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反物質の長期保存・輸送技術の開発を目指すCERN(マイナビニュース)
http://www.asyura2.com/18/hasan126/msg/458.html
投稿者 怪傑 日時 2018 年 3 月 19 日 22:49:08: QV2XFHL13RGcs ifaMhg
 

反物質の長期保存・輸送技術の開発を目指すCERN
https://gansokaiketu-jp.com/newsindex5-3-naiyou-3.htm#2018-03-19-%E5%8F%8D%E7%89%A9%E8%B3%AA%E3%81%AE%E9%95%B7%E6%9C%9F%E4%BF%9D%E5%AD%98%E3%83%BB%E8%BC%B8%E9%80%81%E6%8A%80%E8%A1%93%E3%81%AE%E9%96%8B%E7%99%BA%E3%82%92%E7%9B%AE%E6%8C%87%E3%81%99%E3%83%BB%E3%83%BB%E3%83%BB%EF%BC%A3%EF%BC%A5%EF%BC%B2%EF%BC%AE


反物質の長期保存・輸送技術の開発を目指すCERN
https://news.mynavi.jp/article/20180319-603038/


欧州原子核研究機構(CERN)は、反物質を長期保存・輸送する技術の開発を進めている。陽子の反粒子である反陽子を生成・捕獲した後に別棟の実験施設に輸送し、反陽子と原子核の衝突実験などを行う計画であるという。


反物質は物質に接触した瞬間に対消滅してしまうため、実験に必要な量の反物質を作り出し、一定時間保存しておくことが非常に難しい。しかしCERNはこれまでに、水素の反物質である反水素などの生成に成功しており、磁場トラップ中に反水素を保存して、反物質研究のためのさまざまな実験に利用できるようになっている。

現在計画されている反物質研究プロジェクト「PUMA(antiProton Unstable Matter Annihilation)」では、実験施設「ELENA」において、陽子の反粒子である反陽子をこれまでで最大となる10億個捕獲し、これを数週間にわたって保存することを目指している。

保存された反陽子は、ELENAから数百メートル離れたイオンビーム施設「ISOLDE」まで車両に積み込んで運搬される。ISOLDEでは、反陽子を放射性原子核に衝突させることで特異な原子核現象の研究を行うという。

反陽子を長期保存・輸送する際には、「二重ゾーン」と呼ばれる長さ70cmの捕獲器が使用される。この捕獲器は重さ約1トンの超伝導ソレノイド電磁石内部の超高真空(10-17mbar)・極低温(4K)条件下に置かれることになる。二重ゾーンのうち、「ストレージゾーン」と呼ばれる部位に反陽子を捕獲し、「第2ゾーン」と呼ばれる部位で放射性原子核と衝突させる。

放射性原子核のほうはISOLDE側で生成するが、短時間に崩壊してしまうため他の施設に輸送して研究することができない。このため、反陽子のほうを輸送する必要がある。


同プロジェクトでは、反陽子と原子核の衝突時に放出されるパイ中間子を測定することによって、放射性原子核の特性を調べることを目指す。この測定実験によって、反陽子が原子核中の陽子あるいは中性子と接触して対消滅する頻度を測り、それを手がかりにして原子核表面での陽子および中性子の相対密度を調べることが計画されている。

この相対密度を調べることで、原子核表面で陽子よりも中性子の密度が極めて高くなる中性子スキン現象や、原子核の周囲に中性子や陽子が広がったハロー現象などが起こっているかどうかを知ることができるという。

現在、反物質研究に必要な低エネルギーの反陽子を生成できるのは、世界中でCERNの反陽子減速器だけであるが、同プロジェクトで反陽子の長期保存・輸送技術を実現することによって「反物質の利用の民主化が促される可能性がある」とプロジェクトリーダーの物理学者Alexandre Obertelli氏(ダルムシュタット工科大学)はコメントしている。

実験に必要なソレノイド電磁石、捕獲器、検出器は今後2年間で開発する計画であり、2022年に最初の反陽子-原子核衝突実験を実施することを目指す。  

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コメント
 
1. 2018年3月20日 00:34:07 : LTW7jwi0EM : z0MZ8UnTPcw[2]
核の次は反物質爆弾でしょうかね。
今度こそ絶滅への道をひた走る狂気とかね。
核融合すらコントロールできないくせに反物質対消滅?
爆弾以外に使い道なんてないのでは。

2. 2018年3月20日 10:24:58 : G0VA3g7XuQ : uHKYrdbvF9k[1]
>>1
 爆弾の他には、原子力エンジンがあるんだから、水素を燃料にした
 対消滅エンジンだろうね。・・・たぶん

3. 2018年3月20日 12:26:24 : i4AaTqSbPU : I3YvdgH_28c[1]
原子力エンジン、原子炉の事ですか。
SFの世界では水爆で推進する宇宙船はあるけど、研究段階でさえ実現できてませんよね。空想妄想のみです。

核融合炉は未だに有効利用できてません。爆弾の歴史はそろそろ70年に成るのでは。
爆弾を造るのは簡単でも、発電としてコントロールする事ができない。そんなテクノロジーを次々と開発してどうしようと言うのでしょう。

人類は地球から出て他の星で暮らせるわけではありません。地球の磁力圏外に出れば放射能だらけの世界が待っています。福島事故の後片付けさえまともにできていない状況では地球から出るなど無理ですね。

いわばイースター島と同じですよ。でもイースター島の島民は先祖のように他の島へ行こうと決意すれば行けた。地球人類はそうはいきません。死ぬ覚悟をしても他の星へ行って暮らすなどできないのです。

どうあがいても地球から出られないのに、殺戮のテクノロジーを磨いてどうするのですか。地球に居る人類を全部殺してもおつりが来るくらいですよ。まさにイースター島のモアイ像と同じです。


4. 2018年3月20日 13:15:45 : nJF6kGWndY : n7GottskVWw[4903]

反物質の製造には、大変なコストがかかるし

苦労して作れる量は微量だから

対消滅ででるエネルギーなど、たかがしれている


つまり実用には、現状、役にたたず

研究用ということだが、それでも輸送できるようになったのは大した進歩ではある


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