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金・プラチナの価格差が暗示するトランプ政策の未来 商品部 今橋瑠璃華
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO28775830Q8A330C1000000/
2018/4/3 5:30 日経新聞 後段文字起こし
トランプ政権の強硬路線は国際情勢の緊迫化を招く恐れも=AP
金とプラチナの価格差が広がっている。高値を維持する金に対し、プラチナは値下がりが続く。3月下旬に価格差は1トロイオンス400ドルと過去最大の水準に開いた。同じ貴金属でこれほど異なる値動きが続く背景には、他国との関係悪化を恐れない米トランプ政権の外交・通商政策の影響も見え隠れする。
金価格の国際指標となるニューヨーク先物は年初以降、1トロイオンス1300ドル台で推移する。1300ドル台がここまで続くのは、英国の欧州連合(EU)離脱決定や米大統領選で国際政治の不透明感が強まった2016年夏から秋にかけて以来。前年の1〜3月はおおむね1100〜1200ドル台にとどまっていた。
米連邦準備理事会(FRB)が示す利上げ見通しは「年3回」。利上げ観測は利息がつかないとされる金には逆風だ。物価上昇率が想定を上回るといったイベントが起こるたびに金は売り込まれる。ただ1300ドル付近になると、安値を期待して買いそびれていた中国やインドなどの実需勢の買いが入りやすい。「1300ドルの下値抵抗線は堅い」(マーケットアナリストの豊島逸夫氏)。
下値の支えは実需の買いだけではない。価値が目減りしにくいとされる「安全資産」の側面も意識されやすいからだ。その要因をたどると発足1年を経過した米トランプ政権に行き着く。3月に入りティラーソン国務長官、マクマスター大統領補佐官といった現実的な国際協調を重視するとされる政権幹部を相次ぎ更迭した。代わってボルトン元国連大使やポンペオ米中央情報局(CIA)長官といった対外強硬派を要職に起用したことは記憶に新しい。
ボルトン氏らはオバマ政権が結んだイランとの核合意に批判的だ。合意破棄や経済制裁につながれば、中東の政治的緊迫は急速に高まる。金融・貴金属アナリストの亀井幸一郎氏は「北朝鮮問題は米朝会談のふたを開けてみないと分からない。5月には米国大使館のエルサレム移転もあり、中東の地政学リスクが高まりやすい。こうしたリスクが高まれば1370ドル台の上値を試す可能性がある」と話す。金を大きく売り込みにくい局面だ。
プラチナに目を転じよう。用途の4割を自動車の排ガス触媒が占め、工業需要に敏感に反応しやすい。国際指標のニューヨーク先物は1トロイオンス940ドル台と、この2カ月で1割下がった。一年前と比べても2%安い。
ここでもトランプ政権の影響が透けて見える。3月23日に鉄鋼やアルミニウムの関税賦課を柱とする貿易制限を発動。中国の知的財産権侵害に対抗するとして、中国製品を対象に関税引き上げを表明した。中国も米国産豚肉などへの課税といった報復措置を発表している。通商摩擦の深刻化で貿易量が減り、世界経済が減速するリスクをはらむ。
景気後退は工業用途が多いプラチナの需要減に直結しかねないとの思惑が広がっている。ニューヨーク市場のプラチナの投機筋の持ち高は3月20日時点で約2万9千枚と、2月末に比べて3割減った。もともとプラチナは欧州のディーゼル車の販売不振を受けて価格低迷が続いていた。「これまでの想定より早くEVシフトが進む可能性が高まっている」(日産証券の菊川弘之主席アナリスト)のも弱材料だった。ここに米中間の経済摩擦が加わり、相場は上昇機運がさらに乏しくなった。マーケット・リスク・アドバイザリーの新村直弘代表は「貿易摩擦で景気が悪化すればプラチナ需要にもマイナス」と指摘する。
金とプラチナの格差拡大は、「国際情勢の緊迫化」と「世界経済の減速」を同時に暗示した結果ともいえる。価格差がさらに広がるなら、国際社会が政経両面で一段と不安定になることを覚悟すべきかもしれない。
有事など経済不況のリスクが高まると、値が下がりにくい特徴を持つ金に資金が流れ易くなる。
— Kenji Uchida (@kenzy_ucchy18) 2018年4月2日
この記事の意味(の半分)はそう言う事を語っているもの。
金・プラチナの価格差が暗示するトランプ政策の未来:日本経済新聞 https://t.co/Wrec8WhrVX
金とプラチナの格差拡大は、「国際情勢の緊迫化」と「世界経済の減速」を同時に暗示した結果―。
— よっしぃ (@Yosswy_) 2018年4月2日
金・プラチナの価格差が暗示するトランプ政策の未来:日本経済新聞 https://t.co/wZcgaRNbkg
金は利上げでも1300ドルキープ。プラチナはやはり厳しそうということらしいです。
— 中外鉱業株式会社 大宮支店 (@ginza_lupinus) 2018年4月2日
金・プラチナの価格差が暗示するトランプ政策の未来:日本経済新聞https://t.co/xdqQHDFWUi
プラチナは単純に需要が減っているだけなんじゃないですかネー。
— ミキ (@MIKI_Crypto) 2018年4月2日
金・プラチナの価格差が暗示するトランプ政策の未来: 日本経済新聞 https://t.co/kQhJTrL16I
キーワードは、国際情勢の緊迫化(ゴールドに強気材料)、世界経済の減速(プラチナに弱気材料)。/金・プラチナの価格差が暗示するトランプ政策の未来 (写真=AP):日本経済新聞 https://t.co/eD2KUnW2vC
— セントラル商事株式会社 (@CentralShoji) 2018年4月2日
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