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今、大人気の小泉進次郎は場の親密性を優先し、揉め事を嫌い、誰の意見に対してもにこやかに応接する非常にできた人物
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/627.html
投稿者 中川隆 日時 2019 年 9 月 17 日 10:07:54: 3bF/xW6Ehzs4I koaQ7Jey
 

(回答先: 日本人は被支配者に関する情報を支配者へ知らせる密告には寛容だが内部告発には厳しい 投稿者 中川隆 日時 2019 年 4 月 14 日 07:58:50)


今、大人気の小泉進次郎は場の親密性を優先し、揉め事を嫌い、誰の意見に対してもにこやかに応接する非常にできた人物

内閣についての韓国紙からのインタビュー - 内田樹の研究室 2019-09-17


内閣改造のあと、韓国TBS放送局のキム記者から書面でのインタビューがあった。
小泉進次郎について韓国メディアも注目していることが伺える。

最近、日本の日経新聞の世論調査によると、11日に行われた内閣改造と党人事について、日本内では肯定的に見る世論が優勢でした。先生は新しい内閣をどのように評価しますか?

「滞貨一掃内閣」「お友達内閣」などと野党は評していますが、私はそれ以上に問題なのは、党内に80人いる「大臣待機組」を、首相に対する忠誠度だけによって格付けして、採否の基準にした点だと思っています。

 あきらかに能力に問題がある政治家や、スキャンダルで政治生命を失いかけた政治家をわざわざ選んで登用しているのは、そのルールを周知させるためです。政治家として「食って」ゆきたければ、ボスに対して徹底的なイエスマンであればよい。他には何も求めないという官邸のルールを誇示してみせた。

 このルールが適用されるのは政治家だけではありません。今の日本では、官僚も、ジャーナリストも、学者も、芸能人さえも、その個人的な能力ではなく、首相に対する忠誠心によって格付けされています。私は個人的にこれを「安倍マイレージシステム」と呼んでいます。

 現在の政権は「忠誠心の査定」がきわめて迅速かつ正確です。「首相に逆らったけれど出世できた」とか「首相におもねったけれど『いいこと』がなかった」というような「バグ」がほとんど起こらない。その点ではすばらしく効率的に作動しているシステムだと思います。

次期首相に適した人物としては小泉進次郎が挙げられています。なぜ小泉さんが人気があると思いますか? 私はまだ彼の能力が発揮された分野がないと思います。

 個人的にお会いした人たちは口を揃えて「たいへん感じのよい人物」だと言います。僕も二度お会いしたことがありますが、たいへん感じのよい人物でした。おそらくその場において向かい合っている人との親密性を維持することを対人関係の基本的なマナーとしているのだろうと思います。

 かたくなに自説を曲げないとか、人の話の腰を折るとか、異論を完膚なきまでに論破する・・・とかいうことを決してしないタイプの政治家です。こういう「場の親密性を優先し、もめごとを嫌い、誰の意見に対してもにこやかに応接する」というのは、実は日本の古い村落共同体における大人のふるまいに通じています。

 この一種の「先祖返り」的な美質ゆえに、小泉進次郎に対して日本の有権者たちは「若いのに、人間ができている」とか「話を聞いていると、なんだかほっとする」という漠然とした印象を抱いているのではないかと思います。

 彼には「政治生命をかけても実現したい」という政策は特にないと思います。それよりは集団内部の対立をおさめ、合意形成のためのおだやかな口調での対話の場を立ち上げるという「技術」の洗練にこれまで政治家としての自己陶冶努力を集中させてきた。

 これからの日本は先が見通せません。あらゆる指標は日本の国力の劇的な劣化を示しています。どうしたら日本は救われるのか、誰も正解を知りません。こういうときには「自分への忠誠心で他人を格付けする政治家」と「場の親密性を重視する政治家」のどちらを選ぶか訊かれたら、私は後者の方が好ましいと思います。

小泉進次郎は小泉元首相と比較したときにどんな人だと思いますか。

 父小泉純一郎元首相は周りの意見にあまり耳を貸さず、自分の政策(しばしばきわめて非現実的と思われたもの)をたからかに宣言し、そのうちのいくつかを実現してみせました。しかし、小泉進次郎はそういう「宣言型」政治家ではなさそうです。

 村落共同体の合意形成は、難問について全員が賛同してくれるような解を誰も思いつかず、時間をかけてぐずぐずしているうちに、いろいろな変数が消えて、「もう、これ以外に選択肢はない」というところに落ち着いて、全員がひとしく諦め顔で話が終わる・・・というものです。小泉進次郎はたぶんこの「もうこれしか解がない」というあきらめ顔に全員がなるまで待って、それを見切って「とまあ、そういうことでよろしいですね」とまとめる人をめざしていると思います。

 CEOがすべて決定して、下はそのアジェンダに従うしかない・・・という株式会社型の組織に慣れ切った現代日本人からすると、「従業員や取締役や株主や消費者の顔色をじっと観察することを主務として、なかなか経営方針を決めないCEO」というのはある種「新鮮」に映るのかも知れません。違うかも知れないけど。

福島は、小泉環境相が一番最初に訪ねた場所です。彼を環境相に任命したのは東京オリンピックを勘案した措置と見ますか。しかし彼は脱原発を示唆しました。

 原発問題は政権にとって「アキレス腱」です。原発問題を解決する「正解」も「秘策」も存在しないからです。この問題は誰が担当しても泥をかぶるだけです。安倍政権は、この問題を棚上げ、先送りして、五輪が終わるまでは、できるだけ話題にならないことを願っています。

 小泉進次郎の選任もその文脈の中でのことだと思います。

 彼はおそらく原発にかかわる難問に遭遇するたびに、顔を暗くして、「難しい問題です」とつぶやくだけで、特段の解は示さないでしょう。そして、時間が経って、変数が減って、「もうこれしか選択肢がない」と見切れるまで政策的なイニシアティヴは発揮しないだろうと思います。

安倍首相は任期内に改憲を約束しています。戦後世代が改憲問題に積極的な理由は何だと思いますか。改憲が意味するところは何だと思いますか。

 安倍首相の改憲へのこだわりにはいくつもの理由があります。戦後日本の憲法論争と対米関係の全体を俯瞰しないと説明は尽くせませんので、申し訳ないですけれど、私の他の書物をご参照の上、そちらでまとめてください。憲法についての講演録を添付しましたので、そちらもご参照ください。

 と書いて送ってから、ちょっと不親切だったなと思った。
 話が尻切れトンボになったので、一応最後まで答えてみる。
  
 韓国のメディアから何度かインタビューを受けたましたが、アメリカから押し付けられた憲法を廃棄しようとすることと、アメリカに徹底的に従属することがどうして整合するのか、なかなかわからないようです。たしかに説明が難しい。わかりやすくご説明します。

「対米従属を通じての対米自立」というのは戦後自民党政治の基本戦略でした。この場合、「手段としての対米従属」「目的としての対米自立」は経時的に配列されているので不整合は生じません(「面従腹背」という熟語で言い表すことができました)。

 しかし、今の安倍政権では、対米従属そのものが自己目的化しており、対米自立は目的から降ろされました。ですから、安倍「改憲」は「アメリカから押し付けられた憲法から自主制定憲法へ」を意味しません。安倍政権がめざしているは「さらなる対米従属を国民の反対を押し切っても滞りなく実行できるように全権を官邸に集中させる」という日本の脱民主化です。

 対米従属システムを永遠化させるための手段としての改憲です。

 アメリカに「属国の代官」として信認されることによって日本の為政者はその地位を保全されてきました。情けない話だけれど、それが現実です。日本国益よりもアメリカ国益を優先的に配慮する政治家がアメリカにとって「最も望ましい日本の統治者」であることは誰にでもわかります。

 問題は、日本国民自身が「アメリカに属国の代官として信認されることが、日本国の総理大臣として最も重要な条件である」と信じていることです。属国民マインドがそこまで深く内面化してしまったのです。日本の対米自立、国家主権の回復は果てしなく遠い課題となっています。私が生きている間には実現することはないでしょう。
http://blog.tatsuru.com/2019/09/17_0901.html  

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コメント
1. 中川隆[-10980] koaQ7Jey 2019年9月17日 10:17:26 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1810] 報告

2018年04月04日
貴乃花化する小泉進次郎 劇場型政治は三文芝居

誰かを悪人に仕立てて権力を握ろうとする、その手口が貴乃花そっくり
引用:http://blogc.fujitv.co.jp/simg/blogimg/507f1/90119/554132_pcl.jpg


マスコミの「次期首相候補」には碌なのがいない

自民党の若手ホープと言われる小泉進次郎が相撲の貴乃花に似てきている。

貴乃花は日馬富士による暴行事件で横綱を引退に追い込んで、相撲協会批判を展開した。

相撲改革を主張していたが理事長選などで、自分自身が理事長になるための権力闘争を仕掛けていたのが露見した。


その後貴乃花部屋で暴行事件が起きると一転して謝罪し許しを請うたが、親方衆は除名や降格を検討している。

反感を買ったのは相撲界の改革を主張しながら、自分が理事長になって「うまい汁」を吸おうとしている点だった。

改革が必要なのは確かだが、貴乃花にリーダーとしての資質があるかは別問題で、ほとんどの親方は拒絶した。


小泉進次郎のやり方も貴乃花とほとんど同じで、改革を主張し一見すると正しい事を言うが、結局自分が総理大臣になりたい。

自民党の「若手ホープ」は以前は小渕優子、野田聖子、稲田朋美、ずっと前は田中真紀子などが「首相候補」と呼ばれていたが次々に消えていった。

若手ホープや次期首相候補はマスコミが決めるが、話題性だけで碌な人間がいない。


小泉進次郎は自民党農林部会長のときに「日本の農家は補助金漬けで甘やかされている」として競争原理を導入し農業改革を行うべきだと言っていました。

日本の農業は補助金漬けどころか「世界で最も補助金を貰っていない」のであり、欧米農業は政府補助金で輸出奨励し日本に輸出しています。

アメリカの牛肉も欧州のチーズもみんな、政府の補助金で生産しては日本に押し付けています。


事実と真逆の事を言ってマスコミに受けて人気者になり、それで次期首相候補だといわれている。

イケメンで育ちが良くても「バカ」は総理になるべきではない。


キャッチコピーと他人の悪口だけ

父親の小泉純一郎は劇場型政治と言われ、特に総理のときは人気絶頂で高い支持率を誇っていました。

郵政改革とか行政民営化、市場原理導入などとにかく「キャッチコピー」がうまく、自分の競争相手を悪人に仕立てて自分は正義側になった。

最大の成功例が郵政民営化で、反対する議員を「抵抗勢力」と呼び、自民党から追い出して選挙で次々に落選させました。


それから10年以上経って郵便局が次々に閉鎖されているのを見て、「どうして郵政民営化など支持したのだろう」と後悔している人もいる。

ブームの作り方や、敵を悪人に仕立てて自分が正義側になるのが、小泉純一郎はとても上手かった。

小泉進次郎も純一郎と同じ方法で総理になり成功するかといえば、おそらくそうは成らない。


批判と悪口が多く、多くの人の敵意を買ってしまっているからで、この点は石破茂と共通している。

石破茂はテレビで他の自民党政治家を批判すすることで人気を得たが、それが為に「石破だけは絶対に許さない」という議員が多い。

小泉進次郎は森友問題で自民党批判、政権批判を繰り返したが、おかしなことに文書偽造した財務省が「被害者」であるかのように言っている。


ここに石破茂、小泉進次郎、野党ともに安倍政権を倒して自分が利益を得たいので、森友問題を騒いでいるのが垣間見える。

安倍総理が加害者で財務省は被害者でないと、財務省が処罰されて安倍総理は退陣しないので、この人達は都合が悪い。

こういうバラエティショーの芸人みたいな批判を繰り返して、本質の議論を避けている所に、彼らの本性が透けて見える。
http://www.thutmosev.com/archives/75604950.html




▲△▽▼

他人に対する共感力がまったくない男が、なぜか女性に好かれる理由 │ ダークネス:鈴木傾城
https://bllackz.com/?p=4636


「良心」や「道徳観念」というのは、学習すれば身につくと私たちは考える。

ところが、脳機能の変調や大脳皮質の問題や遺伝によって、どうしても「それが身につかない人間」もいる。こうした事実は、脳スキャン研究の結果として明らかになりつつある。

大脳の「鉤状束」と呼ばれる連合線維が未成熟な場合、感情のコントロールがうまくできなくなることが知られている。

あるいは、セロトニンと呼ばれている三大神経伝達物質の分泌が遺伝的に少ない場合も問題行動を起こしやすい。

こうした状況の人間は、どんな素晴らしい環境を用意されても、どんな愛情を注がれても、どんな注意深いしつけが為されても、どうしても「良心」や「道徳観念」が身につかないことが多い。

それは外見的にはまったく分からないのだが、間違いなく脳の疾患なのだから、学習で変えることができない。だから、こうした人間が幼少期から問題行動を引き起こしてまわりの人々の悩みの種となっていく。

こうした人間を「反社会的人格障害」と呼ぶ。世界人口の1%は反社会的人格障害であると言われており、それは決して少ない数ではない。(鈴木傾城)

2. 中川隆[-10979] koaQ7Jey 2019年9月17日 10:22:44 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1811] 報告

小泉純一郎_その人気の秘密


ある地方の小選挙区でコイズミが選挙カーに登って郵政改革を叫び始めるや、つめかけた聴衆(多くは中年女性)は涎を流さんばかりに口をあけて

「ジュンチャーン」。

そしてケータイの写真。きっとメールで「撮ったわよ」と自慢したでしょう。

そのアホぶりに私は絶望しました。しかし終わると潮が引くようにほとんどいなくなった、とある新聞にはそう書いてありました。
http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C02179.HTML


「自民圧勝を支えたのは都市部の働く女性」−。

労働団体・連合の関連研究所、連合総研は10日、首都圏、関西圏の会社員の男女を対象にしたアンケートから、そんな分析結果を明らかにした。

 労組に加入している男女とも自民党に投票した人が多かった。従来民主党が都市部の会社員を中心にした無党派層の票を獲得してきただけに、民主党を中心に支援する連合にとってもショックな結果。

 アンケート結果によると、女性は20−50代の各年代で40%以上が自民に投票。民主は最大で50代の29・8%にとどまった。男性は30代だけが自民支持40・7%と民主を上回り、ほかの世代では民主支持が多かった。

 労組加入者の男女は42・1%が自民で、民主は32・5%だった。


女性セブン4/19号より、

 「首相にしたい政治家No1」の素顔に大接近!
 「『愛しの小泉純一郎さま(59)』ってこんな人」

そして小泉の写真の横に、小さい活字で
 「林真理子さんの『抱かれたい男リスト』にも入った」

小泉純一郎さんのこと

 『サラダ記念日』を読んで、短歌を作るようになったという小泉純一郎さん。
初めてお会いしたときにも、たくさんの自作の短歌を見せてくださいました。小泉さんの、簡潔でインパクトのある言葉は、短歌というトレーニングによるところが大きいのかもしれません。

 そのころは、もちろん総理大臣ではありませんでしたので、対談場所のホテルに、ふらっと一人で来られたのが印象的でした。ほんとうに気さくな方で、話もはずみ、私は調子にのって、小泉さんの短歌を添削しちゃったりもしました。

 『チョコレート革命』のほうも、すごく読み込んでこられ、「これは、いろっぽい歌だよなあ」なんて、的確に評されるのです。

 私のまわりにも小泉ファンは大変多く、作家の林真理子さんや柳美里さんなども、めろめろのようです。

文学だけでなく、オペラや歌舞伎などにも造詣が深い小泉さん。こういう政治家が、もう少し増えてくれるとうれしいですね。

 彼が総理になってから、私もにわかに政治に興味を持つようになり、国会中継や、新聞の政治面などを、熱心に見るようになりました。道路特定財源とか、特殊法人のこととか、今まで知らなかった問題を、小泉さんの指摘によって、考えることができるようになりました。こういう人、すごく多いんじゃないでしょうか。

 これまで、積極的に政治家の応援というのはしたことがありませんでしたが、今回の参院選の政見放送で、小泉さんの聞き役というのを、依頼されました。これまでのご縁もあることですし、今小泉さんに会って、お話を聞けるなんて、なかなかないチャンスだと思い、お引き受けしました。

 意外だったのは、質問はすべて私が考えていいということです。これまでは、事務方の人が、綿密な原稿を書いていたそうですが、「そういうのを読んでくれる人じゃないので」とのこと。

当日も簡単な打合せだけで、しかもリハーサルはナシ。

これも小泉さんの、「練習なんかすると、新鮮味がなくなるよ」という一言で、そうなりました。

収録には50人もの人が立ち会い、さすが総理大臣! という雰囲気でした。でも小泉さんが、あいかわらず気さくな態度で接してくださったので、私もそれほど緊張はしませんでした。本番直前に「自民党がいいねと君が言ったから29日は投票に行こう」という歌を思いついて、ゴキゲンの小泉さんでした。健康に気をつけて、がんばっていただきたいですね。
http://www.gtpweb.net/twr/mguest31.html


初対面の人と話をしたりした時に、フと、「あれっ?この人は文章を書いたりする人だな?」と判ることもあります。商売になるかならないかは別として、読者を意識した文章を書く人は、視点なり、表現なりがちょっと違っていたりするもの。

先の総選挙での小泉さんの演説をニュースで見ましたが、あの演説は読者を意識した文章を書ける人の言葉。読者を意識するとなると、流れの中の「緩急」というものが重要になるわけ。ダラーと一本調子だと読んでいてもツマンナイわけです。たとえその文章に内容があったとしてもね。

だから緊張と弛緩を組み合わせて、流れを「作って」いくわけ。
緊張といっても、大声を上げて緊張させるというものではなく、たとえば疑問を提示するとかするわけ。

疑問を提示されると、受け手は考えることになる。だからある種の緊張状態になるわけ。そのような疑問を続けざまに提示すると、受け手は非常に緊張することになる。その時に「これだ!」と回答を出すわけ。「疑問符」「疑問符」「疑問符」そして「感嘆符!!」と流れを作ると、受け手は緊張から劇的に開放され「カタルシス」を味わうことができるわけ。

いきなり感嘆符を連発すると、受けては強圧的に感じてしまう。疑問符の後に感嘆符だから効果があるわけです。いうまでもなく、このように緊張からカタルシスへの流れを作っていくのはオペラでは常套手段。

オペラの台本は、あまり内容を膨らませすぎず、表現のスタイルの変化で、流れを作っていきます。小泉さんの演説は、オペラの台本とすれば極めて優秀なものと言えるでしょう。

ちなみに、小泉さんの演説を「疑問形」や「感嘆符」なしに、つまり単純な句読点のみの教科書的な文章に書き換えると、何も面白くはない。まあ、オペラの台本を文学的に云々してもしょうがないようなもの。

小泉さんの演説の草稿は、小泉さん自身が書いているそうですが、あれだけの文章は、おいそれと書けるものではありませんよ。

また、「総選挙で大勝利したから小泉首相は続投だ!」と言っている人がいますが、そんな理屈はまさに凡人の論理。「総選挙で大勝利したからこそ、任期いっぱいで辞める。」と考えるのが変人の論理。言葉が読める人は、それくらいはわかるものなんですね。
http://renewalmmbacknumber.hp.infoseek.co.jp/05-09/05-09-14.htm


小泉さんは、呆れるほど、オペラの技法を有効に使っているんですね。

オペラというものは、何百年に渡って積み重ねられてきた、観客に「ウケル」技法の集大成みたいなもの。観客の心をつかむテクニックがテンコ盛りなんですね。
そのような古人の知恵は有効に活用すればいいでしょ?

自民党と民主党なんて、政策自体には大差はありませんが、結果的には大差がついたでしょ?それはまさに「ウケル」テクニックを駆使したhowの勝利と言えるわけです。

では、具体的に見てみましょう。

1. つかみ・・・ダチョウ倶楽部というコメディアンが「つかみはOK!」とかギャグで言っていたそうですが、ある時点で、観客の注意をつかまないと、ダラダラと流れてしまう。やがては観客の注意が切れてしまう。だから往々にして、最初の頃に「つかみ」のセリフで、注意を勝ち取るわけ。

しかし、この「つかみ」も、その状況によって使い分けをする必要があります。書き物のようなものと、ライブパフォーマンスのようなものでは違うわけ。書き物のようなものなら、本当に冒頭に「つかみ」を持っていくことが可能ですが、ライブパフォーマンスで冒頭に「つかみ」を持っていくわけにはいかない。だって、まだ会場に来ていない客もいるわけですし、座席に座ったばかりですと、観客もまだソワソワしていたりするもの。つかみそこなうと、まさに「すべる」ことになる。ということで、オペラにおいては、まず序曲のようなもので、観客の心を落ち着かせ、その後に、「ど派手」なシーンでつかみを行うものなんですね。

たとえば、モーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」というオペラでは序曲の後、幕が上がると、いきなりレイプと殺人のシーンになります。あるいは、多くのイタリアオペラでは、序曲があって、その後幕が上がるとすぐに「ど派手」な合唱曲やアリアが歌われたりするわけ。序曲なしにいきなり「つかみ」を行うためには、観客がかなり早くから座席に座っていることが前提になる。だからリスクが大きい。まずは、観客の気持ちを落ち着かせ、その後に「つかみ」・・・これが多くのオペラの流れ。序曲なしにいきなり派手な合唱曲をぶつけるオペラもあったりします。たとえばプッチーニの「トゥーランドット」などもそのパターン。しかし、そのような場合では、その派手な合唱曲はストーリーには関係ないものにするわけ。冒頭は聞き漏らしてもいい。それがライブパフォーマンスでのつかみの鉄則。

小泉さんの選挙演説では、まずはご当地ネタをやったそうですが、それはオペラでいうと序曲にあたるわけです。まずは聴衆の気持ちを落ち着かせる意味があるわけ。そうやって落ち着かせておいて、その後の「つかみ」を確実なものにするわけです。

2. 緩急・・・この緩急の技法については、先日の後記で触れました。観客を緊張状態にして、そこから開放させると、劇的なカタルシスがもたらされるもの。観客に疑問を投げかける形で緊張させ、その後で解答を出すことによって、緊張から弛緩への流れを作ることができるわけです。オペラの進め方では常套手段です。

3. じらし効果・・・主人公を早めに出して、その主人公を中心にオペラを進めるのは、一般的なオペラですが、凝ったオペラだと主人公が中々出て来ない作品もあります。たとえば上記のプッチーニの最後の作品である「トゥーランドット」では、主役のお姫様のトゥーランドットは前半はほとんど出てこないし、全然歌わない。チラっと顔を見せるだけ。むしろ周囲の人間が「トゥーランドット姫は絶世の美人だ!」とか「トゥーランドット姫は冷酷な人だ!」と、トゥーランドットについて散々と語るわけ。語られるのに、出てこないので、観客は「早く出て来て歌ってよ!」と思うことになります。

そうやって観客を散々じらした状態においてから、満を持して登場させると、観客は「やったー!」と思いますよね?周囲の人が語るほど、観客の期待は高まるものでしょ?今回の選挙では亀井さんが小泉さんの悪口を散々言いましたよね?「小泉さんは冷酷な人だ!」とか・・・しかし、その言葉により、観客は「じゃあ、実際の小泉さんを見てみたい!」と思うわけ。亀井さんの言葉は小泉さんの登場を引き立てる見事な役割を果たしたわけです。これってオペラにおいては端役の道化の重要な役回りなんですね。今回の選挙キャンペーンでは小泉首相の露出を公示前にはできる限り限定したそうですが、これにより、観客にじらし状態を生み出し、主役の登場にインパクトを与えたわけです。

4. 極端で単純な対比・・・この選挙では「郵政改革に是が非か?」とテーマを単純化しましたよね?このような単純な対比はオペラでは必ず行うことです。だって短時間な舞台上演に小難しい議論はできないでしょ?テーマをわかりやすく絞る必要があるわけ。オペラだったら往々にして「愛に生きるか?それとも死んでしまうか?」そんなもの。極端で単純な対比なので、観客の注意は持続するわけです。

前記の「トゥーランドット」という作品でも、「お姫様を勝ち取るか?それとも処刑されるか?」という、生きるか死ぬかの極端な対比です。「百万円勝ち取るか?罰金10万円支払うか?」という対比だったら、観客はノレないでしょ?極端で単純な対比だから、観客は手に汗を握るわけ。小泉首相はあえて「過半数取れなかったら辞職」という危機的状況を作り出すことによって、単純で極端な対比を自ら演出したわけです。

5. 周囲の反対・・・今回の解散は小泉首相の周囲は反対しましたよね?それこそ森前首相などが反対しました。しかし、この反対が今回の自民党の大勝利につながったわけ。だって考えてごらんなさいな。森前首相が「解散やっちゃえ!」などと小泉首相を応援したら、国民の支持はこんなに小泉首相に集まったでしょうか?

周囲の端役の反対があるからこそ、主役の決意の固さが強調される・・・オペラでは常套手段です。それこそオペラ「トゥーランドット」でも第1幕のラストでは、カラフという王子が周囲からの「オイオイ、自分の命を大切にしなよ!」という暖かい助言を振り切って、「姫を得るためには死をもいとわない!私に試練を与えよ!」と大見得を切って幕が降りる。

これが周囲の人がカラフを応援したら、そんなドラマティックなシーンにはならないわけ。周囲の反対を振り切って、「愛か、死か」の場面に突入して行くからこそ、観客が盛り上がるわけです。それに周囲の反対があれば、観客はこう思うもの。「周囲の人はアナタの決意の意味がわからない。しかし、ワタシはアナタの決意を応援しているぞ!」

ちなみに「姫を得るためには死をもいとわない!私に試練を与えよ!」なんて解散前後の小泉首相の立場そのものでしょ?当然のことのように怒涛の拍手が来ますよ。だって劇場で最も見栄のある瞬間なんですからね。トゥーランドットの第1幕の後に万雷の拍手とブラボーの声が上がるのと同じ。

6. 決めポーズ・・・選挙演説なんだから気合を入れてやっているでしょう。だから言葉だって「強い」言葉を使うことになる。しかし、そのような強い言葉をどのようなポーズでやっているか?ということも大変に重要なんですね。まあ、選挙演説だったら拳を握りしめたポーズというスタイルが一般的でしょう。重要なことはそれが言葉とちゃんとリンクしているのか?ということ。

強い言葉と、強いポーズがリンクすることによって、強い決意を示すことができ、観客に強いインパクトを与えることができるわけ。決めセリフと決めポーズはリンクしているものなんですね。オペラだと男性だったら剣を高々と上げ、「さあ!やるぞ!」と言った決めポーズはおなじみです。女性だったら、ひざまずいたポーズで「どうかお願い!」とか・・・

言葉だけが会話の手段ではないわけ。決めセリフと決めポーズが生み出す劇的効果なんて、オペラだけでなく、それこそ「セーラームーン」のようなアニメでもあるでしょ?というか、「セーラームーン」を見たことがありますが、あの作品もオペラとかミュージカルが好きな人間が作っているのは明白な作品。今回の自民党の大勝利と、「セーラームーン」の高視聴率って、オペラティックな手法の効果的利用の結果という点では同じなんですね。

小泉さんは決めポーズも決まっているけど、民主党の岡田さんの決めポーズって思い浮かばない。この差って大きいわけ。それだけ観客へのインパクトが少ないということなんですね。ちゃんと決めセリフや決めポーズをやることを前提にして、演説を組みたてる必要があるわけ。だから、これは緩急の問題もあるわけ。決めポーズが決まるということは、それだけ話に緩急があるということです。勿論、もともとの芝居っ気の問題もありますが。

7. 多彩な女性キャラ・・・オペラを見ていて、登場人物が男性ばかりだったら、やっぱりつまらない。やっぱりキャラが立った女性が出てこないとつまらないわけ。民主党は女性議員はいても女性キャラとは言えない。それに対し、今回の自民党ではキャラが立った女性が登場していました。

ちなみに、オペラ「トゥーランドット」では、「愛を拒むお姫様のトゥーランドット」と、「愛に殉じるはかなげな女奴隷リュー」という2人の女性キャラが対比され、オペラの中心テーマである『愛』を鮮やかに浮かび上がらせているわけです。

ちなみに、プッチーニは上記のように「愛を拒む権力者の女性と、愛に殉じるはかなげキャラの対比によって、テーマである愛を鮮やかに浮かび上がらせた」わけですが、この文章の「愛」という言葉を「改革」という言葉に変えてみましょう。まあ、岐阜の選挙での佐藤ゆかりさんは女奴隷ではありませんが、どっちかというと「はかなげ」キャラでしょ?

大体が落下傘候補なんだから、例えば静岡で出馬した財務省出身の女性候補を岐阜にぶつけてもよかったわけでしょ?しかし、大臣経験者に対し一介の民間のエコノミストが立ち向かうという構図により、「一途さ」が出てくるわけ。大臣経験者と財務省出身者の戦いでは「一途さ」は出てこないでしょ?一途なキャラというものは、観客の心をつかむ重要な要素。オペラでは常に人気キャラなんですね。

8. キャスティング・・・登場人物と役の割り振りも重要。それこそオペラでも太った女性歌手を結核病の役にキャスティングするわけには行かないでしょ?それぞれ、役にあった人物を当てる必要があるわけ。たとえば、広島で出馬したホリエモンを、岐阜の野田聖子さんにぶつけることだって可能でしょ?どうせ落下傘候補なんだから。しかし、そうなると、女性に対し男性の刺客を送ったことになり、印象が悪くなる。

相手が女性であれば、より「か弱い」女性を刺客に送る。重厚なオヤジに対しては、若造を刺客に送る。これによって、保守的な世界に、「下から」立ち向かうという構図が出来上がりますよね?そのような構図を各地で作り上げることによって、小泉さん自身が「下から」立ち向かう人間のように印象付けられるわけ。

本来なら総理大臣なんだから最高権力者でしょ?しかし、刺客の人選とキャスティングを的確に行うことによって、小泉さん自身が最高権力者であることを忘れ去られてしまうわけ。もし、女性や若い反対派に対しオヤジ系の刺客を送ったら、国民の共感は得られなかったでしょう。そのあたりもヘマをしない。見事なキャスティングですね。

9. 舞台の位置・・・オペラなどで舞台でドラマを進めるにあたって、「舞台上のどの場所でやるか?」ということも当然のことながら重要な問題です。重要なシーンを観客に見えない位置でコソコソとやっても、無意味でしょ?劇場だと座席によっては、舞台の端が見えなかったりします。やっぱり重要なシーンは観客のみんなが見える位置でやらないとダメですよね?

今回話題になった岐阜は、かつて戦国大名が「美濃(=岐阜県)を制するものが天下を制する。」と言ったそうです。まあ、織田信長が居城をおきました。それだけ交通の要所だったわけ。昔だけでなく、今だって交通は便利です。東京から行くにも、名古屋から行くにも、大阪から行くにも行きやすい。つまり報道陣が取材しやすい位置にある。報道を通じて、観客に見せることが容易であるわけ。

これが別の反対派の大物である綿貫氏が立候補した富山県だったら、ちょっと行きにくい。つまり報道されにくいわけ。おまけに女性候補同士の対決となった岐阜と、財務省出身の女性候補が立候補した浜松(こちらは徳川家康の居城があったところ)は距離も近い。取材クルーが一日目に岐阜で取材、次の日には浜松で取材というスケジュールを組むのが容易であるわけ。それだけ取材してもらえる可能性が高くなる。だから観客に注目されやすいわけ。話題になった・・・のではなく、話題に仕立て上げたわけです。オペラでいうと、舞台中央でスポットライトを当てたわけです。


今回の選挙については、多くの人が様々な分析をされるでしょう。
私は政策(=what)の問題は度外視して、純粋にhowの観点から、分析してみました。
小泉首相が無類のオペラ好きであることが、本当によくわかるでしょ?単にオペラが好きでCDやヴィデオでよく聞いているというだけでなく、舞台でのオペラ公演を相当聞いていないとできない芸当ですね。

まあ、これだけのことはやっぱり天性の芝居っ気がないと無理。芝居っ気がある人は、ピーンと来るものなんですね。

しかし、このようなことは一般的なプレゼンテーションなどにも使えるわけです。「つかみ」とか「緩急」などは必須の技法。それこそ、就職試験での採用面接の場面だって必要になります。面接官の質問に丁寧に答えるだけではダメ。面接官の質問から強引にでも、「つかみ」の言葉を切り出し、自分の主導権の元に緩急を考えながらプレゼンテーションを行うくらいでないと、面接官にインパクトを与えられないものなんですね。

実際に、小泉首相と民主党の岡田さんの間には、言葉の内容そのものには大差がありません。どう表現するか?によって、これだけ結果的に大差がつく・・・このことはどんな分野でも当てはまることです。勿論、家庭という場だってネ。


本文中で散々と引用したプッチーニの最後のオペラの「トゥーランドット」ですが、エンディングはこんな感じ。
『愛を拒んでいたトゥーランドット姫が、異国の王子カラフの熱い口付けによって、彼の心からの愛を理解し、その愛を涙を流しながら受け入れ、2人は手に手をとって幕となるわけ。』

反対派の野田聖子さんが小泉首相の口付け・・・は、ないでしょうが、ともかく小泉首相の言葉を涙を流しながら受け入れる。そして2人が手に手を取ってフィナーレ・・・なんてなったらとんでもなく劇的でしょ?

野田さんも泣くなら今のうち。その効果を誰よりもわかっている小泉さんなんだから、泣いて「彼の名は改革です!」なんて言えば、除名なんてなりませんよ。むしろ彼女の将来が開けるというもの。
http://renewalmmbacknumber.hp.infoseek.co.jp/05-09/05-09-19.htm


あたしは、ずっと前から思ってたんだけど、小沢一郎って、自分の言葉で話さない。どんな時でも、原稿を棒読みするだけだ。それも、小学生が作文を読んでるみたいな調子で、読み方に抑揚がないから感情が伝わって来ない。実際には熱意を持ってたとしても、それが聴衆には伝わって来ないのだ。

昨日の日曜日、民主党は、都内のホテルで臨時党大会をひらいて、小沢一郎が3期目の所信表明演説をした。演説の内容は、「この一戦に政治生命を懸ける。精神的にも肉体的にも最後の一戦だ」「今こそ日本を変える時だ。日本を変えるラストチャンスと言っても過言でない」って、なかなか気合いの入ったことを言ってたけど、それが、1〜2秒おきに手元の原稿に目を落として、ほとんど前を向かずに、抑揚のない棒読みを続けてるだけだったから、いつもとおんなじに熱意が伝わって来なかった。

たとえば、「この一戦に政治生命を懸ける。精神的にも肉体的にも最後の一戦だ」っていう、わずか10秒にも満たないこれっぽっちの言葉でも、この間に4〜5回も原稿に目を落とした挙句、言い終わってからもずっと下を向いてる始末。これくらいのセリフ、どうして暗記して正面を向いて言えないのか。これは、リーダーを目指す者として、激しくマイナスだ。

逆に言えば、どんなに最悪な人間でも、演説さえうまければ選挙に勝てるってことだ。コイズミが演説する時は、どんな時でも原稿なんか読まなかった。顔を上げたまま、単純明快なフレーズを繰り返すだけだった。コイズミは、どんなにトンチンカンなことでも、正面を向いて自分の言葉として叫び続けたから、バカな国民たちは、コイズミのしゃべってる内容じゃなくて、その勇猛果敢な姿にこそ、リーダーとしての資質を感じて、ウッカリと支持しちゃったのだ。だからこそ、国の宝であるお年寄りたちを切り捨てる「うば捨て山制度」を作った元凶だってのに、未だにコイズミなんかを支持してるオッペケペーもいるほどなのだ。

‥‥そんなワケで、今は、このニポンが、かつて経験したこともないほどの経済的危機に立たされてる。それはもちろん、あたしたち国民が、コイズミっていう間違ったリーダーを選択したことによる、虚構の「いざなみ景気」の返り血を浴び始めたからだ。経済だけじゃなくて、食の安全の崩壊による日常的な不安から、年金制度の崩壊による老後の不安まで、すべてコイズミ改革の負の遺産によって、あたしたちの生活は根本的な部分から崩れ始めてる。この国の将来を担うハズの若者たちは、ワーキングプアにあえいで夢も希望も失い、時代に逆行した原発の乱立で、ニポン列島自体が、常にチェルノブイリの二の舞になる危険と隣り合わせの状態だ。

こんな時、大衆が求めるのは、強いリーダーシップだ。どんなにトンチンカンなことでもいいから、原稿など読まずに、前を向いて自分の言葉を発信し続ける者にこそ、「この人なら何とかしてくれるかもしれない」って期待するのだ。逆に言えば、原稿を読まなくちゃ自分の考えすら伝えられない者など、自分の考えを持ってないのも同然だと見るのが、政治家に対する国民てもんだ。だから、小沢一郎が、本気で政権交代を目指してるんなら、金輪際、原稿を棒読みするのはやめるべきだ。今、この国の大衆が求めてるのは、原稿を棒読みして素晴らしい政策を語るリーダーじゃなくて、支離滅裂なことを連呼しても、前を向いて自分の言葉を発信するリーダーだからだ。

コイズミと竹中へーゾーの売国奴コンビが、ニポン人の財産をアメリカへ献上するために計画した「郵政民営化」にしたって、あの政策の内容を正確に把握してた国民がどれだけいるのかって言えば、ほとんどいないだろう。原稿など読まずに、前を向いて自分の言葉で「改革だ!」「改革だ!」って連呼し続けたコイズミの姿を見て、「この人の言うことなら間違いないだろう」「郵政民営化が何なのかよく分からないけど、コイズミさんがここまで言うんだから、きっといいことなんだろう」って思って支持した有権者がほとんどなのだ。

その証拠に、コイズミは、「民営化することによって既得権益の仕組みを変える」とか偉そうなことをノタマッてたけど、いざ、民営化されてみたら、数多くの郵政省の人間たちが新設された関連企業に天下りしちゃって、何ひとつ変わらなかったじゃん。それなのに、当時、コイズミを支持した人たちって、誰も文句を言ってない。これこそが、ぺテン師のペテン師たるユエンてヤツで、騙されたほうが騙されたことにも気づかないってワケだ。

http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/2008/09/post-6fca.html


「小泉首相にワン・フレーズ・ポリティックスをアドバイスしたのは電通と聞いています」

 広告業界関係者はさらりと言って、こう続けた。

 「小泉政権が誕生した二〇〇一年に、小泉さんと電通卜ップとの一席が設けられ、そこで電通卜ップが広告業界の話をしたというのです。

 クライアント(顧客)は一五秒のコマーシャルの中でいろいろなことを言いたがるが、

『ワン・コマーシャルでワン・メッセージでないと伝わらない』

と言っている、という内容で、これを聞いて小泉さんは、多言を弄するのではなく、ワン・メッセージで端的に言う大切さを悟ったというわけです」

 「改革」を旗印にスタートした小泉政権は、

「自民党をぶっ壊す」「聖域なき構造改革」などのキャッチフレーズを連発、驚異的な支持率を記録した。

自民党内にプリクラが置かれ、携帯電話ストラップまで販売された。そんな小泉人気の原動力になったワン・フレーズ・ポリティックスは、電通トップの助言がきっかけというのだ。

 政治評論家の森田実は『月刊日本』(○三年一一月号)でこう指摘した。

 「小泉氏は、実は二年前の春の自民党総裁選で、某広告会社にプロジェクトチームを作り、総裁選戦略を研究させた。

彼らは米国型のメディア活用方法を取り入れた。

広告会社から提案されたのが、例の

『自民党を変えます』

『日本を変えます』

『構造改革なくして景気回復なし』

という、すべて十五秒以内のスローガンの羅列――つまり、ワン・フレーズ・ポリティックスの手法だ。

この『ワン・フレーズ・ポリティックス』の手法は、商品を売る広告テクニックを政治の世界に利用したということだ」

 森田の指摘と業界関係者の話は、ぴたりと重なる。
 また民主党の中堅国会議員に、この森田の指摘を伝えると、「某広告代理店は電通。

小泉首相に電通がアドバイスをしているのは広告業界では有名な話です」

との即答が返ってきた。
 だが、「電通があたかも国家的陰謀に関与してきたかのようなイメージは、電通を実体以上に見せる効果を与えてきた。電通もそれを知っていて、あえて否定も肯定もしないでいる」(電通OB)という側面も
http://www.asyura2.com/0505/senkyo11/msg/454.html


小泉首相は大衆操作の達人

小泉劇場の影の演出家で、「メディア戦略のプロ」を自認する飯島勲首相書記官は、テレビを重視して次のように語っている。  

 「小泉はどんなにしゃべってもワンフレーズとよく言われる。しかし、テレビは限られた時間の中で政治・経済・社会・海外までニュース報道しなければならない。結果として報道されるのはワンフレーズになる。カメラがあると、どの映像にもワンショット、ワンフレーズ、一言が必要になる」

「国民は忙しくて新聞など読まない。テレビとスポーツ新聞を押さえればよい」。

要するに、小泉首相は、こうした演出家の指南に基づき、意識的にワンフレーズで語っている。はじめから政策論争なんてするつもりはないのだ。  

 さらに、こうした小泉陣営の大衆操作・メディア操作の手法は、実はブッシュ大統領陣営から学んだものだ。

ブッシュ大統領も、

「米国につくのか、テロリストにつくのか」とか

「正義の米国、邪悪なテロリスト」

と善悪二元論に単純化して国民に訴える(操作する)手法を得意とする。

こうしたメディア戦略は、ブッシュ自らが大統領選勝利の「設計者(The Architect)」とよぶカール・ローブ大統領次席補佐官が発案・指揮している。カール・ローブは、それこそブッシュの一挙手一投足まで演出していると言われる。小泉首相はそれをマネているのだ
http://www.asyura2.com/0505/senkyo14/msg/809.html


2005年9月11日総選挙の直前、政府とマスコミは協働して宣撫作戦を行い、国民を詐欺にかけた。これを主導したのが竹中氏や世耕氏であった。彼らがメディア戦略でやったことは、メディア・リテラシーのまったくない層、すなわち彼らが言うB層国民を主に籠絡することだった。その手法は、ナチの宣伝担当相ゲッベルズがやったような単純でインパクトのある言葉を執拗に繰り返すことだった。竹中・世耕宣撫工作班は、その宣伝に、小泉元総理のワンフレーズ・ポリティクスを繰り返して報道させるという手法をとった。

 すなわち、「郵政民営化、是か非か?」、「民間にできることは、できるだけ民間に任せる」、「なぜ郵便局員が公務員でないといけないのか」と、まるで無意味なことを、お題目のように繰り返してテレビで流しまくった。こんな愚劣なものを公共の電波に乗せること自体、国民を愚弄しているが、彼らの宣撫工作と考えれば、見事な大衆操作だったと言うしかない。たしか、ヒトラーの書いた「我が闘争」だったと思うが、嘘も百回繰り返せば真実になるということが書かれてあった。洗脳報道だ。結果的に、国民はすっかりこの愚民化キャンペーンに乗せられてしまった感がある。

 当時はこういう状況だったから、国民は四分社化の真の意味に頭を使う状況ではなかったと思う。小泉政権のペテン性にかなり憤っていた当時の私も、「四分社化」については、まったく意識になかったのである。当時、私は、小泉・竹中構造改革と彼らの主導した民営化そのものがペテンだとは思っていたが、四分社化の怪しさには気付かなかった。この当時の政府は異常だった。国民に法案の正しい全貌を周知させるどころか、知らせなければならない部分にベールをかけて徹底的に国民の目を逸らすことをやっている。

 小泉政権は、郵政民営化に関し、ある重要な部分については、故意に説明責任を果たしていないのだ。それは郵政事業が民営化して株式会社となり、株式が上場された場合、莫大な郵貯資金と簡保資金が外国資本の支配権に委ねられることがあるのかないのか、あるとすれば、そういう敵対的乗っ取りに対して、どういう防御策が講じられるのかという側面である。国会審議も、メディアの報道も、この肝心な点については徹底的に神経質に議論を封じていた。

 これを象徴する出来事は、2005年8月31日、テレビ朝日系列「報道ステーション」で、古舘一郎司会者の奇怪な行動に表れていた。番組内でゲストの小林興起議員が、郵政民営化はアメリカ政府の要求だと話し始めた途端に、古館氏は急に態度が激変し、その話の展開を遮った事実がある。これをご覧になった人は多いと思う。以下、「kobaちゃんの徒然なるままに」というブログから該当箇所を引用させていただく。


事の発端は郵政民営化問題で、日本共産党の市田忠義書記局長が 「民営化で喜ぶのは日本とアメリカの銀行や保険会社だけ」と指摘。 その後、新党日本の小林興起氏が「アメリカ政府の要求だ」と話し始めた時だった。

「三百四十兆ものお金を外資に食われるような、 そんな愚の骨頂のようなことをだれがやるのか。ちょっと安倍さん」

突然強い言葉で発言をさえぎり、自民党の安倍晋三に意見を求めようとした。 古館、小林氏、安倍の声が重なり騒然となった。 市田氏が重ねて「アメリカの要求は事実」と指摘すると、再び古舘が割って入り、「アメリカに食われるために郵政を民営化するなんて… そんなに国民の目は、だまされるほどバカじゃないんで」、 「まず入り口として郵政民営化をやらなきゃいけないって考え方がある」。 最後はほとんど絶叫調だった。

 これを見た視聴者から抗議の電話が殺到し、後日番組で謝罪した。私も番組中何度もTV朝日に電話をしたが繋がらず、結局メールで抗議文を送った。

 私もこれは見ていた。当時はこの番組に限らず、民放各局は郵政民営化の「アメリカ策謀論」、「外資脅威論」を徹底的に封印しているのだ。つまり、郵政民営化論議中に、誰かが外資やアメリカに言及すると、司会者が考えられないような速効でその言動を排除していたのだ。私も何度か見ている。アメリカや外資というキーワードを誰かが出した途端に、司会者がすぐにその発言を制止したのだ。一つのセンテンスを言い終える間も与えなかったように思う。ゲストを招いていながら、こういう異様な司会はそれまで見たことはなかった、

 つまり、小泉政権は外資脅威論やアメリカ策謀論を徹底的に封じ込める作戦を最優先に取っていた節がある。だからこそ、郵政民営化というのは最大のペテンだと思うわけである。

 これ以降は、また別記事に書くが、私は、郵政の四分社化こそが、アメリカの最大の要望だったと見ている。このことと、2007年5月の三角合併解禁を思い合わせてみればいい。四分社化形態というのは、郵政民営化の中心的要件ではない。国民利益の観点から見た場合、四分社化の必然性はないと思う。この必然性があったのは、唯一アメリカ系ファンド、つまり国際金融資本側の論理から出ているのである。

http://shimotazawa.cocolog-wbs.com/akebi/2009/06/post-37f3.html


知的レベル・政治意識の高い階層は騙すことが出来ないので、「IQの低い、イメージだけで物事を判断する傾向のある、主婦・子供・シルバー層の支持を取り付けて郵政民営化を強行しよう」というのが、小泉一派の方針だそうです。

竹中大臣の知人の会社が作成した内部文書が暴露されています。

「小泉内閣支持基盤はIQの低い「主婦層や子供、シルバー層」といった具体的なことはわからないが、小泉総理のキャラクターだけを支持している層が多いから、その層を中心に学習を促進させれば、容易に騙すことができる」ともとれる内容の大衆扇動手段が提言されています。

質はどうであれ、数だけそろえて、小泉支持の声を上げさせているわけです。創価学会の低所得層の大量動員と同じ発想ですね。そして、民営化に反対した議員には、女性対立候補を刺客としてどんどん送り込んでいます。

これこそが、「イメージだけで判断する、あまり脳細胞を使う習慣のない主婦、子供、シルバー層」の票を狙った狡猾な手口です。

どうせ主婦なんかに、民営化の議論など解りはしないと馬鹿にされているわけです。

「改革改革」と繰り返せば、主婦や子供は、本当に改革派だと思い込んでくれる、「抵抗勢力だ」と繰り返せば、無知蒙昧な主婦層は、抵抗勢力と名指しされた人たちは、本当に悪い奴らだと思い込んでくれると計算しているのです。どんな無知無能な有権者でも、一票は一票ですから。ユダヤ人がアメリカで培ってきた選挙戦のノウハウが、そのまま投入されているように思います。
http://www15.ocn.ne.jp/~oyakodon/newversion/yuuseiminneika.htm

「B層」の定義

今回の衆議院選挙の特徴は先週号で述べたように、与党である小泉自民党の主張が丸ごとデマだったと言うことと、このデマに多くの人々が引っ掛かって自民党に投票したことである。これまで日本の場合、デマは野党の手法である。しかし反対に民主党は、マニュフェストとか言う今風の政権公約を作成し、デマの要素を小さくした。例えば公的年金のため、消費税の3%増税の国民負担が必要と訴えた。

もっとも民主党の党是は「小さな政府」である。「小さな政府」を追求するのなら、この公的年金の充実や子育て支援などは、本来放っておいて良いテーマである。皮肉にも、マニュフェストでこのような政策をより明確にしたからこそ、民主党の方針の矛盾が目立つことになった言える。この点を与党に攻撃されたのである。つまり全てをデマで固めた小泉自民党が、デマの要素を小さくした民主党に、都市部で圧勝したのが今回の選挙結果である。


しかしここに重要なポイントがある。日本の国民が求める政策は、公的年金の整備、小子化対策、福祉政策の充実、派遣社員・ニート対策、景気対策、治安対策などであるが、全て小さな政府では実現不可能なものばかりである。小泉自民党と民主党は「小さな政府」が国民にとって良い政策なのだと競っているが、「小さな政府」と国民が欲している政策の間には大きな矛盾がある。実際、自民党の立候補者は幹部を除き、郵政民営化に言及せず、選挙民には他の政策を訴えていた。

政府の規模に関して、国民新党だけが「政府は効率的であることは必要だが、政府の規模はその時の情勢による」とまともな主張をしている。これは本誌の主張とピタリ一致する。また景気回復には、一時的な財政支出の増大による景気対策も必要と言っている。このように訴える政策と主張する政府の規模に矛盾がないのは国民新党くらいなものであった(共産・社民は政府の規模の話には言及していなかった)。さらに国民新党は、巷間大きいと言われている日本の政府の純債務が、国際的に見て決して大きくないことを説明して、政府支出増大の合理性を説いている(国民は、多分にデマ話に騙されている)。筆者は、何もしない「小さな政府」なら、ない方がましと考える。


しかしそれにしても多くの人々が小泉自民党のデマに騙され、自民党に投票した。自民党が有権者をセグメントし、それに対する広報・宣伝活動をして来たことは知られている。本誌の05/7/11(第397号)「郵政法案と小泉政権の行方」で、

「『小泉内閣支持基盤である主婦・老人層=具体的なことはわからないが、小泉総理のキャラクターを支持する』【IQの低い層】

に分類し、後者に絞って民営化チラシを配布せよ」

とチラシ受注会社が政府に提示した文章が、国会の質議を通じ公になったことを伝えた。しかしこれとは別に選挙中に「B層」という言葉が登場した。前者は政府と業者の間の文書に現れた表現であり、後者はどうも自民党の広報担当のセグメントらしい。

しかし両者に大きな差はないと見る。筆者は、自民党の広報活動はこれらの主婦・老人層を対象にしたが、これまで投票に行かないような若者までが思いがけなく大量に引っ掛かったと想像する。小泉自民党にとっては、この考えの浅い若者の投票行動は嬉しい誤算であった。

要するに「B層」を主婦・老人層や【IQの低い層】に限定することはないと考える。デマに影響されやすい層とすれば良い。

デマはマスコミを通じ流されるのだから、マスコミに影響されやすい人々を「B層」と定義すれば良いと筆者は考える。当然、多数の若者や軽いインテリもこの「B層」に含まれる。

実際、テレビの視聴時間が長い者ほど小泉政権の支持率が高いという調査結果がある。

また本誌で取上げて来た改革派無党派層とも重なる。もっとも小泉首相の4年間の国会におけるパフォーマンスも、この「B層」を対象にしたものと考える。これに対して小泉首相を忌み嫌う人々は極めて多い。この人々はほとんど保守的な人々であり、マスコミに影響されることが少ない人々である。


選挙後、この小泉自民党に投票したこの「B層」と思われる人々へのインタビューがテレビ放送されていた。凄まじいものであった。

語る言葉もたどたどしい29才フリータは、自民党に投票した理由を「郵政民営化に賛成だから」と答えていた。もちろん郵政民営化の中味は知らない。

静岡7区では、おばさんが「片山さつき氏の方が城内実氏より改革が進むから」と落下傘候補に投票していた。

まさに「B層」対象の広報活動の成果である。

ちなみに城内氏が郵政法案に反対した最大の理由は、自民党執行部による郵政法案成立のための強引な手法を危惧したことにある。これを認めたなら、次には人権擁護法案などにも同様の手法が採られると考えたからである。実際、今回、人権擁護法案についてはかなり強引な手法が用いられ、自民党内で法案提出の直前まで行っていた。

東京新聞に小泉自民党に投票したこのような20代の声が掲載されていた。

「小泉さんがいいと思ったのは、おれは死んでもいいと言ったこと。格好いいなと思った」、

「郵政民営化は賛成だが、中身はよく分からない、でも分からなきゃ投票しちゃいけないってわけじゃないでしょ。ほとんど分からないままじゃないの?」、

「ネットでみんなが自民党を支持してた。何となく行かなきゃと思って」


と言った調子である。本当に身震いがする。


悪い人切るの なんかクール

本誌がずっと主張しているように、日本のマスコミの小泉政権に対する肩入れが露骨である。大新聞の論説委員だけでなく、テレビ番組の司会者、コメンテータ、バラエティータレントまでが選挙が近付くにつれ、小泉自民党に有利に働くような言動が目立つようになった。特に郵政法案への反対票を投じた立候補者への攻撃も、投票日が近付くにつれ激しくなった印象が強い。また後ほど述べるが、一方では目立たなく巧妙に行われ、一般には分かりにくいマスコミの関与もあった。

デマがデマとして機能するには、これが人々の間に広まることが必要である。今日、これを効率的に行うことを担ったのが日本のマスコミである(どうも米国のマスコミも片棒を担いだ可能性がある。ニューズウィーク日本版が露骨な小泉支持の論調を展開していることは以前から周知の事実である。)。

マスコミを味方につけ、小泉自民党のデマはどんどん広まった。この結果、「B層」の大量投票を集めた自民党が大勝した。


前述した東京新聞の20代の声の中に

『「ぜんっぜん政治には興味ない。テレビ見てるけどバラエティーばっかりだし、ニュースになるとチャンネル変えるし。新聞は一度も読んだことない。悪いけど」

と言うのは制服姿でたばこを吸っていたコンビニ店員(21)だ。大田区の実家から通っていて、両親に誘われて「仕方なく」選挙に行ったという。

「亀井さんとか自民党の中の悪いのを敵にしてやったんでしょ、今回は。そういうのをズバッと切ったんでしょ。なんかクールっていうか格好いいじゃない」』

と言っているのである。この若者は典型的な「B層」の一員である。ところが不思議なことに新聞は読まない、ニュースを見ないというこのような人々にも、ちゃんとデマは届いているのである。

しかし筆者は、テレビ番組の中でジャーナリストの大谷昭宏氏が、自民党を追出された郵政法案に反対した議員をさかんに「汚れた鳩」と表現しているのを見て納得した。選挙中からこれに似た発言は他のテレビ出演者からも出ている。おそらくこのような発言を直接・間接に聞いた若者が、郵政法案反対派の政治家を「亀井さんとか自民党の中の悪いのを〜」と思い込んだとしても不思議はない。
http://adpweb.com/eco/eco406.html


亡国のリーダー?ゴルバチョフと小泉純一郎

 ところで、共産党の解体を視野に入れていた共産党書記長というと、「自民党をぶっ壊す!」といった自民党総裁を思い出す。実際に、この時期以降のゴルバチョフは、小泉首相と不思議に似ているのだ。

 まず、二人とも、国家と癒着した万年政権党――ソ連共産党も自民党もその点では同じだ――のリーダーとして、活力を失った社会の建て直しを過大にして登場した。それをゴルバチョフは「ペレストロイカ」、小泉は「声域なき構造改革」とスローガン化したわけだが、二人とも、スローガンは繰り返すものの、何のためのペレストロイカか、何のための構造改革化、国民にきちんと説明しようとしない点もよく似ている。

 そして、「ウスカレニエ(加速化)」、「ノーヴォエ・ムィシュレーニエ(新思考)」、「グラスノースチ(情報公開)」など次々にキャッチフレーズを打ち出しては耳目をそれにだけ集中させて局面を乗り切るワンフレーズ・ポリティクスの点でも、ゴルバチョフは小泉の大先輩である。

ゴルバチョフは、ワンフレーズで事態のすべてを説明しようとした。

ぺらぺらよくしゃべるのだけれど、キーはいつもワンフレーズ。

それによって短い局面での風をつかみ、その連続で状況対応的に動いていく。
この政治スタイルは小泉とも実によく似ている。


 それは裏返せば、もともとリーダーとしての政治理念、哲学、政策体系を持っていなかったということなのだ。

この点でも二人は共通している。ただ、後付として理念を打ち出したりしたが、それも抽象的であいまいなものだった。そして、その後付の理念として、「自由化して競争を導入すればみんな上手く行く」というような市場原理・民営化万能論を持ち出す点においても、ゴルバチョフと小泉は共通していたといえる。

 また、この時期以降のゴルバチョフは、党書記長でありながら、党の問題、党内での対立を党内に訴えることによって解決していくのではなく、うちの問題を外に出して国民に訴えることによって党内の力関係を変えていく手法をとっていった。これは、党内の意見の相違を党内で論議して解決するのではなくて、国民に訴えて反対勢力を「抵抗勢力」として排除していく小泉のやり方と酷似している。

 そもそも、他人の意見を聞くのが嫌なのだ。独裁者というよりは独善者なのだ。独裁者というのは、独裁の責任を一身に負うもののことだが、二人ともそんなことは使用とはしない。そして、二人とも党や政府のリーダーでありながら、「大統領的書記長」「大統領的首相」を目指し、それに近いふるまいをしてきた点でも共通している。

 特に、1989年3月に複数候補制による人民代議員選挙を実施して、守旧派の共産党役員を大量に落選させ、党内の力関係を買え、国会に当たる人民代議員大会に確固たる権力基盤を築いたゴルバチョフの手法は、2005年8月に郵政民営化法案が参議院で否決されたとき、衆議院を解散して「郵政民営化の是非を問う国民投票」だと称し、反対派を落選させて、党内の力関係、国会での権力基盤を劇的に変えた小泉の手法とよく似ているし、発想が殆ど同じだ。

 例えば外交手腕の違い、教養の差など、二人の間にはいろいろな違いはある。ゴルバチョフは、さすがに他国首脳との付き合い方、交渉の仕方を身につけていたけれど、小泉はまるでだめだ。ブッシュの肩をたたいて「サン・ライジング、ジャパン」と叫ぶだけだ。

ゴルバチョフは、旧約聖書を正確に引用でき、プーシキンを語ることができたが、小泉はせいぜい信長を書いた時代小説に読み耽るだけだ。

 だが、このように政治スタイル、手法においてココまで共通しているということは、なにやら不気味な結末を暗示しているように思われてくる。ともあれ、ソ連では、ゴルバチョフのこうしたスタイルと手法が、急速に破滅を招きよせて言ったのだ。日本でも、同じことになるのは十分に考えられるのではないか。憂慮を深めざるを得ない。
http://www.asyura2.com/0601/senkyo20/msg/1015.html  

小泉先生が近いのはこっちの方なんですけどね:

ロスチャイルドから金を寄付され、

密かに核兵器の軍備拡大を進める、オバマ大統領。

核兵器の軍縮で「ノーベル賞」を受賞し、

水面下で、核兵器の軍備拡大を進める、詐欺師=アメリカ大統領オバマ。


大統領オバマを「作り出した、デッチアゲ劇」

オバマは、カリフォルニアのオキシデンタル・カレッジを卒業している。TVの連続青春ドラマで人気を博した「ビバリーヒルズ青春白書」という学園モノの舞台となった学校である。この学校は実際に「俳優の養成、俳優の発声法・演技方法、脚色、映像効果」等を専門的に研究・教育する部門に「秀逸」な教育機関である。

映画監督の「指示通りに、いかに、上手に、役割を演じるか」の俳優「製造」学校を、「オバマ」は卒業している。

 オバマは選挙演説が極めて巧みな事から、「大統領に当選した」。演説の際の、発声方法、表情、自信に満ちた身振り、演説の舞台上から観客=選挙民を魅了する「テクニック」、TV放送の効果的な「演出」が、政治家としての実務経験に不足した「オバマの唯一の武器」であった。それは俳優養成学校で、オバマが「映画監督の指示通りに動く」俳優として教育を受けて来た「効果・結果」である。

 この男=オバマは、政治家ではなく、俳優である。

 大学卒業後、オバマはウォール街のトリニティ教会での、社会活動を「経て」政治家となった。この教会には、沢山のウォール街の金融マン、金融機関の経営者、政治家が詰めかけていた。世界中の金融マンを「組織し」、その金融機関の政治的な代理人となる「政治家として自分を売り込むには、最も適切な」場所である。

ウォール街を代表する金融機関の経営トップが、米国政府の閣僚とレストランで食事をし、ホテルの密室で会談すれば、即座にマスコミに「密談、政界工作」等々、騒がれる事になる。しかし金融マンが「敬虔なキリスト教徒」として教会に通い、「そこに偶然来ていた政治家」と話をし、神父の部屋に招かれ、2人で会談しても、「神父に個々人、別々に、心の悩みを聞いてもらっていた」と言う事であれば、キリスト教社会では誰も苦情を言う者は居ない。政界工作、密談、陰謀、収賄、政界の機密の民間への漏洩が、教会を舞台にして「こそ」行われる理由である。

トリニティ教会とは、英国国教会の事である。ウォール街と、それをコントロールする英国ロンドンの金融市場シティの、パイプが、この教会である。かつてローマ帝国の国教であったカトリックに反旗を翻し、バチカンよりも古い時代の聖書を持ち出し、そこにはイエス・キリストではなく、サタン=悪魔こそが正当な神であると記載されている、と主張し、悪魔に師事し、人類を滅ぼす事が「神への奉仕である」と主張する宗教分派が複数、出現した。極言すれば、トリニティ教会が、その1派である。この教会に集まるウォール街の金融マン達が、サブプライム債券を開発し、現在の金融恐慌を生み出し、第三次世界大戦の「導火線に火を付けた」宗教的複線は、そこにある。

 オバマが政治家として一躍注目を浴びるようになった発端は、2005年、ニューオーリンズを中心とした地域を襲ったハリケーン・カトリーナへの、米国政府の対応の遅れ、出動した軍の行動の遅れに対する、オバマの強い批判、改善勧告内容の「力強さ、明確さ」にあった。

しかし、このハリケーン被害で、「黒人居住地域であるから軍の出動が遅れた、これは人種差別である」と声高に主張するオバマを「一躍、ヒーロー」に祭り上げる結果となった、その軍とは、まさにFEMAであり、その創立者・ボスが、ズビグニュー・ブレジンスキーであった。しかし、奇妙な事に、ブレジンスキーは「オバマのボス」である。大統領オバマの最高指揮官・政策ブレーンは、現在も、ブレジンスキーである。

ブレジンスキーが、FEMAに「ミスを連発させ、そのミスの詳細、改善策を、子分のオバマに教える」。オバマが、議会で、ミスの詳細を、「驚くべき情報収集力で調査・報告し、しかも的確な改善策を展開する」。オバマの情報収集力が「驚くべきもの」であり、改善策が的確なのは当然である。FEMAの指揮官・総司令官のブレジンスキーがオバマのボスであり、ボスから「全てを教わっているのであるから」。

こうして、オバマ=ブレジンスキーの「自作自演」により、「ヒーロー・オバマ」が誕生し、大統領への道が「開かれて行く」

http://alternativereport1.seesaa.net/article/111748054.html

アル・ゴアという道化師2008年11月中旬、アル・ゴア元副大統領が訪日した。その前年に「ノーベル平和賞」を受賞したことを契機に日本側が招請したものであったが、縁あって、とあるクライアント経由で来日記念講演会への入場チケットを入手することができた。もっとも、こちらは米国勢との関係では色々とある身である。そこで弊研究所調査部の研究員に代理出席してもらうことにした。


そして講演会の翌日。やや上気した感のある表情で、報告に来た研究員女史の言った言葉が今でも忘れられない。「驚きましたよ、実に。ゴアさん、日本語のパワーポイント資料で全く分からないはずなのに、ぴったり画面とあった話を英語でしてくれるのですよ。こんなプレゼンテーション、後にも先にも見たことがありません」。


アル・ゴア元副大統領たるもの、日本語でスピーチなどするわけがない。しかし、それにしても完璧なまでに行った英語のスピーチで語られたのは、とにかく「温暖化は怖い。温暖化は恐怖だ。温暖化は今から備えないと大変なことになる」というメッセージであったのだという。「ゴアさん、相当練習したんとちゃいますかね?」と関西弁で語る研究員女史の言葉も忘れられない。


「フリーダム・オブ・スピーチ(発話の自由)」が米国合衆国憲法上、基本的人権として定められているにもかかわらず、しかも「副大統領」という要職を務めたにもかかわらず、なぜあたかもシナリオどおりに演ずる俳優のような振る舞いをアル・ゴアがしたのか。――

有り得べき答えはただ一つ。“もっと偉い人”からそうするように命じられ、かつそのようなものとしてふるまうことで然るべき報酬を得ているからであろう。

どんな滑稽(こっけい)な役割であっても、これを演じなければならないのが役者だ。そう、それがたとえ「道化師」の役割であったとしても、だ。


「ゴア元副大統領によるあの巧みな振る舞いは一体何を意味していたのか」――そのように考えつつ、マーケットとそれを取り巻く国内外情勢を東京・国立市にある我が研究所でウォッチしていると、一つの気になる情報が飛び込んできた。イェール大学等の有名研究機関が最近行った調査によると、地球温暖化という「問題」にそもそも関心があると答えた米国民は、実に全体の50パーセントに過ぎなかったというのである。しかもこの数字は前回調査時よりも、13パーセント少ないのだという(9日付米国テラ・デイリー参照)。またより衝撃的なのが、そもそも地球温暖化が“人為的”な現象であると答えた人物の数も極端に減っているという「事実」である。


つまりはこういうことだ。米国民にとって、もはや地球温暖化は「問題」ではなくなりつつあるのだ。それもそのはず、“温暖化”といいつつ、この2月になって米国東部地域を襲ったのは歴史上稀に見る「豪雪」であった。“温暖化”していれば、本来あり得ないと考えるのも当然だろう。しかし現実に雪、また雪という毎日が続く中、ワシントンでは政治が事実上マヒするという異常事態すら発生している。


去る1月27日にオバマ米大統領は一般教書演説を実施。その中で「排出権取引」について言及した上で、これを推進する旨述べたという。しかし、こうした状況に鑑(かんが)みれば「何を今更」といわざるを得ないだろう。アル・ゴア元副大統領と同じく“道化師”を演じているのかもしれないが、そのことを米国民らは徐々に気づき始めているのである。ここに「理性の狡知(かんち)」が再び垣間見えている。

実に気になるのは、これまで要領よく「道化師」を務めてきたアル・ゴア元副大統領、ひいてはその「上司」であったビル・クリントン元大統領のことだ。「役割」を適時的確に演じている間はそれなりの待遇を約束するが、用済みとなれば一気に切り捨てるのが米欧勢のエスタブリッシュメントである。きっと彼らの身にもそろそろ何かが起きるのではないかと思っていた矢先、12日朝(日本時間)、ビル・クリントン元大統領が「胸が痛いので緊急入院した」との情報が飛び込んできた。確かに“何か”が動きつつある。

さらに気になって仕方がないのが、こうした米国勢におけるこれまでの“道化師”役とあうんの呼吸で日本勢における“道化師”役をつとめてきた人物たちの行く末である。既に大きな“潮目”が時々見え始めてはいるが、決定的な段階が訪れているわけではない。果たしてそうした「真実の時」はこの春なのか、夏なのか。そしてまた「その次」には一体どんなビジネス・モデルのために、誰が“道化師”を演ずることになるのか?
http://money.mag2.com/invest/kokusai/2010/02/post_152.html


道化師_小泉純一郎先生に演技指導したのは勿論:

「小泉首相にワン・フレーズ・ポリティックスをアドバイスしたのは電通と聞いています」

「小泉政権が誕生した二〇〇一年に、小泉さんと電通卜ップとの一席が設けられ、そこで電通卜ップが広告業界の話をしたというのです。

 クライアント(顧客)は一五秒のコマーシャルの中でいろいろなことを言いたがるが、

『ワン・コマーシャルでワン・メッセージでないと伝わらない』

と言っている、という内容で、これを聞いて小泉さんは、多言を弄するのではなく、ワン・メッセージで端的に言う大切さを悟ったというわけです」

 「改革」を旗印にスタートした小泉政権は、「自民党をぶっ壊す」「聖域なき構造改革」などのキャッチフレーズを連発、驚異的な支持率を記録した。

自民党内にプリクラが置かれ、携帯電話ストラップまで販売された。そんな小泉人気の原動力になったワン・フレーズ・ポリティックスは、電通トップの助言がきっかけというのだ。

 「小泉氏は、実は二年前の春の自民党総裁選で、電通にプロジェクトチームを作り、総裁選戦略を研究させた。

彼らは米国型のメディア活用方法を取り入れた。広告会社から提案されたのが、例の『自民党を変えます』『日本を変えます』『構造改革なくして景気回復なし』という、すべて十五秒以内のスローガンの羅列――

つまり、ワン・フレーズ・ポリティックスの手法だ。

この『ワン・フレーズ・ポリティックス』の手法は、商品を売る広告テクニックを政治の世界に利用したということだ」

「小泉首相に電通がアドバイスをしているのは広告業界では有名な話です」http://www.asyura2.com/0505/senkyo11/msg/454.html


小泉批判をしてテレビ画面から消えた森田実

「ご意見番」の森田実氏がスクリーンから姿を消してから2年近く経つ。

 森田氏は、フジテレビの番組に毎朝着物で登場、格言や引用を使いながら政治の動きを視聴者に説明した。その独特のスタイルは視聴率を上げ、最も人気のある朝のニュース番組の一つとなった。しかし、小泉純一郎首相誕生直後から、森田氏に対するメディアの対応に変化が見られるようになった。生番組の出演が減っていき、ビデオ出演が多くなった。テレビスタッフが彼のインタビューを1時間録画しても、実際に使われるのはそのうちの30秒から1分ほどだったと森田氏はふり返る。小泉氏に対する批判のため、メディアが森田氏の発言を神経質にチェックするようになったからであろう。

 森田氏は、小泉政権の世論調査の支持率が80%台の時でさえ、政権の政策を批判する数少ない政治評論家の一人であった。「小泉前首相は、日本の戦後政治史上、最も無責任で軽薄な首相だった―これが私の見方である。小泉前首相は、安定した日本を壊すだけ壊し、日本を崩壊させたまま、政権から去った」と森田氏は自分のホームページのコラムに書いている。

 テレビ東京の夜の生番組「ワールドビジネスサテライト」で竹中平蔵経済産業相(当時)と森田氏が討論するという予定で招かれたときでさえ、竹中氏は森田氏との討論を拒んだ、と番組のスタッフが控え室で待っていた森田氏に告げた。テレビ東京・広報部は5年前の番組に関して覚えている人はいないと回答し、森田氏が言う出来事は起きたように思えないと彼は言った。

 「当方のスタッフの伝え方が悪いことが原因となって、森田さんに誤解を与えてしまった可能性が高いように思います……政権に対して批判的であるか好意的であるかは人選の判断基準には含まれません」とテレビ東京広報部は回答した。

 2005年8月に参議院で小泉首相(当時)の郵政法案が否決されると、小泉氏は衆議院を解散した。森田氏は、翌朝フジテレビの番組で小泉氏は憲法41条(「国会は、国権の最高機関であつて、国の唯一の立法機関である」)に違反であると述べ、小泉首相は国会に従わなくてはならないと主張した。

 誰も森田氏に反論はしなかったが、彼のコメントは総理官邸を怒らせたようであった。それ以降、大メディアが彼に連絡してくることはなくなった。フジテレビ広報部はなぜ森田氏が出演しなくなったかという理由は述べなかったが、「各番組の出演者は、多角的な視点を提供できるようにそれぞれの番組で選ぶことになっています」と返答した。

 森田氏がテレビスクリーンから消えたことはとくに驚くことではないという専門家は少なくない。なぜなら、日本の大メディアによる自己検閲の問題は国内外で批判されているからだ。日本の大メディアは「権力と共謀しているのです。問題は権力の強さでなくメディアの弱さなのです」と以前名古屋の椙山女学園大学でジャーナリズムを教えていたNHKの元政治記者川崎泰資氏は言う。

 日本の最大の問題は、日本の大メディアが「ほとんど一致してしまっていて、マスメディアが政治権力と事実上、一体化してしまったことなのです」第二次世界大戦時のマスメディアが全部一本化して軍国主義政権の宣伝機関となったように、と森田氏は言う。森田氏の兄の正氏は勤勉で他人からも尊敬されていたが、21歳の時、中国で戦死した。

 森田氏は、メディアに対して過度の影響力を持ち、日本の広告業界のトップに君臨して「聖なる牛」とまで言われている電通をも批判した。彼が電通を批判すると、ジャーナリストと思われる数人から匿名の手紙が来た。手紙には「今後、森田さんはマスコミと付き合うことができないと思います。原因は電通です。森田さんは電通を批判しました。今まで電通を批判するなんていう人はいませんでした」などと書き記してあった。
http://www.asyura2.com/07/hihyo6/msg/592.html


マスコミ研究者の友人Aから貴重なレポートが届いた。日本のマスコミの現状についての調査報告である。

 (1)日本のマスコミは堕落した。芸能、スポーツ、娯楽の分野はとくに堕落が顕著だ。


 (2)日本のマスコミの堕落の諸悪の根源は何か。一言でいえば、日本の広告業界を牛耳っている巨大独占体「電通」の存在である。

日本のマスコミはこの大独占体・電通の支配下に置かれている。

民放の報道の右翼化・劣悪化も、民放による「日本人総白痴化」政策も、電通の存在と無関係ではない。電通は米国の世界政策の協力者である。


 (3)最近の民放の報道番組は堕落した。キャスターやコメンテーターが傲慢になった。ジャーナリストが、誰からも「傲慢」といわれるようになるとは、まことにお粗末である。傲慢の背景にあるのは、政治権力との癒着、マスコミの政治権力への参加である。


「電通は、金儲けのためなら日本の伝統・文化を平然と破壊する米国巨大ファンドの日本における最大のパートナーだ。

金儲けのためなら何をしてもよいという悪しき資本主義の申し子だ。

電通は、米国のブッシュ政権、日本の小泉政権の日本における最大の協力者である。民放はこの電通に支配されている」

 日米関係に通じている友人によると、米国は日本を思うように動かすためにはまずマスコミを握らなければならないと考え実行してきた。そして、民放についてはほぼ目的を達した。

民放を支配するのは比較的簡単だったという。広告業界が一元化されており、広告の巨大独占体である電通を押さえれば、民放を支配できる、というのである。

 民放で働いている知人は、「電通に睨まれたら民放はやっていけなくなる。個人的にも電通に睨まれたら民放では働く場所がなくなる」と語っている。

 電通を媒介にした米国による民放支配はほぼ完了した、といわれている。民放の報道番組はブッシュ政権と小泉政権の広告塔になった、というのが米国在住の友人の見方である。
http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C02024.HTML


小泉政権は来るべき政治決戦=総選挙を「マスコミを使って勝つ」との基本戦略を立てて実行している。

 日本のマスコミのほとんどが、放送法に規定された「不偏不党」=中立主義を放棄して、ブッシュ・小泉反平和・独裁政治体制の支配下に入ってしまった。

 8月7日(日)昼頃、広告・マスコミ業界と裏情報に詳しい友人A氏から電話がかかってきた。非常に深刻な話なので、私のコメント抜きでA氏の話を以下に記す。

《日本の広告業界は、事実上、丸ごと、アメリカに買収された。

日本の広告業界は巨大独占体のもとに一元化されている。この巨大独占体がアメリカ巨大資本に事実上買収され、アメリカのコントロール下に置かれれば、日本のマスコミを自由に操ることができる。

マスコミ企業は広告巨大独占体に睨まれたら倒産させられてしまう。生きるためには巨大独占体の言うとおりにしなければならない。

いまや巨大独占体はアメリカそのものといって過言ではない。ブッシュ政権の意向は、日本の広告業界、マスコミ界にそのまま通るようになっている。

 アメリカの広告業界はブッシュ政権の影響下にある。小泉首相はブッシュ大統領にとって最良のジュニア・パートナーである。したがって日本の広告独占体もブッシュ世界戦略の道具と化している。

 ブッシュ政権の対日戦略の第一はブッシュ政権の傀儡政権である小泉内閣を保持させ、強大化すること。小泉内閣はブッシュ大統領にきわめて忠実である。

 小泉内閣はいまや衆院解散・総選挙に向かって突進している。9月4日か11日が投票日だ。ここで小泉首相を勝たせるため、アメリカと日本の巨大独占体は各テレビ局と大新聞に対して、小泉を勝利させるために総力をあげるよう工作を強めている。各テレビ局と大新聞は、この要求を受け入れ、全力をあげることを誓った、との情報が広告業界とテレビ界で流れている。

 これから日本の民放テレビ、大新聞は、広告巨大独占体の指導のもとに、総選挙で小泉政権を勝利させるため大キャンペーンを行うことにしている。同時に反対派に対するネガティブキャンペーンを準備している。

 このためには、民放テレビ局と大新聞は、対抗勢力の民主党と綿貫・中曽根新党勢力を徹底的に叩き、イメージダウンを図る方針をもう決めている。

 8月7日、日曜日のテレビ朝日「サンデープロジェクト」で、亀井静香元政調会長を出演させ、キャスターの田原氏(テレビ界では小泉首相の盟友といわれている)と田原チルドレンのコメンテーターがいっせいに亀井氏を叩いたのは、総選挙戦への小泉派の攻撃開始の第一弾といわれている。田原氏が1994年の政変(細川・羽田内閣を倒し村山政権を成立させた)まで持ち出して、亀井氏のイメージダウンを図ったのも、ブッシュ・小泉体制の総選挙戦略にもとづくものだ、というのが広告界の見方だ。田原氏は小泉首相の用心棒といわれている。

 フジテレビ「報道2001」の黒岩キャスターが、小泉首相側近の山崎拓元幹事長に対しては猫なで声で媚びへつらいながら、岡田民主党代表や自民党反対派の藤井孝雄・小林興起両衆議院議員には非礼きわまりない挑発的言辞を浴びせたのも、総選挙が行われた場合に小泉首相を勝利させるとの広告戦略に従ったものだ、といわれている。黒岩氏は「第二のタハラ」ともいわれている。。

 肝心なことは、日本の民放テレビ局と大新聞が、ブッシュ・小泉戦略に組み入れられていることだ。日本国民が考えるべきことは、総選挙戦の間、マスコミを通じて、小泉首相は「善」、批判者の亀井静香氏らは「悪」、民主党も「悪」との大宣伝が繰り返され、総選挙の結果に多大の影響を及ぼすおそれがあるということだ。良心を失ったマスコミが日本の進路を決めるのは日本の悲劇である。

 アメリカによる日本のテレビと大新聞の支配は、根本的には日本国民全体をマインドコントロールして、米国のために牛馬のごとく働かせ、日本の富を巻き上げ米国の世界戦略に日本を利用するためである。さらにいえば、日本国民のマインドコントロールによる奴隷化政策である。テレビ朝日の田原キャスターも、フジテレビの黒岩キャスターも米国の日本奴隷化のための小道具として使われようとしている。

 総選挙になったら、民放テレビと大新聞が、小泉首相を勝たせるために、何を始めるかわからない。ひどいことをするだろう。これを警戒し、阻止し、告発する体制をとっておくことを勧めたい。

 以上、日本のマスコミはブッシュ・小泉体制の支配下に入ってしまっているという事実のみ報告します。

 なお、一言つけ加えますが、8月7日のテレビ朝日「サンデープロジェクト」で、田原氏が亀井静香元政調会長に向かって「大新聞の社説が一致して郵政民営化に賛成している。それでも反対か」と傲慢に言い放って、あたかも亀井氏が世論に反した行動をとっているように印象づける発言をしたが、これはむしろ大新聞がすべて小泉内閣に屈服して、手先となったことを意味する。

日本のマスコミが小泉内閣と小泉内閣をバックアップしているアメリカ側の「賛成か反対か、賛成ならそれを新聞紙上で書けと命令され、屈服した結果だ。

最近になって日本の大新聞がいっせいに郵政民営化支持を社説で打ち出したことは、大新聞が小泉政権の圧力に屈した結果だ。大新聞の堕落の見本として歴史に記録されるだろう。》


小泉戦略のおそるべき狙い

 8月7日夕方、政界の中に多くの知り合いをもっている経済人の友人B氏より電話があった。

《総選挙は勝利する、と小泉首相側近は豪語している。理由について、「大テレビ局と大新聞があげて小泉支持の報道をすることになったからだ」と言っている。

マスコミが早朝から深夜まで、小泉首相が有利になり、反対派と民主党が不利になるように報道するようにさせれば、勝利間違いないと、考えているようだ。

選挙中に反対派が民主党の選挙違反者を摘発して、大新聞とテレビに大々的に報道させれば、反対派をつぶすことは容易だ、などとも言っている。

 マスコミを使っての総選挙の勝利、これですべてが解決する。小泉首相の指導権が強大になる――これが小泉一派の考えである。》


  またテレビ人民裁判

《森田さんは以前、テレビ朝日「サンデープロジェクト」の人民裁判的やり方を批判していましたが、今日またやりました。この前は道路公団の談合問題で脇雅史参議院議員を出演させてテレビ人民裁判にかけましたが、今日は亀井静香さんでした。

田原キャスターをはじめコメンテーター陣がいっせいに亀井さんのイメージダウンを図ろうとして攻撃を集中しました。キャスター、コメンテーター全員が小泉支持です。亀井さんは百戦錬磨だからなんとか切り抜けましたが、小泉首相のパートナーとなった田原氏とチルドレンたちの行うテレビ人民裁判は大いに問題です。一種の魔女狩りです。テレビが節度を失い、政権の番犬化しています。許せません。

 実は、小泉首相と首相官邸、自民党執行部は「総選挙で勝利する」と考えているのは単なる強がりではないようです。これから投票日まで、民放テレビを小泉政治の宣伝のために使えると考えているのです。》 

http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C02036.HTML


電通は前身は「日本電報通信社」といい第二次大戦の満州国の満州鉄道の調査部としてあの悪名高き関東軍の嘱託として対外宣伝と宣撫工作を担っていた。その設立者が里見甫(さとみはじめ)といい裏社会ともつながり、アヘンの密売で巨額の利益を上げその金を関東軍の資金にしたという犯罪行為の一端を担っていたのは意外に知られていません。

この通信社は明らかに当時の軍国主義下の国策通信社で、その阿片マネーから児玉誉士夫、笹川良一といった人間につながり、阿片を利用し戦争指揮をとったのは東条英樹、「満州は私の作品」と豪語する岸信介と、日本の右翼勢力と元々密接な関係がありました。ここで注目すべきは中国の裏社会、つまりマフィアとのつながりが元々あったということです。

戦後になると満洲や上海から引き揚げて来た者を引き受け、旧軍人や満鉄関係者を大量に採用して、戦後における一種の情報機関として機能。GHQや日本政府にも食いこみ、影の情報局とか築地CIAと呼ばれて、その威力を天下に知られるほどの実績を築きました。

その先頭に立ったのが電通の第四代社長となった吉田秀雄なる人物で、この人物は政界、アメリカCIA、そして日本のヤクザと広範囲に影響力を持つようになり、その人脈は現在の電通に生かされています。

特に戦後、GHQとの関係をきっかけにCIAとも綿密な関係を持つにいたり、電通は日本国内の最大最強のCIAエージェントという人もいます。

また山口組を始めとする暴力団との裏のコネに豊富で、電通の「実力行使」のために毎年かなりの金額が暴力団に第三者を通じて流れているともいわれています。

つまり単なる圧力だけでなく、電通はCIAや暴力団を使って「実力行使」を行うことが可能な会社なのです。

これが電通がバケモノであるという根拠で自分たちの目的のためにはテロや要人暗殺も不可能ではありません。

電通の孫会社が暴力団と共同でイベント会社を設立したことは知られていますが(といってもメデイアでこのことが語られることは殆どないですが)これは街頭でのイベント等をスムーズに行うという意味もありますが、それ以外にもこの「実力行使」を行う意味もありました。
http://ofureko.exblog.jp/9158601/

電通はサイバー軍事部隊

 広告大手の電通の業績上昇が著しい。

元々、CIAの対日ブランチとして創立された日本の広告大手企業・電通が、この「ネット監視業務」を担当する。


その売上増加の大部分を占めるているのが、インターネットの「監視ビジネス」である。依頼を受けた企業・人物の名前を24時間ネット上で検索するソフトを使い、万一、その人物・企業に対する批判記事があった場合には、コンピューターが自動的に反論記事、または批判と正反対の内容の記事・意見を作成し、ネット上で数万、数十万件、大量に流し、「世論を誘導する」ビジネスである。

時には反論記事作成のプロが、反論を書き、また法的措置を取ると相手に脅迫・威圧を加える担当者も常駐している。

 批判記事の内容が「事実であるか、どうか」は関係が無い。金を払ってくれた企業の「良いイメージ」だけを大量に流し、「批判を封殺する世論誘導」ビジネスである。

ナチス・ドイツの宣伝隊長ゲッペルスが、「ウソも100万回、繰り返せば、真実に見えてくる」と言った事の、ビジネス版である。

これは軍隊のサイバー部隊の行っている仕事の「民営化版」である。

 ネット上で「同一意見」が多数、存在し、多数派となった意見は、こうして「金で買われたデマ宣伝」になる。多数派の意見が「政策として実現される」民主主義は、一部の金持ちの独裁政治と同義語になった。
http://alternativereport1.seesaa.net/article/104938130.html


企業が事故や不祥事を起こすとブログやSNSで話題となるだけではなく、
その企業に対する誹謗・中傷に発展するケースがあるほか、企業に関係する
人間がネット上に書き込んだちょっとした情報が膨らんでマスコミ沙汰
となるという事件も見受けられます。そんなネット上のリスクの芽や風評を
迅速に把握してマネジメントし対応策までをサポートしてくれる
「ネット風評被害バスタ−ズ」が結成されたそうです。

インターネット上の風評被害対応コンサルティングで4社連携
「ネット風評被害バスターズ」として、8月21日よりサービス開始
| PR会社 電通パブリックリレーションズ

「ネット風評被害バスターズ」は株式会社電通パブリックリレーションズ
(電通PR)、株式会社ガーラバズ、TMI総合法律事務所、AIGコーポレート・
ソリューションズ(AIGCS)株式会社の4社が連携して8月21日(金)から
開始するサービスで、ネットリスクモニタリングを行うガーラバズ、
イシュー・リスクへの広報コンサルティングを行う電通PR、違法性の判断
など法務コンサルティングを行うTMI、企業損害保険の観点から
リスクマネジメントを行うAIGCSの4社で、インターネット上の風評被害で
困っている企業をトータルサポートするというもの。ネット上での消費者の
声を迅速に把握してマネジメントしたり、対応策のコンサルティングや
信頼回復までをサポートしてくれるそうです。


ソースのソース:電通パブリックリレーションズ
インターネット上の風評被害対応コンサルティングで4社連携
「ネット風評被害バスタ−ズ」として、8月21日よりサービス開始


206 :無党派さん:2008/06/02(月) 17:32:48 ID:pxMm0/9a

2chで、このスレ変だな。とか、なんか醜いレスが目立つな、っと
おもったら、たいていこいつらの仕業。

=========================================

電通パブリックリレーションズ http://www.dentsu-pr.co.jp/
ピットクルー 株式会社 http://www.pit-crew.co.jp
株式会社 ガーラ http://sales.gala.jp/cybercops/index.html
イー・ガーディアン 株式会社 http://e-guardian.co.jp/e-guardian/index.html
株式会社 ガイアックス http://solution.gaiax.co.jp/solution/supportdesk/
日本エンタープライズ http://www.nihon-e.co.jp/solution/support.html
株式会社 ライトアップ http://www.bc-manage.jp/
=========================================
結構もうかるので、最近この手の会社が増えてきた。
つまり、このスレでもこいつらは、相当数活躍しているということ。
一人おかしいヤツが居たら、最低20人はコイツラが潜んでいると思ったほうが良い。


その会社の中でBCマネージのサイト(http://www.bc-manage.jp/)見たら、このページにこんな文があった。
    ↓
http://www.bc-manage.jp/cat_a_service.html
>24時間コメントチェックから書き込み盛り上げまでサポート。
こりゃあ、ネットショッピングにあるレヴュー等は信じない方が良いな。


▲△▽▼


植草さんの時は電通工作員(?)はマスコミでもネットでも大活躍だったね:

植草氏を擁護するブログには、執拗(しつよう)な批判を書き込む人が必ず居座る。2チャンネルにも。あらゆるメディアを横断する植草氏への悪評流布は、大掛かりな組織がなければ不可能に思われる。あるサイトには、このキャンペーンに大手広告代理店が関与しているとの指摘もあった。

痴漢えん罪にちらつく権力の結束

 ブログで植草氏を擁護しているある男性は、何度も警察に暴力的な職務質問を受けている。普通の痴漢事件でないことは確かだ。2003年のりそな銀行救済時に外資系ファンドが大もうけした際、大規模なインサイダー取引があった疑いを植草氏は指摘している。一部国会議員も関与した可能性を示唆している。植草事件は警察権力だけでなく、司法、立法、マスコミの4大権力が結束して真相を隠ぺいしているのかもしれない。
http://news.livedoor.com/article/detail/3273674/


女性セブン7回示談報道に関することを話題にしたトンデモ・テレビ番組

「過去7回示談」の件は「女性セブン」誌のほかに、
独自の情報ソースで、放送あるいは報道したメディアはない。これはあ
るはずがない。なぜなら、旧官邸サイドが植草氏冤罪説、あるいは植草
氏国策捜査説がネット等で流されているのを見て非常な憂慮を持ち、窮
余の策として女性セブン誌に「駄目押し報道」をやらせた

この駄目押し報道をさらに駄目押しする役目を買って出ていたのが宮崎哲弥や橋下徹弁護士である。

植草一秀氏が朝日放送に対し、名誉毀損で提訴したとの事です。
2006.9.21に朝日放送の番組『ムーブ』にて、小学館の『女性セブン』の記事を取り上げ事実無根の内容を放送したことに対する名誉毀損の裁判です。

私もこの放送は当時確認しましたが、大変悪質です。
わざわざこの動画を出すことなどはしませんが、番組には弁護士の橋本徹、宮崎哲弥、大谷昭宏が出演しており、女性セブンの記事を画面で紹介し、その記事に対しこの3名がコメントするという内容でした。


番組は、週刊誌の記事の事実確認もせずそれをあたかも事実であるかのように放送し、無実を訴えている植草氏を嘲笑の的にした。
結果その事は事実無根であり、植草氏の名誉を傷つけ、植草氏の周りの人も傷つけた。 無責任でとても悪質だと思います。

紹介された内容を受けて、前述した3名は植草氏に対する誹謗中傷のコメントをしていました。

宮崎哲弥氏は完全に悪意を持ったコメントをしていました。
まるで事情通であるかのように、あることない事発言する。
http://www.asyura2.com/07/senkyo41/msg/897.html


宮崎哲弥は慶応大学法学部を2年で中退。その間何やってたかわかりません。
空白の2年。これってジョージ・マーシャル国務長官と同じパターン。
電通に急に気に入られてテレビにやたらとでまくる:

あんな評論家業界で小僧扱いされる宮崎が竹中総務相時代に
「NHK民営化を考える会」に入れる訳ないし、
(いくら電通に気に入られているからといって)CM出演して、
女優『藤原紀香』と共演して、鼻の下伸ばしまくれるはずがない。




2009年7月14日 (火)
植草さんのレクチャーの何が小泉純一郎氏を激怒させたのか!?

植草案件は小泉政権以降の自民党にとって、依然として国政を左右する大きな象徴となっている。ただ、多くの国民はこの事実を知らないと思う。マスコミが徹底して封じているからだ。今この時期に植草さんがもうすぐ収監されることの政治的な意味を考えれば、そのことがよくわかる。植草さんは今日の記事で、情報発信が絶たれることへの憤懣を表している。

「決戦の総選挙が行なわれ、選挙後に新政権が発足する最も重要な時期に、発言を封じられることに、激しい憤怒の念を拭えないが、政権交代を希求する多くの国民が賢明な選択を示してくれることを私は確信している」

 先月(6月)25日、最高裁の近藤崇晴裁判長は、植草さん側の上告を棄却、懲役4月の実刑を出した1、2審判決が確定したが、収監の時期が刻一刻と近づいている。裁判官の主文は以下の通りであるから、120日(懲役4月)から未決拘置日数の60日を差し引いて、実効的に収監される日数は60日(2ヵ月)だと思われる。

【主文】
 1 被告人を懲役4月に処する。
 2 未決拘置日数中60日をその刑に算入する。
 3 訴訟費用は被告人の負担とする。

13日、麻生太郎首相は衆院解散総選挙に関し、「今月21日の週に解散、8月30日投開票」とすることを決めた。今までの麻生政権のダッチロール(迷走)状況を見れば、8月の解散総選挙はある程度予想されていたと考えても不思議ではない。現権力側は、この時期を睨んで植草さんの強制収監を決めたものと見える。もとより、植草事件は二度とも、小泉官邸主導(独裁)政治の謀略であり、典型的な言論弾圧事件である。

(1)2004年4月の国策捜査事件 : 品川手鏡事件、非番警察官の付け狙ったかのような不自然な追尾、官憲側によって、モニター証拠画像が故意に消去隠滅された。

(2)2006年9月の国策捜査事件 : 一審第二回公判に検察側が用意した目撃証人が現れたが、その信憑性はきわめて低いものだった。管理人もこの公判を傍聴しているが、この証人は植草さんを取り押さえた一人を「車両の前方の方から私服の男性があらわれて、女子高生に話しかけました 」と言っている。(第二回公判速記録の481参照)

 (※ 2006年の事件では、確度の高い情報によれば、電車の中で異常な膂力(りょりょく=腕力)の人間が植草さんを押さえつけながら駅員室に連れて行く途中、その片方の者が、携帯電話で警察署に直接電話している風景を複数の駅員たちが目撃しているのだ。一般人による逮捕事例ならほとんどあり得ないできごとだと言ってよい)

 事件について詳しいことは、植草さんの赤いデザインの著書「知られざる真実ー勾留地にてー」やその他にも書かれている。管理人は、植草さんが2006年9月13日に、2回目の国策捜査事件に遭遇した翌日、14日から植草事件について調べてきた。権力側は植草さんの性癖論を固定化するためにメディアを使い、本人が抗弁できない環境で、警察が一方的に垂れ流した「国策報道」を怒涛(どとう)のように報道した。

 植草事件を仕掛けたのが官憲であることはほぼ推測が付くが、それを指揮命令した大元の人物(個人か複数)が政治中枢にいたことは間違いない。仕組んだ者は、小泉・竹中構造改革路線をマクロ政策として定め、それについて、きわめて大きな決定権を持つで人物であることだけは間違いない。警察、検察、裁判官を、己(おのれ)の描くストーリーどおりに動くことを命令し、事件直後、京浜急行電鉄にいきなり緘口令(かんこうれい)を敷いた存在が何者であるかを考えた時、この事件の巨大な政治的背景を想起しないほうがおかしいのである。

 

 植草さんが糾弾した小泉政権の対象は実は二つある。一つは小泉政権のマクロ政策への批判である。植草さんは、第一次小泉内閣発足の一年前に、日経新聞社長・杉田亮毅氏の仲介で小泉純一郎氏へ進講(レクチャー)に行った。この時、小泉氏と一緒にいたのが中川秀直氏であった。あまり知られていない話だが、小泉政権の官邸主導政治を確立した人物が中川秀直氏である。中川秀直氏と言えば、竹中平蔵氏とは別な意味で最もラディカルに小泉構造改革を推進した人物である。郵政民営化反対議員の復党問題の時、安倍元首相の権限を逸脱して「踏み絵」を行ったのもこの人物だ。

 この時、小泉氏は植草さんのレクチャーをまともに受けず、怒って遮り、自論を滔々(とうとう)と述べたらしい。管理人の直感だが、この時、小泉氏が植草さんが行ったレクチャーの何に怒り狂ったのか、かなり自信を持って言えることがある。それは、おそらく双方の緊縮財政政策への見解の相違からではない。植草さんが郵政民営化改革について、小泉純一郎氏の逆鱗に触れることを意識せずに語ったからだ。

 植草さんはこの時、小泉氏に二つの意見を言っている。その一つが1990年代の日本経済と経済政策の相関関係の説明である。経済の安定成長を重視しないと税収回復も中長期的な財政再建も難しいということ、やみくもに緊縮財政を行うと実体経済も駄目になるということを言った。小泉氏の意に沿わなかったようだが、マクロ政策の一つの提言であるから、政治家たるものは反対でも黙って聞く度量を持つべきである。

 さて、管理人は小泉氏が怒り狂った真の理由は、植草さんの次の正論を聞いたからだと確信する。それは、「政府が郵貯や簡保の資金を集めて、それを道路公団や政策金融機関、あるいは公益法人に流すという巨大な財政投融資の仕組みがある。ここに日本の非効率があるという点については私も同意する。しかし資金の『入り口』である郵貯・簡保より、『出口』である事業実施機関や特殊法人、公益法人のほうに無駄がある。だから改革をするなら、入り口よりも出口の方が大事だ」 (「売国者たちの末路」P86から)

 植草さんは、すでに2000年(?)のこの時点で、郵政民営化について、至極まっとうな方向性を示唆していた。もし民営化するなら、郵政資金を管理する金庫をどうするかではなく、運用先の改革、健全化こそが本質だと言っているのだ。ところが小泉純一郎氏はこれに著しく機嫌を損ねたようだ。その理由は管理人が何度か最近の弊ブログで指摘したことと大いに関係がある。賢明な読者さんならもうお気づきだと思うが、それこそが『四分社化』なのだ。

 小泉純一郎氏の頭の中には、国民のための郵政民営化という視点などはまったくなかったのだ。したがって、彼の頭の中にある民営化構想は、『出口』改革は皆無であり、『入り口』だけだったと思う。340兆円に及ぶ莫大な郵政資金が収納されている『郵政三事業一体』をばらすことで分社化し、金庫の扉を開けようと頭に描いていたからだ。

 野中広務氏は、鳩山邦夫氏とのテレビ対談の中で、(小泉政権は)郵政公社法案をこれ以上の改革はしないと決めておいて、いきなり民営化の方向に走ってしまったわけだから、そこにはどんな変化があったのか、アメリカの動きと比較して検証する必要があると言っている。これは管理人の言い方をするなら、郵政公社という三事業一体経営から、民営化と称して四分社に移行した経緯が、理由や必然性を含めて不明瞭だということになる。

 四分社化は故・吉川元忠氏が断言したように、分社化することによっ、外資がM&Aをやり易くすることが目的なのである。日本郵政株式会社の経営権さえ掌握すれば、郵政グループが抱える国有財産(国民の共有財産)はどうにでもできる。あと恐ろしいのは、郵貯・簡保が蓄えている膨大な個人情報が米系外資に筒抜けになることだ。(国富消尽P98参照)

 政権交代直前のこの重要な時期に、植草さんに情報発信させないように、今このタイミングで植草さんを牢獄に閉じ込めることは、政権を奪取した民主党が小泉政権の悪を暴露する時、植草さんが最も有力な人物となることをよく知っているからだ。彼ら(偽装CHANGE勢力)にとって、植草さんは真相を暴露する最も厄介な存在と言っていいだろう。

http://www.asyura2.com/09/senkyo67/msg/249.html


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「絶対笑わないでください。笑顔を見せてはダメです」

 9月 11日夜。歴史的な大勝利をおさめた自民党の党本部。午後9時を過ぎたあたりから、NHK・民放テレビ各社の総選挙特番は、党本部の会見室と中継でつなぐ。各局の呼びかけに応じて安倍晋三幹事長代理、武部勤幹事長、青木幹雄参院議員会長、そして小泉純一郎首相らが会見のために次々と登壇する。ところが、その幹部らを直前に一人一人呼び止めて「笑わないで」と声をかけ続ける男がいた。

今回の選挙のために党内に設置された「コミュニケーション戦略チーム」の責任者である世耕せこう弘成・参議院議員である。

「このままいくと単独で過半数、いや300にまで届く勢いです」
 幹部に迫るその表情は厳しかった。

「怖いのは反動です。嬉しくて冗談のひとつも言いたい気分でしょうが、大勝したとたんに気が緩んだと、国民には映ります。謙虚に謙虚に、責任の重さを痛感していることをアピールしなければダメです。有頂天になっていたら、今日、われわれに投票してくれた無党派層は、明日から反自民・民主支持に変わってしまいますよ」

「わかった」
「はい。じゃあ、行きましょう。いいですか。絶対笑ってはダメです」

 たしかに、この夜、テレビに映る自民党幹部たちはほとんど笑わなかった。とりわけ小泉はそうだった。

その様子をテレビの解説者は「(硬い表情は)責任の重さを痛感しているのだろう」と伝え、翌日以降の新聞・雑誌も「予想以上の勝利に対し、結果を出さなければという重圧と責任感を感じていた」などと形容した。

勝利に浮かれることなく、真摯に政権運営に臨のぞむ――という真面目な自民党のイメージが国民に伝わり、まさに世耕らの狙い通りの展開になったのだった。


今回の取材を通じて選挙の舞台裏で起こっていた真実をつかむたびに背筋が寒くなる思いを幾度かした。

実は戦略的に練り上げられた刺客候補のセリフ。

同じく戦略的に仕掛けられたテレビ出演。

そしてそれに気づかず報道していたマスコミ。

その情報をそのまま受け取る有権者たち。
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/e/de6e88e4450036810c61d7a1a2b4c51b


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自民党政権ではアメリカに冷遇されただけでも政治生命を失って退陣した首相が多い。
90年代では日本の首相は8人も変わった。小泉純一郎のようにブッシュのご機嫌取りが上手ければ長期政権も可能ですが、安倍、福田、鳩山と続く総理大臣も小泉首相のようなキャラがない。麻生首相は愛嬌はあるがオバマとは性格が合わなかったようだ。

政治家というのは対人関係が上手い人たちがなれる職業なのですが、日本の政治家は最近では世襲議員ばかりになって、お坊ちゃん育ちで対人関係が上手くない首相が多くなった。だからアメリカの大統領と会談する時でも相手のご機嫌を取る事ができない。

ブッシュの前でプレスリーの真似をして見せた小泉首相は明らかに演技なのですが、それくらいのことが出来なければ交渉事は上手く行かない。

日本の首相は生真面目すぎて気の効いた事が言えずに、会談も味も素っ気も無いものになりがちだ。外国の首脳から見ればこんな人間がどうして首相になれたのかと思われるだろう。

結局は政治も年功序列の世界であり、二世議員が父親の後を継いで議員になり当選を重ねれば首相になれるようになってしまった。

90年代に入って日本の首相がコロコロと変わるようになったのは、アメリカによるジャパンバッシングとは無関係ではないだろう。橋本龍太郎のように少しでもアメリカに反抗するような態度が見えれば日本国内からもマスコミの非難が集中する。

最近では1000日以上首相を務められたのは中曽根康弘と小泉純一郎くらいで、アメリカ大統領との関係を築ける者だけが安定政権になる。

鳩山首相もお坊ちゃん育ちでありオバマ大統領との信頼関係を作ることが出来なかった。母親から毎月1500万円も貰っていながら気が付かなかったと平気で言えるようなキャラだから浮世離れしている。これではいくら会談を重ねても相手の信頼を得られるような事にはならないだろう。

政治家というのは有権者の信頼を集められるだけの器量と度量と見識が必要ですが、日本の選挙制度では二世のボンボン育ちが親から引き継いだ後援会組織で当選ができるようになっている。鳩山首相も典型的なボンボン議員であり政治家としての器量はない。育ちがいいから人の言う事は素直に聞くが信念がないから直ぐに言う事が変わってしまう。
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu214.htm


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小泉元首相に学ぶ、話のインパクトを強めるコツ(プレジデント) 


プレジデント 10月14日(月)8時15分配信


■小泉元首相の特徴的な“強弱”を学ぶ

 先日、小泉純一郎元首相のお話を聞く機会をいただいた。原発の是非について、最初は比較的淡々と話をなさったかと思うと、場の空気を読んだのか、ふいに歴史の混沌の中で日本人がいかに順応してきたかといった話に切り替えていく。すると、言葉の強弱がずいぶんとはっきりしてきた。

 小泉元首相の話し方は特徴的だ。言葉が短く、自己を投影したエピソードが多く、強弱の付け方がはっきりしており、誰にでもわかりやすい表現が多くみられるなど、スピーチの上手である。私たちが人に伝えるときにも有効な面から、今回は特に言葉の強弱を見ていきたいと思う。

 今回の小泉元首相のスピーチデータを起こしていくと、ところどころ言葉がかすれるように小さくなって書き取りにくかった。理由は、自分が強調したい言葉を強く発声し、そのあとの助詞や、その言葉の意味を補うフレーズがとても弱く、小さな声で話されることによる。

 語気が強くなり、アクセントを置く単語が続くほどに、<強・弱・弱・弱>とリズムを刻むかのような話し方になる。強調した言葉を太字にし、ほかを弱く読んでいく風を書き起こすと、たとえばこんな風である。

■キーワードを強く読むテンポと“間”

 「『ピンチ』は、『何か』を変える『チャンス』なんだ。『いかなる変化』にも『対応』していかなければならない。『変化』に『対応する能力』を日本国民は持っている。そういうことから私は、限られた時間でありますれども、なんとか日本を夢のある国にと。その『ひとつ』に、自然をきれいにする、『変化がある社会をつくろうと』、そういうチャンスがあるととらえて動きだせば、『必ず』国民もその他の国も協力してくれるのではないだろうか」(『』内は強調)

 普通に読むと不自然な強弱でも、“間”を上手にとることで、この強弱が生かされる。そしてここには、英語の発声に似た抑揚が見られる。

 日本語はそれぞれの音が同じ間隔でポツポツ平坦に話され音節型であり、一方の英語は強勢型と呼ばれて、強く読む部分と弱く読む部分がはっきりする。小泉首相の話はこの英語に似た強勢があることでリズムとテンポをつくり、ポイントを印象付けているようだ。

 ちょっと脇道にそれるけれども、強弱の典型的な例として、こんな英文を見てみよう。

 The 『actress』 will 『sing』 a 『song』 on the 『stage』 英語は、重要な意味を持つ言葉を強く読み、aやon theなどのあまり意味を持たない、「機能語」と呼ばれる言葉は弱く、急いで発音される。そのために音が消えたり、くっついたり、変わったりするのだ。しかも、弱い言葉は何語あろうとほぼ同じペースになるために、on the を小さな声で「オナ」と変え、sing a は「シンガ」と一続きに読んでしまう。(*)

 こうした強勢がそもそもの原因で、日本人が「英語が聞き取れない」問題が発生し、リスニングで苦労することになる。けれども、逆に強い部分だけを聞き取れれば「意味内容」の理解としては差支えがないし、むしろ強調されるべきところが引き立ってくるから、自分が得意な専門分野は強調された単語がわかりやすく理解しやすくなるわけだ。

 小泉元首相の強弱は、まさに“重要な意味の言葉”を強く読み、機能語や補足的なフレーズは流していた。

 一方、ある実業家の方のお話を聞いたとき、話の内容も活動もすばらしいのに、意味のない語尾にアクセントが置かれていたことがある。私自身も覚えがあるけれど、つい「〜『で』、」や「〜といったこと『から』、」などに力が入るので、語尾ばかりが強く目立ってしまう。これでは本当に伝えたいキーワードが弱くなり、せっかくの話なのにキーワードが強調されずに流されて終わってしまうかもしれない。

 さらに、小泉元首相のスピーチには言葉に強弱があることに加えて、強調したい内容のときには両手を広げて肩より少し上げ、その言葉をカッコでくくるかのように掲げていた。これで印象付けたい内容にさらに意識が向けられるから、どこが重要な言葉なのか、聞き手は一目瞭然となる。

 そして、文字を起こして感じたもうひとつの特徴は、その変化に富んだ語尾にあった。先ほどと同じ部分で、今度は視点を語尾に移してみる。

■変化に富んだ語尾で躍動感を演出

 まずは、スピーチの語尾を見てみよう。

 「ピンチは、何かを変えるチャンス『なんだ』。いかなる変化にも対応していかなければ『ならない』。変化に対応する能力を日本国民は持って『いる』。そういうことから私は、限られた時間でありますれども、なんとか日本を夢のある国に『と』。そのひとつに、自然をきれいにする、変化がある社会をつくろうと、そういうチャンスがあるととらえて動きだせば、必ず国民もその他の国も協力してくれるのではない『だろうか』」(『』内は語尾)

 聞いたままに書き起こしたのだけれど、その語尾は単なる“です・ます”に終始せず、変化に富んでいる。言いきったかと思うと、体言止めに近い言い方で止めたり、「〜ではないだろうか」と問いかけも含まれていたりする。言葉尻に変化を持たせると話に躍動感が出るものだ。

 今回、小泉元首相のスピーチから盗むべきポイントは、キーワードを大きく強く読んで印象付け、単調にならないように語尾などで変化と躍動感を持たせることである。そして、少しのボディランゲージが大きく言葉を強調してくれる。こうした言葉の強弱が、伝えたい内容を強めて印象付けてくれることだろう。

 [参考資料]
* 『名作映画いいとこだけの英会話』(上野陽子 2011 ダイヤモンド社)

上野陽子=文
http://www.asyura2.com/13/senkyo154/msg/869.html


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政治評論家の有馬晴海氏が言う。

「中曽根さんの時代もそうですが、野党がだらしないから、何をやっても政権はひっくり返らない。自民党の中を抑えていれば、政権は続けられるのです。だから、国民向けの発言は、その場しのぎでオーケーとなってしまう。危機感や緊張感はゼロです。

かつて中曽根さんは、

『女性はネクタイをいちばん見る。 何を言ったか覚えていない』

と言い放った。そんなふうに見下しているから、欺いても平気なのでしょう。地元に帰ったときは『消費増税反対』と言いながら、東京に戻れば増税賛成派に転じる。そんな議員は大勢います」
http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/420.html






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女は「白か黒か」「ゼロか100か」「護憲、平和か戦争」のようなオールオアナッシングにしか投票しない。
2016年08月04日
レンホー党首で社会党化する民進党 キャッチコピー連呼か


分かり易いキャッチコピー、綺麗事、レッテル張り、ゼロか100かの極端な思考が社会党化。
http://livedoor.blogimg.jp/aps5232/imgs/4/6/46d60fe3.jpg


蓮舫は土井たか子か

2016年9月に民進党の代表選立候補が行われ、蓮舫代表代行が立候補を表明しました。

他には細野元環境大臣と長島元防衛副大臣も立候補を予定しているが、知名度で大きく劣る。

その前に「民進党なんてあったっけ?」と多くの人が思ってるが、鳩山や菅首相を出した民主党の事でした。


民主党に「維新の会」の左派系議員約20人が加わり「民維」と呼ばれていたのが、2016年3月に民進党になった。

野党勢力を結集して共産党とも統一するらしいが、何だかよく分からない政党です。

左派政党に女性党首で思い出すのが社会党の土井党首でした。


1986年に日本の最大野党(共産党と公明党しかかなったが)だった社会党は選挙に大敗して、土井たか子を党首にした。

土井は日本初の女性党首になり、大ブームを巻き起こし次期総理確実と言われた事もあった。

理論立った話は苦手なので、分かり易いスローガンやキャッチコピーを重視し、それが受けた。


「だめなものはだめ」「女性の視点」などの言葉が現在の女性政治家の活動の雛形になった。

面倒な議論は避けて、キャッチコピーとレッテル貼りを連打すると、男性候補は応戦できずダメージを受ける。

こうしたイメージ戦略で社会党は議席を増やし、ついに自民党を倒して細川連立政権の与党第一党になった。


分かり易い女性党首の主張

だが快進撃はここまでで、野党の間はイメージだけで良かったが、現実に直面すると何もできなかった。

既に冷戦が終わり湾岸戦争が発生し、日本は新しいパワーバランスを作る必要があったが、そうした理屈が理解できなかった。

多くの女性政治家は「戦争は悪」「軍隊を無くせば平和になる」を繰り返すだけだった。


細川政権を離脱した社会党は自民党と連立を組んで村山総理を送り出したが、そこに襲ったのが未曾有の国家危機だった。

オウム真理教事件、阪神大震災、超円高と次々に大事件が発生し、社会党政権はどれにも対応できませんでした。

やがて自民党にも切られてしまった社会党は社会民主党と改名し、福島瑞穂を党首にして「日本女性党」と名乗っていた。


相変わらず「反戦、平和、護憲」のキャッチフレーズを繰り返し叫ぶだけの戦略で、面倒な議論は決してしない。

議論や理屈を女性は嫌うからで、レッテル貼りとキャッチフレーズのほうが女性に好まれる。

民進党の党首選に立候補する蓮舫も土井たか子に似たところがあり、議論を嫌い同じ言葉を連呼するのが得意だ。


蓮舫が鳩山政権で仕分けをしていた時に言っていた「無駄はあってはならない」は、土井たか子の「だめなものはだめ」と同じ発想です。

必要な無駄もあるとか、経済とはそもそも無駄なものだと説いても、女性に通じないのは過去の選挙を見れば分かる。

女性は「白か黒か」「ゼロか100か」「護憲、平和か戦争」のようなオールオアナッシングにしか投票しない。


原発は危険となったら全部廃止、自衛隊は野蛮だから廃止、イジメは禁止、全部賛成か全部拒否、現実を認めて解決しようという発想はない。

分かり易いキャッチコピーの女性党首が大人気になると、福島瑞穂のような「日本女性党」になってしまう可能性が高い。

民進党はこれから急速にそうなるかも知れません。
http://thutmose.blog.jp/archives/64685501.html





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後藤百合子 2017年05月19日
民主主義という究極のポピュリズムを制す「かわいさ」

■冷血な人殺しでも人気絶大なプーチン大統領

2000年3月、ボリス・エリツィン大統領の後任としてウラジミール・プーチンがロシアの第2代大統領に正式に選出されたとき、ある方が新大統領を評して「何十人も人を殺してきた目をしてる」と言われたのが今でも忘れられません。

当時、プーチン氏は政治家としても大統領候補としても世界的にはほぼノーマークで、元KGBの優秀なスパイという以外ほとんど情報がありませんでした。プーチン大統領就任により、ゴルバチョフ、エリツィンと続いた民主主義ロシアがどうなってしまうのか、という危惧を多くの人々が抱いたと思います。

しかしプーチン大統領は、現在世界を震撼させているトランプ大統領の「ロシア・ゲート」も含め、自らのスパイとしての経験と手腕を最大限活かして政権を維持。白昼堂々とホテルに核物質を送り付けたり、夜のニューヨークのビルから突き落としたりと、独創的かつ強引な手法で反対勢力陣営の人々を排除していく様子も、これまでの民主主義国家の政治家像を大きく逸脱しています。

最近では、ウクライナ問題でプーチンを説得するためにわざわざクレムリンまで出向いた独メルケル首相に会う際、メルケル首相が大嫌いな大型犬連れで登場して威嚇するなど、ある意味、トランプ大統領にも通じるパフォーマンス政治家という側面ももっているようです。

ただし、ソ連時代ならいざしらず、現在のロシアはいちおう民主主義国家で、大統領も国民選挙で選ばれます。強引かつ強圧的な手段で治世するプーチン大統領が国民に恐れられ忌み嫌われ、人気も低いかというとそれがまったくの逆で、2012年の大統領選挙時には、63.6%と約2/3の得票。現在の支持率は90%近いとも言われます。

しかも毎年、「プーチンカレンダー」なるものが発売され大人気。

Vladimir Putin's inspirational 2017 calendar - CNN.com
http://edition.cnn.com/2016/10/19/europe/vladimir-putin-calendar-2017/

上半身裸で釣りをしている写真や、映画スターさながらにサングラスにラフなジャケットで歩いている様子に混じって、花をもってポーズを決めたり、猫や犬と戯れていたり、まるでアイドルスターのようです。

このカレンダーを誰が買っているかは写真を見れば一目瞭然でしょう。ロシアの女性たちに圧倒的な人気を誇るのもまた、プーチン大統領の一面なのです。

■「かわいい」政治家に投票してしまう私たち

私たちが選挙で投票行動をする時、意識するかしないかの程度の違いはあっても、最も重点が置かれるのは「政策」ではなく、実は「政治家の人間性」であると私は思います。

比例区では政策で政党を選ぶ人も多いかもしれませんが、小選挙区で所属政党の政策に共感はできても、外見や話し方に嫌な感じをもってしまう候補者より、支持政党ではなくても好感をもてる候補者に投票した経験のある方は決して少なくないのではないでしょうか。

しかし、実際にはその候補者がどんな人間かは顔に書いてありません。もちろん本人や推薦人はいかに候補者の人間性が素晴らしいかを強調するでしょうが、その言葉が必ずしも事実とは限らないのです。

そこで私たちが人間性を判断する基準は、性別を問わず、その候補者に「かわいさ」を感じられるかどうかになります。単にハンサムであるとか美人であるとか(もちろん容姿は良いに越したことはありませんが)にとらわれず、その人を「かわいい」=「人間として好ましい」と思えるかどうか、が問題となってくるのです。

声や話し方、言葉の使い方、しぐさ、表情など、その人の内面からにじみ出てくるようなかわいらしさは、いくら頑張って作ろうと思っても決してマネできるものではありません。逆に、プーチン大統領のように実際には冷血な殺人者であっても、ふとした拍子にこぼれる笑顔などに、女性をはじめ一部の男性もかわいらしさをつい感じてしまうのです。

■「かわいい」政治家はしぶとい。

そのような視点で世界の民主主義国家の政治家たちを見てみると、興味深い事実が浮かび上がります。

つい先週の選挙でフランス大統領に選ばれたマクロン氏ですが、すでに欧州メディアが盛んに報道している情報によると、誰にでもすぐに好かれ(悪い言葉で言えば「取り入って」)相手の信頼を得ますが、それを裏切る場面も多々あったとされます。24歳年上の略奪愛妻と連れだって歩くマクロン氏の計算し尽くされた笑顔と、政党の創立者である実父を追放し、政党内で重責を担う姪との不仲も伝えられるル・ペン氏のドヤ顔とを比べたら、どちらが「かわいい」かは一目瞭然でした。

同じことは、昨年の米大統領選のクリントン氏対トランプ氏との闘いにも言えます。どこにもつけいる隙のない完璧なクリントン氏と、暴言・放言には事欠かず、何度も自爆しながらも子どもっぽい野次を飛ばすトランプ氏。憎まれガキのようなその態度は、ある意味、「かわいい」と言えないこともありません。

そして日本。

小泉純一郎元首相が大変女性に人気があったのは周知の事実ですが、現在の安倍晋三首相と麻生太郎副首相兼財務大臣のコンビが、ここまで長く政権の中心に存在している理由がわからない、という男性にはぜひもう一度きちんと研究していただきたい。

昭恵夫人も言っている通り、自民党の中には彼らより立派な経歴や学歴をもっている方々がごまんといますし、間違っても安倍総理や麻生副総理のような漢字の読み間違いはしないでしょう。しかし、この2人は、現在の自民党議員の中では際立って「かわいい」のです。恐らく小泉元首相が自分の後任に安倍首相を指名したのも、この「かわいさ」が大きな理由だったのではないかと私は推測しています。

同じことは稲田防衛大臣にも言えます。

彼女はウルトラ・ライトともいえる思想の持主ですが、まだ、当選一回目の頃の講演会で、あの舌ったらずの声で1時間以上にわたり「南京大虐殺はでっちあげ」「慰安婦の強制連行はなかった」との持論を滔々とぶつのを聞いたとき、私はただただ目が点になっていたのにもかかわらず、同じ会場で一緒に聴いていたおじ様たちは、まるで魔法にかかったようにうっとりと彼女の話に引き込まれていました。渡部昇一氏が会長を務める「ともみ組」という後援会組織もあり、まるで芸能人のファンクラブのように熱心に彼女を応援しています。

国会で涙ぐんでさんざん叩かれた稲田大臣ですが、ともみ組の支援者たちにとっては、その涙さえ好ましいものに映っているでしょう。その意味で、かわいい政治家ほど叩かれても叩かれても強力な支援者たちの支えによって蘇る、打たれ強い、しぶとい政治生命をもつのだと思います。

■政治家は自分が有権者に与える印象についてもっと研究すべき

SNS時代、「聡明な」「仕事ができる」「強い」だけの政治家がもはや大衆の共感を得ることができないのは、昨年のアメリカ大統領選、今年のフランス大統領選の結果をみても明らかです。(余談ですが、メルケル首相は恐らく再選を果たすと思います。彼女も非常に優秀な政治家ですが、難民問題にみせた情の厚さや、市井のおばさん然とした風貌がかわいらしさを醸し出しているからです)

そんな中、多くの選挙民が求めるものは、現在のさまざまな問題を解決し、将来の日本を形成していくための政策のみならず、「この人なら信頼して政治を任せたい」と思える人柄、つまり「かわいさ」です。

残念ながら、野党のみならず自民党の中にさえ、なかなかそれを真剣に考え実行している人がいないように思えます。(この点、マクロン大統領は非常に長けていると欧州マスコミは報道しています)

民主主義とは、良くも悪くもポピュリズムの政治形態です。

政策の立案は企業経営でいう「戦略」にあたりますが、それを実現させるための「戦術」の一環として、選挙ポスターのときだけ考えるのではなく、日ごろから自らの「かわいさ」をどうアピールしていくのか、真剣に研究して実践してほしいのです。それが最終的には最大の目標である政策の実現につながるのですから。
http://blogos.com/article/224069/





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2017年06月12日
イギリスと日本、失われた10年の共通点


イギリスの細川護煕ことキャメロンが首相に選ばれた理由は、イケメンで女性に人気があるからだった。

こんな理由で首相を選んだイギリス国民が悪い、


young-David-Cameron
引用:http://i2.mirror.co.uk/incoming/article6484368.ece/ALTERNATES/s615b/young-David-Cameron.jpg


イギリス版「失われた10年」の始まり

イギリスは2016年6月にEU離脱国民投票を実施し、離脱が多数になり離脱する事に決めた。

ところが1年後の2017年6月の総選挙で与党保守党が敗北し、それも嫌だと言い出した。

1年前にキャメロン首相が辞任したばかりなのに、メイ首相も辞任しろとマスコミや国民は責任を追及している。

        
通貨のポンドは乱高下しイギリス経済は停滞しているが、経済そっちのけで政治闘争に明け暮れている。

これは25年前の東洋の国、そう日本とうり二つの状況と言えるのではないでしょうか。

政治混乱が引き金になり、イギリス版「失われた10年」が始まる可能性が、かなり高まっている。


まず日本の失われた10年だが、1971年7月15日の米ニクソン大統領の訪中あたりから、既に日本はおかしくなっていた。

ニクソン大統領は(当たり前だが)戦前生まれで、日本人が「鬼畜米英」と教わったように「日本人を人間と思うな」と教わった世代でした。

心の底から日本人を憎悪していたらしく、日本より第二次大戦を共に戦った中国に親近感を抱いており、米中国交回復で中国を国際社会に招きいれた。


テロ組織扱いだった中国はトントン拍子に出世してあっという間に国際連合常任理事国になり、世界の5大国に加わった。

同時にニクソンは金の兌換停止によって変動相場制に切り替え、この日から円は天井知らずの円高になっていった。

1985年にはレーガン大統領の元で「プラザ合意」が行われて、1年ほどの間に円の価値は2倍になった。(1ドル240円から120円になった)


日本の「失われた10年」

中曽根総理は円高対策として民営化と市場原理導入、低金利政策によってバブル経済を起こして不況を乗り切った。

だがバブルは想像を超える高騰を引き起こし、財務省と日銀は土地取引の禁止や利上げによって、強制的にバブルを終わらせた。

通常経済の過熱を抑えるには少しずつ金利を上げたり、加熱を抑えるが、この時は「昨日100だったものを今日はゼロ」という急激な変更を行った。


バブルは静まったが日本経済そのものが崩壊してしまい、この時から財務省は自らの失敗を隠すために消費税導入にまい進する。

経済崩壊で政治も大混乱をきたし、1993年には自民党政権が崩壊し、細川連立政権が生まれ、改革路線の経済運営を始めた。

選挙のたびに改革を唱える政治家が当選し、国民は「改革」を聞くと必ず賛成したが、改革とは経済的に言えば物価を下げる事と言い換えられる。


もし何かを改革して、その物の値段が上がったら「改革は失敗した」となり、改革の結果値段が下がれば「改革は成功した」事になります。

つまり改革すればするほど物価が下がりデフレになり、日本人は自分の意思でデフレ不況を作り出した。

改革して値段を下げて良いのはバブル期のようい経済が過熱しているときで、不況で物価が下がっているのに改革したら、もっと不況になるだけです、


国民はチャンネルを変えるように投票先を変えた

これに輪を掛けたのが財務省の消費増税で、不況なのに増税を強行してますます不況を悪化させ、GDPが縮小して税収も減ってしまいました。

日本経済はますます破綻して国民は不満に思い、毎年総理を交代して自民がダメならXX新党、民主党にまた自民党とコロコロ投票先を変えて混乱に拍車を掛けた。

すると政治混乱がさらに経済を悪化させ、経済が悪化すると国民は政治のせいにして首相交代や政権交代を要求しました。


客観的に見れば日本人自身のせいで政治混乱を起こして不況にしたのだが、なぜ政治が混乱すると経済が悪化するのでしょうか。

選挙は民主主義で国民の意思を反映させる唯一の機会なので、政治が混乱すると政府は国民の意思を代表しなくなり、国民は常に「政権交代」を求めるようになります。

短期間で政権交代を繰り返して政治や経済が良くなる事は無く、事態はますます悪化するだけでしょう。


日本は80年代から「謝罪外交」を繰り返して学校の教科書でも子供に謝罪を要求したが、これは国内で深刻な政治対立を引き起こし、現在も右派と左派は対立している。

国民の意思が短期間に変わるので政治家は芸人のようにその時々で「受ける」事をやろうとし、有権者は芸人のネタ投票のように選挙で投票するようになる。

こうしたポピュリズムがさらに混乱を生み出し、さらに経済が悪化し、国民はもっと頻繁に政権交代を求めるようになる。


政治家がダメなのは国民がダメだから

これが日本の失われた10年ならぬ25年の姿で、元をただせばその時々で「受ける政治」を求めた国民が悪いのです。

テレビはチャンネルを変えれば面白い番組をやっているかも知れないが、まず有権者がしっかりしないと、政治家や政府だって国民の意思を反映しようがないです。

イギリスもこういう状況に入りこみつつあり、テロが起きれば「政治家のせい」、経済悪化も「政治家のせい」といってコロコロと政権交代し、経済は悪化していくでしょう。


まずイギリス人自身が正気に戻って判断しないと、首相が変わっても良くなるとは思えません。

イギリスの混乱の始まりは2010年にキャメロンが首相になってからだが、保守党がこの男を党首にしたのは「イケメンだった」というだけの理由だった。

保守党が政権を取るには女性票を必要としており、当時キャメロンは「イケメン」として女性に人気だったので党首にしたら圧勝した。


有権者がこんな事で政党や政治家を選んでいたら、混乱するのも自業自得かも知れない。

その後キャメロンは移民の大量移住や中国に依存する経済政策をはじめ、国民対立の原因をつくった。

キャメロンは「アメリカは没落するから、英米同盟を破棄して中国と同盟国になる」とまで宣言していました。
http://www.thutmosev.com/archives/71322153.html




▲△▽▼

【藤井聡】小池劇場、その「炎上」のメカニズム
https://38news.jp/economy/10631

今、7月に予定されている「東京都議会選挙」は、豊洲市場問題やオリンピック問題等とからめながら、連日、メディア上で様々に取り上げられています。

小池知事就任から繰り広げられる一連の東京都における動きは「小池劇場」等とも呼ばれ、都民のみならず、多くの国民もこれに大きな関心を寄せています。

その演劇の主な出し物は「豊洲」。

都議選直後の「移転延期宣言」にはじまり、「盛り土」問題や「ベンゼン、水銀」問題などが取りざたされ、今はまさに、小池知事による「移転の政治決定」が注目を集めています。

ちなみに小池知事は、「豊洲に移転したうえで、築地も活用」という方針を打ち出すことになるでしょう。なんといっても、最新の世論調査では、「豊洲に移転したうえで、築地も活用」を支持する人が42%で最も多かったからです(ちなみに、「豊洲移転を断念し、築地を再整備」が24%で続き、「豊洲に移転したうえで、築地市場の敷地を売却」は19%だった)。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS18H1Q_18062017PE8000/

そもそも、「劇場型政治」の生みの親、小池氏の師匠ともいえる小泉純一郎氏は、毎朝新聞の見出しや論調を見て、どういう政治をするかを決めていた、と言われています。

もちろんそんなことをすれば、国民が喜ぶのも当たり前。客席に座って見てるだけで、次から次へと好みの出し物が自動的に提供されるわけですから。それはちょうど、視聴者の声に敏感に反応しながらストーリーを変えていく、という最近のドラマ作りの手法と同じです。

これこそ、高視聴率・・・ならぬ、高支持率が得られる秘訣です。

ただし、その代わりに犠牲にされるものがあります。「行政的な合理性」。平たく言えば「公益」です。

そもそも「政治は国会での議論や政策論を踏まえ、公益を最大化するために行うもの」というのが常識ですが、「劇場型政治」では、それを完全にひっくり返したわけですから、公益が毀損するのも当たり前ですね。

かくして、豊洲には技術的には何の問題もなかったにも拘わらず、移転が延期され、移転の責任者が行政的に処罰される始末に。さらには移転延期に伴う莫大な損害を、東京都民が自己負担しなければならなくなってしまいました。
http://www.mag2.com/p/money/22807
http://www.mag2.com/p/money/23270

じゃぁ、なぜ、こんな不条理な「劇場型政治」なるものが、小泉劇場や民主党による「政権交代劇場」、さらには大阪の「橋下劇場」などと、手を変え品を変え繰り返されるもてはやされるようになったのかといえば——私たちの日本社会それ自身が「炎上」しやすくなってしまったからです。

「炎上」といえば通常、ツイッター等のSNS上のものを指しますが、その構図は、ネット外でもいつも起こっています。というか、世間一般が「炎上」するようになったので、ネット上でそれが顕在化するようになった、というのが実態です。

ネットの「炎上」とはそもそも、「えっ、なになに? なんだかおもしろそう〜」というノリで集まってきて、写真なり発言なりを見て、「うぁ、キモっ」だとか「うわぁ、こりゃダメじゃねぇか」などと、集団で盛り上がってしまう現象。
https://matome.naver.jp/odai/2140836690940439901

ここで重要なのが、そのノリの「ぬるさ」です。誰も真剣に怒ったり怖がったりしているわけではありません。皆暇だから、「暇つぶし」程度に、おもしろがって便乗してるわけです。

いわば、猫がネズミ相手にじゃれて遊んでるようなもの——それが炎上です。

が、猫は暇つぶしかもしれませんが、ネズミは必死。下手したらかみ殺されてしまうわけですから。実際、こんな炎上で店が閉店になったり、会社が深刻な風評被害にさらされ、経営が傾く、なんていうことも日常茶飯事です。

・・・というのと同じで、「劇場炎上政治」が行われれば、深刻な被害が生み出されます。

「小泉劇場」のメインの演し物だった「郵政改革」の結果、郵便サービスが激しく低下しましたし、
http://amzn.asia/f6QLUy9

「橋下劇場」の諸改革は、大阪の経済を低迷させました。
http://bit.ly/2sMQIye

民主党の「政権交代劇場」が日本の国益に与えた破壊的影響は、逐一ここに列挙するまでもないでしょう。
(思えば、これもその一つですね。 https://38news.jp/economy/10199

だから、「小池劇場」も、深刻な被害を生み出すことはもう、絶対間違いありません。

実際、既に「豊洲延期」によって、大量の損害が既に生じていることは明らかになっています。が、より深刻なのが、オリンピックに及ぼす影響です。道路の工事が間に合わず、オリンピック開催中、深刻な渋滞が生じ、経済に大打撃が及ぶ。。。なぞという最悪のシナリオも想定されています。
http://toyokeizai.net/articles/-/176103

じゃぁ、どうすればいいのか―――これこそ、当方と佐藤さんがこの度出版した新しい新書、

「対論 「炎上」日本のメカニズム」(文春新書)
http://amzn.asia/22NpfEn

のメインテーマです。

まさに本日(!)発売の、この新書は、当方も初めてのスタイルの「対論」形式のものとなっています。昔はよくあったスタイルだそうですが、最近はめっきり少なくなった――そうです。

「対談」との違いは、
1)まず当方と佐藤さんが、対談する前に、それぞれ新しい原稿を書き下ろし、
2)それをお互いが読みあって、原稿内容を調整した上で、
3)それを踏まえた上で「対談」をする、
というスタイルとなっている点です。つまり、通常の対談より、一度原稿を書き、それをお互いにしっかり読んでから対談に臨む――というプロセスを経ていますので、対談の時にはさらに深い議論にまで到達できる、と言う点が、大きな特徴です。

そして、今回の「対論」の結果、「炎上」に対峙する上できわめて重要なものとして演繹されたものの一つが――

「ツッコミ」

でした。漫才のボケとツッコミ、のあの「ツッコミ」です。

要するに、炎上している劇場そのものが、漫才で言うところの「ボケ」そのものなわけですから、ダウンタウンの浜田よろしく「ツッコミ」を入れてやれば、「あぁ、この人ボケてたんだな」という事が見えて、鎮火圧力がかかる――という次第。

例えば、ジャーナリスティックにツッコミを入れるというのがありますし、
(「『小池劇場』が日本を滅ぼす」
http://amzn.asia/av2ych4

アカデミックにツッコミを入れるというのもあります。
(佐藤さんとの今回の対論は、まさに、そういう意味を持ち得ますし、当方がこれまで配信してきた、豊洲についての技術論、社会心理学論、社会学論、はいずれもそういう意味を持つものとして配信したものです。
http://www.mag2.com/p/money/22807
http://www.mag2.com/p/money/23270

とはいえ、関西ではやはり、ツッコミと言えばこういうのが一般的ですね(笑)。
( 『豊洲の女』 〜作詞適菜収、歌三沢カヅチカ〜
https://www.youtube.com/watch?v=XBlUEeTdHTk
http://amzn.asia/dLvtKRC

何にしても、右から左から、上から下から、前から後ろから、あらゆる角度から、「ボケて」おられる方を徹底的に「ツッコミ」まくることが、炎上と付き合っていく上で重要な意味を持つわけです(そうでもしてなきゃ、もう、やっていけないですからw)。

はてさて、この小池劇場の被害はどれくらいまで拡大し、どれくらいまで抑制できるのか―――それを考えるためにも是非、当方と佐藤さんとの「対論」、ご一読ください。
http://amzn.asia/0CR2Mmn

追伸:ちなみに適菜さんは、明確に「ツッコミ」の意図で『豊洲の女』を作詞されたようです。
https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/entertainment/sponichi-spngoo-20170620-0067.html







3. 中川隆[-10978] koaQ7Jey 2019年9月17日 10:23:48 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1812] 報告

民主主義って本当に大丈夫なの?


ヒトラーを独裁者にしたのは、一つには彼の性的魅力であったらしい。

彼の姿を一目見ただけで卒倒する女性が続出したそうだ。

ある女性などは、ヒトラーが通り過ぎたあと、彼が踏んだ小石を持っていたガラスびんに入れ、それを大切に抱きしめた。

彼女はそのまま恍惚としてしまい、力が入りすぎてガラスびんが割れた。血がだらだら流れるが、それでもなお彼女は陶然と立ち尽くしていたという。

当時、世界でもっとも進歩的と言われたワイマール憲法下で、ヒトラーがあくまでも合法的に政権の座についたことを考え合わせると、民主主義って本当に大丈夫なの、とつい思ってしまう。
http://www.c20.jp/p/hitler_a.html


ヒトラーというとほとんどの日本人はドイツの独裁者でユダヤ人を虐殺した恐ろしい人とだけしか知らないのではないだろか。

ヒトラーに関して我々がしっかりと知っておかなければならないことは、

ヒトラーは当時、世界で最も民主主義的と言われたワイマール憲法の下で、合法的に独裁者になったということである。

ヒトラーの行くところはどこでもドイツ国民が、「ハイル、ハイル!」の大合唱。ドイツ国民のすべてがヒトラーに心酔していた。

そんな時、「私に全権を与えていただければ、もっと豊かなドイツを実現してみせます!」とヒトラーは言った。

ドイツ国民は将来悲惨なことが起こるなんてことは誰も疑わずに、あっさりとヒトラーに全権を与えてしまった。

1935年にドイツ国内で国民投票が行われた。

そしてなんと国民の90パーセント以上という圧倒的支持で、首相と大統領の兼任(行政権の完全な掌握)、立法権、軍隊の指揮権といった、司法権を除くすべての権力をヒトラーに渡してしまったのである。

こうして三権分立という鎖がはずされ、リバイアサンという怪物が解き放たれたのである。

その後は、皆さんもご承知のように、誰もヒトラーの暴走をくい止めることができなくなり、世界は人類がいまだ経験したことのない第二次世界大戦という大惨事に突入していったのである。
http://kaichan.cocolog-nifty.com/diclongman/2007/09/post_e4df.html


民主主義って本当に大丈夫なの?


ある地方の小選挙区でコイズミが選挙カーに登って郵政改革を叫び始めるや、つめかけた聴衆(多くは中年女性)は涎を流さんばかりに口をあけて

「ジュンチャーン」。

そしてケータイの写真。きっとメールで「撮ったわよ」と自慢したでしょう。

そのアホぶりに私は絶望しました。しかし終わると潮が引くようにほとんどいなくなった、とある新聞にはそう書いてありました。
http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C02179.HTML


「自民圧勝を支えたのは都市部の働く女性」−。

労働団体・連合の関連研究所、連合総研は10日、首都圏、関西圏の会社員の男女を対象にしたアンケートから、そんな分析結果を明らかにした。

 労組に加入している男女とも自民党に投票した人が多かった。従来民主党が都市部の会社員を中心にした無党派層の票を獲得してきただけに、民主党を中心に支援する連合にとってもショックな結果。

 アンケート結果によると、女性は20−50代の各年代で40%以上が自民に投票。民主は最大で50代の29・8%にとどまった。男性は30代だけが自民支持40・7%と民主を上回り、ほかの世代では民主支持が多かった。

 労組加入者の男女は42・1%が自民で、民主は32・5%だった。


女性セブン4/19号より、

 「首相にしたい政治家No1」の素顔に大接近!
 「『愛しの小泉純一郎さま(59)』ってこんな人」

そして小泉の写真の横に、小さい活字で
 「林真理子さんの『抱かれたい男リスト』にも入った」


▲△▽▼

ドイツ国民がナチスを熱狂的に支持した理由

 マイナス金利政策を巡る顛末からも分かる通り、現在の日本が抱える問題は、

「特効薬が効かない!」

 という話ではなく、普通の薬を飲まず、特効薬を追い求めている、という点に本質があります。


 と言いますか、ここまで一貫して普通の薬(財政政策)から目をそらし、効果のコミットができない特効薬を探し回る光景は、もはや喜劇です。普通の薬は、効果について事前にコミットできるにも関わらず、頑なにそこから目をそらす。


 実は、現在の日本や欧州同様に、主要国の政策担当者が病的なまでに財政均衡にこだわり、国民経済を貧困化させるという光景が、80年前にも見られました。

『[FT]21世紀におぼろに見えるドイツ帝国銀行総裁の影
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO97052220Y6A200C1000000/

 ジョン・ワイツによるヒャルマー・シャハトの伝記『Hitler’s Banker(邦訳:ヒトラーを支えた銀行家)』を読み返したら、これまで筆者が考えていなかった1930年代と現在の興味深い共通点に気づいた。

ヒトラーが再軍備計画の資金を賄うために、配下の中央銀行総裁だったシャハトに頼ったことは、よく知られている。

だが、ワイツは――そしてここが今日のユーロ圏に潜在的に関係するところだが――、シャハトがライヒスバンク(ドイツ帝国銀行)で非伝統的な政策を追求できたのは、ひとえに独裁者の後ろ盾があったからだとも指摘している。(中略)

 欧州北部諸国に共有されているブリュッセルとフランクフルトの現在の正統的政策には、30年代に一般的だったデフレマインドとの類似点がいくつかある。

今日の政治家と中央銀行家は、財政目標と債務削減に固執している。30年代前半と同様に、正統的な政策には病的なところがある。今日の中央銀行家は、言うことが尽きると「構造改革」に言及するが、そうした改革が一体何を達成するのか決して口にしない。

 原則としては、ユーロ圏の経済問題を解決するのは難しくない。欧州中央銀行(ECB)が市民一人ひとりに1万ユーロの小切手を手渡せばいい。物価の問題はものの数日で解決されるだろう。あるいは、ECBは独自の「IOU(借用証書)」を発行することもできる。

シャハトが行ったのは、それだ。

または、欧州連合(EU)が債券を発行し、ECBがそれを買い上げてもいい。紙幣を印刷する方法はたくさんある。どれも皆、素晴らしい方法だ。そして違法でもある。(後略)』

 ナチスがドイツで政権を握ったのは、デフレーションで国民の間にルサンチマンが蔓延し、「攻撃的」な政党が喜ばれるという形で社会が歪んでしまったためです。


 とはいえ、ナチスが「支持された」のは、これはもう、ヒトラーとシャハトのコンビが、各国が財政均衡主義の魔物にとらわれ、緊縮財政政策を推進する中において、アウトバーン建設に代表される大規模景気対策を打ったおかげなのです。

ヒトラーが率いるナチスは、1932年には43%(!)だった失業率を、五年間で完全雇用に持ち込んでしまいました。


 それはもう、ドイツ国民がナチスを熱狂的に支持したのも、無理もない話なのです。


 ちなみに、わたくしは別にナチスを賛美したいわけではなく、「人類」は歴史的に財政均衡主義を「愛し」、デフレ期の財政出動という普通の薬を飲むことができず、デフレの原因を(なぜか)、

「構造改革が不足しているから」

 という、意味不明というか逆効果(構造改革はインフレ対策)の政策を採用。
 緊縮財政と構造改革、つまりは需要縮小策と供給能力拡大策によりデフレを深刻化させ、

「国の借金で大変だ〜っ!」

「構造改革が足りないからだ〜っ!」

 と、バカの一つ覚えのように自縄自縛となる愚かな政策を繰り返してきたという話です。


 特に、デフレ期には単なる「債務と債権の記録」に過ぎないおカネに国民総じて固執し、政府が普通の薬(財政出動)を飲もうとすると、

「政府は無駄なカネを使うな!」

 と、やるわけです。結果、デフレギャップは埋まらず、国民が貧困化し、ルサンチマンが蔓延し、最後には「他の国民を攻撃する」ことで人気を博すポピュリスト政治家が権力を持ち、民主主義が壊れます。


 あるいは、貧困化が行き着くところまで行き着き、国家は虎の子の供給能力を失い、発展途上国化します。


 民主主義の破壊や、発展途上国化を回避するために必要なのは、「特効薬」でも「万能薬」でもありません。しつこいですが、普通の薬、財政出動を中心とした景気対策という普通の政策なのです。


 それにも関わらず、政治家や国民が「普通の薬」について議論しようとさえしない現状に、わたくしは恐怖すら覚えるのです。
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12128570302.html



▲△▽▼

現在の状況は、1930年代のヨーロッパとそっくりです。

 1929年のNY株式大暴落に端を発した大恐慌により、ドイツは失業率が43%(32年)に達してしまいました。国民のルサンチマンがピークに達した状況で、ナチス・ドイツが政権を握り、ヒットラーが首相の座に就きました。


 ナチスはヒャルマル・シャハト(ライヒスバンク総裁)の下で、大々的な財政出動を実施。アウトバーンや国道が建設され、WW2開戦までに、3860kmが建設されました。ナチス・ドイツという独裁的な政権の下で、ドイツ経済は瞬く間に回復。わずか五年間で、失業率が完全雇用の水準に至りました。


 当然ながら、ドイツ国民はナチスを熱狂的に支持します。


 妙な話ですが、現在や大恐慌期のような需要低迷期には、なぜか「民主主義国」の方が大々的な財政出動に踏み切れず、状況が悪化します。逆に、独裁国は政府が剛腕をふるい、財政を拡大し、国力を強化してしまうのです。
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12137232005.html


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貧しいほど独裁求める? 英研究チームが発表 世界で調査  朝日新聞


 経済的に不安定な人は、他人の言うことに耳を傾けない独裁的な政治家を支持しがちになる――。英国の研究チームが、世界の14万人へのアンケートを分析した論文を、米科学アカデミー紀要に発表した。
 チームは2016年の大統領選を前にした米国の750人を調査。トランプ氏はクリントン氏より「独裁的」とみる人が多く、貧困率や失業率が高い地域に住んでいる人ほど、トランプ氏に投票すると答えた。

 米国以外でも同じかどうかを確かめるため、69カ国の13万8千人を調べた。失業率が高い地域の人ほど、「議会や選挙を気にしなくてもいい強い指導者」を好んだ。「人生を自分でどれだけコントロールできているか」を自己評価した点数が低い人ほど、強い指導者を求めていた。

 チームはこの結果について、「世界の有権者が独裁的な指導者を選び続けるわけを説明するものだ」と考察している。(小宮山亮磨)

4. 中川隆[-10977] koaQ7Jey 2019年9月17日 10:26:48 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1813] 報告
小泉純一郎先生は真性のS?

コイズミが代議士になってから、10年近くも通いつめてた六本木のSMクラブは、今はなくなっちゃったけど、当時は東京のSMクラブの老舗で、コイズミ以外にも、何人もの政治家や財界人たちがメンバーになってた。

でも、ほとんどの政治家がマゾだったのに対して、生粋のサディスト、コイズミは、SMクラブのコースメニューにある通常のプレイでは満足できずに、毎回、特別料金を払って、相手の女性が失神するまで、何時間でも責め続けたそうだ。

当時、何度もコイズミの相手をしたことがあると言う女性は、

「小泉先生のお相手をすると、(激しく痛めつけられるため)2〜3日は
クラブに出勤できなくなるので、そのぶんのお手当てもいただいていました」

と語っている。また、この女性によると、コイズミは、さんざん痛めつけた
最後に、女性を大の字に寝かせ、両方の二の腕を両足で踏みつけ、仁王立ち
して、笑いながら女性の顔面に放尿したそうだ。この女性は、その時の
高笑いをするコイズミの顔は、今でも決して忘れることはできないと言っている。

http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=338790&log=20050115

「小泉という男がいる。この男、極度のハードS(サディスト)というのは政治家の間では有名な話である。なんでも、『小泉部屋』なるSMルームを作らせ、日夜励んでいるとか。このハードSの小泉という男は、女の子のクビを絞めながらプレイするのが好きなんだそうだ。なんでも『締りがよくなるから』らしいのだが、全くもって噂どおりの変人、変態である」(「噂の真相」、ジャーナリストの二階堂豹介氏の公開日記、2003.10.3)とある。


「都内の有名SMクラブ『M』に、郵政大臣時代の小泉が足繁く通っていたとの情報がある。首相に就任した後も総理公邸にSM嬢が“出張”していたともいわれる。(中略) 

本誌はこのSM嬢を特定、その女性と親しい人物と接触することに成功したのだ。このSM嬢と親しい人物が語る。『彼女から小泉のことを聞いたことがあります。彼女は女王サマではなく、小泉の方がSだと聞いた』。

そこで彼女にも連絡を取ってもらったが、『まだ仕事をしているし、しゃべることはできない』との返事。(後略)」(「噂の真相」2004.4別冊)。


「小泉純一郎さんは7、8年前から、高級SMクラブ目黒ラビリンスの常連として有名よ。なんでもハードSらしいわ」

 92年5月号特集4「SMの女王様が語る有名人たちの赤裸々な性癖事情」
「SMの女王様が語る有名人たちの赤裸々な性癖事情」
●匿名座談会・女王様サトミ(ビジネス派)宮城県出身の19歳。元ホステス。
仕事では女王様とM女の両方をこなす。

ここの場所は目黒であるが、歩いて30分以内なら自宅出張するシステムがある。
この目黒ラビリンスと五反田の小泉首相の仮公邸は、歩いて30分以内の距離にある。
その他に、SMホテルとして目黒ラビリンスが使うホテルである。

お部屋の紹介を見ると「奴隷市場」や『サド侯爵』とある。

そしてオールナイトという出張システムがあり、15万円するという。
うわさの真相最終号に小泉氏は首相公邸にSM嬢を出張させているという
話がのっていた。

http://www.asyura2.com/0406/idletalk10/msg/224.html


目黒ラピルス出張SM嬢との品川仮公邸での爛れた日々ーあの夜もそうだったー


3人の日本人若者人質事件の夜、小泉レイプ魔は品川区にある仮公邸で高級SMクラブ目黒ラビリンスの出張SM嬢と朝までプレイ

婦女暴行魔・小泉の記事がある。

「小泉純一郎さんは7、8年前から、高級SMクラブ目黒ラビリンスの常連として有名よ。なんでもハードSらしいわ」

 92年5月号特集4「SMの女王様が語る有名人たちの赤裸々な性癖事情」 (スコア: 46)
著者: 不明 日付: Mon, 13 Sep 1999 15:15:38920504「SMの女王様が語る有名人たちの赤裸々な性癖事情」●匿名座談会・女王様サトミ(ビジネス派)宮城県出身の19歳。元ホステス。仕事では女王様とM女の両方をこなす。


ここの場所は目黒であるが、歩いて30分以内なら自宅出張するシステムがある。
この目黒ラビリンスと五反田の小泉首相の仮公邸は、歩いて30分以内の距離にある。
その他に、SMホテルとして目黒ラビリンスが使うホテルである。
http://www.hotelalphain.com/


お部屋の紹介を見ると「奴隷市場」や『サド侯爵』とある。

そしてオールナイトという出張システムがあり、15万円するという。噂の真相最終号 に小泉は、首相公邸にSM嬢を出張させているという話がのっていた。

<小泉首相が、日本人人質問題で緊急の一報が入ったとき、通常、首相公邸にいくべきところを、予定通り、品川区にある仮公邸に直行。翌朝までそこから出てこなかった。→
一体何をやっていたのか?>(似たような事例では、森前首相は、趣味のゴルフのプレイを続行していた。)


「アサヒ芸能4・22」P.32〜33の「小泉「仮公邸引きこもり」で決断丸投げ:「事件一報にもワイン宴会を続行した」」より:

「3人の人質に関する情報がアルジャジーラから外務省に入ったのが18日の午後6時20分でした。午後7時に川口順子外相が外務省に駆けつけたほか、午後8時20分には福田官房長官が官邸入り。さらに石破防衛庁長官、外交、防衛、警備担当の主要官僚が勢ぞろいして、慌ただしい対応に追われていた。しかし、そこに、小泉首相の姿はありませんでした」

 小泉首相の耳に外務省からの第一報がもたらされたのは午後6時45分。そのとき、小泉首相は東京・紀尾井町にある高級ホテルへ向かう車中にあった。


「マスコミ関係者4人との酒席が予定されていたんです。小泉首相は、ビールやワインのグラスをぐいぐいと空け、ステーキを平らげていた。赤ら顔で上機嫌そうに熱弁を振るっていたといいます。会食の途中で、外務省幹部が同席した自民党幹部に『男性2人、女性1人が拘束され、まもなく、ビデオの模様も放送される』と、緊迫した状況を伝えていたが、小泉首相が(中略)促され退席したのは、さらに1時間後。

第一報から約2時間もたった午後8時41分でした」しかも、あろうことかホテルを出た小泉首相はそのまま、品川区にある仮公邸に直行。翌朝までそこから出てこなかったのだ。翌朝までそこで何をしていたかは、想像に難くない。

予約してあったSMの館:目黒ラピルスの出張サービスを受ける為に、3人の日本人の若者の人質の救出のために鳩首の対策会議が開かれていたのを中座して、品川の仮公邸に引きこもって、そこで翌朝の朝までその予約してあったSMの館「目黒ラピルスの出張嬢」と共に閉じこもっていたというのだから、そこでこの最低の人間の屑が中で何をしていたのかは、全国民のご想像の通りである。

このような最下層の劣等な婦女暴行魔の男を、支援して来た、売国奴マスコミが「日本の癌」であろう。

http://www.asyura2.com/0505/senkyo10/msg/143.html

人の災難を喜ぶ小泉脳  


脳のCTスキャンを使用した最新の研究によると、すぐにけんかを始める、うそをつく、物を壊してはしゃぐ、そんないじめっ子の脳には、他人の苦しみを見ると喜びを感じる回路が備わっているかもしれないという。今回の最新研究は、「Biological Psychology」誌の最新号に掲載される。

 研究チームの一員でシカゴ大学の心理学者ベンジャミン・レイヒー氏は、「この発見は予想外だった」と話す。研究チームでは、いじめっ子は他人の苦痛を目撃したときになんの反応も見せないだろうと予想していた。なぜなら、彼らは冷酷で、感情を高ぶらせることがないために、例えば良心の呵責(かしゃく)を感じることなくおやつ代を盗むことができると考えていたからだ。

 レイヒー氏は、「人が他人の苦痛を目にすると、自身が苦痛を経験したときと同じ脳内領域が光ることはこれまでの研究で判明していた。感情移入を示す反応だ」と話す。今回の最新研究では、いじめっ子の脳の場合、該当領域がさらに活発に活動を行っていることが判明した。

 しかし、いじめっ子が示す感情移入反応は、扁桃体(へんとうたい)と腹側線条体(ふくそくせんじょうたい)の活動によってゆがめられたものだと思われる。扁桃体や腹側線条体は脳内領域の中で報酬や喜びに関係すると考えられている部位である。「つまり、いじめっ子は人の苦痛を見るのが好きだと考えられる。この考えが正しい場合、彼らは弱い者いじめをして他人を攻撃するたびに心理的な報酬を受け取り、反応の強化が進んでいることになる」とレイヒー氏は話す。

 今回の最新研究では、うそや窃盗、公共物破損、弱い者いじめといった経歴を持つ16〜18歳の少年8人の脳活動を検査した。8人の少年は臨床分野で攻撃型行為障害(aggressive conduct disorder)と呼ばれる症状を持っており、そのような経歴を持たない同年代の少年グループとの比較を通じて調査が行われた。


 検査では、苦痛の状況を描く短いビデオ映像数本をいじめっ子グループに見せた。映像には、つま先に金づちが落ちるシーンなど不慮の事故を描くものと、ピアノの演奏中にふたを閉め演奏者の指を挟むシーンなど意図的な行為を描くものが含まれていた。

 脳のCTスキャンを行った結果、喜びに関係する脳内領域と、苦痛に関係する脳内領域の活動が判明し、さらに、感情の統制に関係する脳内のある部位が、いじめっ子の脳では活動していないことが明らかになった。言い換えると、いじめっ子は、例えば昼食の列に並んでいるときに子どもが誤ってぶつかってきた場合などに、自分を抑制するメカニズムを欠いていることになる。

「自己制御を欠いている点を処置する、あるいは埋め合わせる治療法を開発する必要があるだろう。いじめっ子が自己制御を欠いているのは事実だと考えているし、他人を傷付けるたびに心理的な報酬を受け取り、反応の強化が進む可能性がある」とレイヒー氏は語る。

 クレムゾン大学家族・近隣生活研究所でオルヴェウスいじめ防止プログラムを担当するマレーネ・スナイダー氏は次のように話す。「今回のテーマについて脳撮像による科学的調査で次第にさまざまなことが発見されるのは驚くことではない。脳がどのように機能しているのか、その解明は始まったばかりなのだ。脳の仕組みの理解が進めば、有意義な関与方法を見いだすことができるようになるだろう」。

http://asyura2.com/08/senkyo55/msg/952.html

小泉氏トップ、2位麻生氏=貧乏人が自殺すると勃起して射精する首相ランキング−時事世論調査


時事通信社が11〜14日に実施した4月の世論調査結果によると、ワーキングプアや鬱病人が自殺すると手を叩いて喜んでそうな政治家は、

自民党の小泉純一郎元首相が71.2%でトップだった。

2位は16.0%の麻生太郎前幹事長。

民主党の小沢一郎代表は7.2%で3位、

福田康夫首相は7.1%で4位と、ともに振るわなかった。

【硫化水素自殺者の数で金を賭けている政治家】−時事世論調査

時事通信社が11〜14日に実施した4月の世論調査結果によると、【硫化水素で自殺する国民の数で賭けをしている政治家では

自民党の小泉純一郎元首相が88.2%でトップだった。

2位は4.3%の冠冠生生

前幹事長。民主党の小沢一郎代表は1.2%で3位、福田康夫首相は0.1%で4位と、ともに振るわなかった。

小泉純一郎前内閣総理大臣は将来を悲観した国民が自殺するニュースをマスコミに流してもらってその報道で勃起して射精するのが趣味として知られている。

参院予算委員会の質疑での小泉総理の答弁から・・・


「格差が出るのは別に悪いことだとは思わない。今まで悪平等だという批判が多かったし、能力のある人が努力すれば報われる社会にしなければならない」

「私の改革に対する抵抗は強かったが、ようやく光が見えてきた。これまで影ばかりだったところに光が見えてきたのだから、この光をさらに延ばし、その一方で影の部分にいかに手当てをしていくかが大事なことだ」

「(引用者注:貧困層が)ますます増えているとの認識はない。どの時代でも成功した人と成功しない人がいる」

「貧困層をなくす対策と同時に、成功をねたむ風潮や能力のある人を引っ張る風潮は厳に慎んでいかないと、社会の発展はない」

「闘って敗れた負け組は褒められるべきで、むしろ闘おうとしない人が問題」

「負け組にチャンスをたくさん提供する社会が小泉改革の進む道」

 こういう思想を持った人を私たちは、首相にしてしまったのだ。昨年の総選挙で小泉自民党に投票した人たち・・・そのうちの多くの人は「勝ち組」ではないだろうに・・・。もう、好き勝手に馬鹿にされるのは、このぐらいにしましょうよ。

 レッツらさんが次のように書かれています。全く同感です。
 <小泉内閣の支持率が一桁台になるまで: 小泉さんのいう格差社会>

「成功者をねたんだり、能力のある人の足を引っ張ったりする風潮」って、あったのだろうか?

どのデータを見れば、わかるのだろう?
あまり聞いたことがない風潮だと思いますが。

能力のある人の足を引っ張ったりする人って誰だろう?
田中真紀子さんはスカートのすそを踏まれたと言ってましたが。

小泉さんの格差社会の認識に対して

・今まで悪平等だったんでしょうか

・今まで能力のある人が努力しても報われない社会だったんでしょうか

・成功者をねたんだり、能力のある人の足を引っ張ったりする風潮があったんでしょうか
http://literacy.jugem.jp/?eid=22#sequel

「増税してくれというまで削れ」首相、諮問会議で発言(アサヒコム)

 小泉首相が22日の経済財政諮問会議で「歳出をどんどん切り詰めていけば『やめてほしい』という声が出てくる。増税してもいいから必要な施策をやってくれ、という状況になるまで、歳出を徹底的にカットしないといけない」と発言していたことがわかった。27日に公表された会議の議事録で明らかになった。

 首相は「ヨーロッパを見ると野党が(増税を)提案するようになっている」と、欧州の消費税をめぐる論議を引き合いに出し、増税には徹底した歳出削減が必要との考えを強調した。 2006年06月27日22時56分

削るといいながら米軍再編には3兆円。軍事予算は拡大し、
福祉予算はカットし、増税の口実にしようとしている。卑劣なやり方だ。

http://asyura2.com/09/senkyo58/msg/411.html


コイズミが5年間もかけて行なったことは、史上最悪の「障害者自立支援法」の強行採決を始めとして、2度にも渡る「介護保険料引き上げ」「老年者控除の廃止」「老人医療費の改悪」「生活保護老齢加算廃止」「生活保護生活扶助基準額引き下げ」など、まだまだ他にも数え切れないほどありますが、お年寄りや障害者など、社会的弱者にばかり負担を押しつけ、ひと握りのお金持ちや大企業だけが得をする格差社会を作ることでした。

そして、今年の2月1日の参議院予算委員会の総理答弁で、社民党の福島みずほが、格差が広がり続ける現状について質問したところ、コイズミは次のように言い放ちました。

「成功者をねたむ風潮、能力のある者の足を引っぱる風潮は厳に慎んでいかないとこの社会の発展はない。できるだけ成功者に対するねたみ、そねみという感情を持たないで、成功者なり才能のある者を伸ばしていこうという面も必要じゃないか」

そして、コイズミの号令によって、自民党と公明党がムリヤリに採決した「介護保険制度の見直し」によって、今までは1割の自己負担でレンタルすることができていた電動ベッドが、10月1日から、介護の程度が軽い人は「一律全額負担」となることを受けて、札幌市内では、約2000人が電動ベッドを回収されてしまいました。

電動ベッドを回収されてしまった1人、札幌市白石区に住む四戸千代さん(74才)は、狭心症の持病があり、腰と頚椎の痛みのため、杖と車イスを手放せない生活をしています。トイレに行くときは、夫の博さん(77才)に抱えてもらい布団から起き上がっていたため、昨年の10月に電動ベッドを借りたのです。千代さんは、「(電動ベッドを)回収された日は、途方に暮れて涙が出た」と言っています。

札幌市東区の坂東八太郎さん(76才)は、自分は足が悪く、妻の喜代子さん(68才)はパーキソン病で、2人とも自力で布団から起き上がるのが困難な状態です。しかし、電動ベッドを回収されてしまったため、中古の電動ベッドの購入を考えましたが、値段が7万円〜12万円もするため、とても買うことができません。そのため、現在では、布団の横に手すりを作り、それを使って必死に寝起きしているそうです。

これこそが、コイズミの言うところの「成功者」を生み出すための犠牲者と言えるのではないでしょうか?

http://www.asyura2.com/0610/senkyo28/msg/402.html


厚生労働省の直近の調査で、2005年には82人(男性70人、女性12人)が餓死していました。

04年には、71人(男性57人、女性14人)、03年には97人(男性77人、女性20人)となっています。

厚労省によると、調査は死亡診断書に「餓死」と記されたものを集計したもの。餓死状態で発見されたさい、死亡診断者に別の病名がつけられる場合もあり、実態はさらに多いとみられ、「厚労省調査の数字は氷山の一角」と研究者は指摘します。

餓死者は1995年を境に急増します。前年まで20人台だったのが、95年に61人となり、以後毎年、100人近くが餓死しています。05年まで11年間の餓死者は867人にのぼっています。

財界と自民党政府は、85年の派遣法の成立、96年の改悪などと労働法制を改悪、一方で大規模リストラを繰り返し、非正規雇用が急増、95年に1000万人を超え、06年には1677万人と増え続けています。完全失業率も、それまで2%台だったのが95年には3%台になり〇六年には4・1%になっています。

働いても生活保護水準以下の生活しかできないワーキングプアの増大が社会問題として噴出しています。厚労省は、生活に困った人の最後のセーフティーネットである生活保護について申請拒否や追い出しなど排除策をとり、予算も削減してきました。この結果、生活保護を必要とする
人のうち生活保護をとっているのは二割前後(捕捉率)との試算もあり、大半が最低生活水準以下の生活を余儀なくさせられています。

年間の餓死者数
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-07-23/2007072301_02_0.jpg
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-07-23/2007072301_02_0.html

■■■■■■小泉改革■■■■■■
75歳以上を対象にした後期高齢者医療制度で、今月15日から年金の天引きが始まった。
この制度は2006年の医療制度改革関連法案が強行採決されて決まった。

この強行採決は元総理大臣、小泉純一郎の小泉改革の一環だった。
今になって、マスコミは負担が増えると騒いでいるが、法案に反対すると当時は「抵抗勢力」扱いだった。

国民健康保険制度(国保)は80年代から問題があった。
しかし政府は根本対策をやらなかった。根本対策とは保険制度、医療制度を一元化すること。

実際、国保の保険料滞納者は今や500万世帯。保険証を取り上げられている世帯も35万を超える。
救急で病院に運ばれても、保険証がなくてどんどん人が死んでいる。
こういう人々から保険料をむしり取ろうとすれば、生活保護になるしかない。

ところが政府は生活保護から追い出す政策を続けている。
北九州で生活保護を受けられずに、男性がおにぎりを食べたいと書き残して死んだが、05年度の餓死者数は82人に上がる。

これらは、すべて小泉内閣の「骨太の方針」で決まった、社会保障費1.6兆円削減に端を発するものだった。

年金天引きで保険料を払ったところで医療も受けられない。
これも、80年代の中曽根政権が、医療費抑制政策で医師数を抑え続けたツケがきている。

医療現場は過剰なストレスで荒廃し、患者はたらい回しにさせられる。
経世済民なき政治は滅びるしかないだろう。(2008/04/23慶応大学教授 金子 勝)

小泉路線とはどういうものか、説明しておく。

@富裕層に一層富が集まりやすいようにする。
  (例:株の一定の投資額以上に対する減税措置 法人税減税)

A富裕層以下の国民は生活レベルを中流より下にして、人件費を下げる。
  (例:派遣法などの労働法制の規制緩和。実力主義の推奨)

B上記の二つにより富裕層の資産を増やし、富裕層の投資効率を最大にする。

C格差は固定する。効率的な社会運営ができるように階級流動は極力避ける。
 (例:日本育英会の廃止、生活保護費カット、定率減税廃止)

D低所得者層の不満は当面は自己責任論を喧伝する事で相殺する。
 長期的には愛国心教育をする事により、不満の矛先を避けやすくする。
 効率的な社会のため、国を担う有識者は基本的に富裕層のみで構成する社会
 を目指し、下層民は低コスト労働者として教育する。下層民は愚鈍であって
 も従順であれば問題はない。
 (例:日本育英会の廃止、生活保護費カット、定率減税廃止、愛国心教育)

Dコストを下げるため、社会福祉やインフラ不備の不便は自己責任とし、公的
 扶助は基本的になくす。
 (例:障害者自立支援法、年金受給年齢引き上げ) 

これが事実であり、悪意で曲解したところも、誇張もない。これに腹を立てたの
なら、それは己が小泉改革を誤解していただけに過ぎない。

富裕層の効率的な投資が最重要視され、それに支障を及ぼす社会制度は基本的に
なくすのが「改革」である以上、中間層以下の地方住民や、都市部でも低所得の
確率が高い母子家庭や老人、病人、ネットカフェ難民などは政府がコストをかけ
て 守る対象でもなんでもないということだ。

今の内閣は小泉路線を引き継いでいると公称している。
だから、金持ちでもない人間が今の自民党を応援するというのは真性のバカの
証と言ってよい。

<小泉改革の主な大増税、減税は小泉に献金した富層のみ>

2002年10月  雇用保険料引き上げ  3000億円

2003年4月  医療―健保の本人負担3割、保険料引き上げ1兆3000億円

年金給付―物価スライド(0.9%引き下げ)3700億円  介護保険料引き上げ(65歳以上)2000億円

2003年5月  雇用保険―失業給付額削減  3400億円 発泡酒・ワイン増税  770億円

2003年7月  たばこ税増税(1本1円程度)  2600億円

2004年1月  所得税―配偶者特別控除廃止  4790億円

2004年10月  厚生年金保険料引き上げ(13年間毎年)  6000億円

2005年1月  所得税―公的年金等控除縮小、老年者控除廃止  2400億円

2005年度  住民税―配偶者特別控除廃止  2554億円

2006年度  住民税―公的年金等控除縮小、老年者控除廃止  1426億円

2006年1月  定率減税を2年で廃止  全廃すれば年間3兆3000億円


小泉利権政治構造改悪・自民党の国民生活破壊政策の結果↓

サラ金の実態 イラク戦争の死者より多い自殺者数

消費者金融貸出残高、破産件数、自殺、失業者数比較(1990年と2005年)
http://img205.imageshack.us/img205/7497/sarakindatahikakusp8.jpg
消費者金融大手5社 自殺の保険金受領3600件 昨年度 死因不明も2万件

消費者金融:「借り手」の生命保険、半数以上が死因不明 05年度、大手5社で2万件
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/wadai/news/20060914ddm001040002000c.html

消費者金融貸出残高、破産件数、自殺、失業者数比較(1990年と2005年)

自殺者数の年度推移
http://www.t-pec.co.jp/mental/2002-08-4.htm

・自殺者数:計   28万5,371人 H9〜17 ( www.t-pec.co.jp/mental/2002-08-4.htm )

・自己破産:計   164万1,815件 H5〜17 ( 最高裁集計:www.zenkinren.or.jp/toukei/img/siryou06.pdf )

・特定調停:計   161万件    H14〜17(金融庁:www.fsa.go.jp/news/newsj/17/kinyu/20060310-5.pdf )

・生活保護世帯数:100万2000世帯 2005年 ( www.asahi.com/health/aged/TKY200502170231.html )

・ホームレス数:11万〜12万人. H11〜15 ( 厚生労働省:www.mhlw.go.jp/houdou/2003/03/h0326-5.html

・行方不明者数 101855人(H15) http://Miniurl.org/7OJ

・変死体..     136092人(H16) http://Miniurl.org/0mu

小泉先生の悪質な嘘

  5月22日に行われた、佐藤ゆかり衆議院議員の応援のための講演会での発言であるという。

  その言葉は、格差社会に話が及んだときに出てきた言葉であるという。

 ・・・いま、ホームレスの人もよく見かけますけども、もし東京でも、北海道でも、沖縄でも、全国、ホームレスが

「もーう、外で寝るのは飽きた」、

「たまにゃあ、うちの中で寝たい」、

「風呂に入りたい」

って言って、各市町村なり区役所に行けば、どの人も、全部住宅を世話する。

洋服も世話する・・・(略)しかし、

「きちっとした生活はヤダ。やっぱり野原で寝たい」という人を止めるわけにはいかない・・・

   意味不明なこの言葉の根底に流れている小泉氏の意図するところは、好きでホームレスをやっている連中の面倒までは見られない、という事である。

   なぜこのような重大な発言をメディアは報じなかったのか。小泉氏の政局がらみの与太話はこぞって取り上げるメディアが、この問題発言を意図的に報道しなかったのであれば、それは作為的な情報操作である。

http://www.amakiblog.com/archives/2008/05/27/#000900
http://jp.youtube.com/watch?v=WLyahp-rybA
http://video.yahoo.com/watch/2786983/8088814
http://www.veoh.com/videos/v14080666mFXYpXRj

http://www.asyura2.com/08/senkyo50/msg/476.html?_gwt_pg=1

実際は:


北九州市小倉北区の52才の男性が、肝硬変などの重病で働くことができないのに、生活保護を打ち切られ、日記に「オニギリ食べたい」って書き残して、電気もガスも止められてた部屋で餓死してるのが見つかったのは、先月、7月10日のことだった。小倉北福祉事務所の説明によると、この男性のほうから「これからは働きますから生活保護はいりません」と、自らが辞退届を提出したって話だったけど、この男性の日記には、書き殴るような文字で、「働けないのに働けと言われた」とか、「生活困窮者は、はよ死ねということか」とか書かれてた。それなのに、行政側は、「亡くなったことは非常に残念だが、辞退届は本人が自発的に出したものであり、こちらの対応には何も問題はなかった」ってノタマッてる。厚顔無恥な伊吹文明文科大臣じゃないけど、まさに「死人に口なし」だ。あたしから見たら、これって明らかに悪質な殺人事件だと思うんだけど。

だけど、北九州市では、今回の問題だけが特別なワケじゃない。北九州市の福祉がらみの死亡問題って、今に始まったことじゃないのだ。ここ2〜3年を見ただけでも、2005年の1月には、北九州市八幡東区の68才の男性が、介護保険の「要介護認定」を受けていたのにも関わらず、生活保護を認められずに死亡してる。そして、2006年の5月には、北九州市門司区の56才の身体障害者の男性が、何度も生活保護を申請してたのに拒否され続け、何も食べる物がなくなって餓死して、ミイラ化した遺体で発見されてる。また、今回の事件のちょっと前にも、生活保護の申請を門前払いされた48才の男性が、生きる術を失って自殺してる。


「要介護認定」を受けてる身寄りのない1人暮らしのお年寄りにも生活保護を認めず、お金も食べ物もない身体障害者にも生活保護を認めず、重病で働けない人にムリヤリに「働け!」と言って生活保護を打ち切る。これこそが、北九州市の福祉クオリティーであり、これこそが、「社会的弱者の切り捨て」を実践して来たコイズミ改革にベッタリと寄り添って来た北九州市のやり方だと思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、7月に遺体が発見された男性の日記には、「オニギリ食べたい」「働けないのに働けと言われた」「生活困窮者は、はよ死ねということか」という記述の他にも、「がんばろうと思った矢先に(生活保護を)切りやがった」「体がきつい、苦しい、だるい」「ハラ減った。オニギリ食いたーい。25日米食っていない」「オニギリ食べたい。体重も68キロから54キロまで減った」「(辞退届を)書かされ印まで押させ自立指導したんか」など、いろいろと書かれてるのに、それでもガンとして自分たちの非を認めない小倉北福祉事務所だけど、今回、新たなる事例が発覚して、この小倉北福祉事務所の腐りきったクズ職員の実態が明らかになった。

この事例を取材、告発した地元の「小倉タイムス」によると、「オニギリ食べたい」の男性の遺体が発見された7月10日から、ちょうど1ヶ月前の6月10日、おんなじ小倉北区内で、アパートのベランダにロープを掛けて首吊り自殺している61才の男性が発見されたそうだ。この男性は、20年前には地元に土地を持つ企業家だったんだけど、バブル崩壊ですべての財産と家族を失い、知人宅を転々とするような生活になった。そして、去年の3月に、肝硬変と肺炎を併発して入院したんだけど、入院費も支払えないほど困窮してたため、入院中に生活保護を申請して、受給が開始された。


だけど、ようやく、この男性が退院したと思ったら、毎日のように小倉北福祉事務所のケースワーカーが訪ねて来て、「働かん者は死ねばいいんだ!」と暴言を吐き続けた。これは、生活保護の申請時には、本人が病院に入院中ってこともあって仕方なく認可したけど、もう退院したんだから、「1日でも早く打ち切れ!」っていう福祉事務所側の方針であり、行政側の指導によるものだ。実際、別の福祉事務所の職員の証言によると、全国のほとんどすべての福祉事務所で、生活保護を受けてた受給者が亡くなるたびに、職員たちは「1件減って良かった」って言ってるそうだ。

そして、この61才の男性を担当してたケースワーカーも、きっと、福祉事務所の上司から「1件でも減らせ」って言われてたんだろう。だからこそ、自分の担当してる受給者のところを毎日のように回って、暴言を浴びせ続けたとしか考えらんない。そして、この男性は、ケースワーカーからの連日の暴言と、生活保護の辞退届の強要に耐えられなくなり、体調は退院時よりも悪化していたのにも関わらず、今年の2月、「オニギリ食べたい」の男性とおんなじように、「もう働けますから生活保護は辞退します」っていう辞退届をムリヤリに書かされたのだ。


だけど、もともと仕事などできる状態じゃなかったのに、さらに病状が悪化してたんだから、実際には働けるワケがない。そして、働くどころか、生活保護を打ち切られてから3ヶ月後の5月14日には、心筋梗塞で倒れてしまった。心配したアパートの住人たちが、救急車を呼んで、お金のないこの男性に1万円を握らせて、ちゃんと診察を受けるようにって薦めたんだけど、周りの人たちに迷惑を掛けたくないって思ったのか、この男性は、搬送先の病院での検査や入院を拒否して、帰って来ちゃった。でも、アパートに戻って来ても、すでに、わずかな手持ちのお金も食べ物も尽きていて、いよいよ生活は困窮した。それで、6月5日に、もう一度、生活保護で助けてもらおうと思って申請に行ったんだけど、担当した面接官は、この申請を冷酷に拒否したのだ。

この男性は、執拗に「働くこと」を強要する面接官に対して、「今は病院代にも困っているし、もしも働けたとしても最初の給料がもらえるまでの1ヶ月を生活するお金がない」って言ったんだけど、この面接官は、「仕事が決まったら前借りすればいいだろう」と突っぱねたそうだ。そして、この男性が、「保護を受けられないのなら、もう死んだほうがマシだ」って言っても、まったく聞いてもらえなかったそうだ。そして、申請を拒否された男性は、もう生きて行くことができなくなり、5日後の6月10日の早朝、アパートのベランダで首を吊ったのだ。


この男性が、担当のケースワーカーから、「働かん者は死ねばいいんだ!」って恫喝され続けてたことは、アパートの住人たちも聞かされてて、辞退届を書くように強要され続けてたことに対しても、複数の知り合いが証言してる。だけど、日記にシッカリと「働けないのに働けと言われた」「生活困窮者は、はよ死ねということか」「がんばろうと思った矢先に(生活保護を)切りやがった」って書き残してる男性に対しても、平然と「こちらの対応には何も問題はなかった」ってノタマッてるほどの小倉北福祉事務所だから、この男性の事例に対しても、「こちらでは100%の対応をしている」って言ってるのだ。

生活保護申請の面接って、過去に生活保護を受けてた人に対しては、必ず、過去の受給記録を見ながら行なうことになってる。そして、申請者が病気であれば、過去の受給時の容態と現在の容態とを比較して、今回の申請に対して適切な対応をとることになってる。だけど、この男性が6月5日に面接した時には、担当した面接官は過去の受給記録など見もせずに、口頭でテキトーに対応しただけで、テイよく追っ払っただけなのだ。そして、この男性は5日後に自殺したってのに、福祉事務所側は「こちらでは100%の対応をしている」ってノタマッてんだから、もう、お話にもなんない。

‥‥そんなワケで、話は「オニギリ食べたい」に戻るけど、こちらの男性が日記に「働けないのに働けと言われた」って書き残してることに対して、北九州市側は、この男性の「病状調査票」の「主治医の意見」の欄に「普通就労可」って明記されてることを挙げて、男性の日記の内容を否定した。この「病状調査票」の「主治医の意見」てのは、この男性を担当してた小倉北福祉事務所のケースワーカーが、この男性の主治医から病状や意見を聞いて作成したものなんだけど、ここに「普通就労可」って明記されてることに対して、当の主治医は、「話した内容と違う!」って抗議してる。


主治医は、「以前よりは病状が軽くなったため、『デスクワークなどの軽作業であれば可能』とは言ったが、『普通就労が可能』とは言っていない」、そして、この男性は病状だけでなく、精神的にも不安定だったために、「『とても普通の就労ができる状態ではない』と説明している」って言ってる。そして、自分が話したことと違う内容をケースワーカーが調査票に書いたことに対して、「福祉事務所は私の意見を十分に確かめていない。調査票にこのような書き方をされたら困ると伝えた」って言ってる。

つまり、この小倉北福祉事務所のケースワーカーは、生活保護受給者を1人でも多く減らすために、主治医の報告を捏造して、ウソの報告書を作って市へと提出してたってことになる。だけど、これは、このケースワーカー個人の問題でも、小倉北福祉事務所だけの問題でもないのだ。小倉北福祉事務所以外でも、北九州市全域の福祉事務所で同様のことが行なわれてる現実を見れば、この悪質極まりない「行政による殺人事件」が、北九州市の指示によって行なわれてることは一目瞭然だろう。


ようするに、小倉北福祉事務所のケースワーカーが、「オニギリ食べたい」の男性に、ムリヤリに辞退届を書かせたことも、捺印を強要したことも、首吊り自殺した男性に、「働かん者は死ねばいいんだ!」って恫喝し続けて辞退届けを書かせたことも、再度の申請を冷酷に突っぱねたことも、すべては、北九州市からの指示によって行なわれてたってワケで、そこには、「いついつまでに受給者何人減らせ」っていう、まるで悪質な訪問販売会社のような厳しいノルマがあったのだ。

‥‥そんなワケで、弁護士たちで作る「生活保護問題対策全国会議」は、次々と社会的弱者を殺し続ける小倉北福祉事務所の所長、菊本誓を8月24日付で刑事告発した。とにかく、この問題は、北九州市全域で行なわれてる行政による組織的な犯罪だけど、特に悪質なのが小倉北福祉事務所なのだ。去年の1月に、JR下関駅が全焼した放火事件で逮捕された犯人は、犯行の動機として、「小倉北福祉事務所に生活保護の申請をしたが断られた。お金もなく住む場所もないので、放火すれば刑務所に行けると思った」って言ってるのだ。そして、この件に関しても、小倉北福祉事務所側は、「オニギリ食べたい」や首吊り自殺の事例とおんなじに、「この男性からは生活保護の申請など受けていない」って否定してる。ま、「病状調査票」まで偽装しちゃうようなヤツラの言ってることなんか誰も信用しないと思うけど、とにかく、1日も早くアベ政権を終わらせて、社会的弱者を殺し続けるコイズミ改革の流れを断ち切って欲しいと思う今日この頃なのだ。
http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/2007/08/post_66d2.html


「働かん者は死ね(CW)」小倉北61歳男性が首つり自殺(9月1日付小倉タイムス)

 またしても「ヤミの北九州方式」による犠牲者が出ていたことが本日8月29日に発覚しました。小倉タイムスによる綿密な取材によれば、小倉北区在住の61歳の男性が、小倉北福祉事務所で生活保護受給していたものの、07年2月頃ケースワーカーから辞退届を強要されて保護廃止、その後働くことができずに生活困窮と病状が悪化したために07年6月5日に生活保護再申請を行うも、面接主査から申請拒絶され、それを悲観した男性が自宅アパートのベランダにて、07年6月10日に首吊り自殺していたという悲惨な事件です。

しかも驚くべきことに複数の近隣住民が担当ケースワーカーが男性に対して「働かん者は死ねばいいんだ」と暴言を吐いていたことを証言しています。

 小倉タイムスの報道によれば、当該自殺事件は次の三点の疑いにおいて、小倉北福祉事務所の対応が極めて悪質であったと言わざるを得ません。

@ケースワーカーが辞退届を強要して廃止した(07年7月の小倉北餓死事件と同様)

A面接主査が再申請を拒絶した(06年5月の門司餓死事件と同様)

Bケースワーカーが男性に「働かん者は死ねばいいんだ」と暴言で追い込んでいた。

 要するに当該事件は06年の門司餓死事件の申請拒絶、07年の小倉北餓死事件の辞退届強要による廃止と二つの違法を重ね、しかもケースワーカーが市民に「死ね」という暴言を吐いているというものです。
http://www.asyura2.com/07/senkyo41/msg/437.html


弱者虐待ともいえる最後の命綱=生活保護の申請拒否、辞退届けの強要が起因した死亡事件に新たな死亡事件が発生していたことが分かった。取材を進めると周辺住民は異口同音に「どうしてこれが報道されないのか」「主権在民ではないのか」と言う。

 今年7月に小倉北区52歳の男性が発見された丁度一ヶ月前の6月10日早朝、同区内で大内健さん(仮名)61歳がベランダにロープをかけた首吊り状態で発見された。自殺だった。

 大内さんは、20年前まで小倉の目抜き通りに土地も持つ企業家だった。だがバブルが弾け、家族や財産を失い知人宅を転々とする生活が始まった。昨年3月、慢性肝硬変に肺炎を併発して二ヶ月入院。入院中に生活保護を申請し、入院中に生活保護を申請し、受給が開始された。退院直後から毎日のようにCW=ケースワーカーAが就労指導に来訪し暴言を吐き続けた。

 この事実を確かめるために本紙は小倉北福祉事務所のAに取材を申し込んだが同事務所は事実上拒否。

 知人らの話によると、地元金属会社関連の日雇い仕事で生計を立てるので、保護を辞退した、という。
 昨年秋、別の病院に入院し今年二月頃、死亡時居住していたアパートへ引越した。大家は「家賃もきちんと納める人だった」。同じアパートの住民らは「口数は少ないが博学でよく碁を打った。Aに暴言吐かれたと言っていた。」

 5月14日、心筋梗塞で倒れた大内さんを住民らが救急車を呼び一万円を握らせて「診察してもらって」と、病院に搬送してもらった大内さん自身が「お金がない」と言って検査や入院を拒否し、帰宅。


6月5日、市会議員と共に小倉北福祉事務所を訪問し面接主査と話し合っている。その時、大内さんは疾病を「階段で転んだ」と説明したので主査は「会談で転んだ程度なら就労可能」と判断し、、「二週間努力して仕事を探して」と就労指導。同時に「病院代にお金がかかるし、仕事が決まっても給料が出るまで一ヶ月かかる」と不安を述べ生活保護申請書を預かるよう依頼したが主査は「この状態では却下になるだけ。受け取った日が申請日になる」と答え「仕事が決まったら前借りしたら」と助言している。大内さんはその時「死んだほうがましだ」と話したという。

 面接主査に当時の言動を確かめると、「死んだ人のことだから話せない」と言い、「銀行通帳にもお金が入っていたが、困る金額ではなかった。議員が同席していたので言葉を選んで話した。百パーセントの応対をした」と言う。以前に生活保護を受給していたことは知っていたが「目の前の人に対応するのだから一々ファイル(受給記録)は見ない」と本紙取材に答えた。
 ◇
 自殺前夜の9日夜、友人Bさん宅で遅い夕食を食べた。Bさんは取材に「あまり食べなかったねえ・・・」。この時大内さんはすでに担当でもなかったA・CWの暴言を再現した、という。

 それは「働かん者は死ねばいいんだ」だった。

 ◇
 元・CWは「この事例には判例違反もある。辞退届けを書く時に『困ったらまた来て』と言っているはずだし面接主査は受給記録をみるべきで、入口(申請)と出口(廃止)の問題が一緒になり悪質だ。職場でおとなしい人でも受給者宅を訪問したり、密室の面接相談室で豹変することはよくある」と話す。

 正に故・谷伍平元市長が作った生活保護政策で「伍平死して、生ける職員を呪縛する」だ。
http://www.asyura2.com/07/senkyo41/msg/437.html


昨日のクローズアップ現代は、『相次ぐ餓死・続発の謎 真相は』でした。

今、全国各地で、餓死で亡くなる人が相次いでいる。その数、年間五十件以上。背景には、「最後のセイフティネット」と呼ばれる生活保護システムが、各地で十分機能しなくなってきていることが指摘されている。事態を重く見た弁護士たちは、本当に必要な人たちが保護を受けられるよう、福祉事務所への申請に同行する取り組みを開始した。社会の格差が拡大する中、最低限度の生活を保障するセイフティネットを今後どう構築すればいいのか。7月に北九州で起きた問題を通して、課題と対策に迫る。・・・・NHKホームページより

 北九州市の52才の男性は、 肝臓病を患っていて働けないので生活保護を受けようと福祉事務所を訪れた。福祉事務所は、軽い就業なら可能との医師の診断に注目して、男性に就業を求めた。男性は、自ら「働きます」といい、生活保護の辞退に同意した。

 近所の人の話によると、男性は野草を食べていた、歯が抜けてきつそうだった、とのことだった。男性は、餓死して一ヶ月して発見された。部屋には食べ物がまったくなく、日記には「10日も何にも食べていないけど、生きていられるものだな。」とか、最後には、「おにぎりが食べたい。」と書き残していた。

 北九州市の福祉事務所職員は、「市が作成した福祉マニュアルに従うと犠牲者が出る」という。

 どういうマニュアルになっているかというと、

 まず、医師の診断を受けさせる。それで、少しでも働けると診断されると、生活保護の対象者から除かれ、就労指導が行われる。そこには、もう、申請者には、就労するか、生活保護を辞退するかの選択しか残されていないということらしいのだ。

それでは、確かに犠牲者が出る。先の男性について言えば、医者から「軽い就労が可能」と診断されたため、この時点で事務所は、生活保護を許可する気はまったくなく、男性は辞退するしかなかった。結局は、働くことも出来ず、この飽食時代に餓死するという衝撃的な亡くなり方をしたのである。 

 働けるんだから働けといわれても、雇ってくれるところがなかったら働けませんよ。事務所は生活保護を受け付けないし、そうなったら、食べ物も買えない、餓死するしかないので、この男性は餓死してしまった。

 この北九州のマニュアルは、「闇の北九州方式」と呼ばれ、すでに明らかにされているが、せっかくクローズアップされたついでに、復習しておきます。北九州市は、職員に「数値目標」を課していた。生活保護を減らすことを目標として申請者に対していた。

 そして、北九州市は、生活保護の受給率を減少させてきた。

 厚生労働省は、北九州市の生活保護の削減を歓迎し、昨年4月「闇の北九州方式」をマニュアル化した「生活保護の手引き」を全国の自治体に配布している。

 何とも寒いお話ですね。バーレーンで燃料を気前よく3倍の価格で購入してインド洋で無料ガソリンスタンドをしている国が、生活ができない人の生活保護を打ち切るとは、なんだか、矛盾してませんか?

 いやいや、自公与党の考え方としては矛盾してないのだった。国民に使うお金は勿体無くてしょうがない、できるだけ使いたくない、将来的には全部自己責任ってことにして、限りなくゼロに近づけたいけど、自分たちが日本国民の税金を使って儲けを懐へ入れるのはウェルカムってことで、まったく矛盾してない。
http://www.asyura2.com/07/senkyo42/msg/1154.html


「このまま死ぬのか」経験したことの無い倦怠感。
救急車の中で兵庫県の男性(26)は、不安に押しつぶされそうだった。

昨年11月5日、男性は自宅より119番し、病院に運ばれた。
医師の診断は「栄養失調。心の問題も有りますね」

半月前から1日に1食になり、最後の4日間、口にしたのは、醤油と水だけだった。所持金が底をつき、生活保護を受けようと、市役所を訪ねたのは、病院に搬送される7日前。

「まだ若いから働けるでしょう」
「生活を切り詰められませんか」

職員の言葉に、申請をあきらめた。役所が生活保護の申請を受け付けない「水際作戦」のあおりを食っているのは若者。

「水際作戦など無い」と同市の担当者は否定する。
「働けないほどの窮状とは思いも寄らなかった」
非正規雇用の厳しい労働市場に、心と体を疲弊させる若者が増えている。
http://www.jocoso.jp/mahiro/

「自殺4度試みる」 生活保護一時打ち切りの76歳

 「自殺を4度試みた」。仙台市から生活保護費の給付を打ち切られ、宮城県の審査で受給が復活したことが4日分かった若林区の無職女性(76)は給付打ち切りで生活が困窮し命を絶つ寸前まで追い詰められた。「市は暮らしに困っている人が保護費を打ち切られたらどうなるのかもっと考えてほしかった」と訴えている。

 「首をくくって死のう」
 2007年の秋。女性はビニールのひもを手に、市内の山林をさまよっていた。生活保護が止まって1カ月後のことだった。

 木の枝にひもを掛けて首を通そうとした。だが、数年前に交通事故で重傷を負って後遺症が残る長男(47)の苦しげな表情が頭に浮かび、思いとどまった。

 月11万円の生活保護費の支給を打ち切られたのは同年10月。別に暮らす長男の看病で自宅アパートを留守にしがちにし、市若林福祉事務所の職員から生活実態がないとみなされた。

 「保護を切られたら生きていけない」。打ち切りの撤回を訴えたが、認められなかった。

 女性の話では、職員に言われる通りに受給の辞退届を書き、10日後、唯一の収入源が断たれた。

 家財道具を全部売り払った。1万円にしかならなかった。食事は一日1食。買い置きの米を炊き、おかずなしで食べた。

 月3万円の家賃が払えない。5カ月分たまり、追い出された。長男は事故の後遺症で仕事ができず、長男と同居する長女(50)も低収入。2人の世話にはなれない。

 冬の夜をJR仙台駅前ですごした。寒い。もう死ぬしかない。死に場所を求めて山林に向かい、死に切れずに戻った。数カ月の間にそんなことを4回繰り返していた。

長男の事故で世話になった弁護士に生活保護費が打ち切られたことを話したら、別の弁護士を紹介してくれ、宮城県に打ち切りを不服とする審査請求をした。

 打ち切りから5カ月後の08年3月。市の判断を無効とする裁決を得た。再び保護費を受けられることになり、新しいアパートを探した。

 いま部屋にあるのはこたつと長女からもらった古いテレビ。つつましいが、ようやく取り戻した穏やかな暮らしだ。

 「保護費を受ける立場で大きな事は言えない」と女性は話す。それでも一言、言いたい。
 「困っている人に二度と自分のようなつらい思いをさせないでほしい」
2009年01月05日月曜日
http://www.asyura2.com/08/lunchbreak14/msg/925.html


「怠けて怠けて怠け続けた人生を送ってきた者が最後の最後に自分の人生にケジメをつけるならともかく、よりによって公金にたかるという逆襲」

   −生活保護を受けられず餓死した事件に関連して−
  (杉山富昭 尼崎市公務員・さすらいグループ自治体法務研究者)

騙された! 米英では10人に1人が生活保護受給

イギリス、アメリカの公的扶助総額の対GDP比は、それぞれ4.1%、3.7%
であり、日本は0.3%である。また、イギリス、アメリカの公的扶助を
与えられている人の総人口に占める比率は、それぞれ15.9%、10.0%で
あり、日本は0.7%である。

構造改革主義者は経済を発展させるためには、米英を見習ってビジネスで
敗者となったものはことごとくホームレスになるような弱肉強食の社会に
する以外にないと主張してきたが、それは根本的に嘘であった。

米英の社会では実際に激しい競争があるのかもしれないが、総人口の
10分の1も生活保護を受けられる手厚いセーフティーネットがあるの
なら、日本とは違って人々は失業を恐れることなく「楽しい競争」に
励むことができるだろう。
失業しないように、ホームレスにならないようにと追い込まれて働く
日本の競争社会は米英のそれとは似ても似つかない。むしろノルマと懲罰に
怯えなければならない旧ソ連の社会に近い。

米英の今、生活保護を受けている人間だけで総人口の10%〜15%という
ことは「生活保護を受けたことがある人間」、「一生のうちで生活保護を
受ける人間」を考えれば総人口の4割や5割はいくだろう。 アメリカ人は
明日をも知れない競争社会で、よく子供を作る気になると疑問に思って
いたが、しっかり受け皿があるということだ。


餓死した男性が「“I want to eat rice. I want to eat a rice ball.”(オニギリ食いたい)」「“3 a.m. This human being hasn’t eaten in 10 days but is still alive,”(10日間にわたってなにも食べていない)」と日記に怨みつらみを書いていた件が欧米でも報じられた。

ニューヨーク・タイムズは「日本では生活保護のシステムが“乞食(コジキ)行為、物乞い行為”と思われている」と分析している。
http://www.asyura2.com/07/senkyo43/msg/114.html

アメリカで餓死しないための最後の行き場は生活保護か軍か刑務所ですが、対談の中で湯浅さんは、「もやい」にも「派遣村」にも自衛隊から勧誘が来ていると言っていました。本年度の法務省の「犯罪白書」のテーマは高齢者犯罪でしたね。餓死したくない高齢者は刑務所、若者には軍、という状況が出来つつあります。

森永

 去年、渋谷駅で高齢の女性がナイフで人を通り魔的に刺しましたね。その女性は、「万引き程度では刑務所に入れられない。殺人未遂といった重大な犯罪を起こさないと留置所に入ることができないから、刺したんだ」そう答えたそうです。もう、こんなばかげた社会はないですよね。日本も刑務所が、セーフティーネットになってしまっているというのは、アメリカと一緒ですね。

http://www.asyura2.com/09/senkyo59/msg/398.html

テント生活6年、65歳男性脱出 人情あれば立ち直れる
2008年4月20日

路上生活者だったころに住んでいた場所で当時を思い出す男性=名古屋市内で


 「感想を述べる前に、少しだけ私事を申し述べておきます。私は1年すこし前までは、テント生活をしておりました(以下略)」

 取材班に届いた反響の中に、自身の路上生活体験を便せん4枚につづった手紙があった。6年に及ぶテント暮らしを「人間の生活ではない」と振り返り、支援者の手助けでアパートに入居できた喜びを切々と訴える内容。差出人の男性(65)に会いに行った。

 「あの2人がいなかったら、私はまだテントにおったやろう」

 昨春から住み始めた名古屋市内のアパートで、男性はしみじみと語った。

 大阪で運送関係で働き、50歳でタクシー運転手になった。だが、長年の運転業務で腰を痛め、仕事が激減。月給は7万円に減り、気力も無くし、気をまぎらわそうと始めたパチンコが、人生を狂わせた。消費者金融で最初に借りたのは10万円。完済する少し前に「次は50万円まで借りられますよ」と勧められて徐々に感覚がまひし、ずるずると借りた借金は10社で計500万円にまで膨らんだ。

 取り立て人が押しかけ、勤務先を退職。催促の電話が自宅で鳴り続けた。正看護師になった娘が「これできれいになるのなら」と50万円を融通し、妻が生命保険の解約金を手渡してくれた。オイオイ泣けたが、返済額には届かず、離婚届に判を押して家を出た。

 自転車で、若いころ過ごした名古屋市の白鳥公園にたどり着いた。所持金が尽き、ハトにまいてあったパンくずを拾って食べたとき、思った。「どん底まで落ちたなぁ」


周りの路上生活者をまねて、空き缶を拾い始めた。缶を売って最初に手にした210円でパンを買い、むさぼるように食べた。

 堀川沿いに立てたテントでの生活が、6年目に入った一昨年の初夏。ある男性が訪ねてきた。

 「最近どうですか」。炊き出しグループ「ささしま共生会」(名古屋市)の林正史(49)だった。路上生活になった事情や、住所がなく年金を受給できないことを打ち明けた。

 紹介された支援団体「笹島診療所」(同)の藤井克彦(65)が、住所を得るために骨を折ってくれた。アパートは共生会が保証人になって、やっと入居できた。「畳の上に寝られるのは、何年ぶりか」。部屋で大の字になると涙があふれた。

 「自分の人生は自業自得。でも、路上生活をして人情のありがたみが分かった」

 年金と生活保護で暮らす今も時々、テント小屋があった場所を訪ねる。昔の仲間に「笹島診療所に行ってみんか」と話し掛ける。

 「結いの心」でもやいの理事長稲葉剛、事務局長湯浅誠が路上生活者の保証人になった経緯を読み、自分の人生と重なる思いがしてペンを取ったという手紙に、こうつづった。

 「稲葉さん、湯浅さんみたいな人がもっと増えれば、ホームレスの人が立ち直れる気がします」 =文中敬称略
http://www.asyura2.com/07/social5/msg/511.html


北九州市職員の実情 市民の首切り役で廃人になる 

生活保護を切られて餓死した男性や、「孤独死」が続出するなど猛烈な市民切り捨てによる悲劇が顕著にあらわれてきた北九州市で市職員の「心の病」増加が深刻な問題となっている。区役所などの窓口では大恐慌突入でリストラが吹き荒れるなか、税金や住宅家賃の滞納をはじめ生活上の相談・苦情が絶えないが、民主党北橋市政は市職員の大削減を進め、税徴収や差し押さえ、福祉の切り捨てなどの反市民政策をしゃにむに押し進めている。市職員のなかでは市民の生活が悪化しているなかで、首切り役人をやらされ、市民からは怒鳴られ、精神を病む関係となっている。


 窓口で怒鳴られ精神病む 福祉関係深刻

 市民が訪れる区役所は朝から相談に訪れた市民で溢れている。とくにリストラや倒産で働く場を失った人、体を壊して働けない人などが集中する生活保護課では怒声が飛び交うこともしばしばだ。職員の1人は「とにかく保護申請に来る人が多すぎる。だいたい昨年までの申請実績にもとづいて人が配置されるのだが、申請の増え方が尋常ではない。職員数が足りず必死で応対するが回らない。これも心の病で休む原因の1つ」と話す。現実に今年1月に265件だった新規保護申請数は3月以後300件台にのり、7月には397件に達した。生活保護を受ける実人員でみても07年度(月平均)に1万3533だったのが08年度には1万5336人となり、今年7月には1万7506人に達した。しかし職員の補充は少ない。

 そして「1番の苦痛」と話されるのは「職員1人あたり○○人を担当する」と全生活保護受給者をふりわけて「自立」を促すことだ。その結果は職員評価で厳重に監視される。「自立というが、要するに生活保護をとにかく切れということ。そして切らなければ、能力のない職員と評価される。ヤクザや議員がバックについた受給者は“おかしい”と思いながら切れず、結局、ほんとうに受給する必要のある弱者が真っ先に切られる。これは市民から見れば首切り役人でしかない。みんな“仕事と思っている”が、人の命が関わる問題だし本音は違う」と苦悩が語られている。

 住宅課でも、「市営住宅になぜ入れないのか」「差し押さえをどうにかしてくれ」などの電話がかかり、税務関係でも「税金が払えない」などの相談が相次ぐが、強引に徴収するのが役目となっている。水道局の営業窓口でも料金未納で水を止められた市民が「死ねというのか!」と抗議する声も飛び交う。

 福祉など窓口業務に携わる市職員は「相談は増えるのに人が減って丁寧な対応もできない。しかもせっぱ詰まって相談にきた市民なのに“どう切るか”という目つきで最初から疑ってかかればトラブルになるのは当然。民間企業の評価基準は儲け一本槍だが、なかにはいい物を開発すれば喜びもある。でもいまの役所は市民を切れば切るほど評価される異常な世界。だから生真面目な職員ほど日がたつにつれて頭がおかしくなる」と指摘した。

 窓口に座っても電話に出ても怒鳴られ、市民の話を丁寧に聞いて上司に疑問点をぶつけるとまたも叱られる。別の職員は「いつも心の病になると“あいつが弱いからだ”と特別能力が低くダメな職員のようにいわれるが、ほとんどの職員が悩んだ経験をもっている。市民を切り捨てて平気、末端の自治体が四苦八苦しているのに平気な顔をしている市長や国の冷たい政治の方がよっぽど問題だと思う」と憤りを込めて指摘した。
   

市民を切る矢面に 急上昇する給食率・小泉改革で拍車

 こうしたなかで市職員の「心の病」や自殺はこの間の行政改革、とりわけ小泉構造改革によって、市民生活の切り捨てが度はずれたものになったことが明らかな原因となっている。市職員が、そういう市民切り捨て政策の矢面に立たされていること、そして市民の反発の矢面に立たされていることである。

 北九州全市の職員で休職者が占める割合を出した休職率を見ると04年=0・73%(市職員数・1万59人)、05年=0・84%(同9705人)、06年=0・84%(同9548人)、07年=1・12%(同9377人)、08年=1・27%(同9158人)と推移。

 06年には門司区の市営大里団地で2人の女性が遺体で発見された事件があり、マスコミが大大的に取り上げた。隣室に助けを求めた女性も衰弱して病院に搬送。消防隊員がかけつけたとき母親(78歳)の遺体は1年以上経過してミイラ化し、長女(49歳)の遺体も死後数カ月へた無惨な姿だった。病院に運ばれた女性(二女・47歳)も自力歩行できず「約2カ月間何も食べていない。みんな長い間、食事をしていなかった」と話した。この家庭は母娘の3人暮らし。母親は歩けず1996年2月に身体障害者1級の手帳を受け、市が車いすとベッドを支給。しかし寝たきりの母の介護、40代女性が直面する就職難など、数数の苦難が取り囲むなか電気もガスも止められ、水道しか使えない状態だった。

 事件はまさに小泉構造改革・自己責任社会の産物だった。しかしメディアの報道はこの小泉新自由主義政治の犯罪とするのではなく、対応する市職員の問題とするものであった。市職員は、市民や上からも怒鳴られるだけではなく、メディアからも袋だたきにされる関係にある。

 自民党市政による市民切り捨てへの批判世論にも乗って、元民主党代議士の北橋市長が登場した。しかし「革新市政」を標榜して実行したのは前末吉市政以上の行革だった。初年度から職員総数8000人体制へむけた市職員削減のほか、能力主義導入、市としての社会的な責任を放棄する民間委託拡大などの施策を打ち出した。もう1つの市職員の悲劇の要因は、自治労など労働組合が与党となって協力姿勢をとったことである。そのなかで「合理化」、分断、市民の切り捨てに拍車がかかった。

 市職員の「能力主義・成績主義の徹底」では評定結果の開示拡大(主任や係員)、勤勉手当の差別化支給(係長)、勤務評価の拡大(課長級)など競争をあおる体制を強めた。勤務成績不良職員は「実務能力向上を目的としたプログラムを実施し、もし改善されなければ分限免職」とした。「北九州市人材育成基本方針」を策定し「効果的な人材育成にとりくむ」ことを打ち出した。

 そして07年7月には小倉北区に住む独り暮らしの男性(52歳)が「おにぎりたべたい」「働けないのに働けといわれた」などのメモを残し死後約1カ月経た状態で発見された。この男性は生活保護を受けていたが4月段階でうち切られて死亡した。医療も福祉も切り捨てて市民を生かさないようにする小泉構造改革の実行者として市職員が矢面に立たされることとなった。こうした反市民政策の実行が強要されるなかで市職員の「心の病」が増加していった。

市職員の「心の病」は、まるでアメリカのイラク帰還兵のようになっている。「小さな政府」と称して市民生活を切り捨てる政策の先端に立たされ、市民の首切り役をやらされる。やらなければ上から怒鳴られ、下手をするとマスコミから袋だたきされる。まともな神経ならやっておれない状態にある。
http://www.h5.dion.ne.jp/~chosyu/koumuinnnokokoronoyamaidoumiruka%20siminnnokubikiriyakudehaizinnninaru.html

ウッヒヒ_俺の様な勝ち組にはいい時代になったね


負け組家庭に育った女性の運命は如何に?


北海道の方の話を聞きますと、『これが日本?』と思えるような悲惨な話が多く出てきます. 札幌市内のコンビニ店員募集時間給は700円を切っており、仮に1日8時間働くとして時間給700円で日給が5,600円となり25日働いたとして額面14万円にしかなりません。これから色々控除されれば手取り12万円ということも有り得ます。これで賃貸マンションの家賃を払ってまともに生活できるでしょうか?


ススキノでは地方金融機関の窓口の女性スタッフの給与が引き下げられたために月給ではまともに生活が出来ず、仕方なしに夜風俗店で働くようになったものの、その風俗店もお客が居なくて時間給当たりでは300円前後にしかなっていない事例もある。
http://www.collectors-japan.com/nevada/content/c080215_4.html


★東京足立区のテレクラ主婦売春をのぞいてみた

これが格差社会の現状なのか。文房具などの教材を自治体から支給されている就学援助児が42%もいる東京都足立区で、養育費や生活費欲しさの主婦がテレクラに殺到しているという。

ノンフィクション作家・佐野真一氏が「ルポ下層社会」(「月刊文春」4月号)で伝えた衝撃の現場、竹ノ塚のテレクラに入ってみた。

リーン、リーン……。平日の、まだ日暮れ前なのに、店内には間断なくコール音が鳴り響く。 「2時間2000円から」の料金を支払い個室で待つこと数分、電話機が最初の着信を告げた。

「ホテル代込みで2万円でどう?」。単刀直入な誘い方。

声の感じは20代後半か30代か。竹ノ塚に住むという主婦に境遇を聞き始めた途端、「話だけなら他でやって」とガチャン。 時間中に7人の女性と話したところ、全員が「目的アリ(援交)」だった。
相場は1万5000〜2万円、テレクラのすぐ近くにラブホテルがあって、そこに行くのが定番コースらしい。

小学生と幼稚園の子どもが2人いるという27歳のシングルマザーに会ってみた。やや太った体形に茶髪のA子さんは「区から毎月7万円の養育補助をもらってるんだけど、ダンナもいないし到底暮らせないから、エンコー(援助交際)は欠かせないの」。こう言いながら、1人前399円のカルビを焼いてくれる。

「この辺は私みたいな主婦が多いと思いますよ。“横の連携”があって、何曜日の何時ごろがいいとか、いろいろ情報交換している。でも最近は客の取れないデリヘル嬢とかプロが増えたし、私たち主婦の足元見て値切ってくる相手も少なくなくて困っちゃう。足立区の人妻は安いんだそうで、わざわざ静岡から遠出してきた男もいましたよ」


ケラケラ笑い、生ビールのジョッキをあおる姿からは、悲愴感(ひそうかん)とか後ろめたさは感じさせない。援交相場よりは安い取材謝礼を渡すと、

「あした二男の入園式なの。着せていく礼服選びを付き合って」とA子さん。買ったのはズボン・シャツ・ネクタイの一式で3000円の
セットだった。風俗ライターの村上行夫氏はこう言う。

「人妻の援交が増えているのは、足立区に限ったことじゃありません。郊外を中心に最近は都心でも援交主婦が参入し、テレクラはもはや主婦売春のメッカになっている。風俗業界では第2次テレクラブームと呼ぶ関係者もいます」

現代社会のキーワードのひとつとして定着した感のあるワーキングプア。 大きな社会問題となっているが、そんな厳しい世の中でも、若い女性たちにはまだ、奥の手が隠されていた。

「いざとなったらフーゾク」 行き場をなくして追い詰められたら、腹をくくればいい――。

ところが、女たちの最終手段であるエロ業界にも、同じようにワーキングプアたちが増殖し始めている。

とあるデリヘルの待機部屋。テーブルの上には、何台かのパソコンが置いてあり、女のコたちが熱心にキーボードを叩いている。彼女たちがアクセスしているのは、ライブチャットのサイトだ。

同店では、待機時間を有効に使ってもらうために、ライブチャットで小遣い稼ぎすることを勧めているのだ。 相手男性と仲良くなって店に引っ張れば、営業活動にもなって一石二鳥。しかしお店の思惑は、何よりお茶を引いた女のコの苦情を抑えることにある。不景気で客が減る一方で、女のコの数だけは増えたために、出勤しても客がつかないケースが少なくない。少なくなった仕事を奪い合うという、実社会と同じ現象がここでも起きているのだ。

よほど繁盛しているお店でない限り、こうした事情は変わらない。某フーゾク情報雑誌編集者によれば、ごく一部の人気嬢を除けば、フーゾク嬢の一人当たりの平均収入は、確実に激減しているという。

「在籍のコ全員を均等に働かせるために、出勤調整をしている店は多いですね。女のコは毎日でも働きたいのに、 週3日などに制限される。したがって、本指名が少ないコは収入が安定しない。不景気の中、ソープでも大衆店だけはそこそこ客の入りもいいですから、単価が安くても確実に稼ぎたいと考えて、移っていくんですね」


お店と女のコの取り分は、5:5または4:6が一般的。

客単価を平均1万5000円と仮定すれば、オプションの有無や時間によっても異なるが、女のコの取り分は7000〜9000円程度となる。1日数人をこなせば日当5万円程度。月20日の出勤なら月収100万円に達する。全盛期なら、この程度は当たり前だった。

だが現在、毎日確実に数人以上の客を相手にできるフーゾク嬢の割合は、決して多くない。さらには、需要と供給のバランスが崩れた今、立場の弱い女のコの取り分が折半以下というケースも。


「確かに面接に来るコは増えている気がしますね。でも、求人で来る女のコはほとんど使えないコばかり。十人並みなら即採用です。

いちいち断るのが大変なので、面接場所の喫茶店に行って、使えないと判断したら、会わずにバックレます。そうしないと無駄に手間ばかりかかってやってられないから。

経費節約のためと、スカウト禁止条例もあることから、外部スカウトマンへの依頼は避けて独自のルートで探しますが、女の子が友達を連れてくるパターンがいちばん多いかも。それでけっこうな人数は確保できてますから、人手に困るということはないですね」(デリヘル店店主)
http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/spa-20080701-01/1.htm


あるデリヘル嬢は言う。

「今のお店は、女の子の取り分が4でお店が6。ひどい条件だと思いますけど、客がつくだけでありがたい、というのが本音です。

ひとり5000円前後ですが、確実に収入があるので助かる。以前働いていたところは6だったけど、店員さんがまったくお客を回してくれなかったんです。

フリーの客が来ても私の写真を出さなかったみたいで、どうやら、やめてほしかったみたい。最後の1か月の収入は20万円に届かなかった。それじゃ普通のOLと変わんない。」

 仕事にあぶれ、ギャラが安くなる一方で、労働はきつくなるばかり。かくして「いざとなったらフーゾク」と安易に考えて参入した一般女性は、思ったように稼げない現実に直面し、途方に暮れるのである。

■以前にもまして入りやすくなったフーゾク業界

 また、ソフトサービス店の隆盛も素人女性参入に拍車をかけているという。

「手コキ店やオナクラといったお店は、脱ぎもない、触られることもないということで、素人の女のコたちが気軽に働ける。実際に応募は多く、必然的にレベルも高くなる傾向があるので、客もついています」

 フーゾク嬢になったという意識は微塵もなく、「ちょっとエッチなアルバイト」感覚で働くコが激増しているわけである。しかもこうしたライト感覚のフーゾクなら、昼間に普通の仕事をしているOLなどもアルバイトしやすい。

 ただでさえ客が減っているというのに、そうした「パート」感覚のフーゾク嬢が仕事を取ってしまうために、真面目(?)に働くフーゾク嬢たちの仕事がますます減ってしまうわけだ。

企画モノAV嬢→カラミありで手取り2万5000円……
ついに体と心の両方を売っても稼げない時代に突入!

[エロ業界にワーキングプアが急増]の実態

同じような「女のコ余り」現象が、AVなどの脱ぎ系モデル業界にも起きている。

 エロ系ライターの安田理央氏によれば、タイトル数の激増によってバレる可能性が激減した背景もあり、AV業界の敷居が極端に低くなって、ルックスの良し悪しにかかわらず入ってくる女のコが増えているという。

「AVビデオの年間タイトル数は、セルビデオの攻勢、ネット撮りおろしの普及などにより、92年には年間約4000タイトルだったのが、08年では少なくとも月1000タイトル以上。つまり、この15年間でタイトル数は3〜5倍に増えているんです。そしてAV業界全体の売り上げは、15年前2倍になっている。タイトル数が3〜5倍に増えているのに売り上げが2倍ということはつまり、一本あたりの売り上げが減っているということ。

各メーカーは、制作費の安い作品を数多く出し、1本当たればペイできるという発想で、企画モノを濫造しているわけです。そして供給過多のしわ寄せは、人気の単体AV女優のギャラには反映されず、底辺の企画ものAV嬢(エキストラ女優)のギャラの低下に繋がっていくんですね」

■供給過多のしわ寄せが企画モノ激安モデルを襲う 

 敷居が低くなって可愛いコが入ってくるため、彼女たちが単体の人気AVを独占し、ついでに入ってきたその他大勢の普通のコは、「大勢が出演する」企画モノばかりを次々とこなすしかなくなる。

「大勢のコが出るということは当然、ギャラは格安。脱ぎあり、カラミなしのエキストラ女優で最安値は2万円程度です」(安田氏)

 それはもちろん、すべて女のコの取り分というわけではない。

「モデル事務所とAV 女優の取り分は折半が基本ですが、ギャラが安すぎて折半することが難しい場合も少なくありません。半日拘束で、2万円ということになると、折半したら1万円。さすがに申し訳なくて女のコの取り分を少し増やすこともありますね」(某モデル事務所社長)


悪質な事務所なら、さらに引かれるケースもあるだろう。カラミありなら手取り4万円が相場だが、2万5000円しかもらえなかったというひどい例もあるという。所属事務所すら同情するレベルまで、女のコの待遇は落ちているのである。

 必然的に、まともな収入を得ようと思うなら薄利多売で数をこなさなければならなくなる。とはいえ裸になる女のコがいくらでもいる現状では、常に仕事が回ってくるわけでもない。より条件の悪い仕事も受けざるを得ない。

 少しでもギャラの高い仕事を、と思えば、より過激な撮影に応じるよりない。スカトロ、ハードSM、アニマルファックなど、専門ジャンルに特化した企画モノなら、ギャラは通常の2〜3倍になる。

 前出の事務所社長は言う。

「ですから、専業でAVをしているコは2割程度にすぎません。その他のコは風俗との掛け持ちや一般OLをしながらの小遣い稼ぎ、フリーターなどです」

 裸になればお金になるのは確かだが、それで生活費を稼げるかとなれば話は別。結局は、都合よく使われるだけの日雇い労働者でしかないのだ。

“銀座ホステス”ただいま風俗界で損失補填中

 銀座のホステスには受難の時代だ。金融危機で客が減り、彼女たちは「月収が3分の1に落ちた」「ヘアメーク代や洋服代が払えない」などと悲鳴を上げている。

 そうした中、ジリ貧ホステスの一部が風俗業界に流れている。彼女らの向かう場所は2つ。ひとつは吉原だ。フリーライターの梶山カズオ氏が言う。

「最近、吉原取材で銀座ホステスからの転身女性によく会うようになりました。彼女たちは銀座で指名が取れないヘルプの子たちで、それほど美人ではない。そのため総額5万〜6万円の中堅ソープに落ち着いています」

 もうひとつの道は愛人クラブへの登録。これはその昔、筒見待子が開いて話題を集めた「夕ぐれ族」のようなもので、入会金を払った男性会員が、登録している女性と愛人契約を結ぶシステム。入会金の相場は20万円。デート代は月ぎめ契約(月に4回セックス)の場合で20代なら15万円から。30〜40代の熟女は10万円以下。単発なら1回(2時間)3万5000〜4万円が相場だ。

 ちなみにサブプライム問題が起きる前の月ぎめの相場は20代で30万円、熟女は20万円だった。不景気が値崩れを招いたわけだ。

「愛人クラブに登録するのは銀座で100万円単位の月収を得ていた“売り上げ”のホステスたちです。3、4人の男性と複数契約している女性も多く、クラブの給料の損失分を補填している。契約を解除されたくないため、丹念にフェラしてくれる女が多いと聞いてます」(風俗ジャーナリストの村上行夫氏)

 不況はこれからが本番だから、年末あたり、どうなるのか……。

(日刊ゲンダイ2008年11月13日掲載)


“ジカ取引”持ちかけるフーゾク嬢急増して…

100年に一度といわれる不況は風俗業界をも直撃している。キャバクラは連日閑古鳥、開店休業状態のソープも珍しくない。飽和状態のデリヘルに至っては、違法を承知で「営業権を買ってくれ」と、悲鳴を上げる個人業者が続出している。

「マンション内などに受付所があるデリヘルは、3年前に新規開設ができなくなりました。売買されているのはこの手の店。家賃が払えず閉店したり、広告料金未払いの店も出てきて、売り急ぐ業者があふれています」(デリヘル関係者)

 気軽に遊べる店が減るのは残念だが、このご時世、新規参入業者がそうそういるはずもない。

「ほんの3カ月前は営業の名義貸しが500万円、プラス月々10万円が相場でした。しかし、買い手が付かず、株価と連動するかのように暴落。名義料50万円のみとか『名義料はタダでいい。月々3万円で』という案件も出た。それでも売れないのが実情です」(事情通)

 一方で、収入激減のデリヘル嬢たちの一部には、客と“ジカ取引”する子も増えている。池袋の某店店長がぼやく。

「たとえば、店を通すと3万円の料金を、“今度は直接、電話くださいネ。2万円でいいから”などと、直接交渉されちゃう。参りますよ。これも売り上げ減の一因です」

 ジカ取引で気に入った娘を単独氏名! とあれば、お客はホクホクってか。

(日刊ゲンダイ2008年11月15日掲載)

「不況は売り上げが落ちてありがたくないけど、入店希望者が増えて募集は楽になるんだよ。特に人妻系の店は顕著だね」(デリヘル経営者)

 不況で夫の給料が減る→家計のために妻が働く→収入がいい人妻風俗へ。分かりやすい図式だ。

 ある人妻デリヘル店長が言う。

「『今までコンビニやファミレスのパートしかしたことがありません』という奥さんが意外に多い。情報氾濫の時代で、どういったサービスをするのか知っての入店希望です。割り切れば夫の月収の倍は稼げるし、アリバイは『派遣の仕事をしている』でOK。店での仕事は、ご主人に来られる心配があるんでね」

 同店には、そんな“まっさらの人妻”が、月に2、3人は面接にやってくる。年齢は「30代前半が一番多い」(前出・店長)とか。子供が幼稚園や小学校に行ってる間にひと稼ぎするわけだ。

 20代では子供も小さく、40代になると「体に自信がない」「病気が怖い」と現実的になるそうだ。

「最近は『隠していたんですが、夫が感づいているみたい』と打ち明ける人妻が増えました。女性は金を持つと羽振りがよくなりますから。ただ、不思議なことに夫婦仲は前より良くなり“Hも増えた”などと笑う人妻もいます。他の男に抱かれていることで、ご主人が欲情するらしいのです」(デリヘルオーナー)

 奥さんは大丈夫?

(日刊ゲンダイ2008年11月22日掲載)

【風俗に流れる女達が増えている】

景気悪化で就職内定取り消し! LivedoorNews

国内景気の急降下で、来春卒業予定の女子大生の就職内定が取り消される事態が相次いでいる。
悲鳴を上げる彼女たちだが、風俗業界にとっては追い風だという。

「バブル崩壊直後の就職氷河期には、就職できなかった女子大生がキャバクラやヘルスで働きました。

『今さらコンビニやファミレスでバイトはできない』と、高給志向の女の子がドッと流れたんです」(ベテランのキャバクラマネジャー)

業界はその再来を期待している様子。
たしかに、現代の女子大生はキャバクラなどで働くことに抵抗はなさそうだが……。

●会話上手で話題も豊富

「最近、上野にオープンしたキャバクラの女の子は約3割が大卒。六大学や名門女子大もザラです。
『就活をしながら』という子や『実力主義の水商売は面白い』と、バイトからそのまま就職するケースもある。

共通点は親元を離れた地方出身者であること。卒業で仕送りが途絶えることも風俗デビューの後押し材料。
今年は人数が増えるのは間違いありません」(風俗ジャーナリスト・伊奈圭一郎氏)

銀座辺りのガールズバーで働く現役女子大生も増えている。客の反応はおおむね上々だ。

「ギャルが相手だと思って店に入ったら、有名女子大卒の美女!この意外性がいいんです。

『あの女子大とはよく合コンしたよ』なんてオジサン世代も盛り上がってます。
彼女たちは会話上手で話題も豊富。昔より男あしらいに慣れてますね」(前出のマネジャー)

就職氷河期も案外悪くないってか。


ここであぶれた女達は吉原などの性風俗産業に流れるケースが多い。
風俗経験者の女が多くなるのは間違いない。君達は中古女で満足できるのか?
男達は結婚するべきではない。


就職内定率大幅ダウンがもたらした「大卒風俗嬢」残酷物語

.2010年01月24日10時00分 / 提供:ゲンダイネット

風俗界に異変が起きている。

 不景気の影響で大学生の就職内定率が大幅に下がった。昨年12月1日現在で前年同期比7.4ポイント減の73.1%。就職できない女子大生の一部は風俗界に流れている。フリーライターの田村耕造氏が言う。

「一昨年のリーマン・ショック以来、大卒風俗嬢が2割ほど増えています。あるデリヘル店には昨年秋、リクルートルックの女子大生が“100社受けてすべて落ちた”と面接を受けにきた。彼女は頭が良く、客あしらいがうまいので売れっ子だそうです。千葉・栄町のソープでは早番で勤める大卒女性が増えている。都内在住の女の子たちで、親には“就職した”とウソを言って、朝早くに通勤。知り合いのいない千葉で働くのです」

 田村氏によれば、最近の風俗店はウソの給与明細書を配ってくれるという。封筒には「〇〇商事」などと印刷され、女の子はそれを両親に見せて安心させるのだ。

「大卒風俗嬢の多くは地方出身者です。彼女たちは実家に帰っても就職できず、“あの家の娘は大卒なのに仕事がない”と後ろ指をさされるのがイヤで、東京にとどまって風俗界に入る。また、都内の風俗店では“田舎娘のほうが純朴だから客に好かれる”という理由で、地方の女子大生を青田買いしている。彼女たちが就活で上京したとき、体験入店させて金銭的に援助。就職できなかったら風俗嬢として働いてもらうのです」(風俗ライターの神村雪雄氏)

 大卒風俗嬢が増加した結果、こんな現象まで起きているという。

「買い手市場なのでかわいくないコは面接で落とす。その結果、美人が増えました。また、ハタチ前の少女もいるデリヘルで22、23歳の大卒者はオバサンの部類に入る。そこで次回の指名を取るためにタダで本番をやらせるコが増えています。就活で挫折してヤケになり、本番させるコも多いようです」(神村氏)

 就活ムスメを抱えるオヤジとしては、なんともやりきれない話だ。

(日刊ゲンダイ2010年1月21日掲載)

17 :山師さん:2008/03/04(火) 21:15:08.96 ID:jtFePgET

幾ら何でも30過ぎてたら10代〜20代前半の様には稼げんだろ?
雇う側からも若い娘と違っておもいっきり足元見られるだろうからな。


19 :山師さん:2008/03/04(火) 21:44:38.28 ID:y2mUOwB5

30過ぎて稼げるならよっぽどだと思う。
あと店がマイナーだと全然稼げない。
昔にデリでかわいくて性格良い子(表面は)居たけど、月収30万ないって言ってたよ。
店自体が激安の上に店長のやる気が異常に無かったから当然なんだけどさ。


752 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2008/04/25(金) 12:32:04
こちら横浜。
風俗街にあるホットポイントグループの人気嬢がキャンセル待ちから
受付中になる日がかなり増えてる様に思える。
あと、株や投信で大損した30代主婦が大量流入中。
旦那さん気をつけてね。


746 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2008/04/24(木) 21:26:51
愛知東部です。
T自動車&S自動車関連と二輪あり派遣社員と
ブラ人多い
仕事はあるが残業がない
地元風俗店(デリ)1年前と比較して
待機中の嬢が半分以下
顧客付かず坊主もあるらしい?
80分〜90分が2〜2.4マン(ほとんど本番あり)でも

53 :山師さん:2008/10/09(木) 14:26:29 ID:yQB1L+8O

AV業界も登録しても普通の子じゃ仕事無い状態らしい
仕事あってもピンで20万ぐらい、脇役だと5万ぐらいだそーだ


56 :山師さん:2008/10/09(木) 15:17:32 ID:uMs9T6Oh

今はキャバクラが普通のバイト感覚でやれるから、
風俗に行く前の受け皿になってるんだろうな、若い子にとって。
だから風俗へ行くのは、比較的年齢が上の主婦層になるんだろう。


70 :山師さん:2008/10/09(木) 20:36:15 ID:qaPUbkfH

>>56
今や30過ぎの主婦なんか風俗に行っても先ずまともに生活できる額なんて稼げんだろうな。
20代前半の若い娘にさえワープア風俗嬢がゴマンと居るってのを考えればね。


風俗嬢収入調査

平均値
@ 参加女性の平均年齢:22.9歳
A 勤務年数の平均:1〜2年未満)
B 平均月収:69.5万円
C 一日の給料平均額:4万6100円
D 月間の平均出勤日数:15.3日

ランキング
@ 最多の参加地域:大阪・兵庫・岡山
A 年齢・最年少:18歳
B 年齢・最年長:34歳
C 最多の参加業種:ヘルス・サロン
D 最高平均の月収額:400万円
E 一日の最高平均給料額:20万円
F 月間の最高平均出勤日数:27日

なんだかんだってそこそこ稼げるな。
風俗のワープアとか格差ブームで強引にネタ記事にしたってニオイがプンプンする。


181 :山師さん:2008/10/11(土) 14:33:21 ID:6hzLlhXv

バブル崩壊時のソープはいまにして思えば信じられないよーな世界だったな。
なにしろ美人でなければソープ嬢になりたくても一次面接で落とされまくった時期だ。

吉原しかしらないが、在籍嬢の容姿が最低レベルでAV女優、平均レベルでいまのアイドルクラスなんて店もけっこうあった。

素人や新卒が多かったからサービスはぎこちなかったし、そーゆー店はそれでも込みで6マソくらいとったけどな。それでも納得できたものだ。

しかしあれも一瞬の夢だったな・・・世の中の人々が夢を取り戻すと同時に終わる奇妙な夢だよ。
彼女らが一般の社会生活に戻って行くのに合わせて吉原から足が遠のいていった俺だが・・・

いまふたたび聞こえてきたんだよ、夢の足音が! そこまで来てる〜♪ よーな気がするんだよ!

5. 中川隆[-10976] koaQ7Jey 2019年9月17日 10:28:14 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1814] 報告

小泉純一郎愛人小はん変死事件の真相
http://www.asyura2.com/0505/war71/msg/1213.html

 


http://www.pressnet.tv/log/view/6172

小泉純一郎の研究 現代政治経済総研 橋本

○小泉純一郎は、いかにして、自ら起こした学生時代の婦女暴行事件を隠蔽して裁判
をごまかしたか
http://www.pressnet.tv/log/view/4760

小泉婦女暴行事件概要(学生時代)
http://www.jca.apc.org/~altmedka/2003aku/aku771.html


○小泉純一郎は、婦女暴行事件を1967年4月に起こし、神奈川県警に逮捕歴あっ
たが、
それを提訴した木村書店店長を、「自ら売っている本に書かれていることで傷ついた
と主張している」と捏造して、攻撃をしていた。

実は彼の婦女暴行事件は週刊現代編集長も、その他26誌の編集長に聞いたところ、
実に13誌の編集長がすでに、木村氏以前に知っていた有名な出来事である。

被害者もきちんと横須賀に在住でいる。

<被害者の女性が、存在しているにもかかわらず、マスコミにでない理由>

事実は、小泉純一郎による婦女暴行事件は、実際に被害者の女性が存在していて、さ
まざまマスコミ媒体から記事の掲載、出演が依頼されていた。

しかし、その女性はマスコミに出ることを断っている。

親告罪であるため、500万円を小泉から和解金としてもらって和解しているが、も
し、その女性が、「婦女暴行されました」と証言したりしてしまえばその500万円
は小泉側に、返金しなくてはならない。

そのため、被害者である女性は、500万円のためになかなか証言をしない。

しかし事件としては存在していたのだ。


郵政民営化の持論の背景

この事件の存在を知っていたために、当時の選挙区の郵便局長の全てが小泉の反対候補の田川誠一氏を応援した。小泉が最初に立候補した昭和44年(1969年)12月の選挙のことである。その結果、 小泉は僅少差で(約4400票差)で落選してしまった。

この時に深く郵便局を恨んだといわれている。

ここから郵政民営化という持論が始まる。

小泉純一郎の入院歴

○婦女暴行事件を1967年4月に起こした直後に、小泉純一郎は、
精神病院で有名な都立松沢病院に入院。

(状況からして強制措置としての強制入院であったと思われる。)
診断名は、精神分裂病であった。

2ヶ月間入院。つまり1967年4月から6月まで入院して退院。その後、7月7日
に羽田を出発。ロンドンに留学という名目で日本を離れている。

慶応大学には休学扱いで届出を出している。

○公開プロフィールには、慶応大学卒業後留学と書いているが、彼は帰国後に卒業し
ている。


個人情報保護する必要性があった理由

○ 以上は個人情報である。そのため、小泉内閣になってから小泉純一郎および飯島
勲は、
個人情報保護法案をまとめた。


統合失調症に変更になった背景

○ 小泉内閣になってから、精神分裂病という病名は、統合失調症というオブラート
につつんだような名称に変更になった。

上記の、一国の総理大臣小泉純一郎が、精神病院の都立松沢病院に精神分裂病で19
67年4月から6月まで入院歴があるという事実は、

真実そのものであるため、名誉毀損罪には該当しない。

なぜなら、刑法第230条の2「公共の利害に関する事実にかかり、かつその目的が
もっぱら公益を図ることにあったと認めるときは、事実の真否を判断し、真実であれ
ばこれを罰しない」とある。

つまり、虚偽、中傷および捏造したものではなく「真実」であるならば、それは名誉
毀損罪には該当しないと、刑法に書いてあるからである。


投薬治療を受けた前、後の写真の変化

精神医薬による投薬治療を小泉純一郎は、精神病院で受けたため、彼の写真(慶応大
学の在学中に撮ったサークル写真など)と、留学中に撮影した写真では、まるで違う。
留学中に撮影した写真が、薬漬けの病人のような風貌であるのは、投薬治療のためで
ある。

戦後初めての精神病院入院歴のある総理大臣

彼は、35年後に総理大臣の地位に就任する。おそらく、戦後初めて、精神病院に
入院歴のある人物が、一国のトップに就任した例である。
断っておくが、これは真実であるため、マスコミは裏をとって「小泉氏精神病院の都
立松沢病院に2ヶ月間入院歴あり。病名は精神分裂病。戦後初の精神病院入院歴のあ
る総理大臣」と報道するべく十分に周辺取材および、裏とりを行ってください。


マスコミ用の裏の取り方

この小泉が、松沢病院に入院歴があるということについては、小泉家の極秘事項にな
っている。

知っているのは、信子、正也他小泉家と、もう一人、小泉家でない人物である。

この「小泉家でない」人物が過去につきあった女性をあたるとよい。

なぜかというと
普段は口が堅いが、酔っ払うと、つきあっている女性には、
「俺は小泉の弱みを
握っているから、小泉は俺を切れない」

「信子姉さんももうすぐ70になるから、早く死んでくれたらなあ。そうしたら、俺
が、小泉家の金庫番になってやる。」

「正也なんて絶対にあんなやつは東京には上げない。」

「俺が小泉家をのっとろうとしていることが、ばれるとまずいから、俺は小泉が引退
したら、俺も、郷里に帰るといって信子姉さんを信用させている」

と言っていると話が聞けるだろう。

適当に選ばれる首相

なぜ、小泉は首相に選ばれたのか?

彼は「自民党を変える!自民党をぶっ壊す!」というスローガンで、自民党員の人気投

票によって選出された。


歴代、ワースト1位

小泉純一郎が就任して以来、自殺者数は、歴代総理大臣中1位。自殺者数は過去最大
で第1位。会社倒産件数歴代1位。

百貨店のトップであったダイエーが倒産。

銀行は軒並み倒産。倒産件数は激増。

最悪の不況である。


死ぬ・殺せという言葉の多用される随筆

○ 小泉純一郎は、慶応大学の時に「横須賀慶応学生会」の文集にこう書いている。
発行は65年6月。

短い随筆の中に20回以上も「死ぬ」「殺せ」と類した言葉が出てくる。

「随筆 死のうは一定!小泉純一郎」

「青春は人生にたった一度しかこない。しかもその人生もまたやり直すことのできな
いたった一度きりのものである。

私は一生を考え、ふと空しさを覚えるときがある。

虚無を感ずる時がある。胸の中を北風が通り過ぎるような思いがする。

何もかも馬鹿らしくなってしまう。

何のために生きているのか。(中略)死んでしまえば何も残らない。(中略)虚無感
にふと襲われるときがくる。

そんなとき、私は、人生50年 化転の内をくらぶれば 夢幻のごとくなり 一度生を
受けて滅せぬ者のあるべきか」

をうたい、「死のうは 一定!」「それ貝を吹け、具足をもてい!
」と(中略)一挙に今川義元を打ちとったあの時の織田信長を思い出す。
人生50年、どうせ一度は死ぬのだ。

(中略)
相手を倒さなければ自分が殺される厳しい戦国時代の武将に私は強く魅かれる。
戦いに明け暮れ、死など考える暇がなく、しかも死が眼前にある。(中略)
ときに襲ってくる虚無との戦いに負け死を考える時が無きにしもあらず。


だが、死んでしまったらそれこそおしまいである。自殺は敗北である。私は自殺くら
い馬鹿なことはないと思う。

人間死にたくなくとも必ず死ぬのだ。

(中略)私は自分の志す仕事が達成された後ならすぐ死んでもいいと思っている。
われは金剛石。打て 打て 打て われを されど われは 死なじ。

われは不死鳥のごとし 己の死よりふたたび命を得
殺せ 殺せ 殺せ われを
されどわれは死なじ。」
とある。

○昭和52年の夏、青山学院大学4年だった宮本佳代子さんに東京赤坂のレストラン
で、見合いをした8月25日の翌日、小泉は、プロポーズする。

あってわずかの2日目である。

○昭和52年8月26日早速二人でデート。日比谷映画で「わしは舞い降りた」と見
た後、
小泉は「あのう、僕を信頼してくれますか?

」彼女はとっさに、どう答えていいかわからぬまま「ええ」と一言。小泉は、「それ
で決まりましたね。」

その4年後

4年後、結婚は破綻。佳代子さんが、さんざん家庭内暴力を小泉から受け
出て行くと決めたあとに、小泉が佳代子に最後にかけた言葉は、「君子去るものは追
わず、来るものは拒まずだな」の一言だった。

佳代子の親族は、「総理になった純一郎さんを見ていると、あの人は、表の顔と、裏
の顔がかけ離れた二重人格じゃないかとおもわざるをえません。」
小泉氏は離婚後、女性に暴力を振るわないようにカウンセリングをうけていたとされ
る。

佳代子さん自身も夜の営みの時に首をしめられていた。


新橋芸者

○小はん変死事件
新橋芸者小はんは、小泉純一郎の愛人であった。
彼女は突然、何の前触れもなく変死をしている。
小はんの本名は奥貫浩美。

31歳。

死体となって発見されたのは、1992年5月12日(水曜日)午後3時頃。場所は、
東京都港区三田の彼女の豪華マンション。

所轄は三田署。

○第一発見者は、彼女の母親の奥貫和子。

9日の土曜日は、小はんは、東おどりの練習に参加。

ところが、週明けの月曜日には出てこない。

心配して、千葉にいる彼女の母親に12日火曜日になって、置屋のほうから
連絡が行き、合鍵で部屋にはいった母親が、変死している彼女を発見。

死亡推定時刻は、10日の日曜日。

このときに誰かとあっていたのだろうか?

日曜日は国会が休みである。このときに、ちょうど、政治改革関連で、自民党は
とてもすごいストレスにさらされていた。

三田署によると、「洋服姿で部屋のドアのふちに、着物の細い帯がかけてあった。」

男も嫌いだし、結婚もしたくなかったのが真相

○母親の奥貫和子さんによると、小はんこと浩美さんは、

いつも「男は嫌い。結婚もしたくないし、子供もいらない」と言っていたという。

○ 遺書は存在していない。

○ 当時、小はんは何も悩んでおらず、自殺する動機は存在していなかった。明るか
った。

○ 写真を見ると屈託のない笑顔で、いわゆる自殺するタイプとはまるで違う。

○ 母親の奥貫和子さんは、「死因は自殺ではない」と明言している。

○ 走り書きの「つかれました。ごめんなさい」という紙はあったが、

母親は「自殺ではありません」と明言している。

ということは、母親は、その走り書きをみて、「娘の筆体ではない、偽造されている」
とわかったのではないだろうか?

小はんの死因について母親にきいても、無言を通している。

○親しい知人には、「実は小泉さんとの付き合いが原因だった」と言っている。

小泉の愛人であった小はん

彼女の親戚の話によると、
小はんが、三田のマンションを買ったときには、小泉からお金を出してもらい、
月々のお手当ても小泉からもらっていた。

夏や冬には、100万円をボーナスとしてもらっている。

東おどりというおどりのときに、100万円。茶ダンスと食卓セットを小泉から購入
してもらっている。

ちなみに、この港区三田というのは、小泉の母校の慶応大学に近い場所である。

検死のしにくい腐敗状態

死亡推定時刻の10日から、発見の12日までかなり日数がたっているため、死体は
腐敗をしていたと考えられる。

首の皮などは、腐敗して見分けがつきにくい状態であったはずである。そのため検死
はしにくいはずである。

自殺と安易に推定される根拠

自殺を思わせる走り書きが存在しており、かつ、殺されたときに、抵抗したような傷
や、
首に思いっきりしめたような跡がついていなければ、これは、自殺と判断される。

問題ない自殺であるとされる。


検死によって死因を判定する。

死因特定されると、死体検案書を発行する。

これは病死の場合の死亡診断書に該当するものだ。これが発行されてはじめて葬儀が
できることになる。

小はんは、検死で自殺と判断されているため、解剖をしていない

検死段階で死因がわからないときに死体を解剖にまわす。

状況からは死因が自殺ではないかと思われる死体でも、傷がたくさんあったりすると、
誰かと争ったためにできたものではないかと疑われ、解剖されることになる。


ところが、盲点がある。愛し合いながら、首をしめられていれば、
外の傷は生じないため、他殺とは思われないはずである。

解剖には2種類ある。

犯罪の疑いのない死体の死因を特定するための「行政解剖」と
他殺などの事件性のある場合の「司法解剖」である。

自殺の場合は、基本的には、行政解剖である。

自殺を装った殺人で東京23区内でも年間5体から6体は発生する。

しかし、元東京都監察医務院長の上野雅彦氏によると、「行政解剖」として運び込ま
れてきたにもかかわらず、解剖によって実は殺されていたと判明するものが東京23
区内だけでも年間5体から6体あるという。

たったの3分で致命的な影響

なぜ、脳への血流がストップすると、3分から4分で大脳皮質が障害をうけて
続いて7分で脳幹もダメージを受ける。

つまり脳死状態になる。

ほかの臓器の細胞と違い、脳細胞は、一度ダメージを受けたら、二度と再生しない。
一般に首はしめられると、頚動脈を圧迫する。頚動脈は3キロから7キログラム、
10秒間で気をうしなってしまう。

偽装自殺を見破る方法の必要性

絞め殺した後に、自殺を装う偽装自殺。この偽装自殺に関する報告は意外に多い。

小はんは、死後48時間から60時間たっていたと思われる。

それだけたてば、死体は腐敗しており、腐敗ガスのため、頭、首、肩、顔は、膨らん
でいたように見えたはずである。
腐敗ガスによる膨張は、身内が見てもわからないくらいに容貌が激しく変化する。


再現フィルム

小はんと、やせた男は愛の行為をしていた。やせた男は、小はんとは愛人関係であり、
SMが趣味であった。愛の行為をするときに相手の首をしめながらやるくせをもってい
た。

そのやせた男は、日ごろのストレスから、いつもより多めに彼女の首を絞めてしまっ
た。
すると小はんはあろうことか気を失い、そしてそのまま死んでしまった。

仰天したやせた男は、まだ当時では珍しかった携帯電話を使い、太った男を呼び寄せ
た。

太った男は、三田のマンションに午前3時ごろについた。そして驚いた。
「まずい、いくらなんでも相手を殺してしまっては。これはいままでの例とはわけが
違う」目の前が真っ暗になった。

しかし、気を取り直した太った男は、「何とかしなくてはならん」
と思った。まず、これは、自殺にみせかける以外にはない。

鉛筆で走り書きをした。走り書きなら、筆跡がばれにくい。
「つかれました。ごめんなさい」
と書いた。

そして、自殺に見せかける首吊りようのひもを探したが、そういったひもは無かった。
そのまま外に買いにいっては怪しまれる。

「しかたがない。着物用のほそいひもをかけておこう。不自然だがやむをえない」

しかし、また、ひもをかけるのに、ちょうどいい首吊り用の場所というのも
その部屋には無かった。

「仕方が無い。ドアのへりに、首吊り用のひもをかけておこう。不自然だが、仕方が
無い」

それで偽装は完了した。

夜、午前3時をすぎて、その部屋をそっと出て行こうとしていたときに、ふと、大変
大事なことに気づいた
太った男は、「まずい」と心臓が止まったように感じた。それは彼女のテーブルの上
に、

そのやせ男と一緒の写真が写真スタンドにあったからだ。

「こんなものが見つかったら、マスコミに騒がれる。」

早速、太った男は、そっと、そのやせ男の写っている写真を写真スタンドから取り外
した。
そして、あせった彼は、何でもいいと思い、彼女のアルバムの中から、彼女の水着の

写真を取り出して、その写真スタンドにいれた。

ところで、彼女は、ぽっちゃり系の美人である。

その彼女が、水着姿の自分の姿を、写真スタンドにいれるわけがない。通常、女性と
いうのは、どんなに自信があったとしても、

自分の水着姿でいるところを写真スタンドには、いれない。

そして、そっと、やせた男と、太った男はそっと、マンションを非常階段を使って誰
にもあわないように降りた。

エレベーターを使っては誰かにあう可能性があるからだった。

無事に、車まで戻り、そして、やせた男はいった。

「いやあ、助かった。ありがとう」

太った男はいった。「いや これからですな。勝負は。」

とにかく、月曜日、今日からなるべく遠くに行ってください。

岡山あたりがいいです。
なるべく、彼女とは連絡のとりにくい地域がいいです。なぜかというと、

東京にいると、
日ごろ、彼女と連絡をとっているのに、

なんで、いままで何日間も気づかなかったんだと
かんぐられるからです。私から連絡がいくまで、

岡山にでもいてください。」

日ごろ、まったく人の世話を焼かず、一歩も外にでないとされるやせ男は
めずらしくそのときだけ「出張で」岡山に行っている。

12日の午後に彼女が母親によって死体発見されて、13日水曜日に、

そのやせ男にも連絡がいった。「小はんが死んでいます」
するとそのやせ男は、週刊誌のインタビューにこういった。

「夜の11時ごろかな。思わず、「えっうそだろう」ってびっくりした。」
そして14日金曜日に行われた葬儀は、出席しなかった。

やせた男は、彼女を愛していながら、首をしめすぎて偶然起こった事故死のように思
っていた。
太った男は、「14日の葬儀に出るな、ばれる。お線香もあげにいくな」と引き止め
猛反対した。

それでやせ男は出席を断念した。

しかし、後で、「どうしても弔問に行く」と聞かなかった。

17日の日曜日に弔問をしている。


そして、位牌を前にしてお線香をあげると、やせた男は、位牌の前で泣いた。

香典を50万円持ってきて、49日と一周忌の法要は、自分が全部持ってやります」
といった。

これについては、太った男が弁明した。

(マスコミ用に)
「私が弔問に行ったほうがいいといったんです。こういうことがあると、名前を伏せて
いったり、秘書が行ったりする人もいるが、そういうのはよくない。
誤解されるようなことは何もないから、堂々と行った。男女の関係がないから行けた
んです。」

つまり隠していることを、「変死の原因」ではなく、「男女の関係」を隠しているよ
うに見せかけている。しかもこのやせた男は、男女の関係などを本来隠す人間ではな
いのだ。

そして、生前、小はんは、母親に、「まったく男なんて嫌い。結婚なんてしない」

と明言していたにもかかわらず、なぜか、その後、「結婚したかったのだが、

かなわぬ恋としって自殺した」というつくり話がひろがっていった。

もっとも、最大のなぞは、死ぬまでは、小泉の写真がたてられていた写真たてに、

なぜか、彼女の水着姿の写真に死後入れ替えられているという事実である。

いったい誰が、この写真をかえたのだろうか?


(参考URL)

■記  者  倶  楽  部
(前略)「ロンドン留学はある個人的スキャンダルから逃れるためだった」(地元記者)
との指摘あり。(後略)
http://www.rondan.co.jp/html/kisha/0403/040323-5.html

(前略)小泉首相の「慶応大学在学中のレイプ事件」がマスコミ界を駆け巡っている。
(後略)
http://www.rondan.co.jp/html/kisha/0402/040224.html

■小泉首相が、慶応大学の学生だったころに、
女子大生を強姦しようとして警察につかまり、
そのときに、彼がなんと言ったかというと、

「僕の父親は、防衛庁長官だぞ。早く連絡しろ」

だったそうである。 この事件のことは、地元・横須賀の市会議員たちの間ではよく知られている話だ。( 後略)

以上、「第496号」(2003.11.19)より一部抜粋

副島隆彦常葉学園大学助教授 副島国家戦略研究所(SNSI)主宰 http://www.soejima.to/
http://soejima.to/boyakif/index.html
■(前略)国際問題コメンテーター 藤原肇氏vs元フランス三井物産総支配人 小串正
三氏

「小泉首相が30年前に起こした不祥事と留学経歴の真相」とは…。
http://www2.tba.t-com.ne.jp/dappan/fujiwara/article/ohsugi.html

■(前略)小泉首相の暗い影を英米の諜報機関は握っている。
小泉首相の「ロンドン遊学」の真相は、ある女性に対するハレンチ行為が警察ざたに
なるのを恐れて、
父親の防衛庁長官(当時)が英国にほとぼりがさめるまでと逃がしたものらしい。(後略)

(ニューヨーク市立大教授霍見芳浩氏)
http://gendai.net/contents.asp?c=022&id=135

■「『小泉レイプ事件』は地元横須賀の市会議員の間では周知の事実」(木村愛二著)
http://www.jca.apc.org/~altmedka/2003aku/aku771.html

■仰天!小泉首相が「婦女暴行」で訴えられていた!(「FLASH」04.6.29)
http://www.zasshi.com/ZASSHI_SOKUHOU/data/flash.html

小泉純一郎婦女暴行逮捕歴損害賠償請求事件(まとめ)
http://www.jca.apc.org/~altmedka/koizumi-rape.html





6. 霞ヶ関に原爆を落とせ[595] ieCDlorWgsmMtJSagvCXjoLGgrk 2019年9月17日 21:16:03 : S1v78Y8xUM : RGJBU3FVMW5KVzI=[33] 報告
バカ川=竹中平蔵=ケケ中
日本を鬼畜毛等似非ユダヤダメリカに
売却した国賊。
7. 中川隆[-11333] koaQ7Jey 2019年9月17日 22:10:33 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1458] 報告

小泉純一郎元首相の実家はヤクザ「小泉組」だった 2010年03月09日
https://blog.goo.ne.jp/yampr7/e/bb254cdf897a7e8d3d759c873de547e0

小泉純一郎元首相と暴力団稲川会との親密な関係は有名ですが、実家が「小泉組」というヤクザ組織だったということは全然知りませんでした。

フリージャーナリストの松田光世氏がtwitterで発信した記事【小泉元首相の実家は、「小泉組」という曾祖父が作ったヤクザ組織。背中に龍、全身に刺青をしていたことで知られる祖父又次郎は、国会議員になる前に小泉組の3代目を継がされました」は衝撃的です。

【小泉 又次郎】(wikipediaより転載)

小泉 又次郎(こいずみ またじろう、慶応元年5月17日(1865年6月10日) - 昭和26年(1951年)9月24日)は、日本の政治家。正二位勲一等。第87-89代内閣総理大臣小泉純一郎の祖父。横須賀市長、逓信大臣、衆議院副議長などを歴任した。義侠心にあふれ、人情に厚い大衆政治家で、入れ墨があったことから「いれずみ大臣」「いれずみの又さん」などの異名をとった。

(wikipedia転載終わり)

この情報の発信元は先日「【村木厚子元局長冤罪事件】の仕掛け人はあの男で郵政利権の引き剥がしに動いたのは竹中平蔵と菅義偉だった」という衝撃的な記事をtwitterで発信した菅直人財務大臣の元公設秘書で「どらえもん」ことフリージャーナリストの松田光世氏です。

その後twitterでの発信がなかったので「殺されたのではないか」と一時twitter上で「捜索願」が出されたほどでした。

松田光世氏のtwitter「小泉組」関連記事5件を時系列で下記に転載しますのでお読みください。

@ 小泉元首相の実家は、「小泉組」という曾祖父が作ったヤクザ組織。背中に龍、全身に刺青をしていたことで知られる祖父又次郎は、国会議員になる前に小泉組の3代目を継がされました。当時、現在の稲川会の母体である横須賀一家と小泉組の間に抗争があり、二代目の長男が殺されたためです。

A 当時、又次郎は、上野のあたりで職を転々として、家出状態。今でいうフリーターでした。それを跡取りがいなくなった曾祖父が連れ戻し、「堅気の商売ができなように」と手下に又二郎を押さえこせて全身に刺青を掘ったという逸話が「小泉又次郎伝」に記されています。

B 小泉家では、なぜか三代目を襲名したあとの又次郎は、「長男」として扱われました。名前に「次」を入れた通り次男であったことは、「小泉又次郎伝」にも書かれていますが、衆議院議員になってからの公的な資料では、又次郎は「長男」という届け出になっています。なぜなのか、調べました。

C 小泉家の関係者の証言によると、二代目の長男の名前は死亡とともに戸籍から消され、又次郎を長男に繰り上げる更生手続きがとられたのだといいます。
つまり、ヤクザの抗争に敗れて死んだ長男は、小泉家の歴史から消されたのです。小泉家の菩提寺を隅から隅まで探しても、長男の墓はありませんでした。

D どらえもんは、横須賀とかつて小泉家があった横浜市金沢区を歩き回って、関係者を取材しましたが、「長男」の名前すら誰も口にしようとしませんでした。それだけ、「小泉組二代目」のことは、タブーになっているということです。

(転載終わり)

松田光世氏は又しても「小泉純一郎氏とヤクザ」の衝撃的な記事をtwitterで発信しました。又しても「捜索願」を出さねばならなくなりますので毎日無事なことをtwitterで報告してください。

不思議なことは、ヤクザ「小泉組」の3代目組長小泉又次郎氏がその後なぜ衆議院議員に当選できたのかその経緯です。
https://blog.goo.ne.jp/yampr7/e/bb254cdf897a7e8d3d759c873de547e0

8. 中川隆[-11306] koaQ7Jey 2019年9月18日 19:27:54 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1485] 報告
「女子アナ好き」の性癖と合コン主催の太いタニマチ 小泉進次郎という生き方(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/19/senkyo265/msg/623.html

   
2019/09/18 日刊ゲンダイ


(左から時計回りに)小泉進次郎、古谷有美、宇内梨沙、山本雪乃、青山愛(C)日刊ゲンダイ

 人気先行で初入閣を果たした小泉進次郎環境大臣(38)。いよいよ真価が問われることになるが、そもそも彼はどんなキャラクターなのか。浮かび上がってくる人物像から分かることは――。

  ◇  ◇  ◇

 8月に首相官邸で結婚を発表し、年明けにはパパとなる。まさに盆と正月が一緒に来るとはこのことだろう。ただ、ちょっと水を差すようで悪いが、陰で泣いている女子アナも多いそうだ。

 滝川クリステル(41)との結婚報告以降、進次郎の元恋人という女性が次々に現れている。その多くが滝川と同じ女子アナで、華麗なる交際遍歴を「週刊文春」に報じられた。他の芸能マスコミもその女子アナキラーぶりを後追いし、これまでに出てきた名前には、TBSの古谷有美(31)、皆川玲奈(28)、宇内梨沙(27)、テレビ朝日の青山愛(30)、山本雪乃(27)、紀真耶(26)らがいる。全員が元カノというわけではなさそうだが、どことなく全員が清楚系でクリステルと同タイプの女性ばかりだ。

「小泉さんの女子アナ好きは有名で、後援者から合コンで紹介されるパターンでしたよ」

 こう話すのはベテラン芸能リポーターの石川敏男氏だ。

「昔の政治家の妻といえば、有力政治家の娘、もしくは大企業の令嬢との見合い結婚が一般的。しかし、今は時代が違いますから」(石川氏)


小泉進次郎の実母も滝川と同じ青山学院大学出身(C)日刊ゲンダイ

 実際、進次郎の父の純一郎氏もエスエス製薬元会長の孫娘の佳代子さんと見合い結婚している。

 石川氏が指摘する彼に女子アナを引き合わせた後援者とは誰か?

 実業家で「オイシックス・ラ・大地」社長の高島宏平氏のようだ。

「酒なら何でも好きな高島さんは46歳と進次郎さんの少し年上で、経済同友会では新浪剛史さん(サントリー社長)と大西賢さん(JAL元会長)とともに東京オリンピック・パラリンピック2020委員会の委員長を務めています。その縁で滝川さんとは仲が良く、今回のキューピッド役を務めました」(経済記者)

 高島氏主催の合コンで知り合い、あっという間に意気投合したというわけだ。この2人は8月22日に軽井沢の教会で挙式した。意外にミーハーなところがあるようだが……。

「小泉さんが小学校から通った関東学院はキリスト教バプテスト同盟系の学校ですし、滝川さんの母校の青山学院大学も同じプロテスタントのメソジスト教会系です。2人が軽井沢の歴史ある教会で牧師さんの前で愛を誓うのは自然な流れでしょう」(石川氏)

■滝川に実母の面影を重ねて

 ちなみに、自民党の石破茂元幹事長もプロテスタント系のクリスチャン。進次郎がかつて石破を支持していたのはそういう事情もあるようだ。

「進次郎さんにとっては生みの母である佳代子さんは、滝川さんの青山学院大学の先輩。彼が滝川さんに親近感を持ったのも、その流れでしょう。ただ、進次郎さんが1歳の時に佳代子さんは離婚し、家を出ていった。それからは父の姉にあたる道子さん(16年に84歳で死去)をずっと母親だと思って育った。中学2年の時に真実を告げられ、号泣したとされます。それが姉さん女房である滝川さんとの結婚に影響しているのかもしれません」(ある議員秘書)

 とはいえ、女子アナ好きな男が見事に念願成就。世の男性は羨望のまなざしを向けている。 

9. 中川隆[-11323] koaQ7Jey 2019年9月19日 19:44:34 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1469] 報告
あざとい“方言パフォーマンス”に透けて見える自信のなさ 小泉進次郎という生き方
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/262008
2019/09/19 日刊ゲンダイ


行く先々でパフォーマンス(小泉進次郎大臣)/(C)日刊ゲンダイ

「こったら寒い中、よくおんでやんした」

「こがん集まってもろうて、がばいよかった」

 環境大臣に就任した小泉進次郎氏は選挙のたびに客寄せパンダとして全国を飛び回る。そこで見せるのが、方言パフォーマンスだ。候補者の応援演説で登壇すると、第一声に必ず、お国言葉を盛り込む。これを聞いた地元の聴衆はドッと沸く。毎度おなじみの光景だ。

「言葉だけでなく、たとえば愛媛ではポケットからポンジュースを取り出して飲んでみたりするなど、特産品を小道具として使うときもあります。地方遊説では、地元の県議や市議らとクルマに同乗して移動することも多い。そのときに実際に話してみて、言葉や発音が合っているのか確かめているそうです。次の会場がどこか、近くに何があるのかも確認し、たとえば近くに消防署があれば、“あそこに○○消防署がありますね。火事のときは心強いですが、改革の火は消しちゃいけない”というふうに演説しています。目の前の人に話しかける聴衆いじりも得意ですね」(政治評論家の有馬晴海氏)

 その昔、生まれは東京なのに選挙区が東北だったので、テレビでは意識してズーズー弁で話すといわれた政治家もいた。進次郎大臣の場合は、これを行く先々でやるわけだ。

 立正大名誉教授の齊藤勇氏(心理学)は、「来日した俳優やミュージシャンがコンニチハと言うのと同じで、よそから来た人がお国なまりを使えば、地元の人たちは親しみを覚えます。その効果を狙っているのでしょう」と指摘する。

 その地方の言葉を使えば、「本当にそう思っているかどうかは別にして、少しでも相手に近づこう、寄り添おうという気持ちがあるんだと示すことができます。日頃は会えないような人がやるほど影響は大きい。雲の上にいるような人が自分たちのところまで下りてきてくれている、と思わせることができます。大衆の心をつかむテクニックです」(齊藤勇氏)。

■落語を手本につかみはOKだが…

 こうした“つかみ”にはお手本もある。

 昨年11月、自民党の国会議員が落語議連を立ち上げた。進次郎大臣はそのメンバーのひとりだ。彼は無類の落語好きで、高座にも足しげく通っている。特にお気に入りが故・柳家小さんの弟子の柳家さん喬(71)で、日頃から親交があるという。

 落語家は、その日の観客の雰囲気で演目を決める。マクラもアドリブだ。時事ネタを交えたり、客をいじったりしながら、聞き手の心をグッとつかんでいく。その手法を街頭演説に取り入れているわけだ。

 相手を見ながら、相手に合わせて、相手が喜ぶように振る舞う。進次郎大臣ほど客を喜ばせるパフォーマンスが上手な政治家はいないだろう。

「彼は大衆の心を動かす方法を知っていますね。ワンフレーズを多用する父・純一郎元首相譲りの話し方もそうです。短い言葉は分かりやすい上、インパクトが強く、記憶に残ります。論理的に話すよりも感情に訴えやすいので、好感度が高くなる。育休について話したのも、女性人気を意識してのことでしょう。そのあたりが非常にうまい」(齊藤勇氏)

 官邸での新閣僚へのインタビューでも進次郎大臣は、ほかの大臣が終わる頃合いを見計らって登場。カメラの独り占めに成功している。

 もっとも、徹底的に計算されたパフォーマンスは、自信のなさの裏返しにも映る。政治家としての力量が欠けているぶん取り繕っているのではないか。

「大衆と違って行政は、理屈で考えて論理的に動かなければなりません。政治家としての真価が問われるのはこれからでしょう」(齊藤勇氏)

 パフォーマンスでごまかせるのは、ここまでだ。

10. 中川隆[-11327] koaQ7Jey 2019年9月20日 04:45:46 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1469] 報告

2019.09.18
小泉進次郎大臣、記者の質問にポエムで回答 
記者「汚染土の処理は?」小泉氏「30年後の自分って何歳かなと」
https://johosokuhou.com/2019/09/18/18609/

福島県の汚染土の処理問題で、記者からの質問に回答した小泉進次郎環境相が酷すぎると話題になっています。

小泉進次郎氏は中間貯蔵施設の汚染土を30年後に福島県外に移すという国の約束について、「私の中で30年後って事を考えたときに、30年後の自分って何歳かなと、あの発災直後から考えてました。だからこそ私は健康でいられれば、その30年後の約束を守れるかどうかのそこの節目を私は見届ける可能性のある政治家だと思います」と述べ、ポエムのような抽象的な回答をしていました。

この発言はツイッターを中心にネット上で注目を浴び、小泉進次郎氏が何も回答していないとして、批判の声が高まっています。小泉進次郎氏は前々から抽象的な発言をすることが多く、具体的な数字や断定を避ける傾向が見られました。
知識がないからこそ明確な発言を避けていると思われ、今回の件に合わせて、小泉進次郎の検索候補に「小泉進次郎 無能」が浮上しています。

小泉環境相「大阪市長の考え聞いてみたい」 福島原発処理水の受け入れ発言で
https://www.sankei.com/politics/news/190917/plt1909170033-n1.html


小泉進次郎環境相は17日、東京電力福島第1原発で増え続ける有害放射性物質除去後の処理水をめぐり、日本維新の会の松井一郎代表(大阪市長)が条件付きで大阪湾への放出を容認する考えを示したことについて「市長の考えもある。会う機会があれば考えを聞いてみたい」と語った。ただ、「軽々に所管外の者が発言することで福島の皆さんを傷つけることはあってはならない」とも述べた。福島県いわき市内で記者団に語った。


私の中で30年後って事を
考えたときに
30年後の自分って何歳かなと
あの発災直後から考えてました

だからこそ私は
健康でいられれば
その30年後の約束を
守れるかどうかの
そこの節目を
私は見届ける可能性のある
政治家だと思います

小泉進次郎

令和元年9月17日
環境大臣記者会見


は? (*´`ω´) pic.twitter.com/Ku0rvUzHx6

— Nas-AKI-END (@nasu_otr) 2019年9月17日
https://johosokuhou.com/2019/09/18/18609/

11. 中川隆[-11316] koaQ7Jey 2019年9月21日 16:08:01 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1482] 報告
強姦魔で精神病患者で松沢病院に収容された小泉純一郎を首相に自民党の狂った体質と亡国政治
http://www.asyura2.com/19/senkyo265/msg/674.html


安倍内閣のデタラメ政治に注目が集まり、そのパトロンとして後継者に選んだことから、小泉純一郎の動向が取り沙汰されている。ベタ記事的な書き込みに、その断片が読み取れるのは不思議である。

6. 命を大切に思う者[-1] lr2C8JHlkNiCyY52gqSO0g 2019年9月18日 20:55:31 : Hi3gcgZTWU : VWNaa3I5b0RRLlE=[11] 報告 ▲△▽▼
> @ 小泉元首相の実家は、「小泉組」という曾祖父が作ったヤクザ組織。
> 背中に龍、全身に刺青をしていたことで知られる祖父又次郎は、
> 国会議員になる前に小泉組の3代目を継がされました。

それが嘘か本当かはわかりませんが、そういうことを度外視しても、
実績ゼロの小泉進次郎を総理にするのはおかしいのです!
7. 2019年9月18日 23:58:05 : mBKRIcMpC2 : UG9pam1LWFNyN00=[1] 報告 ▲△▽▼

小泉純一郎の身元と素行について書いてある本は、小泉政権時代に出版された「小泉純一郎と日本の病理」があるが、ベストセラーになった二か月後に弾圧され焚書されたが、古本としてアマゾンに出回っている。
https://www.amazon.co.jp/%E5%B0%8F%E6%B3%89%E7%B4%94%E4%B8%80%E9%83%8E%E3%81%A8%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E7%97%85%E7%90%86-Koizumis-Zombie-Politics-%E5%85%89%E6%96%87%E7%A4%BE%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9/dp/4334933688/ref=sr_1_13?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&keywords=%E8%97%A4%E5%8E%9F%E8%82%87&qid=1568818071&s=books&sr=1-13
また電子版として無料でも読める。
https://www.amazon.co.jp/%E5%B0%8F%E6%B3%89%E7%B4%94%E4%B8%80%E9%83%8E%E3%81%A8%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E7%97%85%E7%90%86-%E8%97%A4%E5%8E%9F%E8%82%87-ebook/dp/B00JFOKLVU/ref=sxbs_sxwds-stvp?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&keywords=%E8%97%A4%E5%8E%9F%E8%82%87&pd_rd_i=B00JFOKLVU&pd_rd_r=166693cc-7d22-454a-b332-963e4c41b378&pd_rd_w=ZbjgT&pd_rd_wg=CDTC4&pf_rd_p=e29507e3-7937-4495-82f4-55b5d5ca8047&pf_rd_r=EMZW6DWZX3QMKXVG3HZP&qid=1568818071&s=books
小泉純一郎が慶応時代に強姦して精神病として松沢病院に入院してから、ロンドンに逃げた話も同じ著者が書いていたように思う。
8. 2019年9月19日 00:11:39 : mBKRIcMpC2 : UG9pam1LWFNyN00=[2] 報告 ▲△▽▼

【強姦魔】小泉純一郎がロンドンに逃げる前に松沢病院で治療していた とどのつまりは小泉は最も人気の高い総理大臣になった
−少し前の記事で、小泉純一郎が婦女暴行を働いたのは「慶応大学6年生」としたが、実際は「慶応大学4年生」の誤りだったのでここで訂正させていただきたい。ただし慶大4年生とはいってもこのとき(1967年・昭和42年)3月時点で既に3年留学が確定していたから実際は同大学6年生、翌4月から晴れて7年生だったわけである(笑)。この強姦事件は横須賀在住の慶大年下女学生に働いたもので、当時防衛庁長官だった父の小泉純也の顔で逮捕には至らなかったのである。当時の小泉は「僕の父は防衛庁長官だぞ。逮捕したらどうなるか分かってるのか」というようなことを取り調べた警察官に怒鳴り散らしていたという。強姦野郎猛々しいまさに虎の威を借る狐だ。この事件は当時横須賀界隈で有名になり、小泉が総理になった当時でも古参の横須賀市会議員で知らぬものはなかったという。その頃まで事件調書は横須賀警察署に保管されていたが、総理になった時点で同署に圧力をかけ廃棄処分にさせたといわれている。逮捕は免れたものの都立松沢精神病院に措置入院させられたのも事実である。病名は精神分裂病。この病名を嫌って小泉政権のときに自らが統合失調症という病名に改めさせたのである。しかし週刊誌にかぎつけられ日本に居づらくなり、父純也の方針でロンドン大学に留学となったのである。が、英語がからきしダメで2年間で取れた単位はゼロ、単なる惨めな逃避行だったのだ。小泉の性癖は病気のレベルで性懲りもなく代議士2期目でまた女子高生への強姦を働き、このときも示談で済ませたという。小泉はさらに平の国会議員だったとき、愛人だった芸者・小はんをあれの最中に首絞め過失致死させている。それを自殺として処理に奔走したのが後の総理補佐官の飯島勲である。ある自民党議員の集会で小泉が得々と自説をぶっているのに業を煮やした浜田幸一(ハマコー)が、「黙れ、この芸者殺し野郎!」と一喝したのは有名な話である。要はこんな異常な変態性犯罪者が、マスコミが持ち上げた結果戦後最も人気の高い総理となったのである。米国CIAや英国情報局は小泉の犯罪歴を詳細に把握していた。911自作自演以後の米国にとってこれほど使い勝手のいい日本の総理はいなかっただろう。イラク戦争、新自由主義による日本大企業へのハゲタカ外資食い込み、米国指令の郵政民営化・・・。わが国がこれほどの格差社会になったのは小泉政権がレールを敷いたからである。そのレールの上を安倍晋三後継者がさらに滅茶苦茶やっているのである。 (大場光太郎・記)−
強姦魔の小泉純一郎がロンドンに逃げる前に松沢病院で治療していた秘密に迫るベタ記事の威力
http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/262.html
投稿者 フランクリン 日時 2019 年 6 月 21 日 15:23:37:
 
「ベタ記事」は新聞記事として、1段程度で構成されているものが多く、はじめはベタ記事扱いされていても、後になってから大事件の前触れであったことが判明する場合が良くある。だから、東京新聞の名編集長として知られた佐藤毅編集長は「ベタ記事恐るべし」という本を書き、「見出しよりベタ記事を読め」と教えたことで有名だ。ベタ記事の威力は時には一面のトップに等しい。
https://www.amazon.co.jp/s?k=%E3%83%99%E3%82%BF%E8%A8%98%E4%BA%8B%E6%81%90%E3%82%8B%E3%81%B9%E3%81%97&__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&crid=23QL7B2TWPJAE&sprefix=%E3%83%99%E3%82%BF%E8%A8%98%E4%BA%8B%2Cstripbooks%2C390&ref=nb_sb_ss_fb_1_4
慶応の不良学生だった小泉純一郎が、強姦事件を越してロンドンに逃げた事件に関しては、当時いろいろ取り沙汰たれた。権力の手で誤魔化されたが裁判の記録もあるので、かなり確かな話である。
http://www.jca.apc.org/~altmedka/2003aku/aku771.html
また、小泉が松沢病院に入院して、精神病の治療を受けたらしい記事もあるが、近親者心知らない極秘情報とされている。近親者が口を閉ざしていたので、迷宮入りで終わっていたが、「火のななところに煙は立たない」はずだ。
https://blog.goo.ne.jp/sunsetrubdown21_2010/e/fb58dba3f6a3747cfac90343911db14d
小泉がロンドンに逃避とていた話をパリで聞き、長らく忘れていたが小泉が首相になった時に、思い当たったので調査したら、強姦魔が首相になったとわかり、それにまつわることを調べ上げて「賢者のネジ」に記録した記者がいた。また、この本を15年後に電子版化した時に、「電子版のまえがき」としてこの問題について触れ、「・・・若き日の小泉は湘南の太陽族で、強姦でロンドンに逃げたし、松沢病院で措置を受けていて、それを追跡していた記者は、別件で臭い飯を食わされ、事件としては隠蔽されているが、そんな男が首相になったので、日本は滅茶苦茶になったのである。・・・」と、小泉の犯罪を取材していたジャーナリストがいて冤罪になった事実について書いている。
https://www.amazon.co.jp/s?k=%E8%97%A4%E5%8E%9F%E8%82%87&i=stripbooks&__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&ref=nb_sb_noss_1
これはまさに「ベタ記事」の書き方であり、ここに小泉が隠し終えたと考えていたヒミツを掘り当てる、黄金の金脈があるのではないか。そんな素行不良で品性劣悪な人物を首相にしてしまい、したい放題をさせてしまったことにより、日本はガタガタになって亡国の色を強め、国民は泥船の上の乗客として不安に支配され、小泉の後継者の安倍に愚弄されているのである。  
【阿修羅掲示板投稿へのコメントより】
1. スポンのポン[11585] g1iDfIOTgsyDfIOT 2019年6月21日 16:49:14 : XdUfstgVAw : RTJPWTdMWVh0Y1E=[129]

■小泉は強姦魔で安倍は火炎瓶
 
 しかもどちらも長期政権 この国が栄えたなら不思議だ。
  
2. 黒ちゃん[7] jZWCv4LhgvE 2019年6月21日 17:33:33 : IW2hCl3r9M : NEkvN2NDLkVDOGM=[1]
どちらも、人殺し。イラク派兵殺人と森友自殺殺人。
8. 2019年6月21日 20:20:29 : LFdj7v4TY2 : Wjd2WFhmd1NEbzI=[310]
小泉は表情は笑っていても目は笑っていない。
米兵の福島原発派遣での被ばくでも、涙は流してもウソ泣きだった。
精神病院で治療を受けたからこのようになったのだろう。
そんな男のDNAを引き継いだ次男が、一切の感情を表さない能面男になったことも深く頷ける。
精神病で脳髄が破壊されているから思いやりとか常識は一切なく、悪鬼の一族である安倍を拉致問題と闘う若きヒーローに仕立て上げ最後には総理にしてしまったことは怒りを禁じえない。異常者親子は早く政界から消えるべきである。
9. 2019年6月21日 20:23:05 : m8POtwgXnE : SG9nbEROalhGRDY=[62]
小泉は国賊だ、こんな奴のうのうと生かしておくことは許されない。政権交代したらまず捕縛して最低でも豚箱に入れなければならない。その上進次郎をのさばらせ間違ってまた総理にしたら日本は完全破滅だ。堺屋さんが日本の将来は暗いと言って死んだのはそんなことを想像したのかもしれない。神奈川県の住民もそろそろ気が付いてもいい頃だが駄目か。そう言えば小泉のバック柳川会の会長(在日)がオレオレ詐欺の黒幕として罰金食らったようだ。政治屋の命脈を絶たねばならない。もちろん自民党清和会を支える統一教会もだ。小泉といい、安倍といい、日本の政治は本当に真っ黒黒の黒だ。黒くないと政治家になれないのか(笑)。
15. 2019年6月22日 14:51:50 : iwAujJtOFE : ZGZXRTcuMFlZQXM=[61]
 小泉純一郎の出自を見ればろくでもない人間であることは明白だ。 親父はヤクザの家に婿養子に入って日本の姓を堂々と名乗った朝鮮人。
即ち母親はヤクザの娘。親父「小泉純也」は
鹿児島、加世田の朝鮮人部落の出身で旧姓は鮫島と名乗っていたそうな。
 地元では有名な話らしいが、下手にしゃべると怖いから黙っているらしい。
16. 2019年6月22日 15:30:44 : sX4yfkYxkk : OFd4NFY1YTVoVUE=[4]
>>15 御意!
下記の動画は参考になります。その下も。
>小泉純一郎と橋下徹と在日朝鮮人とヤクザをつなぐ「生長の家」
https://www.youtube.com/watch?v=toO3Wtb2QpI
>「小泉と安倍のルーツは朝鮮人である」(@⇒aに入れ替える、又は「タイトル」で検索を)
 https://k@bukachan.exblog.jp/22263451/
17. ひでしゃん[2191] gtCCxYK1guGC8Q 2019年6月22日 16:13:29 : hjTsd0XdN2 : cjBvbUFUQmVNSUE=[87]
小泉純一郎が長期政権になったのは郵政民営化や労働法の規制緩和など国民を犠牲にする売国政治でアメリカの指図に忠実だったからである
低脳無恥の安倍晋三がこれ程の長期政権となったのも日銀黒田を使った異次元金融緩和や戦争屋のための憲法蹂躙など日本国家を毀損させアメリカの意向に忠実だからである
小泉純一郎の倅のシンジロウにしても日本駐留の米軍が仕切る
日米合同委員会が日本政府に押しつける収奪政策を先走って吹聴し国民に浸透させるための地均し作戦で活躍している
シンジロウの農業組合攻撃で農業者にとっての砦で有った全中が壊滅させられた
他にも目立った行動でおバカな国民を洗脳しているが純一郎同様単なるアメリカのエージェントでしか無いことが理解されるだろう
日本国は未だ米軍の支配下にある
日米安保を実行する為の
日本国の主権侵害が顕著で沖縄県民に甚大な人権侵害をもたらせている日米地位協定
毎月二回開催される
日本駐留米軍が主導的に開催する
日米合同委員会
これは霞ヶ関の高級官僚を相手にアメリカの政策を命令するための秘密会合であるこの命令に隷従している限りすべてが許されるメディア体制は強固である
スポーツやお笑いで誤魔化されている間に日本国は徹底的に収奪された
小沢一郎氏が政界で実質的に抹殺されたのは
日本国が独立国として当然の主権を主張したからである
日米安保条約から日米地位協定
さらに密約まで
如何に日本国のが蹂躙され主権をアメリカ合衆国に侵害されているか
この内容を理解すれば多くの国民が悔し涙を流し断固立ち上がるに違いない
福田康夫氏が一年で首相を辞任したのは
アメリカの理不尽な要求を断固拒否したからである
日本人としてのプライドを示すことが国益に叶うという信念に忠実だったから
その地位をなくしたが日本国民は忘れない
売国傀儡政権が国家を毀損する
長期政権は腐敗する
政権交代で自主独立国建設に向けた戦いを

この小泉政治を引き継いだのが安倍政権だから、日本が狂い死にに等しい状態に陥っているのは当然である。現に小泉が犯罪容疑で拉致されて、秘密の場所で拷問されたという都市伝説が出回り、Uチューブで放映されている。
https://www.youtube.com/watch?v=Aq6BxAg_2f4
都市伝説だから信じるのは困難だが。  

12. 中川隆[-11126] koaQ7Jey 2019年9月27日 18:16:51 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1684] 報告


2019年09月27日
「新」小泉劇場の幕開け / エコ少女を操る大人
黒木 頼景
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68782196.html

  地上波のワイドショーをたまに見ると、耳を疑いたくなるほど「えぇぇっっ〜 !」と驚くことがある。あの小泉進次郎が環境問題を話し合う国際会議に出席し、世間の注目を集める問題発言をしたというのだ。曰わく、「気候変動のような大きな問題に取り組むのなら、クールで、楽しく、セクシーでなきゃ(On tackling such a big-scale issue like climate change, it's gotta be cool, it's gotta fun, it's gotta be sexy, too.)」と。こうした中身の無いコメントを聞けば、アメリカ人どころか日本人でも、「何言ってんだ、あいつは !」と言いたくなるだろう。どうして気候変動の問題に向き合うとき、「セクシー」でなきゃいけないんだ? まさか、滝川クリステルがブラジャーやパンティーを脱ぎながら、地球温暖化を語るわけじゃないだろう。進次郎応援団の左翼陣営は、「こういう英語の表現方法もあります ! おかしくありませ〜ん !」と掩護していたが、 具体的に何をすべきなのか、一切説明は無かった。(もっと言えば、所詮、国連なんて潰しの利かないクズが集まる場所だから、非現実的な提案や見え透いた偽善を語っても支障は無い。)

  ただし、問題発言の後、ぶら下がり記者から具体的に「何」が「セクシー」なのか「意味」を訊かれると、「説明すること自体ががセクシーじゃない。野暮な説明は要らない」と答えたそうだ。いやぁぁ〜、お見事。親爺譲りの切り返しだねぇ〜。大したものだ。質問した方を攻撃するんだから。進次郎は、まるで杉良太郎の如く“クールさ”と“流し目で”相手を見つめ、「何で、お前はそうした野暮な質問をするんだ ? 一々説明しなくったって分かるじゃないか !」、と居直るんだから、ホント凄い。もし、将来、浮気がクリステル夫人にバレたら、「どうして野暮なヒステリーを起こすんだ、君は? そんなのセクシーじゃない !」と言ってやれ。ただし、マスコミと違ってクリステルには「女房」という地位があるから、ビンタくらいは覚悟しておけよ。まぁ、それはともかく、たぶん、進次郎は“お得意”の英語を披露して、「俺は他の大臣どもと違って、流暢に英語を話せるんだぜ !」と示したかったんだろうが、その目論見とは違って、囲み取材という本番でスベッてしまった。

climate change 4Koizumi 4


(左 : 環境問題を訴える子供達 / 右 : 環境大臣になった小泉進次郎)

  進次郎は父の純一郎を見習って、常に「ワンフレーズ・コメント」を考えている。つまり、自分の話題や行動は必ずニュース番組で取り上げられるから、「短くても印象的なセリフを述べなくゃ」と心掛けているのだ。どうせ、報道番組の政治コーナーなんか、長くて5分くらいだから、進次郎は編集部のスタッフが切り取りやすいよう、手短で面白い言葉を15秒程度に納めているのだろう。したがって、内容が無くても当然だ。そもそも、テレビ局が求めているのは、視聴率と話題性なんだから、真面目くさったコメントなんて野暮である。竹下登じゃないけど、政治家の発言は「言語明瞭、意味不明」が原則だ。注意すべきは、マスコミに揚げ足を取られぬよう、できるだけ曖昧な発言にし、後から様々な解釈、言い訳、変更を可能にすることである。本音を吐露するのはアホな政治家だけ。だから、テレビと新聞しか知らない愚民には、進次郎くらいが丁度いい。

  今さら愚痴をこぼしても仕方がないけど、何で日本の一般人は英語で発言すると「高級」と考えてしまうのか、誠に不思議である。合衆国やカナダ、ブリテンで英語を喋るのは“ごく普通”のことで、乞食や不法移民、ギャング、シャブ中、淫売ですらペラペラと喋っている。大切なのは「何をどのように話しているか」で、漫才師のように喋ることではない。進次郎は「セクシー」という言葉を用いて、「ネイティヴ気取り」を演じていたんだろうが、米国や英国の政治家なら、あんな言葉遣いはしないだろう。色々な毀誉褒貶はあるけど、進次郎というのは所詮、地盤と看板を引き継いだ世襲議員に過ぎず、国益なんて全然考えない。彼の正体は、「大衆人気」という波に乗って総理を目指すサーファーだ。保守派国民が安倍総理に向かって、「さっさと辞めろ、この売国奴!」と叫ぶけけど、念願叶って辞任となったら、次に総理として現れるのは菅義偉で、その後塵を拝するのが進次郎という順番になっている。これじゃあ、日本国民は蛸壺の中で匍匐前進しているような気分になってしまうだろう。

「環境アイドル」になったスウェーデン人少女

Greta 6Greta Thunberg 5

(写真 / 国連に出席したグレタ・トゥーンベリ)

  報道番組に現れた進次郎は、国連で演説したスウェーデン少女、グレタ・トゥーンベリ(Greta Thunberg / 16歳)に感銘を受けたそうだ。このお坊ちゃん大臣は、彼女が口にした「How dare you ! (どうして、そんな事を出来るの !)」というセリフに参ったらしい。(といっても、この発言はマスコミ用の演技である。) かつて、親爺は力士に感動し、今度は倅(せがれ)が小娘に感動しているんだから、ワイドショーの制作者は安い予算で茶番劇を放送できてウハウハだ。

  昔から、悪い奴はよく子供を利用する。例えば、他人から銭を巻き上げるには、中年のオっさんより、可憐な少女の方がよい。もし、マッチ売りの少女がマツコデラックスみたいな中性人間じゃ、誰も寄りつかないだろう。やっぱり、ダコタ・ファニングやマッケンナ・グレイスみたいな美少女でなきゃ。

  スウェーデンから来たグレタは、世界中で起こっている気候変動に危機感を覚え、無駄飯喰らいが集まる国連で自身の悲痛を聴衆に訴えかけた。曰わく、「あなた達は空虚な言葉で私の夢と私の子供時代を奪い取った。しかし、私は幸運な者の一人です。(世界の)人々は苦しみ、死にかけている。エコシステム全体が崩れかかっています。大規模な消滅が始まっており、我々はその中にいる。あなた方は全員、お金のことや継続的な経済成長といった御伽噺(おとぎばなし)を語っている。よくそんな事が言えるわね !」、と。国連やテレビの視聴者は、必死で環境問題を訴えかける少女に感動し、惜しみない拍手と声援を送っていた。しかし、まともな大人であれば、「やれやれ、子供を使った猿芝居かぁ・・・」と呆れてしまうんじゃないか。

日本のマスコミは脳天気だから、国連を使って政治を動かす黒幕に一切関心が無い。興味があるのは進次郎だけ。地上波の御用学者は今回の“ヘマ”について厳しい評価を下したが、進次郎ファンには全然響かず、むしろ進次郎の株が上がったくらいだ。保守派のネット番組だって似たり寄ったりで、環境活動家を裏で操る勢力には触れず、もっぱら進次郎批判に明け暮れていた。百田尚樹と有本香は「虎ノ門ニュース」で新米の環境大臣をこき下ろしていたが、保守派国民にとったら当たり前の批判でしかない。進次郎は外人記者から二酸化炭素排出の問題やエネルギー政策をどうするのか質問された時、「減らす」と豪語したが、具体策を訊かれて絶句した。百田氏はこの場面を茶化していたが、そもそも日本の閣僚なんて、どいつもこいつも「この程度」だろう。

  保守派国民なら百も承知だが、進次郎だけが無能な訳じゃない。だいたい、一般の有権者は日本の国防を真剣に考えて議員を選び、選ばれた総理大臣は適格者を防衛大臣にしているのか? 歴代の大臣を思い出せば、そこには売国奴の加藤紘一とか朝鮮人の手先であった金丸信、支那ベッタリの林芳正、陰鬱としか言い様がない石破茂、「クール・ビズ」だけが功績の小池百合子、民主党極左の一川保夫、「真紀子の亭主」だけが売りの田中直紀(半年でクビ)、不適格者の岩屋毅ときている。保守派論客は進次郎の登用やハッタリ発言に愚痴をこぼすが、「進ちゃぁぁ〜ん」と叫ぶオバちゃん達には関係ない。今回の件に関し、テレビ局の政治論説員は進次郎に「30点」とか「20点」の辛口評価を下すが、筆者から見れば90点か95点を附けたくなるほどの「上出来」である。

  もちろん、筆者は進次郎を排除したい否定派だが、あれだけ毎日テレビで話題となれば、進次郎にとってプラスでしかない。政治に詳しくない大衆にとって、中身の無いコメントなどは「どうでもいい事」で、重要なのは国際政治の場で“格好良く”振る舞った事、そして流暢な英語を披露し、人気役者としての役目を果たした事だ。進次郎に手を振るオバちゃん達は、国際舞台で堂々とした姿を見せつけ、歐米人と対等に話す進次郎に痺れ他のである。「きゃぁぁぁ〜、カッコいい !!」と感激する中高年女性に、客観的な判断力を求めるのは無理だ。歌舞伎役者と進次郎にとっては、決め台詞と派手なパフォーマンスが命で、専門知識などは弁当に添える「漬物」程度ある。過去の栄光しか頭に無い加藤清隆は、「総理になれない」と予測していたが、進次郎はやがて総理大臣に昇格するだろう。ただし、マスコミにどう映るかだけを気にする進次郎は、NHKや朝日新聞にとって絶好の総理となるから用心が必要だ。何しろ、腹話術師を目指す地上波テレビは、言いなりになる進次郎を必死で首相の座に就けようとするから油断がならない。我々は安倍政権よりも更に酷い、第二の小泉政権を覚悟する時期に来ていると言えよう。
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68782196.html

13. 中川隆[-11133] koaQ7Jey 2019年9月30日 07:57:00 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1687] 報告
客寄せパンダから出オチ芸人…突き抜けた進次郎の快進撃 それでもバカとは戦え
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/262427
2019/09/28 日刊ゲンダイ


 小泉進次郎の快進撃が止まらない。正直、ここまでのタマとは思っていなかった。環境相に就任したとはいえ、政治家になってからの実績が特にあるわけではない。政策も国会の議員配布資料のペーパーレス化とか深夜国会による時間の無駄遣いの削減とか、いずれも主婦の節約術レベルの話。だから、まともに勉強もしないまま親の地盤を継いで政治家になったよくあるタイプのボンボンだと思っていた。

 しかし、「地位は人をつくる」のか、入閣後の発言は突き抜けた感がある。

 東京電力福島第1原発事故に伴い除染で出た福島県内の汚染土は30年以内に施設から運び出し県外処分することになっている。この処分場の検討の遅れを記者から指摘された進次郎は、「約束は守るためにあるものです」とおなじみの「進次郎話法」(1+1=2のように誰もが反論できないことを大上段から言う)で返答。ドヤ顔でニヤリと笑った後、さらにひねりを加えてきた。

 記者が「具体的には?」と聞くと、進次郎は遠くを見つめ、「私の中で30年後ということを考えた時に、30年後の自分は何歳かなとあの発災直後から考えていました。だからこそ、私は健康でいられればその30年後の約束を守れるかどうかの節目を見届けることができる可能性がある政治家だと思います」と言い、うんうんと2度うなずいた。

 意味不明。

 30年後の自分の年齢は今の年齢に30を足せばいいだけだが、要するに何も言っていない。

■客寄せパンダから出オチ芸人へ

 また、「30年」という期限が法律で決まったのは2014年11月なので、発災直後から「30年後の約束」を考えていたというのも謎である。口が滑ったのか、若年性認知症なのか。基本的にいい加減なのだろう。

「必要なことはやるべき」といった進次郎のトートロジー(同義語反復)の数々もイラク復興支援特措法の定義を巡って「自衛隊の活動しているところが非戦闘地域」と暴言を吐いた父親の純一郎と同じ頭の構造。遺伝なのか、真似をしているのか、ブレーンが同じなのか?

 このまま新ネタを投下していけば客寄せパンダから出オチ芸人くらいには出世するだろう。出てきた瞬間に失笑が漏れる。もっとも今回のふざけた組閣により、政権ごとコケる可能性は高いが。

14. 中川隆[-11088] koaQ7Jey 2019年10月01日 22:17:17 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1733] 報告

逆風小泉進次郎氏、「演説の中身のなさ」を改めて検証する 2019/10/01
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e9%80%86%e9%a2%a8%e5%b0%8f%e6%b3%89%e9%80%b2%e6%ac%a1%e9%83%8e%e6%b0%8f%e3%80%81%e3%80%8c%e6%bc%94%e8%aa%ac%e3%81%ae%e4%b8%ad%e8%ba%ab%e3%81%ae%e3%81%aa%e3%81%95%e3%80%8d%e3%82%92%e6%94%b9%e3%82%81%e3%81%a6%e6%a4%9c%e8%a8%bc%e3%81%99%e3%82%8b/ar-AAI6oRY?ocid=ientp#page=2



評価が急落している小泉進次郎環境相(時事通信フォト)© SHOGAKUKAN Inc. 提供

「将来の総理」としきりと報じられた小泉進次郎・環境大臣に対し、突然メディアからの逆風が吹いている。多くはその発言に「中身がない」などとされる点だ。9月30日付けの東京新聞では大きなスペースを割いて「言語明瞭、意味不明」と評された。

 ここでは、国連での「セクシー発言」に加え、福島第一原発事故の影響で出た汚染土の最終処分場建設についての政府の対応について聞かれた時の以下の言葉を紹介した。

「三十年後の自分は何歳か。発災直後から考えていた。三十年後の約束を守れるかどうかの節目を見届けることができる政治家だと思う」

 他のメディアでもその“意味不明”な発言が報じられた。原発の汚染水処理問題について聞かれ、、なぜか小名浜の漁協の組合長と喋った時に「ノドグロが好き」と話したことを明かしたり、環境問題について「今のままではいけないと思います。だからこそ日本は今のままではいけないと思っている」と話したりした。

 現在多くのメディアが同氏の発言に疑問符をつけ始めているが、そもそも同氏の過去発言には、「そこまで内容はないのでは?」というものが散見される。

 2009年の初当選時は「解党的出直し、新党のつもりで、もう一度再建しなければいけないという思いで頑張っていきたい」(朝日新聞デジタル版)と述べており、これは野党時代の自民党議員としてまっとうだ。だが、大臣になった今こそ、過去の演説や発言は今振り返っておいた方がいいだろう。

 小泉氏について、ネットニュース編集者の中川淳一郎氏は「声の良さと通りの良さ、そしてそのイケメンっぷりから多くの人が勝手に『いいことを言っている』と思っていたところがあったのでは。今までの一議員ではそれでも良かったかもしれないが、国を代表して国連の環境関連の会議に出席したり、原発事故や放射能関連の発言をする場合はこれまでの『なんか立派そうだな』的な話法は通用しないのでは」と語る。

 では、小泉氏は一議員だった頃、どんな発言をしてきたのか? 今回、彼が最近行った演説で、その特徴がわかる部分をピップアップした。2019年4月、改元前月の統一地方選で茅ヶ崎市の候補の応援演説をした時の小泉氏の演説の一部を文字起こしした。結論としては「今まで、この人が頑張ってきましたが、これからは彼の後を継ぐこの人にぜひ投票してください」というものである。

 なにしろそこに至るまでに長いのと、立派なことを言っているものの、話が飛びまくるのが特徴だ。以下、同氏の演説書き起こしである。

◆「政治に無関心であるということは、無関心のままでいられると思います」

「変わってはいけないこと。それは平成の時代は日本にとって戦争がない、そういう時代であったように、次の令和の時代も戦争のない平和な時代にしなければいけません。それは絶対に変わらない。そしてもう一つは、令和の時代をいい時代とするか、そうではないとするか。それはすべてにおいて我々一人一人の意思と覚悟にかかっています。だから、皆さん、一緒に来月から始まる令和という新時代を一人一人の中で必ずいい時代にしようと思って来月5月1日を迎えようではありませんか。

 それを今から1か月も前から、新たな時代に向けた力強い意思と覚悟を共有できるそのきっかけを作ってくださったのが、今までの改元にはない、陛下の生前退位に伴う我々が次の時代を事前にわかるということの意味でもあるのです。

 ですから、この選挙、どうか茅ケ崎の皆さん、政治に無関心であるということは、無関心のままでいられると思います。だけど、政治に無関係でいられる人はいません。なぜなら、良くも悪くも、皆さんに関心があろうとなかろうと、法律を変えたり、条例を変えたり、新たな制度を作ったり、そういったことをやる責任が我々にはあります。

 今日から始まったことは何ですか? 今日から始まったのは働き方改革。これも、新しく有給の5日間の義務化が今日から大手の企業では始まり、来年からは中小企業でも義務化が始まります。また、今までになかった、長時間働きすぎて過労死にならないように、そして体調や健康を害さないように、残業時間も含めて長時間の残業に規制が加えられたのは今日から始まるんです。

 お子さんたちを連れてきてくれたお母さんもたくさん来ています。子供たちの育ち、学び、これから本当に大切になるから。来年から小学校でプログラミングが必修になります。そういう時代なんです。人工知能が出てきた。自動走行車も恐らくこれから当たり前になるでしょう。

 さまざまなことが出る中、特に幼い頃の教育をしっかりやることがその子の一生にとって決定的に大事な時代になるからこそ、来年から小学校からプログラミングの授業が始まったり、そして今年の10月から消費税が10%に上がったとしたら、その時から幼児教育の無償化が始まるのがなぜかと言えば、その子供たちに投資をしてでも、幼い頃からしっかり教育をしなければ一生安心して暮らすことができなくなるから、なんとか投資をしなくてはならないということで。今までにはない判断だけど、消費税を上げて、税収が増えて、その増えた税収の使い道の一つに子供向けに使っていくという新しい国造りをやろうとしているのは、人生100年時代。高齢者の方々に消費税は使います、という今までの医療と年金と介護、この3つに消費税の税収が使われていたところをこの3つに加えて新たに子供、子育てにも使います、というのは新たな時代への我々の備えです。この茅ヶ崎は、全国でも医療費などが低い街なんです。高齢者も含めて元気なんです。あまり病院に行かない。介護などのサービスに使わない。それでも元気でいられるから、その街作りをやって来たのが永田さんなんです。その永田さんの後を追い…」

 新元号や政治に関心を持つことの重要性を説いたかと思えば、突然「働き方改革」の話に飛び、次いで教育の重要性やプログラミングに関する話題になる。とにかくテーマが飛びすぎるのである。新聞に登場するような新しい言葉をまぶしておけば、それなりにその場では説得力がありそうな雰囲気になるのだが、上記演説、文字で読んで果たして心に響くか。自民党候補の応援に繋げるために、ここまでまわりくどい表現をしているのだ。

 人気の芸能人の場合、ステージ上で何かを言えばファンは歓声をあげてくれるもの。それがこれまでの小泉氏のポジションだった。ところが、閣僚になったことで、発言の“重み”が変わったことが昨今の同氏への疑問の声に繋がっているのではないか。
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e9%80%86%e9%a2%a8%e5%b0%8f%e6%b3%89%e9%80%b2%e6%ac%a1%e9%83%8e%e6%b0%8f%e3%80%81%e3%80%8c%e6%bc%94%e8%aa%ac%e3%81%ae%e4%b8%ad%e8%ba%ab%e3%81%ae%e3%81%aa%e3%81%95%e3%80%8d%e3%82%92%e6%94%b9%e3%82%81%e3%81%a6%e6%a4%9c%e8%a8%bc%e3%81%99%e3%82%8b/ar-AAI6oRY?ocid=ientp#page=2

15. 中川隆[-11045] koaQ7Jey 2019年10月04日 21:23:40 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1780] 報告

【Front Japan 桜】セクシーで爽快な日本政治 [桜R1-10-4] - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=7Zyw8CNR-sI


キャスター:佐藤健志・清水有子

16. 中川隆[-11005] koaQ7Jey 2019年10月08日 11:18:25 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1828] 報告

文在寅に利用される小泉進次郎 韓国はなぜこれほど日本バッシングに固執するのか?
週刊新潮 2019年10月3日号掲載
https://www.dailyshincho.jp/article/2019/10080800/?all=1&page=1


「韓国」に利用される「小泉進次郎」

 国際原子力機関(IAEA)総会で“汚染水への懸念”を示すなど、韓国は福島第1原発事故に絡めた日本への嫌がらせを続けている。放射性物質を除去した処理水の安全性、その処理手段は海洋放出しかないことについては、前回で述べた通りである。が、小泉進次郎環境相は、原田義昭前環境相の“海洋放出”発言について謝罪。韓国に塩を送ってしまった形だ。

 ***


速報“天皇皇后両陛下のお手振りなし”で騒ぎに 令和流の「お召し列車」事情


速報トヨマユ超え!「菅原一秀」新大臣のブラック体質を元秘書が証言 人権無視の〈覚書〉

 ところで、福島の処理水を「不安視」するわが環境相は、韓国が原発から毎日、海に流し続ける水には、不安を感じないのだろうか。

「韓国には4カ所の原子力発電所に二十数基の原子炉があり、毎年約200兆ベクレルのトリチウムを排出しています。またCANDU炉というカナダ型の原子炉が3基稼働中で、これは日本の軽水炉にくらべトリチウム排出量が桁違いに多い。日本の処理水が危険なら、韓国の人たちは、まず韓国内から逃げなければならなくなります」(東工大先導原子力研究所特任教授の奈良林直氏)

 そもそも、世界で稼働している四百数十基の原発はみな、安全性に問題がないとして、トリチウムを含む処理水を放出している。大臣が、その事実を無視して謝罪などしようものなら、

「風評被害がさらに加速してしまうのではないか、と危惧します」(東大の岡本孝司教授/原子炉工学)

 そればかりか、

「玉ねぎ男こと、法務大臣のチョグク氏の疑惑から、国民の目を逸らさなければならない現状において、小泉進次郎さんの言動は、文在寅政権にとって大きな援軍になります」

 と話すのは、龍谷大学の李相哲教授である。

「韓国は徴用工裁判に始まって、日本を困らせようと必死でしたが、大きな打撃を与えられていません。IAEAでの発言は、日本にダメージを与える苦肉の策で、日本の環境は放射能で汚染されている、という国際世論を喚起できれば、東京五輪を控えて日本が困ると考えているのです。その主張にはなんら正当性はありませんが、事実や数字を無視するのはいつものこと。なにしろ、文大統領は、“福島原発のせいで何千人が死んだ”とまで口にしたほどですから」

環境大臣なら反論すべき

 それにしても、なぜこれほど日本バッシングに固執するのかといえば、

「経済政策がうまくいかず、北朝鮮との関係改善も進んでいない状況で、来年4月の総選挙に勝つには反日しか方策がない。もう一つは、チョグク氏の不正疑惑から世間の目を逸らすためです。韓国国内でチョグク法相への反発は日増しに強まり、9月23日にはチョグク氏の自宅の家宅捜索も始まりました。経営に関わっている疑いのある投資ファンドや娘が通った学校などへの捜査を行い、外堀が埋まってきたので、いよいよ本陣に乗り込んだのでしょう。検察はかなり慎重に事を進めているはずですが、それでも家宅捜索に踏み切ったということは、かなりの証拠が得られていることを意味します。今回もハードディスクなどを押収していて、実質的に、法相が被疑者として捜査を受けている状況です」

 そして李教授は、

「小泉純一郎元総理が原発の危険性を訴え、息子の進次郎さんもそれに準じる動きをすれば、韓国の“日本の原発は危険だ”という論理に、一定の説得力を持たせることになります。韓国としては、これを利用しない手はありません」

 と締める。韓国に塩を送った小泉大臣だが、

「IAEAでの韓国側の主張は、事実および科学的根拠に基づかず、わが国へのいわれのない風評被害を及ぼしかねず、極めて遺憾」

 という、外務省大臣官房報道課の回答の意味が、おわかりになるだろうか。

 政治アナリストの伊藤惇夫氏がいう。

「原田前大臣の発言の否定は、“原発の処理水の海洋放出は危険だ”というメッセージにも捉えられかねません。無用のパフォーマンスによって風評被害を大きくしているばかりか、韓国につけ入る隙を与えています。環境大臣なら、韓国の言いがかりに対して、科学的事実にもとづき毅然として反論すべきなのに、お詫びばかりで、韓国にはなんら反論していない。これでは、彼らの主張を容認しているかのような印象さえ与えてしまいます」

 発信する力はあっても中身は空っぽ、という評価が定着しつつある小泉大臣だが、空疎な発言は今回のような被害も生む。セクシーであるより前に、そのことを学ぶべきではあるまいか。

17. 中川隆[-10869] koaQ7Jey 2019年10月14日 16:49:24 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1972] 報告
小泉進次郎には父・純一郎のような「狂気に近い信念」がない
週刊新潮 2019年10月10日号掲載
https://www.dailyshincho.jp/article/2019/10141101/?all=1

特集「メッキの剥がれ方が凄すぎる 国会空転のキーマンは『小泉進次郎』」より

 小泉進次郎氏を見て思う。弁舌爽やか、眉目秀麗。だが「外身(そとみ)」を剥けども剥(む)けども、彼の「中身」に辿り着けない。一体何がしたいのか。父に似た「信念」を内に宿しているのか。もしかして、空疎な日本版たまねぎ男?

 ***

 自身へ向けられた批判の集中砲火にも“セクシー”に対応できるだろうか。

 9月に発足した安倍改造内閣の新閣僚たちが、猛烈な逆風にさらされている。中でもメッキの剥がれるスピードがさらに加速しそうなのは、今月からの臨時国会において、与野党攻防のキーマンに挙げられる小泉進次郎環境大臣(38)である。

 就任早々、話題を振りまいているのは相変わらずだ。例えば、原田義昭前環境大臣が福島第1原発の処理水について、希釈して海に放出するしかないと主張すれば、福島の皆さんを傷つけたくない、と即座に謝罪、否定。さらに、ニューヨークで開かれた国連の気候行動サミットで「環境問題にはセクシーに取り組むべき」と語り、その中身を問われ、

「説明すること自体がセクシーじゃない」

 そう煙に巻くのだった。こうした一連の言動が“意味不明瞭”“ポエム”などと揶揄され、「実は中身のない」新大臣ではないか、と批判する声が引きも切らないのである。

 進次郎氏へ取材経験のある政治部デスクが言う。

「彼は大臣就任前から都合の悪いことを聞かれると、“私的なこと”を話し出す癖がある。9月13日の会見で、処理水の質問に福島でノドグロが獲れるという話をし始めたのが良い例。これまでは、そうですか、で終わっていましたが、大臣の今はどういう意味か、聞かないといけない。そこにうまく答えられず、ボロが露見している状態です」

 来る国会で野党が手ぐすねを引いて待ち受けている。

「10月第2週には予算委員会が開かれる予定。そこで、質問攻めに遭うことは間違いないでしょう」(同)

 とはいえ、就任してわずか1カ月余り。無論、ポスト安倍の有力候補のひとりであり、直近の産経新聞の世論調査でも最も活躍を期待する閣僚としてトップの数字を誇る。過去2度の総裁選で進次郎氏の票を得た石破茂元自民党幹事長は、

「そりゃ、進次郎さんにとっても試練だろうよ。これを乗り越えてこそ立派な政治家になる」

 とエールを送るし、父・純一郎元総理の実弟の正也氏も身内だけにこう擁護するのだ。

「(兄と)同じ年齢の頃に比べれば、進次郎の方が発信力、影響力は大きい。よく頑張っているよ。大臣になりたてで国連に出席するなんて大変なことだ」

 父である純一郎氏は1988年、46歳のときに竹下登内閣で厚生大臣として初入閣した。2001年、3度目の総裁選で自民党トップの座を射止めることになるも、国民的人気を得たのは、その直前のことだった。

「当時、絶大な人気を誇っていた田中真紀子さんらの支援を受け、総裁選で圧勝。『自民党をぶっ壊す』といったワンフレーズで国民を惹きつけ、劇場型政治と評されました」(先のデスク)

 放送プロデューサーのデーブ・スペクター氏は、

「アメリカでは“サウンドバイト(耳に残る一言)”と言って、30秒以内のコメントでないとテレビで扱いにくい。純一郎さんのワンフーズは、まさにテレビを意識したものでした」

 09年に政界引退後、進次郎氏が地盤を引き継いだ。

「初当選した選挙でも演説の仕草が父親そっくり、と地元で話題になっていた」(神奈川県政関係者)

 その立居振る舞いは今も父の影響を色濃く感じさせる。敬愛する父の話し方を学び、体得したと言われるが、皮肉にも、その受け継いだ話術が槍玉に挙げられているのだ。一体、純一郎氏とは何がどう違うのか。

 元通産大臣で自民党総務会長も務めた深谷隆司氏が指摘する。

「お父さんが若い頃は目立つ方ではなくてね、郵政民営化を言うようになって、頭角を現しました。強引な手法で進めたけど、その時にこんなに迫力があったのか、と。彼は世に出るまでに長い助走期間があって、官僚の使い方などを学んだのです。しかし、それが進次郎さんにはない。環境大臣になってから、通訳もつけずに話す姿を見ると、不安が的中しつつあります。逸材なのだから、大事に育ててほしいのですが」


「微動だにしない」

 01年の総裁選で純一郎氏を支持した渡辺喜美参院議員は親子の決定的な違いをこう語る。

「親父さん(純一郎氏)は優先順位も何も考えずに、郵政民営化だけをやってきた人。令和に改元する前、宮中の茶会に行ったら、親父さんがいましてね、長時間立ち話したんですよ。すると今度は、脱原発の話ばっかり。最初から最後まで、徹頭徹尾です。相変わらず、狂気に近い信念を持った方なんです。それが息子には感じられないですよね」

 05年の「郵政選挙」の時には法案に反対した議員に刺客を立てた。中には飲み仲間で親しかった綿貫民輔元衆院議長なども含まれた。尊敬する歴史上の人物は織田信長。「泣いて馬謖(ばしょく)を斬る」と言えば聞こえは良いけども、その言動は信長を彷彿とさせる「狂気」そのものだった。

 一端を知るのが、進次郎氏の前任、原田前環境大臣だ。中選挙区時代、純一郎氏と同じ神奈川の選挙区で戦い、厚生大臣時代には政務次官として仕えた。当の原田氏が述懐する。

「純一郎さんは地元の郵便局関係の会合に一緒に出ても公然と民営化を主張していました。“20万人の全逓信労働組合よりも1億2千万人の国民の方が大事だ”と、こちらが震えるようなとんでもないことを言う。票になる人が目の前にいるのに、微動だにしないのです。また、郵政選挙で刺客を送ったことでどれだけの人の人生が変わったのか。並の政治家ができることではありません」

 一方の進次郎氏はどうか。先の渡辺氏が後を受ける。

「(過去に)提唱した『こども保険』は財務省OBの若手議員の振り付けです。そういうものを簡単に受け入れてしまうあたりに彼の信念のなさが現れています」

 原発政策についても純一郎氏は原発即時ゼロを唱えるが、進次郎氏は会見で、

「どうやったら(原発を)なくせるか、考えたい」

 そう言って「脱原発」を匂わせるのみ。

「国連での記者会見で、火力発電をどうやって減らすか聞かれて6秒も沈黙してしまった。再生エネルギーを増やす、とでも答えればいいのに、尊敬する親父のことがふと頭をよぎったのではないですか」(渡辺氏)

 威勢の良さが売りのはずなのに、空を切る進次郎氏の言葉。風船がしぼむがごとく、期待値も急落しかねないのだ。

 政治アナリストの伊藤惇夫氏が言う。

「純一郎さんは総理時代、イラク派兵で、“どこが戦闘地域か、聞かれてもわからない”と言い切るなど、ひどい発言も多い人でした。しかし、内容の是非はともかく思い切りは良かった。父親に比べると、進次郎さんは何事も中途半端です。大臣になったのだから、選挙演説のようなウケを狙った発言をまずやめるべきでしょう」

 精神科医の片田珠美氏は、

「子は“偉大な”父を持つと、その父を超えられるか葛藤します。周りからは常に比べられるゆえ、子である進次郎さんは大衆にどう受け止められるか、ということばかり気にしているように見受けられます」

 人に嫌われたくない、という思いが前面に出てしまって、進次郎氏の顔つきには父譲りの“覚悟”がないようにも見える。“クール”で“セクシー”だとしても、“変人”だった父と同じ宰相への道を歩むには、甚だ心許ない。その最初の試金石が今回の臨時国会である。


18. 中川隆[-10703] koaQ7Jey 2019年10月19日 21:21:15 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2153] 報告

小泉環境相に水俣病被害者が落胆 具体策なく「歯切れだけ」
共同通信社 2019/10/19

水俣病の被害者団体との懇談会で、要望書を受け取る小泉環境相(中央右)=19日午後、熊本県水俣市© KYODONEWS


 小泉進次郎環境相は19日、水俣病犠牲者の慰霊式に出席した後、被害者団体と懇談した。「環境省は水俣病をきっかけに立ち上がった組織。心を砕いていく」と述べたが、具体的な施策に言及はなく、被害者側から「歯切れが良いだけ。何も言っていない」と落胆の声が相次いだ。

 懇談では、高齢化する被害者への福祉サービスの充実や、不知火海沿岸の住民の健康調査を求める意見が続出した。被害者の会の中山裕二事務局長(65)は「調査を求め続けたこの10年間に多くの人が亡くなった。環境省は被害者が死ぬのを待っているのか」と怒りをぶつけた。

19. 中川隆[-10659] koaQ7Jey 2019年10月21日 15:00:09 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2200] 報告

小泉進次郎。爽やかな笑顔の下にある「アメリカの代弁者」という素顔<菊池英博氏>
ハーバー・ビジネス・オンライン 2019/10/21


 第4次安倍再改造内閣でついに入閣を果たした「自民党のプリンス」、小泉進次郎氏。

 内閣人事発表前からの官邸での異例な「結婚会見」など、当人のキャリアや実績以上のプッシュもあり、出世街道を驀進中だが、環境大臣就任後は意味不明な答弁やコメントなどを揶揄され、馬脚を露わしたという見方もある。

 しかし、そんな小泉進次郎だが、日本にとっては極めて「危険」な存在である可能性もある。『月刊日本 11月号』では、第三特集として「アメリカの代弁者・小泉進次郎」と題した特集を打ち出している。

 今回は、その中から日本金融財政研究所の所長である経済学者の菊池英博氏の論考を転載、紹介しよう。

農協マネー380兆円の略奪

── 環境大臣として初入閣した小泉進次郎氏をどう見ていますか。

菊池英博氏(以下、菊池):小泉進次郎氏はアメリカの代弁者だと思います。彼の発言は、在日米国商工会議所(ACCJ)やアメリカのシンクタンクの方針に沿ったものばかりです。

 最も象徴的だったのは、自民党農林部会長時代の発言です。ACCJは2014年に、日本政府に対して「JAバンクとJA共済を現在の農水省の管轄下から金融庁の監督下に移し、他の金融機関と平等な競争環境(民間と同じ法人税を課すなど)を確立すべきである」とする意見書を突き付けてきました。彼らの狙いは、JAバンクとJA共済を民営化させ、「農協マネー」で米国債を購入させることです。

 このACCJの要求に呼応するように、進次郎氏は2016年1月に「農林中金(農中)の融資のうち農業に回っている金額は0・1%しかない。農家のためにならない」と述べ、「農中不要論」をぶちあげたのです。

 農中は、地域のJAバンクや各都道府県にあるJA信連から資金を預かり、その運用益を組合員に還元しています。また、農中は農協の事業の赤字を補って日本の農業を支えています。フランスのクレディ・アグリコルやアメリカのクレジット・ユニオンなど、どの主要国にも農中のような農業金融の中核機関が存在しています。農家に直接融資するのはJAバンクの役割であり、農中の融資が少ないのは当然のことです。

 ACCJが狙っていた農協マネー380兆円の略奪は、進次郎氏の父・純一郎氏が年次改革要望書の指令に沿って郵政民営化を断行し、郵政マネーを略奪しようとした構図と同じです。

 また、「日本の農業は過保護だ」という進次郎氏の主張も事実に反するものです。日本の農業は過小保護なのです。欧米主要国は、食糧安全保障の観点から、農業に多額の国家予算を投じています。農業所得に占める直接支払い(財政負担)の割合を見ると、日本はわずか15.6%です。フランス、イギリス、スイスはいずれも90%を超えています。農業算出額に対する農業予算の割合を見ても、日本が27%なのに対し、アメリカは65%、スイスが62%、フランスは44%となっています。

グローバル企業の代弁者

── 進次郎氏は、日本をコントロールするジャパン・ハンドラーから直接手ほどきを受けてきました。

菊池:彼は2004年3月に関東学院大学を卒業した後、コロンビア大学に留学しています。そこで指導を受けたのが、ジャパン・ハンドラーの代表的人物であるジェラルド・カーティス氏です。カーティス氏はコロンビア大学東アジア研究所所長などを歴任した日本政治研究者ですが、CIAの情報提供者(インフォーマント)として名前が上っています。現在も、竹中平蔵氏が所長を務めるパソナ総合研究所のアドバイザリーボードに名を連ねています。ジャパン・ハンドラーたちは、日本の留学生たちを手懐け、アメリカの代弁者として育成しているのです。その尖兵が進次郎氏です。

 進次郎氏はCSIS(戦略国際問題研究所)の研究員も務めていました。まさに、CSISは、日本に対する司令塔の一つであり、ジョセフ・ナイ、リチャード・アーミテージ、マイケル・グリーンといったジャパン・ハンドラーの巣窟です。

── 進次郎氏は菅義偉官房長官と歩調を合わせています。

菊池:二人はともに神奈川県選出であり、規制改革論者として知られています。もともと菅氏は、小泉純一郎政権時代に竹中総務大臣の下で副大臣を務め、小泉流の規制改革路線を信奉してきました。

 2009年の民主党政権誕生後、一旦郵政民営化路線は修正されました。2012年4月には郵政民営化法改正案が衆院を通過しました。民営化法は、「ゆうちょ銀行」と「かんぽ生命保険」の金融2子会社の株式について、完全売却を義務付けていましたが、それが努力目標に改められたのです。この法案に中川秀直氏とともに反対したのが、進次郎氏と菅氏でした。

 8月7日、進次郎氏は滝川クリステルさんとともに菅氏を訪ねて結婚を報告し、そのまま首相官邸で記者たちを前に結婚を公表しました。今回の進次郎氏入閣を推進したのも菅氏だったと見られています。8月10日に発売された『文藝春秋』9月号に掲載された菅氏と進次郎氏との対談でも、司会者から「進次郎さんはもう閣僚になってもいいか」と振られて、菅氏は「私はいいと思います」と発言していました。菅氏は、安倍総理が9月6日にウラジオストクから帰国すると、「今回、進次郎は入閣を受けるのでは。言ってみたらどうですか」と進言したとも報じられています。今後、進次郎氏は菅氏と連携しながら、アメリカの要求に呼応した規制改革路線を推進していくことになるでしょう。

健康ゴールド免許は金持ち優遇策だ

── 進次郎氏は2018年10月に党の厚生労働部会長に就きましたが、それ以前にも農協改革の旗を振ると同時に、社会保障改革で独自の主張を展開してきました。

菊池:進次郎氏が主導した「2020年以降の経済財政構想小委員会」(通称:小泉小委員会)は、2016年10月に「人生100年時代の社会保障へ」と題した提言をまとめました。提言の目玉は「健康ゴールド免許」の導入です。運転免許証で優良運転者に「ゴールド免許」が与えられるように、健康診断を受け、健康管理に努めた人には、医療保険の自己負担を3割から2割に引き下げる「ゴールド免許」を与えるという構想です。

 高齢化の進展に伴って拡大し続ける社会保障費を抑制するために、国民が自己責任で健康管理に努め、できるだけ長く仕事を続けることを奨励するという発想です。

 大企業の株主たちは配当の拡大のために、企業の従業員の健康保険料負担の縮小を求めています。そのために、予防医療の考え方に基づいて、健康管理は自己責任であるという考え方を浸透させようとしています。

 しかし、健康管理に努め、健康でいられる人を優遇するという発想は、弱肉強食の論理です。健康の維持管理にカネをかけられない貧乏人は切り捨てるということです。

 人間ドックや高級ジムに通えるのも、優良食材でデトックスに励められるのも、豊富な財力がある人だけです。逆に雇用の不安定な人は、年に一度の健康診断さえ受けられないのが現実です。所得の格差が疾病リスクに大きな影響を与えているのにもかかわらず、健康管理に努められる恵まれた人々の自己負担を低くするのは、露骨な金持ち優遇策です。

「守旧派に挑む改革者」のイメージに騙されるな

── 小泉小委員会は、2017年3月には「こども保険」創設を提言しました。

菊池:進次郎氏は、「子どもが必要な保育や教育を受けられないリスクを社会全体で支える」などと耳障りのいいことを言っていますが、「保険」の名のもとに、国民に新たな負担を押し付けるのが狙いです。実際、提言は現在の社会保険料に0・1%を上乗せし、新たに3400億円の財源を捻出すると述べています。その実体は、「こども増税」だとも指摘されています。

── マスコミは進次郎氏の発言を持て囃してきました。

菊池:彼の発言の仕方は、典型的なショック・ドクトリンの手法です。ショック・ドクトリンとは、災害、政変、戦争などによる混乱に乗じて一気に変革を進める新自由主義者の手法です。

 進次郎氏は通説とは異なる主張を、突然ぶち上げて、まずショックを与えるのです。その混乱に乗じて、世論を味方につけるのです。その手法は父純一郎氏の手法でもあります。純一郎氏は「官から民へ」「改革なくして成長なし」をスローガンとして、郵政民営化賛成派を改革派、反対派を守旧派・抵抗勢力と位置づけて世論を味方につけました。

 純一郎氏が郵政を悪玉に仕立てたのと同様に、進次郎氏も農協を悪玉に仕立てようとしました。マスコミは、彼らを悪玉に挑む改革派だと錯覚して、彼らをヒーロー扱いしてきたのです。

 しかし、進次郎氏はアメリカの代弁者として利用されているに過ぎず、自ら築き上げた確固たる思想などないのです。彼には、入れ知恵された政策を巧みに宣伝することしかできません。入れ知恵されなければ、何も語れないのです。実際彼は9月22日にニューヨークの国連本部で行われた気候行動サミットで外交デビューしましたが、記者からの質問にまともに答えられませんでした。「石炭は温暖化の大きな原因だが、脱石炭火力に向けて今後どうする?」と質問された進次郎氏は、「減らす」と答えましたが、記者から「どのように?」と尋ねられると、答えに詰まって6秒も沈黙してしまいました。自分の考えは全くないのです。

 進次郎氏は、私的とはいえ靖国神社を参拝しています。靖国参拝は、中国、韓国はもちろん、アメリカも反対しています。アジア諸国との和解の精神を持たない政治家に、日本の指導者になる資格はありません。

 進次郎氏の化けの皮は剥がれつつあります。しかし、日本の規制改革をさらに進めたいアメリカやグローバル企業は、今後も進次郎氏を利用しようとするでしょう。かつて、純一郎氏の郵政民営化に多くの国民が騙されました。進次郎氏の巧みなワンフレーズとショック・ドクトリンに、再び騙されてはなりません。

(聞き手・構成 坪内隆彦)
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e5%b0%8f%e6%b3%89%e9%80%b2%e6%ac%a1%e9%83%8e%e3%80%82%e7%88%bd%e3%82%84%e3%81%8b%e3%81%aa%e7%ac%91%e9%a1%94%e3%81%ae%e4%b8%8b%e3%81%ab%e3%81%82%e3%82%8b%e3%80%8c%e3%82%a2%e3%83%a1%e3%83%aa%e3%82%ab%e3%81%ae%e4%bb%a3%e5%bc%81%e8%80%85%e3%80%8d%e3%81%a8%e3%81%84%e3%81%86%e7%b4%a0%e9%a1%94-%e8%8f%8a%e6%b1%a0%e8%8b%b1%e5%8d%9a%e6%b0%8f/ar-AAJ5enV?ocid=ientp#page=2

20. 中川隆[-11374] koaQ7Jey 2019年11月05日 07:27:02 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1520] 報告
小泉進次郎、朝食セミナーで年間5千万円の売り上げ 父親のおかげ?
政治週刊新潮 2019年10月31日号掲載



 歯切れが良いだけ。何も言っていない――。

 10月19日に開かれた水俣病犠牲者の慰霊式で被害者からそう批判された小泉進次郎環境相(38)。入閣このかたとんと冴えないが、

「最近、彼にとある異変が起きているんです。あの進次郎が政治資金パーティーに現れたんですから」

 と、政治部記者。

「彼は他人の資金集めパーティーに出ないことで有名で、これまで出席したのは2年半前、西川公也元農水相の出版記念パーティーくらい。それも農林部会長として世話になった特別の恩義があったからで、他には聞いたことがない」

 ところが、

「大臣として責任感でも芽生えたか、(10月)8日に笹川博義衆院議員のパーティーに、21日には松本純衆院議員のパーティーにと立て続けに出席しているんです」

 彼がカネ集めに腐心する同僚議員のパーティーに興味がなかったのは、

「自分にはコンスタントに何千万円ものおひねりをくれる根強いタニマチがいるからですね」(自民党関係者)

 一体どういうことか。

「彼は定期的にモーニングセミナーをやってるんですよ。会場は東京のホテルニューオータニや横須賀のセントラルホテル。会費は1人2万円で、その売り上げたるや、年7回の開催で5千万円以上。提供する朝食や会場費を差し引いても相当のアガリとなる」

 よほど有難い中身なのか。

「いやいや、このセミナーは父の純一郎さんがやっていた『福泉会』をそのまま引き継いだもので、参加者の大半は父親の代からの“お付き合い”。台風15号が通過した直後に行われた前回セミナーでは、朝の8時から自身の結婚や育休の話で、お世辞にも2万円の価値があるとは……」

 ハナから中身なんて求められていない?
https://www.dailyshincho.jp/article/2019/11050556/?all=1

21. 中川隆[-14986] koaQ7Jey 2019年12月31日 13:01:17 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2002] 報告

「ポスト安倍」人気急落 小泉進次郎は滝クリ結婚で何を失ったのか――「プリンスは必ず転落する」 常井 健一 2019/12/31

 文春オンラインで実施した「次期首相になって欲しいのは誰?」アンケートで、4月の調査から人気が急落した小泉進次郎環境相。その要因について、ノンフィクションライターの常井健一氏に聞いた。( #1で「ポスト安倍」アンケート結果 を公開中)

 常井氏は「政治家・小泉進次郎の10年」を取材してきた。大型国政選挙のたびに全国を行脚する進次郎氏の背中を追い掛け、地方視察の密着も試みている。また父・純一郎氏と編んだ著作も出版している。

◆◆◆

ロイターの調査でも期待が「大幅に後退」

――なぜ小泉進次郎氏の人気はここまで急落したのでしょうか。
 かつて小泉さんは、世論調査の結果について問われると「あれは知名度調査だから」とそっけなく答えてきました。人気や期待が右肩上がりだった時期は、こういう説明で納得できましたし、「謙虚さ」を演出することができましたが、こうも半減以上すると、しかも他の方々と比べてもこれほど異常な下げ幅を見せると、「知名度」があるのになぜ下がったのか。これまでのロジックは成り立ちません。
 これは「文春オンライン」の異常値ではありません。ロイター通信による12月企業調査では、同じようなトレンド、飛び抜けた下げ幅を示しています。
「今年7月調査では、次期首相に望ましい人物として安倍氏と回答した企業は37%を占め、(中略)小泉氏も21%と期待を集めていた。しかし、今月(12月)の調査では安倍氏16%、小泉氏11%とそれぞれ大幅に後退」(ロイターより)
https://graphics.reuters.com/JAPAN-COMPANIES-SURVEY-LJA/0100B33G2BK/survey-pm.png?fbclid=IwAR0kf0aKvRg_4ZN0tHmejd3Ny576U48rS576rB55Dm4biWvvtWer_zAeXRk

© 文春オンライン 8月に「デキ婚」発表、9月に初入閣した小泉進次郎環境 ©文藝春秋
「築城十年、落城一日」
<築城十年、落城一日。令和元年の小泉進次郎を一言で表現するのに、これほどふさわしい言葉はない。>
 文春ムック 「2020年の論点100」 に寄稿した拙文「滝クリと結婚、大臣就任 小泉進次郎は総理の座に近づいたのか」は、このような書き出しで始まります。その上で、「人心が離れるのは時間の問題だ」と予測しました。
 文中では「彼はまだ経世済民を説く器ではない」とも指摘しています。単なる人気投票ではなく、いざ、真剣に暮らしを考え、経済や福祉を誰に信頼して託せるか見極めると、圧倒的多数の企業人が「彼には国のかじ取りを任せられない」という判断を下している証拠です。
 大企業のエリートならまだしも、厳しい自然と葛藤しながら地べたで暮らす第一次産業従事者、来る日も来る日も1円、10円を計算しながら商売している中小企業経営者やその社員、つまり地域の自民党を支えてきた人々から見れば、彼の語る「暮らし」、「子育て」、「家族」、「働き方」にリアリティを感じないでしょう。これは、総理候補である以前に、政治家として致命的な評価です。
 今年で初当選から10年。1年生議員の頃からこれほどテレビに寵愛され、立派なベテランジャーナリストたちが甘やかし、党内外に敵を持たない人気政治家はいません。ところが、類まれなる発信力がありながら、目立った実績が何もない。次々と派手な政策を打ち出しますが、人気政治家として10年間も注目されてきたのに、最後まで仕上げて国民の暮らしに大きな影響を与えた政策は何か思い浮かびますか。
 世には数多の作家や編集者が存在し、出版社も彼の一挙手一投足を報じながら、一冊として骨太のノンフィクションが出ていません。実は、私も10年も観察しながら、小泉さんを主人公にする本が成立したのは7年前の 1冊目 だけなのです。
父・純一郎は「息子を必死に擁護する」
 最近残念なのは、父・純一郎さんがマスコミの前で息子を擁護する発言を繰り返していることです。以前は、マスコミから質問されても「頑張っているな」で済ませ、息子について多くを語らない態度を貫いてきました。マスコミに出過ぎずプライベートを語りすぎないところが小泉流の巧さでしたが、最近はしきりに取材対応し、息子を擁護する。12月26日に、テレビ朝日のワイドショーに生出演した際も、「ポエム」などと冷やかされている息子の言動について「大臣は何を言っても叩かれる。変なことは言ってないんだけどね」と擁護しました。小泉親子は2人が並ばず独立しているところに、微妙な距離感を保っているところに強みがあったのに、これではよくいる「残念な親子」。アンケートに並んでいる総理候補の中で、身内から擁護される過保護な政治家は他にいますか。
 くしくも「12月26日」は、全国紙の広告欄に「進次郎 政治資金で『不倫ホテル代』」という週刊文春の大見出しが躍った当日でもありました。喜寿(77歳)にもなる老紳士が公共の電波を使って、世間から批判を浴びる不惑前の息子を必死にかばい、出演者からの質問をさえぎった。そんな「父」の姿をテレビで見ながら、私は不憫に思えて仕方ありませんでした。
 小泉又次郎以来、100年以上続いてきた政治一族・小泉家も、純一郎氏のきょうだいが受け継いだ一家相伝の絶妙なセンスで未熟な4代目を「未来の総理候補」と呼ばれるまでに成長させてきましたが、クリステルさんが入って以来、抜群の安定力に変調の兆しが顕著に見られます。明らかにクリステルさんの存在が「変数」、しかも、これまでの小泉流とは異なる、読めない変数になってしまっています。
「親父の死後、もうどうなるかわからんですよ」
 そこで思い出した往年の政治評論家の至言があります。
「佐藤信二は長い時間かけなけりゃわからんね。こういう人の悲劇なのは、河野洋平みたいに、親父が死んでから出てきたのはまだ自力性があるんだ。親父が生きている間にでてきたというのは、親父の死後、もうどうなるかわからんですよ」(月刊「現代」、1974年7月号)
『小説吉田学校』の著者で知られる戸川猪佐武は、首相・佐藤栄作の次男と副総理・河野一郎の次男という当時の自民党ホープを比べてそう説いた。その後、前者は衆院8期を務めながら総裁選とは無縁のまま政治家人生を終えた。後者は紆余曲折がありながらも総裁まで上り詰めました。
 安倍晋三さんも、石破茂さんも、岸田文雄さんも、そして、小泉純一郎さんでさえも、ここで言うところの「親父が死んでから出てきた」世襲政治家です。それと比べると、一国の大臣にもなって、これほどの親父の庇護を受けている人気政治家は、憲政史上でも稀なのではないでしょうか。こうしたところに、「プリンス」の知られざる脆弱さがあります。はっきり言えることは、父が生きている間は、真価を見極めるのが難しい政治家です。
「偏差値エリートでも、父のような変人でもない」
――常井さんは、自民党のかつての「プリンス」中村喜四郎の 『無敗の男 中村喜四郎全告白』 を12月に出版され、ベストセラーになっています。“幻の総理候補”と言われた中村喜四郎フィルターを通して小泉進次郎氏を見たときの印象はどうでしょうか?
 8月の結婚報道以来、浮世離れした迷言を繰り返し、異性交遊や政治資金にまつわる醜聞、疑惑が次々と表沙汰になり、困惑している表情を見ることが増えたと思います。これは、私が垣間見てきた素顔そのものでした。
 小泉さんは偏差値エリートでも、父のような変人でもありません。言うなれば、ごく普通の人、等身大の30代と言って良いと思います。これまで言動が立派に見えたのは、自民党が選挙戦略の中心に据えてきたからです。
 自民党は2010年の参院選で、初当選したばかりの小泉さんをCMに起用し、看板弁士として全国を回らせました。小泉さんはその舞台で上手に踊ったことが好感度を集めるきっかけとなった。小泉さん自身の努力は否定しませんが、閣僚未経験にして「総理候補」とまで呼ばれたのは、先に説明した小泉家の力以上に、自民党の力があったからです。60年以上も「宰相のドラマ」を巧みに演出してきた老舗政党の職人たちが動かす舞台装置があったからこそ、等身大以上に見えたのです。
 実際、党の力が及ばない場所での言動を見れば、彼が「普通の人」だとわかります。
滝クリとの「デキ婚」発表の誤算
 例えば、小泉さんは滝川クリステルさんと結婚しました。その時、首相官邸で報道発表を行いました。PR戦略上は、「草食系」の政治部記者を不意打ちすることによって、「デキ婚」の背景を突っ込まれない記者発表に成功したのかもしれませんが、国家的な危機管理を考えると、微塵の油断も許されない権力の中枢で「人気女子アナ」とのろける絵面は、自民党伝統の演出ではありえません。「型破りな改革者」を意識してきたはずが、常識知らずの凡庸な若手議員たちと同じ土俵に自ら乗ってしまいました。

 また、小泉さんは安倍晋三首相の政治姿勢に批判的で、安倍首相の思想や人柄に懐疑的な有権者、とりわけ無党派層からの支持を得て、人気者となりました。ところが、安倍首相の入閣要請をあっさり受け入れた。あの時、冷や飯覚悟で蹴っていれば、凡百の政治家ではない、「闘う政治家」として一目置かれ、与野党をまたいで期待が高まったことでしょう。
 これまでは長幼の序を重んじ、先輩の顔を立てる低姿勢を貫くことで、「嫉妬の海」と呼ばれる永田町でも敵を増やさなかった。ところが、結婚を機にまるで人が変わってしまったかのように、門外漢のポストでも飛びついた。直前にあった参院選では全国を応援行脚する間に「年金改革をお約束する」と訴え、党厚生労働部会長留任を希望していたにもかかわらず、ですよ。
 どの組織にもいそうな、節操のない普通の30代は羨望の的となり、入閣待機組からは怨嗟の声が上がりました。小泉さんの人気が高まるにつれ、大勢の陣笠議員が寄ってきて、数々の勉強会は盛況を博してきましたが、初入閣後、失言やスキャンダル、あるいは実力不足で憔悴する彼を全力で擁護した同僚政治家は誰一人としていませんでした。
「自民党のプリンスは必ず転落する」
 これは、小泉さん特有の現象というよりも、5年から10年に一度、彗星の如く政界に現れる「自民党のプリンス(プリンセス)」に共通している宿痾だととらえています。若き頃の中村喜四郎さん、加藤紘一さん、船田元さん、塩崎恭久さん、野田聖子さん、田中真紀子さん、河野太郎さん、渡辺喜美さん、後藤田正純さん、小渕優子さん、そして第一次政権の安倍さん……。プリンスは必ず躓く、しかも派手に転落するのです。
 拙著 『無敗の男 中村喜四郎全告白』 はおかげさまで反響を呼んでいますが、私は「平成最後のプリンス」小泉進次郎の毀誉褒貶を見続けてきた10年を踏まえ、「平成最初のプリンス」中村喜四郎さんの転落した背景に迫りました。喜四郎フィルターを通して、小泉さんにも通じる「プリンスの敗因」を読み解こうとしたのが執筆のきっかけです。
 自民党最盛期の80年代に頭角を顕した中村さんは、小泉さんのような自民党の舞台装置ではなく、最大派閥・竹下派の舞台装置によって「プリンス」に仕立て上げられました。独身時代はとにかくモテた。マスコミも寄ってきた。大した実績も上げられていないのに、政治の師である「田中角栄の再来」と持て囃され、40歳の時に「初の戦後生まれ閣僚」として、初入閣を果たします。
 世の中からどんどんちやほやされ、党の重鎮からは寵愛を受け、等身大以上のポストを任される。本当はそうでもないのに「重鎮の側近」と見なされ、次々と献金額が膨らんでいく。周囲の同世代からは羨望の眼差しを浴びます。しかし、自分では己の「からっぽさ」「薄っぺらさ」「実力不足」を知悉しており、「まずい」「まずい」と言い聞かせながらも、断り切れなくなって重責を担わされる。危ない橋を渡らせられる。地元から足が遠のき、有権者の生活感覚にも疎くなり、大事な時に耳障りなことを言ってくれる人がいない――。気付いた頃には、敵だらけになり、塀の内側に堕ちていった。
『無敗の男』では、四半世紀にも及ぶ雌伏の時代に耐え抜いた70歳の元プリンスが、弱冠43歳、2度目の入閣として建設相となった当時のことを後悔しながら語り尽くしております。
「物分かりは早い」環境省の官僚が期待する理由
 小泉さんも明らかに実力不足を自覚しているにもかかわらず、人前で強がりを見せるほど薄っぺらくなっていく。言葉の端々に「オレは特別な人間だ」という選民意識のようなものが出てしまっています。疑惑を指摘されても逃げ出し、グレタさんにも噛みつくなどどんどん空回りしていく。後見役として寵愛を受ける菅義偉さんの影響力低下も、彼にとっては誤算だったのではないでしょうか。果たして、就任3カ月で、就任当初の期待に応えられるような実績は出せていません。
 しかし、環境省の官僚たちは異様に期待の声を口にします。「頭はよくないけど、物分かりは早い」と。小泉純一郎政権を知る幹部級よりも、若手エリートに顕著です。したたかな出世株の官僚にとっては使い勝手の良い政治家に過ぎません。しかも、「新しさ」さえ演出できれば、飛びついてくる。「三流官庁」として霞が関のなかでも揶揄される彼らにとって、約20年前の小池百合子さん以来、他省を凌ぐ発信力が生かせる閣僚就任ですよ。
PR担当が変わり「言葉に力がなくなった」
 これまでも、後ろに控えるPR専門家が変わるたびに、まったく別人に変わるのが小泉さんの特徴でもありました。よく言えば、融通無碍、変幻自在、悪く言えば、政治の背骨となる思想や国家観がない。ですが、それでも数年前までは「自力」が生かされ、言葉に体温と体重が乗っていました。
 28歳で初当選して以来、被災地や過疎地、離島など、普通の政治家が行かない場所を意識的に回ってきた。社会人経験ゼロの世襲4代目が、庶民に親近感を持たれたのは、こうした「土の香り」を漂わせる仕掛けと心掛けがあったからですよ。
 ところが、2017年あたりにPR担当が変わったのを機に、土の香りがデオドラントスプレーのような匂いに変わった。別の例えをするなら、ほどよい塩加減の地鶏のからあげだったのが、ブロイラーで作った添加物べったりのフライドチキンに変わったような味わいです。さらに、参院選ではイマドキのPRコンサルタントを外部から起用し、明らかに言葉に力がなくなった。政治を、地方を、有権者を、そして自民党員や支持者たちの感覚を知らない人びとが彼の言葉を操作してしまっている( 文春オンライン7月の密着ルポ を参照)。
 プライベートでも、名だたるIT長者ら、雲の上に住む人たちと並び、横文字の経営用語を唱える姿ばかり。極めつきが「人気女子アナ」とのセレブ婚でした。これでは国民の生活感覚と距離ができ、人心が離れるのは時間の問題です。
 民信なくば立たず。ケネディが大統領に就任した43歳を意識していた史上最年少での天下取りは、いったんは遠のいたと言えるでしょう。
「ポスト安倍」なぜ菅義偉も急失速したのか?
――アンケートでは菅義偉さんの急失速ももう一つのポイントでした。
 小泉さんの変節も、菅さんへの接近が大きく影響しているでしょう。
 寝業師や政局巧者と言われる菅さんの政治手法も、昭和の政治を知るベテランの保守政治家たちに言わせれば、「昔のやり方をまねしてやっているだけ」と言います。「昔のやり方」の効果を高めた背景は「官邸官僚」の存在抜きには語れませんので、懇意にするマスコミ関係者たちがこぞって菅さん個人を「平成の梶山静六」とまで持ち上げるのはいささか過大評価に思えますし、菅さんの周辺から不祥事が次々と浮かび上がる今の境遇では贔屓の引き倒しなのではないでしょうか。
 地方党員の意向を重んずる全国政党にあって、菅さんは横浜という大都市から生まれた異形のリーダーとして見ています。少なくとも組織運動本部長に就くまでは、自民党という「国民政党」の全貌を意識したことがなかったのではないでしょうか。沖縄県知事選を始めとして、官邸主導型で候補者を擁立した地方知事選では、自分の秘書や、選挙対策、政策立案のブレーンを中央から落下傘で送り込む。現地の地方議員や有力者たちから「上から目線」と見られる彼らのやりかたは、選挙中の陣営内に軋轢を引き起こすことも稀ではありません。その結果、土着の保守勢力を分断し、深刻なしこりを残しています。戦績を見ても敗北したケースも少なくなく、勝った場合でも僅差で終わり、“菅流”は地方組織に要らぬ対立をもたらします。
 これまで権力の中枢に近づきにくかった新手の企業家や気鋭の論客を狡猾に受け入れてきたのも、菅流の特徴です。官邸の敷居を低くしたことには功も罪もあります。海のものとも山のものともわからない専門家をブレーンとして融通無碍に取り込み、改革を仕掛けていく。国家の中心部に「危うさ」を内包してしまう。それと同じ手法で人事も行った。身体検査もほどほどに、菅原一秀、河井克行、そして小泉進次郎の「菅銘柄」三氏を抜擢する形で初入閣させた。
 マスコミ関係者も同じように懐深く取り込み、こまめに懇談を繰り返しながら情報を与えて手懐けていく。その結果、ワイドショー政治の「スピン」に成功してきた。
 ただ、官邸内の重心が移れば、マスコミも態度を変えます。今、菅さんの求心力が落ち込んでいるのは、メディアのグリップが以前よりも握れなくなったからではないでしょうか。
 菅さんは派閥を持たず、閨閥もないため、党内基盤もない。地方の党組織にもどれだけ信頼されているかといえば、怪しい。総裁選に打って出たところで、地方票を集められる力はどれだけあるでしょうか。「令和おじさん」と呼ばれた菅さんの人気とは、砂上の楼閣のようなものなのかもしれません。
“選択肢外”の山本太郎は野党の救世主か?
――最後に、選択肢に挙げていなかった「れいわ新撰組」の山本太郎代表が8位に食い込んだ点はいかがでしょうか。
 9月に全国行脚を始めて以来、各地で街頭記者会見を見てきました。
 党組織も支援団体もなく、口コミだけで、全国の主要都市、どこに行っても200から300人集める力はすごい。演説の面白さもアドリブの上手さも小泉進次郎さんを軽くしのぐ。最近の小泉さんが「意外と勉強していない」と思われる政治家だとすれば、山本太郎さんは「意外と勉強している」と見直される。その強みが確かにあります。
 しかし、不思議なのですが、どこかの都市だけ飛びぬけて、300人以上を街頭に集められたというケースはほとんどない。一時は保守層に食い込むと分析していた学者もいましたが、私が何百回と見てきた自民党の演説会とは明らかに雰囲気が違う人たちが集まります。これほどメディアに取り上げられ、一部の論客によって無批判のうちにブームが盛り上げられているにもかかわらず、世論調査の政党支持率に表れない。今回のアンケートで出た数値が限界なのではないでしょうか。
 党本部のありかたを見ていても限界を感じます。やはり、野外フェス風の演説会を手掛けるイベント屋集団としての能力は高いのですが、「イベント屋」の域を出ません。斎藤まさし氏の「市民の党」を源流とする市民派の人たちが中心で、とても農山村、あるいは経済界には浸透するとは思えない独特のカラーを有しています。山本さんは「次の衆院選に百人擁立」と掲げていますが、町工場のような党本部の中に全国的な選挙戦略を組み立てられそうな人材は、年末に採用された元自民党関係者くらい。広報体制も脆弱で、私なんか、しょっちゅう取材に行って山本太郎さんとやりとりしているのに、いまだにプレスリリースが届きません。
 一方、参院選で集めた4億円の使途も気になります。これは、いずれ総務省が公表するものですが、山本太郎さんが「総理大臣を目指す」と言っている以上、れいわ新選組が国政政党、政権を狙う政党としての資格があるかどうかを見極める材料になると思います。
 私は山本太郎さんの伸びしろの大きさを感じていますが、今の状態でれいわ新撰組にとどまるようなら、「政権担当能力を有する政治家」にはなれないと見ています。今ある「しがらみ」を見直し、もう一度、大きな党派に飛び込んで、経験豊かなトレーナーを付けた上で成長し、様々な政局を切り抜ける知恵をつけながら、組織のなかでポストも経験する。そのようなキャリアを描いていかないと、持ち前の「やんちゃさ」も生かされぬまま、これまでいたタレント議員とそれほど変わらない形で消えていくと思われます。
 しかし、今回の調査で選択肢になかった山本さんに対し、自由記述という形でこれだけの期待が集まるならば、6月に行われる東京都知事選に出ても良い勝負ができるのでは。2020年は、山本さんにとっても、水モノの人気を生かせるかどうか、大きな分かれ目になると思います。


https://www.msn.com/ja-jp/news/politics/「ポスト安倍」人気急落-小泉進次郎は滝クリ結婚で何を失ったのか――「プリンスは必ず転落する」/ar-BBYtp8V?ocid=ientp

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