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新型プリウス、月販目標台数が半減…日米で販売苦戦、レンタカーやカーシェア向けに依存か(Business Journal)
http://www.asyura2.com/18/hasan130/msg/386.html
投稿者 赤かぶ 日時 2018 年 12 月 30 日 20:58:45: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

新型プリウス、月販目標台数が半減…日米で販売苦戦、レンタカーやカーシェア向けに依存か
https://biz-journal.jp/2018/12/post_26107.html
2018.12.30 文=小林敦志/フリー編集記者 Business Journal


トヨタ自動車の「プリウス」(「トヨタ プリウス | トヨタ自動車WEBサイト」より)


 2018年12月17日にトヨタ自動車は「プリウス」のマイナーチェンジを発表した。

 ニュースリリースによると、「先進的イメージを継承しつつ、親しみやすく、より知的で洗練された内外装デザインに変更」「専用通信機DCMの標準搭載による、Tコネクトサービスの3年間無料提供」「安全機能の強化」などが主な改良点となっている。

 そのニュースリリースを見ていて、「月販目標台数6600台」となっていたところで目が留まった。15年12月9日に発信された現行プリウス新発売のリリースでは、1万2000台となっていたからである。マイナーチェンジ後に月販目標台数がマイナーチェンジ前比でほぼ半減しているのには、とにかく驚かされた。

 ちなみに、日本自動車販売協会連合会(自販連)の統計によると、17暦年でのプリウスの年間販売台数は16万912台となっており、月販平均台数は約1.3万台、マイナーチェンジイヤーとなる18暦年での上半期締め販売台数は6万4019台で、月販平均台数約1万台をキープしているのに、月販目標台数ベースで一気に半減させてきているのである。

 グラフAは、14暦年、15暦年、16暦年、17暦年での日本国内でのプリウスの販売台数の推移となる、16年だけ突出して伸びているが、これは15年12月に現行モデルが正式発売となり、16年1月から本格的に販売され始めたことが影響している。しかし、17暦年は16暦年比で約8.7万台落としている。発売直後のバックオーダーを早々に消化してしまったので、予想外に早く販売状況が落ち着いてしまったことを物語っている。


グラフA(出典:自販連)

 グラフBは、過去10年間のアメリカ市場におけるプリウスの年間販売台数の推移を表している。04年から08年は資源バブルが世界を席巻し、アメリカ国内も狂乱的なガソリン価格の高騰が発生し、2代目プリウスが07年あたりをピークに爆発的に売れた。11年で落ち込み、12年で急に伸びているのは、アメリカ市場では3代目が12年モデルとしてデビューしたため、新型車効果で一気に販売台数が伸びたと考えられる。


グラフB(出典:トヨタ北米サイト)

 その意味で興味深いのは、現行モデルがアメリカでは16年モデルとしてデビューしているのだが、11〜12年と同じような変化がなかったということ。むしろ、15年より16年のほうが販売台数を落としているのである。

 この傾向の大きな理由のひとつとしては、すでにこの時期はアメリカ経済が好況に転じてきていたことがある。ガソリン価格も全米レベルでは狂乱的に高騰していた一時期に比べれば安めで安定期に入ってきており、多くの消費者がガソリン価格にあまりナーバスではなくなり、ハイブリッド車への興味が薄れてしまったのである。

■ハリウッドセレブもプリウスからテスラへ?

 アメリカにおいてハイブリッド車がもてはやされるのは、“エコロジー”ではなく“エコノミー”という側面が圧倒的に強い。もちろん、カリフォルニアあたりでは、まじめに地球環境保護を考えてプリウスなどのハイブリッド車を好んで乗る人も目立つ。ほかに単にファッション感覚で乗る人もいるが、カリフォルニアでは常々「ガソリン価格が1ガロン(約4リットル)で5ドルに近い4ドル台になると、ハイブリッド車が売れ出す」ともいわれるぐらい、ガソリン代セーブという観点でハイブリッド車が注目されている。

 さらに、2代目から3代目にモデルが切り替わる頃は、プリウス以外はハイブリッド、PHEV(プラグインハイブリッド)、BEV(バッテリーエレクトリックビークル)など、目立ったエコカーが存在しなかったので、ハリウッドセレブも好んでプリウスに乗っていた。

 しかし、今やその座はテスラに取って代わられている。そして、ここ数年のトレンドとして、特にハイブリッドやPHEVなどでは“「いかにも」的なスタイルのエコカー”が好まれなくなってきており、3代目に比べ個性的な“いかにもスタイル”となったプリウスの販売が伸び悩んでいる、大きな原因とされている。

 日本でも18年12月に本田技研工業(ホンダ)の新型「インサイト」がデビューしたが、アメリカのトレンドでは、プリウスのような“いかにも”的なデザインよりも、インサイトのようなオーソドックスなセダンフォルムなど“フツーのクルマ”的なスタイリングのエコカーが好まれる傾向が強まっている。

 これについて、事情通は以下のように語る。

「インサイトの開発にあたっては、社内では初代や2代目のようなアクの強いデザインを採用すべきとの意見もあったとも聞いています。しかし、最終的には今のようなオーソドックスなスタイルで市販デビューを果たしており、性能も含めてメディア関係者には高い評価を受けているようです」

 現行プリウスは、世界市場では日本と北米ぐらいしか量販が期待できる市場はなく、その意味ではグローバルモデルとは呼べない状況にもなっている。量販の期待できる北米市場であっても、筆者がニューヨークを訪れると、プリウスV(日本名α)はタクシー車両ばかり、現行プリウスは水道局などの公官庁の公用車ナンバーのついた車両ばかりが目立っていた。つまり、フリートセールス(法人や公官庁などへ販売すること)が販売台数の内訳として幅を利かせているようなのである。

■日本でも苦戦が続くプリウスの販売動向

 それでは、日本市場ではどうだろうか? 日本国内でも、状況は似たり寄ったり。自販連統計を見ると、マイナーチェンジの前月となる18年11月でも8762台を販売しており、マイナーチェンジ前モデルの在庫がかなりあったのではないかという販売動向を見せている。

 現行モデルでもデビュー当初は数カ月の納車待ちになっていたが、マイナーチェンジ前の一時期には、販売現場で「販売店在庫があれば1カ月以内の納車も可能」という話も聞いたことがある。そのようなこともあり、一般消費者向けの販売は苦戦状況が続き、レンタカーやカーシェアリングなどのフリート販売への依存も高まっていると聞く。

 プリウス自体の問題ばかりでなく、トヨタ車の中でもハイブリッド仕様をラインナップするモデルが多くなり、さらに日産自動車の「ノート」や「セレナ」に採用されているe-POWERも注目度が高く、ノートとセレナの販売台数を押し上げている。プリウス以外の選択肢が多くなったことで、消費者がプリウスに集中することがなくなってきているのも確かなのである。

 ただ、選択肢が増えたからという事情だけで月販目標台数をほぼ半減させることは考えられない。そこで、やはり次期「カローラ」の存在が気になってくるのだが、それについては次回に詳述したい。

(文=小林敦志/フリー編集記者)


 

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コメント
1. 佐助[6337] jbKPlQ 2018年12月31日 18:09:29 : RbPZf2tsH6 : K9EhTpDjOxI[756] 報告
自動車不況は,産業革命を遅延させたので二番不況,三番不況は避けられない。

次期産業革命の起点となるエンジンレスの本命は、水素発電と電磁波起電力です。2008年にすでにエンジンレス化の産業革命はスタートしています。

この産業革命が人類を救います。ハイブリッドや電気自動車ではない。家庭も大手企業がすでに燃料電池や電子電池電源を販売している。あとはコストと小型化になっている。

次期産業革命は、動力エンジンを、水素発電&電磁波起電力に移行させて発生する。そのため、CO2を発生させる動力は一掃され、乗用車はエンジンレスとなる。

1900年頃の米国は、テクノロジーもスタイリングも欧州にリードされた後進工業国だった。米国の乗用車市場には、弱小150社がひしめき、欧州車に追いつき追い越すために一生懸命だった。それから五年後、四倍に急成長した米国は、世界の乗用車生産の65%を占め、その55%を占めたフォード社は、一躍世界のトップ企業になった。この世界と各国で発生した劇的変化が、全産業で再び観察できます。

しかも2000年代の工業後進国(韓国・台湾・香港・中国の大都市)は、2020年迄に、流行からテクノロジーまで、欧米日の先進工業国に追いつき追越す」

2019年から,中国の大都市・東南アジアの工業都市・朝鮮半島・台湾・香港の大都市は,次々と日米欧を抜き去ります。ロシアと中国は,もし市場で乗用車の2BOX仕様が50%超えているなら,すでに日米欧を抜いていきす。

乗用車のスタイリングや服飾のシルエットを決定するのは、視覚が採用している三大判定回路「丸/角」「上/下」「広/狭」と、その組合せである。

そしてハイブリッド車改造ブーム(リチウム電池と交換、ガソリンを水素やバイオで走れるよう改造)が発生すると、時間が経過すると短所ばかり見えてきて,頭打ちとなり姿を消す。それはガソリンレスのディーゼル車は25%が正解である。

トヨタのハイブリッドは,月間ベストテンに数回入る。この原因は、欧州のベストテン車をリメークしたスタイリングを採用したおかげである。その証拠に、類似のスタイリング車が発売されると、ベストテンから陥落したまま上昇できないことが証明されている。

トヨタのハイブリッド車は,スタイリングを採用したおかげで,売れたが,類似のステイリング車が発売されると,ベストテンから陥落したまま上昇できないことが証明される。

切り札のハイブリッドを投入すれば巻き返せると太鼓判をマスコミは押すが,失敗する。しかもハイブリッド車の改造ブームが発生すると、販売は伸びなくなる。

それは、車の普及を制限しないかぎり、空気中のCO2量の増加を阻止できない。そこで、電気自動車や蓄電池や旧式燃料電池に普及に注目されるが,世界経済は未曾有の後退にもかかわらず、究極の排ガスゼロのテクノロジー「水素発電と電磁波起電」の研究に、世界の注目が集まる。

しかし水素発電やリチウム電池の共通のネックは電解質膜にある,イオン化すると電子空間の法則に支配され、振動数を変化させる。一方、電解質膜に使用されているプラクチックは、高分子空間の法則により作動する。イオン化された原子の振動数が、高分子空間の電解質膜の隙間と共鳴振動すると同期し、増幅加熱する。原子力発電所のパイプ破損が避けられないのも、この原理が無視されているためだ。これらはすべてエンジンレスの産業革命でクリアしてしまう。

新名神に六車線構想があり,電子を使えば,エンジンも電池もなく,運転手なしの安全者が高速道路を衝突なしで走れることになる。

それは流通が画期的に変わる。すでに実用化されている電磁波起電力の技術を組み合わせると、乗用車は、全く燃料の補給が必要なく、燃料電池を積まなくても路上を走れる。そして、浮上し飛ぶことも、ビルの壁面に磁石のように張りついて上昇下降することもできる。新名神六車線構想で夢のような高速道路ができるはずです。

だがこれらは原発ゼロ・エンジンレスの産業革命を前倒しさせないと,自然災害の生命危機から逃れることができない。

燃料電池よりパワーの大きい、水素も酸素もリチウムも必要のない電磁波電池もある,

太陽光線は、光と共に電磁波を24時間地球に送っている。光は夜や曇りの時間は太陽光発電できないが、電磁波発電は24時間できる。と言っても、電磁波電池は、電池のように電気をため込むのではなく、電磁波を熱変換して使用する永久起電装置である。

車のボディに電磁波起電回路パネルを取り付ければ、車を走らせる電力は十二分である。さらに、百%自給できる家庭用自家発電はもちろん、核廃棄物をつくらない電磁波起電力発電所の建設が可能になる。

2. 2018年12月31日 21:44:59 : hE3PRSoheQ : ovZkxQYei0s[37] 報告

 成熟産業の 突然死を 視野の中に入れる必要があるよね〜〜〜

 ===

 その最大のものが 銀行だろう 今まで銀行は 一番安定した 経済の中心にいたが
 金利が プラスから マイナスに シフトする瞬間に 不況産業に落ち込んだ

 スマホの売り上げが 急速にダウンしている 

 自動車の売り上げも マイナスだ 19年には −20%まで落ちるかも

 

3. 2019年1月01日 19:23:01 : 0dwn1aon4e : JdBgOJxCQ8A[7] 報告
国策による糞完了どもの一極集中収奪管理のおかげで、若者はみんな都会に出てくることになり、地方で自動車など不要の長物になりかけているという事だろう。

まさに自業自得。自分らの作った制度に苦しめられてきているのが今の自動車業界だろう。
どこに行くにも公害を撒き散らして、自然環境を悪化させるだけの機械は不要だ。
ずっと前に少なくとも電柱がある場所では、電化は可能だったはずだが、内燃機関を推進してきた責任もある。

もう潰れるべき業種だよ。腐った自動車業界は。
 

4. 2019年1月05日 09:47:41 : 5pYyeCd9nA : C_zQeGtrqAE[461] 報告
自動車の価格が高くなりすぎた。一方で国民の所得減が進む。1%が富んで99%が貧困に苦しむ。しかし交通の不便な地方では自動車は必要。自動車メーカーは売ろうとして、残額設定ローンを用意している。何年後かの下取り価格を高く設定して、それまで支払わせるローン。北米だけでなく、日本でも導入されている。

前回のリーマンショックは不動産の下落が原因だったが、今度の大恐慌は自動車ローンの焦げ付きが原因になりそう。アメリカは国土が広く、郊外では自動車が必要。しかし時給の安い仕事ばかり。だから無理して残額設定ローンを契約する。これこそ、見せ掛けの自動車需要復活だ。

それがいよいよ限界に来た。今度の経済崩壊は凄まじいものになる。アメリカで自動車を売っているアメリカ、日本、韓国、ドイツなどの自動車メーカーは、突然のアメリカ市場崩壊に襲われ、大変な事態に追い込まれる。これは中国大陸も同じ。

アメリカと中国大陸から撤退したスズキの会長、鈴木修氏は、驚くべき慧眼の持ち主だ。

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