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憧れの「定年後の田舎暮らし」はお金がかかる 移住前より住宅費もアップ
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180524-00000001-moneypost-bus_all
マネーポストWEB 5/24(木) 7:00配信 週刊ポスト2018年6月1日号
理想と現実のギャップは大きい(イメージ)
「人生100年時代」が迫る中、定年後に自然豊かな地方に移り住めば、のんびりした生活が待っている――。そんなイメージを抱いて、「定年後の田舎暮らし」に憧れる人は多い。大正大学・地域構想研究所の調査では、大都市圏に住む30〜50代の正社員4割超が、支援があれば地方に「移住したい、または検討したい」と回答した。
実際に大都市集中を改善したい政府は、50〜60歳で健康な中高年に地方移住を促す「日本版CCRC」構想(*注)を進め、全国の市町村が移住高齢者の受け入れを検討している。
【*注/主に前期高齢者が健康なうちから地方に移り住み、医療や介護を受けながら活動的な生活を送る試み】
だが、定年後の田舎暮らしは「甘い生活」ではない。懸念されるのは「費用」だ。
「地方の住宅費は安いという考えは間違いです。たとえば、地方に土地付き中古3LDKの一戸建てを1000万円前後で購入する場合、仲介手数料、税金、引っ越し費用などで最初に物件価格の1割ほどの支出があります。
中古の一戸建ては1980〜1990年代の古い物件が多く、耐震補強や水回り、バリアフリーなどのリフォーム費用が物件価格を上回ることもある。悠々自適の家庭菜園をしようにも光熱費や肥料代など月10万円以上のコストがかかり、私の試算では、移住前より1000万円以上出費が増えるケースもあります」(FPエージェンシー代表の横川由理氏)
地方では「不便」という洗礼も待っている。
「とくに深刻なのが移動手段の乏しさ。バスや電車などの公共交通機関は日に数回の運行で利便性がなく、タクシーに頼ると月数万円の出費になる。軽自動車を150万円で購入して10年で買い替えた場合、ガソリン代や税金などで年間約15万円の維持費がかかるうえ、高齢になればいつまで運転できるかわかりません。
田舎は物価が安いと言われますが、競争がないので定価販売のスーパーも多く、セールを行なう都市部より割高になることがあります」(同前)
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