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深夜の女性1人客…他、コンビニ外国人店員が驚いた日本の不思議
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180628-00000001-moneypost-bus_all
マネーポストWEB 6/28(木) 7:00配信 女性セブン2018年7月5日号
箸や調味料など、商品につけるものを瞬時に判断するのは至難の業
近くて便利、コンパクトで高機能なコンビニは、現代のニッポンを象徴する社会インフラだ。外国人留学生にとって、コンビニは日本語だけでなく日本文化を学ぶ生きた教材となっている。コンビニで働く留学生たちが感じた“フシギの国・ニッポン”をリポートしよう。
日本独自の専用カトラリー
中国・南京市で生まれ育ち、現在は日本語学校に通いながらコンビニで働いている留学生の陳鼎頤さん。彼女が驚いたのは、フォークやスプーン、ストローなどのカトラリーの多種多様さ。
「先割れスプーン、初めて見ました。中国にはない。おかずとソースが一緒になった“カツカレー”のようなものにつけると聞いて、ナルホド!と。あと、細長いスプーンは長いカップに入ったアイスにつける、とか、大きいスプーンはスープに、とか短いストローは小さなパックの飲み物に、太いストローはこの商品に…とか、“○○専用”がたくさんあるのにもビックリ。覚えることはまだまだ多いです」
深夜の女性1人客
東京・中野区のコンビニで働くネパール出身のグルンさんは、深夜に1人で入店した女性の姿を見てギョッとした。
「こんなに遅くに、1人で来るなんて、よっぽどの緊急事態で一体ナニを買うんだい!?と思ってビックリ。だけど、レジに持ってきたのはお菓子1つ。ひっくりかえりそうになっちゃった。ボクの国ではアリエナイ。やっぱり日本は治安がいいんですね」
上様ってナニサマ!?
“ウエサマ”という単語が頭に残って離れないと振り返るのは、1年前に母国・タイに帰国したナルバディンさん。
「タイにも領収書はあるし、レジで出す方法は簡単なので、とくに困ってなかったんです。でも、ある時お客さんから『宛名は上でね』と言われて、“ウエ”とカタカナで書いたら『困るよ! 書き直して!!』と怒られた。その時初めて、日本の領収書には“上様”という書き方があることを知りました。怒らせてしまったのはショックだったけれど、生きたニホンゴだ!と感動した」
同音異義語トラップ
東京・文京区で働くネパール人のビノドさんは日本語特有の“同音異義語”がやっかいだと苦笑する。
「お客さんが『おでんの汁、いっぱい入れて』と言うので、おたまに“1杯”入れたら、怒った顔で『あと3杯くらいは入れてほしいって意味だよ!』と言われた。ニホンゴ、ムズカシイ(笑い)。物の数え方も同じ“2”でも『フタツ』と言われたり『ニコ』と言われたりするから、すぐに対応できなかったりすることもある…」
小雨でも傘
コンビニでビニール傘を売るのも、日本特有だという。
「雨が降ると、小雨でもビニール傘がすごく売れる。来日したての頃は、小雨だからそんなに濡れないのにわざわざ買うなんて“モッタイナイ”って思ってました。でも、何年か日本に住むうちに、自分も傘を買うようになってきて(笑い)。安いし、やっぱり濡れたくないし、便利ですよね」(ベトナム出身のグェンさん)
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