描写語法を安易なものとして退け、音楽的脈絡や全体的構成の中で不可欠かつ必然性を持たせること、言い換えれば、描写語法のより高い次元での用法をめざしたのである[5]。


スケッチ帳に書かれた「性格交響曲」についても同様であり、この言葉は創作者の世界観を表す純音楽という意味で用いられている。ベートーヴェンは、「誰でも田園生活の考えさえあれば、多くの説明がなくとも、作者の意とするところを自ら考えることができる」といって標題を詳しくすることを避けた[7]。


もうひとつは、ベートーヴェンの作曲当時までによく書かれていた自然描写音楽へのアンチテーゼである[5]。 その典型的なものとして、ベートーヴェンより少し早い世代の作曲家ユスティン・ハインリヒ・クネヒト(1752年 - 1817年)に15の楽器のための『自然の音楽的描写』(1784年)という標題音楽があり、この作品の5つの楽章は本作とほとんど同じ標題を持つ[7]。 また、クネヒトには『雷雨によって妨げられた牧人の喜びのとき』(1794年)というオルガン作品もあった。


ベートーヴェンがこれらの作品を知っていたかどうかについては現在まで確認されていないものの、田園交響曲との標題内容との一致から、ベートーヴェンがこれらの先行作品を意識していたことはほぼ確実と考えられている[5]。


ベートーヴェンは田園を好み、ウィーンでは近郊を歩き回り、夏には田舎に生活して大自然に親しんだ。彼のスケッチ帳には


「森の中で―自分は幸福だ―樹々は語る―汝を通して―おお神よ―なんと素晴らしい……」、
「どの樹もみな自分に語るではないか。聖なるかな。聖なるかな。森の中は恍惚たり」


などと書き付けてある。日本の音楽評論家門馬直衛は、こうした心情を音楽で語ったのがこの第6交響曲であるとする[1]。


作曲時期

1807年暮れからスケッチが開始され、第5交響曲がほぼ完成した後の1808年初春から1808年初秋にかけて作曲された[8]。


従来、交響曲第5番と第6番は同時期の作曲と見られていたが、ベートーヴェンのスケッチ研究の成果によって、両者の作曲時期はそれほど重なっていないことが明らかにされている。
第6番のスケッチは、主として1808年初頭から同年9月ごろまでにベートーヴェンが使用していた「パストラール・シンフォニー・スケッチ帳」で確認できることから、実質的な作曲時期は1808年春からの約半年間である。
一方、同スケッチ帳には第5番のスケッチはまったく現れておらず、第5番は前年の1807年中に筆が進められ、1808年の初頭には仕上げに入ったものと考えられる[8]。


過去の研究では、19世紀の音楽学者グスタフ・ノッテボーム(1817年 - 1882年)によって、第6交響曲のスケッチは1806年に始まり、翌1807年夏ごろから本格的に取りかかり、1808年に仕上げに入って同年6月ごろ完成とされていた[9]。 こうした事情から、これまで『田園』交響曲に対する見方は『運命』交響曲との比較論が中心で、両曲の性格の相違が強調される傾向にあった。例えば、『運命』での極度の精神的緊張、創造力の爆発的な噴出に対して、ベートーヴェン自身が精神的バランスを維持するための創造形式が『田園』である、といった見方である。しかし、このような情緒的解釈は、交響曲様式の革新性において第5番に劣らない本作の意義を見落としかねない[10]。


なお、1803年6月ごろから1804年4月ごろまで使用していた「ランツベルク6」と呼ばれるスケッチ帳に第6番の主題のわずかな萌芽を見ることができる。1807年7月から8月にかけて使用された「ハ短調ミサ・スケッチ帳」にも第6番第1楽章の主題に発展する原形が見られるが、これらはすべて断片的であり、本格的な創作は「パストラール・シンフォニー・スケッチ帳」使用期と見られる[8]。


初演・出版
1808年12月22日、オーストリア・ウィーンのアン・デア・ウィーン劇場において、ベートーヴェン自身の指揮によって初演[1]。 第5交響曲やピアノ協奏曲第4番、合唱幻想曲などとともに演奏された。このとき、本作は「第5番」とされ、現在でいう第5番が「第6番」となっていたが、1809年に出版されたパート譜では現在の番号となっている[11]。


ロプコヴィッツ侯爵、ラズモフスキー(en:Andrey Razumovsky)伯爵に献呈された[12][注 1]。 1809年5月に管弦楽パート譜、1826年5月に総譜が、ともにライプツィヒのブライトコプフ・ウント・ヘルテル社より出版された[12][1]。


楽器編成


ピッコロ 1(第4楽章のみ)、フルート 2、オーボエ 2、クラリネット 2、ファゴット 2
ホルン 2、トランペット 2(第3楽章〜第5楽章)、トロンボーン 2(アルト、テノール)(第4楽章と第5楽章)
ティンパニ(第4楽章のみ)
弦5部(第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス)[8]


前作第5番と比較すると、コントラファゴットが使用されず、トロンボーンは3管から2管に減少しているものの、通常の2管編成に加えてピッコロやトロンボーンが使用されており、これらの楽器の定着化と楽器編成の拡大が推し進められている[13]。
https://ja.wikipedia.org/wiki/交響曲第6番_(ベートーヴェン)


 

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コメント
1. 中川隆[-14153] koaQ7Jey 2020年1月27日 01:01:07 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-948] 報告


フランツ・シャルク


Franz Schalk (1863 – 1931) Beethoven Symphony 6 1928 VPO





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Wiener Philharmoniker
Franz Schalk, Conductor
04.11.& 12.IV.1928
2. 中川隆[-14152] koaQ7Jey 2020年1月27日 01:25:39 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-947] 報告

ワインガルトナー

Beethoven: Symphony No. 6, Felix Weingartner / R.P.O. 1927, restored

___







Felix Weingartner
Royal Philharmonic Orch.
recorded 18-19 January 1927, Scala Theatre, London
transferred from Jpn Columbia 78s / J-7131/2 (AX-2363/5)
3. 中川隆[-14151] koaQ7Jey 2020年1月27日 01:34:23 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-946] 報告


メンゲルベルク


Beethoven Symphony No.6 Willem Mengelberg 1938







Willem Mengelberg, conductor
The Royal Concertgebouw Orchestra

Recorded 12,1937/1,1938

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Beethoven:Symphony#6 in F {Pastorale} Mengelberg & Concertgebouw"Live"1940





Mengelberg Willem
Royal Concertgebouw Orchestra
4. 中川隆[-14150] koaQ7Jey 2020年1月27日 02:13:11 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-945] 報告

ハンス・プフィッツナー

Beethoven:Symphony#6-''Pastorale''-Pfitzner & Berlin State Opera Or-1930





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Berlin State Opera Orchestra
1930, Berlin
Mechan. Copt. 1938 - Polydor 95378/83
matrices: 582 GO, 583 GO, 584 GO, 585 GO, 905 GS 8 D, 906 GS 8 D, 586 GO,587 GO, 588 GO, 589 GO, 590 GO
5. 中川隆[-14145] koaQ7Jey 2020年1月27日 16:51:34 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-938] 報告
トスカニーニ

Beethoven: Symphony No. 6, 1937 (Restored NEW), Toscanini / BBC S.O.






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B.B.C. Symphony Orch.
transfer from Jpn Victor 78s /JD-1205/6 (2EA-3585/7)
recorded in 1937, Queen's Hall, London
re- transferred

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Beethoven Symphony No.6 Toscanini 1938


Recording Date : January 8, 1938

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The 1939 Beethoven Cycle: Symphony No 6 "Pastorale"/Toscanini





Arturo Toscanini, conductor
The NBC Symphony Orchestra

Recorded November 11, 1939
at Studio 8-H Radio City, NY


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BEETHOVEN - Symphony No 6 'Pastorale' - Arturo Toscanini (1941) HD



BEETHOVEN - Symphony No 6 'Pastorale'
Live at Studio 8H April 1941 (The notation of the image is wrong.)
Arturo Toscanini
NBC Symphony Orchestra
[enhanced sound by tagtom55]
- Using public domain sound source -


▲△▽▼

Beethoven: Symphony No. 6, Toscanini & NBCso (1952)



Arturo Toscanini (1867-1957), Conductor
NBC Symphony Orchestra

Rec. 14 January 1952, at Carnegie Hall, in New York

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Beethoven, Symphony No 6, conducted by Arturo Toscanini


Recorded in 1953
6. 中川隆[-14144] koaQ7Jey 2020年1月27日 17:11:38 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-937] 報告

カール・シューリヒト

Beethoven: Symphony No. 6, Schuricht & PCO (1957)





Carl Adolph Schuricht (1880-1967), Conductor
Paris Conservatoire Orchestra (Orchestre de la Société des Concerts du Conservatoire)

Rec. 30 April & 2, 6 May 1957, at Salle Wagram, in Paris
7. 中川隆[-14143] koaQ7Jey 2020年1月27日 17:17:38 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-936] 報告
ピエール・モントゥー

Beethoven - Symphony n°6 - Vienna / Monteux





Wiener Philharmoniker
Pierre Monteux
Studio recording, Vienna, 29-31.XI.1958


ピエール・モントゥー指揮ウイーン・フィル(1958録 音/DECCA盤)
 
1950年代のウイーン・フィルの演奏がDECCAの優秀なステレオ録音で残されているのは幸せなことです。さしものウイーン・フィルといえども戦前の音の甘さと柔らかさが時とともに確実に薄れてしまっているからです。ですが、ここにはまだ都会的でない鄙びたウイーンの雰囲気が一杯に漂っています。

モントゥーはメカニカルな統率をしない昔風の指揮者ですので、この時代のこのオケとこの曲にはベスト・マッチといえます。何の作為もなくウイーン・フィルに自然に歌わせた演奏だからこそ素晴らしいのです。変に神経質なところが無く、とても温かみを感じます。もしもワルター/ウイーン・フィルの戦前の演奏を良い音で聴きたければ、このCDを聴かれることをお勧めします。
8. 中川隆[-14142] koaQ7Jey 2020年1月27日 17:41:09 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-935] 報告
カール・ベーム

Beethoven Symphony No.6 "Pastorale"(Karl Böhm 1971)






Karl Böhm (conductor)
Wiener Philharmoniker
1971年5月

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ベートヴェン 交響曲第6番 ベーム / ウィーンフィル 1975ザルツブルク


カール・ベーム  / ウィーン・フィルハーモニー
1975年8月17日 ザルツブルク祝祭大劇場


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Beethoven Symphony No. 6 - Karl Böhm Tokyo 1977


Wiener Philharmoniker at Tokyo NHK Hall on 2nd March 1977


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カール・ベーム指揮ウイーン・フィル(1971年録音/グラモフォン盤)

 1970年代に入ってコンサートマスターがウイーン生まれではないヘッツェルに交代してからは、ウイーン・フィルの音の甘さが少しづつ減少していきます。但し最晩年のベームにとってはオケを引き締めて統率するヘッツェルとはベストの組み合わせだったと思います。この演奏は、2楽章ではもう少し柔らかさが欲しいかなという印象ですが、3楽章以降では音が実に立派になり大変に感銘を受けます。甘さの少ない硬派の「田園」としてベストを争うと思います。

___

カール・ベーム指揮ウイーン・フィル(1977年録音/Altus盤) 

日本公演のNHKホールでのライブ録音です。当日の後半プログラムの「運命」と一緒にCDに収められています。ベームの「田園」はFM放送で聴いたザルツブルクでのライブがベストだったと思いますが、これはそれに迫る演奏だと思います。

グラモフォン盤とは一長一短ですが、僕は1、3楽章はグラモフォン盤を、2、5楽章はライブ盤のほうを好みます。なお1楽章の提示部の反復はライブでは行いません。

この時のテレビではヘッツェルがオケを強力にリードしている姿が非常に印象的でした。老ベームはこの4年後に亡くなりますが、まさかその後を追ったわけでも無いでしょうに、ヘッツェルも50代の若さでアルプス登山中に転落して亡くなってしまいます。そんなことを思い出しながら聴いていると感慨深いです。
http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/cat54407501/index.html

9. 中川隆[-14141] koaQ7Jey 2020年1月27日 17:58:54 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-934] 報告

ムラヴィンスキー

Beethoven - Symphony No 6 in F major, Op 68 - Mravinsky 1979


Leningrad Philharmoc Orchestra
Evgeny Mravinsky, conductor

Recorded live, May 1979

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Beethoven - Symphonies n°6 Pastoral & 4,1,3,5,7 + Presentation (reference rec. : Evgeny Mravinsky)


Symphony no.6 in F major op.68 « Pastoral » / 1982
Leningrad Philharmonic Orchestra
Evgeny Mravinsky
Live recordings in 82
New mastering in 2017 by AB for CMRR
10. 中川隆[-14140] koaQ7Jey 2020年1月27日 18:06:00 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-933] 報告

フルトヴェングラーのベートーヴェン 『交響曲第6番 田園』

Wilhelm Furtwängler Composer INDEX 1
http://www.kit.hi-ho.ne.jp/shin-p/furu08.htm

このコーナーでは、主要な作曲家・作品別にフルトヴェングラーのディスクを掲載します。特に「スタジオ録音」と記載のないものはすべてライヴ録音です。

Beethoven: Sym.No.6


1)43/12/22-3 VPO Musikverein(EMI Studio)

2)44/03/20-2 BPO Berlin Opera(RRG)

3)47/05/25 BPO Titania(RIAS)

4)52/01/10 RAIRomaO RAIRoma

5)52/11/24-5 VPO Musikverein(EMI Studio)

6)54/05/15 BPO Lugano

7)54/05/23 BPO Titania


▼1)にはSPの別テイクがある。

▲晩年の味わいがよい。つまり 6)か 7)だが私は 6)。

>>>>>My Best is 6)

11. 中川隆[-14139] koaQ7Jey 2020年1月27日 18:41:06 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-932] 報告

Beethoven "Symphony No 6" Wilhelm Furtwängler 1943 Wien


Wiener Philharmoniker
Wilhelm Furtwängler, Conductor
Wien, 22.&23.XII.1943

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1943年
●12月22-23日 22-23 Dec. 1943 VPO Musikverein (Electrola=EMI studio Version)
Beethoven:Sym.No.6 ベートーヴェン/田園 (o-96)
VPO ムジークフェライン 独エレクトローラ(HMV系)スタジオ録音
Matrix:2RA6038-2/39-3/40-2/41-2/42-2/43-2/45-2/46-2/47-2/48-2/49-2

LP/PR: VoxTV4408(71/02) Columbia(JP)DXM131('71) Pioneer(JP)H5060(81/11) ToshibaWF60078(86/06)
CD: ToshibaTOCE6056('89)TOCE3728(00/08) Prieser90199('95) M&ACD954('96)King(JP)KKC4166(19/02)

>>>Japan Columbia DXM131 contain the other take.(3rd of 11sp)

▼田園の日本初出のコロムビア盤(DXM131='71)やパイオニア盤(H5060=81/11)の頃はアセテート盤による放送録音とも言われたが、実は独エレクトローラへのスタジオ録音盤。

SP盤での発売は現時点(2019年)では確認されていない。
EMI系はVox系とはSP11面中4面が別テイクとされる。

東芝初出盤(WF60078=86/06)の際、初めて1楽章提示部の反復が収められたと発表された。しかし巨匠は他の演奏では反復を行なっておらず、このLP以降EMI系(Prieserを含む)のすべての録音は同じ録音を2度使っていると思われる。つまり巨匠の演奏スタイルどおりなのはVox盤のほうということになる。(藤沢HS氏/YN氏などによる)
http://www.kit.hi-ho.ne.jp/shin-p/furu05.htm
12. 中川隆[-14138] koaQ7Jey 2020年1月27日 18:51:09 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-931] 報告

Beethoven - Symphony n°6 - Berlin / Furtwängler 1944






Berliner Philharmoniker
Wilhelm Furtwängler
Live recording, Berlin, 20/22.III.1944

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1944年
●3月20-22日 20-22 Mar. 1944 BPO Berlin State Opera (RRG=Melodiya=SFB=excepts Sym)DRA B003125984
Beethoven:Sym.No.6 ベートーベン/田園 (o-99)

LP/PR: MelodiyaD027777-8('71)
CD: PAL1026('88) SWF901('90) WFSA2001('90?) MEL10 00712('93) TahraFURT1034-9(98/11) OpusKuraOPK5001(03/11) BPO KKC5952(18/12)

BPO 国立歌劇場 RRG録音 Ravel=SFB所蔵(No1=1987,No2=1991) Sym.=SFB所蔵(1987) Weber=SFB所蔵(1987/91)

>>>>Melodiya D027777-8(LP) used Mravinsky's LP Jacket.

▼この田園のメロディア盤は中古LP店などでよく見かける。ジャケットにはムラヴィンスキー&レニングラードpoと記載され上に紙片が貼り付けてあるという「いわくつき」のもの。

当時、メロディア盤はソ連のアーチストのものしか輸出できなかったための措置とされている。80年代になりメロディアが初出盤を出し存在が知られるようになった「魔弾」は良好な音源が確認されているが、この田園はエコーがかかりすぎて聞きづらい。蔵盤は比較的聞き易い板おこし。米フ協会盤も評判がよい。
http://www.kit.hi-ho.ne.jp/shin-p/furu05.htm
13. 中川隆[-14155] koaQ7Jey 2020年1月28日 14:04:14 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-915] 報告


Beethoven - Pastoral Symphony - Furtwangler (1947 live)





Wilhelm Furtwängler, Berliner Philharmoniker
Recorded live at Titania Palast, 25-V-1947


▲△▽▼

1947年
25 May 1947 BPO Titania (RIAS)
Beethoven: Sym.No.6

●5月25日 ベートーヴェン/田園・運命 BPO ティタニア RIAS録音

LP/PR: CetraFE32('83) King(JP)K19C266-7(83/07)KIJC2001-2('90?)
CD/SB: WFSG TMK008080('96) EvangelFRL1004(97/04)
CD: CetraCDE1014('90=ANF307) RodolpheRPC32522-4('90?) TAHRA FURT1016(97/06) King(JP)K33Y193(86/10)KICC7091(91/04)KICC2293(93/07)KKCC4232(98/03) M&ACD789('93)CD922('96)

>>King(Japan)KICC2293 were dull sound. German WFS's CD is the best sound. But I don't like TAHRA sound. TAHRA use much noise reduction.

CetraFE32, King K33Y193(from Cetra) and KICC2293(from Italy My Sound) are authentic 5/25 performance. But King KICC7091(from Cetra), ANF(Japan)307(from Cetra) and Cetra CDE1014 are 5/27 performance.(according to Mr.Tsushimi)

▼初出のCetra盤LPやそれを原盤としたキング盤(K19C266-7)は劣悪な音で有名。
局出し音源の独協会TMK008080('96)の音質はDGの27日盤を上回るほど。
それをデジタルコピーしたと思われるEvangel盤(FRL1004)も同様。
97/06TAHRA から正規市販盤が出たが、これも金管が生々しく47年とは到底思えない音質。
SK氏は協会盤やEvangel盤のほうがいい音質−としている。
shin-pも聞き比べたが TAHRA盤はノイズリダクションが強くかかりすぎて本来の明瞭な音がしない。
独フ協会盤と Evangel盤はヒスノイズが若干多いものの音自体が生々しく良好な音質。
キングは98年 TAHRA盤を国内盤扱いで発売。演奏は時にアンサンブルが乱れたりもするがそんな些細なことはどうでもよくなるほど熱気あふれるもの。

RIAS は西側(米)占領軍による放送局で、oda氏によれば、ベルリンの壁崩壊後90年代半ばまで存在したという。そのアーカイヴは Deutschlandfunk に移管されたと思われる。ただし、独協会盤頒布以降の運命の音質向上は目が覚めるほどだったが、田園はそれほどではない。
http://www.kit.hi-ho.ne.jp/shin-p/furu11.htm
14. 中川隆[-14154] koaQ7Jey 2020年1月28日 14:11:22 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-914] 報告

1952年
10 Jan. 1952 RAI Roma Orc. RAI Roma studio
Beethoven:Sym.No.6

●1月10日 ベートーヴェン/田園&運命 RAIローマ放送響 RAIスタジオ(Auditorium del Foro Italico) RAI収録

LP/PR(No6):OlympicOL8120-7('75?)
CD: KingKICC2346-7('94)

▽初出は日本フォノグラムからも出た世界初の巨匠のベートーヴェン交響曲全集からのもの。
14 Jan. 1952 RAI Roma Orc. RAI Roma studio

▼RAIローマ響との一連の録音は3月のトリノ録音と比べれば音質良好。

ステレオ録音ではないかとされる Cetra LP も米Olympicと同様「テープから保存用にコピーされたパデローニという放送用ディスク」からの復刻。
STEREO と明記されたFE5の田園や桧山氏がステレオではないかとするFE6のエロイカは「疑似ステ」と思われる。
ただし音の明瞭さは Cetra が優る。

音質は、運命/英雄/田園の順。
http://www.kit.hi-ho.ne.jp/shin-p/furu16.htm

15. 中川隆[-14153] koaQ7Jey 2020年1月28日 14:23:51 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-913] 報告


Beethoven: Symphony No. 6, Furtwängler/ Vienna P.O. 1952







Wilhelm Furtwängler (1886-1954), Conductor
Vienna Philharmonic Orchestra
【録音】1952年11月24,25日

▲△▽▼

1952年
24/25 Nov. 1952 VPO Musikverein (EMI studio Version)
Beethoven: Sym.No.6

●11月24、5日 ベートーヴェン/田園 VPO ムジークフェライン EMIスタジオ録音

LP/PR: ALP1041(53/11)
CD: EMI7630342('89)ToshibaTOCE7530-4(91/12)TOCE8440(94/08)

▼このあたりのスタジオ録音から現在に通じるハイファイ音がきかれる。
http://www.kit.hi-ho.ne.jp/shin-p/furu16.htm
16. 中川隆[-14152] koaQ7Jey 2020年1月28日 14:30:32 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-912] 報告

1954年
15 May 1954 BPO Lugano Theatre Apollo(RTSI)
Beethoven: Sym.No.6

●5月15日 ベートーベン/田園 モーツアルト/ピアノ協奏曲第20 R・シュトラウス/ティル BPO ルフェビュール(P) ルガノ・テアトロ・アポロ スイス・イタリア語放送(RTSI)

LP/PR(No6): CetraLO529('80?)KingSLF5017-8(80/06)
CD: ErmitageERM120('92)

▼フランス・イタリア・スイスを回る演奏旅行の最終日。スイス=イタリア語放送(ルガノ放送)のオリジナルテープによるErmitage盤が発売され、これら録音の優秀さが再確認された。

ただ田園は冒頭がテープが傷んでいるらしく聞きづらくERM盤 CDより Cetra LPの方が自然な印象。
http://www.kit.hi-ho.ne.jp/shin-p/furu19.htm

17. 中川隆[-14151] koaQ7Jey 2020年1月28日 14:38:47 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-911] 報告


L.V.Beethoven Symphony#6 "Pastorale" [ W.Furtwängler Berlin-PO ] (May/23/1954)







Berlin Philharmonic, Wilhelm Furtwangler
Live Recording, May 23, 1954

▲△▽▼

1954年
23 May 1954 BPO Titania(RIAS)
Beethoven: Sym.No.6

●5月23日 ベートーヴェン/田園・運命 BPO ティタニア RIAS収録

LP/PR(No6): GHE86125('72)WFSJ TRP1159(72?) WFSG F669310-1M('85?)
CD: HuntCD503('91?)Virtoso2697162('89)EMBLEM F4003(94/03)M&ACD869('95?)

▼ 田園は初出 GHE盤や独協会盤、日本協会 CDは 3楽章冒頭部が欠落。
日本協会 LP他市販盤は完全盤。
音質は若干のヒスノイズを除けば、EMBLEM が格段に優れている。
http://www.kit.hi-ho.ne.jp/shin-p/furu19.htm
18. 中川隆[-14159] koaQ7Jey 2020年1月28日 16:08:32 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-908] 報告
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮の『交響曲第6番 田園』
http://classic.music.coocan.jp/sym/beethoven/beethoven6-m.htm


 フルトヴェングラーの演奏はどれも緩急の差が激しすぎる。
しかし、それがドイツの交響曲に対する彼の表現方法なのだろう。

ウィーン・フィル----1952年11月24-25日、ムジークフェライン
EMI。1952年11月録音。全集(写真はイタリア盤)。

超スローテンポ。第2楽章が特に遅い。一方、第5楽章は相変わらず少しずつ速くなっていってしまう。

しかし彼の「田園」では結局これが一番良い。

 2004年、没後50年記念で国内盤24bitリマスター盤TOCE 55704が出た。
リマスタリングはHS-2088シリーズと同じYoshio Okazaki氏であるが、このリマスターの出来は良いと思う。

このCDにはベルリン・フィルとの「レオノーレ第2番」スタジオ録音がカップリングされているので購入したのである。


______


ウィーン・フィル----1943年12月22-23日、ムジークフェライン、エレクトローラ(EMI系)によるSP録音
PREISER 90199。

結構、普通の演奏なのだが、やはり終楽章は速くなってしまう。

同時期録音の「ハイドンの主題による変奏曲」とカップリング。
(この2曲とも戦時中の困難な時期にわざわざ録音したにもかかわらず長らく未発売だった。)


______


ベルリン・フィル----1944年3月20-22日、国立歌劇場、放送録音
TAHRA。FURT 1034/39。戦時中マグネットフォン録音集6枚組。

終楽章最初のヴァイオリンのテーマは祈るような感じで感動的、と思ったらすぐに活発というより熱狂的テンポになってしまう。そして最後はまた祈り。起伏の激しい演奏だ。

______


ベルリン・フィル----1947年5月25日、ティタニア・パラスト、Live

TAHRA FURT-1016(左)。
ドイツ・フルトヴェングラー協会盤 TMK008080。
audite RIAS録音集12枚BOX(中央)。
さらに同じくauditeからこの日の録音がシングルレイヤーのSACD国内盤でも出た(右)。

歴史的復帰演奏会初日のライヴ録音。
同日の「運命」とカップリング。音質等についてはその「運命」のほうで詳しく書いた。

終楽章はかなり速くなってしまっている。「歴史的復帰」でフルトヴェングラーとBPOとが「ムジツィーレン」できる喜びに感極まっているんだなぁ、と思うと、聴いている私も、(笑いながらも)涙が出て来てしまう。


______


ローマRAI交響楽団----1952年1月10日、ローマ、ライヴ

ANDROMEDA。52年RAI録音集6枚組ANDRCD 5010。
同日の「運命」も収録されている。


______

ベルリン・フィル----1954年5月15日、ルガーノ、Live
ERMITAGE。スイス・イタリア語放送のオリジナルテープを使用。

同日演奏されたモーツァルトのピアノ協奏曲第20番(ルフェビユール)を聴くために購入したCDである。


______

ベルリン・フィル----1954年5月23日、
ティタニア・パラスト、Live

TAHRA。FURT-1008/11。
同日録音の「運命」のほか、「英雄」「グレイト」などをカップリングした没後40年記念の4枚組(写真左)。

結構落ち着いた演奏で、全集盤に近い最晩年の芸風が聴ける。

2000年末に、TAHRAが「残響付加無し、24bitリマスター盤」4枚組FURT1054/57を出したのを入手(写真左から2番目)。上の従来盤とはだいぶ印象が異なる。

2009年発売のaudite盤RIAS録音集12枚BOXも入手(写真右から2番目)。
さらに同レーベルでシングルレイヤーのSACD国内盤も出た(写真右端)。

http://classic.music.coocan.jp/sym/beethoven/beethoven6-m.htm

19. 中川隆[-14172] koaQ7Jey 2020年1月30日 19:41:11 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-855] 報告
ストコフスキー

Beethoven "Symphony No 6" Leopold Stokowski




NBC Symphony Orchestra
Leopold Stokowski, Conductor
20. 中川隆[-16395] koaQ7Jey 2021年9月13日 09:45:43 : Ki5Z4UevXk : cVBCRzdGUnB6MS4=[12] 報告
クレメンス・クラウス

Beethoven: Symphony No. 6, Krauss & VPO (1952)









Clemens Heinrich Krauss (1893-1954), Conductor
Vienna Philharmonic Orchestra

Recorded live in the Wiener Musikverein 29 March 1952
21. 中川隆[-16092] koaQ7Jey 2021年10月07日 05:21:42 : eAnA8vXCag : a3JobkR2NS41a00=[6] 報告
プフィッツナー

Hans Pfitzner conducts Beethoven Symphony No. 6




Berlin State Opera Orchestra
1930, Berlin
Mechan. Copt. 1938 - Polydor 95378/83
matrices: 582 GO, 583 GO, 584 GO, 585 GO, 905 GS 8 D, 906 GS 8 D, 586 GO,587 GO, 588 GO, 589 GO, 590 GO




Hans Pfitzner - Beethoven : Symphony No.6 Op.68 (Pastoral) (1930) - 再復刻






Berlin State Opera Orch.
Hans Pfitzner (1869 - 1949), recorded in 1930
transfer from Jpn Polydor 78s -80040-42

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