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キャッシュレスにするだけで「年3万円トクする」スゴ技 dカード、Suica、楽天カード…
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/56828
2018.09.15 週刊現代 :現代ビジネス
現金ユーザーほど「手数料ビンボー」になる
新生銀行は10月以降、スタンダード会員(一般的な銀行利用者)によるATMでの現金引き出しに常時108円の手数料を課すことを発表した。
これでは、週に2回程度現金を引き出すだけで、年間1万円以上もの手数料を支払わなければならない計算になる。さらに、もし月に1度の仕送りなどで、現金による振り込みをしていれば、手数料は5000円以上かかる。
いまや利用が当たり前になったネットショッピングでも、現金派は余計なおカネを使っている。マーケティングリサーチサービスのバルクが実施した調査によると、もっともネットショッピングの年間利用金額が高いのは60代の男女だ。
その利用回数は、平均して年間およそ15回に及ぶ。そのすべてを現金で決済していれば、1回あたり300円超、年間およそ5000円もの代引き手数料が余分にかかっている。
これらの手数料だけでも、現金で生活している人は、年間2万円以上も「損」しているのだ。
だが、生活を電子決済に切り替えれば、わざわざおカネを引き出す必要もなくなり、これらの手数料は一切かからなくなる。
それどころか、電子決済を各種ポイントカードと連携させれば、日常生活を送っているだけでも、年間1万円分以上の「ポイント」を獲得することが可能だ。
つまり、現金主義の「手数料ビンボー」は、キャッシュレスで生活し、ほんの少し工夫をするだけで、実質的に支出を年間3万円も減らすことのできる「ポイント長者」に変身できるのだ。
具体的には、どのように支出を減らすことができるのか。消費生活ジャーナリストの岩田昭男氏が話す。
「例えば、ドコモのクレジットカードであるカードゴールドを使用すれば、携帯料金の10%がポイントで還元されます。
今は、このポイントの『共通性』が非常に発達してきており、日常生活で得をするカギとなっています。dカードのポイントなら、ローソンや島屋などで使えるだけでなく、より汎用性の高いPontaポイントと交換できるようになっている。
言い換えれば、一つのサービスで貯めたポイントを、他のサービスと共通した『おカネ』として使用できるのです」
月々2万円の携帯代金をdカードゴールドで支払っている場合、毎月2000円分、年間2万4000円分もポイントを手に入れることができる。岩田氏の話す通り、このdポイントはPontaやJALのマイルに交換することもできるため、使い勝手がいい。
複数のカードを持つのはわずらわしいという人も多いが、一度カードを作るだけで年2万4000円、60歳から100歳までを考えると、なんと96万円もの差になるのだから、無視はできない。
Suicaを使い倒せ!
あまり知られていないが、交通カードのSuicaは、ポイントのウェブサイトにカードを登録しておけば、JREポイントが貯まる仕組みになっている。
通常の乗車では付与されないが、駅や街中の対応店舗で商品の購入に利用することでポイントが付与される。
ポイント還元率は0.5%〜1%。毎日必ず駅中のNewDaysで飲み物と菓子を購入する人や、コーヒーショップ「BECK’S」でお茶をする人は、年に1000ポイント以上も還元される。
このポイントは、1ポイント=1円としてSuicaにチャージすることができる。また、高級和牛肉や系列ホテルの宿泊券などの商品とも交換が可能だ。
このように、生活に合ったカードを持てば、勝手に得するようになっている。手続きは一度、得するのは一生。面倒がっていては、いつまでも手数料ビンボーのままだ。
そして、このカード決済でさらに得をするコツが、「スマホ決済」を併用することだ。
スマホ決済を利用すれば、現金決済で生じる手数料を節約することができる。スマホにクレジットカードの情報を登録するのが面倒だ、という人は、子どもや孫に設定を頼めばよい。数分で設定は完了する。
あとは財布から小銭を出す手間もなく、スマホをかざすだけ。一度やってみればレジで後ろに並ぶ人を気にしながらおカネを数えるより、よほど楽チンだ。
iPhoneのアップルペイやAndroidのグーグルペイのように、ソフトウェア会社が開発した電子決済サービス以外にも、カード会社が開発した電子決済もある。
楽天カードで「実質2割引き」で買い物を楽しむ
特にポイント効率が高いのが、楽天カードの楽天スーパーポイントを消費するためのサービスである「楽天ペイ」だ。
このサービスで節約を実践しているエコノミストの森永卓郎氏(61歳)が話す。
「私は普段はクレカや電子マネーを使って決済しています。最近は決済に『楽天ペイ』という電子アプリを使いはじめました。
ローソンなどの実店舗の支払いにも使用できるうえ、このアプリを使えば、200円分(=200ポイント)使用するごとに1ポイント還元されるようになっています」
使い方は、アプリをスマホにダウンロードして、カードの情報を登録するだけ。ローソンなどのコンビニ、マクドナルドなどのファストフードと、様々な場所で利用できる。
「ポイント払いでポイントを貯める」という画期的なサービスは、ポイントを雪だるま式に増加させる。森永氏は楽天ペイを用いることで「楽天市場での買い物はいつも、実質2割引きで済んでいる」のだという。
上級者は複数のカードの組み合わせでさらにポイントを稼いでいる。例えば、Suicaのオートチャージ機能を持つビューカードと、アップルペイの組み合わせ。
二つのカード情報をアップルペイに紐づけておけば、スマホ決済の際に、クレジットカードからSuicaに自動でチャージが行われ、通常の3倍の1.5%の還元率でJREポイントが貯まる。
どのカード、どんな組み合わせを選ぶにせよ、手続きはたった一回。もう現金信仰はやめて、自分に合ったキャッシュレス生活を始める。これが、長い老後生活を幸せに送るためにできる、最も手っ取り早くて効果的な「新ルール」なのだ。
「週刊現代」2018年8月4日号より
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