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723万円の水素自動車を“タダ”で購入。補助金半端ないって! --- 益満 寛志
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180915-00010000-agora-bus_all
アゴラ 9/15(土) 6:05配信
ミライ
東京・元港区議の益満寛志です。
日々の貧乏生活の中でも無料で楽しめる自動車ディーラー巡りを1つの趣味としているのですが、天下のトヨタ自動車に超絶お買い得すぎる1台があったのでついつい買ってしまいました。
その名も「ミライ」。
定価723.6万円の車です。
トヨタではセンチュリーの次に高い車です。もちろんクラウンよりお高い。
水素で動く世界初の量産燃料電池車という近未来タイプで、デビュー時は箱根駅伝の伴走車としてもお茶の間に顔を出しておりました。
…いやいや、700万を超える水素自動車とか意味わかんない。買うわけないでしょw
とまぁ、私もそう思っていたのですが、実はさにあらず。
恐らくトヨタはもとより、全自動車メーカーの新車の中でもダントツにお買い得ではないか?
という状況になっております。
カラクリとしてはこうです。
まず、お国の政策として「オリンピックまでに水素社会を推進するよ。補助金じゃんじゃん出すよ!」ということで202万円いただけます。
これだけでも普通の新車が買えちゃう!
ぼく→∠( ゜д゜)/
さらに東京都からも「オリンピックやることだし、国の補助金額の半分出すよ!」ということで101万円が出ます。
ぼく→( ゜д゜)ァラヤダ
この時点で、合わせて303万円の大盤振る舞い!
さらに港区民&港区で事業を営んでいる中小企業、個人事業者には、港区が「予算余ってるし(?)、特別に追加で50万円ちょいも出すよ!」ということで、合計353万円となります。
ぼく→(`ェ´)ピャー
補助金だけでハイブリッド車「アクア」が2台買えてしまいますね。
農家もびっくりの補助金漬けですね!
※助成額は自治体によって異なります。予算がなくなると終了ということもあるので詳しくは国、自治体にご確認を。
ここで差し引き370万円まで下がりました。
富裕層にとってはお小遣い程度の金額でしょうが、私のような庶民だとこれでも「うわっ、高っ!」となります。
もちろん、ここで終わりではありません。
世間ではほとんど知られていない(というか、トヨタの営業マンですらあまり知らない)のですが、トヨタが突如「4年後に半額で買い取るよ」という神対応を始めたのです。
4年後、中古車相場がどうなっていようが、半額の361.8万円はトヨタ様が保証してくれるとのこと。4年でこの残価保証は出血大サービスレベルです。
※ちなみに4年で48,000キロ、15万円程度の補修なら無条件で半額買取り。仮に48,000キロを超えると1キロ5円ですが、逆算すると仮に10万キロを追加して148,000キロ走った過走行無価値4年落ちのクルマでもトヨタ様が300万以上で買い取ってくれるのであります(○´v`○)
というわけで、723.6万円から補助金を引いて370万円で買った車を年間12,000キロ走ったところで4年後に361.8万円で買い戻してくれる…えっ?
という状況が爆誕しているわけです。
これに、自動車取得税・重量税、さらに東京都の特例で保有期間の自動車税が全額無料というオマケまでついてきます。
新車の諸費用が10万円にも満たない見積もりを人生で初めて見ました。
基本、アンチだったコイケさんに少しだけGJを進呈したいと存じます。
いやいや、やり過ぎじゃない?
というレベルですね。
なお、これだけお買い得のクルマなので当然値引きはないだろうと思っていたのに、都内某ディーラーでは「ひと声30万引きます(`・ω・´)キリッ」という大盤振る舞いです。
※さらに追加値引きをいただきました。
ちなみに裏ワザとして、当方のような10%を超える金利を払い続けるカードローン漬けニートでもなぜか頭金ゼロでローンを組むことが可能な一方、補助金は銀行口座に振り込まれるので、謎のファイナンスが可能となります。
でもまぁ実際、水素自動車とか使えるの、という話なのですが、これが意外と実用的だったりします。
満タン状態だとカタログ値で650キロ・実用だと500キロ程度は走るんじゃないかと言われています。
水素ステーション数も23区で10か所以上、全国で100か所以上あり、経産省が引き続き「もっと作れよ」とハッパをかけている状況です。東京から仙台、名古屋くらいなら片道走って給油(もとい、給水素)すれば戻れる計算です。
実際に試乗したところ、乗り心地はトヨタ車随一との評判だけあって、走りも上々です。
基本的にモーター走行なので静かでトルクフル。
デフォルトはエコタイヤなのでロードノイズが多少気になりますが、後からタイヤ変えるなりすればいいでしょう。
さらに今年10月末にはマイナーチェンジで自動ブレーキ「セーフティセンス」も追加。おじいちゃんが運転しても安心ですね!
とまぁ、このような次第で、
・国家&東京都は水素社会が近づいてハッピー(補助金負担するけど)
・トヨタはせっかく作った燃料電池自動車が普及してハッピー(とんでもない大赤字だけど)
・ユーザーは爆安で車が買えてハッピー(特にデメリットなし)
という三方よしとなっているわけです。
なので、もはや買わない理由などない悟りの境地まで至っているので、ハンコ押した次第です。
正確にはリースなので「4年間占有的に借りる」ですがね。
実際の納車は先ですが、未来を感じていただきたいので、納車後は皆さんに無料でお貸ししたいと思っている次第であります。
益満 寛志(ますみつ ひろし)元港区議会議員
1983年生まれ。明治大学商学部出身。学生時代に当時ブームだった「学生起業」を経験したチョット意識高い系。27歳で当時存在した幻の政党「みんなの党」から港区議選に出馬し、まさかの当選。1期を務めたのち、次の選挙には出ずに無職となり貧乏隠居生活を満喫中。
益満 寛志
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