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(回答先: 昔のテレビ・ドラマは面白かった _ 鈴木保奈美・三上博史 この世の果て (フジテレビ 1994年) 投稿者 中川隆 日時 2020 年 8 月 02 日 18:07:46)
昔のテレビ・ドラマは面白かった _ 浅野温子・武田鉄矢 101回目のプロポーズ (フジテレビ 1991年)
脚本 - 野島伸司
音楽 - 西村由紀江
主題歌 - CHAGE&ASKA「SAY YES」(ポニーキャニオン)
オリコンシングルチャートで13週連続1位を記録する、大ヒット曲となった。なお、ドラマで使用されたのは2番である。
制作著作 - フジテレビ
『101回目のプロポーズ』は、1991年7月1日から9月16日まで毎週月曜日21:00 - 21:54に、フジテレビ系の「月9」枠で放送された日本のテレビドラマ。浅野温子と武田鉄矢のダブル主演で、平均視聴率は23.6%、最終回では36.7%の視聴率を記録した(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。
舞台化もされた他、中国や韓国でテレビドラマや映画としてリメイクもされている。
いわゆる「トレンディドラマ」の一つであるが、トレンディ女優の代表であった浅野の相手役としてトレンディとはかけ離れたイメージであった武田が抜擢された。当初は否定的な意見が多かったが、恋愛に不器用で冴えない男を熱演した武田が大きな評判となった[1]。
このドラマの名台詞は、再び恋人を失うことを怖いと告白する浅野が演じる薫の前で、武田が演じる達郎がダンプカーの前に突如飛び出し、間一髪の所でダンプカーが止まった後に、達郎が絶叫した「僕は死にましぇん。僕は死にましぇん! あなたが好きだから、僕は死にましぇん。僕が、幸せにしますからぁ!」(第6話のラストシーン)という台詞であった。武田は熱演の余り「僕は死にません」を博多弁で「僕は死にましぇん」 と発音しており、それはその表記のまま同年の新語・流行語大賞(大衆部門・金賞)となった[2]。また、ダンプカーのスタントシーンはスタントマンを使わずに武田自らが演じた。
ドラマのBGMに連続ドラマ初担当となる西村由紀江を起用、ピアノやクラシック音楽を重点的に使用するなど、音楽面を重視しており、本作から月9枠のドラマはステレオ放送となった。
主題歌はCHAGE&ASKAの「SAY YES」で(オリコンシングルチャートで13週連続1位)、フジテレビは同枠で放送された1990年10月期の『すてきな片想い』、1991年1月期の『東京ラブストーリー』、そしてこの作品を『純愛三部作』と名付けた。
登場人物
矢吹家
矢吹 薫〈30〉演 - 浅野温子
オーケストラのチェリスト。3年前、結婚式の当日に事故死した元婚約者・真壁のことが忘れられない。母親の強引な仕切で不本意ながらお見合いをし、達郎と出会う。断りを入れてもなんだかんだと食い下がってくる達郎を疎ましく思っていたが、達郎のひたむきさ、一途さに徐々に惹かれていくようになる。
矢吹 千恵〈20〉演 - 田中律子
薫の妹。純平と同じ大学、サークル。純平とはお互いに言いたいことを言い合い、時には口喧嘩もする気楽な仲。尚人に好意を寄せ、告白するも薫にプロポーズしていることを理由に断られる。そのために薫とは一時、口を利かなかったことがある。純平の事は好きでもないが嫌いでもない、といったスタンスだったが、兄思いの純平を見ているうちに気になる存在になっていったようである。
矢吹 孝夫 演 - 小坂一也
薫と千恵の父。はじめは達郎のことを受け入れなかったが、婚約を決めてからは「娘をよろしく」と達郎に頭を下げた。印刷業を営む中小企業の社長で浜松に住む。娘の薫について、トンビがタカを産んだと親戚中からもてはやされたと達郎に自慢し、一緒に酒を飲むシーンがある。娘の薫は父のインクの臭いが大好きで、達郎という土木管理事務所勤務でルックスも良くない中年男性からの求愛に、薫が結婚を決意する潜在的背景をストーリーに提供している。
星野家
星野 達郎〈42〉演 - 武田鉄矢
建設管理会社の万年係長。今まで99回もお見合いをしたが、すべて失敗してきた。弟の純平とともに弁護士の息子であったが、若くして母を、2年前に父を亡くし、20歳年下の弟を養いつつ働く。自身も法学部を卒業したものの、弟に父の家業としての弁護士を継いでもらうことを期待しサラリーマンの道へ進む。のちに会社を辞職してからは、自ら司法試験に取り組む。
星野 純平〈22〉演 - 江口洋介
達郎の弟で、法学部に所属する大学生。アニメ同好会の会長で、新入生歓迎シーズンに千恵が入会しようとしてきて懇意となる。兄の達郎と千恵の姉である薫とのお見合いが実るように奔走したり、達郎が侮辱されたりすると本気で怒る兄思いの一面がある。兄とはルックス、女性からの人気など対照的に思われがちではあるが、一方で好きな涼子に対しては途端にぎこちなくなり、チャンスを逃すといった「似てないようで似てる」(千恵談)面がある。少年野球の監督もしており、涼子への片思いを相談することで、徐々に千恵との間が親密になる。
薫の関係者
沢村 尚人〈27〉演 - 竹内力
オーケストラのバイオリニスト。薫にプロポーズするも、元婚約者を忘れられない薫に断られる。初期の達郎の「ライバル」とも言うべき存在。しかし、達郎が薫との婚約を果たすと潔く負けを認め、薫と達郎の幸せを願う男らしさがある。後にドイツの楽団に誘われ、日本を出るが、その翌日が達郎の司法試験発表の日であった。
石毛 桃子〈34〉演 - 浅田美代子
薫の親友。楽器店を経営しながらピアノ教室も主宰し、薫の内面を聞き出しつつ、アドバイスをする。達郎へは母性愛から、薫のことをあきらめるなと励ます役目。
真壁 芳之〈35〉演 - 長谷川初範
薫の婚約者。結婚式の直前に交通事故で病院に担ぎ込まれ、手術のかいもなく死亡。ピアニストでショパンの別れの曲を好む。東京近郊の真壁家の墓所に葬られる。
建設管理会社
岡村 涼子〈23〉演 - 石田ゆり子
達郎と同じ会社の受付嬢。偶然、合コンの流れで純平の家(つまり達郎の家でもある)に他の仲間と遊びに来る。料理や洗濯の世話でしばしば家に来るが、ベスというだめな犬のペットに達郎が似ていることから好意を寄せていた。達郎にピアノを教えるが、実際は弟の純平と過ごす時間が多く、片思いをされるが気づかない。後に尚人を好きになりその理由を「レポート」にまとめてひたむきな思いをぶつける。最後には文通の約束をした。
渋谷 悟〈25〉演 - 前田真之輔
達郎の部下で、達郎が会社を辞任してからも友人として付き合う。
関谷 祐子 演 - 岩田美香
涼子の友人で、達郎と部下の渋谷と共に会社の仲間。最後は渋谷と交際する。
藤井 克巳〈35〉演 - 長谷川初範
達郎の上司。本来は達郎が課長に就く予定であったが、涼子から上役にセクハラを受けていることを相談され、腰が引けながらも意見をしたところ逆鱗に触れてその座をフイにし、代わりに藤井が課長に就いた。真壁に顔も声も生き写しで、大阪の支店から東京本社に転勤してきた後、街頭で達郎とデートして別れたばかりの薫と偶然出会う。達郎の行きつけのピアノバーを紹介され、そこで再び薫と出会い、薫と尚人の音楽演奏会に娘と共に参加することで正式な面識を得る。娘はミカといい(離婚後にも、自身で養育を続けている設定であったが、離婚理由である仕事への情熱優先とは、齟齬をきたしている)、桃子のピアノ教室に通うことで、薫との交際を深める。都心の管理人のいるマンションに住み、娘用の家政婦を雇う。離婚した妻はミカを取り戻そうとしている。婚約をした達郎から薫を一時、奪う。
その他
立花 - 斉木しげる
ピアノバーのバーテンダー - 佐藤幸雄
美加(藤井克巳の娘) - 田中友香里
達郎の元婚約者 - 平淑恵
達郎の元婚約者の現在の夫 - 須永慶
裕太(薫のピアノ教室の生徒) - 山崎裕太
裕太の母 - 一柳みる
藤井の元嫁 - 木村理恵
船田幸
放送日程
各話 放送日 サブタイトル 演出 視聴率
第1楽章 1991年7月1日 運命のお見合い 光野道夫 20.3%
第2楽章 1991年7月8日 一生に一度の賭け 20.9%
第3楽章 1991年7月15日 僕が幸せにします 石坂理江子 19.9%
第4楽章 1991年7月22日 愛が動く時 21.3%
第5楽章 1991年7月29日 愛のない結婚できますか? 光野道夫 21.2%
第6楽章 1991年8月5日 婚約 石坂理江子 19.8%
第7楽章 1991年8月12日 まさかあの人が 光野道夫 18.9%
第8楽章 1991年8月19日 悲しき婚約指輪 23.3%
第9楽章 1991年8月26日 婚約者を取り返せ 林徹 23.4%
第10楽章 1991年9月2日 僕はあきらめない 石坂理江子 26.6%
第11楽章 1991年9月9日 愛の女神よ! 光野道夫 30.5%
終楽章 1991年9月16日 SAY YES 36.7%
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