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外為フォーラムコラム2018年11月12日 / 15:28 / 10時間前更新
米国株式と景気「陰うつのループ」に陥るリスク
Jamie McGeever
2 分で読む
[ロンドン 9日 ロイター] - 株式市場と景気は別物だが、時として同じ方向に動き、近年ますます一体化している。双方による足の引っ張り合いがまもなく始まるリスクは高まっている。
世界金融危機の際に多用された「破滅のループ」では強すぎるかもしれないので、「陰うつのループ」とでも呼ぼう。
米景気拡大と米株の強気相場は既に過去最長に近づいているため、自ずと反転しやすい。危険なのは、互いに影響し合って下落が加速し、被害が大きくなることだ。
米国株の下落は消費者心理、支出、設備投資を損ない、金融環境を引き締める傾向がある。国内だけではなく、世界的に。
米景気がおそらく峠を越し、米連邦準備理事会(FRB)に利上げペースを緩める兆しはほとんど見えない今、景気への打撃は甚大になりかねない。
歴史を振り返ると、株価と景気下降との相関は散発的にしか観察されない。
TSロンバードのダリオ・パーキンス氏によると、1929年以来、米国株が30%下落した局面は28回あるが、その後景気後退を伴ったのは15回だけだ。
1980年以来では、15%以上下落した年は11回あり、うち景気後退を伴ったのは5回だけだった。
今年10月にはS&P総合500種株価指数が7%下落して過去7年で最悪の月となり、世界中の株価も急落した。しかし投資家は平常心を保ち、11月初週には反発した。
今のところ景気への影響は最小限にとどまっているようなので、FRBも落ち着いている。年内、来年と利上げを続け、自らが中立金利と考える3%前後まで引き上げる構えのようだ。
10月のような相場が再来すれば、FRBは方針転換を迫られるだろうか。スタンダード・バンクのスティーブ・バロー氏は、必ずしもそうならないとの見方だ。米経済は既に完全雇用を超えており、景気が減速してもインフレ率が低下するという保証はないからだ。
世界経済と金融システムはかつてないほど一体化しているため、米株の下落は世界に大きな影響を及ぼす可能性がある。経済協力開発機構(OECD)の推計では、米国株が10%下落した翌年には、米国、英国、日本、カナダの国内総生産(GDP)がいずれも0.5%近く減少する。
10月の株価下落はGDPにほとんど影響を及ぼさなかった。しかし米企業業績の下方修正、中央銀行による流動性の吸収、利上げ、ドル高などリスク要因は増えており、これらが資産市場への圧力を強めれば、GDPも抑えられるだろう。
オックスフォード・エコノミクスのガブリエル・スターン氏らの試算では、世界の株価が20%下落すると、先進国全体のGDPは0.3─1.1%、世界のGDPは最悪1.6%減少する。
米国が景気後退に陥るとすれば、エコノミストのコンセンサスでは2020年になる。トランプ氏が再選を目指すと見られる米大統領選の年だ。しかし10月のような月があと1、2回訪れれば、景気下降は簡単に前倒しされるだろう。
*筆者はロイターのコラムニストです。本コラムは筆者の個人的見解に基づいて書かれています。
https://jp.reuters.com/article/china-bonds-pboc-idJPKCN1NI067
ビジネス2018年11月13日 / 18:50 / 36分前更新
中国新規元建て融資、10月は予想大幅に下回る 景気減速を示唆
1 分で読む
[北京 13日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)のデータによると、10月の新規人民元建て融資は6970億元(1002億3000万ドル)と、ロイターがまとめたアナリスト予想の8620億元を大幅に下回った。
9月は1兆3800億元だった。
中国当局は銀行に対し、資金繰りの悪化した企業を支援するよう圧力をかけているが、与信が急激に鈍化していることが浮き彫りとなった。今後、中国経済がさらに減速する可能性もある。
10月は、連休の影響で融資が減る傾向にあるが、社会融資総量やマネーサプライの伸び率など複数の重要指標が、記録的な低水準となった。
中国の銀行は不良債権の急増を警戒している。
企業向け融資は1503億元。前月の6772億元から急減した。
住宅ローンを中心とする家計向け融資は5636億元。前月の7544億元から減少した。
ロイターが人民銀行のデータを基に算出したところ、家計向け融資が新規融資全体に占める割合は80.9%、前月は54.7%だった。
人民銀行が今月発表した金融安定報告では、家計債務が近年急増しており、監視が必要とされていた。短期の消費者ローン残高は昨年、37.9%増加。昨年末時点の家計の債務は対国内総生産(GDP)比で49%だった。
非金融機関向けの貸出金利(加重平均)は、第3・四半期に0.03%低下し5.94%となった。
マネーサプライの伸び率も大きく低迷。米中貿易戦争を巡る不透明感で企業が新規投資を控えていることが改めて浮き彫りとなった。
マネーサプライM2は前年比8.0%増加と、記録的低水準だった。予想の8.4%増も下回った。9月は8.3%増だった。
M1は前年比2.7%増と、2014年1月以来の低い伸び。
人民元建て融資残高は、前年比13.1%増と、予想を下回った。前月の増加率も下回った。
1─10月の新規融資は13兆8400億元。昨年1年間の13兆5300億元を上回っている。
人民銀行は今年4回、銀行の預金準備率を引き下げた。銀行に対し、融資を続け経済を下支えするよう促している。
10月末時点の社会融資総量残高は、前年同月比10.2%増に鈍化。これも過去最低の水準だった。
10月の社会融資総量は7288億元(1048億ドル)。9月の2兆2100億元から減少した。
*内容を追加しました。
https://jp.reuters.com/article/yuan-loan-idJPKCN1NI113?il=0
東京外為市場ニュース2018年11月13日 / 18:00 / 42分前更新
UPDATE 2-アジア株式市場サマリー(13日)
4 分で読む
(内容を追加しました)
[13日 ロイター] -
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
中国 上海総合指数 2654.8795 + 24.3600 + 0.93 2600.5004 2666.4853 2597.3477
前営業日終値 2630.5195
中国 CSI300指数 3237.382 +32.242 +1.01 3164.922 3254.768 3161.098
前営業日終値 3205.141
香港 ハンセン指数 25792.87 +159.69 +0.62 25092.30 25792.87 25092.30
前営業日終値 25633.18
香港 ハンセン中国株指 10478.71 +38.37 +0.37 10200.89 10478.71 10200.89
数
前営業日終値 10440.34
韓国 総合株価指数 2071.23 -9.21 -0.44 2047.62 2072.03 2032.05
前営業日終値 2080.44
台湾 加権指数 9775.84 -55.37 -0.56 9727.17 9777.35 9616.16
前営業日終値 9831.21
豪 S&P/ASX指 5834.20 -107.10 -1.80 5941.30 5941.30 5824.40
数
前営業日終値 5941.30
シンガポー ST指数 3053.60 -14.55 -0.47 3027.91 3056.28 3026.08
ル
前営業日終値 3068.15
マレーシア 総合株価指数 1687.57 -8.57 -0.51 1686.66 1691.91 1680.09
前営業日終値 1696.14
インドネシ 総合株価指数 5835.198 +58.145 +1.01 5754.598 5850.377 5747.53
ア
前営業日終値 5777.053
フィリピン 総合株価指数 6843.83 -82.37 -1.19 6912.14 6913.51 6820.22
前営業日終値 6926.20
ベトナム VN指数 905.38 -12.74 -1.39 904.35 910.20 903.48
前営業日終値 918.12
タイ SET指数 1659.78 +4.93 +0.30 1645.42 1664.51 1642.83
前営業日終値 1654.85
インド SENSEX指数 35144.49 +331.50 +0.95 34846.19 35187.75 34672.20
前営業日終値 34812.99
インド NSE指数 10582.50 +100.30 +0.96 10451.90 10596.25 10440.55
前営業日終値 10482.20
(リフィニティブデータに基づく値です。前日比が一致しない場合があります)
https://jp.reuters.com/article/china-bonds-pboc-idJPKCN1NI067?il=0
アジア株下落:中国と香港では値上がり−米中貿易協議再開報道で
Bloomberg News
2018年11月13日 17:55 JST
上海総合指数、0.9%高−深?総合指数は1.6%上げた
香港ハンセン指数は0.6%高で終了−H株指数、0.4%値上がり
13日のアジア株式相場は下落。前日の米国株急落の流れを引き継ぎ、日本株のほか、オーストラリアや台湾の主要株価指数が値下がりした。ただ米中間での貿易協議が再開したと伝えられたことから、中国本土株は上昇。香港株も高くなった。
MSCIアジア太平洋指数は前日比で下落して推移。中国市場では上海総合指数が0.9%高の2654.88で引けた。深?総合指数は1.6%上げた。
香港のハンセン指数は0.6%高で終了。香港上場の本土銘柄から成るハンセン中国企業株(H株)指数は0.4%値上がりした。
https://assets.bwbx.io/images/users/iqjWHBFdfxIU/iO0845ktWOZ4/v2/-1x-1.png
UOBケイ・ヒアン(香港)のエグゼクティブディレクター、スティーブン・レオン氏は「米中首脳会談の前に中国の劉鶴副首相の訪米計画に関するニュースが出たことで、相場は上昇した。貿易摩擦を巡る懸念は明らかに後退しつつある」と述べた。
原題:Asia Stocks Lower After U.S. Sell-off; Yields Drop: Markets Wrap、
Chinese Stocks Stand Out in Asia as Trade Hopes Offset Tech Woes抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-11-13/PI4HTL6KLVTZ01?srnd=cojp-v2
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- ユーロの不人気はいつまで続くか 中央銀行の独立性は守られるべきか アップルショック、目新しくない悪材料が嫌気された理由 うまき 2018/11/13 21:03:27
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