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ギャンブル依存症男性の借金体験告白 「限度額まであといくら…」
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180903-00000004-moneypost-bus_all
マネーポストWEB 9/3(月) 16:00配信
気づいたときには膨れ上がっている借金の恐怖
カジノを含む統合型リゾート(IR)実施法が成立し、いよいよ日本国内にカジノが誕生する日も近づいてきているが、その一方で大きな課題とされているのが、ギャンブル依存症対策だ。
ギャンブルにハマりすぎるがゆえに、生活がままならなくなったり、周囲に迷惑をかけてしまい、結局は「借金」に行き着いてしまうケースも少なくない。
都内在住の男性会社員・ヤマモトさん(仮名、40代)は、パチンコ、パチスロ、ボートレース、競輪、競馬などにハマっており、自称「ギャンブル依存症」だという。ヤマモトさんも多額の借金を抱えた経験の持ち主だ。
「貯金はほぼゼロ。銀行の残高は多くても30万円くらい。毎月の給料はほとんど残りません。たまに万馬券を当てた時などに、一時的に残高が増えるくらいです」(ヤマモトさん、以下「」内同)
ここ5年ほどは借金もしていないというヤマモトさんだが、かつては消費者金融から借金をしていた。
「いちばんパチスロにハマっていた、16〜17年前くらいのことです。複数の消費者金融から合計で150万円くらい借りていました。そのほかには、母親にも借金をしていて、その額は20万円くらいでした」
借金をしたきっかけは引っ越しだったという。
「ある時、とある事情で引っ越しをしなくてはならなくなったんですが、貯金がまったくなかったんです。給料はほとんどパチスロに使っていて、ギリギリ日々の生活費が残るくらいの状態。でも、どうしても引っ越しをしなくてはならなくて、仕方なく消費者金融に手を出したのが始まりでした」
そこからヤマモトさんの借金生活が始まる。
気になるのは借りている額ではない
一度、消費者金融でお金を借りてしまうと、その次からは後ろめたさもなくなり、もう歯止めが効かなくなったという。
「たとえば、手元に5万円あったとしたら、それでパチスロを打つ。もしも負けてしまったら、帰りに消費者金融に寄って5万円借りてきて、それを生活費に充てる、というような生活が続きました。給料日とパチスロで勝った日に、ちょっとずつ返していくという感じです。たしか3つくらいの消費者金融を利用していて、借金の合計は150万円くらいでした。
とにかく借りまくっている時期は、借りている額よりも“限度額まであといくらなのか”が気になっていました。つまり、“あと○万円借りられるから、まだ大丈夫”みたいな感覚です。そして、限度額まで言ったら、また別の消費者金融に行く……。今振り返ると相当危険な考え方でした」
150万円ほどの借金をしたころには、もはや完済できる見込みはなくなっていたという。
「毎月それなりに返済はするんですが、まったくもって完済できる気配はありませんでした。このまま自転車操業を続けるんだろうな……と、半ば諦めてもいました」
しかし、ギャンブルによる臨時収入であっけなく返済できてしまったというのだ。
「ある時、万馬券を当てて、60万円ほどを手にして、そのすべてを返済に充てました。同時期にパチスロで3回連続くらい20万円以上勝って、それもまた返済に充てることができました。そういったラッキーが重なったことがあって一気に借金は減り、そのまま完済できたんです」
そこで消費者金融のカードを捨てて、借金をしないことを誓ったヤマモトさん。その後も借金はしていないという。
「仕事の時間の都合などもあって、パチスロを打つ時間が減ったのも、借金をしなくなった大きな理由です。ただ、貯金が増える機会もないので、生活は変わらずです。余計なものは買わないし、食事も牛丼など質素なものが多い。生活を切り詰めて、ギャンブルに使うお金を捻出する日々です」
ギャンブルで作った借金をたまたまギャンブルで返すというのは相当レアなケースだろう。しかし、ヤマモトさんがギャンブルをしていなかったら、相当な貯金があったはずだ。
「貯金もないので引っ越しもできないし、結婚もできない。まあ相手もいませんが(苦笑)。生活に全く余裕がないのは確かですが、それでもギャンブルはなかなかやめられません」
ギャンブル依存が生活を蝕んでいることは間違いない。
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