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トランプは、中間選挙で、半分勝って、半分負けた〜トランプは、このまま突き進む/副島隆彦
[2368]米中間選挙の結果を見て。トランプは、このまま突き進む。
投稿者:副島隆彦
投稿日:2018-11-08 12:31:41
http://www.snsi.jp/bbs/page/1/
(一部カット)
急いで自分の走り書きの文を載せます。
アメリカの中間選挙(ミッドターム・エレクション 大統領選挙4年ごとの、中間だから)の結果は、昨日の 午後1時(アメリカ現地では、7日の午後11時)には、大方(おおかた)は、判明していた。
あとの方に載せる NHK の 記事の中の、ABCの 記事で、現在、最新のもの(今日の午前8時ぐらい)で、「 下院は、共和党が、201議席、民主党 が223議席で、民主党が8年ぶりに多数派を制した 」そうだ。
トランプは、中間選挙で、半分勝って、半分負けた。 勝った半分は、自分を支持している上院議員たちを多く受からせた。州知事たちも。上院では過半数を取った。 負けたのは、下院の議席 である。
トランプは、すばしっこく頭の回転が速い、機転(きてん)が利く男だから、さっと、反省した。
自分のいけないところ、欠点、弱点は何か、と。 それで、選挙翌日の11月7日の記者会見では、
自分の 敗北と、弱点を認めて、「民主党に 協力を呼びかけ、国民として、団結して、政治をやってゆこう」と、 訴えた。
このトランプの 回心(かいしん)、反省の考えは、 compassionate conservative コンパッショネット・ コンサーヴァバテブ と言って、「社会的な弱者や、貧しい者や、移民たちに、憐(あわ)れみの情をもって、接する 保守主義の態度」というもので、どうせ、自分たちは、金持ちで、権力者なのだから、政治指導者として、そういう 虐げられた者たちに、同情と共感の憐れみの気持ちを持たないと、いけないよ、 というものだ。 この コンパッショネット・コンサーヴァティブ「思いやりのある保守」 の気持ちで、国民みんなの大統領だ、ということで、しおらくし、謙虚に選挙結果の 声明文を、読んだ。 ところが、このあとが、よくなかった。あーあ、である。
声明の読み上げのトランプ演説の、直後に、記者たちからの質問で、、仕組まれたとおり、CNNの噛付(かみつ)き犬の、狂犬の激しい、キャンキャン質問に、すぐに、トランプは、我慢が出来なくて、ぶち切れて、「お前は、もう、いい。ここに来るな」とやった。これで、あーあ。また、ケンカ路線に戻っていました。
私、副島隆彦、が、選挙結果が出て、今、唯一、不愉快なのは、 これで、ヒラリー・クリントンを、米議会が、議会(による刑事)裁判に掛けることが、遠のいたことだ。 トランプは、まだ、一国の政治の、正義を貫いて、ヒラリーの大きな犯罪を追及して、有罪にする覚悟と決意である。だが、なかなかそれが出来ない。
米民主党 という、本来は、貧しい者と、労働者、と移民たち(有色人種)を守るための政党なのだが、ここに、恐ろしい政治宗教団体が、強固に、潜り込んでいて、それで、アメリカ政治は、おかしな事になっている。
今のアメリカの最大の、権力者は、誰なのか。どの勢力なのか。 正式の米大統領であるドナルド・トランプが、最高権力を握っていないではないか。トランプは、まるで反対派の、野党のようであり、巨大な影の権力 (これが、the deep state ザ・ディープ・ステイト。裏に隠れた政府。今の世界の真の権力者たち )に刃向かい、抗議している、反対派(デシデント)だ。
今のアメリカの民衆の 標語は、このディープ・ステイト 「裏に隠れている政府」の他に、「 ドレイン・ザ・スワンプ」 がある。 この下に載せたカリカチュア(政治風刺の戯画)の通りである。
' Drain the Swamp. ' 「ドレイン・ザ・スワンプ」のことを、朝日新聞でも、「ヘドロを掻(か)き出せ」と、アメリカ政治の解説記事で、書き出している。 だが、日本のほとんどの、政治関心人間の、リベラル派の、自分は、ちょっと頭がいいのよ、と 思っている人たちでも、副島隆彦の本を読まない者は、理解できない。
「(沼の)ヘドロ(スワンプ)を、掻き出せ(ドレイン)」という意味だと、日本では、副島隆彦の読者たち以外は、おそらく、知らない。アメリカべったりの 日本の体制派のアメリカ研究学者たちでは、何のことだか、理解も出来ない。
swamp スワンプ とは、悪臭を発する沼のことだ。腐った穢(きたな)い水が溜まっている、沼(スワンプ)を、感慨(かんがい。イリゲイション)して、排水溝(ドレイン)を作って、大きな川の方に流して、そのきたない沼から汚水を抜け。そうしたら、そのきたない沼の底に、政治で汚れた、害虫の 蛭(ひる)やら、トカゲやら、イモリやら、恐ろしい毒蛇やらが、うじゃうじゃ、にょろにょろと這い回っている。 それらの アメリカの庶民、大衆を 食い物にしてきた、政治都市(首都)ワシントンに巣く食う、政治ゴロたちや、ヒラリー派の、吸血虫の、 蛭(ひる)どもを、 日乾しにして、太陽の日差しに当てて、日光消毒で、すべて殺してしまえ。皆殺しにしろ、 という、本当の、アメリカの庶民、民衆の 叫び声 だ。 アメリカの血のさけび だ。 分かるか、日本の土人ども!
私、副島隆彦が、大声で、怒鳴りながら、教えてやる。 これが、本当のアメリカ政治だ。 分かれ!
この 「ドレイン・ザ・スワンプ ! 」 と、 「ロック・ハー・アップ !」 'Lock Her Up !
「ヒラリーを逮捕、投獄せよ !」 こそは、今もなお続く、真のアメリカ政治の、アメリカ民衆の、値の叫びだ。どうして、この真に善良なアメリカ人たちの、アメリカ国民の 叫び声が、日本には、届かないのか。 日本には、伝わらないのか。 私、副島隆彦は、歯ぎしりしながら、いつも、この
ふたつの 文句(標語、スローガン)、たった1人で、呪詛(じゅそ)、呪(のろ)いのコトバのように、低く、吐きながら、生きている。
ヒラリーたち 今の世界の凶悪な政治集団である、ムーニー Moonies 統一教会 を作ったのは、ローマン・カソリック(ヴァチカン)の反共(はんきょう)主義 と、CIAと イスラエルだ。 今のところ、私、副島隆彦に分かっているのは、これぐらいだ。
「一体、いまの世界で、誰(たち)が、最高権力者なのか?」 この 謎を解くことが、現在の 政治研究で、一番、大事なことだ。私、副島隆彦は、このことにしか、興味、関心 は無い。
一体、今のアメリカで、真に権力を握っている者たちは、誰なのか? 私は、これを追及、追究している。
日本の学者、有識者、専門家、国際問題のジャーナリスト、アメリカ研究学者たちも、すべて、この大きな、影に隠れた 権力者たちの、手先として、動かされている人々だ。私は、自分を、彼らを、厳しく区別している。
朝日新聞の記者たちでさえ、グローバリズム(地球支配主義)、グローバリスト(地球支配主義者。ちきゅうしはいしゅぎしゃ)の ことが、政治思想の研究として、分かっていない。共同通信(電通)や、AFP時事通信 などの、昔から、ロックフェラー財閥系グローバリストの 手先、子分 をやってきた連中とは、毛並みは、違った。
それでも、‘世界皇帝’デイヴィッド・ロックフェラーが、昨年、102歳で、死んで、 「 ヘンリー。あとはよろしく頼む」と、 言い遺(のこ)して、それで、ヘンリー・キッシンジャー(今95歳)が、プーチンと、習近平も含めて、トランプをも、抜擢して、育てて、 今の世界政治体制 が、有るのに。
それなのに、ロックフェラーとキッシンジャーが、抜擢した、トランプ(だから、彼が、大統領になった。私、副島隆彦は、そのように、はっきりと予言して書いて、当てた。2016年の5月に) 、正式の米大統領なのに、彼に、実質の権力が無い。
一昨日、キッシンジャー(95歳)が、もう、今にも死にそうな、ヨボヨボ声で、「世界は、それでも、なんとか、うまくいっている」としゃべっているのが、公表された。
トランプに、正式の、そして実質の権力があれば、彼は、大(だい)悪人となって、現実の世界を、残酷に、動かす ‘ 悪の皇帝 ’になって、私たち日本人からも、「ヘンな人なんじゃないの」を通り越して、激しく憎まれているはずなのだ。 日本をイジめる、悪いアメリカの大統領として。 ところが、そうはなっていない。
トランプに、記者団会見(プレス・コウ)の時に、けしかけ犬となって、トランプに噛み付いてゆく、 CNNやNBCやワシントンポスト紙、ニューヨークタイムズ紙 の、ホワイトハウス詰め の記者たちも、 おかしな宗教団体の、メンバーなのだろう。これが、今の、副島隆彦の考えだ。いつもと変わらない。
トランプ共和党は、上院では、53議席 ぐらいを取り、民主党は46議席だろう(50州かける2人で、定数100人)になる。 上院を押えれば、外交と 高官人事は、行える。
下院は、共和党204ぐらいで、民主党226ぐらいになる( 定数435のうち、あとの5人は、無所属とか、ずっとはっきりしないまま、となる。そういう国なのだ)。下院で、共和党が、負けたので、トランプ政権は、政策の実行が困難になる。
私、副島隆彦が、唯一、不愉快なのは、下院で民主党が、勝ったことで、ヒラリー・クリントンを 下院議会が権限を持って、下院で、逮捕して、議会の裁判に掛ける、という道が遠のいたことだ。
トランプの 下院選挙での敗北は、 後半で票が開き始めた、ニューヨーク州 と、 大州のカリフォルニア州の 票だ。 ここは、反(はん)トランプの牙城であり、リベラル派が、たくさんいる。 だが、真実は、ヒスパニックがたくさんいるところだ。ここの下院議員たちは、白人との混血、合いの子(ミックスド・ブラッド)が多い。
だから、トランプが、白人優越(ゆうえつ)主義(ホワイト・シュープレーマシイ・イズム White supremacy ism )と、すれすれの、 本音の、正直な、白人の気持ちを、吐露して、あちことで、言ってしまったので、それで、 共和党の候補が、負けてしまった、ということがある。どうしても、この問題が有る。
トランプは、本音を、ボロボロと言ってしまう、正直者の指導者という性質を、どうしても、生来、持っている。 実業家(ビジネスマン)の時は、取引の相手も、悪賢い、ズルの経営者たちだから、トランプも、ドギタナイ(ど穢い)経営者の顔をして、たくさんの、ビジネスで、多く人を騙して、相手から、金融資産、不動産を、奪い取っただろう。
だが、一国の大統領となった、この男は、このワルの極みの、本音は絶対に言ってはいけない経営者の姿を、失ってしまった。 幼児のような無邪気さで、「国民の代表」をやっている。
そこが、トランプの、敗因だ。 これからも、この男の無邪気な、幼児性丸出しの、正直政治は、多くの失敗原因を作るだろう。だが、アメリカン・デモクラシーの、そもそもの、本来の良さは、この 「正直者が、自分たちの大(だい)指導者、リーダー =大統領だ。だから、私は、この男に従い、この男を信じて、命令を聞き、一緒に戦う 」というものだ。その意味では、トランプは、今のアメリカ白人たちにとって、待ち焦がれた指導者だ。
1980年代の レーガン大統領の 再来だ、と 穏やかな、素朴な、正直者の、立派な、アメリカ人の 男、女たちから、好かれている。
だが、正直者で、政治は出来ない。 ヒラリー派に体現される、ムーニー、統一教会の、恐ろしい、悪の 政治宗教の凶悪組織との戦いでは、どうして、トランプは、弱小の、正義の、気の弱い、真面目な人たちとなってしまう。 この、奇妙さが、アメリカ政治の、今の、姿だ。
(以下、略)
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