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「バビロンの大富豪」のお金の法則が支持され続ける理由
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180428-00000004-moneypost-bus_all
マネーポストWEB 4/28(土) 18:00配信
バビロンの大富豪はいかにしてお金持ちになったのか(古代都市バビロン。Getty Images)
お金持ちになりたいと思う人は多いが、実際にお金持ちになれるのは一握り。これが現実だ。ただ、裏を返せば、一握りとはいえ、普通の人がお金持ちになれることもまた事実。そんなお金の成功法則が書かれた世界的名著が『バビロンの大富豪』(ジョージ・S・クレイソン著)で、多くの邦訳が出版されている。
古代都市バビロンで大富豪となったアルカドを中心に蓄財や財産運用の教訓がちりばめられた同書は、約100年前に出版されて以来、全世界で1000万部を超す大ベストセラーとなり、今もなお注目を集め続けている。その魅力について、同書の解説本『大富豪が教える成功法則』の監修者でもある、ファイナンシャル・プランナーの藤川太氏(家計の見直し相談センター・代表)が解説する。
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まず『バビロンの大富豪』が読み続けられているのは、時代が変わっても不変である「富を築く基本」がとてもわかりやすく書かれているからでしょう。
資産運用というと、かつてのマネー誌などでは“魚の釣り方”を教えるようなものが多かったと思います。これから資産形成するためにどう工夫していけばいいのか、そのための仕組みをどうつくるかといった「知恵」に主眼が置かれていました。
それが今では「どの株を買ったらいいか」「成績のいい投資信託はどれか」といった“釣り方”よりも、手っ取り早く“魚”そのものを手に入れたいという要求が高まり、それらの答えを見せようとする記事をよく目にします。
ところが、株式や不動産といった投資対象のトレンドはその時々で移り変わっていきます。しかも、そのサイクルがどんどん早まっていて、使い果たしたら終わり。時代が変われば、その方法はもう通用しなくなってしまうのです。そんな激しい変化のなかでは、「土台」となる基本法則をしっかり身に着けておかないと、あっという間に取り残されてしまうでしょう。
そんな今だからこそ、時間が経っても変わらないものとして『バビロンの大富豪』に綴られている、昔も今も通用する「黄金則」が注目されているのではないでしょうか。
同書で描かれている富を築くための行動や考え方は、とてもシンプルなものです。たとえば、大富豪のアルカドが息子ノマシアに授けた知恵として以下のような「富を生む黄金5原則」があります。
【1】黄金は「堅実な者」を好む
資産を築くため収入の少なくとも1割を貯めようとする者のもとに、選んで集まり増えていく。
【2】黄金は「賢明な者」を好む
黄金にもっと儲かる仕事をあてがってやると獣の群れのように繁殖していく。
【3】黄金は「慎重な者」を好む
その扱いに長けた人間の助言に従う、注意深い持ち主からは離れようとしない。
【4】黄金は「軽率な者」を嫌う
持ち主がよく知らない、蓄財に長けた者がよしとしない事業や商売からは逃げてしまう。
【5】黄金は「強欲な者」を嫌う
無理を強いる、ありえないような儲け話に乗る者からは逃げてしまう。
「堅実」「賢明」「慎重」な人がお金持ちに近づき、「軽率」「強欲」な人は遠のく――いずれも特別なことは説いていません。むしろ誰にでもできそうなシンプルな心構えです。しかし、そんな当たり前に思えることを実行し続けてきたからこそ、もともとは役所で働く貧しい一市民にすぎなかったアルカドもバビロン一の大富豪となれたのです。
どんな時代でも通用する「普遍的な知恵」が書かれた同書が、世界的に支持され続けている理由はそこにあるのではないでしょうか。
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