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連邦判事が特別検察官に起訴された人物の容疑内容を明らかにするように命令
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201810240000/
2018.10.24 櫻井ジャーナル
ワシントンDCの連邦判事は10月18日、特別検察官のロバート・マラーに対し、ロシア系企業が2016年のアメリカ大統領選挙に干渉したことを明らかにするように命じた。特別検察官だけでなく、司法省、FBI、そして有力メディアは証拠を示すことなくロシア政府が選挙に介入したと主張、イフゲニー・ウリゴチンなどロシア人ビジネスマンを起訴している。
この人物を含め、起訴されたロシア人はアメリカにいないため、裁判にならないと見られていた。裁判が始まらなければ検察側の主張が検証されることはなかったのだが、ロシア側が受けて立ったことから根拠のない起訴だった、つまり事件はでっち上げだということが明確になりつつある。
アメリカには通信の傍受を含む電子的な手段による情報の収集や操作を行っている情報機関NSAが存在する。そのNSAの歴史の中で最高の分析官のひとりと言われ、NSAの不正を内部告発したことでも知られているウィリアム・ビニーはロシアゲートが作り話だから特別検察官を任命したと推測している。
ロシア政府によるアメリカ大統領選挙への介入が事実なら、全ての通信を傍受、記録しているNSAからその記録を取り寄せるだけで決着が付くため、特別検察官を任命する必要はないということだ。ウリゴチンも事件は事実無根であり、でっち上げだと主張している。
このロシア人に対する攻撃が始まったのは選挙後、バラク・オバマ政権が終わろうとしていた2016年12月のこと。作り話を流し始めたのはCNNだが、その情報源はCNNと友好関係にあるロシアの反体制ネットワークRBCだった。
ウリゴチンが選挙に干渉したという主張に根拠はないのだが、そのウリゴチンとウラジミル・プーチン露大統領が緊密な関係にあるという話も怪しい。その根拠とされているのは、プーチンと夕食をともにしたグループのひとりだったということだ。
ロシアゲートではイギリスの情報機関MI6が深く関与していることも知られている。ドナルド・トランプの顧問を監視するため、FBIはFISA(外国情報監視法)の令状を2016年10月に入手したが、その際にマイケル・イシコフがヤフー・ニュースに書いた記事を利用した。令状を受け取った当時、FBIのチームは「元」MI6オフィサーのクリストファー・スティールと会うためにヨーロッパへ出向いたとされている。
この記事の情報源はこのスティールだが、この人物はフュージョンGPSなる会社に雇われていた。そのフュージョンを雇った人物はマーク・エリアスはヒラリー・クリントン陣営や民主党全国委員会の顧問弁護士だ。
フュージョンはスティールを雇う前、トランプに関する調査と分析をネリー・オーに依頼したが、この女性はCIAの仕事をした経験の持ち主で、夫はFBIの幹部だったブルース・オー。このオーは2016年夏からスティールと会っている。ロシアゲート事件の背後にはクリントン/民主党陣営、FBI、CIA、MI6、そして有力メディアが存在、連携している。FBIは民主党の内部で活動していた複数の人物を情報源として雇っていたという。
ワシントンDCの連邦判事は10月18日、特別検察官のロバート・マラーに対し、ロシア系企業が2016年のアメリカ大統領選挙に干渉したことを明らかにするように命じた。特別検察官だけでなく、司法省、FBI、そして有力メディアは証拠を示すことなくロシア政府が選挙に介入したと主張、イフゲニー・ウリゴチンなどロシア人ビジネスマンを起訴している。
この人物を含め、起訴されたロシア人はアメリカにいないため、裁判にならないと見られていた。裁判が始まらなければ検察側の主張が検証されることはなかったのだが、ロシア側が受けて立ったことから根拠のない起訴だった、つまり事件はでっち上げだということが明確になりつつある。
アメリカには通信の傍受を含む電子的な手段による情報の収集や操作を行っている情報機関NSAが存在する。そのNSAの歴史の中で最高の分析官のひとりと言われ、NSAの不正を内部告発したことでも知られているウィリアム・ビニーはロシアゲートが作り話だから特別検察官を任命したと推測している。
ロシア政府によるアメリカ大統領選挙への介入が事実なら、全ての通信を傍受、記録しているNSAからその記録を取り寄せるだけで決着が付くため、特別検察官を任命する必要はないということだ。ウリゴチンも事件は事実無根であり、でっち上げだと主張している。
このロシア人に対する攻撃が始まったのは選挙後、バラク・オバマ政権が終わろうとしていた2016年12月のこと。作り話を流し始めたのはCNNだが、その情報源はCNNと友好関係にあるロシアの反体制ネットワークRBCだった。
ウリゴチンが選挙に干渉したという主張に根拠はないのだが、そのウリゴチンとウラジミル・プーチン露大統領が緊密な関係にあるという話も怪しい。その根拠とされているのは、プーチンと夕食をともにしたグループのひとりだったということだ。
ロシアゲートではイギリスの情報機関MI6が深く関与していることも知られている。ドナルド・トランプの顧問を監視するため、FBIはFISA(外国情報監視法)の令状を2016年10月に入手したが、その際にマイケル・イシコフがヤフー・ニュースに書いた記事を利用した。令状を受け取った当時、FBIのチームは「元」MI6オフィサーのクリストファー・スティールと会うためにヨーロッパへ出向いたとされている。
この記事の情報源はこのスティールだが、この人物はフュージョンGPSなる会社に雇われていた。そのフュージョンを雇った人物はマーク・エリアスはヒラリー・クリントン陣営や民主党全国委員会の顧問弁護士だ。
フュージョンはスティールを雇う前、トランプに関する調査と分析をネリー・オーに依頼したが、この女性はCIAの仕事をした経験の持ち主で、夫はFBIの幹部だったブルース・オー。このオーは2016年夏からスティールと会っている。ロシアゲート事件の背後にはクリントン/民主党陣営、FBI、CIA、MI6、そして有力メディアが存在、連携している。FBIは民主党の内部で活動していた複数の人物を情報源として雇っていたという。
特別検察官側はトランプと関係のありそうな人物をでっち上げ事件やロシアゲート事件とは無関係の件で起訴、司法取引で偽証させようとしているとも言われている。これはアメリカの司法当局が使う常套手段だ。検察側としては、その手口で押し通すしかないだろう。(2018.10.23)
特別検察官側はトランプと関係のありそうな人物をでっち上げ事件やロシアゲート事件とは無関係の件で起訴、司法取引で偽証させようとしているとも言われている。これはアメリカの司法当局が使う常套手段だ。検察側としては、その手口で押し通すしかないだろう。(2018.10.23)
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