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(回答先: どんどん先に行く「とりあえずやってみる」中国人「やった者勝ち」を批判し石橋を叩いて渡らない日本 日中の接近は失敗に終わる 投稿者 うまき 日時 2018 年 12 月 12 日 13:38:35)
アップルの中国事業に新たな懸念
iPhoneの旧モデル、中国が販売禁止
2018.12.12(水) 小久保 重信
アップル、iPhone最新機種発表 iOS端末の出荷20億台迫る
米カリフォルニア州クパチーノでのアップルの新製品発表イベントで披露されたスマートフォン「iPhone」の最新機種「iPhone XR」シリーズ(2018年9月12日撮影)。(c)NOAH BERGER / AFP〔AFPBB News〕
特許権を巡って、半導体大手の米クアルコムと米アップルが争っている裁判で、中国の裁判所は、クアルコムが訴える2件の特許侵害を認め、iPhoneの旧モデルの中国における販売を差し止める仮処分を下した。
世界最大のスマートフォン市場である中国では近年、iPhoneの販売が減速している。米中の貿易摩擦で緊張が高まる中、アップルの中国事業には、新たな懸念が広がりそうだと指摘されている。
米中貿易摩擦の犠牲か?
米ウォールストリート・ジャーナルなどの米メディアによると、販売差し止め命令が発効する時期については、今のところ明らかになっていない。
アップルは、声明を出し、「iPhoneは、今もすべてのモデルが中国で販売されている」とし、「裁判所の決定に対し、再検討を要求した」とも述べている。
だが、これによりアップルは、「iPhone X」「同8」「同7」「同6」といった旧モデルを同国で販売できなくなるようだ。一方で今年発売した最新モデル「同XS」「同XS Max」「同XR」は差し止め命令の対象になっていない。クアルコムが訴訟を提起した時点で、これら2018年モデルは発売されていなかったからだ。
ウォールストリート・ジャーナルによると、今回の命令は、福州市の知的財産を扱う裁判所が11月30日に下した。この日は、中国ファーウェイ(華為技術)の副会長で財務責任者の孟晩舟氏が、米国の要請により、カナダで逮捕された日の前日だ。
これら、アップル製品の販売差し止めと、ファーウェイ幹部の逮捕には、米中貿易摩擦との関連を疑わざるを得ないものがあると、スイスの投資銀行UBSのアナリストは指摘している。いずれも、両国を代表するテクノロジー企業だからだ。
アップルにとって1.36兆円の損失?
今回の決定は、アップルの中国事業に打撃を与えそうだ。同国はアップルの売上高のほぼ5分の1を占める市場だからだ。
アップルはiPhoneの機種別販売台数を公表しておらず、旧モデルの占める比率がどの程度だかは分からない。
しかし、カナダの投資銀行RBCキャピタルマーケッツのアナリストは、同国における旧モデルの販売比率は約4割に上ると見ている。これにより、アップルの損失額は、120億ドル(約1兆3600億円)に上る可能性があるという。
中国スマホ市場、上位4社はすべて中国企業
前述したとおり、中国は世界最大のスマートフォン市場だ。しかし同国では近年、スマートフォン販売が低迷している。
香港の市場調査会社カウンターポイント・テクノロジー・マーケットリサーチによると、今年(2018年)7〜9月期における同国のスマートフォン販売台数は1年前から8%減少し、前の四半期に続き、前年割れとなった。
同国のスマートフォン普及率はすでに95%に達しており、初めて端末を購入する人の数が急減している。これに伴い、メーカー各社の開発競争が激化しているという。
今年7〜9月期の同国におけるメーカー別販売台数のランキングで、アップルは前年同期と同じ5位になった。上位4社は、ファーウェイ、ビーボ(維沃移動通信)、オッポ(広東欧珀移動通信)、シャオミ(小米科技)と、いずれも中国企業が占めている。
(参考・関連記事)「中国スマホ販売、7〜9月も前年実績に届かず」
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/54931
中国スマホ販売、7〜9月も前年実績に届かず
原因は95%という高い普及率、買い替え鈍る
2018.11.14(水) 小久保 重信
孫文が眠る南京・中山陵、予約制により混雑緩和
南京・中山陵の遊覧客(2018年10月2日撮影)。(c)CNS/泱波〔AFPBB News〕
販売台数、前年同期比8%減
香港の市場調査会社カウンターポイント・テクノロジー・マーケットリサーチが先ごろ公表したレポートによると、今年(2018年)7〜9月期における中国のスマートフォン販売台数は1年前から8%減少し、前の四半期に続き、前年割れとなった。
同国のスマートフォン市場については、別の調査会社である米IDCが、今年4〜6月の出荷台数が同5.9%減少したと報告していた。またIDCは、今年1〜3月の台数が1億台を下回り、4年前の水準に戻ったとも報告していた。
(参考・関連記事)「中国スマホ市場、出荷台数の減少幅が縮小」
今回のカウンターポイントのレポートによると、この7〜9月、中国市場は依然、回復の兆しが見られなかった。消費者の新製品買い替え周期が長期化していることがその主な理由という。
シャオミ、アップル、サムスン、いずれも2桁減
7〜9月のメーカー別出荷台数は1位から、中国ファーウェイ(華為技術)、中国ビーボ(維沃移動通信)、中国オッポ(広東欧珀移動通信)、中国シャオミ(小米科技)、米アップル、韓国サムスン電子の順。
このうち、1年前から台数が伸びたのは上位2社のファーウェイとビーボのみ。伸び率はそれぞれ13%と4%だった。3位のオッポは横ばいで推移し、シャオミは16%減、アップルは17%減、サムスン電子は67%減という結果だった。
上位メーカーへの集約進む
カウンターポイントによると、中国のスマートフォン普及率はすでに95%に達しており、初めて端末を購入する人の数が急減している。
これに伴い、メーカー各社の開発競争が激化しており、上位メーカーの製品に人気が集中する傾向にある。同国には無数のスマートフォンメーカーがある。しかし、7〜9月期における上位5社の販売台数シェアは合計86%となった。この数値は1年前は80%。急速に上位メーカーへの集約が進んでいるという。
10〜12月期には回復か
ただ、10〜12月期は「iPhone」などの大手の旗艦モデルが、1年で最も売れる四半期であるため、回復が期待できるとカウンターポイントは指摘している。
アップルは9月21日に、「iPhone XS」と「同XS Max」を中国で発売した。このうち画面サイズが大きくなったXS Maxは中国のiPhoneファンの間ですぐさま話題になった。このモデルはこれまでのiPhoneの中で最も価格が高い。しかし中国消費者からの評判は良いという。
(参考・関連記事)「上昇の一途をたどるiPhoneの価格」
「独身の日」、携帯電話カテゴリーでアップルが1位
同国のeコマース大手アリババ・グループ(阿里巴巴集団)は11月11日に「独身の日」セールを行った。同社が発表したこの日の流通総額は、2135億人民元(約3兆5000億円)で、過去最高を更新した。
米CNBCによると、この日、最も販売額が多かった携帯電話のメーカーはアップルだった。アップルに続いたのはファーウェイとシャオミ。アリババはその具体的な数値を公表していない。しかし、アップルはこの1日で販売額が1億人民元(約16億4000万円)を超えた237ブランドの1つだったと、同社は報告している。
(参考・関連記事)「米国の年末商戦、小売総売上高が初の1兆ドル突破へ」
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/54663
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